JP2008156028A - エレベータのドア制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車いす利用の乗客がエレベータを利用するときの安全性、利便性を確実に高めることができるエレベータのドア制御装置を提供する。
【解決手段】かご3内の床面部分のほぼ全体と、このかご3が着床するエレベータホール1の乗降口4の床面部分とに渡る領域を撮影してその領域に車いすが存在するかを認識する車いす認識装置18を備え、かご3がエレベータホール1に着床してドア装置5,13が開いた状態のもとで、車いすが認識されたときにかご3内に乗り込んだ車いす利用の乗客が戸閉ボタン16bを操作するか、所定時間が経過するまでの間、そのドア装置5,13を開状態に維持し、車いす利用の乗客が乗り込んだかご3が目的階に着床してドア装置5,13が開いた状態のもとで、車いすが認識されたときに、そのドア装置5,13を開状態に維持するとともに、車いすが認識されなくなったときにそのドア装置5,13を閉じる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車いす利用の乗客がエレベータを利用する際の安全性、利便性を高めることができるエレベータのドア制御装置に関する。
近年、車いすでエレベータを利用する際の安全性、利便性を高めるために、エレベータホールに一般用かご呼びボタンと車いす用かご呼びボタンを設けると共に、さらにかご内に一般用操作盤と車いす用操作盤を設け、エレベータホールで車いす利用の乗客が車いす用かご呼びボタンでかご呼びを行なったときには、かごが着床してドアが開閉するときに、そのドアの開時間を通常の場合より延長し、またかごに乗り込んだ車いす利用の乗客が車いす用操作盤を操作して行先の目的階を登録したときには、かごが目的階に到達してドアが開閉するときのドア開時間を通常の場合より延長するようにしたエレベータのドア制御装置が提供されている。このようなエレベータの制御装置については例えば特開2002−145564公報に開示されている。
特開2002−145564公報
上述のようなエレベータのドア制御装置では、車いす利用の乗客がかごに乗り込むときには、ドアの開時間が通常の場合より延長される。しかしながら、車いすの操作に不慣れな人や高齢の人などでは延長された時間内でもかごに乗り切ることができないような場合があり、このような場合にはドアが車いすに衝突してしまう恐れがあり、安全性、利便性の点で万全ではない。また、かごに乗り込んだ車いす利用の乗客がそのかご内の一般用操作盤を操作して目的階を登録したような場合には、かごが目的階に着床してドアが開閉するときのドア閉時間が延長されず、このためその時間内では降り切ることができず、やはりドアが車いすに衝突し、安全性、利便性が損なわれてしまう恐れがある。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、車いす利用の乗客がエレベータを利用するときの安全性、利便性を確実に高めることができるエレベータのドア制御装置を提供することにある。
請求項1の発明は、かご内の床面部分のほぼ全体と、このかごが着床するエレベータホールの乗降口の床面部分とに渡る領域を撮影してその領域に車いすが存在するか否かを認識することが可能な車いす認識手段と、かごがエレベータホールに着床してドア装置が開いた状態のもとで、前記車いす認識手段により車いすが認識されたときに、かご内に乗り込んだ車いす利用の乗客がそのかご内の戸閉ボタンを操作するか、所定時間が経過するまでの間、そのドア装置を開状態に維持するドア開維持手段と、車いす利用の乗客が乗り込んだかごが目的階に着床してドア装置が開いた状態のもとで、前記車いす認識手段により車いすが認識されたときに、そのドア装置を開状態に維持するとともに、車いすが認識されなくなったときにそのドア装置を閉じるドア閉調整手段とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記車いす認識手段が、かご内の床面部分のほぼ全体と、このかごが着床するエレベータホールの乗降口の床面部分とに渡る領域を撮影可能範囲とするカメラを備え、このカメラが前記かご内の奥行側後方上部に設置されていることを特徴としている。
この発明によれば、車いす利用の乗客がエレベータを利用するときの安全性、利便性を確実に高めることができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1にはエレベータホール1の外観を、図2にはエレベータホール1と昇降路2内を昇降するかご3との断面構造を示してある。図1に示すように、エレベータホール1の壁面1aにはエレベータの乗降口4が設けられ、この乗降口4の手前側の一定範囲部分がエレベータを利用する乗客がかご3に乗り込む際のアプローチ部4aとなっている。
乗降口4にはその開閉用のホールドア装置5が設けられている。このホールドア装置5は、例えば一対のドアパネル5a,5bが左右に移動して乗降口4を開閉する両開き式となっている。また、乗降口4の脇の壁面1aにはホール操作盤6が設けられ、このホール操作盤6にかご呼びボタン7が設けられている。さらにこのホール操作盤6の脇に表示灯8が設けられている。
昇降路2内で昇降するかご3は、図2に示すように前面に出入口12を有し、この出入口12にその開閉用のかごドア装置13が設けられている。かご3がエレベータホール1に着床したときには、かごドア装置13が駆動されて開き、またこのかごドア装置13と連動してホールドア装置5が開き、これによりかご3への乗り込みが可能となる。
かご3内にはかご操作盤15が設けられ、このかご操作盤15にドア開ボタン16a,ドア閉ボタン16bや目的階登録ボタン17などが設けられている。さらにかご3内には車いすを認識する車いす認識手段としての車いす認識装置18が設けられている。この車いす認識装置18は、かご3内の後方上部に設けられた撮影カメラ19を備え、この撮影カメラ19はかご3内の床面のほぼ全体と、エレベータホール1の乗降口4の手前側のアプローチ部4aの床面とに渡る領域を撮影可能範囲としている。そしてその撮影可能範囲内に車いすが存在するときにその車いすの画像を取得し、予め記憶している標準の車いすの画像パターンと比較することで車いすを認識して所定の信号を出力するようになっている。
昇降路2内には、かご3の運行やかごドア装置13の駆動などを制御する制御盤20が設けられ、この制御盤20に前記車いす認識装置18が接続されている。
次に作用について図3A及び図3Bに示すフローチャートを参照して説明する。
エレベータホール1において、一般の乗客あるいは車いす利用の乗客によりホール操作盤6のかご呼びボタン7が操作すると(S1)、かご3がそのエレベータホール1の階床に移動して着床する(S2)。そしてかご3の着床に応じてかごドア装置13及びこれに連動するホールドア装置5が開く(S3)。ドア装置5,13が開いたときには、図2(B)に示すように、かご3内から乗降口4の手前側のアプローチ部4aに渡る領域の部分が車いす認識装置18のカメラ19により撮影され、その領域での車いすの認識の有無が判断される(S4)。すなわち、その領域内に車いすが存在するときにはカメラ19で車いすが認識され、車いすが存在しないときには車いすが認識されない。
車いすが認識されなかったときには、通常時間経過後にドア装置5,13が閉じる(S5)。エレベータホール1の乗客はドア装置5,13が開いている間に乗降口4を通ってかご3内に乗り込む。そして、かご操作盤15の目的階登録ボタン17を操作して目的階を登録する(S6)。かご3は目的階に移動してその目的階に着床し(S7)、ドア装置5,13が開く(S8)。ドア装置5,13は通常時間だけ開き、その後に閉じる(S9)。かご3内の乗客はドア装置5,13が開いている間にかご3からエレベータホール1に降りる。以後、エレベータは通常運転を待機する(S21)。
一方、S4において、車いす認識装置18により乗降口4の手前側のアプローチ部4aに車いすが存在することが認識されたときには、その信号が制御盤20に送られ、この信号に基づいて制御盤20による制御でドア装置5,13の開き状態が維持される(S10)。この状態のもとで、車いす利用の乗客が乗降口4のアプローチ部4aからかご3内に移動して乗り込む(S11)。車いす認識装置18により車いすの存在が認識されたときには、その旨が表示灯8に表示され、これにより車いす利用の乗客が安心してかご3内に乗り込むことができる。
かご3内に車いす利用の乗客が乗り込んだ後にはその車いす利用の乗客がかご操作盤15のドア閉ボタン16bを操作したか否かが判断される(S12)。ドア閉ボタン16bが操作されたときには、ドア装置5,13が直ちに閉じる(S13)。ドア閉ボタン16bが操作されないときには、所定時間、例えば3分間が経過したか否かが判断され(S14)、その3分間が経過した後にドア装置5,13が閉じる(S13)。
かご3内の車いす利用の乗客がかご操作盤15の目的階登録ボタン17を操作して目的階を登録すると(S15)、かご3が目的階に向かって移動する。かご3が目的階に到着して着床すると(S16)、ドア装置5,13が開く(S17)。次に、車いすの認識の有無が判断され(S18)、車いすが認識されている間、つまりかご3内の車いす利用の乗客がかご3から降り切らない間はドア装置5,13が開状態に維持される(S19)。そして車いす利用の乗客がかご3から降り切り、乗降口4のアプローチ部4aから離れたエレベータホール1にまで移動してカメラ19による車いすの認識が途絶えたときに時間がカウントされ、所定時間、例えば3分間が経過したか否かが判断される(S20)。そして3分間が経過したときにドア装置5,13が閉じる(S21)。この後、エレベータは通常運転を待機する(S22)。
このように、車いす利用の乗客がエレベータを利用する場合には、その車いす利用の乗客がかご3内に乗り込んでドア閉ボタン16bを操作するまではドア装置5,13が閉じず、したがって車いすの操作に不慣れや高齢者の場合などであっても余裕をもって安全にかご3内に乗り込むことができる。そして、かご3が目的階に到達してドア装置5,13が開いたときには、車いす利用の乗客がかご3から降り切ってエレベータホール1に移動するまでドア装置5,13が閉じることがなく、したがってこの降りるときにも余裕をもって車いすを操作し、安全にかご3から降り切ることができる。
この発明の一実施形態を示すエレベータホールの外観図。 そのエレベータホールとかごの構造を示す断面図。 この発明の作用の前半の流れを示すフローチャート。 この発明の作用の後半の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1…エレベータホール
2…昇降路
3…かご
4…乗降口
4a…アプローチ部
5…ホールドア装置
6…ホール操作盤
7…かご呼びボタン
12…出入口
13…かごドア装置
15…かご操作盤
16a…ドア開ボタン
16b…ドア閉ボタン
17…目的階登録ボタン
18…車いす認識装置
19…カメラ
20…制御盤

Claims (2)

  1. かご内の床面部分のほぼ全体と、このかごが着床するエレベータホールの乗降口の床面部分とに渡る領域を撮影してその領域に車いすが存在するか否かを認識することが可能な車いす認識手段と、
    かごがエレベータホールに着床してドア装置が開いた状態のもとで、前記車いす認識手段により車いすが認識されたときに、かご内に乗り込んだ車いす利用の乗客がそのかご内の戸閉ボタンを操作するか、所定時間が経過するまでの間、そのドア装置を開状態に維持するドア開維持手段と、
    車いす利用の乗客が乗り込んだかごが目的階に着床してドア装置が開いた状態のもとで、前記車いす認識手段により車いすが認識されたときに、そのドア装置を開状態に維持するとともに、車いすが認識されなくなったときにそのドア装置を閉じるドア閉調整手段と、
    を具備することを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記車いす認識手段は、かご内の床面部分のほぼ全体と、このかごが着床するエレベータホールの乗降口の床面部分とに渡る領域を撮影可能範囲とするカメラを備え、このカメラが前記かご内の奥行側後方上部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。
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