JP5493464B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの制御装置に関するものである。
エレベーターはビル等の建物内を移動する上での必要不可欠な輸送装置であって、その利用者は、子供や大人又は健常者や車椅子利用者を含む身障者(以下、車椅子利用者を含む身障者を単に「車椅子利用者」という)等の多岐に亘る。従って、このような幅広い利用者に対して安全性や快適性を十分に考慮したエレベーターが望まれている。
このような状況において、エレベーターの利用者が車椅子利用者である場合には、乗降時の安全性を考慮して戸開継続時間(戸の全開状態を継続する時間)を長くしたいという要求がある一方で、車椅子利用者でない健常者である一般の利用者(以下「一般利用者」という)においては、目的階への移動時間が短い方が快適であると感じるため、戸開継続時間を短くしたいという要求がある。
戸開継続時間について相反するこれらの要求に応えるため、従来のエレベーターの制御装置においては、乗場の壁面に設けられる乗場操作盤及び乗りかご内に設けられるかご内操作盤を、それぞれ、一般利用者向けの一般用乗場操作盤及び一般用かご内操作盤、並びに、一般用とは異なる位置に取付けられた車椅子利用者向けの車椅子用乗場操作盤及びかご内操作盤の2つずつ備え、これらの操作盤のうちどの操作盤が操作されたかによって、操作者であるエレベーターの乗客が一般利用者であるのか車椅子利用者であるのかを判定し、この判定結果に基づいて戸開継続時間を変化させるものが知られている。
例えば、特許文献1には、このような一般用及び車椅子用の乗場操作盤及びかご内操作盤を備え、車椅子用かご内操作盤の操作により行先呼び登録がされた場合に戸開継続時間を一般用かご内操作盤の操作時よりも長くするエレベーターにおいて、一般利用者が車椅子用かご内操作盤を誤って操作したとき等の運転効率低下を防ぐものとして、車椅子用乗場操作盤及び車椅子用かご内操作盤の両方が操作された場合に、戸開継続時間を長くするエレベーターの制御装置が記載されている。
このような従来のエレベーターの制御装置においては、エレベーターの乗客が一般利用者であるか車椅子利用者であるかの判定を、取付位置の異なる2種類の操作盤のいずれか操作されたかということを元に行っているため、これらの操作盤の取付位置が重要な意味を持っていることになる。
ここで、乗場操作盤については、乗場壁面の、立った状態の一般利用者が操作し易い高さに一般用乗場操作盤が、同じく乗場壁面の、車椅子に乗った(座った)状態の車椅子利用者が操作し易い高さに車椅子用乗場操作盤が設けられるのが一般的であり、かご内操作盤については、乗りかご内の出入口側方に配置された袖壁の、立った状態の一般利用者が操作し易い高さに一般用かご内操作盤が、乗りかご内の側壁の、車椅子に乗った状態の車椅子利用者が操作し易い高さに車椅子用かご内操作盤が設けられるのが一般的である。
そして、一般利用者は立った状態で操作し易い高さにある操作盤を、車椅子利用者は車椅子に乗った状態で操作し易い高さにある操作盤を、それぞれ操作するであろうということが従来のエレベーターの制御装置における乗客種別判定の前提となっている。
特開平06−056358号公報
しかしながら、一般利用者が車椅子用の操作盤を操作することはよくあることであって、例えば、かご内操作盤については、乗客が乗りかごに乗り込む際に振向くことなくボタンを操作できる(乗り込むという動作をしながらボタンを操作できる)という理由により、一般利用者により車椅子用かご内操作盤が操作されることがある。また、乗りかご内が混雑している場合に偶然操作し易い位置にあった、あるいは、人ごみに押されて誤って操作してしまったという理由により、やはり、一般利用者により車椅子用かご内操作盤が操作されることがある。
そして、乗場操作盤については、乗場壁面の適当な高さの上下にそれぞれある操作盤を操作者が区別することなく操作してしまうことが多い。
以上のように、操作盤の操作者であるエレベーターの乗客が一般利用者であっても、車椅子利用者が操作することを想定して取付けた、車椅子用の操作盤を操作してしまうことがあり、この結果として、一般利用者である乗客を乗せた乗りかごが目的階に到着したときに車椅子利用者に対応した戸開継続時間による戸開制御となる。
従って、この場合、乗りかご内に車椅子利用者が不在であるにもかかわらず戸開継続時間が延長されて通常時より長くなるため、次の目的階への到着が遅くなってしまうという課題がある。
そして、このような本来必要のない戸開継続時間の延長が発生すると、総合的にみてエレベーターの輸送効率が低下してしまうという課題があり、乗客にとっては苛立ち等の心理面での課題(快適性が損なわれるという課題)が発生することになる。
また、特許文献1に記載された従来のエレベーターの制御装置においては、車椅子用乗場操作盤が操作されない限り、車椅子用かご内操作盤を一般利用者が操作しても行先呼び登録がなされることがないため、一般利用者が前述した乗りかごに乗り込む際や混雑時において、行先呼び登録を行うために意図的に車椅子用かご内操作盤を操作しても行先呼び登録がなされず、操作者が呼び未登録であることに気付かずに、また、気付くのに時間がかかり、運転効率や快適性を損ねてしまうこととなる可能性があるという課題がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、一般利用者向け及び車椅子利用者向けの操作盤を備えたエレベーターにおいて、車椅子利用者に対する安全性を確保しつつ、一般利用者における快適性を向上させることができ、かつ、当該エレベーターの運転効率を向上させることができるエレベーターの制御装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの制御装置においては、エレベーターの乗場に設けられ、操作することにより乗場呼びを登録する一般用乗場呼びボタン及び車椅子用乗場呼びボタンと、乗りかご内に設けられ、操作することによりかご行先呼びを登録する一般用かご内行先ボタン及び車椅子用かご内行先ボタンと、前記車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、前記車椅子用乗場呼びボタンが操作されていない場合において、前記車椅子用かご内行先ボタンの当該操作によるかご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が所定の第1の戸開継続時間に設定されていなければ前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間前記第1の戸開継続時間に設定し、前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が既に前記第1の戸開継続時間に設定されていれば前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を前記第1の戸開継続時間より長い所定の第2の戸開継続時間に設定するとともに、前記車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、前記車椅子用乗場呼びボタンが操作されている場合は、前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を前記第2の戸開継続時間に設定する制御手段と、を備えた構成とする。
この発明に係るエレベーターの制御装置においては、一般利用者向け及び車椅子利用者向けの操作盤を備えたエレベーターにおいて、車椅子利用者に対する安全性を確保しつつ、一般利用者における快適性を向上させることができ、かつ、当該エレベーターの運転効率を向上させることができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの乗りかごの平面断面図である。 この発明の実施の形態1に係る一般用かご内操作盤の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る車椅子用かご内操作盤の正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態3に係る車椅子用かご内操作盤の正面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図5は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの制御装置の全体構成を示す図、図2はエレベーターの乗りかごの平面断面図、図3は一般用かご内操作盤の正面図、図4は車椅子用かご内操作盤の正面図、図5はエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
図において1は、エレベーターの昇降路内で乗客を乗せて昇降する乗りかご、2は、昇降路内に昇降自在に配置された釣合い重りである。
乗りかご1の上端と釣合い重り2の上端とは、それぞれ主ロープ3の両端に接続されて連結されており、この主ロープ3の中間部が乗りかご1及び釣合い重り2の昇降を駆動する巻上機4の駆動シーブに巻き掛けられることにより、乗りかご1及び釣合い重り2は昇降路内につるべ状に吊持されている。
乗りかご1の正面には、乗客がかご内から出入りするためのかご出入口及びこのかご出入口を開閉するかご戸5が設けられており、乗りかご1内のかご出入口の両側方には袖壁が設けられている。
そして、この袖壁の、立った状態の一般利用者が操作し易い位置(高さ)には、一般用かご内操作盤6が設置されている。
この一般用かご内操作盤6には、乗りかご1の停止する各階床に対応して設けられ、押下することにより対応する階床を目的階とする行先呼びを登録するための一般用かご内行先ボタン6a、並びに、押下することによりかご戸5を戸開するための一般用戸開ボタン6b及び押下することによりかご戸5を戸閉するための一般用戸閉ボタン6cが取付けられている。
また、乗りかご1内の側壁の、車椅子に乗った状態の車椅子利用者が操作し易い位置(高さ)には、車椅子用かご内操作盤7が取付けられている。
そして、この車椅子用かご内操作盤7にも、一般用かご内操作盤6と同様、乗りかご1の停止する各階床に対応して設けられ、押下することにより対応する階床を目的階とする行先呼びを登録するための車椅子用かご内行先ボタン7a、並びに、押下することによりかご戸5を戸開するための車椅子用戸開ボタン7b及び押下することによりかご戸5を戸閉するための車椅子用戸閉ボタン7cが取付けられている。
乗りかご1が停止する階床の乗場8の壁面には、立った状態の一般利用者が操作し易い位置(高さ)に配置された一般用乗場操作盤9が設置されている。
この一般用乗場操作盤9には、押下することにより上方向の乗場呼びを登録するための一般用上方向乗場呼びボタン9a、及び、押下することにより下方向の乗場呼びを登録するための一般用下方向乗場呼びボタン9bが取付けられている。
また、同様に、乗りかご1が停止する階床の乗場8の壁面には、車椅子に乗った状態の車椅子利用者が操作し易い位置(高さ)に配置された車椅子用乗場操作盤10が取付けられており、この車椅子用乗場操作盤10には、押下することにより上方向の乗場呼びを登録するための車椅子用上方向乗場呼びボタン10a、及び、押下することにより下方向の乗場呼びを登録するための車椅子用下方向乗場呼びボタン10bが取付けられている。
そして、車椅子用かご内操作盤7及び車椅子用乗場操作盤10又はこれらの操作盤の近傍には、これらの操作盤が車椅子利用者向けであることを示すため、車椅子に乗った人を模した車椅子マーク11が設けられている。
一般用かご内操作盤6、車椅子用かご内操作盤7、一般用乗場操作盤9及び車椅子用乗場操作盤10とは、当該エレベーターの運転全般を制御する制御盤12(制御手段)と通信可能に接続されている。
より具体的には、乗りかご1内に設置された一般用かご内操作盤6及び車椅子用かご内操作盤7は、乗りかご1に設置された各種機器と制御盤12とを接続する昇降路内に垂下されたかご制御ケープル13を介して制御盤12と接続されており、これらの操作盤から制御盤12へと操作盤に対する操作情報が送信されるとともに、制御盤12からこれらの制御盤へと例えばボタンの点灯表示等の制御信号が送信される。
そして、乗場8の壁面に設置された一般用乗場操作盤9及び車椅子用乗場操作盤10は、乗場8に設置された各種機器と制御盤12とを接続する乗場制御ケーブル14を介して制御盤12と接続されており、乗りかご1内に設置された操作盤と同様、これらの操作盤から制御盤12へと操作盤に対する操作情報が送信されるとともに、制御盤12からこれらの制御盤へと例えばボタンの点灯表示等の制御信号が送信される。
また、制御盤12は巻上機4とも接続されており、巻上機4は制御盤12による制御の下、乗りかご1及び釣合い重り2の昇降を駆動する。
このようにして構成されたエレベーターの制御装置において、利用者が乗場8にある一般用乗場操作盤9又は車椅子用乗場操作盤10の乗場呼びボタンを押下すると、この操作情報は制御盤12へと送信され、この操作情報に基づいて、操作された乗場操作盤の設置された階床(操作階)への、押下された乗場呼びボタンに対応する方向の乗場呼びが登録される。
そして、この乗場呼び登録に応答すべく、制御盤12の制御指令に基づいて駆動する巻上機4により、乗りかご1は前記操作階へと走行される。
乗りかご1が前記操作階に到着すると、かご戸5が戸開されて利用者は乗りかご1内に搭乗し、かご戸5は全開状態となってから所定時間経過後に戸閉される。
この際、かご戸5が全開中にかご内操作盤の戸閉ボタンが押下されると、前記所定時間経過前であってもかご戸5は戸閉される。また、乗場操作盤の当該乗場呼びと同方向の乗場呼びボタン又はかご内操作盤の戸開ボタンが押下中は戸開された状態が維持され、かご戸5が戸閉動作中に戸開ボタンが押下されると、戸閉動作が中止されてかご戸5は反転戸開される。
こうして乗りかご1に搭乗した利用者により、乗りかご1内の一般用かご内操作盤6の一般用かご内行先ボタン6a又は車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aを押下すると、この操作情報は制御盤12へと送信され、この操作情報に基づいて、押下された行先ボタンに対応する階床を目的階とする行先呼びが登録される。
そして、この行先呼び登録に応答すべく、制御盤12の制御指令に基づいて駆動する巻上機4により、乗りかご1は前記目的階へと走行される。
乗りかご1が前記目的階に到着すると、かご戸5は戸開され、全開状態となってから戸開継続時間の経過後に戸閉される。この戸開継続時間は、後述するように、各操作盤に対する操作状況等に応じて変化するものである。そして、こうしてかご戸5が戸開された状態であるうちに乗りかご1内の利用者は乗場8へと移動して降車する。
この際、かご戸5が全開中にかご内操作盤の戸閉ボタンが押下されると、前記戸開継続時間経過前であってもかご戸5は戸閉される。また、かご内操作盤の戸開ボタンが押下中は戸開された状態が維持され、かご戸5が戸閉動作中に戸開ボタンが押下されると、戸閉動作が中止されてかご戸5は反転戸開される。
なお、図1中の秤装置16は、後述する実施の形態4で用いるものであり、この実施の形態1においては必ずしも設ける必要のないものである。
この実施の形態にあっては、エレベーターの制御装置は、図5に示す一連のフローに従って動作する。
すなわち、まず、ステップS1において、制御盤12は、当該エレベーターが一般用乗場操作盤9又は車椅子用乗場操作盤10の操作により登録された乗場呼びに応答したか否かについて判断を行う。この判断において、当該エレベーターは乗場呼びに応答していないと判断された場合には、ステップS6へと移行してフローは終了する。
一方、このステップS1の判断において、当該エレベーターが乗場呼びに応答したと判断された場合には、ステップS2へと進む。
ステップS2においては、制御盤12は、各操作盤から送信される操作情報に基づいて、乗りかご1内に設置された車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aが押下(操作)されたか否かについて判断を行う。この判断において、車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されたとは判断されない、すなわち、車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されていないと判断された場合には、ステップS6へと移行してフローは終了する。
一方、このステップS2の判断において、車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されたと判断された場合には、次のステップS3へと進む。
ステップS3では、ステップ1で判断された当該エレベーターが応答した当該乗場呼び登録が、車椅子用乗場操作盤10の操作によるものであるか否か、すなわち、車椅子用乗場操作盤10の操作及び一般用乗場操作盤9の操作のいずれによるものであるかについての判断を行う。この判断において、当該乗場呼び登録が車椅子用乗場操作盤10の操作によるものでない、すなわち、当該乗場呼び登録が一般用乗場操作盤9の操作によるものであると判断された場合には、ステップS4へと移る。
このステップS4では、先のステップS3において当該乗場呼び登録が一般用乗場操作盤9の操作によるものであると判断されており、よって、ステップS2における車椅子用かご内操作盤7の操作は一般利用者によるものであると推定される。
従って、制御盤12は、ステップS2での判断に係る車椅子用かご内操作盤7の操作により登録された行先呼びの目的階(当該かご行先呼び登録階)に到着した際におけるかご戸5の前記戸開継続時間を、一般利用者向けであって通常の戸開継続時間である第1の戸開継続時間に設定を行い、その後ステップS6へと至り一連の動作フローは終了する。
そして、このステップS6の後、乗りかご1が当該かご行先呼び登録階に到着すると、かご戸5は戸開され、全開状態となってからステップS4で設定された戸開継続時間すなわち第1の戸開継続時間の経過後に戸閉されることになる。
一方、ステップS3の判断において、当該乗場呼び登録が車椅子用乗場操作盤10の操作によるものであると判断された場合には、ステップS5へと移る。
このステップS5では、ステップS3において当該乗場呼び登録が車椅子用乗場操作盤10の操作によるものであると判断されており、よって、ステップS2における車椅子用かご内操作盤7の操作は車椅子利用者によるものであると推定される。
従って、制御盤12は、ステップS2での判断に係る車椅子用かご内操作盤7の操作により登録された行先呼びの目的階(当該かご行先呼び登録階)に到着した際におけるかご戸5の前記戸開継続時間を、車椅子利用者向けであって第1の戸開継続時間より長い戸開継続時間である第2の戸開継続時間に設定を行い、その後ステップS6へと至り一連の動作フローは終了する。
そして、このステップS6の後、乗りかご1が当該かご行先呼び登録階に到着すると、かご戸5は戸開され、全開状態となってからステップS5で設定された戸開継続時間すなわち第2の戸開継続時間の経過後に戸閉されることになる。
なお、以上のステップS1からステップS6までの動作フローは随時繰り返されて行われており、こうして、かご内操作盤の操作により行先呼び登録がなされる度に、目的階である行先呼び登録階ごとの戸開時の戸開継続時間が設定される。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置においては、エレベーターの乗場に設けられ、操作することにより乗場呼びを登録する一般用乗場呼びボタン及び車椅子用乗場呼びボタンと、乗りかご内に設けられ、操作することによりかご行先呼びを登録する一般用かご内行先ボタン及び車椅子用かご内行先ボタンと、を有するエレベーターにおいて、車椅子用かご内行先ボタンが操作された場合であって、車椅子用乗場呼びボタンが操作されていないときは、車椅子用かご内行先ボタンの当該操作によるかご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を一般利用者向けであって通常の所定の第1の戸開継続時間に設定し、車椅子用乗場呼びボタンが操作されているときは、かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を車椅子利用者向けであって第1の戸開継続時間より長い所定の第2の戸開継続時間に設定する制御手段(制御盤)、を備えたことにより、車椅子利用者に対する安全性を確保しつつ、一般利用者が車椅子用かご内操作盤を操作した際における快適性を向上させることができ、かつ、当該エレベーターの運転効率を向上させることができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係るもので、エレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、車椅子用乗場操作盤が操作されずに一般用乗場操作盤の操作による乗場呼びに応答した場合において、車椅子用かご内操作盤の行先ボタンが押下された際、押下された行先ボタンに対応する階床における戸開継続時間が既に一般利用者向けの第1の戸開継続時間に設定されている状態であるとき、換言すれば、一度車椅子用かご内操作盤の行先ボタンを押下した後、再度同じ行先ボタンを押下したとき(いわゆる「二度押し」をしたとき)には、戸開継続時間を車椅子利用者向けであって通常より長い第2の戸開継続時間に設定し直すようにしたものである。
すなわち、この実施の形態2においては、エレベーターの制御装置の構成は実施の形態1と同様であるが、動作フローは図6に示す一連のものに従っている。
この図6において、ステップS11及びS12は、実施の形態1の図5におけるステップS1及びS2と全く同様である。
また、ステップS12から移行したステップS13において行われる判断は、実施の形態1の図5におけるステップS3と同様であり、このステップS13の判断において当該エレベーターが応答した当該乗場呼び登録が車椅子用乗場操作盤10の操作によるものであると判断された場合に移行するステップS14は、実施の形態1の図5におけるステップS5と同様である。つまり、ステップS14においては、前記戸開継続時間が通常(第1の戸開継続時間)より長い第2の戸開継続時間に設定された後、ステップS17に至り一連の動作フローは終了する。
そして、ステップS13の判断において、ステップS11で判断された当該エレベーターが応答した当該乗場呼び登録が車椅子用乗場操作盤10の操作によるものでない、すなわち、当該乗場呼び登録が一般用乗場操作盤9の操作によるものであると判断された場合には、ステップS15へと移る。
このステップS15において、制御盤12は、先のステップS12での判断に係る車椅子用かご内操作盤7の操作により登録された行先呼びの目的階(当該かご行先呼び登録階)に到着した際におけるかご戸5の前記戸開継続時間が、既に一般利用者向けであって通常の戸開継続時間である第1の戸開継続時間に設定済みであるか否かについて判断を行う。
ここで、当該かご行先呼び登録階の前記戸開継続時間が既に第1の戸開継続時間に設定済みである状態とは、後述するステップS16が既に一度実行されている状態であって、すなわち、一度押下された車椅子用かご内行先ボタン7aと同じ車椅子用かご内行先ボタン7aが、再度押下された状態である。
従って、このステップS15においては、ある車椅子用かご内行先ボタン7aについて、いわゆる「二度押し」がなされたか否かについて判断していることになる。
そして、このステップS15の判断において、当該かご行先呼び登録階に到着した際の前記戸開継続時間が第1の戸開継続時間に設定済みでない、すなわち、ステップS12において判断された車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aに対する押下(操作)は、一度目であって「二度押し」ではないと判断された場合には、ステップS16へと移行する。
このステップS16においては、先のステップS13において当該乗場呼び登録が一般用乗場操作盤9の操作によるものであると判断されており、ステップS12における車椅子用かご内操作盤7の操作は一般利用者によるものであると推定されることから、制御盤12は、当該かご行先呼び登録階に到着した際の前記戸開継続時間を、一般利用者向けであって通常の戸開継続時間である第1の戸開継続時間に設定を行い、その後ステップS17へと至り一連の動作フローは終了する。
一方、ステップS15の判断において、当該かご行先呼び登録階に到着した際の前記戸開継続時間が既に第1の戸開継続時間に設定済みである、すなわち、ステップS12において押下(操作)されたと判断された車椅子用かご内行先ボタン7aに対して「二度押し」がなされたと判断された場合には、ステップS14へと移行する。そして、ステップS14において、前記戸開継続時間が通常(第1の戸開継続時間)より長い第2の戸開継続時間に設定された後、ステップS17に至り一連の動作フローは終了する。
なお、以上のステップS11からステップS17までの動作フローは随時繰り返されて行われており、こうして、かご内操作盤の操作により行先呼び登録がなされる度に、目的階である行先呼び登録階ごとの戸開時の戸開継続時間が設定される点は実施の形態1と同様である。
従って、一度ある車椅子用かご内行先ボタン7aが「二度押し」されて当該かご行先呼び登録階の前記戸開継続時間が第1の戸開継続時間から第2の戸開継続時間に切替わった後に、再度同じ車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されると、前記戸開継続時間は再び第1の戸開継続時間へと切替えられることになる。
また、ここでは、当該かご行先呼び登録階の前記戸開継続時間を、第1の戸開継続時間と第2の戸開継続時間とで切替えて設定し直すための条件を、同一の車椅子用かご内行先ボタン7aを「二度押し」すること、としたが、この切替条件となる車椅子用かご内行先ボタン7aへの操作は「二度押し」に限られず、所定時間以上押下するいわゆる「長押し」等、通常の押下操作と区別可能な所定の操作であればよい。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、制御手段(制御盤)は、車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、車椅子用乗場呼びボタンが操作されていない場合であって、車椅子用かご内行先ボタンの当該操作が所定の操作であるときは、かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を第2の戸開継続時間に設定することにより、車椅子利用者が車椅子用乗場操作盤を操作せずに乗りかごに搭乗した場合であっても、簡便な操作により車椅子利用者向けの第2の戸開継続時間に設定することができる。
実施の形態3.
図7及び図8は、この発明の実施の形態3に係るもので、図7は車椅子用かご内操作盤の正面図、図8はエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述の実施の形態2の構成に加えて、車椅子用かご内操作盤の車椅子用かご内行先ボタン近傍に、車椅子呼び応答灯(車椅子呼び応答報知手段)を各車椅子用かご内行先ボタンのそれぞれに対応させて設け、これらの車椅子呼び応答灯の点灯状態によって、車椅子用かご内行先ボタンに対応する階床に到着した際の戸開継続時間が車椅子利用者向けの長い時間であるのかどうかを利用者に報知するようにしたものである。
すなわち、車椅子用かご内操作盤7に取付けられた各車椅子用かご内行先ボタン7aのそれぞれの上方近傍には、車椅子呼び応答灯15が各車椅子用かご内行先ボタン7aのそれぞれに対応して設けられている。
ここでは、図7に示すように、各車椅子用かご内行先ボタン7aは1階から3階までが下段となり4階から6階までが上段となる2列に配置されており、これらのボタン列に沿って各車椅子呼び応答灯15も2列に配置されている。
そして、これらの車椅子呼び応答灯15の列は、それぞれが略水平線状の意匠で連結されており、さらに、これら略水平線状の意匠は、それぞれが車椅子マーク11に結び付けられて、これらの車椅子呼び応答灯15は、対応する階床へのかご行先呼びが車椅子呼びであることを表示するものであることを利用者に示している。
ここでいう車椅子呼びとは、乗りかご1が当該かご行先呼び登録階に到着した時の前記戸開継続時間が車椅子利用者向けであって通常より長い継続時間である第2の戸開継続時間となるかご行先階呼びのことである。
なお、他の構成については実施の形態2と同様である。
この実施の形態にあっては、エレベーターの制御装置は、図8に示す一連のフローに従って動作する。この図8において、ステップS21からS26は、実施の形態2の図6におけるステップS11からS16と同様である。
そして、ステップS24において、制御盤12によって、当該かご行先呼び登録階に到着した際の前記戸開継続時間を、車椅子利用者向けであって第1の戸開継続時間より長い戸開継続時間である第2の戸開継続時間に設定した後は、ステップS27へと移行する。
このステップS27においては、制御盤12は、先のステップS22での判断に係る車椅子用かご内操作盤7の操作により登録された行先呼びの目的階(当該かご行先呼び登録階)に対応する車椅子用かご内行先ボタン7a、すなわち、押下された車椅子用かご内行先ボタン7aのボタン灯を点灯させる。そして、同時に、この押下された車椅子用かご内行先ボタン7aに対応する車椅子呼び応答灯15、すなわち、当該かご行先呼び登録階に対応する車椅子呼び応答灯15を点灯させ、その後ステップS29へと至り一連の動作フローは終了する。
また、ステップS26において、制御盤12によって、当該かご行先呼び登録階に到着した際の前記戸開継続時間を、一般利用者向けであって通常の戸開継続時間である第1の戸開継続時間に設定した後は、ステップS28へと移行する。
このステップS28においては、制御盤12は、先のステップS22での判断に係る車椅子用かご内操作盤7の操作により登録された行先呼びの目的階(当該かご行先呼び登録階)に対応する車椅子用かご内行先ボタン7a、すなわち、押下された車椅子用かご内行先ボタン7aのボタン灯のみを点灯させ、その後ステップS29へと至り一連の動作フローは終了する。従って、この押下された車椅子用かご内行先ボタン7aに対応する車椅子呼び応答灯15、すなわち、当該かご行先呼び登録階に対応する車椅子呼び応答灯15は消灯したままである。
ここで、以上のステップS21からステップS29までの動作フローは随時繰り返されて行われており、こうして、かご内操作盤の操作により行先呼び登録がなされる度に、目的階である行先呼び登録階ごとの戸開時の戸開継続時間が設定される点は実施の形態2と同様である。
なお、車椅子呼び応答報知手段は車椅子呼び応答灯15に限らず、例えば、音声により車椅子呼びが登録されている階床を報知するアナウンス装置を乗りかご1内に設けるようにしてもよい。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置においては、実施の形態2と同様の効果を奏することができるのに加えて、かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が第2の戸開継続時間に設定されていることを利用者に報知する車椅子呼び応答報知手段を設けることにより、乗りかご内の利用者は、かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が、一般利用者向けであって通常の第1の戸開継続時間であるのか、車椅子利用者向けであって通常より長い第2の戸開継続時間であるのかを容易に知ることが可能である。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4に係るもので、エレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態4は、実施の形態1から3の構成に加えて、乗りかご内の負荷を検出するかご負荷検出手段をさらに設け、車椅子用かご内操作盤が操作され、かつ、戸開継続時間が車椅子利用者向けの第2の戸開継続時間に設定されていない場合に、このかご負荷検出手段により検出された乗りかご内の負荷に基づいて乗りかご内が混雑しているか否か判断して、乗りかご内が混雑しているときには戸開継続時間を通常より長くするようにしたものである。
すなわち、図1に示すように、乗りかご1の床下には、乗りかご1内の負荷を検出する秤装置16からなるかご負荷検出手段が設けられており、このかご負荷検出手段による乗りかご1内の負荷検出結果は、かご制御ケープル13を通じて制御盤12へと送られる。
また、他の構成については、実施の形態1等と同様である。
この実施の形態にあっては、エレベーターの制御装置は、図9に示す一連のフローに従って動作する。なお、ここでは簡便のため、実施の形態1に加えてかご負荷検出手段を設けた場合について説明するが、実施の形態2又は3においてもほぼ同様にして実施することができる。
まず、ステップS31において、制御盤12は、当該エレベーターが一般用かご内操作盤6の一般用かご内行先ボタン6a又は車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aの操作により登録されたかご行先呼びに応答したか否かについて判断を行う。この判断において、当該エレベーターはかご行先呼びに応答していないと判断された場合には、ステップS39へと移行してフローは終了する。
一方、ステップS31において、当該エレベーターがかご行先呼びに応答したと判断された場合にはステップS32へと進み、制御盤12は、乗りかご1内に設置された車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されているか否かについて判断を行う。
この判断において、乗りかご1内に設置された車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されていないと判断された場合には、利用者は一般利用者であると推定される。従って、ステップS36へと移行して、制御盤12はかご戸5の開放時間タイマーを一般利用者向けであって通常の前記第1の戸開継続時間に設定する。
一方、ステップS32の判断において、乗りかご1内に設置された車椅子用かご内操作盤7の車椅子用かご内行先ボタン7aが押下されていると判断された場合には、ステップS33へと移行して、制御盤12は、ステップS31での判断に係る当該かご行先呼び登録の目的階(当該かご行先呼び登録階)の前記戸開継続時間が、車椅子利用者向けであって通常より長い前記第2の戸開継続時間であるか否かについて判断を行う。なお、この前記第2の戸開継続時間は、実施の形態1の図5におけるステップS5が実行されることにより設定される。
このステップS33の判断において、当該かご行先呼び登録階の前記戸開継続時間が前記第2の戸開継続時間であると判断された場合にはステップS34へと移り、制御盤12はかご戸5の前記開放時間タイマーを前記第2の戸開継続時間に設定する。
また、ステップS33の判断において、当該かご行先呼び登録階の前記戸開継続時間が前記第2の戸開継続時間でないと判断された場合にはステップS35へと移行する。
このステップS35においては、制御盤12は、前記かご負荷検出手段(秤装置16)により検出された乗りかご1内の負荷に基づいて乗りかご1内が混雑しているか否か、すなわち、乗りかご1内の負荷が所定の閾値以上であるか否かについて判断を行う。この判断において、乗りかご1内が混雑している、すなわち、乗りかご1内の負荷が所定の閾値以上であると判断された場合には、ステップS37へと移行して、制御盤12はかご戸5の前記開放時間タイマーを一般利用者向けの混雑時の戸開継続時間である第3の戸開継続時間に設定する。この第3の戸開継続時間は前記第1の戸開継続時間より長い時間に定められる。
ステップS34、S36又はS37で、前記開放時間タイマーを、前記第2の戸開継続時間、前記第1の戸開継続時間又は前記第3の戸開継続時間に設定した後は、ステップS38へと移り、制御盤12は、乗りかご1が当該かご行先呼び登録階に到着してかご戸5が戸開し全開状態となってから前記開放時間タイマーに設定された時間の経過後、かご戸5が戸閉するように制御を行う。
そして、ステップS39へと至り、一連の動作フローは終了する。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置においては、実施の形態1から3と同様の効果を奏することができるのに加えて、制御手段(制御盤)により、車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が第2の戸開継続時間に設定されていない場合であって、かご負荷検出手段により検出された乗りかご内の負荷に基づいて乗りかご内が混雑していると判断されるときは、かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を第1の戸開継続時間より長い所定の第3の戸開継続時間に設定するよう制御することで、一般利用者が乗りかご内の混雑により降車に時間がかかる場合、戸開継続時間を長くすることにより降車時間を確保することが可能である。
1 乗りかご
2 釣合い重り
3 主ロープ
4 巻上機
5 かご戸
6 一般用かご内操作盤
6a 一般用かご内行先ボタン
6b 一般用戸開ボタン
6c 一般用戸閉ボタン
7 車椅子用かご内操作盤
7a 車椅子用かご内行先ボタン
7b 車椅子用戸開ボタン
7c 車椅子用戸閉ボタン
8 乗場
9 一般用乗場操作盤
9a 一般用上方向乗場呼びボタン
9b 一般用下方向乗場呼びボタン
10 車椅子用乗場操作盤
10a 車椅子用上方向乗場呼びボタン
10b 車椅子用下方向乗場呼びボタン
11 車椅子マーク
12 制御盤
13 かご制御ケープル
14 乗場制御ケーブル
15 車椅子呼び応答灯
16 秤装置

Claims (4)

  1. エレベーターの乗場に設けられ、操作することにより乗場呼びを登録する一般用乗場呼びボタン及び車椅子用乗場呼びボタンと、
    乗りかご内に設けられ、操作することによりかご行先呼びを登録する一般用かご内行先ボタン及び車椅子用かご内行先ボタンと、
    前記車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、前記車椅子用乗場呼びボタンが操作されていない場合において、前記車椅子用かご内行先ボタンの当該操作によるかご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が所定の第1の戸開継続時間に設定されていなければ前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間前記第1の戸開継続時間に設定し、前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が既に前記第1の戸開継続時間に設定されていれば前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を前記第1の戸開継続時間より長い所定の第2の戸開継続時間に設定するとともに、前記車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、前記車椅子用乗場呼びボタンが操作されている場合は、前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を前記第2の戸開継続時間に設定する制御手段と、を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が前記第2の戸開継続時間に設定されていることを利用者に報知する車椅子呼び応答報知手段を備えたことを特徴とする請求項に記載のエレベーターの制御装置。
  3. 前記車椅子呼び応答報知手段は、車椅子用かご内行先ボタンの近傍に車椅子用かご内行先ボタンのそれぞれに対応して設けられた車椅子呼び応答灯であることを特徴とする請求項に記載のエレベーターの制御装置。
  4. 前記乗りかご内の負荷を検出するかご負荷検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記車椅子用かご内行先ボタンが操作され、かつ、前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間が前記第2の戸開継続時間に設定されていない場合であって、前記かご負荷検出手段により検出された前記乗りかご内の負荷に基づいて前記乗りかご内が混雑していると判断されるときは、前記かご行先呼び登録階に到着した際の戸開継続時間を前記第1の戸開継続時間より長い所定の第3の戸開継続時間に設定することを特徴とする請求項1から請求項いずれかに記載のエレベーターの制御装置。
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