JP4415637B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータのかごからも自由に身障者運転モード、通常運転モード相互に切り替えることができるエレベータに関する。
従来のかご内の車椅子専用操作盤は、専用ボタンの押圧により所定時間応答ランプを付勢すると共に、所定時間内の行先ボタンの押圧を有効とする制御装置が設けられていた。これにより、専用ボタン押圧後の所定時間内の行先ボタンに対応した車椅子運転制御が行われていた(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特開平6−263335(第4頁)
特開平6−305646(第3,4頁、図1)
特開平8−245138(第2,3頁)
従来のかご内にある車椅子専用操作盤は、車椅子用の専用ボタンを押した後に身障者運転モードを解除することができなかった。また、行先ボタンを押した後に車椅子運転モードに切り替えることができなかった。
この発明にかかるエレベータ用操作盤は、エレベータ乗場に装備され、押すとエレベータが身障者運転モードになり、エレベータのかご内にある表示手段が点灯する車椅子用乗場ボタンと、かご内に装備され、表示手段が点灯した状態で押すと表示手段が消灯し、エレベータの身障者運転モードが解除されて通常運転モードとなる切り替えボタンとを備えて構成される。
この発明にかかるエレベータ用操作盤は、エレベータ乗場に装備され、押すとエレベータが身障者運転モードになり、エレベータのかご内にある表示手段が点灯する車椅子用乗場ボタンと、かご内に装備され、表示手段が点灯した状態で押すと表示手段が消灯し、エレベータの身障者運転モードが解除されて通常運転モードとなる切り替えボタンとを備えて構成されるものであり、表示手段の存在により、身障者運転モードか通常運転モードかの運転状態を明確に、かご内の添乗者に示すことができる。また、切り替えボタンにより、身障者運転モードと通常運転モードの相互間の切り替えができる。これにより目的に添った運転モードを選択でき、運転効率があがり目的階へ早く到達できる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1にかかるエレベータ用操作盤を説明するためのエレベータ乗場近傍とエレベータの扉14が開いた状態のエレベータかご内を示す図である。図2はエレベータのかごの扉14が閉まった状態でかごの中から扉14方向を見た様子を示す図である。図3は通常運転モードの場合のかご内の操作盤を示す図であり、図4は身障者運転モードの場合のかご内の操作盤を示す図である。図5は、本実施の形態におけるエレベータ運用の様子を示すのフローチャートである。
図1が示すように、エレベータを使用している建物の各階におけるエレベータ乗場には、エレベータの出入口付近に、健常者がエレベータの行先である上下の方向を指定する乗場ボタン1及び身障者の例である車椅子利用者が上下を指定する車椅子用乗場ボタン2が装備されている。健常者は乗場ボタン1を押すことにより、健常者の行きたい方向(上又は下)を指定することができる。一方、車椅子利用者は、車椅子用乗場ボタン2を押すことにより行きたい方向(上又は下)を指定することができる。車椅子用乗場ボタン2を押した場合には、当該エレベータの当該かごの運転は身障者運転モードとなり、通常の通常運転モードに比べて扉14の開閉時間が3倍程度長いエレベータ運転制御となる。
一方、図2が示すように、エレベータのかご内には、かご内の側面に、かご内から運転モードの指定や目的の階を選択等するかご内操作盤(正)3とかご内操作盤(副)4が設置されている。かご内操作盤(正)3とかご内操作盤(副)4は、通常運転モード、身障者運転モード相互の切り替えができる。なお、通常運転モードと身障者運転モードの切り替えについての詳細は後述する。
図3、4が示すように、かご内操作盤(正)3には、身障者運転モードであることを表示する表示手段であると共に、身障者運転モードと通常運転モードの相互の切り替えを可能にする切り替え手段でもある身障者マーク8と、かごの搭乗者がこれから向かう階を指定する行先ボタン15が存在する。身障者マーク8は、表示手段であるので、通常運転モードの場合には消灯しており、身障者運転モードの場合には青色に点灯している。当該点灯により、かごの搭乗者に身障者運転モードであることが示される。また、この身障者マーク8はエレベータ乗場に設置された車椅子用乗場ボタン2と連動しており、車椅子用乗場ボタン2が押されることにより身障者マーク8も点灯する。また、身障者マーク8は切り替え手段でもあるので、消灯した状態の身障者マーク8を押すとエレベータが身障者運転モードとなり、身障者マーク8が点灯する。逆に、点灯した状態の身障者マーク8を押すとエレベータの身障者運転モードが解除され、通常運転モードとなり、身障者マーク8が消灯する。
続いて、図5を用いてこの実施の形態にかかるエレベータの動作の一例について説明する。図5において、まずステップ(以下Sとする。)1では、エレベータ乗場に設けられた健常者用の乗場ボタン1が押されたか否かが判定される。S1で健常者用の乗場ボタン1が押されていない場合には、S2でエレベータ乗場に設けられた車椅子利用者用の車椅子用乗場ボタン2が押されたか否かが判断される。ここで、S1で健常者用の乗場ボタン1が押されておらず、かつS2でも車椅子用乗場ボタン2が押されていない場合には、待機状態であるため、スタートS0に戻る。一方、S2で車椅子用乗場ボタン2が押されたと判定された場合には、これと連動してエレベータのかご内に設けられた身障者マーク8が点灯する。この身障者マーク8の点灯により、エレベータのかご内搭乗者は、エレベータが通常運転モードから身障者運転モードに切り替わったことを知ることができる。続いてエレベータはこの車椅子用乗場ボタン2が押された階に停止し、車椅子用乗場ボタン2を押した者がエレベータに搭乗することとなる。ここで、一般的な場合、車椅子用乗場ボタン2を押し、エレベータに搭乗してくる搭乗者は車椅子利用者である。従って、S5でこの搭乗者によって行先ボタン15を用いて指定された階での扉14の開閉は身障者運転モードで行われる。このような一般的な場合には、S7で切り替えボタンである身障者マーク8が押されることは無く、従って、S9で示すように身障者マーク8が点灯したままであり、扉14の開閉も身障者運転モードで行われることとなる。ところが、S2において健常者が誤って乗場の車椅子用乗場ボタン2を押し、エレベータに搭乗してしまう場合がある。このような場合に何らの手当も無いとすると、エレベータのかごに車椅子利用者がいないにも関わらずS5で指定された行先階での扉14の開閉が身障者運転モードで行われることとなり、エレベータの運転効率が低下してしまう。そこでこの実施の形態では、切り替えボタンである身障者マーク8を設け、このような場合でも、S3の身障者マーク8の点灯で身障者運転モードの誤使用を認識したかご内の第3者又は、車椅子用乗場ボタン2を押した健常者本人によって身障者運転モードの解除を可能としている。即ち、S7で切り替えボタンである身障者マーク8が第3者又は、健常者によって押されると、S10で身障者運転モードが解除され、身障者マーク8が消灯すると共に、S5で指定された行先階においても通常運転モードで扉14が開閉することとなる。このように、この実施の形態では、切り替えボタンを設けて身障者運転モードを解除可能とすることにより、エレベータの運転効率の低下を防止することができる。一方、S1で乗場ボタン1が押された場合には、エレベータはこの乗場ボタン1が押された階に停止し、乗場ボタン1を押した者がエレベータに搭乗することとなる。ここで、一般的な場合、乗場ボタン1を押し、エレベータに搭乗してくる搭乗者は健常者である。従って、S6でこの搭乗者によって行先ボタン15を用いて指定された階での扉14の開閉は通常運転モードで行われる。このような一般的な場合には、S8で切り替えボタンである身障者マーク8が押されることは無く、従って、S10で示すように身障者マーク8が消灯したままであり、扉14の開閉も通常運転モードで行われることとなる。ところが、S1において身障者が誤って乗場の乗場ボタン1を押し、エレベータに搭乗してしまう場合がある。このような場合に何らの手当も無いとすると、S6で指定された行先階での扉14の開閉が通常運転モードで行われることとなり、身障者が乗り降りに不自由することとなる。そこでこの実施の形態では、S4の身障者マーク8消灯で通常運転モードの誤使用を認識したかご内の第3者又は、乗場ボタン1を押した身障者本人によって身障者運転モードへの切り替えを可能としている。即ち、S8で切り替えボタンである身障者マーク8が第3者又は身障者によって押されると、S9で身障者運転モードに切り替えられ、身障者マーク8が点灯すると共に、S6で指定された行先階においても身障者運転モードで扉14が開閉することとなる。このように、この実施の形態では、身障者は、追認的にモードの切り替えが可能であり、不自由なくエレベータ利用が可能である。
このように構成されたかご内操作盤(正)3においては、身障者マーク8の存在により身障者運転モードか通常運転モードかの運転状態を明確にかごの添乗者に示すことができる。特に、エレベータ乗場に装備された車椅子用乗場ボタン2と身障者マーク8が連動しているため、かご内搭乗者は、車椅子用乗場ボタン2により身障者運転モードになった場合に、身障者運転モードでエレベータが運転していることを容易に把握できる。また、身障者マーク8による切り替えにより、本来身障者運転モードである必要があるにも関わらず、乗場で乗場ボタン1を誤押された場合等に身障者運転モードに切り替えることができ、逆に、車椅子利用者が乗車していない場合や車椅子用乗場ボタン2を誤押された場合等に身障者運転モードを解除することができる。また、当該かご内にある行先を指定する行先ボタン15が押された後であっても身障者マーク8が消灯した状態で身障者マーク8を押すと当該身障者マーク8が点灯し、当該エレベータが通常運転モードから身障者運転モードに追認的に切り替えることができる。また、かご内に車椅子利用者と健常者が存在し、車椅子利用者が先にかごから出る場合には、車椅子利用者は、身障者マーク8を押す等して身障者運転モードの状態でかごから出ることができ、その後、健常者は身障者マーク8を押すことにより通常運転モードにし、かごから出ることができる。逆に健常者が先にかごから出る場合には、健常者は、身障者マーク8を押す等して通常運転モードの状態でかごから出ることができ、その後、車椅子利用者は身障者マーク8を押すことにより身障者運転モードにし、かごから出ることができる。これにより目的に合わせた運転モードを選択することができ、更には運転効率があがり目的階へ早く到達できる。また、健常者と車椅子利用者が、身障者マーク8によって、かご内操作盤(正)3を兼用することができるため、健常者用に用意していたエレベータの扉14近傍にある袖壁の操作盤が必要無くなり、通常出入口横にある袖壁の操作盤の製造、据付、保守等のコスト低減となる。
なお、この実施の形態では、身障者マーク8は、通常運転モードであるか身障者運転モードであるかを示す表示手段としての役割と、通常運転モードと身障者運転モードの切り替え手段としての役割の両方を果たすものとして説明してきた。しかし、身障者マーク8は表示手段としての役割のみを果たし、当該かご内に切り替え手段としての切り替えボタンが身障者マーク8と独立して装備され、身障者運転モードと通常運転モードの切り替えの役割を果たす場合もある。また、この実施の形態では、通常運転モードに比べて扉14の開閉時間が3倍程度長いエレベータ運転制御となるとして説明した。しかし、この時間は3倍程度に限定されるものではい。また、この実施の形態では、身障者マーク8は身障者運転モードの場合には青色で点灯しているとして説明した。しかし、この点灯は青色に限定されない。また、身障者運転モードの利用者は車椅子利用者として説明した。しかし、長時間の扉14の開閉時間を望む者であれば車椅子利用者に限られない。例えば、松葉杖使用者、寝台使用者、キャスタ付きスタンド使用者等多数いる。また、この実施の形態では、本発明の実施例においてはかご内操作盤(正)3について身障者マーク8が存在するとして説明した。しかし、身障者マーク8が存在するのはかご内操作盤(正)3に限定されず、かご内操作盤(副)4に存在する場合もある。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2にかかるエレベータを説明するものである。この図6は、建物の各階にあるエレベータ乗場と扉14が開いた状態のエレベータかご内、車椅子利用者11、タイマー9、赤外線センサ13を示す図である。
図6に示すように、エレベータのかご出入口の側部には、当該かごに入る者又は出る者の高さを検知するセンサの例である赤外線センサ13aが備えられている。具体的には、エレベータ利用者が、当該かごに入る際又は出る際に当該赤外線センサ13aによる複数の赤外線ビーム10により、エレベータ利用者の高さを検知することができる。また、当該エレベータには、エレベータ利用者がかごに入る又は出るのにかかる時間(かごに入る又は出るための通過時間)を検知することができるタイマー9が備えられている。上記赤外線センサ13aにより、エレベータ利用者の高さを検知することができる。しかし、上記赤外線センサ13aのみでは、エレベータ利用者の高さが低いと検知した場合でも、利用者が子供であるか車椅子利用者11であるかを判定できない。その場合、当該タイマー9によりかごに乗りこむ時間を検知することにより、かごに乗りこむ者が、子供か車椅子利用者11かの判定をすることができる。つまり、上記赤外線センサ13aとタイマー9により、エレベータ利用者の高さ、かごに入る又は出る時間を検知し、エレベータ利用者が車椅子利用者11か否かの判定がされる。エレベータ利用者が、車椅子利用者11か健常者かの判定をすることにより、かごに入る際に、車椅子用乗場ボタン2を押し忘れても通常運転モードから身障者運転モードに自動的に切り替わる。また、車椅子利用者11が降りると、身障者運転モードから通常運転モードに切り替わる。このことにより、エレベータの運転効率が低下しない。
続いて、図7を用いてこの実施の形態にかかるエレベータの動作の一例について説明する。図7において、まず、S11では、赤外線センサ13aにより、エレベータ利用者がかごに入る際、その者の高さが検知され、タイマー9によりかごに乗りこむ時間を検知されることにより、健常者か車椅子利用者11かが判断される。車椅子利用者11であると判断された場合には、当該判断に連動してかご内にある身障者マーク8が点灯する。ここで、一般的な場合、エレベータに搭乗する搭乗者は、車椅子利用者11である。従って、S14でこの搭乗者により行先ボタン15を用いて指定された階での扉14の開閉は身障者運転モードで行われる。このような一般的な場合には、S16で切り替えボタンである身障者マーク8が押されることは無い。従って、S18で示すように、身障者マーク8が点灯したままであり、扉14の開閉が身障者運転モードで行われることとなる。また、当該扉14の開閉が行われた後には、身障者マーク8は消灯し、その後のエレベータの運転は通常運転モードとなる。ところが、S11により何らかの誤りにより、健常者であるにも関わらず、車椅子利用者であると判断された場合がある。このような場合に何らの手当も無いとすると、エレベータのかごに車椅子利用者がいないにも関わらずS14で指定された行先階での扉14の開閉が身障者運転モードで行われることとなり、エレベータの運転効率が低下してしまう。そこで、この実施の形態では、切り替えボタンである身障者マーク8を設け、S16の身障者マーク8の点灯で身障者運転モードの誤使用を認識したかごの搭乗者によって身障者運転モードの解除を可能としている。即ち、S16で切り替えボタンである身障者マーク8が押されると、S19で身障者運転モードが解除され、身障者マーク8が消灯すると共に、S14で指定された行先階においても通常運転モードで扉14が開閉することとなる。このように、この実施の形態では、切り替えボタンを設けて身障者運転モードを解除可能とすることにより、エレベータの運転効率の低下を防止することができる。
一方、S11で健常者であると判断された場合には、当該判断に連動してかご内にある身障者マーク8は消灯したままであるする。ここで、一般的な場合、エレベータに搭乗する搭乗者は、健常者である。従って、S15でこの搭乗者により行先ボタン15を用いて指定された階での扉14の開閉は通常運転モードで行われる。このような一般的な場合には、S17で切り替えボタンである身障者マーク8が押されることは無い。従って、S19で示すように、身障者マーク8が消灯したままであり、扉14の開閉が通常運転モードで行われる。ところが、S11により何らかの誤りにより、車椅子利用者であるにも関わらず、健常者であると判断される場合がある。このような場合に何らの手当も無いとすると、エレベータのかごに車椅子利用者11がいるにも関わらずS15で指定された行先階での扉14の開閉が通常運転モードで行われる。そこで、この実施の形態では、切り替えボタンである身障者マーク8を設け、このような場合でも、S17の身障者マーク8の消灯で通常運転モードの誤使用を認識した搭乗者によって身障者運転モードの追認を可能としている。即ち、S17で切り替えボタンである身障者マーク8が押されると、S18で身障者運転モードが追認され、身障者マーク8が点灯すると共に、S14で指定された行先階においても身障者運転モードで扉14が開閉することとなる。当該扉14の開閉が行われた後には、身障者マーク8は消灯し、その後のエレベータの運転は通常運転モードとなる。
なお、この実施の形態では、かごに入る者の高さを検知するセンサとして赤外線センサ13aを用いて説明した。しかし、この高さを検知するセンサは赤外線センサ13aに限定されるものでは無く、かごに入る者の高さを測ることができるセンサなら何でも良い。また、この実施の形態では赤外線センサ13aとタイマー9及び切り替え手段とを全て備える場合について説明した。しかし、この発明はこれに限定されるものでは無い。即ち、センサとタイマー9の組み合わせによって、エレベータ利用者を認識する技術は切り替え手段と分離されたとしても技術的に独立した効果を有するものである。また、この実施の形態では、発明の実施の形態1と同一又は相当する部分については同一の符号を付する等して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明した。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3にかかるエレベータを説明するものである。この図8は、建物の各階にあるエレベータ乗場と扉14が開いた状態のエレベータかご内、車椅子利用者11を示す図である。
図8が示すように、この実施の形態3においては、実施の形態2におけるエレベータにおいて更に、エレベータ利用者の横幅を検知する赤外線センサ13bがエレベータのかご出入口の上部に備えられている。このように構成されたエレベータにおいては、エレベータのかご出入口の側部にあり、かごに入る者又は出る者の高さを検知する赤外線センサ13aによりエレベータ利用者の高さを検知することができる。また、エレベータのかご出入口の上部にありかごに入る者の横幅を検知する赤外線センサ13bによりかごに入る者又は出る者の横幅を検知することができる。また、エレベータ利用者がかごに入るための通過時間も検知するタイマー9によりかごに入る者の移動時間を測ることができる。これらにより、発明の実施の形態2よりも適切にエレベータ利用者が車椅子利用者11であるか否かの判定をすることができる。
なお、この実施の形態では、かごに入る者の高さ、横幅を検知するセンサとして赤外線センサ13a、赤外線センサ13bを用いて説明した。しかし、この高さを検知、横幅を検知するセンサは赤外線センサ13a、赤外線センサ13bに限定されるものでは無くかごに入る者の高さと横幅を測ることができるセンサならなら何でも良い。また、この実施の形態では赤外線センサ13a、赤外線センサ13bとタイマー9及び切り替え手段等を全て備える場合について説明した。しかし、この発明はこれに限定されるものでは無い。即ち、センサとタイマー9の組み合わせによって、エレベータ利用者を認識する技術は切り替え手段等と分離されたとしても技術的に独立した効果を有するものである。また、この実施の形態では、発明の実施の形態2と同一又は相当する部分については同一の符号を付する等して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明した。
実施の形態4.
図9かごの発明の実施の形態4にかかるエレベータを説明するものである。この図9は、建物の各階にあるエレベータ乗場と扉14が開いた状態のエレベータかご内、車椅子利用者11を示す図である。
図9に示すように、エレベータのかご出入口の上部近傍には、画像認識によりかごに入る者又は出る者が車椅子利用者11か否かを判断する身障者認識カメラの一例である12が備えられている。上記車椅子認識カメラ12により、エレベータ利用者がかごに入る又は出る際の様子を撮影する。次に、その撮影された画像を画像認識技術により処理をすることにより、利用者が、車椅子利用者11がかごに入ったか否か、車椅子利用者11がかごから出たか否かを判定することができる。これにより、従来は乗場とかごの中にそれぞれ車椅子利用者11が存在するか否か判断するカメラが必要であったが、一つの車椅子認識カメラ12で足りるようになる。
なお、また、この実施の形態では、発明の実施の形態1、2,3と同一又は相当する部分については同一の符号を付する等して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明した。
発明の実施例1を示す図で、エレベータ乗場近傍と扉14が開いた状態のエレベータを示す図 発明の実施例1を示す図で、エレベータの扉14がしまった状態でかごの中から扉14の方向を示す図である。 発明の実施例1を示す図で、通常運転モードの場合のかご内の操作盤を示す図である。 発明の実施例1を示す図で、車椅子運転モードの場合のかご内の操作盤を示す図である。 発明の実施例1を示す図で、本実施の形態のエレベータの動作のフローチャートを示す図である。 発明の実施例2を示す図で、エレベータ乗場近傍と扉14が開いた状態のエレベータを示す図である。 発明の実施例2を示す図で、本実施の形態のエレベータの動作のフローチャートを示す図である。 発明の実施例3を示す図で、エレベータ乗場近傍と扉14が開いた状態のエレベータを示す図である。 発明の実施例4を示す図で、エレベータ乗場近傍と扉14が開いた状態のエレベータを示す図である。
符号の説明
1.乗場ボタン
2.車椅子用乗場ボタン
3.かご内操作盤(正)
4.かご内操作盤(副)
8.身障者マーク
9.タイマー
10.赤外線ビーム
11.車椅子利用者利用者
12.車椅子認識カメラ
13a.赤外線センサ
13b. 赤外線センサ
14.扉
15.行先ボタン

Claims (5)

  1. エレベータ乗場に装備され、押すとエレベータが身障者運転モードとなる車椅子用乗場ボタンと、
    当該エレベータのかご内に装備され、身障者運転モードになると点灯し、点灯した状態で押すと消灯されるとともに当該エレベータを身障者運転モードから通常運転モードに切り替え、また消灯した状態で押すと点灯されるとともに当該エレベータを通常運転モードから身障者運転モードに切り替える切り替えボタンとを備えたエレベータ。
  2. エレベータのかご内に装備され、エレベータが身障者運転モードになると点灯し、通常運転モードになると消灯する表示手段をさらに備えた請求項1に記載のエレベータ。
  3. エレベータのかご出入口の側部にあり、当該かごに入る者又は出る者の高さを当該かごに入る際又は出る際に検知するセンサと、当該かごに入る者又は出る者が当該かごに入る又は出るのにかかる時間を検知するタイマーとを備えた請求項1又は2のいずれかに記載のエレベータ。
  4. エレベータのかご出入口の上部にあり、当該かごに入る者又は出る者の横幅を当該かごに入る際又は出る際に検知するセンサを備えた請求項3に記載のエレベータ。
  5. エレベータのかご出入口の上部にあり、当該かごに入る者又は出る者の当該かごに入る際又は出る際の画像認識により、当該エレベータ利用者が身障者か否かを判断する身障者認識カメラを備えた請求項1又は2のいずれかに記載のエレベータ。
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