JP4935266B2 - 電圧駆動型半導体素子の駆動方法、及び、ゲート駆動回路 - Google Patents

電圧駆動型半導体素子の駆動方法、及び、ゲート駆動回路 Download PDF

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Description

本発明は、電圧駆動型半導体素子の駆動方法に関し、より詳しくは、スイッチング損失の減少や、サージ電圧の低下を図る技術に関する。
従来、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の電圧駆動型半導体素子の駆動に関する技術分野において、前記半導体素子を流れる電流の時間変化率dIce/dt等を検出し、この検出結果に基づいて前記半導体素子の最適な駆動の実現を図る技術が知られている。
例えば、特許文献1では、ターンオン損失を低減するとともに、ターンオン時のIGBTのコレクタ電流の時間変化率dIce/dtの低減を検出し、これにより、前記時間変化率dIce/dtに比例して発生するリカバリ・サージ電圧を低減する技術が開示されている。この技術では、遅延回路で設定された遅延時間t1後に抵抗値の低い抵抗に切り替えることにより、ターンオン損失を低減しようとするものである。
また、特許文献2では、スイッチング動作における素子状態に応じて変化する電気量の時間変化率(たとえば、dVge/dt)を検出し、この検出結果に基づき、実効ゲート抵抗値を変化させることによって、どのような特性の半導体素子に対しても、特に調整を必要とすることなく、最適な駆動を実現する技術が開示されている。
ここで、前記特許文献1に関し、半導体素子の特性や、温度特性にはばらつきがあり、また、コレクタ電流値によってゲート電圧波形が変化するという理由から、予め設定した固定の遅延時間t1にて高精度の制御をすることは非常に困難であるといえる。また、同様の理由から、ターンオフ時も固定の遅延時間でゲート制御を行うことも非常に困難であるといえる。
また、前記特許文献1、及び、特許文献2に関し、検出回路、制御回路、駆動回路の全てに高速性能が必要とされるという問題がある。この高速性能が確保できないと、スイッチング損失の増加やサージ電圧の増大につながり、半導体素子を破壊してしまうという問題が生じることになる。
ここで、IGBTをある条件でターンオフさせたSimulation波形を図4に示す。
Vge、dVge/dt、Ice、dIce/dtのいずれの検出信号を検出する場合においても、図4の点線Bのタイミングを検出回路で捉える必要がある。そして、ターンオフ・サージ電圧は、点線Cのタイミングでピークを迎えることになる。このため、図4の時間tFBよりも短時間で、検出回路→制御回路→駆動回路のフィードバック制御を完結させる必要がある。前記時間tFBは、例えば、約50nsとなり、一般的な高速検出回路の応答時間とほぼ等しい。また、この時間tFB以外にも、高速制御回路の応答時間約10ns、及び、高速駆動回路の応答時間約50nsが実際の制御では必要となるので、現実的には時間tFBより短い時間でのフィードバック制御完結は非常に困難である。
また、Vceを検出信号とすれば、前記時間tFBに余裕が生まれるが、Vce検出回路を構成する各素子に、IGBT並の耐圧が必要となってしまう。また、インピーダンスの高いVceには、他相の電圧性スイッチングノイズが載るため、ノイズによる誤検出が発生し得るという問題がある。
さらに、IGBTのスイッチング周波数は、今後も高周波化するという状況にあるため、前記時間tFBはさらに短くなるということが考えられる。
特許第3614519号公報 特開2004−266368号公報
本発明の課題は、電圧駆動型半導体素子の駆動において、上記従来技術の問題点に鑑みつつ、スイッチング損失の減少や、サージ電圧の低下を図ることができる新たな技術を提案することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングからサージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間を記憶し、
次回のターンオン時又はターンオフ時において、今回記憶したターンオン時又はターンオフ時における前記サージ期間に基づいて、前記電圧駆動型半導体素子の実効ゲート抵抗値を変更する、電圧駆動型半導体素子の駆動方法とするものである。
また、請求項2においては、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン時においては、
前記サージ期間では、大きく設定され、
前記サージ期間の経過後は、小さく設定されることとするものである。
また、請求項3においては、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時においては、
前記サージ期間では、小さく設定され、
前記サージ期間の経過後は、大きく設定されることとするものである。
また、請求項4においては、
前記サージ電圧発生のタイミングの検出は、前記電圧駆動型半導体素子のコレクタ電流の微分値が最小となるタイミング、又は、ゲート・エミッタ間の電圧の微分値が最小となるタイミング、を検出することによって行われる、こととするものである。
また、請求項5においては、
前記実効ゲート抵抗値の変更は、ゲート抵抗を複数個並列接続し、
いずれかのゲート抵抗の通電の有無を切り替えることにより行われる、こととするものである。
また、請求項6においては、
制御信号に応じて行われる前記電圧駆動型半導体素子の各スイッチング時のサージ電圧発生を検出する手段と、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングから、前記サージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間を記憶する手段と、
次回のターンオン時又はターンオフ時において、前記サージ期間を記憶する手段により今回記憶されたターンオン時又はターンオフ時におけるサージ期間に基づいて、前記電圧駆動型半導体素子の実効ゲート抵抗値の変更のタイミングを決定する手段と、
前記実効ゲート抵抗値の変更のタイミングに基づいて、前記実効ゲート抵抗値を変更する手段と、
を備える、電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路とするものである。
また、請求項7においては、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン時においては、
前記サージ期間では、大きく設定され、
前記サージ期間の経過後は、小さく設定されることとするものである。
また、請求項8においては、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時においては、
前記サージ期間では、小さく設定され、
前記サージ期間の経過後は、大きく設定されることとするものである。
また、請求項9においては、
前記サージ電圧発生を検出する手段は、前記電圧駆動型半導体素子のコレクタ電流の微分値が最小となるタイミング、又は、ゲート・エミッタ間の電圧の微分値が最小となるタイミングを検出することで、サージ電圧発生のタイミングを検出する、こととするものである。
また、請求項10においては、
前記実効ゲート抵抗値を変更する手段は、ゲート抵抗を複数個並列接続し、いずれかのゲート抵抗の通電の有無を切り替えることにより、実効ゲート抵抗値を変更する構成とするものである。
本発明の構成によれば、の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、半導体素子の特性や、温度特性のばらつき、また、コレクタ電流値によってゲート電圧波形が変化するといったことに起因する制御不良の問題を回避することができ、予め設定された固定の時間でゲート制御するものと比較しても、制御の精度を向上させることができる。
請求項2においては、ターンオン時において、前記サージ期間では、リカバリ・サージ電圧を低下させることができ、前記サージ期間の経過後はスイッチング損失を減少することができる。
請求項3においては、ターンオフ時において、前記サージ期間では、スイッチング損失を低下させることができ、前記サージ期間の経過後はターンオフ・サージ電圧を減少することができる。
請求項4においては、簡易な構成によりサージ電圧発生を検出できる。
請求項5においては、簡易・安価な構成に実効ゲート抵抗値の変更を実現できる。
請求項6においては、半導体素子の特性や、温度特性のばらつき、また、コレクタ電流値によってゲート電圧波形が変化するといったことに起因する制御不良の問題を回避することができ、予め設定された固定の時間でゲート制御するものと比較しても、制御の精度を向上させることができる。
請求項7においては、ターンオン時において、前記サージ期間では、リカバリ・サージ電圧を低下させることができ、前記サージ期間の経過後はスイッチング損失を減少することができる。
請求項8においては、ターンオフ時において、前記サージ期間では、スイッチング損失を低下させることができ、前記サージ期間の経過後はターンオフ・サージ電圧を減少することができる。
請求項9においては、簡易な構成によりサージ電圧発生を検出できる。
請求項10においては、簡易・安価な構成に実効ゲート抵抗値の変更を実現できる。
発明の実施の形態は、図1及び図2に示すごとく、
電圧駆動型半導体素子(IGBT1)の駆動方法であって、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングからサージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間(ターンオン時間tON/ターンオフ時間tOFF)を記憶し、
次回のターンオン時又はターンオフ時において、今回記憶したターンオン時又はターンオフ時における前記サージ期間に基づいて、前記電圧駆動型半導体素子の実効ゲート抵抗値を変更する、こととするものである。
また、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン時においては、
前記サージ期間では、大きく設定され、
前記サージ期間の経過後は、小さく設定されることとする。
また、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時においては、
前記サージ期間では、小さく設定され、
前記サージ期間の経過後は、大きく設定されることとする。
また、前記サージ電圧発生のタイミングの検出は、前記電圧駆動型半導体素子のコレクタ電流の微分値が最小となるタイミング、又は、ゲート・エミッタ間の電圧の微分値が最小となるタイミング、を検出することによって行われる、こととするものである。
また、
前記実効ゲート抵抗値の変更は、ゲート抵抗を複数個並列接続し、
いずれかのゲート抵抗の通電の有無を切り替えることにより行われる、こととするものである。
また、図1、及び、図2に示すごとく、
制御信号に応じて行われる前記電圧駆動型半導体素子(IGBT1)の各スイッチング時のサージ電圧発生を検出する手段(サージ電圧検出回路3)と、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングから、前記サージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間を記憶する手段(時間記憶回路4)と、
次回のターンオン時又はターンオフ時において、時間記憶回路4により今回記憶されたターンオン時又はターンオフ時におけるサージ期間に基づいて、前記電圧駆動型半導体素子の実効ゲート抵抗値の変更のタイミングを決定する手段(制御回路5)と、
前記実効ゲート抵抗値の変更のタイミングに基づいて、前記実効ゲート抵抗値を変更する手段と、
を備える、電圧駆動型半導体素子(IGBT1)のゲート駆動回路10とするものである。
また、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオン時においては、
前記サージ期間では、大きく設定され、
前記サージ期間の経過後は、小さく設定されることとする。
また、
前記実効ゲート抵抗値は、
前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時においては、
前記サージ期間では、小さく設定され、
前記サージ期間の経過後は、大きく設定されることとする。
また、前記サージ電圧発生を検出する手段は、前記電圧駆動型半導体素子のコレクタ電流の微分値が最小となるタイミング、又は、ゲート・エミッタ間の電圧の微分値が最小となるタイミングを検出することで、サージ電圧発生のタイミングを検出する、こととするものである。
また、
前記実効ゲート抵抗値を変更する手段は、ゲート抵抗R1〜R4を複数個並列接続し、いずれかのゲート抵抗の通電の有無を切り替えることにより、実効ゲート抵抗値を変更する構成とするものである。
以上の構成は、自動車メーカー、半導体メーカー、インバータメーカー等の業界において適用可能であり、以下、詳細の構成について説明する。
まず、本発明を適用する装置の一つとして、3相モータを駆動するインバータが考えられる。このインバータは、電圧駆動型半導体素子としてのIGBT、ダイオード、駆動回路の組を6組具備するものであり、以下では、図1に示すごとく、2組のIGBT1・2とダイオードD1・D2、及び、1組の駆動回路(IGBT1のゲート駆動回路10)の構成をもって説明する。
図1は、実施例1のゲート駆動回路10の回路図を示すものであり、同図において、1は電圧駆動型半導体素子としてのIGBTである。
このIGBT1には、ダイオードD1が並列接続される。
また、このIGBT1は、センスエミッタ端子を有するセンスIGBTである。
また、このIGBT1は、制御回路5によって駆動するものである。
また、このIGBT1のセンスエミッタ端子は、抵抗R5を介してアース接続される。
また、このIGBT1に対してIGBT2が対向に配置されており、このIGBT2は、ゲート駆動回路10と同様に構成される図示せぬゲート駆動回路によって駆動されるものである。
また、図1において、3は、サージ電圧検出回路である。このサージ電圧検出回路3は、IGBT1のターンオン時には、対向のダイオードD2により発生するリカバリ・サージ電圧(図3)を検出し、IGBT1のターンオフ時には、IGBT1に発生するターンオフ・サージ電圧(図4)を検出するための回路である。
そして、このリカバリ・サージ電圧、ターンオフ・サージ電圧の検出は、IGBT1のセンスエミッタ端子から入力される電流を計測し、その時間変化、即ち、微分値dIce/dtを検出することによって行われる。
また、前記サージ電圧検出回路3は、リカバリ・サージ電圧、及び、ターンオフ・サージ電圧を検出すると、後述する時間記憶回路4にその検出のタイミングを出力する。
また、図1において、4は、時間記憶回路である。
この時間記憶回路4は、ターンオン時には、IGBTのターンオン信号からリカバリ・サージ電圧発生まで(前記サージ電圧検出回路3からのリカバリ・サージ電圧検出の信号が入力されるまで)のターンオン時間tON(図3参照)を記憶する。
また、この時間記憶回路4は、ターンオフ時には、IGBT1のターンオフ信号からターンオフ・サージ電圧発生まで(前記サージ電圧検出回路3からのターンオフ・サージ電圧検出の信号が入力されるまで)のターンオフ時間tOFF(図4参照)を記憶する回路である。
このターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFFが、前記電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングからサージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間となる。
また、この時間記憶回路4は、IGBT1がスイッチングを行うたびに、そのサージ期間(ターンオン時間tON、ターンオフ時間tOFF)を記憶し直し、その結果を制御回路5に出力することとしている。
より具体的には、図4に示すごとく、前記時間記憶回路4は、IGBT制御信号Isがオフからオンに切り替わったタイミングT1から、前記検出信号Kが入力されるまでの期間、制御回路5に対して信号S5を出力する。この場合において、時間記憶回路4が信号S5を出力している期間が、ターンオン時間tONとなる。
また、時間記憶回路4は、IGBT制御信号Isがオンからオフに切り替わったタイミングT2から、前記検出信号Kが入力されるまでの期間、制御回路5に対して信号S5を出力する。この場合において、時間記憶回路4が信号S5を出力している期間が、ターンオフ時間tOFFとなる。
尚、このIGBT1のゲート駆動回路10の電源起動直後は、ターンオン時間tON、及び、ターンオフ時間tOFFの記憶値はゼロ、或いは、固定の初期値となるが、このときの負荷(モータ)の電流はゼロ、或いは、ゼロ付近であるため、サージ電圧は問題とならないレベルとなる。
また、図1において、5は、制御回路である。この制御回路5は、IGBT制御信号(ターンオン信号/ターンオフ信号)と、前回のスイッチング時に、時間記憶回路4から出力されたターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFFを元にして、IGBT1の実効ゲート抵抗値を変更させるものである。この実効ゲート抵抗値の変更により、IGBT1のターンオン時、及び、ターンオフ時のスイッチング損失の減少と、サージ電圧の低下を図るものである。
また、この制御回路5は、前記IGBT1をオン/オフするための信号1〜4を、スイッチ素子M1〜M4に対して出力する。
また、前記制御回路5は、前記時間記憶回路4から出力される信号S5が、IGBT制御信号Isのオフからオンへの切り替え時に対応するのか、又は、オンからオフへの切り替え時に対応するのかを識別、つまり、ターンオン時間tONとターンオフ時間tOFFを識別できるように構成されている。この識別の方法は、特に限定されるものではなく、例えば、信号S5に、ターンオン/オフを識別するための情報を付加することによって実現できる。
また、図1において、M1〜M4は、前記制御回路5から出力されるオン/オフ信号が入力されるスイッチ素子であり、前記オン/オフ信号に応じて、各スイッチ素子M1〜M4が動作し、IGBT1のターンオン/ターンオフが行われる。
より具体的には、スイッチ素子M1・M3は、IGBT1のターンオン時に信号S1・S3によってそれぞれ動作することとされ、特に、スイッチ素子M3のオン/オフの切り替えにより、IGBT1のターンオン時の実効ゲート抵抗値が切り替えられるようになっている。
また、スイッチ素子M2・M4は、IGBT1のターンオフ時に信号S2・S4によってそれぞれ動作することとされ、特に、スイッチ素子M4のオン/オフの切り替えにより、IGBT1のターンオフ時の実効ゲート抵抗値が切り替えられるようになっている。
また、このスイッチ素子M1〜M4は、MOSトランジスタにて構成され、制御回路5からの信号によりオン/オフされ、抵抗R1〜R4の通電の有無を切り替えるものである。本例の場合、スイッチ素子M1・M3はP−ch MOSトランジスタにて構成され、スイッチ素子M2・M4はN−ch MOSトランジスタにて構成されている。
また、図1において、R1〜R4は、ゲート抵抗である。これら抵抗R1〜R4は、前記スイッチ素子M1〜M4の状態によって通電の有無が切り替えられ、これにより、前記IGBT1における実効ゲート抵抗値が変更されるようになっている。
より具体的には、IGBT1のターンオン時には、抵抗R1・R3によって実効ゲート抵抗値が決定される。抵抗R1・R3は、互いに並列接続される関係にある。
そして、抵抗R3については、前記スイッチ素子M3によって適宜通電の有無が切り替えられ、これに応じて、ターンオン時における実効ゲート抵抗値が変更される。つまり、低速R3が通電されると、実効ゲート抵抗値は高くなり、低速R3が通電されないと、実効ゲート抵抗値は低くなる。
また、このターンオン時において、実効ゲート抵抗値を小さくすることで、高速スイッチングが可能となり、スイッチング損失を低減することができる。また、実効ゲート抵抗値を大きくすることで、IGBTのコレクタ電流Iceの時間変化率dIce/dtを低減できるので、前記dIce/dtに比例するリカバリ・サージ電圧を低減できる。尚、リカバリ・サージ電圧Vrは、前記dIce/dtと、寄生インダクタンス成分をLとすると、Vr=L×(dIce/dt)で表現される。
一方、IGBT1のターンオフ時には、抵抗R2・R4によって実効ゲート抵抗値が決定される。抵抗R2・R4は、互いに並列接続される関係にある。
そして、抵抗R4については、前記スイッチ素子M4によって適宜通電の有無が切り替えられ、これに応じて、ターンオフ時における実効ゲート抵抗値が変更される。低速R4が通電されると、実効ゲート抵抗値は高くなり、低速R4が通電されないと、実効ゲート抵抗値は低くなる。
また、ターンオン時におけるものと同様、ターンオフ時において、実効ゲート抵抗値を小さくすることで、高速スイッチングが可能となり、スイッチング損失を低減することができる。また、実効ゲート抵抗値を大きくすることで、IGBTのコレクタ電流Iceの時間変化率dIce/dtを低減できるので、前記dIce/dtに比例するリカバリ・サージ電圧を低減できる。尚、リカバリ・サージ電圧Vrは、前記dIce/dtと、寄生インダクタンス成分をLとすると、Vr=L×(dIce/dt)で表現される。
次に、ターンオン時における、リカバリ・サージ電圧の波形について説明する。
図3では、IGBT1のターンオンの信号が制御回路5に入力されてから、リカバリ・サージ電圧が発生するまでの時間をターンオン時間tON(サージ期間)とし、点線Aのタイミングでリカバリ・サージ電圧が発生するものとしている。
このリカバリ・サージ電圧の発生は、センスエミッタ端子に接続されるサージ電圧検出回路3によって、コレクタ電流の微分値dIce/dtが最小となるタイミングを検出することで検出することができる。
また、リカバリ・サージ電圧の発生の検出は、この他、サージ電圧検出回路3の端子を、ゲート配線に接続し、IGBT1のゲート・エミッタ間の電圧Vgeの微分値dVge/dtが最小となるタイミングを検出することや、IGBT1に対向するダイオードD2のアノード・カソード間の電圧Vakを検出することによっても可能である。
次に、ターンオフ時における、ターンオフ・サージ電圧の波形について説明する。
図4では、IGBT1のターンオフの信号が制御回路5に入力されてから、ターンオフ・サージ電圧が発生するまでの時間をターンオフ時間tOFF(サージ期間)とし、点線Cのタイミングでターンオフ・サージ電圧が発生するものとしている。
このターンオフ・サージ電圧の発生は、センスエミッタ端子に接続されるサージ電圧検出回路3によって、コレクタ電流の微分値dIce/dtが最小となるタイミングを検出することで検出することができる。
また、ターンオフ・サージ電圧の発生の検出は、この他、サージ電圧検出回路3の端子を、ゲート配線に接続し、IGBT1のゲート・エミッタ間の電圧Vgeの微分値dVge/dtが最小となるタイミングを検出することや、IGBT1に対向するダイオードD2のアノード・カソード間の電圧Vakを検出することによっても可能である。
次に、図1に示す回路図、及び、図2に示すタイミング・チャートを用いて制御回路5の制御について説明する。
この図2では、IGBTのオン/オフの制御信号Isに基づいて変化する電圧・電流値、サージ電圧検出回路3の検出信号K、時間記憶回路4の信号S5、及び、制御回路5によるスイッチ素子M1〜M4の制御信号S1〜S4の関係を示している。
タイミング・チャートの左側から説明していくと、まず、IGBT制御信号Isがオフからオンになり(タイミングT1)、前記サージ電圧検出回路3が、前記ダイオードD2でのリカバリ・サージ電圧の発生を検出すると、前記サージ電圧検出回路3は、検出信号Kを前記時間記憶回路4に出力する。
また、前記時間記憶回路4には、図1に示すごとく、IGBT制御信号Isが入力されるものであり、図2に示すごとく、時間記憶回路4は、IGBT制御信号Isがオフからオンに切り替わったタイミングT1から、前記検出信号Kが入力されるまでの期間をターンオン時間tONとして記憶し、このターンオン時間tONを信号S5により制御回路5に対して出力する。時間記憶回路4は、IGBTがターンオンされるたびに、そのターンオンの際におけるターンオン時間tONを記憶する。
次に、IGBT制御信号Isがオンからオフになり(タイミングT2)、前記サージ電圧検出回路3が、前記ターンオフ・サージ電圧の発生を検出すると、前記サージ電圧検出回路3は、検出信号Kを前記時間記憶回路4に出力する。
また、前記時間記憶回路4には、図1に示すごとく、IGBT制御信号Isが入力されるものであり、時間記憶回路4は、IGBT制御信号Isがオンからオフに切り替わったタイミングT2から、前記検出信号Kが入力されるまでの期間をターンオフ時間tOFFとして記憶し、このターンオフ時間tOFFを信号S5により制御回路5に対して出力する。時間記憶回路4は、IGBTがターンオフされるたびに、そのターンオフの際におけるターンオフ時間tOFFを記憶する。
以上のようにして、時間記憶回路4からは、IGBTの各ターンオン/ターンオフ動作におけるターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFFの情報である信号S5が制御回路5に出力され、制御回路5では、IGBTの各ターンオン/ターンオフ動作におけるターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFFが認識される。
そして、前記制御回路5では、このターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFFに基づいたスイッチ素子M1〜M4の動作制御が行われる。
まず、ターンオン時であるタイミングT3におけるスイッチ素子M1・M3の操作について説明すると、制御回路5は、信号S1により、スイッチ素子M1をオンとする一方、ターンオン時間tONだけ遅らせて信号S3を出力して、スイッチ素子M3をオンとする。
このようにスイッチ素子M3が遅れてオンされることにより、IGBTのターンオンの初期においては、実効ゲート抵抗値が大きく設定されることになり、ターンオン時におけるリカバリ・サージ電圧を低下することができる。そして、ターンオン時間tON経過後では、実効ゲート抵抗値が小さく設定されて高速スイッチングが可能となり、ターンオン時におけるスイッチング損失を減少することができる。
そして、このようにして、サージ電圧(リカバリ・サージ電圧)とスイッチング損失の間のトレードオフ特性を安定して改善することができる。
尚、このIGBTのターンオンの間、スイッチ素子M2・M4は、共にオフとされる。
一方、ターンオフ時であるタイミングT4におけるスイッチ素子M2・M4の操作について説明すると、制御回路5は、信号S2により、スイッチ素子M2をオンし続ける一方、スイッチ素子M4については、信号S4により、ターンオフ時間tOFFだけオンとされ、ターンオフ時間tOFFの経過後はオフとされる。
このようにスイッチ素子M4がターンオフ時間tOFFだけオンにされることにより、IGBTのターンオフの初期においては、実効ゲート抵抗値が小さく設定されて高速スイッチングが可能となり、ターンオフ時におけるスイッチング損失を減少することができる。そして、ターンオフ時間tOFF経過後では、実効ゲート抵抗値が大きく設定されることになり、ターンオフ時におけるターンオフ・サージ電圧を低下することができる。
そして、このようにして、サージ電圧(ターンオフ・サージ電圧)とスイッチング損失の間のトレードオフ特性を安定して改善することができる。
尚、このIGBTのターンオフの間、スイッチ素子M1・M3は、共にオフとされる。
そして、前記制御回路5は、前記信号S3の出力を、前回のIGBTのターンオン時でのターンオン時間tONを参照して行うものとしている。つまり、図2の例でいえば、信号S3によるタイミングT3でのターンオン時間tON(n)について、それよりも一つ前のIGBTのターンオン時のタイミングT1における時間記憶回路4で記憶されたターンオン時間tON(n)を利用するものである。
また、同様に、前記制御回路5は、前記信号S4の出力を、前回のIGBTのターンオフ時でのターンオフ時間tOFFを参照して行うものとしている。つまり、図2の例でいえば、信号S4によるタイミングT4でのターンオフ時間tOFF(n)について、それよりも一つ前のIGBTのターンオフ時のタイミングT2における時間記憶回路4で記憶されたターンオフ時間tOFF(n)を利用するものである。
そして、以上のように、制御回路5での信号S3・4の出力制御は、今回のターンオン時、又は、ターンオフ時において、前回のターンオン時、又は、ターンオフ時における、サージ期間(ターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFF)を参照して行うという、フィードバック制御が行われるものである。
換言すれば、次回のターンオン時、又は、ターンオフ時において、今回のターンオン時、又は、ターンオフ時における、サージ期間(ターンオン時間tON、又は、ターンオフ時間tOFF)を参照するものである。
また、このようにフィードバック制御をすることにより、前記サージ期間が変更されることになり(可変となる)、半導体素子の特性や、温度特性のばらつき、また、コレクタ電流値によってゲート電圧波形が変化するといったことに起因する制御不良の問題を回避することができ、予め設定された固定の時間でゲート制御するものと比較しても、制御の精度を向上させることができる。
また、本実施例でのフィードバック制御では、次回のターンオン時、又は、ターンオフ時において、今回のターンオン時、又は、ターンオフ時における情報を利用して実効ゲート抵抗値を変更することとしているため、フィードバック制御に要する時間に余裕ができる。
例えば、図4に示すごとく、或る回のターンオフ時において、当該或る回のターンオフ時におけるターンオフ・サージ電圧の発生の情報を利用する場合では、時間tFBよりも短時間で、検出回路→制御回路→駆動回路のフィードバック制御を完結させる必要があり、現実的には時間tFBより短い時間でのフィードバック制御完結は非常に困難となる。
この点、本実施例では、前回のターンオフ時におけるターンオフ・サージ電圧の情報(ターンオフ時間tOFF)を利用するので、汎用的な検出回路(応答時間約150ns)、制御回路(応答時間約30ns)、駆動回路(応答時間約150ns)を使用してもフィードバック制御を充分に完結できることとなる。また、これら各回路の応答時間が固定であることを利用することによれば、ゲート駆動制御に関連するトータルの応答時間についてより細かな設計を行うことが可能となる。
尚、通常のモータ制御では、モータ電流の周波数に対するスイッチング周波数は充分に高い値が使用されるものであり、隣り合うスイッチング時でのコレクタ電流の差は、無視することができる大きさの値であると考えることができる。このため、或る回のスイッチング時において、前回のスイッチング時におけるサージ期間(ターンオン時間tON、ターンオフ時間tOFF)の値を実効ゲート抵抗値の制御に利用することについては問題がないということなる。
実施例1のゲート駆動回路の回路図。 IGBTのオン/オフの制御信号に基づいて変化する電圧・電流値等を示す図。 リカバリ・サージ電圧の波形について示す図。 ターンオフ・サージ電圧の波形について示す図。
符号の説明
1 IGBT
2 IGBT
3 サージ電圧検出回路
4 時間記憶回路
5 制御回路
D1・D2 ダイオード
M1〜M4 スイッチ素子
R1〜R4 抵抗
S1〜S5 信号
10 ゲート駆動回路

Claims (10)

  1. 電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングからサージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間を記憶し、
    次回のターンオン時又はターンオフ時において、今回記憶したターンオン時又はターンオフ時における前記サージ期間に基づいて、前記電圧駆動型半導体素子の実効ゲート抵抗値を変更する、電圧駆動型半導体素子の駆動方法。
  2. 前記実効ゲート抵抗値は、
    前記電圧駆動型半導体素子のターンオン時においては、
    前記サージ期間では、大きく設定され、
    前記サージ期間の経過後は、小さく設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電圧駆動型半導体素子の駆動方法。
  3. 前記実効ゲート抵抗値は、
    前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時においては、
    前記サージ期間では、小さく設定され、
    前記サージ期間の経過後は、大きく設定される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電圧駆動型半導体素子の駆動方法。
  4. 前記サージ電圧発生のタイミングの検出は、前記電圧駆動型半導体素子のコレクタ電流の微分値が最小となるタイミング、又は、ゲート・エミッタ間の電圧の微分値が最小となるタイミング、を検出することによって行われる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電圧駆動型半導体素子の駆動方法。
  5. 前記実効ゲート抵抗値の変更は、ゲート抵抗を複数個並列接続し、
    いずれかのゲート抵抗の通電の有無を切り替えることにより行われる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電圧駆動型半導体素子の駆動方法。
  6. 制御信号に応じて行われる前記電圧駆動型半導体素子の各スイッチング時のサージ電圧発生を検出する手段と、
    前記電圧駆動型半導体素子のターンオン又はターンオフの指令のタイミングから、前記サージ電圧発生のタイミングまでのサージ期間を記憶する手段と、
    次回のターンオン時又はターンオフ時において、前記サージ期間を記憶する手段により今回記憶されたターンオン時又はターンオフ時におけるサージ期間に基づいて、前記電圧駆動型半導体素子の実効ゲート抵抗値の変更のタイミングを決定する手段と、
    前記実効ゲート抵抗値の変更のタイミングに基づいて、前記実効ゲート抵抗値を変更する手段と、
    を備える、電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。
  7. 前記実効ゲート抵抗値は、
    前記電圧駆動型半導体素子のターンオン時においては、
    前記サージ期間では、大きく設定され、
    前記サージ期間の経過後は、小さく設定される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。
  8. 前記実効ゲート抵抗値は、
    前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時においては、
    前記サージ期間では、小さく設定され、
    前記サージ期間の経過後は、大きく設定される、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。
  9. 前記サージ電圧発生を検出する手段は、前記電圧駆動型半導体素子のコレクタ電流の微分値が最小となるタイミング、又は、ゲート・エミッタ間の電圧の微分値が最小となるタイミングを検出することで、サージ電圧発生のタイミングを検出する、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。
  10. 前記実効ゲート抵抗値を変更する手段は、ゲート抵抗を複数個並列接続し、いずれかのゲート抵抗の通電の有無を切り替えることにより、実効ゲート抵抗値を変更する構成とする、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。

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