JP5004123B2 - エレベータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、かごドアの開閉に連動させて乗場ドアを開閉させるエレベータ装置を備えたエレベータシステムに関し、とりわけ、地震が発生したときに、かごが着床する時にかごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにしてかごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止することができるエレベータシステムに関する。
一般的なエレベータにおいて、乗場ドアとかごドアは連動して開閉するようになっている(例えば、特許文献1、2等参照)。より具体的には、例えば、かごの着床時にかごドアの開閉に伴いこのかごドア側に設けられた係合部材と乗場ドア側に設けられた係合部材との係合によって乗場ドアが連動して開閉するようになっている。
ここで、かごドア側の係合部材としては例えばいわゆるカミソリ板といわれる係合板が用いられ、乗場ドア側の係合部材としては例えば一対のローラが用いられる。そして、エレベータのかごがある階を通過する時は、かごドア側の係合板は乗場ドア側の一対のローラの間を通過しているが、エレベータのかごが左右方向や前後方向に揺さぶられると、かごドア側の係合板が乗場ドア側のローラに衝突するおそれがある。ここで、乗場ドア側の係合部材は、乗場ドアの電気的ロックおよび機械的ロックをも兼ねているが、かごドア側の係合板が乗場ドア側のローラに衝突した時に、乗場ドアの電気的ロックが外れて安全スイッチが作動し、エレベータが非常停止となってエレベータのかご内に乗客が閉じこめられてしまう。また、いたずらにより、故意にかごドアを開けようとした場合にも、エレベータのかごの走行中にかごドア側の係合板が乗場ドア側の一対のローラの間を通過する際に、かごドア側の係合板が乗場ドア側のローラに衝突してしまう。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1等においては、かごドア側の係合板を、平時は乗場ドアから離れる方向に後退させ、かごが着床した時のみ乗場ドア側の一対のローラと係合可能に進出させるようにしている。
特開平5−78067号公報 特開平5−162956号公報
ところで、大きな地震が発生した場合には、エレベータのかご内に乗客が閉じこめられてしまい、救出されるまで相当な時間がかかるおそれがある。このようなエレベータのかご内での乗客の閉じこめは大きな社会問題となっており、改善が求められている。
しかしながら、上述の特許文献1、2等に示すようなエレベータドア装置においては、地震発生中にエレベータのかごが揺さぶられたときに、かごが着床する際にかごドア側の係合板が乗場ドア側に進出することとなるので、水平方向におけるかごの揺れによってかごドア側の係合板が乗場ドア側のローラに衝突するおそれがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、地震が発生したときに、かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにしてかごが着床する時にかごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止し、エレベータが非常停止となってエレベータのかご内に乗客が閉じこめられてしまうことを防止することができるエレベータシステムを提供することを目的とする。
本発明のエレベータシステムは、かごの着床時にかごドアの開閉に伴い該かごドア側に設けられた係合部材と乗場ドア側に設けられた係合部材との係合により乗場ドアが連動して開閉するようなエレベータ装置と、前記エレベータ装置のかごの内部に設置され、当該かごの水平方向における加速度を測定する加速度計と、前記エレベータ装置の制御を行うエレベータ制御手段であって、前記かごドア側の係合部材を、かごが着床する時に乗場ドア側の係合部材と係合可能に進出させ、前記加速度計により測定されるかごの加速度が予め設定された基準値より大きい場合にはかごが着床する時であっても前記かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御を行うエレベータ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このようなエレベータシステムによれば、地震が発生した時にはエレベータ装置のかごも水平方向に揺れることとなるが、このようなかごの水平方向の揺れが加速時計により検出され、かごの加速度が基準値よりも大きい場合にはかごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御が行われる。このように、地震発生時に、かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにすることができるので、かごが着床する時にかごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止することができる。このため、エレベータが非常停止となってエレベータのかご内に乗客が閉じこめられてしまうことを防止することができる。
本発明のエレベータシステムにおいては、前記エレベータ装置のかごの外部に、地震を検出する地震感知器が設けられており、前記加速度計により測定されるかごの加速度が基準値より小さい場合であっても前記地震感知器が地震を検出した場合には、前記エレベータ制御手段は、かごが着床する時に前記かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御を行うことが好ましい。このことにより、地震が発生した直後にこの地震の揺れがエレベータ装置のかごに伝達される前であっても、地震感知器により地震が検出されたときにかごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにすることができるので、かごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することをより確実に抑止することができる。
本発明のエレベータシステムにおいては、前記エレベータ制御手段は、前記地震感知器における地震検出状態がリセットされるまで、前記かごドア側の係合部材を乗場ドア側に進出させないよう制御を行うことがより好ましい。このように、例えば保守員がエレベータ装置の点検を行って安全性が確認された後に当該保守員が手動で地震感知器の地震検出状態のリセットを行うまで、かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにしているので、より確実に、かごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止することができる。
本発明のエレベータシステムにおいては、前記エレベータ制御手段は、前記加速度計により測定されるかごの加速度が一旦基準値より大きくなったときにはこのことを保持し、この保持状態の間は前記かごドア側の係合部材を乗場ドア側に進出させないよう制御を行い、このエレベータ制御手段における保持状態は、前記地震感知器における地震検出状態がリセットされたときに解除されるようになっていることがより好ましい。このように、かごの加速度が一旦基準値より大きくなったときにはこのことが保持され、この保持状態の間はかごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにしており、例えば保守員がエレベータ装置の点検を行って安全性が確認された後に当該保守員が手動で地震感知器の地震検出状態のリセットを行うまで、保持状態が維持されるようになっているので、より確実に、かごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止することができる。
本発明のエレベータシステムにおいては、前記加速度計により測定されるかごの加速度が予め設定された基準値より大きくなった時に、かごドアの開閉動作が待機状態となったことをかご内の乗客に報知する報知手段を更に備えたことが好ましい。このことにより、地震発生時において、かご内の乗客に対して、かごドアの開閉動作が一時的に待機状態となったに過ぎないことが報知されるようになるので、かご内の乗客は閉じこめられたわけではないことを認識することができるようになり、かご内の乗客がパニックになったり無理矢理かごドアをこじ開けたりするようなトラブルを抑止することができる。
本発明のエレベータシステムは、かごの着床時にかごドアの開閉に伴い該かごドア側に設けられた係合部材と乗場ドア側に設けられた係合部材との係合により乗場ドアが連動して開閉するようなエレベータ装置と、前記エレベータ装置のかごの外部に設置され、地震を検出する地震感知器と、前記エレベータ装置の制御を行うエレベータ制御手段であって、前記かごドア側の係合部材を、かごが着床する時に乗場ドア側の係合部材と係合可能に進出させ、前記地震感知器により地震が検出された場合にはかごが着床する時であっても前記かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御を行うエレベータ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このようなエレベータシステムによれば、地震が発生した時には地震感知器によりこのことが検出され、かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御が行われる。このように、地震発生時にエレベータ装置のかごが水平方向に揺れた場合であっても、かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにすることができるので、かごが着床する時にかごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止することができる。このため、エレベータが非常停止となってエレベータのかご内に乗客が閉じこめられてしまうことを防止することができる。
本発明のエレベータシステムにおいては、前記地震感知器により地震が検出された時に、かごドアの開閉動作が待機状態となったことをかご内の乗客に報知する報知手段を更に備えたことが好ましい。このことにより、地震発生時において、かご内の乗客に対して、かごドアの開閉動作が一時的に待機状態となったに過ぎないことが報知されるようになるので、かご内の乗客は閉じこめられたわけではないことを認識することができるようになり、かご内の乗客がパニックになったり無理矢理かごドアをこじ開けたりするようなトラブルを抑止することができる。
本発明のエレベータシステムによれば、地震が発生したときに、かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れるようにしてかごが着床する時にかごドア側の係合部材が乗場ドア側の係合部材に衝突することを抑止し、エレベータが非常停止となってエレベータのかご内に乗客が閉じこめられてしまうことを防止することができる。
以下、本発明の一の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態におけるエレベータシステムの構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示すエレベータシステムにおけるエレベータ装置の上面図である。また、図3は、図2に示すエレベータ装置におけるかごドア側の係合部材および乗場ドア側の係合部材の側面図であり、図4は、図2に示すエレベータ装置におけるかごドア側の係合部材および乗場ドア側の係合部材の正面図(図3を左方から見た図)である。また、図5は、図1に示すエレベータシステムの動作を示すフローチャートである。
図1および図2に示すように、エレベータシステムは、かご7を含むエレベータ装置3と、このエレベータ装置3の制御を行うエレベータ制御装置2と、エレベータ制御装置2に通信接続された地震感知器1とを備えている。また、エレベータ制御装置2には、エレベータ装置3のかご7の内部に設けられた加速度計10が通信接続されている。以下、このようなエレベータシステムの各構成要素について詳述する。
まず、エレベータ装置3の構成の詳細について図2乃至図4を用いて説明する。図2は、エレベータ装置3の上面図である。図2に示すように、エレベータの昇降路6内にかご7が配置されており、このかご7はかごレール11の軌道に沿って(図2の紙面に対して垂直方向に)昇降するようになっている。また、かご7とつり合いを取るためのつり合い錘8が昇降路6内に設けられており、このつり合い錘8はつり合い錘レール12の軌道に沿って(図2の紙面に対して垂直方向に)昇降するようになっている。かご7には左右に開く一対のかごドア13が設けられており、一方エレベータの各フロアの乗場には左右に開く一対の乗場ドア14がかごドア13に対向するよう設けられている。また、前述のように、かご7の内部には加速度計10が設けられており、また、かご7の外部における任意の位置、例えばエレベータの機械室やエレベータが設置される建屋には地震感知器1が設置されている。
次に、図2に示すようなエレベータ装置3においてかごドア13と乗場ドア14を連動させる機構について図3および図4を用いて詳述する。
図3および図4に示すように、乗場ドア14の背面上部にインタロック装置22が設けられている。このインタロック装置22の回動爪23に、乗場ドア14側の係合部材である一対の係合ローラ20a、20bが互いに所定間隔をあけて設けられている。
一方、かごドア13の背面上部には、かごドア13側の係合部材である係合板15が設けられている。この係合板15は、いわゆるカミソリ板といわれる縦長薄板状のものである。この係合板15は、かごドア13に直接固定されておらず、後述する進退機構30により支持されている。
かご7が昇降して目的階に移動すると、かごドア13背面側の係合板15が図4に示すようにインタロック装置22の係合ローラ20a、20b間に進入して止まり、その状態でかごドア13を開くと、これと共に係合板15が図4の左右いずれかの方向(例えば図4の左方)に移動し、この係合板15がインタロック装置22の一方の係合ローラ20aに当たって押動するようになっている。この一方の係合ローラ20aが図4の左方に押されると、その初期段階で回動爪23が軸21を中心として図4の反時計回りに回転してロック解除状態となり、そのままかごドア13に追従するかたちで乗場ドア14も連動して動くようになる。逆にかごドア13が閉じられると、この係合板15がかごドア13と共に図4の右方向に移動してインタロック装置22の他方の係合ローラ20bを押し動かす。このことにより乗場ドア14も連動して閉じ、インタロック装置22の回動爪23が図4の時計回りに回転してストッパ24に自動的に掛止してロック状態となる。この状態でかご7が次の目的階へ昇降しはじめると、かごドア13側の係合板15も係合ローラ20a、20bの間を通って昇降するようになる。
ここで、係合板15を支持するための進退機構30は、係合板15を、平時は乗場ドア14から離れる方向に後退させ(図3の実線参照)、かご7がエレベータの各フロアの乗場に着床(停止)した時にはこの係合板15を乗場ドア14側の係合ローラ20a、20b間に係合可能に進出させる(図3の点線参照)ようになっている。具体的には、進退機構30において、駆動源として電磁石31がかごドア13の上部に取り付けられている。この電磁石31には、下方に進退可能なプランジャ32を常に上方に引き上げる引きバネ33が設けられている。プランジャ32の下端に、ピン34を介して連動バー35が枢支連結されている。また、かごドア13の背面における上下に離間した箇所にプランジャ36a、36bが設けられており、これらのプランジャ36a、36bに各々枢支軸37a、37bを介してそれぞれ回動可能に上下一対の平行リンク38a、38bが取り付けられている。ここで、上側の平行リンク38aの基端側は延出されており、この延出部分は連動バー35の下端とピン39を介して枢支連結されている。これらの上下一対の平行リンク38a、38bの先端に、枢支ピン40a、40bを介して係合板15が連結保持されている。
図3および図4に示すようなエレベータ装置3においては、かご7の移動中は、電磁石31が無通電で消磁されておりプランジャ32が引きバネ33によって上方に引き上げられ、連動バー35を介して平行リンク38a、38bが図3の時計回りに回動し、係合板15を図3の実線で示すように乗場ドア14から離れる方向に後退せしめて保持するようになっている。このため、かごドア13側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20b間を通らずに上下動するので当該係合ローラ20a、20b等との接触事故を引き起こすことはない。
一方、かご7がエレベータの各フロアの乗場に着床した時には、電磁石31が通電により励磁して引きバネ33に抗してプランジャ32が押し下げられ、連動バー35を介して平行リンク38a、38bが図3の反時計回りに回動し、係合板15を図3の点線で示すように乗場ドア14の方向に平行移動させて進出させるようになっている。この状態でかごドア13が開閉されると、係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bと係合して押し動作を行い、乗場ドア14をかごドア13に追従するように連動して開閉せしめるようになっている。ここで、電磁石31の通電/無通電の切り換えは、前述のエレベータ制御装置2により行われるようになっている。
地震感知器1は、地震が発生したときにこのことを検出するよう構成されている。具体的には、地震が発生するとまずP波が生じ、次にS波が生じるが、地震感知器1はP波、S波の両方を感知して検出するようになっている。なお、一般的な地震において、最初の小さな揺れがP波に対応し、次に発生する大きな揺れがS波に対応している。地震感知器1は、P波、S波をそれぞれ検出したときには、その検出状態(地震検出状態
)を保持するようになっている。
加速度計10は、かご7の水平方向における加速度を測定するよう構成されている。ここで、地震が発生したときに、P波に対応する最初の小さな揺れではかご7はほとんど揺れないが、S波に対応する次の大きな揺れによりかご7は図2の矢印16に示すような左右方向および矢印17に示すような前後方向に大きく揺れることとなり、このときにかご7の加速度が大きくなることが加速度計10により測定される。
エレベータ制御装置2は、エレベータ装置3の様々な制御を行うようになっている。このような様々な制御のうちの一つの制御として、エレベータ制御装置2は、エレベータ装置3の進退機構30における電磁石31の通電/無通電の切り換えを制御するようになっている。ここで、エレベータ制御装置2は、平時は、電磁石31を無通電状態とすることによりかごドア13側の係合板15を図3の実線で示すように乗場ドア14から離れる方向に後退せしめて保持するようになっている。一方、かご7が着床する時には、エレベータ制御装置2は電磁石31を通電状態とすることによりかごドア13側の係合板15を図3の点線で示すように乗場ドア14の方向に平行移動させて進出させ、係合板15を乗場ドア14側の一対の係合ローラ20a、20bに係合可能なようにする。
さらに、エレベータ制御装置2には、加速度計10により測定されたかご7の水平方向における加速度の情報が送られるようになっており、例えば大きな地震が発生し、加速度計10により測定されるかご7の加速度が予め設定された基準値よりも大きくなった場合には、かご7が着床する時であっても、電磁石31を無通電状態とすることによりかごドア13側の係合板15を図3の実線で示すように乗場ドア14から離れる方向に後退せしめて保持するようになっている。
次に、このような構成からなるエレベータシステムの動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
通常のエレベータ運行時においては、エレベータ制御装置2が、エレベータ装置3の進退機構30における電磁石31の通電/無通電の切り換えを制御することにより、かごドア13側の係合板15を、平時は乗場ドア14から離れる方向に後退させ(図3の実線参照)、かご7がエレベータの各フロアの乗場に着床(停止)した時にはこの係合板15を乗場ドア14側の係合ローラ20a、20b間に係合可能に進出させる(図3の点線参照)。このことにより、かご7の着床時においてのみかごドア3側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bと係合可能になるので、かご7の移動中はこのかご7がいたずら等により前後左右に揺れたとしても、係合板15が係合ローラ20a、20bとぶつかって破損するなどの心配がなく、かご7が乗場に着床停止したときにのみ係合板15が係合ローラ20a、20b間に進入できて、かごドア13の開閉に乗場ドア14を確実に連動させて開閉できるようになる。
而して、例えば大きな地震が発生したときには、最初に小さな揺れが発生し、次に大きな揺れが発生する。ここで、最初の小さな揺れの発生時にはP波が生じ(図5のStep1参照)、このP波が地震感知器1により感知される(図5のStep2参照)。このときは、かご7はほとんど揺れることはない。
地震感知器1によりP波が感知されたときには、この情報がエレベータ制御装置2に送られ、エレベータ制御装置2はエレベータ装置3を制御してかご7を緊急避難的に最寄りのフロアの乗場に着床させるようにする(地震管制運転動作)。
次に、大きな揺れの発生時にS波が生じ(図5のStep3参照)、このS波が地震感知器1により感知され、またかご7が昇降路6内で水平方向(図2の矢印16で示す左右方向や矢印17で示す前後方向)に大きく揺れる。
ここで、加速度計10はかご7の水平方向における加速度を常時測定するようになっており、エレベータ制御装置2において、加速度計10より測定されるかご7の加速度が予め設定された基準値よりも大きいか否かが判断される(Step5)。かご7の加速度が基準値よりも大きいと判断されたときには、エレベータ制御装置2は、かご7が緊急避難的に最寄りのフロアの乗場に着床する時であっても、電磁石31を無通電状態とすることによりかごドア13側の係合板15を図3の実線で示すように乗場ドア14から離れる方向に後退せしめて保持する(Step6)。このような地震発生時用の特殊な制御は、加速度計10より測定されるかご7の加速度が予め設定された基準値よりも小さくなるまで行われる。
一方、かご7の加速度が基準値よりも小さい場合には、エレベータ制御装置2は地震発生時用の制御を特段行うことなく、通常の制御を行う。すなわち、エレベータ制御装置2は、かご7がエレベータの各フロアの乗場に着床(停止)した時にはこの係合板15を乗場ドア14側の係合ローラ20a、20b間に係合可能に進出させる。このことにより、エレベータ制御装置2からの指令によってかごドア13が開いたときには乗場ドア14も連動して開くようになる。
以上のように本実施の形態のエレベータシステムによれば、エレベータ装置3のかご7の内部に、当該かご7の水平方向における加速度を測定する加速度計10が設けられており、エレベータ制御装置2は、加速度計10により測定されるかご7の加速度が予め設定された基準値より大きい場合にはかご7が着床する時であってもかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れる方向に後退させるよう制御を行うようになっている。このことにより、地震が発生した時にはエレベータ装置3のかご7も水平方向に揺れることとなるが、このようなかご7の水平方向の揺れが加速度計10により検出され、かご7の加速度が基準値よりも大きい場合にはかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れる方向に後退させるよう制御が行われる。このように、地震発生時に、かごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れるようにすることができるので、かご7が着床する時にかごドア13側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bに衝突することを抑止することができる。このため、エレベータが非常停止となってエレベータのかご7内に乗客が閉じこめられてしまうことを防止することができる。
なお、本発明によるエレベータシステムは、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、加速度計10により測定されるかご7の加速度が基準値より小さい場合であっても地震感知器1が地震を検出した場合には、具体的には地震感知器1がP波を感知した場合には、エレベータ制御装置2は、かご7が着床する時にかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れる方向に後退させるよう制御を行うようになっていてもよい。
すなわち、地震が発生したときには、最初に小さな揺れが発生してP波が生じ、次に大きな揺れが発生してS波が生じるが、最初のP波の発生時にかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れる方向に後退させることにより、地震が発生した直後にこの地震の揺れがエレベータ装置3のかご7に伝達される前であっても、地震感知器1により地震(P波)が検出されたときにかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れるようにすることができるので、かごドア13側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bに衝突することをより確実に抑止することができる。
また、他の変形例としては、地震感知器1にはリセット機構が取り付けられており、エレベータ制御装置2は、地震感知器1における地震検出状態がリセット機構によりリセットされるまで、かごドア13側の係合板15を乗場ドア14側に進出させないよう制御を行うようになっていてもよい。ここで、リセット機構としては、例えば、P波による地震検出状態を自動的に(例えばP波を検出してから30秒後に)リセットし、S波による地震検出状態は保守員により手動でリセットするようなものが用いられる。このことにより、例えば保守員がエレベータ装置3の点検を行って安全性が確認された後に当該保守員が手動で地震感知器1の地震検出状態のリセットを行うまで、かごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れるようにしているので、より確実に、かごドア13側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bに衝突することを抑止することができる。
また、図6のフローチャートに示すように、エレベータ制御装置2は、加速度計10により測定されるかご7の加速度が一旦基準値より大きくなったときにはこのことを保持し、この保持状態の間はかごドア13側の係合板15を乗場ドア14側に進出させないよう制御を行い、このエレベータ制御装置2における保持状態は、地震感知器1における地震検出状態がリセット機構によりリセットされたとき(Step7参照)に解除されるようになっていてもよい。このように、かご7の加速度が一旦基準値より大きくなったときにはこのことが保持され、この保持状態の間はかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れるようにしており、例えば保守員がエレベータ装置3の点検を行って安全性が確認された後に当該保守員が手動で地震感知器1の地震検出状態のリセットを行うまで、保持状態が維持されるようになっているので、より確実に、かごドア13側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bに衝突することを抑止することができる。
また、エレベータ制御装置2は、加速度計10による測定結果にかかわらず、地震感知器1により地震が検出された場合には、かご7が着床する時であってもかごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れる方向に後退させるよう制御するようになっていてもよい。このようなエレベータシステムによれば、地震感知器1による地震の検出に基づいて、かごドア13側の係合板15を乗場ドア14から離れるようにすることができるので、地震発生時にエレベータ装置3のかご7が水平方向に揺れた場合であっても、かご7が着床する時にかごドア13側の係合板15が乗場ドア14側の係合ローラ20a、20bに衝突することを抑止することができる。このため、エレベータが非常停止となってエレベータのかご7内に乗客が閉じこめられてしまうことを防止することができる。
また、加速度計10により測定されるかご7の加速度が予め設定された基準値よりも大きくなった時に、あるいは地震感知器1により地震が検出された時に、かごドア13の開閉動作が待機状態となったことをかご7内の乗客に報知するような、例えば音声システムや表示ランプ等の報知手段が設けられていてもよい。このような報知手段を設けた場合には、地震発生時において、かご7内の乗客に対して、かごドア13の開閉動作が一時的に待機状態となったに過ぎないことが報知されるようになるので、かご7内の乗客は閉じこめられたわけではないことを認識することができるようになり、かご7内の乗客がパニックになったり無理矢理かごドア13をこじ開けたりするようなトラブルを抑止することができる。
本発明の一の実施の形態におけるエレベータシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示すエレベータシステムにおけるエレベータ装置の上面図である。 図2に示すエレベータ装置におけるかごドア側の係合部材および乗場ドア側の係合部材の側面図である。 図2に示すエレベータ装置におけるかごドア側の係合部材および乗場ドア側の係合部材の正面図(図3を左方から見た図)である。 図1に示すエレベータシステムの動作を示すフローチャートである。 図1に示すエレベータシステムの他の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 地震感知器
2 エレベータ制御装置
3 エレベータ装置
6 昇降路
7 かご
8 つり合い錘
10 加速度計
11 かごレール
12 つり合い錘レール
13 かごドア
14 乗場ドア
15 係合板
16 左右方向の揺れ
17 前後方向の揺れ
20a、20b 係合ローラ
21 軸
22 インタロック装置
23 回動爪
24 ストッパ
30 進退機構
31 電磁石
32 プランジャ
33 引きバネ
34 ピン
35 連動バー
36a、36b プランジャ
37a、37b 枢支軸
38a、38b 平行リンク
39 ピン
40a、40b 枢支ピン

Claims (7)

  1. かごの着床時にかごドアの開閉に伴い該かごドア側に設けられた係合部材と乗場ドア側に設けられた係合部材との係合により乗場ドアが連動して開閉するようなエレベータ装置と、
    前記エレベータ装置のかごの内部に設置され、当該かごの水平方向における加速度を測定する加速度計と、
    前記エレベータ装置の制御を行うエレベータ制御手段であって、前記かごドア側の係合部材を、かごが着床する時に乗場ドア側の係合部材と係合可能に進出させ、前記加速度計により測定されるかごの加速度が予め設定された基準値より大きい場合にはかごが着床する時であっても前記かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御を行うエレベータ制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記エレベータ装置のかごの外部に、地震を検出する地震感知器が設けられており、
    前記加速度計により測定されるかごの加速度が基準値より小さい場合であっても前記地震感知器が地震を検出した場合には、前記エレベータ制御手段は、かごが着床する時に前記かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  3. 前記エレベータ制御手段は、前記地震感知器における地震検出状態がリセットされるまで、前記かごドア側の係合部材を乗場ドア側に進出させないよう制御を行うことを特徴とする請求項2記載のエレベータシステム。
  4. 前記エレベータ制御手段は、前記加速度計により測定されるかごの加速度が一旦基準値より大きくなったときにはこのことを保持し、この保持状態の間は前記かごドア側の係合部材を乗場ドア側に進出させないよう制御を行い、
    このエレベータ制御手段における保持状態は、前記地震感知器における地震検出状態がリセットされたときに解除されるようになっていることを特徴とする請求項2または3記載のエレベータシステム。
  5. 前記加速度計により測定されるかごの加速度が予め設定された基準値より大きくなった時に、かごドアの開閉動作が待機状態となったことをかご内の乗客に報知する報知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエレベータシステム。
  6. かごの着床時にかごドアの開閉に伴い該かごドア側に設けられた係合部材と乗場ドア側に設けられた係合部材との係合により乗場ドアが連動して開閉するようなエレベータ装置と、
    前記エレベータ装置のかごの外部に設置され、地震を検出する地震感知器と、
    前記エレベータ装置の制御を行うエレベータ制御手段であって、前記かごドア側の係合部材を、かごが着床する時に乗場ドア側の係合部材と係合可能に進出させ、前記地震感知器により地震が検出された場合にはかごが着床する時であっても前記かごドア側の係合部材を乗場ドアから離れる方向に後退させるよう制御を行うエレベータ制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータシステム。
  7. 前記地震感知器により地震が検出された時に、かごドアの開閉動作が待機状態となったことをかご内の乗客に報知する報知手段を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載のエレベータシステム。
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