JP5156607B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、高層ビルに複数のエレベーターバンクを設けたエレベーター装置に関し、特に、乗換階にて低層エレベーターと高層エレベーターを乗り換える際のエレベーターのかご扉を制御するものに好適である。
近年、建物高さが500mにも及ぶ超高層ビルが建設されており、そのビル頂部付近に展望室を設けて地上付近のロビーから展望階までシャトルエレベーターを用いて高速運行している。更に最近では、建物高さが1000mを超え、数万人を収容する大規模なる超高層ビルの計画が続々と発表されている。
このような大規模な超高層ビルにおいては、建物の各ゾーンにおける使用目的の多様化が一段と進み、例えば、低層階をビジネスオフィスゾーン,中層階をビジネスホテルゾーン,高層階を高級マンションゾーン,超高層階をハイクラスホテルゾーン,建物頂部付近に展望室とするといった姿が予想される。
また、建物の大型化に伴って建物に入るホテルも大型化して、様々なイベントを行うホールの大規模化,ホール数の増加等によって、大人数の客が短時間にホテルとエレベーター間を移動することが予想される。更に、観光名所である展望室を利用する客も相当数にのぼることが予想される。
こうした多様な目的を持って大人数の乗客が利用する超高層ビルのエレベーターにおいては、エレベーターの大容量化や高速化とともに、超高層ビル内に乗換ロビーを設けて、建物ロビーと乗換階間を高速運行する低層シャトルエレベーターと乗換ロビーから上の階に運行する高層シャトルエレベーターや高層ローカルエレベーターを組み合わせて超高層ビル内の階間移動の最適化を図ることが一層重要となる。
超高層ビルの乗換ロビーにおいては、低層シャトルエレベーター,高層シャトルエレベーター,高層ローカルエレベーターから乗降する乗客が乗換階ホールで交錯して乗降時間に手間取り、エレベーターかごの一周時間が長くなって輸送効率が低下する恐れがある。
また、ビル内の階間移動の最適化,高層ビル内におけるエレベーター所要スペースの削減等の要求に対し、超高層ビル内に乗換階を設けて、建物ロビーと乗換階間を高速運行する低層シャトルエレベーターと乗換階から上の階に運行する高層ローカルエレベーターを組み合わせて運行する、あるいは、低層シャトルエレベーターと、高層ローカルエレベーター及び高層用シャトルエレベーターを組み合わせて運行するエレベーター装置が知られている(例えば、特許文献1)。
さらに、乗降客に対するサービス向上を目的として、エレベーターのかごに2方向扉を設けて、かご呼びから降車客の有無を判断、乗場呼びから乗車客の有無を判断して、乗車客のない側の扉を優先戸開させるエレベーター装置が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2003−73043号公報 特開平8−26634号公報
上記従来技術おいては、エレベーターかごの前後に乗換階を設けて乗換スペースを確保し、エレベーターかごの前後に扉を設けただけなので、かご扉の開きスペースが限定される為、かごから乗換ロビーに移動する乗客を優先的に降ろした後に乗換階からエレベーターかごに乗り込む乗客を誘導する案内人を設けないと、乗客が交錯することによる乗降に手間取ることになる。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、かご扉の周囲で乗客が交錯することを無くすことで、エレベーターの輸送効率を高めるとともに、乗客のいらいら感を少なくすることにある。
また、本発明は、複数のエレベーターバンクと、前記複数のエレベーターバンクの各かご間の運行管理制御を行う群管理制御手段と、を備えたエレベーター装置において、前記エレベーターのかごに2方向の乗場に通じるかご戸と、前記かごを昇降して前記2方向の乗場に停止させるとともに各前記かご戸の開閉操作を行うかご制御手段と、各前記かご戸の閉じ完了を検出するかご戸全閉検出部と、前記かご内の乗客降り判定を行う乗客判定部と、交通流モードを学習する交通流学習手段を有し、前記交通流モードに基づいて各前記エレベーターバンクの前記かご戸の先開け戸と後開け戸を指令する前記群管理制御手段と、を備え、前記かご制御手段は、前記群管理制御手段の指令に基づいてかごの先開け戸を開け、前記乗客判定部の乗客降り判定に基づいて前記先開け戸を閉め、前記かご戸全閉検出手段によるかご戸の閉じ完了の信号と、前記群管理制御手段もよる前記指令と、に基づいて後開け戸を開けるものである。
本発明によれば、一方のかご戸を開けた後、乗客判定部の判定に基づいてかご戸を閉じ、閉じ完了した場合、他方のかご戸を開けるので、乗換階におけるエレベーターかご間の開閉タイミングバランスの最適化が図れ、人の交通流の時間的な変動に対して乗換階における乗客の移動をフレキシブル誘導して乗降客の交錯を防止することができる。したがって、エレベーターの輸送効率を高めるとともに、乗客のいらいら感が少なくすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図2は、超高層ビルのエレベーター構成を模式的に表した図であり、出発基準階(建物ロビー)上に乗換階を設定し、一番上の乗換階を展望階としている。大容量の低層シャトルエレベーターが出発基準階と乗換階間を運行サービスし、大容量の高層シャトルエレベーターが乗換階と展望階間を運行サービスして、乗換階で低層シャトルエレベーターと高層シャトルエレベーターを乗り換える構成としている。ここで、出発基準階を出発階とする低層ローカルエレベーターあるいは及び乗換階を出発階とする高層ローカルエレベーターを省略している。
図3左図は本発明の一実施例を示す2方向かご戸を備えるかごの横断面図であり、かご側壁の前面と背面に2方向かご戸(A戸,B戸)を設けている。図3右図は本発明の他実施例を示す2方向かご戸を備えるかごの横断面図であり、かご側壁の隣接面に2方向かご戸(A戸,B戸)を設けている。
図1は本発明の実施形態に係るエレベーターの全体構成を示すシステム構成図である。低層シャトルエレベーターバンクと高層シャトルエレベーターバンクの本発明に係るエレベーター構成部分は共通であり、代表して一つのエレベーターで各部を説明する。
低層エレベーターあるいは高層エレベーターは、2方向かご戸を備えるかご1,主索2,主索2によりかご1と接続されてつるべ式に昇降する釣合錘3,主索2を綱車4に巻きかけてかご1を昇降駆動する巻上機5,かご速度を検出するガバナ6,ガバナ6のかご速度異常検出に基づいてガイドレールに摩擦力を加えてかごを非常停止させる非常止め装置7,乗場にはかご呼び等を行う乗場操作盤8が設けられている。
かご1内には、行き先階を指定する釦や非常時の外部との連絡を行うインターホンを備えるかご操作盤9や照明を備えている。かご1の上部には、各かご戸10を開閉するドアマシンモーター11,かご戸10の全開を検出する手段であるオープンリミットスイッチ12,かご戸10の全閉を検出する手段であるクローズリミットスイッチ13が設けられている。
かご1の底部には、かご内荷重を検出するかご内荷重検出器14を設けられており、乗客の乗降りによるかご内荷重の変化を検出して乗客定員オーバーによる荷重制限リミットと乗客がいない場合のかご荷重空リミットを設定している。かご制御盤15は、後述する群管理制御盤16のかご運行指令に基づいて巻上機5等によるかご昇降運転を制御し、群管理制御盤16のかご方向戸の開閉指令、かご1のオープンリミットスイッチ12にて検出されるかご戸全開情報,かご内荷重検出器14にて検出される乗客降り情報,クローズリミットスイッチ13にて検出されるかご戸全閉情報に基づいてドアマシンモーター11駆動によるかご戸10の開閉制御を行うとともに、かごの運行情報やかご戸開閉情報,乗場操作盤8やかご操作盤9の行先階情報等を群管理制御盤16に送信する。
群管理制御盤16は、各エレベーターのかご制御盤15から入力する、かごの現在運行情報,乗場操作盤8やかご操作盤9の行先階情報、各かご戸10の開閉情報等と、パーソナルコンピュータ等のユーザーインターフェース21から入力されるユーザー要望情報を学習系18で収集し、更に、学習系18と知能系19にて、収集した情報に過去のかご利用状況と近い将来のかご利用状況予測を加えて各階床・方向別の乗り人数等を想定して交通流モードや運転プログラムの最適化設定を行うとともに、かご戸10の開閉方向切替えや各エレベーター間のかご戸開閉の最適化設定を行う。
群管理制御盤16の制御系20は、学習系18と知能系19の設定情報に基づいて各かご毎にかご運行ルート情報と階床別個性化情報と2方向戸個性化情報を作成し、入出力部17を通じて各エレベーターのかご制御盤15に指令を行う。
群管理制御盤では、エレベーター全体のかごの運行管理制御と2方向かご戸の開閉制御を行うことで説明したが、エレベーターバンク内のかごが多数の場合、あるいは、エレベーターバンクが多数の場合には、エレベーターバンク毎にバンク群管理制御盤を設けて、エレベーターバンク内に係るかごの運行管理制御と2方向かご戸の開閉制御を行うようにし、エレベーターバンク間に係るかごの運行管理制御と2方向かご戸の開閉制御は各バンク群管理制御盤を統括する主運行管理制御盤して制御することも可能である。
図4は、かご内荷重検出器14におけるかご戸の開閉によって生じるかご内荷重の変化を表わした図である。かご運転中はかごに乗った人数を含めた一定のかご内荷重値を示しており、かごが乗場に到着して降り側のかご戸のみを開けると、乗客が降りるに従ってかご内荷重が減少していき、乗客降りが完了したところでかご内荷重が最小値となり、そのままで時間が経過する。
かご内荷重が最小となってかご荷重空リミットに達した場合は、即座に降り側のかご戸を閉める制御に入る。一方、かご内荷重がかご荷重空リミットに達しない場合は、かご荷重が下げ止まりとなって所定時間経過した時点で降り側のかご戸を閉める制御に入る。降り側のかご戸が完全に閉めたことは、クローズリミットスイッチで検出して乗り側の戸を開ける制御を行うことにより、かごの一方の戸が必ず閉じている状態にすることができる。
このように、かご内荷重検出器14を用いて乗客降りを的確に判定することにより、2方向かご戸の開閉を効率良く制御することができる。
一方、乗り側の戸が開いて、乗客が多数乗り込み、かご荷重制限リミットを超えた場合は警報を発して乗客の降りを促し、かごの出発を停止する制御を行う。乗客の降り判定を、ここでは、かご内荷重検出器14を用いて乗客降り完了を確認しているが、過去の戸開時間の学習結果に基づいて降り側のかご戸の開けている時間を設定しておき、降り側のかご戸のオープンリミットスイッチが入ったことを確認して所定時間経過後に乗客降り完了判定を行うことでも良い。あるいは、監視カメラにて撮影される映像から顔検知等の画像処理による乗客降り完了判定を行うことも可能である。
次に、図5を用いて、本発明のエレベーターかご1の2方向戸(A戸,B戸)の開閉制御に伴う乗客の移動について、説明する。
5−1は、エレベーターのかご1が乗場に到着して降り側戸(A戸)を開け、かご内から乗客が降りてくる時の様子を表わしており、かご1の反対側の戸(B戸)は閉じたままで、反対側の乗場にいる乗客は待機している。
5−2は、乗客がかご内から完全に降りたことをかご内荷重検出器14で検出し、降り側戸(A戸)が閉まる過程にある様子を表わしており、かごの反対側の戸(B戸)は閉じたままで、反対側の乗場にいる乗客は待機している状態が続いている。
5−3は、降り側戸(A戸)の全閉をクローズリミットスイッチ13が検出して反対側の戸(B戸)が開きはじめ、反対側の乗場にいる乗客がかご内に乗り込もうとしている様子を表わしている。
5−4は、反対側の乗場にいた乗客が全員かご内に入り、かごの反対側の戸(B戸)が閉まる様子を表わしている。
2方向戸の降り側の戸開きを優先し、かご内の乗客がいなくなったことをかご内荷重検出器14と自動判定した後に降り側の戸(A戸)の閉じを開始し、クローズリミットスイッチ13にて降り側の戸(A戸)の全閉を確認した後、乗り側の戸(B戸)を開くことにより、かごを降りる乗客と次にかごに乗り込む乗客を分離し、人の交錯による時間のロスを防いでいる。
図6は、群管理制御手段による2方向戸の制御に基づく乗換階の人の流れを模式的に表わしている。乗換階に2組のエレベーター群が並行して配置され、低層シャトルエレベーターバンクC1と高層シャトルエレベーターバンクD1、及び、低層シャトルエレベーターバンクC2と高層シャトルエレベーターバンクD2が直列に並んで配置されている。
また、低層シャトルエレベーターバンクC1と低層シャトルエレベーターバンクC2、及び、高層シャトルエレベーターバンクD1と高層シャトルエレベーターバンクD2が、乗換ホールEを挟んで対向配置されている。
低層シャトルエレベーターバンクC1と高層シャトルエレベーターバンクD1の乗換ホールEの反対側に乗換ホールF1が配置され、低層シャトルエレベーターバンクC2と高層シャトルエレベーターバンクD2の乗換ホールEの反対側には乗換ホールF2が配置されている。
各エレベーターバンクには3台のかごが昇降し、各かごには両側の乗場に通じる2方向かご戸が設けられ、2方向かご戸の一方はかご内からホールへの降り専用、他方はホールからかご内での乗り専用に開閉順序が制御されている。それに応じて乗客の流れが矢印方向に一方通行となることを示している。
図6(A)は、大勢の乗客が出発基準階から低層シャトルエレベーターを利用して乗換階に上って来るピーク時を想定している。低層シャトルエレベーターバンクC1内のかごを利用して乗換階に到着した乗客は、降り側の戸(AC1)から乗換ホールF1に降り、乗換ホールF1を移動して、高層シャトルエレベーターD1の乗り側の戸(AD1)から乗り込む。
一方、低層シャトルエレベーターC2を利用して乗換階に到着した乗客は、降り側の戸(BC2)から乗換ホールF2に降り、乗換ホールF2を移動して高層シャトルエレベーターD2の乗り側の戸(BD2)から乗り込む。
高層シャトルエレベーターD1を利用して乗換階に到着した乗客は降り側の戸(BD1)から乗換ホールEに降り立ち、高層シャトルエレベーターD2を利用して乗換階に到着した乗客は降り側の戸(AD2)から乗換ホールEに降り立って,乗換ホールEを移動した後、低層シャトルエレベーターC1,C2の前に来て、低層シャトルエレベーターC1の乗り側の戸(BC1)、あるいは、低層シャトルエレベーターC2の乗り側の戸(AC2)に乗り込む。
低層シャトルエレベーターから高層シャトルエレベーターに乗り換える乗客が大勢いる場合は、乗換ホールをエレベーターバンク毎に独立させて一方通行となるように制御し、その際、反対方向の移動である高層シャトルエレベーターから低層シャトルエレベーターに乗り換える乗客は少ないことから、乗換ホールを共通化して一方通行とすることにより、乗客の交錯を防止してエレベーターの乗降効率を良くし、エレベーター全体の運転効率を得ることができる。
図6(B)は、展望階に上がった大勢の乗客が出発基準階に戻るピーク時を想定しており、高層シャトルエレベーターD1を利用して乗換階に到着した乗客は、降り側の戸(AD1)から乗換ホールF1に降り、乗換ホールF1を移動して、低層シャトルエレベーターC1の乗り側の戸(AC1)から乗り込む。一方、高層シャトルエレベーターD2を利用して乗換階に到着した乗客は、降り側の戸(BD2)から乗換ホールF2に降り、乗換ホールF2を移動して低層シャトルエレベーターC2の乗り側の戸(BC2)から乗り込む。
低層シャトルエレベーターC1を利用して乗換階に到着した乗客は降り側の戸(BC1)から乗換ホールEに降り立ち、低層シャトルエレベーターC2を利用して乗換階に到着した乗客は降り側の戸(AC2)から乗換ホールEに降り立って乗換ホールEを移動し、低層シャトルエレベーターD1,D2の前に来て、高層シャトルエレベーターD1の乗り側の戸(BD1)、あるいは、高層シャトルエレベーターD2の乗り側の戸(AD2)に乗り込む。
乗客の交通流の変動に基づいて2方向戸の降り側と乗り側を切替えることにより、乗換階での乗客の移動をスムーズにして乗客の交錯を防止し、エレベーター全体の運転効率を得ることができる。
低層のエレベーターバンクと高層のエレベーターバンクを乗換階で接続し、エレベーターバンク内に2方向戸を有するかごを備えるエレベーター制御システムにおいて、図6に示すような人の交通流の変動にフレキシブルに対応するかごの2方向戸制御を実現するエレベーターの群管理制御手段の指令に基づくかごの2方向戸の開閉制御の動作例を、図7の低層エレベーターのかご制御手段による2方向戸の開閉制御フローチャートと、図8の高層エレベーターのかご制御手段による2方向戸の開閉制御フローチャートを用いて説明する。
図7のステップ1にて、かご制御手段15は群管理制御手段16の混雑ピーク指令に基づいて2方向戸(AL戸,BL戸)のどちらを降り側戸とするか定める。出発基準階ピークの場合はステップ2aに進み、乗換階混雑ピークの場合はステップ2bに進む。
出発基準階ピークと乗換階ピークでは、2方向戸の降り側戸と乗り側戸が反対となって同じ制御が行われることから、以下の説明は出発基準階ピークで行う。
ステップ2aにて、かごが乗場に停止することを確認した後、降り側戸(AL戸)を開く。
ステップ3aにて、かご内荷重検出器14でかご1から乗客降り完了となるタイミングを待ち、かご内荷重検出器14の乗客降り完了情報に基づいてステップ4aに進む。
ステップ4aにて、降り側戸(AL戸)を閉じ、ステップ5aに進む。
ステップ5aにて、クローズリミットスイッチ13による降り側戸(AL戸)の全閉検出を待ち、クローズリミットスイッチ13の全閉検出情報に基づいてステップ6aに進む。
ステップ6aにて、現在の乗場を確認して出発基準階に停止している場合はステップ7alに進み、乗換階に停止している場合はステップ7amに進む。
ステップ7alにて、群管理制御手段16の混雑ピーク指令が強ピークである時はステップ9alに進み、混雑ピーク指令が強ピークでない時はステップ8alに進む。
強ピークは、学習された交通流から決定される指定時間帯あるいは集中サービス時間帯、あるいは、かご内荷重検出器にて検出される乗車後の荷重がアップピークを継続する場合、乗場に設けられた監視カメラにて撮影される混雑状況等に基づいて群管理制御手段16が指令を発する。
ステップ8alにて、群管理制御手段16に低層エレベーターの出発基準階における他のかご乗り戸の開閉状況を確認し、他のかごの乗り側戸(BL戸)の閉まるのを待って、ステップ9alに進む。
ステップ9alにて、乗り側戸(BL戸)を開き、ステップ10alに進む。
ステップ10alにて、かご内荷重検出器14でかご1から乗客乗り完了となるタイミングを待つ。乗客の乗車によるかご内荷重の増加が止まり、かご内荷重検出器14の乗客乗り完了判定に基づいてステップ11alに進む。
ステップ11alにて、乗り側戸(BL戸)を閉じ、ステップ12alに進む。
ステップ12alにて、クローズリミットスイッチ13による降り側戸(BL戸)の全閉検出を待ち、クローズリミットスイッチ13の全閉検出情報に基づいてステップ13に進む。
ステップ8amにて、群管理制御手段16に低層エレベーターの他のかご乗車状況に基づく乗り側戸(BL戸)の開き許可を打診し、開き許可を得た後、ステップ9amに進む。
ステップ9amにて、乗り側戸(BL戸)を開き、ステップ10amに進む。
ステップ10amにて、かご内荷重検出器14でかご1から乗客乗り完了となるタイミングを待つ。乗客の乗車によるかご内荷重の増加が止まり、かご内荷重検出器14の乗客乗り完了判定に基づいてステップ11amに進む。
ステップ11amにて、乗り側戸(BL戸)を閉じ、ステップ12amに進む。
ステップ12mlにて、クローズリミットスイッチ13による降り側戸(AL戸)の全閉検出を待ち、クローズリミットスイッチ13の全閉検出情報に基づいてステップ13に進む。
ステップ13にて、かご戸開閉制御を終え、かごの昇降動作に進む。
次に、図8を用いて、高層エレベーターのかご制御手段による2方向戸の制御方法を説明する。
ステップ21にて、かご制御手段15は群管理制御手段16の混雑ピーク指令に基づいて2方向戸(AH戸,BH戸)のどちらを降り側戸とするか定める。展望階混雑ピークの場合はステップ22aに進み、乗換階混雑ピークの場合はステップ22bに進む。展望階ピークと乗換階ピークでは、2方向戸の降り側戸と乗り側戸が反対となって同じ制御が行われることから、以下の説明は乗換階ピークで行う。
ステップ22bにて、かごが乗場に停止することを確認した後、降り側戸(AH戸)を開く。ステップ23bにて、かご内荷重検出器14でかご1から乗客降り完了となるタイミングを待ち、かご内荷重検出器14の乗客降り完了情報に基づいてステップ24bに進む。
ステップ24bにて、降り側戸(AH戸)を閉じ、ステップ25bに進む。
ステップ25bにて、クローズリミットスイッチ13による降り側戸(BL戸)の全閉検出を待ち、クローズリミットスイッチ13の全閉検出情報に基づいてステップ26bに進む。
ステップ26bにて、現在の乗場を確認して展望階に停止している場合はステップ27bhに進み、乗換階に停止している場合はステップ27bmに進む。
ステップ27bhにて、群管理制御手段16から、展望階に次のかごが30秒以内に到着し、かつ、展望階に積み残しが予想されないとして乗換階に急行するよう指令された場合は、ステップ34に進む。一方、乗換階急行指令がない場合は、ステップ28bhに進む。
ステップ28bhにて、群管理制御手段16に高層エレベーター展望階における他のかご乗り戸の乗り側戸(BH戸)の開閉状況を確認し、他のかご乗り戸の乗り側戸(BH戸)の閉まるのを待って、ステップ29bhに進む。
ステップ29bhにて、乗り側戸(BH戸)を開き、ステップ30bhに進む。
ステップ30bhにて、かご内荷重検出器14でかご1から乗客乗り完了となるタイミングを待つ。乗客の乗車によるかご内荷重の増加が止まり、かご内荷重検出器14の乗客乗り完了判定に基づいてステップ31bhに進む。
ステップ31bhにて、乗り側戸(BH戸)を閉じ、ステップ32bhに進む。
ステップ32bhにて、クローズリミットスイッチ13による乗り側戸(BH戸)の全閉検出を待ち、クローズリミットスイッチ13の全閉検出情報に基づいてステップ34に進む。
一方、ステップ27bmにて、群管理制御手段16から混雑ピーク指令が強ピークである時はステップ29bmに進み、混雑ピーク指令が強ピークでない時はステップ28bmに進む。
ステップ28bmにて、群管理制御手段16に高層エレベーターの他のかご乗り状況に基づく乗り側戸(BH戸)の開き許可を打診し、開き許可を得た後、ステップ29bmに進む。
ステップ29bmにて、群管理制御手段16に低層エレベーターのかごの降り側戸(AH戸)の開閉状況を確認し、閉じるのを待ってステップ30bmに進む。
図9はステップ29bmの時間的な流れを模式的に表わした図であり、高層エレベーターのかごの降り側戸(AH戸)を開けて乗客を降ろして降り側戸(AH戸)を閉め(図9−1,2,3参照)、低層エレベーターの降り側戸(AH戸)から乗客が降り終えて降り側戸(AH戸)の全閉を確認した後、高層エレベーターのかごの乗り側戸(BH戸)を開けて乗客を収容する(図9−4,5,6参照)。
ステップ30bmにて、乗り側戸(BH戸)を開き、ステップ31bmに進む。
ステップ31bmにて、かご内荷重検出器14でかご1から乗客乗り完了となるタイミングを待つ。乗客の乗車によるかご内荷重の増加が止まり、かご内荷重検出器14の乗客乗り完了判定に基づいてステップ32bmに進む。
ステップ32bmにて、乗り側戸(BH戸)を閉じ、ステップ33bmに進む。
ステップ33bmにて、クローズリミットスイッチ13による乗り側戸(BH戸)の全閉検出を待ち、クローズリミットスイッチ13の全閉検出情報に基づいてステップ34に進む。
群管理制御手段の交通流の時間的変動に伴う各かご戸開閉方向指令と各かごの開閉状況に合わせた乗場内での各かご戸の開閉タイミング調整指令に基づいて2方向戸かごの降り側戸と乗り側戸の制御を行うことにより、エレベーターの輸送効率を高めることができる。
実際には、低層シャトルエレベーターと高層シャトルエレベーターの他、出発基準階を出発階とするローカルエレベーターや乗換階を出発階とする低層ローカルエレベーターと高層ローカルエレベーターが組み合わされており、そのような場合でも本エレベーター制御システムが有効なことを図10にて説明する。
図10は、図6に示す乗換階における低層シャトルエレベーターと高層シャトルエレベーターに低層ローカルエレベーターと高層ローカルエレベーターを組み合わせた各エレベーターの配置図であり、矢印は出発基準階ピーク時における各エレベーター間の人の移動方向を表わす。
低層シャトルエレベーターを中心としてローカルエレベーターと高層シャトルエレベーターを両側に配置し、エレベーターのかごに2方向かご戸を設け、本エレベーター制御システムを用いることによって、低層シャトルエレベーターバンク,高層シャトルエレベーター,低層ローカルエレベーター,高層ローカルエレベーターの多数のエレベーターバンクの組み合わせにも係らず、矢印で示す人の移動方向が表わす通り、人の交錯を防止してエレベーターの高い輸送効率を確保することができる。
本発明の実施形態に係るエレベーターの全体図。 長高層ビルのエレベーター構成の模式図。 本発明の実施例を示す2方向かご戸を備えるかごの横断面図。 かご内荷重検出器による乗客の乗降りによるかご内荷重変化を示す図。 2方向かご戸開閉制御に基づく乗客の乗降りを示す図。 2方向かご戸開閉制御による乗換階の人の流れを示す図。 群管理制御手段に基づく低層エレベーターかごの2方向かご戸開閉制御フローチャート。 群管理制御手段に基づく高層エレベーターかごの2方向かご戸開閉制御フローチャート。 群管理制御手段に基づく低層エレベーターの2方向かご戸と高層エレベーターの2方向かご戸の乗換階における開閉タイミング調整を示す図。 低層及び高層ローカルエレベーターを組み合わせた場合の人の流れを示す図。
符号の説明
1 かご
2 主索
3 釣合錘
4 綱車
5 巻上機
6 ガバナ
7 非常止め装置
8 乗場操作盤
9 かご操作盤
10 かご戸
11 ドアマシンモーター
12 オープンリミットスイッチ
13 クローズリミットスイッチ(かご戸全閉検出部)
14 かご内荷重検出器(乗客判定部)
15 かご制御盤(かご制御手段)
16 群管理制御盤(群管理制御手段)
17 入出力部
18 学習系
19 知能系
20 制御系
21 ユーザーインターフェース

Claims (2)

  1. 複数のエレベーターバンクと、前記複数のエレベーターバンクの各かご間の運行管理制御を行う群管理制御手段と、を備えたエレベーター装置において、
    前記エレベーターのかごにそれぞれ2方向の乗場に通じるかご戸と、
    前記かごを昇降して前記2方向の乗場に停止させるとともに各前記かご戸の開閉操作を行うかご制御手段と、
    各前記かご戸の閉じ完了を検出するかご戸全閉検出部と、
    前記かご内の乗客降り判定を行う乗客判定部と、
    交通流モードを学習する交通流学習手段を有し、前記交通流モードに基づいて各前記エレベーターバンクの前記かご戸の先開け戸と後開け戸を指令する前記群管理制御手段と、
    を備え、
    前記かご制御手段は、前記群管理制御手段の指令に基づいてかごの先開け戸を開け、前記乗客判定部の乗客降り判定に基づいて前記先開け戸を閉め、前記かご戸全閉検出部によるかご戸の閉じ完了の信号と、前記群管理制御手段による前記指令と、に基づいて後開け戸を開けることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1記載のエレベーター装置において、前記群管理制御手段は、前記エレベーターバンク内の複数の前記かごが同一乗場に停止する場合、先に停止した一方の前記かごの後開け戸の全閉の後、後に停止した他方かごの先開け戸を開けることを特徴とするエレベーター装置。
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