JP4991446B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、絶縁ゲートを有する半導体素子により電力変換を行う装置に関する。さらに詳しくは、絶縁ゲートを有する半導体素子の駆動回路に関する。
省エネルギーのため、モータをIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体素子で制御することは、近年、半導体素子、特にIGBTの低価格化により広く利用されている。IGBTは電圧駆動型のスイッチング素子であり、ゲートに電圧をオン,オフすることで、電流をオン,オフすることができ、バイポーラトランジスタに比べて制御が簡単なため、急速に普及した。
図1はIGBTの駆動回路を示す。IGBT100のゲートにはオン用ゲート抵抗Rg(on)及びオフ用ゲート抵抗Rg(off)が接続されている。また、IGBT100には、ダイオード104が並列に接続されている。p型MOSFET101のドレインにはオン用ゲート抵抗Rg(on)が接続され、ソースには電源103が接続されている。n型MOSFETのドレイン102にはオフ用ゲート抵抗Rg(off)が接続され、ソースは接地されている。p型MOSFET101及びn型MOSFET102のそれぞれのゲートは接続されているため、相補的に動作する。
特開2004−253582号公報
図2に、図1に示したIGBT100のターンオン及びターンオフ時のコレクタ電圧波形,コレクタ電流波形,ゲート電圧波形を示す。
図1(a)に示されるようにターンオン時では、時間t0においてIGBT100のゲートにオン信号が入力されると、ゲート電圧がしきい値電圧Vthに達する時間t1からIGBT100にコレクタ電流が流れ始める。ゲート電圧はその後ほぼ一定電圧なり、その後さらに上昇する。コレクタ電圧は、コレクタ電流の時間変化di/dtが発生している間に配線インダクタンスL×di/dt分だけ、電圧が下がる。また、コレクタ電流にダイオード104のリカバリ電流成分が重畳して、コレクタ電流はピーク200を持ち、その後コレクタ電圧は低下する。
従来は、ターンオンにおいて、ゲート抵抗が全期間に渡って一定であった。ところで、ゲート抵抗が大きいとコレクタ電流の時間変化di/dtは小さくなる。di/dtが小さいと対アームのダイオードのリカバリ電流も小さくなり、リカバリ電流によるノイズは小さくなる。ただし、オン信号が加わってからコレクタ電流が流れ出すまでの時間が長くなる。すなわち、デッドタイムを長く取る必要があり、インバータの制御性が悪くなる。さらに、コレクタ電圧の低下する時間が長くなる。すなわちコレクタ電圧×コレクタ電流で発生する発熱が増加するという問題が発生していた。
ターンオフでは時間t1でオフ信号が入力されたとすると、ゲート電圧は低下し、ほぼ電圧が一定となるミラー期間を経て再度減少する。コレクタ電流はミラー期間が終わった後に急激に減少し、その後微小な電流(テール電流)が短時間流れる。コレクタ電圧はミラー期間の途中から上昇し始め、コレクタ電流の時間変化di/dtと配線インダクタンスLの積で発生する電圧分跳ね上がり、その後電源圧に落ち着く。
従来はターンオンと同様にゲート抵抗が全期間に渡って一定であった。ところで、ゲート抵抗が大きいとコレクタ電流の時間変化di/dtは小さくなる。ただし、コレクタ電流が減少し始める時間が長くなる。すなわち、デッドタイムを長く取る必要があり、インバータの制御性が悪くなる。さらに、コレクタ電圧の増加する時間が長くなる。すなわち、コレクタ電圧×コレクタ電流で発生する発熱が増加するという問題が発生した。
このため、リカバリ時のノイズやターンオフ時の跳ね上がり電圧を抑制するため、ゲート抵抗を小さくすることができず、スイッチング損失が大きいという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するため、ターンオンについては、ゲート電圧検知回路及びコレクタ電圧検知回路を設け、オン信号が入力され、ゲート電圧がある設定電圧以下の時及びコレクタ電圧がある設定電圧以下になった時にゲート抵抗をそれ以外のターンオン期間より小さくする手段を設ける。
また、ターンオフについては、ゲート電圧検知回路及びコレクタ電圧検知回路を設け、オン信号が入力され、ゲート電圧がある設定電圧以下の時及びコレクタ電圧がある設定電圧以上になった時にゲート抵抗をそれ以外のターンオフ期間より小さくする手段を設ける。
本発明によれば、リカバリ時のノイズやターンオフ時の跳ね上がり電圧を抑制しながら、スイッチングの遅延時間及びスイッチング損失を低減できる。
図3に本発明の第1の実施例を示す。IGBT1には並列に還流用ダイオード2が接続されている。各駆動回路部P3,P4はpMOSトランジスタで構成され、駆動回路部N5はnMOSトランジスタで構成される。IGBT1のゲートにはオン用のゲート抵抗6(Rg(on)1)及びオン用のゲート抵抗7(Rg(on)2)が接続されている。また、オフ用のゲート抵抗8(Rg(off))がIGBT1のゲートに接続している。ゲート抵抗6(Rg(on)1)のもう一方の端子にはpMOS3のドレインが接続されている。pMOS3及びpMOS4のソースには電源9の高電位側が接続されている。ゲート抵抗7(Rg(on)2)のもう一方の端子にはpMOS4のドレインが接続されている。ゲート抵抗8(Rg(off))のもう一方の端子にはnMOS5のドレインが接続されている。また、nMOS5のソースは接地されている。pMOS3,nMOS5のゲートにはインバータ20を介して駆動信号が入力される。
以下、駆動回路部P3,P4,N5の動作タイミングを制御するための制御部300について説明する。
IGBT1のコレクタ電位は抵抗10及び抵抗11(コレクタ電圧検知回路)で分割され、その電圧はコンパレータ12の正側の端子に入力されている。コンパレータ12の負側の端子には基準電位13Sを与える基準電源13が接続されている。コンパレータ12の出力はインバータ21で反転され、AND16により駆動信号との論理積が出力される。
コンパレータ14の正側の端子は、IGBT1のゲート電圧が入力されるようにIGBT1のゲートと接続される(ゲート電圧検知回路)。コンパレータ14の負側の端子には基準電位15Sを与える基準電源15が接続されている。コンパレータ14の出力はインバータ17で反転され、AND18により駆動信号との論理積が出力される。AND16とAND18の出力はOR19で論理和が出力され、インバータ22で反転されpMOS4のゲートに入力される。
本実施例は以下のように動作する。駆動信号がオンすなわち“H”になるとインバータ20で反転されpMOS3がオンする。このとき、基準電位15Sよりゲート電圧は低いため、コンパレータ14の出力は“L”となり、AND18出力は“H”となり、インバータ22で反転され、pMOS4のゲートは“L”となり、pMOS4もオンする。すなわち、IGBT1のゲートにはゲート抵抗6及び7の並列抵抗で電源9よりゲート電流が供給される。ゲート電圧が増加し、基準電位15Sより高くなるとコンパレータ14の出力は“H”となり、AND18出力は“L”となりインバータ21で反転されpMOS4はオフする。この時、IGBT1のゲートにはゲート抵抗6で電源9よりゲート電流が供給される。さらにゲート電圧が上昇し、IGBT1のコレクタ電圧が低下し、抵抗10及び抵抗11で分割された電位が基準電位13Sより低くなると、コンパレータ12の出力が“L”となり、AND16の出力は“H”となり、インバータ22で反転され再度pMOS4がオンする。これにより、IGBT1のゲートにはゲート抵抗6及び7の並列抵抗で電源9よりゲート電流が供給される。
図4に実施例1を用いてIGBTを駆動した時のコレクタ電圧,電流,ゲート電圧波形を示す。基準電位15SをIGBT1のしきい値電圧Vth1以下とすることで、IGBT1のコレクタ電流が流れるまでの期間のゲート抵抗はゲート抵抗6及び7の並列抵抗となり、全期間に亘ってゲート抵抗7でオンするよりゲート電圧の上昇期間を速くできる。また、抵抗10及び抵抗11で分割された電位が基準電位13Sより低くなるとゲート抵抗はゲート抵抗6及び7の並列抵抗となり、コレクタ電圧の減少率を増加させることができコレクタ電圧×コレクタ電流で発生する発熱を抑制することができる。ところで、di/dtが発生している領域では、di/dtと配線のインダクタンスにより発生するサージ電圧の影響を受ける。この領域で、ゲート電圧を変化させるとサージ電圧の影響でゲート電圧が持ち上がりdi/dtが大きくなってさらにサージ電圧が大きくなる可能性がある。従って、基準電位15SをIGBT1のしきい値電圧Vth1以下とすることが望ましい。また、コレクタ電圧が変化している領域ではdV/dtとゲート容量によりIGBTのゲートにdV/dt×Cの電流がコレクタから流れ込み、これがゲート電圧を変動させる。このゲート電圧の変動でコレクタ電流が影響を受けない領域に再度ゲート抵抗がゲート抵抗6及び7の並列抵抗にコレクタ電圧の切り替える電圧を設定すればよい。好ましくは、この電圧は電源電圧の1/3である。すなわち、ゲート抵抗を切り替えるコレクタ電圧は電源電圧の1/3以下とすることが望ましい。
図5は本発明の第2の実施例であり、図3で示された図面番号と同一のものは同一の構成及び機能を有する。第1の実施例ではコレクタ電圧をコンパレータ12に入力するのに抵抗で分割していた。この場合、電流が抵抗に流れ発熱が大きいという問題があった。
本実施例ではコレクタ電圧が設定電圧以下になったかを検知するため、ダイオード23のカソードをIGBT1のコレクタに接続、カソードは抵抗24及び11の接点に接続、さらにコンパレータ12の正側に接続されている(コレクタ電圧検知回路)。抵抗11のもう一方は接地され、抵抗24のもう一方は電源9の高電位側に接続されている。コレクタ電位が電源9より高い場合、コンパレータ12の正側には電源9の電位を抵抗10と抵抗11で分割した電圧が入力される。コレクタ電位が電源9より低くなると、電源9から抵抗24を通り、ダイオード23からコレクタに電流が流れる。するとコンパレータ12の正側の入力は(コレクタ電位+ダイオードVF)となる。基準電位13Sを電源9の電位を抵抗24と抵抗11で分割した電圧より低くすることで、コレクタ電圧が電源電圧9Vより低くなったことを検知できる。コンパレータ12の出力をインバータ21で反転した信号と駆動信号の論理積をAND16で得ることで、コレクタ電圧が設定値(電源電圧9Vの電位)より低くなった時にpMOS4をオンできる。本実施例は実施例1に比べ、高電圧が加わった時は電流が流れないため、駆動回路の損失を小さくできる。
図6に本発明の第3の実施例であり、図3で示された図面番号と同一のものは同一の構成及び機能を有する。IGBT1には並列に還流用ダイオード2が接続されている。駆動回路部N31は、nMOSトランジスタで構成される。IGBT1のゲートにはオフ用のゲート抵抗8(Rg(off)1)及びオフ用のゲート抵抗30(Rg(off)2)が接続されている。また、オン用のゲート抵抗6(Rg(on))がIGBT1のゲートに接続している。ゲート抵抗8(Rg(off)1)のもう一方の端子にはnMOS5のドレインが接続されている。nMOS5及びnMOS31のソースは接地されている。ゲート抵抗30(Rg(off)2)のもう一方の端子にはnMOS31のドレインが接続されている。ゲート抵抗6(Rg(on))のもう一方の端子にはpMOS6のドレインが接続されている。また、pMOS3のソースには電源9の高電位側が接続されている。pMOS3,nMOS5のゲートにはインバータ20を通して駆動信号が入力される。
以下、駆動回路部P3,N5,N31の動作タイミングを制御するための制御部600について説明する。
IGBT1のコレクタ電位は抵抗32及び抵抗33(コレクタ電圧検知回路)で分割され、その電圧はコンパレータ34の正側の端子に入力されている。コンパレータ34の負側の端子には基準電源35が接続されている。コンパレータ34と駆動信号がインバータ39で反転された信号の論理積が出力される。
コンパレータ36の正側の端子は、IGBT1のゲート電圧が入力されるように、IGBT1のゲートと接続される(ゲート電圧検知回路)。コンパレータ36の負側の端子には基準電位37Sを与える基準電源37が接続されている。コンパレータ36の出力と駆動信号がインバータ38で反転された信号AND18により論理積が出力される。AND40と41の出力はOR19で論理和が出力され、pMOS4のゲートに入力される。
本実施例を用いたターンオフ時の動作を示す。駆動信号が“L”になるとインバータ20の出力は“H”となり、pMOS3はオフ、nMOS5はオンする。オン時には、コレクタ電圧はIGBTのオン電圧で低い電圧となっているから、IGBT1のコレクタ電圧を抵抗32と抵抗33で分圧した電圧は基準電位35Sより低い。これによりコンパレータ34の出力は“L”となり、その出力はインバータ40により反転され、さらにAND41で駆動信号をインバータ39で反転した信号との論理積が出力される。AND41の出力は“H”となり、nMOS31がオンする。このとき、IGBT1のゲートはゲート抵抗8とゲート抵抗30の並列接続で接地される。ゲート電圧が上昇し、コレクタ電圧を抵抗32と抵抗33で分圧した電圧が基準電位35Sより高くなるとコンパレータ34の出力は“H”となり、その出力はインバータ40により反転され、AND41が“L”となり、nMOS31はオフする。この時、IGBT1のゲートはゲート抵抗8のみで接地される。さらにゲート電圧が下がり、基準電位37Sより低くなるとコンパレータ36の出力が“L”となり、さらにインバータ42で反転され、駆動信号がインバータ38で反転された信号との論理積、AND43の出力は“H”となり再度nMOS31がオンする。このとき、IGBT1のゲートはゲート抵抗8とゲート抵抗30の並列接続で接地される。
図7に実施例3を用いてIGBTを駆動した時のコレクタ電圧,電流,ゲート電圧波形を示す。抵抗32及び抵抗33で分割された電位が基準電位35Sより低くなるとゲート抵抗はゲート抵抗8及び30の並列抵抗となり、全期間に亘ってゲート抵抗8でオフするよりゲート電圧の下降期間を速くできる。また、ゲート電位が基準電位37Sより低くなるとゲート抵抗はゲート抵抗6及び7の並列抵抗となり、ゲート抵抗を全期間抵抗8でオフするよりゲート電圧の下降期間を速くできる。なおターンオンと同様にターンオフでも、コレクタ電圧が変化している領域ではdV/dtとゲート容量によりIGBTのゲートにdV/dt×Cの電流がコレクタから流れ込み、これがゲート電圧を変動させる。このゲート電圧の変動でコレクタ電流が影響を受けない領域にゲート抵抗がゲート抵抗8及び30の並列抵抗から抵抗8のみにコレクタ電圧の切り替える電圧を設定すればよい。この電圧は、好ましくは電源電圧の1/3である。すなわち、ゲート抵抗を切り替えるコレクタ電圧は電源電圧の1/3以下とすることが望ましい。また、再度ゲート抵抗8及び30の並列抵抗に切り替えるゲート電圧は、コレクタ電流にゲート電圧が影響を与えないしきい値電圧Vth2以下に設定することが望ましい。
図8は本発明の第4の実施例であり、図3及び図6で示された図面番号と同一のものは同一の構成及び機能を有する。第3の実施例ではコレクタ電圧をコンパレータに入力するのに抵抗で分割していた。この場合、電流が抵抗に流れ発熱が大きいという問題があった。本実施例ではコレクタ電圧が設定電圧以下になったかを検知するため、ダイオード45のカソードをIGBT1のコレクタに接続、カソードは抵抗33及び47の接点に接続、さらにコンパレータ34の正側に接続されている。抵抗33のもう一方は接地され、抵抗46のもう一方は電源9の高電位側に接続されている。コレクタ電位が電源9より高い場合、コンパレータ34の正側には電源9の電位を抵抗46と抵抗33で分割した電圧が入力される。コレクタ電位が電源9より低くなると、電源9から抵抗46を通り、ダイオード45からコレクタに電流が流れる。するとコンパレータ34の正側の入力は(コレクタ電位+ダイオードVF)となる。基準電位を電源9の電位を抵抗46と抵抗33で分割した電圧より低くすることで、コレクタ電圧が電源9の電圧より低くなったことを検知できる。コンパレータ34の出力をインバータ40で反転した信号と駆動信号をインバータ39で反転した信号をAND16で論理積を得ることで、コレクタ電圧が設定値(電源9の電位)より低い時にnMOS30をオンできる。本実施例は実施例3に比べ、高電圧が加わった時は電流が流れないため、駆動回路の損失を小さくできる。
なお、第1と第3の実施例,第1と第4の実施例,第2と第3の実施例,第2と第4の実施例の組み合わせて回路を構成し、IBGT1のターンオン時及びターンオフ時の両方で上述の効果を発揮できるものとすることができる。
従来例の回路構成を示す図である。 従来のターンオン,オフ時のコレクタ電圧,電流,ゲート電圧波形を示す図である。 本発明第1の実施例の回路構成を示す図である。 本発明第1の実施例でのターンオン時のコレクタ電圧,電流,ゲート電圧波形を示す図である。 本発明第2の実施例の回路構成を示す図である。 本発明第3の実施例の回路構成を示す図である。 本発明第3の実施例でのターンオフ時のコレクタ電圧,電流,ゲート電圧波形を示す図である。 本発明第2の実施例の回路構成を示す図である。
符号の説明
1 IGBT
2 還流用ダイオード
3,4 pMOS
5,31 nMOS
6,7 (オン用)ゲート抵抗
8,30 (オフ用)ゲート抵抗
9 電源
10,11,24,32,33,46 抵抗
12,14,34,36 コンパレータ
13,15,35,37 基準電位用基準電源
16,18,41,43 AND
17,20,21,22,38,39,40,42 インバータ
19,44 OR
23,45 ダイオード

Claims (4)

  1. 絶縁ゲートを有する半導体素子を駆動する駆動回路を備える電力変換装置において、
    ゲート電圧検知回路及びコレクタ電圧検知回路を設け、
    ターンオン時、オン信号が入力され、前記ゲート電圧検知回路により検知されたゲート電圧が、コレクタ電流の電流量が上昇しはじめるゲート電圧である第1しきい値よりも小さい第1設定電圧よりも小さい時は、第1ゲート抵抗値となり、
    前記コレクタ電圧検知回路により検知されたコレクタ電圧が、コレクタ電流がピーク値を過ぎて定常状態となりはじめる時のコレクタ電圧である第2しきい値よりも小さい第2設定電圧よりも大きい時は、前記第1ゲート抵抗値よりも抵抗値が大きい第2ゲート抵抗値となり、
    前記コレクタ電圧検知回路により検知されたコレクタ電圧が、前記第2設定電圧よりも小さい時は、前記第1ゲート抵抗値となる電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第2設定電圧は、前記駆動回路を駆動する電源電圧の1/3以下であることを特徴とする電力変換装置。
  3. 絶縁ゲートを有する半導体素子を駆動する駆動回路を備える電力変換装置において、
    ゲート電圧検知回路及びコレクタ電圧検知回路を設け、
    ターンオフ時、オフ信号が入力され、前記コレクタ電圧検知回路により検知されたコレクタ電圧が、コレクタ電圧の電圧値が上昇しはじめるコレクタ電圧である第1しきい値よりも大きい第1設定電圧よりも小さいときは、第1ゲート抵抗値となり、
    前記ゲート電圧検知回路により検知されたゲート電圧が、コレクタ電流の電流量が減少しはじめるゲート電圧である第2しきい値よりも小さい第2設定電圧よりも大きい時は、前記第1ゲート抵抗値よりも抵抗値が大きい第2ゲート抵抗値となり、
    前記ゲート電圧検知回路により検知されたゲート電圧が、前記第2設定電圧よりも小さい時は、前記第1ゲート抵抗値となる電力変換装置。
  4. 請求項3に記載の電力変換装置であって、
    前記第1設定電圧は、前記駆動回路を駆動する電源電圧の1/3以下であることを特徴とする電力変換装置。
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