JP2008066929A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡単な回路構成で電圧駆動型素子のターンオン時のスイッチング動作に伴って発生するノイズを低減し、且つ効率の高いスイッチング動作を駆動制御することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】半導体装置は、電圧駆動型素子のゲート端子にターンオンのための駆動信号を出力する駆動回路が、少なくとも2つのスイッチング素子の並列回路を有して構成され、制御回路が、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧に到達したとき並列回路のスイッチング素子を切り換えて、電圧駆動型素子の駆動能力を低くするよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧駆動型素子を有する半導体装置に関し、特に電圧駆動型素子を駆動制御する駆動回路及び制御回路を改良した半導体装置に関する。
半導体装置においては、電流駆動型素子に比べて駆動電力が小さく、駆動回路を簡素化でき、高周波動作に適した電圧駆動型素子が用いられており、特に電圧駆動型素子としてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)は、駆動電力が小さく、駆動回路が簡単に構成できるため電源回路やインバータ回路等の分野において広く用いられている。また、電圧駆動型素子としてのIGBTを他の電子部品とともに1つのパッケージに組み込んで構成されたIPM(Intelligent Power Module)が各種提供されている。
ゲート端子に印加する電圧により電流を制御できる電圧駆動型の駆動素子としてのIGBTにおいては、例えば、特開2002−333476号公報等に開示されているプッシュプル回路が一般的に用いられている。
従来の半導体装置のプッシュプル回路では、IGBTの電源と接地との間に2つのスイッチング素子を直列に接続し、これらのスイッチング素子の接続点をIGBTのゲート端子に接続して構成されている。このような構成において、電源側のスイッチング素子をオン状態、接地側のスイッチング素子をオフ状態とすることにより、IGBTをオン状態とし、電源側のスイッチング素子をオフ状態、接地側のスイッチング素子をオン状態とすることにより、IGBTをオフ状態としている。
上記のように構成された従来の半導体装置において、電圧駆動型素子であるIGBTのスイッチング動作、特にオフ状態からオン状態へのスイッチング動作に伴って発生するノイズが問題となっている。このようなスイッチング動作に伴って発生するノイズを低減することを目的として構成された半導体装置が各種提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。さらに、半導体装置においては、駆動素子のスイッチング動作におけるエネルギー損失の少ない回路構成を目的として構成された半導体装置が各種提案されている(特許文献3及び4参照)。
特開2004−253582号公報 特開平11−097994号公報 特開2004−282806号公報 特開2004−266368号公報
特許文献1に開示された半導体装置においては、IGBTのコレクタ電圧を検出して所定時間経過後に2つの駆動回路を切り換えて、駆動条件を変更するよう構成されていた。しかし、特許文献1の半導体装置においては、IGBTのコレクタ電圧を検出して駆動制御する構成であるため部品点数が多く回路が複雑になるという問題がある。
特許文献2の半導体装置においては、4つのスイッチング素子とその駆動回路を設けてIGBTのターンオン時間とターンオフ時間を短くしつつスイッチング動作に伴うノイズを抑制できる回路構成が示されている。特許文献2の半導体装置においては、4つのスイッチング素子のための駆動回路が必要であるため回路構成が複雑になるという問題がある。
特許文献3の半導体装置においては、2つのスイッチング素子の直列回路に抵抗を設けて、2つのスイッチング素子が同時にオン状態となるときの貫通電流を制限し、その貫通電流により3つ目のスイッチング素子を制御して、IGBTのゲートに対して大電流により充電するよう構成されている。このように構成された特許文献3の半導体装置は、2つのスイッチング素子が同時にオン状態となるよう構成されているため、そのとき生じる貫通電流によりエネルギー損失が大きくなるとともに、貫通電流に対応可能なスイッチング素子等の選定が必要であり、回路構成が大きく制約されるという問題があった。
特許文献4の半導体装置においては、IGBTのゲート電圧の時間的変化率を検出し、その検出結果に基づいて当該IGBTを駆動するよう構成されている。特許文献4の半導体装置には、ゲート電圧の変化率を検出する変化率検出回路、出力波形を整形する波形整形回路、タイマー回路等の検出回路を設けてIGBTのための制御回路と駆動回路の制御信号を出力するよう構成されている。したがって、引用文献4の半導体装置は回路構成が複雑であり、部品点数が多いという問題がある。
本発明は、上記のような従来における問題を解決し、簡単な回路構成で電圧駆動型素子のスイッチング動作、特にオフ状態からオン状態へのターンオン時のスイッチング動作に伴って発生するノイズを低減し、且つ効率の高いスイッチング動作を駆動制御することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決し目的を達成するために、本発明の半導体装置は、複数のスイッチング素子を有し、電圧駆動型素子のゲート端子にターンオンのための駆動信号を出力する駆動回路と、
前記駆動回路の各スイッチング素子に制御信号を出力する制御回路と、を具備し、
前記駆動回路は、少なくとも2つのスイッチング素子の並列回路を有して構成され、
前記制御回路は、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧に到達したとき前記並列回路のスイッチング素子を切り換えて、前記電圧駆動型素子の駆動能力を低くするよう構成されている。このように構成された本発明の半導体装置は、簡単な回路構成で電圧駆動型素子のスイッチング動作、特にオフ状態からオン状態へのターンオン時のスイッチング動作に伴って発生するノイズを低減し、効率の高いスイッチング動作を行うことができる。
本発明によれば、簡単な回路構成で電圧駆動型素子の高周波のスイッチング動作、特にオフ状態からオン状態へのスイッチング動作に伴って発生するノイズを低減し、且つ効率の高いスイッチング動作を行うことが可能な半導体装置を提供できるという優れた効果を有する。
以下、本発明に係る半導体装置の好適な実施の形態を添付の図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において同じ機能構成を有するものには同じ符号を付して説明する。本発明は以下に説明する実施の形態の構成だけに限定されるものではなく、同じ機能を奏するものにより構成した半導体装置も含むものである。
実施の形態1.
図1は、電圧駆動型素子であるIGBTを用いた、本発明に係る実施の形態1の半導体装置の構成を示す回路図である。図1に示すように、電源VBとIGBT1のコレクタ端子Cとの間には負荷20が接続されており、IGBT1のエミッタ端子Eは接地されている。IGBT1のゲート端子Gには駆動信号が入力され、その駆動信号に応じて当該IGBT1はオンオフ動作し、負荷20が駆動される。負荷20の両端には転流ダイオード21が接続されており、負荷20に蓄積したエネルギーを回生している。
IGBT1のゲート端子Gには駆動回路2Aが接続されている。駆動回路2Aは3つのスイッチング素子4,5,6と1つのダイオード7を有して構成されている。駆動回路2Aの各スイッチング素子4,5,6に対する制御信号は、制御回路3Aから入力される。制御回路3Aには、入力端子22に入力されたオンオフ信号と、駆動素子であるIGBT1のゲート端子に入力される駆動信号とが入力され、各スイッチング素子4,5,6に対する制御信号を生成し、出力する。制御回路3Aは、入力端子22に入力されたオンオフ信号が入力される第1のインバータ8と、IGBT1のゲート端子に入力される駆動信号が入力される第2のインバータ9と、第1のインバータ8と第2のインバータ9の出力が反転して入力される負論理AND回路10と、第1のインバータ8と負論理AND回路10からの出力が反転して入力される負論理NAND回路11とを有して構成されている。第1のインバータ8の出力は第2のスイッチング素子6のゲート端子Gに入力される。第1のスイッチング素子4のゲート端子Gには、負論理AND回路10の出力が入力される。また、負論理NAND回路11の出力は、補助スイッチング素子5のゲート端子Gに入力される。
制御回路3Aからの制御信号が入力される駆動回路2Aにおいて、第1のスイッチング素子4がNチャンネルMOSFETであり、第2のスイッチング素子6がNチャンネルMOSFETであり、第1のスイッチング素子4のソース端子Sと第2のスイッチング素子6のドレイン端子Dが接続され、直列接続されている。第1のスイッチング素子4のソース端子Sと第2のスイッチング素子6のドレイン端子Dとの接続点は、IGBT1のゲート端子Gに接続されている。第1のスイッチング素子4と並列にダイオード7と補助スイッチング素子5が設けられている。即ち、第1のスイッチング素子4のドレイン端子Dとソース端子Sとの間にダイオード7及び補助スイッチング素子5が設けられている。補助スイッチング素子5は、PチャンネルMOSFETであり、ソース端子Sが電源Vccに接続されており、ドレイン端子DがIGBT1のゲート端子Gに接続されている。第1のスイッチング素子4のオン抵抗は、補助スイッチング素子5のオン抵抗より大きい値に設定されている。
以上のように、実施の形態1の半導体装置においては、第1のスイッチング素子(N−MOSFET)4のゲート端子Gには制御回路3Aの負論理AND回路10の出力が入力され、第2のスイッチング素子(N−MOSFET)6のゲート端子Gには第1のインバータ8の出力が入力される。また、補助スイッチング素子(P−MOSFET)5のゲート端子Gには制御回路3Aの負論理NAND回路11の出力が入力されるよう構成されている。
上記のように構成された実施の形態1の半導体装置におけるターンオン時の動作について説明する。
入力端子22にIGBT1に対するオン信号、すなわちここではHighレベルの信号が入力されると、そのオン信号が第1のインバータ8、負論理AND回路10、及び入力反転側NAND回路11を介してLowレベルの制御信号が補助スイッチング素子5のゲート端子Gに入力される。この時点では第1のスイッチング素子4のゲート端子GにはLowレベルの信号が入力されているため、第1のスイッチング素子4はオフ状態であり補助スイッチング素子5のみがオン状態となる。この結果、入力端子22にオン信号が入力された初期の段階では、オン抵抗の小さな補助スイッチング素子5のオン状態によりIGBT1のゲート容量に対して充電動作が行われる。
入力端子22にオン信号が入力されて上記のように補助スイッチング素子5がオン状態となり、IGBT1のゲート容量が充電されていくと、IGBT1のゲート電圧(ミラー電圧)が一定となるミラー期間に入る。このようにゲート電圧がミラー電圧に達すると、第2のインバータ9にHighレベルの信号が入力され、負論理AND回路10から第1のスイッチング素子4のゲート端子GにHighレベルの制御信号が入力される。同時に、負論理NAND回路11から補助スイッチング素子5のゲート端子GにHighレベルの信号が入力され、補助スイッチング素子5はオフ状態となる。すなわち、ターンオン動作中において、ゲート電圧がミラー電圧以上のとき、オン抵抗の小さな補助スイッチング素子5からオン抵抗の大きな第1のスイッチング素子4に切り替わって、第1のスイッチング素子4のオン状態によりIGBT1のゲート容量に対して充電動作するよう構成されている。
図2は実施の形態1の半導体装置における各部の動作を示すタイミング図である。図2において、(a)は入力端子22に入力されるオン信号であり、(b)は補助スイッチング素子5のゲート端子Gに入力されるゲート電圧であり、(c)は第1のスイッチング素子4のゲート端子に入力されるゲート電圧であり、(d)はIGBT1のゲート電圧であり、(e)はIGBT1のコレクタ電流Icとコレクタ電圧Vceである。
図2に示すように、実施の形態1の半導体装置においては、IGBT1のゲート電圧がミラー電圧に到達するまではPチャンネルMOSFETの補助スイッチング素子5がオン状態であり、ミラー電圧となるミラー期間において補助スイッチング素子5からNチャンネルMOSFETである第1のスイッチング素子4に切り替わるよう構成されている。
上記のように実施の形態1の半導体装置においては、ターンオン初期段階において、オン抵抗の小さな補助スイッチング素子5により充電して駆動能力を高め、その後にオン抵抗の大きな第1のスイッチング素子4により充電されるように構成されている。このため、IGBT1のターンオン時の電流立ち上がり時間が短縮されることになり、その直後のゲート電圧がミラー電圧となるミラー期間において切り替わり、駆動能力を低めてノイズの発生が低く抑えられ、誤動作や素子の破壊等の発生が抑えられている。
図3は実施の形態1の半導体装置の変形例を示す回路図である。図3に示す変形例には、第2のインバータがなく比較回路30が設けられている。比較回路30の反転入力端子(−)はIGBTのゲート端子と接続されており、非反転入力端子(+)には電源電圧Vccを抵抗分割した電圧信号(Vth)が入力されるよう構成されている。ここで電源電圧を抵抗分割した電圧は、閾値を示す電圧であり、ミラー電圧に対応する電圧に設定されている。このように構成された半導体装置においては、ゲート電圧がミラー電圧以上の時、オン抵抗の小さな補助スイッチング素子5から、オン抵抗の大きな第1のスイッチング素子4に切り替わる構成となる。したがって、図3に示した半導体装置においては、ミラー電圧で確実に所望のスイッチング素子に切り替わる構成となり、駆動効率が高く、ノイズの発生が抑制されたデバイスとなる。
以上のように、実施の形態1の半導体装置においては、ミラー電圧以下では能力の大きなPチャンネルMOSFETによりIGBTを駆動し、ミラー電圧以上ではNチャンネルMOSFETにより駆動するよう構成されているため、ターンオン立ち上がりの速度を落とすことなく、リカバリー電流を抑えてノイズの低減を図っている。また、図3に示した実施の形態1の半導体装置においては、ノイズ低減の効果をさらに高めるため、ターンオン後半の駆動においてNチャンネルMOSFETを使用しており、このNチャンネルMOSFETの閾値電圧(Vth)分だけIGBTのゲート端子Gに印加される電圧を低くしている。
実施の形態2.
図4は電圧駆動型の駆動素子であるIGBTを用いた実施の形態2の半導体装置の構成を示す回路図である。実施の形態2において、前述の実施の形態1と同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付してその説明は省略する。実施の形態2の半導体装置において、実施の形態1の半導体装置と異なる点は、制御回路の構成である。したがって、以下の実施の形態2の説明において、制御回路に符号3Bを付してその構成及び動作について説明する。
実施の形態2における制御回路3Bは、実施の形態1の制御回路3Aと同様に、入力端子22に入力されたオンオフ信号と、電圧駆動型素子であるIGBT1のゲート端子に入力される駆動信号とが入力され、各スイッチング素子4,5,6に対する制御信号を生成し、出力する。
制御回路3Bは、入力端子22に入力されたオンオフ信号が入力されるインバータ12と、IGBT1のゲート端子に入力される駆動信号とインバータ12の出力のそれぞれが反転して入力される負論理NAND回路13とを有して構成されている。インバータ12の出力は第2のスイッチング素子6のゲート端子Gに入力される。第1のスイッチング素子4のゲート端子Gには、入力端子22に入力されたオンオフ信号がそのまま入力される。また、負論理NAND回路13の出力は、補助スイッチング素子5のゲート端子Gに入力される。
制御回路3Bからの制御信号が入力される駆動回路2Aは、実施の形態1の駆動回路2Aと同じ構成であり、第1のスイッチング素子4がNチャンネルMOSFETであり、第2のスイッチング素子6がNチャンネルMOSFETであり、補助スイッチング素子5がPチャンネルMOSFETである。
以上のように、実施の形態2の半導体装置においては、第1のスイッチング素子(N−MOSFET)4のゲート端子Gには入力端子22のオンオフ信号が入力され、第2のスイッチング素子(N−MOSFET)6のゲート端子Gにはインバータ12の出力が入力される。また、補助スイッチング素子(P−MOSFET)5のゲート端子Gには制御回路3Bの負論理NAND回路13の出力が入力されるよう構成されている。
上記のように構成された実施の形態2の半導体装置におけるターンオン時の動作について説明する。
入力端子22にIGBT1に対するオン信号、すなわちHighレベルの信号が入力されると、そのオン信号が第1のスイッチング素子4のゲート端子Gに入力され、第1のスイッチング素子4はオン状態となる。同時に、インバータ12及び入力反転側NAND回路13を介してLowレベルの制御信号が補助スイッチング素子5のゲート端子Gに入力される。したがって、ターンオン動作の初期段階において、第1のスイッチング素子4と補助スイッチング素子5は同時にオン状態となる。この結果、オン信号が入力された初期段階において、第1のスイッチング素子4と補助スイッチング素子5の並列回路によりIGBT1のゲート容量が充電される。
オン信号が入力されて上記のようにIGBT1のゲート容量が充電されていくと、IGBT1のゲート電圧が一定(ミラー電圧)となるミラー期間に入る。このようにゲート電圧がミラー電圧に達すると、負論理NAND回路13にHighレベルの信号が入力され、負論理NAND回路13から補助スイッチング素子5のゲート端子GにHighレベルの信号が入力される。この結果、補助スイッチング素子5はオフ状態となる。すなわち、ターンオン動作中において、ゲート電圧がミラー電圧以上のとき、第1のスイッチング素子4と補助スイッチング素子5の並列回路によりIGBT1のゲート容量を充電する構成から、第1のスイッチング素子4の単独回路によりIGBT1のゲート容量を充電する構成となる。
上記のように実施の形態2の半導体装置においては、ターンオン初期段階において、第1のスイッチング素子4と補助スイッチング素子5の並列回路により充電して駆動能力を高め、その後に第1のスイッチング素子4のみの回路により充電するよう構成されている。このため、IGBT1のターンオン時の電流立ち上がり時間が短縮されることになり、その直後のゲート電圧がミラー電圧となるミラー期間において切り替わり、駆動能力を低下させてノイズの発生が低く抑えられ、誤動作や素子の破壊等の発生が抑えられている。
図5は実施の形態2の半導体装置の変形例を示す回路図である。図5に示す変形例には、比較回路30が設けられている。その比較回路30の非反転入力端子(+)はIGBTのゲート端子と接続されており、反転入力端子(−)には電源電圧Vccを抵抗分割した電圧信号(Vth)が入力されるよう構成されている。ここで電源電圧を抵抗分割した電圧は、閾値を示す電圧であり、ミラー電圧に対応する電圧に設定されている。このように構成された半導体装置においては、ゲート電圧がミラー電圧以上の時、オン抵抗の小さな第1のスイッチング素子4と補助スイッチング素子5との並列回路から、オン抵抗の大きな第1のスイッチング素子4のみに切り替わる構成となる。したがって、図5に示した半導体装置においては、ミラー電圧で確実に所望のスイッチング素子に切り替わる構成となり駆動効率が高く、ノイズの発生が抑制されたデバイスとなる。
以上のように、実施の形態2の半導体装置においては、ミラー電圧以下では能力の大きなNチャンネルMOSFETとPチャンネルMOSFETとの並列回路によりIGBTを駆動し、ミラー電圧以上ではNチャンネルMOSFETのみにより駆動するよう構成されているため、ターンオン立ち上がりの速度を落とすことなく、リカバリー電流を抑えてノイズの低減を図っている。また、図5に示した実施の形態2の半導体装置においては、ノイズ低減の効果をさらに高めるため、ターンオン後半の駆動においてNチャンネルMOSFETを使用しており、このNチャンネルMOSFETの閾値電圧(Vth)分だけIGBTのゲート端子Gに印加される電圧を低くしている。
図6の(a)と(b)は実施の形態2の半導体装置をIPM(Intelligent Power Module)に搭載した場合の例を示すブロック図である。図6の(a)は、実施の形態2の半導体装置を有したハイサイドIGBT(High-side IGBT)を駆動する高耐圧集積回路(HVIC)を示すブロック図である。図6の(b)は、実施の形態2の半導体装置を有したローサイドIGBT(Low-side IGBT)を駆動する低耐圧集積回路(LVIC)を示すブロック図である。
なお、図6の(a)と(b)に示したIPMの構成は、前述の実施の形態1の半導体装置を用いても構成することが可能であり、駆動効率が高く、ノイズの発生が抑制されたIPMを構築することが可能である。
実施の形態3.
図7は電圧駆動型の駆動素子であるIGBTを用いた実施の形態3の半導体装置の構成を示す回路図である。実施の形態3において、前述の実施の形態1と同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付してその説明は省略する。実施の形態3の半導体装置において、実施の形態1の半導体装置と異なる点は、駆動回路及び制御回路の構成である。したがって、以下の実施の形態3の説明において、駆動回路に符号2Bを付し、制御回路に符号3Cを付してそれぞれの構成及び動作について説明する。
IGBT1のゲート端子Gには駆動回路2Bが接続されている。駆動回路2Bは3つのスイッチング素子14,15,16と1つのダイオード17を有して構成されている。駆動回路2Bの各スイッチング素子14,15,16に対する制御信号は、制御回路3Cから送出される。
実施の形態3における制御回路3Cは、実施の形態2の制御回路3Bと同様に、入力端子22に入力されたオンオフ信号と、駆動素子であるIGBT1のゲート端子に入力される駆動信号とが入力され、各スイッチング素子14,15,16に対する制御信号を生成し、出力する。
制御回路3Cは、入力端子22に入力されたオンオフ信号が入力されるインバータ18と、IGBT1のゲート端子に入力される駆動信号とインバータ18の出力のそれぞれが反転して入力される負論理AND回路19とを有して構成されている。インバータ18の出力は第2のスイッチング素子16のゲート端子Gに入力される。第1のスイッチング素子14のゲート端子Gには、入力端子22に入力されたオンオフ信号がそのまま入力される。また、負論理AND回路19の出力は、補助スイッチング素子15のゲート端子Gに入力される。
制御回路3Cからの制御信号が入力される駆動回路2Bにおいて、第1のスイッチング素子14がNチャンネルMOSFETであり、第2のスイッチング素子16がNチャンネルMOSFETであり、第1のスイッチング素子14のソース端子Sと第2のスイッチング素子16のドレイン端子Dが接続され、直列接続されている。第1のスイッチング素子14のソース端子Sと第2のスイッチング素子16のドレイン端子Dとの接続点は、IGBT1のゲート端子Gに接続されている。第1のスイッチング素子14と並列にダイオード17と補助スイッチング素子15が設けられている。即ち、第1のスイッチング素子14のドレイン端子Dとソース端子Sとの間にダイオード17及び補助スイッチング素子15が設けられている。補助スイッチング素子15は、NチャンネルMOSFETであり、ドレイン端子Dが電源Vccに接続されており、ソース端子SがIGBT1のゲート端子Gに接続されている。
以上のように、実施の形態3の半導体装置においては、第1のスイッチング素子(N−MOSFET)14のゲート端子Gには入力端子22のオンオフ信号が入力され、第2のスイッチング素子(N−MOSFET)16のゲート端子Gにはインバータ18の出力が入力される。また、補助スイッチング素子(N−MOSFET)15のゲート端子Gには制御回路3Cの負論理AND回路19の出力が入力されるよう構成されている。
上記のように構成された実施の形態3の半導体装置におけるターンオン時の動作について説明する。
入力端子22にIGBT1に対するオン信号、すなわちHighレベルの信号が入力されると、そのオン信号が第1のスイッチング素子14のゲート端子Gに入力され、第1のスイッチング素子14はオン状態となる。同時に、インバータ18及び入力反転側AND回路19を介してHighレベルの制御信号が補助スイッチング素子15のゲート端子Gに入力される。したがって、ターンオン動作の初期段階において、第1のスイッチング素子(N−MOSFET)14と補助スイッチング素子(N−MOSFET)15は同時にオン状態となる。この結果、入力端子22にオン信号が入力された初期段階において、第1のスイッチング素子14と補助スイッチング素子15の並列回路によりIGBT1のゲート容量が充電される。
入力端子22にオン信号が入力されて上記のようにIGBT1のゲート容量が充電されていくと、IGBT1のゲート電圧が一定(ミラー電圧)となるミラー期間に入る。このようにゲート電圧がミラー電圧に達すると、負論理AND回路19にHighレベルの信号が入力され、負論理AND回路19から補助スイッチング素子15のゲート端子GにLowレベルの信号が入力される。この結果、補助スイッチング素子15はオフ状態となる。すなわち、ターンオン動作中において、ゲート電圧がミラー電圧以上のとき、第1のスイッチング素子14と補助スイッチング素子15の並列回路によりIGBT1のゲート容量を充電する構成から、第1のスイッチング素子14の単独回路によりIGBT1のゲート容量を充電する構成となる。
上記のように実施の形態3の半導体装置は、ターンオン初期段階において、第1のスイッチング素子14と補助スイッチング素子15の並列回路により充電して駆動能力を高め、その後に第1のスイッチング素子14のみの回路により充電するよう構成されている。このため、IGBT1のターンオン時の電流立ち上がり時間が短縮されることになり、その直後のゲート電圧がミラー電圧となるミラー期間において切り替わり、駆動能力を低下させてノイズの発生が低く抑えられ、誤動作や素子の破壊等の発生が抑えられている。
図8は実施の形態3の半導体装置の変形例を示す回路図である。図8に示す変形例には、比較回路30が設けられている。この比較回路30の非反転入力端子(+)はIGBTのゲート端子と接続されており、反転入力端子(−)には電源電圧Vccを抵抗分割した電圧信号(Vth)が入力されるよう構成されている。ここで電源電圧を抵抗分割した電圧は、閾値を示す電圧であり、ミラー電圧に対応する電圧に設定されている。このように構成された半導体装置においては、ゲート電圧がミラー電圧以上の時、オン抵抗の小さな第1のスイッチング素子14と補助スイッチング素子15との並列回路から、オン抵抗の大きな第1のスイッチング素子14のみに切り替わる構成となる。したがって、図8に示した半導体装置においては、ミラー電圧で確実に所望のスイッチング素子に切り替わる構成となり駆動効率が高く、ノイズの発生が抑制されたデバイスとなる。
以上のように、実施の形態3の半導体装置においては、ミラー電圧以下では2つのNチャンネルMOSFETの並列回路によりIGBTを駆動し、ミラー電圧以上では1つのNチャンネルMOSFETのみにより駆動するよう構成されているため、ターンオン立ち上がりの速度を落とすことなく、リカバリー電流を抑えてノイズの低減を図っている。また、図8に示した実施の形態3の半導体装置においては、ノイズ低減の効果をさらに高めるため、ターンオン後半の駆動においてNチャンネルMOSFETを使用しており、このNチャンネルMOSFETの閾値電圧(Vth)分だけIGBTのゲート端子Gに印加される電圧を低くしている。
また、実施の形態3の半導体装置においては、前述の図6の(a)と(b)に示したIPMと同様に構成することが可能であり、駆動効率が高く、ノイズの発生が抑制されたIPMを構築することができる。
図9は、前述の実施の形態に示した半導体装置を電気機器のインバータ等に使用されるパワー半導体モジュールとして用いたDIP−IPM(Dual-In-Line Package Intelligent Power Module:制御素子を内蔵したインテリジェントパワー半導体モジュール)の一例を示す回路図である。図9に示すように、3つの高耐圧集積回路(HVIC)と1つの低耐圧集積回路(LVIC)が設けられている。
本発明は、電圧駆動型素子を用いた半導体装置において、信頼性の高い駆動回路を簡単な構成により構築できるため、各種装置に用いられる汎用性の高い半導体装置となる。
本発明に係る実施の形態1の半導体装置の構成を示す回路図である。 実施の形態1の半導体装置における各部の動作を示すタイミング図である。 実施の形態1の半導体装置の変形例を示す回路図である。 本発明に係る実施の形態2の半導体装置の構成を示す回路図である。 実施の形態2の半導体装置の変形例を示す回路図である。 (a)と(b)は実施の形態2の半導体装置をIPMに搭載した場合の例を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態3の半導体装置の構成を示す回路図である。 実施の形態3の半導体装置の変形例を示す回路図である。 本発明の半導体装置を用いたDIP−IPMの一例を示す回路図である。
符号の説明
1 IGBT、2A、2B 駆動回路、3A、3B、3C 制御回路、4 第1のスイッチング素子、5 補助スイッチング素子、6 第2のスイッチング素子、7 ダイオード、8 第1のインバータ、9 第2のインバータ、10 負論理AND回路、11 負論理NAND回路、12 インバータ、13 負論理NAND回路、14 第1のスイッチング素子、15 補助スイッチング素子、16 第2のスイッチング素子、17 ダイオード、18インバータ、19 負論理AND回路、20 負荷、21 転流ダイオード、22 入力端子、30 比較回路

Claims (5)

  1. 複数のスイッチング素子を有し、電圧駆動型素子のゲート端子にターンオンのための駆動信号を出力する駆動回路と、
    前記駆動回路の各スイッチング素子に制御信号を出力する制御回路と、を具備し、
    前記駆動回路は、少なくとも2つのスイッチング素子の並列回路を有して構成され、
    前記制御回路は、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧に到達したとき前記並列回路のスイッチング素子を切り換えて、前記電圧駆動型素子の駆動能力を低くするよう構成された半導体装置。
  2. 複数のスイッチング素子を有し、電圧駆動型素子のゲート端子にターンオンのための駆動信号を出力する駆動回路、及び
    前記駆動回路の各スイッチング素子に制御信号を出力する制御回路、を具備する半導体装置において、
    前記スイッチング素子はMOSFETにより構成され、前記駆動回路はNチャンネルMOSFETとPチャンネルMOSFETとの並列回路を有しており、
    前記制御回路は、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧未満で前記駆動回路のNチャンネルMOSFETをオフ状態とし、PチャンネルMOSFETをオン状態として、当該PチャンネルMOSFETにより前記電圧駆動型素子のゲート端子に電圧を印加し、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧以上では前記駆動回路のPチャンネルMOSFETをオフ状態とし、NチャンネルMOSFETをオン状態として、当該NチャンネルMOSFETにより前記電圧駆動型素子のゲート端子に電圧を印加するよう構成された半導体装置。
  3. 複数のスイッチング素子を有し、電圧駆動型素子のゲート端子にターンオンのための駆動信号を出力する駆動回路、及び
    前記駆動回路の各スイッチング素子に制御信号を出力する制御回路、を具備する半導体装置において、
    前記スイッチング素子はMOSFETにより構成され、前記駆動回路はNチャンネルMOSFETとPチャンネルMOSFETとの並列回路を有しており、
    前記制御回路は、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧未満で前記駆動回路のNチャンネルMOSFETとPチャンネルMOSFETとをオン状態として前記電圧駆動型素子のゲート端子に電圧を印加し、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧以上では前記駆動回路のPチャンネルMOSFETをオフ状態とし、NチャンネルMOSFETをオン状態として、当該NチャンネルMOSFETのみにより前記電圧駆動型素子のゲート端子に電圧を印加するよう構成された半導体装置。
  4. 複数のスイッチング素子を有し、電圧駆動型素子のゲート端子にターンオンのための駆動信号を出力する駆動回路、及び
    前記駆動回路の各スイッチング素子に制御信号を出力する制御回路、を具備する半導体装置において、
    前記スイッチング素子はMOSFETにより構成され、前記駆動回路は第1のNチャンネルMOSFETと第2のNチャンネルMOSFETとの並列回路を有しており、
    前記制御回路は、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧未満で前記駆動回路の第1のNチャンネルMOSFETと第2のNチャンネルMOSFETとをオン状態として前記電圧駆動型素子のゲート端子に電圧を印加し、ターンオン時のゲート電圧がミラー電圧以上では前記第2のNチャンネルMOSFETをオフ状態とし、第1のNチャンネルMOSFETをオン状態として、当該第1のNチャンネルMOSFETのみにより前記電圧駆動型素子のゲート端子に電圧を印加するよう構成された半導体装置。
  5. 電圧駆動型素子がIGBTである請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
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