JP2004107026A - エレベータ制御装置 - Google Patents

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衣笠 満代
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    • B66B13/165Door or gate locking devices controlled or primarily controlled by condition of cage, e.g. movement or position electrical

Abstract

【課題】昇降中および緊急停止した時に乗客がドアから転落する等の危険な状態になることを防止することができるエレベータ制御装置を提供する。
【解決手段】着床時戸開する前に、乗りかご1の着床位置が所定範囲の着床レベルにあるとき、ロックピン引き上げ指令信号(DLRY)をオン出力してかごドアロック装置2のロックピンを引き上げてロックを解除し、戸開動作を開始する。戸閉時にドアが閉まると同時に、機械的にロックピンが落下してロックする。これにより、着床して戸開する場合以外はドアが開かないようにロックされ、昇降中および緊急停止した時に乗客がドアから転落することを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベータの乗りかごのドアの開閉制御は、乗りかごの着床位置が基準位置から例えば上下200mmの範囲の着床レベルにあるときに図6に示すように、戸開許可ゾーン検出信号(DZ)31が出力されており、この戸開許可ゾーン検出信号(DZ)31が出力されているとき、着床時またはかご内の戸開ボタンが操作されると、戸開指令信号(DT)32がオン出力されてドアが開き、ドアが完全に開くと全戸開確認信号(18DS)36が出力される。所定時間の戸開放後またはかご内の戸閉ボタンが操作されると、戸開指令信号(DT)32がオフとなりドアが閉じる。そして、ドアが閉じているときは、戸閉確認信号(DC)37が出力される。
【0003】
また、エレベータの乗りかごには、通常、昇降中および緊急停止した場合に、乗客がかご内からドアを開けて転落することを防止するために、戸閉力を保持するドア機構を有し、それに加えて更に、転落防止用のフェッシャープレートを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、昇降路の壁を取り去り、かごを屋外に露出させるような展望用のシャフトレスエレベータにおいて、特に昇降行程の途中で出入口側も壁が無い構成の場合、景観上、乗りかごドアに転落防止用のフェッシャープレートが設置されない。よって、昇降中や階間で緊急停止した場合、戸閉力を保持するドア機構により通常ではかご内からドアは開かない構成になっているが、万が一、乗客がドアをこじ開けてしまい、誤って転落することを防止するための手段が必要である。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するために為されたもので、昇降中や階間で緊急停止した場合、かご内からドアが開かないようにするためのかごドアロック装置を設け、戸開時にかごドアのロックの解除を行い、戸閉時にかごドアをロックし、乗客がドアから転落することを防止するエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明に係るエレベータ制御装置は、かご内からかごドアが開かないようにするためのかごドアロック装置と、戸閉時にかごドアロック装置によりかごドアをロックし、戸開時にかごドアのロックの解除を行い、エレベータの運行を制御する運行制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の本発明によれば、かご内からドアが開かないようにするためのかごドアロック装置を設けることにより、昇降中および緊急停止した時に乗客がドアから転落する等の危険な状態になることを防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のエレベータ制御装置において、運行制御装置が、戸開動作開始から所定時間以上経過してもかごドアが完全に開いたことを確認できない場合は、戸閉動作を行い、再度戸開動作を試みることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の本発明によれば、かごドアの戸開動作が正常に行えない場合に、戸閉動作を行い、再度戸開動作を試みることにより、閉じ込め故障となることをできるだけ回避することができる。
【0010】
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のエレベータ制御装置において、運行制御装置が、戸閉動作開始から所定時間以上経過してもかごドアが完全に閉じたことを確認できない場合は、戸開動作を行い、再度戸閉動作を試みることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の本発明によれば、かごドアの戸閉動作が正常に行えない場合に、戸開動作を行い、再度戸閉動作を試みることにより、昇降不能な故障となることをできるだけ回避することができる。
【0012】
請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、運行制御装置が、かごドアのロックを確認できない場合は、エレベータを昇降させないことを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の本発明によれば、かごドアのロックが確認できない場合は、エレベータを昇降させないことにより、乗客の安全を確保することができる。
【0014】
請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、運行制御装置が、かごドアのロックと解除を共に確認した場合は、エレベータを昇降させないことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の本発明によれば、かごドアのロックと解除を共に確認した場合は、エレベータを昇降させないことにより、乗客の安全を確保することができる。
【0016】
請求項6に記載の本発明は、請求項4または請求項5に記載のエレベータ制御装置において、エレベータ点検時に、運行制御装置が、かごドアのロックが確認できない場合、あるいはかごドアのロックと解除を共に確認した場合は、エレベータを昇降させることを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の本発明によれば、エレベータ点検時には、かごドアのロックが確認できない場合、あるいはかごドアのロックと解除を共に確認した場合でも、エレベータを昇降させることにより、メンテナンスを容易とすることができる。
【0018】
請求項7に記載の本発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、かごドアロック装置の異常が発生した場合、その旨を乗客に知らせるための報知装置を備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項7に記載の本発明によれば、ドアロック装置の異常が発生した場合、その旨を乗客に報知することでき、混乱を防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を挙げて本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置の概略構成を図1に示す。同図に示すように、この実施形態のエレベータ制御装置10は、乗客の転落を防止するためのフェッシャープレートが設置されていない乗りかご1と、かご内からドアが開かないようにするためのかごドアロック装置2と、エレベータの運行を制御する運行制御装置3と、戸開許可ゾーン検出信号発生装置5とを備えている。
【0022】
図2は、かごドアロック装置2の回路構成を示す図である。同図に示すように、かごドアロック装置2は、戸開許可ゾーン検出信号(DZ)31で閉成する接点21と、ロックピン引き上げ指令信号(DLRY)33で動作するリレー22およびその接点23と、ソレノイド(SOL)24及びロックピン25から成るロック機構26と、ロック解除信号(DLOA)を発生するリミットスイッチ(DLOLS)27と、ロック確認信号(DLCA)を発生するリミットスイッチ(DLCLS)28とを備えている。
【0023】
図3は、かごドアロック装置2を取付けた状態を示す斜視図である。同図に示すように、かごドアロック装置2は乗りかごの上部に取付けられ、ロックピン25が落下した時、左右のドアにそれぞれ取付けられたブラケット(L)29及びブラケット(R)30に設けられた孔を貫通した状態となって、左右のドアが開かないようにロックし、ロックピン25が引き上げられた時、ロックが解除され、左右のドアが開くことができる状態となるように構成されている。
【0024】
次に、図4に示す戸開閉時のタイミングチャートを用いて、上述の構成によるエレベータ制御装置の動作を説明する。
【0025】
かごドアロック装置2は、ソレノイド(SOL)24の吸引によりロックピン25を引き上げてロックを解除し、戸閉時(戸開指令信号オフ)にドアが閉まると同時に、機構的に保持が解除され、機械的にロックピン25が落下してロックする構成とする。
【0026】
エレベータ着床時またはかご内の戸開ボタンが操作されたとする。運行制御装置3は、戸開する前に、乗りかご1の着床位置が基準位置から例えば上下200mmの範囲の着床レベルにあるときドア開許可ゾーン検出信号(DZ)31でかごドアロック装置2の接点21を閉成するとともに、かごドアロック装置2に対してロックピン引き上げ指令信号(DLRY)33をオン出力してリレー22により接点23を閉成し、ソレノイド(SOL)24の吸引によりロックピン25が引き上げられる。ロックピン25が引き上げられたことを確認する信号すなわちロック解除信号(DLOA)34がオンになると、戸開指令信号(DT)32により戸開動作を開始する。
【0027】
また、所定時間の戸開放後またはかご内の戸閉ボタンが操作されたとする。運行制御装置3は、戸開指令信号(DT)32をオフとすると同時にかごドアロック装置2に対してロックピン引き上げ指令信号(DLRY)33をオフ出力することにより、ロックピン25が落下して機械的にロックし、ロック確認信号(DLCA)35がオンとなる。
【0028】
このように、本実施形態によれば、着床して戸開する場合以外は、かごドアロック装置2によりドアが開かないようにロックされるので、昇降中および緊急停止した時に乗客がドアから転落する等の危険な状態になることを防止することができる。
【0029】
<第2の実施形態>
次に本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態の説明で使用した図1〜4を流用して説明する。
【0030】
この第2の実施形態は、第1の実施形態のエレベータ制御装置10において、運行制御装置3が、かごドアが完全に開いたことを確認できない場合は、戸閉動作を行い、再度戸開動作を試みるものである。
【0031】
図4の戸開閉時のタイミングチャートを参照して、この第2の実施形態の動作を説明する。
【0032】
エレベータ着床時またはかご内の戸開ボタンが操作されたとする。
【0033】
運行制御装置3は、戸開動作開始(ロックピン引き上げ、戸開指令信号(DT)32オン出力)(図4のAの時点)から所定時間(例えば1〜2分)が経過してもかごドアが完全に戸開したことを確認する信号(18DS)36がオンにならない場合は、かごドアロックの解除動作に異常が生じたものと判断し、戸閉指令信号(DT)をオフとして戸閉後、再度、戸開動作を行う。すなわち、戸閉後、再度、ロックピン引き上げ指令信号33(DLRY)をオン出力してロックピンを引き上げ、戸開指令信号(DT)32をオン出力とする戸開動作を行う。
【0034】
このように、戸開動作をやり直すことにより、かごドアロックの解除動作に異常が生じた場合、すなわち、かごドアロック装置2にごみが入っていたり、かごドアロック装置2が一時的に故障していたりした場合でも、二回目の戸開動作でドアを戸開させることができることが多い。
【0035】
本実施の形態によれば、ドア反転動作を行うことにより、閉じ込め故障となることをできるだけ回避することができる。
【0036】
<第3の実施形態>
次に本発明の第3の実施形態について、第1の実施形態の説明で使用した図1〜4を流用して説明する。
【0037】
この第3の実施形態は、第1の実施形態のエレベータ制御装置10において、運行制御装置3が、かごドアが完全に閉じたことを確認できない場合は、戸開動作を行い、再度戸閉動作を試みるものである。
【0038】
図4の戸開閉時のタイミングチャートを参照して、この第3の実施形態の動作を説明する。
【0039】
所定時間の戸開放後またはかご内の戸閉ボタンが操作されたとする。
【0040】
運行制御装置3は、戸閉動作開始(戸開指令信号(DT)32オフ)(図4のBの時点)から所定時間(例えば1〜2分)が経過してもかごドアが完全に戸閉したことを確認する信号(DC)37がオンにならない場合は、かごドアロック動作に異常が生じたものと判断し、戸開指令信号(DT)32をオンとして戸開後、再度、戸閉動作を行う。
【0041】
このように、戸閉動作をやり直すことにより、かごドアロック動作に異常が生じてかごドアが完全に戸閉しない場合、すなわち、ロックピン25が落ちてこなかったり、ドアが閉まりきらないうちにロックピン25が落ちたりしてかごドアが完全に戸閉しない場合でも、二回目の戸閉動作でドアを戸閉させることができることが多い。
【0042】
本実施の形態によれば、ドア反転動作を行うことにより、昇降不能な故障となることをできるだけ回避することができる。
【0043】
<第4の実施形態>
次に本発明の第4の実施形態について、第1の実施形態の説明で使用した図1〜4を流用して説明する。
【0044】
この第4の実施形態は、第1の実施形態のエレベータ制御装置10において、運行制御装置3が、かごドアのロックが確認できない場合は昇降させないものである。
【0045】
図4の戸開閉時のタイミングチャートを参照して、この第4の実施形態の動作を説明する。
【0046】
所定時間の戸開放後またはかご内の戸閉ボタンが操作されたとする。
【0047】
運行制御装置3は、かごドアがロックされたことを確認する信号(DLCA)35がオンにならない場合は、エレベータを昇降させない。例えば、ロックピン25が落ちない場合や、ロック確認信号(DLCA)35を発生するリミットスイッチ(DLCLS)28が故障した場合、あるいはロック確認信号(DLCA)35の信号線が断線した場合は、ロック確認信号(DLCA)35がオンにならないので、エレベータを昇降させない。
【0048】
本実施の形態によれば、常にかごドアがロックされた状態で昇降を行うため、乗客の安全を確保できる。
【0049】
<第5の実施形態>
次に本発明の第5の実施形態について、第1の実施形態の説明で使用した図1〜4を流用して説明する。
【0050】
この第5の実施形態は、第1の実施形態のエレベータ制御装置10において、運行制御装置3が、かごドアロックと解除を共に確認した場合は昇降させないものである。
【0051】
図4の戸開閉時のタイミングチャートを参照して、この第5の実施形態の動作を説明する。
【0052】
運行制御装置3は、かごドアがロックされたことを確認する信号(DLCA)35と、かごドアのロックが解除されたことを確認する信号(DLOA)34が共にオンになった場合は、ドアロック装置2に異常が生じたと判断し、エレベータを昇降させない。例えば、ロック解除信号(DLOA)34を発生するリミットスイッチ(DLOLS)27とロック確認信号(DLCA)35を発生するリミットスイッチ(DLCLS)28の両方が故障した場合、あるいはいずれか一方が故障した場合に、かごドアがロックされたことを確認する信号(DLCA)35と、かごドアのロックが解除されたことを確認する信号(DLOA)34が共にオンになることがあり、この場合は、エレベータを昇降させない。
【0053】
本実施の形態によれば、かごドアロック装置2に異常が生じた場合は昇降を禁止するため、乗客の安全を確保できる。
【0054】
<第6の実施形態>
次に本発明の第6の実施形態について、第1の実施形態の説明で使用した図1〜4を流用して説明する。
【0055】
この第6の実施形態は、第1の実施形態のエレベータ制御装置10において、運行制御装置3は、エレベータ点検時、かごドアロックが確認できない場合およびかごドアロックと解除を共に確認した場合でも昇降可能とするものである。
【0056】
図4の戸開閉時のタイミングチャートを参照して、この第6の実施形態の動作を説明する。
【0057】
エレベータ点検時において、運行制御装置3は、かごドアがロックされたことを確認する信号(DLCA)35がオンにならない場合、または、かごドアがロックされたことを確認する信号(DLCA)35とかごドアのロックが解除されたことを確認する信号(DLOA)34が共にオンになった場合でも、エレベータの昇降を行う。
【0058】
本実施の形態によれば、点検運転時では、乗客が乗っていないので、かごドアロック装置に異常が生じた場合でも昇降を行うようにすることにより、据付およびメンテナンスが容易となる。
【0059】
<第7の実施形態>
本発明の第7の実施形態の概略構成を、図6に示す。
【0060】
この第6の実施形態は、第1の実施形態のエレベータ制御装置10において、報知装置4を備えたものである。
【0061】
次に、上述の構成によるエレベータ制御装置の動作を説明する。
【0062】
運行制御装置3が、かごドアがロックされたことを確認する信号(DLCA)35がオンにならない場合等のように、かごドアロック装置に異常が生じてエレベータが昇降できない場合や、全戸開確認信号(18DS)36が検出されない場合等のように、かごドアロック装置に異常が生じ、あるいはかごドアが故障して、戸開できない場合は、その旨を、例えばかご内に設置されたスピーカあるいは表示装置等からなる報知装置4にて乗客に報知する。
【0063】
本実施の形態によれば、エレベータが昇降または戸開できない場合に、その旨を乗客に報知することができ、混乱を防止することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のエレベータ制御装置によれば、昇降中および緊急停止した時に乗客がドアから転落する等の危険な状態になることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施形態におけるかごドアロック装置の回路構成を示す図。
【図3】第1の実施形態においてかごドアロック装置を取付けた状態を示す斜視図。
【図4】第1の実施形態における戸開閉時のタイミングチャート。
【図5】本発明の第7の実施形態に係るエレベータ制御装置の概略構成を示す図。
【図6】従来例における戸開閉時のタイミングチャート。
【符号の説明】
1…乗りかご
2…かごドアロック装置
3…運行制御装置
4…報知装置
5…戸開許可ゾーン検出信号発生装置
10…エレベータ制御装置
21、23…接点
22…リレー
24…ソレノイド(SOL)
25…ロックピン
26…ロック機構
27…リミットスイッチ(DLOLS)
28…リミットスイッチ(DLCLS)
29…ブラケット(L)
30…ブラケット(R)
31…戸開許可ゾーン検出信号(DZ)
32…戸開指令信号(DT)
33…ロックピン引き上げ指令信号(DLRY)
34…ロック解除信号(DLOA)
35…ロック確認信号(DLCA)
36…全戸開確認信号(18DS)
37…戸閉確認信号(DC)

Claims (7)

  1. かご内からかごドアが開かないようにするためのかごドアロック装置と、戸閉時に前記かごドアロック装置によりかごドアをロックし、戸開時にかごドアのロックの解除を行い、エレベータの運行を制御する運行制御装置とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、前記運行制御装置が、戸開動作開始から所定時間以上経過してもかごドアが完全に開いたことを確認できない場合は、戸閉動作を行い、再度戸開動作を試みることを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエレベータ制御装置において、前記運行制御装置が、戸閉動作開始から所定時間以上経過してもかごドアが完全に閉じたことを確認できない場合は、戸開動作を行い、再度戸閉動作を試みることを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、前記運行制御装置が、かごドアのロックを確認できない場合は、エレベータを昇降させないことを特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、前記運行制御装置が、かごドアのロックと解除を共に確認した場合は、エレベータを昇降させないことを特徴とするエレベータ制御装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載のエレベータ制御装置において、エレベータ点検時に、前記運行制御装置が、かごドアのロックが確認できない場合、あるいはかごドアのロックと解除を共に確認した場合は、エレベータを昇降させることを特徴とするエレベータ制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエレベータ制御装置において、前記かごドアロック装置の異常が発生した場合、その旨を乗客に知らせるための報知装置を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
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