JP4212736B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制限された領域の内側と外側にそれぞれ設けられた乗り場に対応したエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、鉄道機関を利用しようとする乗客は道路を通って駅舎に向かい、道路から駅舎の改札まで行って、さらに改札を通ってホームまで行く。この場合、道路と改札との間や改札とホームとの間に高低差がある場合が多い。
【0003】
例えば、改札が道路より高所にあり、ホームが改札より低所にある駅舎では、乗客は道路から階段を上って改札まで行き、改札を通った後にさらに階段を下って低所にあるホームまで行くことになる。このように、道路から駅舎のホームに辿り着くまでに2個の階段を昇降しなければならない。これは、特に身障者やお年寄りにとっては不便である。そこで、近年においては、そのような駅舎には、エレベータが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、改札を境界として制限された領域である改札内と非制限領域である改札外を仕切る必要があることから、非制限領域である道路と改札外にそれぞれ連絡する2個所の乗り場間及び制限された領域である改札内とホームにそれぞれ連絡する2箇所の乗り場間に対応して、それぞれ別個にエレベータを設けることが必要になる。その場合、駅舎の立地条件や経済上等の理由から2台のエレベータを設けることが困難な場合がある。
【0005】
一方、別々の行き先の線路が相互乗り入れしている場合は、各々のホームが交差して走っている場合が多い。通常、乗り換えのために必要なホーム間を連絡する階段は、スペース確保の都合上、ホームに沿って設けられる。従って、ホームが交差している場合には、踊り場が途中に設けられ、方向転換を図っている。ホームには上りと下りの両者があり、回り込みが必要となるため看板等で行き先表示があっても、迷ってしまうことが多い。
【0006】
本発明の第1の目的は、制限された領域と非制限領域に連絡する各乗り場に1台のエレベータで対応でき、しかも制限された領域の内外に対して、一方側から他方側に立ち入ることが禁止でき、さらに設置する上での設計上の自由度も大きくなるエレベータを得ることである。
本発明の第2の目的は、交差したホームのように乗り換えがある駅舎にも好適なエレベータを得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のエレベータは、制限された領域に連絡する乗り場及び非制限領域に連絡する乗り場を有する第1の階床、制限された領域に連絡する乗り場を有する第2の階床、非制限領域に連絡する第3の階床の各階床の乗り場に対応して設けられた昇降路と、この昇降路内を昇降し、直交方向に配置された2個の扉を有し、そのうちの一方の側の扉は制限された領域に連絡する乗り場への出入口となり、他方の側の扉は非制限領域に連絡する乗り場への出入口となるかごと、各階床の乗り場に設けられ、乗り場呼びを発生させる乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びに応答した一方の側の扉のみ開閉し他方の側の扉の開閉を禁止する運転を行う制御装置とを備え、これにより非制限領域に連絡する第3の階床からかごに乗って第1の階床の非制限領域から第1の階床の制限された領域に入り、第1の階床の制限された領域からかごに乗って第2の階床の制限された領域に入ることを特徴とするエレベータである。
【0008】
請求項1の発明に係わるエレベータでは、2個の扉を有するかごは、制限された領域に連絡する乗り場と非制限領域に連絡する乗り場に対応して設けられた昇降路内を昇降する。この場合、制御装置により乗り場呼びに応答した一方の側の扉のみ開閉し他方の側の扉の開閉を禁止する運転が行われるので、例えば非制限領域に連絡する乗り場から乗りこんだ乗客は非制限領域に連絡する乗り場にしか降りられず、従ってかごの昇降に際して制限された領域の内外において、一方の側から他方の側への出入りが禁止される。
【0009】
かごに設けられた2個の扉は直交方向に設けられるので、ある階床において一方向に出入口を設定した場合に、他の階床において左右のどちらの方向にも対応して出入口を設定することができる。
【0010】
請求項2に記載のエレベータは、制限された領域に連絡する乗り場及び非制限領域に連絡する乗り場を有する第1の階床、制限された領域に連絡する乗り場を有する第2の階床、非制限領域に連絡する第3の階床の各階床の乗り場に対応して設けられた昇降路と、この昇降路内を昇降し、直交方向に配置された2個の扉を有し、その2個の扉が異なる階床の制限された領域に連絡する乗り場間及び異なる階床の非制限領域に連絡する乗り場間への出入口となるかごと、各階床の乗り場に設けられ乗り場呼びを発生させる乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びに応答して一方の側の扉を開閉した後、行先階では乗り場呼びに応答した一方の側の扉の開閉を禁止し、他方の側の扉の開閉する運転を行う制御装置とを備え、これにより非制限領域に連絡する第3の階床からかごに乗って第1の階床の非制限領域から第1の階床の制限された領域に入り、第1の階床の制限された領域からかごに乗って第2の階床の制限された領域に入ることを特徴とするエレベータである。
【0011】
請求項2の発明に係わるエレベータでは、2個の扉を有するかごは、制限された領域に連絡する乗り場と非制限領域に連絡する乗り場に対応して設けられた昇降路内を昇降する。この場合、制御装置により乗り場呼びに応答して一方の側の扉を開閉した後、行先階では乗り場呼びに応答した一方の側の扉の開閉を禁止し、他方の側の扉を開閉する運転が行われるので、例えば非制限領域に連絡する乗り場から乗りこんだ乗客は非制限領域に連絡する乗り場にしか降りられず、従ってかごの昇降に際して制限された領域の内外において一方から他方への出入りが禁止される。
【0012】
かごに設けられた2個の扉は直交方向に配置して設けられるので、ある階床において一方向に出入口を設定した場合に、他の階床において左右のどちらの方向にも対応して出入口を設定することができる。
【0013】
また、例えばかごに乗り込んだ車椅子利用者が行先階で降りる際には、乗り込んだ方向から直角方向に転換するだけでよく、前方を見ながら降りることができる。
【0014】
請求項3に記載のエレベータは、請求項1又は2に記載のエレベータにおいて、第2の階床及び第3の階床の少なくとも一方の階床が複数設けられ、各階床に設けられた乗り場に対応して昇降路が設けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明に係わるエレベータでは、請求項1又は2の発明の作用に加えて、複数の第2の階床又は第3の階床のいずれの乗り場からも第1の階床に、また第1の階床から複数の第2の階床又は第3の階床のいずれの乗り場にも直行して乗降できる。
請求項4に記載のエレベータは、請求項2に記載のエレベータにおいて、制限された領域に連絡する乗り場を有する第2の階床が複数設けられ、その複数の第2の階床の乗り場が昇降路に対して直交する位置に配置されていることを特徴とする。
【0016】
請求項4に係わるエレベータは、請求項2の発明の作用に加えて、昇降路に対して直交方向に配置された乗り場間を移動するので、例えばかごに乗り込んだ車椅子利用者が行先階で降りる際には、乗り込んだ方向から直角方向に転換するだけでよく、前方を見ながら降りることができる。
【0017】
請求項5に記載のエレベータは、請求項4に記載の発明において、複数の第2の階床が駅舎のホームであることを特徴とする。
請求項5に係わるエレベータでは、交差したホームに設けられる乗り場の出入り方向がホームの延びる方向に沿っており、線路側に向かっていないので安全である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるエレベータの構成を示す一部破断断面、図2は改札を有する階床におけるエレベータの断面図である。図1及び図2において、昇降路1は第1ないし第3の階床に設けられた乗り場に対応して設けられ、この昇降路1内をかご2が昇降する。かご2は駆動源に連結されたシーブ3aによりロープ3bを介してカウンタウエイト4との釣り合い長さを調整することによって昇降される。このかご駆動方式は油圧方式、リニア方式など他の方式であってもよい。各階床のうち、改札階床においては、制限された領域内に連絡する乗り場10aと非制限領域に連絡する乗り場10bが設けられている。制限された領域の内側と外側は、例えば図2においてフェンス5により仕切られた上側が駅舎内における改札内区域(制限された領域)であり、下側が改札外区域(非制限領域)である。
【0019】
図1に示すように、昇降路1の上部には改札内区域と改札外区域とが共通する階床(第1の階床)に乗り場10a,10bが設けられている。一方の乗り場10aは制限された領域である改札内区域に連絡する乗り場であり、他方の乗り場10bは一般通路に連絡する乗り場である。そして、その乗り場10a,10bを有する階床より下の階床(第2の階床)には、改札区域内(制限された領域)であるホームに連絡する乗り場20が設けられ、さらにその下階(第3の階床)に非制限領域である一般通路に連絡する乗り場30がそれぞれ設けられている。
【0020】
従って昇降路1は、制限された領域に連絡する乗り場10a及び非制限領域に連絡する乗り場10bを有する階床と、制限された領域に連絡する乗り場20を有する階床と、非制限領域に連絡する乗り場30を有する階床にわたって設けられ、かご2はこの昇降路1内を昇降して各階床の乗り場に対応する。
【0021】
かご2は直交方向に扉2a、2bを有しており、かご2内の各々の扉2a、2bの近傍又は所定の1箇所に、かご呼びを発生させるかご呼び登録釦と、図示しないが扉開閉釦とを有するかご内操作盤6aが設けられている。なお、このかご内操作盤6aとは別にかご2内の低位置の個所に身障者用かご内操作盤6bが設けられている。
【0022】
また、かご2内には後述する運転モードを切り替えるキースイッチからなる運転モード切替手段7が設けられ、またエレベータの運転内容を報知するために音声や表示出力するかご内出力装置(図示せず)が設けられている。
【0023】
各々の乗り場のうち、第1の階床の乗り場10a,10bにはそれぞれ乗り場側扉11a,11b及び乗り場呼びを発生させる釦を有する乗り場呼び登録装置12a,12bが設けられ、第2の階床の乗り場20には同様に乗り場側扉21及び乗り場呼び登録装置22が設けられ、第3の階床の乗り場30には乗り場側扉31及び乗り場呼び登録装置32が設けられ、またそれぞれエレベータの運転内容を報知するために音声や表示を出力する乗り場出力装置(図示せず)が設けられている。
【0024】
一方、かご2を運転制御する制御装置8は、かご内操作盤6a及び6b、かご内出力装置(図示せず)、乗り場呼び登録装置12a,12b、乗り場出力装置(図示せず)、切替手段7並びにかご側及び乗り場側の各扉駆動装置(図示せず)と接続されており、図示は省略するが、最上階の乗り場扉を構成する三方枠の戸袋内に設けられている。制御装置8は、直交方向に配置された扉2a,2bを有するかご2に対して、乗り場呼びに応答した一方の側の扉のみ開閉し、他方の側の扉の開閉を禁止した片側運転を行う特殊運転モード(第1の運転モード)と、かご呼び又は乗り場呼びに応答し2個の扉の開閉が自在に行える両側運転を行う通常運転モード(第2の運転モード)とを有しており、特殊運転モードの運転は特殊運転手段8aで行い、通常運転モードの運転は通常運転手段8bで行う。運転モードの切り替えは、かご2内に設けられた切替手段7で行われる。この切替手段7はかご2内に代えていずれかの乗り場に設けるようにしても良い。
【0025】
なお、かご側扉2a,2bに対応して各乗り場側扉11a,11b,21,31が開閉するように制御されることは勿論である。
切替手段7にて特殊運転モードが選択されているときは、制御装置8は特殊運転手段8aにより、いずれかの乗り場呼びに応答した一方の側の扉2aまたは2bのみを開閉可能とし、他方の側の扉2bまたは2aの開閉を禁止した片側運転を行う。
【0026】
例えば、図1において下側の非制限領域の乗り場10bに乗り場呼びが発生した場合には、その乗り場10bに対応した乗り場側扉11b及びかご側扉2bのみを開閉可能とし、他方の扉11a,2aの開閉を禁止する。従って、この場合の特殊運転モードによる片側運転の場合には、エレベータは各階の乗り場のうち、図1の正面側の乗り場10b,30のみをサービスすることになる。
【0027】
逆に、図1において左側の制限された領域内である乗り場10aに乗り場呼びが発生した場合には、その乗り場10aに対応した乗り場側扉11a,2aのみを開閉可能とし、他方の扉11b,2bの開閉を禁止する。従って、この場合の特殊運転モードによる片側運転の場合には、エレベータは図1の左側の乗り場10a,20のみをサービスすることになる。
【0028】
一方、切替手段7にて通常運転モードが選択されているときは、制御装置8は通常運転手段8bにより、発生したかご呼び又は乗り場呼びに応答し、各乗り場に対応した乗り場側扉11a,11b,21,31及びかご側扉2a,2bの開閉を可能とする。駅舎が通常営業している場合には特殊運転モードが選択され、片側運転を行うと共に、エレベータの点検や異常発生時には通常運転モードが選択される。
【0029】
図1は、駅舎の改札が一般通路より高所にあり、ホームが改札階床より低所にある場合を示している。23は電車が走行する線路である。
図1において、例えば電車の利用客が駅舎内のエレベータを使用してホームに行こうとする場合には、一般通路に面した乗り場30から乗り場呼び登録装置32を操作して乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、改札階床まで昇って改札外区域の乗り場10b側で降りる。そして乗車券を購入したりあるいは定期券などにより改札を通過した後、制限された領域の乗り場10aから乗り場呼び登録装置12aを操作して乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、ホームの階床まで下降してホームの乗り場20で降りることになる。これは、駅舎が通常営業している場合には、エレベータは片側運転を行う特殊運転モードが選択されているからである。従って、改札を通らずに一般通路とホームとの通行はできず、無賃乗車が防止される。
【0030】
また、電車から降りた利用客がエレベータを利用して一般通路に出ようとする場合には、ホームの乗り場20から乗り場呼び登録装置22により乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、改札階床まで昇って改札内区域の乗り場10aで降り、改札を通って改札外区域の乗り場10bから乗り場呼び登録装置12bにより乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、一般通路の階床まで下降して乗り場30で降りることになる。従って、この場合も改札を通らずにホームと一般通路との間の通行ができず、無賃乗車が防止される。
【0031】
図3は制御装置8のブロック構成図である。制御装置8は、かご内操作盤や乗り場呼び登録装置から呼びが入力されると、その呼びを登録すると共にその旨を呼びを発生させたかご内操作盤や乗り場呼び登録装置に通知する呼び応答手段13と、かご内出力装置や乗り場出力装置にエレベータの運転状況を報知する報知手段14と、呼び応答手段13に登録された呼びに従ってかごを運転制御する運転制御手段15と、扉の開閉を行う扉開閉手段16と、かご内に乗客が存在するか否かを判定する乗客検出手段17とを有する。なお、乗客の検出はかご床下に設けられた荷重検出器によって行われる。
【0032】
片側運転を行う特殊運転モードのときは、これらの手段13〜手段17のすべてが動作し、通常運転モードのときはこれらの手段のうち、報知手段14及び乗客検出手段17が動作しない。
【0033】
いま、運転モードは特殊運転モードであるとし、いずれかの乗り場呼び登録装置から乗り場呼びが発生したとする。呼び応答手段13はその乗り場呼びを登録すると共に、その旨を呼びを発生させた乗り場呼び登録装置に通知する。この状態で、他の領域側の乗り場呼びまたは同じ領域側の乗り場呼びがあったときは、他側及び同じ側に関係なく、呼び応答手段13はその登録を受け付ける。
【0034】
報知手段14は呼び応答手段13に乗り場呼びの登録があると、最初に登録された乗り場呼びがあった側と異なる側の乗り場出力装置に対し他側で使用中である旨を報知する。
【0035】
また、運転制御手段15は呼び応答手段13から乗り場呼びの登録の通知があると、現在処理中の乗り場呼びがないときは、その乗り場呼びにかごを応答させるべく、かごを駆動する駆動装置にかご駆動指令を出力し、かごを乗り場呼びのあった階床まで運転する。かごが乗り場呼びのあった階床に到着すると、扉開閉手段16は乗り場呼びのあった側の乗り場側及びかご側扉を開く。
【0036】
この状態で利用客がかご内に乗ったか否かを乗客検出手段17で検出し、乗客検出手段17は利用客がかご内に乗ったことを検出したときは、呼び応答手段13に対し信号を出力する。
【0037】
呼び応答手段13が乗客検出手段17からの信号及びかご内操作盤の操作信号を受けてかご呼びが発生すると、運転制御手段15は扉開閉手段17に指令を出力して各扉を閉じ、かごをそのかご呼び行先階まで運転する。また、報知手段14は呼び応答手段13からかご呼びが発生されると、扉が開く方向の情報をかご内出力装置に出力する。そして、かごがかご呼び行先階に到着すると、運転制御手段15は扉開閉手段16に指令を出力して扉を開く。
【0038】
この状態で、運転制御手段15はその着床階に乗り場呼びが発生しているか否かを呼び応答手段13からの情報で判断し、その乗り場呼びが発生してなく、かつかご内に乗客が存在しないときは、扉開閉手段17に指令を出力して各扉を閉じ片側運転を終了する。そして、呼び応答手段13に乗り場呼びが登録されているときはその登録されている乗り場呼びに応答する。例えば、片側運転中に他側の乗り場呼びがあったときは、その登録を受け付け現行の片側運転が終了したときにその他側の乗り場呼びに応答する。
【0039】
一方、着床階に乗り場呼びが発生しているときは、他側の乗り場呼びに優先して着床階の乗り場呼びに応答する。
また、着床階に乗り場呼びの発生はないが、かご内に利用客が存在しているときは、運転制御手段15は報知手段14に指令を出力し、異常状態が発生しているか否かを判定する。報知手段14はかご内操作盤が操作されたか否かを判定し、かご内に乗客が存在しているにもかかわらずかご内操作盤が押されていないときは、所定の時間経過後にかご内出力装置及び乗り場出力装置に警報を発生する。これは、利用客が何らかの理由により降りることができなかった異常事態と考えられるからである。
【0040】
図4は制御装置の特殊運転モードの動作を示すフローチャートである。まず、いずれかの乗り場呼び登録装置から乗り場呼びが発生したか否かを検出する(S1)。一方側または他方側から乗り場呼びが発生している場合には最初に発生した乗り場呼びを優先させる。乗り場呼びが発生しているときは、乗り場呼びが発生した側と異なる側の乗り場出力装置に対し他側で使用中である旨の領域制限運転の報知をする(S2)。つまり、片側運転であることを他側の乗り場に報知する。例えば、「他方の側の運転で使用しています。しばらくお待ち下さい」との音声出力や表示灯に表示出力する。
【0041】
そして、かごをその乗り場呼びのある階床まで運転し扉を開く(S3)。扉を開く時間は、お年寄りや車椅子利用者を考慮して多少長めの時間、例えば10秒程度とする。
【0042】
この状態で乗客がかご内に乗ったか否かを検出し(S4)、一定時間経過しても乗客がかごに乗ったことを検出できないときは、誤った乗り場呼びであると判断して、乗り場側の扉およびかご側の扉を閉じ乗り場出力装置への報知出力を解除する(S5)。
【0043】
一方、乗客がかご内に乗ったことを検出した後、かご内操作盤のかご呼び登録釦又は扉閉釦の操作を検出し(S6)、操作があると判定されたときは、かご呼びを登録する。
【0044】
かご呼びの登録発生により、乗り場側扉及びかご側扉を閉じてかごをそのかご呼び行先階まで運転すると共に、その運転中に扉が開く側の情報をかご内出力装置に出力する(S7)。例えば、「こちら側の扉が開きます」との音声出力や表示灯への表示出力を行う。そして、かごがかご呼び階に到着すると同一領域側の乗り場側扉及びかご側扉を開く(S8)。
【0045】
この状態で、その着床階に乗り場呼びが発生しているか否かを判定し(S9)、その着床階に乗り場呼びが発生しているときは、乗り場側扉及びかご側扉の開く時間(例えば10秒)経過後に各扉を閉じ、ステップS4に戻る。この場合、他側の乗り場呼びが登録されていてもその他側の乗り場呼びは待たされることになる。つまり、着床階に乗り場呼びが発生しているときは、他側の乗り場呼びに優先して着床階の乗り場呼びに応答することになる。
【0046】
一方、その着床階に乗り場呼びが発生していない場合には、かご内に乗客が存在するか否かを検出し(S10)、乗客が存在しない場合には扉を閉じ乗り場出力装置への報知出力を解除する(S11)。これにより、片側運転を終了しステップS1に戻る。従って、この状態で反対側の乗り場呼びが登録されているときは、その登録されている乗り場呼びに応答することになる。このように、片側運転中に他側の乗り場呼びがあったときはその登録を受け付けるが、片側運転が終了したときにその他側の乗り場呼びに応答することになる。
【0047】
ステップS10で、かご内に乗客が存在していることが検出されたときは、かご内操作盤のかご呼び登録釦又は扉閉釦が操作されたか否かを検出する(S12)。かご呼び登録釦又は扉閉釦が押されていないときは、かご内にかご内操作盤の操作を促す報知を行う(S13)。例えば、「もう一度、行先階ボタンを押して下さい」との音声出力を行う。そして、所定時間(例えば60秒)経過したか否かを判定し(S14)、所定時間が経過するまでは乗り場側扉及びかご側扉を開いた状態に保持する。そして所定時間が経過すると、扉を開き警報を出力する(S15)。これは、着床階に到着しても乗客がかご内に存在しており、かご呼び登録釦又は扉閉釦も操作されないで、所定の時間が経過した状態であるので、かご内の乗客に異常が発生した場合と考えられるからである。警報が発生したときは、エレベータの管理者はエレベータに直行し異常状態がないかどうかを確認することになる。
【0048】
一方、ステップS12で、かご呼び登録釦又は扉閉釦が押されていることが検出されたときは扉を閉じ、かご呼び行先階への運転を行い(S16)、ステップS9に移る。これは、その着床階で乗り場呼び登録装置を操作せずに別の利用客がかご内に乗り込んできた場合と考えられるからである。このようにして各乗り場呼び登録装置に応答してかごに設けた2個の扉が開閉制御される。
【0049】
本実施の形態によれば、1台のエレベータで、制限された領域に連絡する乗り場11a,20間と非制限領域に連絡する乗り場11b,30間を乗降させることができ、しかも制限された領域の内外に対して、一方の側から他方の側に立ち入ることを禁止できる。
【0050】
かごに設けられた2個の扉2a,2bは直交方向に設けられるので、ある階床において一方向に出入口を設定した場合に、他の階床において左右のどちらの方向にも対応して出入口を設定することができ、駅舎などの立地条件に制約がある場所に設置する上で設計上の自由度が大きくなる。
【0051】
(第2の実施の形態)
図5は本発明の第2の実施の形態におけるエレベータの断面図を示す。本実施の形態は直交方向に配置された扉の両方を入口と出口に利用する場合を示している。図5に示すエレベータは、図1に示す構成とほぼ同じであるが、改札階床における改札区域内(制限された領域)の乗り場10aが正面側に位置し、改札区域外(非制限領域)の乗り場10bが図示左側のフェンス5の奥側に配置されている点が異なっている。
【0052】
図5において、いま、運転モードは特殊運転モードであるとし、例えば電車の利用客が駅舎内のエレベータを使用してホームに行こうとする場合には、一般通路に面した乗り場30から乗り場呼び登録装置32を操作して乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこむ。そして改札階床まで昇って改札外区域の乗り場10b側で降りる。そして乗車券を購入したりあるいは定期券などにより改札を通過した後、制限された領域の乗り場10aから乗り場呼び登録装置12aを操作して乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、ホームの階床まで下降してホームの乗り場20で降りることになる。従って、改札を通らずに一般通路とホームとの通行はできず、無賃乗車が防止される。
【0053】
また、電車から降りた利用客がエレベータを利用して一般通路に出ようとする場合には、ホームの乗り場20から乗り場呼び登録装置22により乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、改札階床まで昇って改札内区域の乗り場10aで降り、改札を通って改札外区域の乗り場10bから乗り場呼び登録装置12bにより乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、一般通路の階床まで下降して乗り場30で降りることになる。従って、改札を通らずにホームと一般通路との間の通行ができず、無賃乗車が防止される。
【0054】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られるほか、昇降路1に対して直交方向に配置された扉の両方を利用して乗降するので、例えばかご2に乗り込んだ車椅子利用者が行先階で降りる際には、乗り込んだ方向から直角方向に転換するだけでよく、前方を見ながら降りることができるので安全である。
(第3の実施の形態)
図6は本発明の第3の実施の形態におけるエレベータの断面図を示す。本実施の形態は制限された領域であるホームが複数の階床にあり、しかも交差するように配置されている場合を示している。また図6に示すエレベータは、図5に示す実施の形態と同様に直交方向に配置された扉の両方を利用して乗降する場合を示している。
【0055】
図6において、制限された領域であるホームが複数の階床に設けられており、各ホームにそれぞれ乗り場20,40が設けられ、乗り場側扉21,41を有している。各乗り場20,40の出入り方向はホームの延びる方向に沿って配置されている。いま、運転モードは特殊運転モードであるとし、例えば電車の利用客が駅舎内のエレベータを使用してホームに行こうとする場合には、一般通路に面した乗り場30から乗り場呼び登録装置32を操作して乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこむ。そして改札階床まで昇って改札外区域の乗り場10b側で降りる。そして乗車券を購入したりあるいは定期券などにより改札を通過した後、制限された領域の乗り場10aから乗り場呼び登録装置12aを操作して乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、かご内操作盤16aの操作により例えば下階のホームへのかご呼びを発生させ、そのホームまで下降して乗り場20で降りることになる。従って、改札を通らずに一般通路とホームとの通行はできず、無賃乗車が防止される。
【0056】
また、電車から降りた利用客がエレベータを利用して一般通路に出ようとする場合には、ホームの乗り場20から乗り場呼び登録装置22により乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、かご内操作盤16aを操作して改札階床まで昇って改札内区域の乗り場10aで降り、改札を通って改札外区域の乗り場10bから乗り場呼び登録装置12bにより乗り場呼びを発生させ、かご2を呼んで乗りこみ、一般通路の階床まで下降して乗り場30で降りることになる。従って、改札を通らずにホームと一般通路との間の通行ができず、無賃乗車が防止される。
【0057】
本実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果が得られるほか、いずれのホームから改札階床へ、あるいは改札階床からいずれのホームへも直行できる。また、乗り換えのため、一方のホームの乗り場から他方のホームの乗り場に行く際にも利用できる。例えば上階のホームの乗り場40から下階のホームの乗り場20へ移動する場合には、乗り場登録装置42の下降の呼び登録釦を押してかご2を呼び、かご内操作盤6aを操作して行先階へのかご呼びを発生させ、下階の乗り場20で降りれば良く、迷うことがない。
【0058】
そしてこの場合、交差したホームの乗り場20,40の出入り方向はホームの延びる方向に沿って配置されているので、乗客がかごから降りる際に線路側に出るようなことがなく安全である。
【0059】
なお、上記実施の形態では、昇降路1は、改札内区域(制限された領域)と改札外区域(非制限領域)とが共通する改札階床の乗り場が昇降路1の上部に位置し、ホームの乗り場が中間階に、一般通路の乗り場が下位階に位置する場合について説明したが、地下鉄のように改札階床の乗り場が昇降路1の中間部に位置し、ホームの乗り場が改札階床の下部に位置し、一般通路乗り場が改札階床の上部に位置するような場合にも同様に適用できる。
【0060】
また入館手続きを必要とする図書館や博物館などにおいても、館内の複数の階床が閲覧階床(制限された領域)になっており、入館手続き階床や一般閲覧階床、食堂を有する階床など一般通路に連絡する階床が複数設けられている建物にも同様に適用できるものである。
【0061】
さらにかごを運転制御する制御装置は、かご内操作装置の操作によりかご呼びを登録する場合に限らず、かご内に乗客が乗り込んだことを検出して自動でかご呼びを登録するようにしても良い。また第3の実施の形態のように制限された領域の乗り場20,40が複数の階床にある場合あるいは図示していないが非制限領域の乗り場30が複数の階床に設けられている場合において、同一領域の各階床の乗り場に対してかごを順次着床させるように制御することもできる。
【0062】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、制限された領域と非制限領域に連絡する各乗り場に1台のエレベータで対応でき、しかも制限された領域の内外に対して、一方の側から他方の側に立ち入ることが禁止でき、さらに昇降路に対して直交方向に出入口を配置するようにしたので、エレベータを設置する上での設計上の自由度も大きくなる。
また、本発明によれば、駅舎のホームが交差して設けられているような場合においても、ホーム間の乗り換え用に安全に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1 の実施の形態に係わるエレベータの構成図である。
【図2】図2は、駅舎における改札内区域(領域内)と改札外区域(領域外)とを説明する平面図である。
【図3】図3は、本発明の第1 の実施の形態における制御装置のブロック構成図である。
【図4】図4は、本発明の第1 の実施の形態における制御装置の特殊運転モードの動作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明の第2 の実施の形態におけるエレベータの構成図である。
【図6】図6は、本発明の第3の実施の形態におけるエレベータの構成図である。
【符号の説明】
1……昇降路
2……かご
2a,2b……かご側扉
5……フェンス
6a,6b……かご内操作盤
7……切替手段
8……制御装置
10a,10b,20,30,40……乗り場
11a,11b,21,31,41……乗り場側扉
12a,12b,22,32,42……乗り場呼び登録装置
13……呼び応答手段
14……報知手段
15……運転制御手段
16……扉開閉手段
17……乗客検出手段
23……線路

Claims (5)

  1. 制限された領域に連絡する乗り場及び非制限領域に連絡する乗り場を有する第1の階床、制限された領域に連絡する乗り場を有する第2の階床、非制限領域に連絡する第3の階床の各階床の乗り場に対応して設けられた昇降路と、この昇降路内を昇降し、直交方向に配置された2個の扉を有し、そのうちの一方の側の扉は制限された領域に連絡する乗り場への出入口となり、他方の側の扉は非制限領域に連絡する乗り場への出入口となるかごと、各階床の乗り場に設けられ、乗り場呼びを発生させる乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びに応答した一方の側の扉のみ開閉し他方の側の扉の開閉を禁止する運転を行う制御装置とを備え、これにより非制限領域に連絡する第3の階床からかごに乗って第1の階床の非制限領域から第1の階床の制限された領域に入り、第1の階床の制限された領域からかごに乗って第2の階床の制限された領域に入ることを特徴とするエレベータ。
  2. 制限された領域に連絡する乗り場及び非制限領域に連絡する乗り場を有する第1の階床、制限された領域に連絡する乗り場を有する第2の階床、非制限領域に連絡する第3の階床の各階床の乗り場に対応して設けられた昇降路と、この昇降路内を昇降し、直交方向に配置された2個の扉を有し、その2個の扉が異なる階床の制限された領域に連絡する乗り場間及び異なる階床の非制限領域に連絡する乗り場間への出入口となるかごと、各階床の乗り場に設けられ乗り場呼びを発生させる乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びに応答して一方の側の扉を開閉した後、行先階では乗り場呼びに応答した一方の側の扉の開閉を禁止し、他方の側の扉を開閉する運転を行う制御装置とを備え、これにより非制限領域に連絡する第3の階床からかごに乗って第1の階床の非制限領域から第1の階床の制限された領域に入り、第1の階床の制限された領域からかごに乗って第2の階床の制限された領域に入ることを特徴とするエレベータ。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベータにおいて、第2の階床及び第3の階床の少なくとも一方の階床が複数設けられ、各階床に設けられた乗り場に対応して昇降路が設けられていることを特徴とするエレベータ。
  4. 請求項2に記載のエレベータにおいて、制限された領域に連絡する乗り場を有する第2の階床が複数設けられ、その複数の第2の階床の乗り場が昇降路に対して直交する位置に配置されていることを特徴とするエレベータ。
  5. 請求項4に記載のエレベータにおいて、複数の第2の階床が駅舎のホームであることを特徴とするエレベータ。
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