JP2013173594A - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】コストをかけずに複数のエレベータを実際の交通需要に精度よく対応させることのできる群管理装置を備えるエレベータシステムを提供する。
【解決手段】エレベータシステム1は、並設された複数のエレベータ10A,10B,10C,10Dと、乗場呼び登録装置102と、人数計測装置20A,20B,20C,20Dと、群管理装置40とを備える。人数計測装置は、エレベータの個々の乗籠11に設置されたステレオカメラ21で乗籠の内部から乗場101までの範囲を撮影し、その映像を基に画像解析装置44で利用者の三次元位置情報を算出して乗降人数を計測し、この人数情報と階床情報と移動方向と時刻とを関連付けた利用実績を記憶媒体30に記録する。群管理装置40は、各エレベータの利用実績、及び、乗場呼びが登録されたときの各エレベータの運転状況に基づいて、乗場呼びに対応させるエレベータを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、並設された複数のエレベータを群管理制御するエレベータシステムに関する。
複数のエレベータの運行を統合的に制御する群管理装置を備えるエレベータシステムがある。群管理装置は、新たな乗場呼びが発生すると、制御する全てのエレベータの予測応答時間から応答評価値を算出し、その乗場呼びに対して最適な状態であるエレベータを選択し、乗籠を向かわせる。予測応答時間は、新たな乗場呼びがあった階へ乗籠が到着するまでにかかる走行時間、及び新たな乗場呼びがあった階までの間に既に決定されている着床予定階における停止時間の総和である。そして着床予定階における停止時間は、予め設定されたドア装置の開閉時間、利用者が乗り降りする移動時間の総和である。これらの時間は、すべて予め設定されており、設定された時間を条件に合わせて積算することによって、予測応答時間が算出される。
この中で、走行時間、ドア装置の開閉時間は、そのエレベータに設定された能力によってほぼ正確に計算することができる。したがって、予め設定された値からほとんど誤差がない。しかし、利用者の移動時間は、交通需要に大きく影響されて変動する。つまり、応答評価値を算出した後、実際に着床予定階で乗客が乗り降りに要する移動時間は、大きく変わってしまう可能性を含んでいる。
建物における交通需要は、平均的にあるわけではなく、建物の用途や時間帯に応じて変動する。例えばオフィスビルの基準階は、出勤時間帯において他の階と比較して需要が非常に高い。したがって、予測応答時間の精度が悪かったり、急激に需要が高まったりすると、的確にエレベータを割り当てることができない。
このように、特定の階で需要が高まった場合に対処するために、乗場呼びおよび籠呼びなどから予測される交通需要や、乗場に設置したカメラの映像を解析して得られる交通需要を基に、群管理装置が各エレベータの運転パターンを調整することが知られている。
特公平6−20983号公報 特開2002−302348号公報
しかしながら、エレベータの交通需要は常に変化するので、過去の利用実績などから実際の交通需要を正確に予測することは困難である。また、乗場に設置したカメラで撮影される映像を解析して利用者の人数すなわち交通需要を把握するには、カメラが階床ごとに必要になる。エレベータの群管理制御を必要とする建物が高層になればなるほど、多数台のカメラが必要になる。そして、それらの映像をリアルタイムに解析処理するには、多数台の解析装置もしくは高性能な解析装置が必要になる。群管理装置をそのような構成にすることは、交通需要に対応するために必要な装置として経済的ではない。
そこで、コストをかけずに複数のエレベータを実際の交通需要に精度よく対応させることのできる群管理装置を備えるエレベータシステムを提供する。
一実施形態のエレベータシステムは、並設された複数のエレベータと、乗場呼び登録装置と、人数計測装置と、群管理装置とを備える。乗場呼び登録装置は、複数のエレベータに対して共通の乗場呼びを登録するために建物の各階の乗場に設置される。人数計測装置は、エレベータの個々の乗籠に設置されたステレオカメラで当該乗籠の内部からドア装置越しに見える着床した階の乗場までの範囲を撮影し、その映像を基に画像解析装置でこの乗籠に乗り降りする利用者の三次元位置情報を算出して利用者の乗降人数を計測し、この人数情報と階床情報と移動方向と時刻とを関連付けた利用実績として記憶媒体に記録する。群管理装置は、エレベータのそれぞれの利用実績、及び、乗場呼びが登録されたときの各エレベータの運転状況に基づいて、乗場呼びに対応させるエレベータを決定する。
第1の実施形態のエレベータシステムの構成を示すブロック図。 図1に示したエレベータの乗籠と人数計測装置を示す斜視図。 図1に示したエレベータシステムの群管理装置が新たな乗場呼びに対してエレベータを割り当てる動作を示すフローチャート。 第2の実施形態のエレベータシステムの群管理装置が新たな乗場呼びに対してエレベータを割り当てる動作を示すフローチャート。
第1の実施形態のエレベータシステム1について、図1から図3を参照して説明する。図1に示したエレベータシステム1は、並設された複数のエレベータ10A,10B,10C,10Dと、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの乗籠11に設置される人数計測装置20A,20B,20C,20Dと、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの人数計測装置20A,20B,20C,20Dから出力された情報を記録する記憶媒体30と、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって得られる情報を利用して共通の乗場呼びに対して割り当てるべきエレベータを決定する群管理装置40とを備えている。
この実施形態のエレベータシステム1は、個別に制御盤12A,12B,12C,12Dを備える4つのエレベータ10A(A号機),10B(B号機),10C(C号機),10D(D号機)を含む。なお、各エレベータ10A,10B,10C,10Dを構成する乗籠11や制御盤12はすべて同じ機能を有しているので、以下の説明の便宜上、共通の符号で説明し、識別して説明が必要な場合に、その都度、機体番号A,B,C,Dを符号に付して説明する。例えばA号機の乗籠11を特定する場合、乗籠11Aと呼ぶ。同様に、人数計測装置20A,20B,20C,20Dの構成も、対応するエレベータ10A,10B,10C,10Dの機体番号A,B,C,Dを識別する必要がある場合にその都度、必要に応じて付すこととする。
それぞれの人数計測装置20A,20B,20C,20Dは、図1および図2に示すようにステレオカメラ21と画像解析装置22を備える。ステレオカメラ21は、エレベータ10A,10B,10C,10Dの乗籠11の天上に設置され、ドア装置13を通過する利用者を撮影できるように、その乗籠11の内部からドア装置13越しに見える着床した階の乗場101までの範囲を撮影する。画像解析装置22は、ステレオカメラ21で撮影された映像を基に、その乗籠11を乗り降りする利用者の三次元位置情報を算出し、各階で乗り降りする利用者の人数をそれぞれ計測する。この画像解析装置22は、計測した人数情報と、その人数が計測された階床を示す階床情報と、その階床に停止する前後の乗籠11の移動方向と、人数が計測された時刻とを関連付けた利用実績として出力する。階床情報および移動方向は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dが設置されているエレベータ10A,10B,10C,10Dの制御盤12から入手される。
ステレオカメラ21は、図2に示すように、ドア装置13と平行で水平方向に離して配置されることで、撮影角度の異なる2つのカメラ21R,21Lを含む。2つのカメラ21R,21Lで同時に撮影されたそれぞれの画像の視差を基に解析処理することで、画像中に写っている人間に限らない様々な被写体の三次元位置を特定することができる。画像解析装置22は、ステレオカメラ21で撮影された映像から利用者を抽出し、その利用者を追跡することで、利用者が乗籠11から降りたか乗籠11に乗り込んだかを三次元位置情報で判定する。
また、ステレオカメラ21は、ドア装置13を通して見える範囲の乗場101も撮影している。したがって、画像解析装置22は、道を空けるために一旦乗場101に出て乗籠11に戻った利用者を乗降客人数から排除することもできる。また、人数計測装置20A,20B,20C,20Dは、乗籠11が満員に近いまたは満員を超えたために、乗籠11に乗らずに乗場101に残った利用者を積み残し人数として計測する。さらに、人数計測装置20A,20B,20C,20Dは、ステレオカメラ21で利用者の三次元位置を検出することによって、利用者を立体的に捕捉することができるので、利用者情報、すなわち、背が高いか低いかといった利用者の身体的特徴や、大きな荷物またはベビーカーを伴っているかどうかや、車椅子や杖を利用する障害者であるかどうかといったこともパターン照合することで検出できる。
このようにすることで、人数計測装置20A,20B,20C,20Dは、実際に乗り降りした利用者の人数を正確に計測する。この他に、人数計測装置20A,20B,20C,20Dは、ステレオカメラ21で撮影した画像を基に画像解析装置22で解析することによって、利用者が乗籠11に乗り降りするために実際にかかった乗降時間、ドア装置13の開け閉めにかかるドア作動時間、および、利用者情報をそれぞれ得る。これらの情報も利用実績として関連付けされて出力してもよい。
記憶媒体30は、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの人数計測装置20A,20B,20C,20Dから出力される利用実績を記録し、必要に応じて群管理装置40に情報を提供する。記憶媒体30は、群管理されるすべてのエレベータ10A,10B,10C,10Dの人数計測装置20A,20B,20C,20Dに対応して1つ設けられていてもよいし、人数計測装置20A,20B,20C,20Dごとに1つの記憶媒体30が用意されてもよい。
図1及び図2に示すように、それぞれの乗籠11の中には行先階を入力するための籠呼び登録装置14が設置されている。この籠呼び登録装置14から入力された目的階情報は、そのエレベータ10A,10B,10C,10Dの制御盤12に入力されるとともに、群管理装置40にも提供される。また、複数のエレベータ10A,10B,10D,10Dの乗籠11のどれかを呼ぶために共通して用意される乗場呼び登録装置102は、乗場101に設置され、乗場呼び登録装置102から入力された乗場呼び情報は、群管理装置40に提供される。籠呼び登録装置14および乗場呼び登録装置102のいずれも、不特定の利用者が操作するものであって、一般に、行先階ボタンおよび乗場ボタンであることが多い。
群管理装置40は、記憶媒体30に記録された複数のエレベータ10A,10B,10C,10Dのそれぞれの利用実績、および、乗場呼び登録装置102によって乗場呼び情報が入力されたときのエレベータ10A,10B,10C,10Dのそれぞれの運転状況に基づいて、乗場呼びに対応させるエレベータ10A,10B,10C,10Dを決定する。群管理装置40は、図1に示すように、籠呼び制御部41と、乗場呼び制御部42と、運転パターン切替部43と、割当制御部44と、需要記録部45とを備える。本実施形態の場合、需要記録部45は、記憶媒体30の一部に設けられる。
籠呼び制御部41は、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの制御盤12を介して籠呼び登録装置14から出力された目的階情報を登録する。この目的階情報は、登録されたエレベータ10A,10B,10C,10Dがどれであるかを示す識別情報、行先階を示す情報、どの階床のサービスをしたときに行先階ボタンが押されたかなどが含まれる。乗場呼び制御部42は、乗場呼び登録装置102から出力される乗場呼び情報を登録する。乗場呼び情報は、乗場ボタンが押された階床、および、上方向であるか下方向であるかを特定する行先方向を示す情報が含まれる。
運転パターン切替部43は、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの画像解析装置22から出力される利用実績を基に予め設定された条件にしたがって、運転パターンを切り換える。このとき採用される利用実績には、最新の搭乗客人数、乗降客人数、および積み残し人数が含まれる。ここで、「搭乗客」とは乗籠11に乗っている状態の利用者であり、「乗降客」とは乗籠11に乗込んだ利用客および乗籠から降りた利用客の両方を含む。
割当制御部44は、各階床の乗場ボタンを押すことによって登録された乗場呼びに対し、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの制御盤12から得られる運転情報と、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの人数計測装置20A,20B,20C,20Dから出力された過去の利用実績に基づいて、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの応答評価値F(k)を算出し、そのとき応答評価値F(k)が最も高かったエレベータを割り当てる。このとき、「k」は、エレベータの号機(基数)に対応するインデックスであり、本実施形態では、4基のエレベータのA〜D号機までにそれぞれ対応して、k=0〜3の値を取る。ここで、「応答評価値」とは、新たな乗場呼びに対してどのエレベータの乗籠11A,11B,11C,11Dを割り当てるのが最適であるかを判定するための指標である。
割当制御部44は、応答評価値F(k)を算出するために、過去の利用実績と現在の運転情報のほかに、乗場呼びが登録された直前の最新の利用実績も採用する。この実施形態では、現在の運転情報および最新の利用実績を、いわゆる「リアルタイム」の運転情報として扱う。したがってこの運転情報には、新たな乗場呼びが登録されたときの各エレベータ10A,10B,10C,10Dの、乗籠11の位置、乗籠11の移動方向、乗場呼びが登録された階へ乗籠11が到達するまでの間に既に登録されている着床予定階、乗籠11に乗っている搭乗客人数、を含む。
割当制御部44は、過去の利用実績と運転状況の情報から、新たな乗場呼びが登録されたときの時刻に相当した過去の利用実績に基づいて、着床予定階でそれぞれ乗り降りすると推定される乗降予定人数を見積もる。さらに割当制御部44は、既に登録されている着床予定階の位置を基に乗場呼びが登録された階まで移動するために要する走行時間T1、着床予定階においてドア装置13を開け閉めするために要するドア作動時間T2、着床予定階ごとに算出された乗降予定人数を基にその着床予定階で利用者が乗り降りするために要する入替時間T3、をそれぞれ算出する。
応答評価値F(k)は、新たな乗場呼びが発生したときにその都度、各エレベータ10A,10B,10C,10Dについて、割当制御部44によって算出される。応答評価値F(k)は、予測応答時間X(k)、乗籠混雑度W(k)、積み残し変数V(k)などを含む。予測応答時間X(k)は、走行時間T1、ドア作動時間T2、および入替時間T3の総和である。乗籠混雑度W(k)は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって得られた搭乗客数に基づく因数である。積み残し変数V(k)は、乗場呼びが発生した階までの間の着床予定階で新たに乗ってくるであろう利用者数の変動関数であり、他の号機のエレベータによって生じている着床予定階の積み残し人数の変化率である。積み残し変数V(k)に待ち時間をかけることで、着床時に想定される待機人数を推定する。
このとき、乗場呼びが発生した階までの間に着床予定階がなく、かつ満員(100%)に近い状況でない限り、途中の着床予定階で乗客が降りることが予定されるので、乗籠混雑度W(k)は、加味されるべき因数ではない。また、着床予定階が既に割り当てられた乗場呼びのみによるものではない限り、同様に途中の着床予定階で乗客が必ず降りるはずなので、積み残し変数V(k)もまた加味されるべき因数ではない。してみれば、応答評価値F(k)を決定する因数は、概ね予測応答時間X(k)となり、以下の関係が成立する。
F(k)=X(k)=F(Σ(T1+T2+T3))
上記の式によって算出された応答評価値F(k)は、需要記録部45に保管される。各エレベータ10A,10B,10C,10Dごとに応答評価値F(k)が算出されると、割当制御部44は、各エレベータ10A,10b,10C,10Dの応答評価値F(k)を比較し、応答評価値F(k)が高いエレベータ、例えば乗場呼びが登録された階床に到着できる到着予定時刻が早いエレベータを乗場呼びに応答するサービスエレベータとして割り当てる。
ただし、前述したように、応答評価値は、到着予定時刻が早いだけで決定されない。例えば、乗場呼び登録階に一番に到着しても、乗籠11が満員に近いと、新たに積み残し人数を発生させてしまう。また、乗場呼び登録階で待っている利用客人数が多いと、エレベータ10A,10B,10C,10Dのどれか1つを割り当てただけでは、全員を乗せることができない。さらに、割り当てたエレベータ以外のエレベータに乗場呼び登録階が着床予定階として登録済みである場合、数秒の時間差で複数の乗籠11が乗場呼び登録階へ到着し、すなわち、乗場呼びに対して過剰供給になる。
また、入替時間T3は、着床予定階において乗客がどのくらい乗り降りするかによって、大きく変動する値である。そこで、本実施形態のエレベータシステム1における群管理装置40は、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって得られる実際に乗り降りした人数およびそれに要した実際の計測時間を着床予定階に停止するたびに、逐次更新し、その条件に基づいて、すべての乗場呼びに対する各エレベータ10A,10B,10C,10Dの応答評価値F(k)を再計算し、新たに割り付けし直す。
このとき、応答評価値F(k)をさらに正確に算出するために、応答評価値F(k)を変動させる変数として、乗場呼びが登録された階に乗籠11が到着するときに推定される搭乗客人数に基づく乗籠混雑度W(k)や、各乗場呼び登録階で待っていると推定される待機人数を算出するための積み残し変数V(k)など、上述の因数の他に、乗場呼びが登録された階が着床予定階に含まれているか否か、着床予定階で降りると推定される利用客人数、などを加味して応答評価値F(k)を決定してもよい。これらの変数で重み付けされた応答評価値F(k)を割当制御部44が採用することによって、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの運転効率は向上する。
次に、上述のエレベータシステム1の動作について図3を参照して説明する。
図3は、エレベータシステム1において、乗場呼びに応じるエレベータを割り当てる割当制御部44の動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される各処理は、群管理装置40がROMなどの記憶媒体に予め記録されたプログラムを読み込むことによって実行される。
群管理装置40に設けられた割当制御部44は、エレベータシステム1の運転が開始されると、設定値などの初期化が行なわれる(S0)。記録選定プログラムによって、各エレベータ10A,10B,10C,10Dの制御盤12から運転方向、荷重、位置、割当てなどの運転情報を読み込む(S1)。
乗場呼び登録装置102から乗場呼びが登録されると、乗場呼びを識別するための値iに正数値が入力される(S2)。値iをインデックスと呼ぶことがある。すべての階の乗場呼びを識別するための種類は、階数Nの2倍から最上階のUP呼びと最下階のDOWN呼びを除いた数だけ存在する。したがって、iがゼロ「0」から始まる値とすると、iの値は、0〜(2N−3)をとる。
本実施形態において、値iは、最上階のDOWN呼びを起点としてDOWN呼びに関して最下階の一つ上階のDOWN呼びまで、ゼロ「0」から順番に連続する整数が対応付けられ、次に、最下階のUP呼びを起点としてUP呼びに関して最上階の一つ下階のUP呼びまで、DOWN呼びに連続する整数が対応付けられる。例えば、3階建てのビルの場合、最上階である3階のDOWN呼びはゼロ「0」、2階のDOWN呼びは「1」、1階のUP呼びは「2」、2階のUP呼びは「3」というように、値iは0〜3の4種類の値をとる。図3において、値i=0である。値iは、上記以外の順番に乗場呼びに対応付けられてもよい。例えば、最上階のDOWN呼びを起点に、一つ下階のUP呼び及びDOWN呼び、さらにその下階へと順番に最下階のUP呼びまで連番が対応付けられてもよいし、最下階のUP呼びを起点に最上階のDOWN呼びまで連番が対応付けられてもよい。
割当制御部44は、乗場呼びが登録されると、この乗場呼びの状態を判定する(S3)。乗場呼びが登録されたがいずれのエレベータ10A,10B,10C,10Dもサービスエレベータとして割当てられていない状態を「01モード」(S4)、乗場呼び登録に対してサービスエレベータが既に割当てられている状態を「11モード」(S5)、割当てられたサービスエレベータが乗場呼び登録された階で応答中である状態を「10モード」(S6)、乗場呼びに対する応答が完了してしまい割当てられたサービスエレベータが無いとともに新たな乗場呼びも無い状態を「00モード」(S7)とする。
S3における判定の結果、01モード(S4)であると判定されると、各エレベータ10A,10B,10B,10Dの応答評価値F(k)を順番に確認される。このとき、エレベータを識別するための変数kは、乗場呼びの値iと関連付けするためk=Ciと置き換える。本実施形態の場合、エレベータ10A,10B,10C,10Dは、4台なので、Ciは0〜3の値を取り得る。具体的には、A号機はCi=0、B号機はCi=1、C号機はCi=2、D号機はCi=3となる。そこで、割り当て制御部44は、Ci=0として(S8)、A号機のエレベータ10Aについて乗場呼びの値iに対する応答評価値F(i)を算出する(S9)。
応答評価値F(i)は、エレベータ10A,10B,10C,10Dの走行時間T1、すべての着床予定階におけるドア作動時間T2、人数計測装置20A,20B,20C,20Dの画像解析装置22で得られる解析結果および過去の利用実績を基に算出されるすべての着床予定階における入替時間T3、の総和から求められる予測応答時間X(i)により決まる。
走行時間T1は、乗場呼びが登録された階までの間の各着床予定階を乗籠11が移動する時間t1の総和である。着床予定階へ向けて加速する、または着床予定階で停止するために減速するための時間や、階間移動中の時間は、エレベータの仕様および走行距離を基に計算することができる。ドア作動時間T2は、着床予定階においてドア装置13が開け閉めされるのに要する時間t2の総和であり、間口の寸法及びドア装置13の仕様に基づいて計算することができる。
入替時間T3は、着床予定階において利用者が乗り降りするのに要する時間t3の総和である。各着床予定階において何人の利用者が乗り降りするかは、時間帯や曜日など同じ条件が揃っていても変動する。したがって、応答評価値F(i)を算出した時に想定された各着床予定階のt3の総和である入替時間T3は、大きく変動する。
そこで、本実施形態では、他の号機のエレベータが各着床予定階に先に着床している場合、その時に実測された時間及び人数計測装置によって実測した積み残し人数または積み残し変数V(i)から算出される待機人数を基に、着床予定階において利用者が乗り降りするのに要する予測時間te3を算出し、これを用いて入替時間T3を決定する。予測時間te3を用いることによって、着床予定階に実際に着床した際の入替時間の誤差が減少されるので、正確な応答評価値F(i)を算出することを可能にする。着床予定階に関して他の号機のエレベータが着床した実績や積み残し変数V(i)を得られる十分な実績がない場合、その着床予定階に予め設定されている時間t3を用いて、入替時間T3を算出する。
S8で選択された号機のエレベータについてS9で応答評価値F(i)を算出した割当制御部44は、すべてのエレベータ10A,10B,10C,10DについてS9の操作が完了したか判断する(S10)。完了していない場合(つまりCi=3ではない場合)、残りのエレベータの応答評価値F(i)を算出するためにCiの値を1つ繰り上げ(S11)、次のエレベータの応答評価値F(i)を算出する(S9)。
すべてのエレベータ10A,10B,10C,10Dについて応答評価値F(i)が求まると、その中から乗場呼びに対して割当てるべき最適なエレベータを決定する(S12)。割当制御部44は、サービスエレベータに決定されたエレベータの制御盤12に割当情報を出力し(S13)、1つの割当て作業を完了する。
1つの乗場呼び登録に対してS3〜S13による一連の割当作業が完了すると、割当制御部44は、すべての乗場呼びに対して手配したサービスエレベータが乗場呼び登録階にすべて到着したかを確認する(S14)。完了していない場合、例えば、割当作業中に新たな乗場呼びが発生した場合、その乗場呼びに対するモード判定(S3)から割当情報を対応するエレベータの制御盤12に出力する(S13)まで、一連の動作を繰り返す。
モード判定(S3)において、乗場呼びが無く割付が残っている10モード(S6)と判定された場合、すなわち乗場呼びに対してサービス中である場合、サービスが完了されるとS14に移行する。
モード判定(S3)において、乗場呼びに対して割付がある状態の11モード(S5)であると認定されると、割当制御部44は、割付されたエレベータが着床予定階で時間t3を実測したことを機に、割付された乗場呼びの最新の応答評価値Fn(i)を算出する。割当制御部44は、そのエレベータに対して割付した時の応答評価値F(i)を最新の応答評価値Fn(i)と比較する(S17)。
例えば、着床予定階に対する予測時間te3に対して実測時間tm3が長くなった場合、最新の予測応答時間Xn(i)が当初の予測応答時間X(i)よりも長くなる。また、人数計測装置20によってカウントされた搭乗客数がほぼ満員になった、あるいは徐々に増えつつある場合、乗場呼びの階で積み残す可能性が生じてくる。
したがって、最新の応答評価値Fn(i)の方が低い場合、割当制御部44は、その乗場呼びに対して現時点で割付されているエレベータを手配すると、長待ちまたは積み残しが発生すると判断する。最新の応答評価値Fn(i)が先の応答評価値F(i)に対してほとんど差がないかまたは高い場合、その割付を維持する。
割当制御部44は、その時点における応答評価値F(i)が最も高いエレベータに乗場呼びの割付をし直すために、その乗場呼びに対する割付を解除し(S18)、01モード(S4)に移行する。割当制御部44は、図3のS8〜S13で示された割当フロールーチンFLにしたがって応答評価値が高いエレベータを選択し、その乗場呼びを割付し直す。
11モード(S5)において、割付済の乗場呼びに対して最新の応答評価値Fn(i)を算出し、必要に応じてその乗場呼びを再割付することは、既に割付されたすべての乗場呼びに対して行われる。
このように、このエレベータシステム1によれば、S17において応答評価値F(i)が再評価されるとき、乗場呼びの対象階までの間の着床予定階において利用者が乗り降りするために要する時間t3として設定される予測時間te3の1つが実測時間tm3に置き換わる。また、予測時間te3を算出するために、他のエレベータの実測時間tm3及びそれが反映された積み残し変数V(i)や実測された積み残し人数等を用いる。したがって、予め設定されたドア移動時間を用いて応答評価値を算出する場合に比べて、正確な応答評価値F(i)を算出できる。その結果、このエレベータシステム1は、乗場呼びに対して常に最適な号機のエレベータをサービスすることができる。
第2の実施形態のエレベータシステム1の動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。エレベータシステム1の構成は第1の実施形態と同じであるので、各構成についての詳細な説明は第1の実施形態の記載および図1,2を参酌する。そして、以下の説明中において、第1の実施形態のエレベータシステム1と同じ機能を有する構成には、同一の符号を付す。
また、第2の実施形態のエレベータシステム1は、第1の実施形態のエレベータシステム1とほぼ同じフローチャートにしたがって動作する。したがって、図4のフローチャート中において同じ処理が行われる部分には同じ符号を付し、その説明は第1の実施形態の記載を参酌する。第2の実施形態のエレベータシステム1の動作について、第1の実施形態のエレベータシステム1のフローチャートと比べて動作の異なる部分を説明する。
図4に示すフローチャートは、エレベータシステム1が装備する群管理装置40が運転パターンを切り換える動作を示す。第2の実施形態における群管理装置40は、10モード(S6)の場合の処理が第1の実施形態と異なっている。
以下に乗場呼びに対してエレベータ10A,10B,10C,10Dの中からA号機のエレベータ10Aがサービスエレベータとして既に割当てられた状態を例に説明する。群管理装置40がモード判定を行なった(S3)結果、エレベータ10Aが応答中である10モード(S6)の場合について説明する。
図4に示すように、10モード(S6)において、群管理装置40の割当制御部44は、積み残しが生じたか確認する(S19)。エレベータ10Aの人数計測装置20Aが積み残し人数を計測した場合、群管理装置40は、積み残しがあったと判定し、この乗場呼び登録階に対して2台目のエレベータの割当てがさらに必要であるか否かを確認する(S20)。例えば、群管理装置44は、乗場呼び登録階と他の階床の混雑状況や待ち時間を比較するなどして、2台目のエレベータの割当が必要であるか判断する。
2台目のエレベータの割当が必要であると判断された場合、群管理装置44は、この乗場呼び登録階に着床することが既に決定されているエレベータが他にあるか、つまり割当済みフラグがセット済であるか、チェックする(S21)。割当フラグが未セットである場合、割当フロールーチンFLで2台目の割付を実施する。そして、2台目のエレベータとして割付けされたエレベータに、2台目フラグをセットする(S22)。割当フロールーチンFLの詳細は、S8〜S13と同等の処理である。
運転パターン切替部43は、2台目のエレベータに割当てられたエレベータ10の制御盤12に対しの運転パターンを切り換える指令を出力する。ここではB号機のエレベータ10Bが2台目のエレベータに割当てられたものとして以下に説明を続ける。なお、2台目のエレベータとして、B〜D号機のエレベータ10B,10C,10Dの応答評価値F(i)がA号機のエレベータ10Aの応答評価値F(i)を下回る場合は、A号機のエレベータ10Aが2台目のエレベータとして選択されることも有り得る。
運転パターンが切換えられている間は、10モード(S6)中はS19,S20において積み残しの有無、2台目割当の要否を常にチェックする。上述の条件が継続されている間は、積み残し階へ複数台のエレベータを割り当てる制御を継続する。
1台目のエレベータ10Aが乗場呼び登録階へ着床し、人数計測装置20Aで積み残し人数が無いことが確認された場合、2台目のエレベータであるB号機のエレベータ10Bの2台目フラグを解除する(S23)。また、積み残しがあった場合でも、2台目のエレベータとしてA号機のエレベータ10Aが選択されているような場合や、また、2台目のエレベータとしてB号機のエレベータ10Bが乗場呼び登録階に着床し、人数計測装置20A,20Bで積み残しが無いことが確認され、B号機に対する2台目の割当が必要ではないと判断された場合も、2台目フラグを解除する(S23)。2台目フラグが解除されることによって、エレベータシステム1は、通常の運転パターンに戻る。
以上のようにエレベータシステム1は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって得られる搭乗客人数、乗降客人数、積み残し人数、および利用者個々にかかる乗り込み時間を、ステレオカメラ21で得られる三次元位置情報を基に、正確に計測することで、乗場呼び登録階に対する各エレベータ10A,10B,10C,10Dの応答評価値F(i)を精度よく算出することができる。また、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって得た過去の利用実績を基に、乗場呼び登録階に到着するまでの間に乗籠に対して乗り降りすると予測される利用者の数を算出するので、乗場呼び登録階に到着するまでの間に停止する階のそれぞれで乗籠11に乗り降りするために要する入替時間を高い精度で予測することができる。したがって、これらを基に算出される応答評価値の精度も高くなるため、割当制御部44によって手配されるエレベータ10A,10B,10C,10Dの運転効率が向上する。
さらに、割当制御部44が応答評価値を算出するために上述した以外に採用することのできる情報について説明する。本実施形態のエレベータシステム1は、群管理されるエレベータ10A,10B,10C,10Dのすべてに人数計測装置20A,20B,20C,20Dを備えている。この人数計測装置20A,20B,20C,20Dは、ステレオカメラ21を装備しており、乗籠11に乗り降りする利用者を3次元位置情報で認識することで、利用者一人ひとりの移動する軌跡を追跡し、乗籠11に乗ったか降りたかを正確に判定する。
この人数計測装置20A,20B,20C,20Dを搭載していることによって、現在、乗籠11に乗っている各利用者が乗籠11に乗り込んだときの映像を基に、各利用者が乗籠に乗るときに要した乗込み時間を正確に記録することができる。そこで、割当制御部44は、各利用者の乗込み時間を基にそれぞれの利用者が乗籠11から降りるときに要する退出時間を推定し、乗籠11に乗っている利用者の乗込み時間と退出時間とを平均化することによって応答評価値を算定するために必要な入替時間を設定してもよい。このように現在、乗籠11に乗っている利用者に適合した入替時間を用いて応答評価値を算定することで、さらに応答評価値の誤差が少なくなり、その結果、群管理装置40は、エレベータ10A,10B,10C,10Dの割当を正確に行なえる。
また、エレベータシステム1は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dを搭載していることによって、乗籠11が乗場呼び登録階に着床している間にステレオカメラ21で撮影された映像を基に、乗籠11に乗込んだ人数、および、乗籠に乗り切れなかった積み残し人数を、画像解析装置22が算出する。割当制御部44は、過去の利用実績から推定される人数を実際の積み残し人数と比較し、実際の積み残し人数が推定値を超える場合、自動で乗場呼びを登録し、エレベータ10A,10B,10C,10Dの割当て台数を増やす。その後、遅れて到着するエレベータで積み残し人数を回収できると割当制御部44で判断されると、乗場呼びの自動登録を解除する。
会議やイベントなどの開場を含む階床において、会議やイベントなどの終了時刻を含む時間帯に利用者が集中することがあっても、このエレベータシステム1によれば、優先的にエレベータが割当てられるので、利用者を長く待たせることなく円滑に輸送できる。
また、このエレベータシステム1が、例えば出勤時間帯に基準階で一定の乗客人数になるまでまたは一定の時間が経過するまで戸開状態で待機するといった、指定階待機運転機能を有する場合、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって検出される指定階の積み残し人数が、過去の利用実績に基づいて推定される需要予定人数を超えると、群管理装置40の割当制御部44は、指定階で待機させるエレベータの数を増やし、需要予定人数を下回ると、割当制御部44は、指定会で待機させるエレベータの数を減らし、指定階待機運転を解除する。
さらにこのエレベータシステム1において、満員状態で出発したエレベータ10A,10B,10C,10Dの乗籠11が、籠呼び登録された着床予定階で戸開したときに人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって検出される乗降客人数および積み残し人数を基に、割当制御部44は、利用者の流れが停滞している階、すなわちサービスが低下している階を認定する。そして割当制御部44は、別のエレベータを手配するとともに、新たに手配したエレベータに対する追加の割当てを禁止する。このようにエレベータ10A,10B,10C,10Dを割当制御することで、サービスが低下している階を確実に減らすことができる。
このエレベータシステム1がプライベートを重視するホテルなどに採用される場合、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって計測される最新の搭乗客人数と籠呼び登録された目的階情報とを基に、割当制御部44は、乗場呼びが登録された階へ乗籠11が着床するときに乗り合わせる人数が少なくなるエレベータを割当てる。こうすることによって、ホテルの利用客どうしの接触を最小限にすることができ、利用客のプライベートを確保しやすくなる。
また、このエレベータシステム1は、ステレオカメラ21を装備する人数計測装置20A,20B,20C,20Dを備えている。したがって、このエレベータシステム1は、乗籠11に乗る利用者の外見的特徴を三次元位置情報として検出できる。そこで、検出された三次元位置情報を分析し、画像解析装置22は、車椅子や歩行補助機などを使用する身体障害者あるいは杖を使用する視覚障害者、大きな荷物を持った者、歩行速度が遅い者、が利用者の中に含まれているか判定し、これを利用者情報として出力する。これら利用者の外見的特徴の検出は、三次元位置情報を基に識別される特徴的な形状(例えば車椅子の形)を判別する、あるいは三次元位置情報を基に識別される利用者の移動速度が予め設定された速度以下であるかを判別することによって行なわれる。
人数計測装置20A,20B,20C,20Dがこのような利用者情報を出力する場合、群管理装置40は、ドア装置13を開放した後に利用者情報に対応する利用者がドア装置13に向かって移動し始めたことを検出し、そのエレベータ10A,10B,10C,10Dのドア装置13の開放時間を通常よりも長くなるように変更する。
エレベータシステム1は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dの画像解析装置22によって検出される個々の利用者が乗籠11に乗ってから降りるまでの経過時間と、乗場呼びに対する未応答時間との総和によって、エレベータ10A,10B,10C,10Dのサービスを完了する時刻を算出する機能を有している。
また、エレベータシステム1は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dで検出される一日の間に乗り降りする利用者の人数を階ごとに積算することによって、各階および建物内の滞在者人数を算出する機能を有する。この機能によって得られた滞在者人数を建物の管理室や警備会社に提供することによって、空調や防犯などのビル管理に利用できる。
このエレベータシステム1は、人数計測装置20A,20B,20C,20Dによって得た利用実績を記憶媒体30に記録している。そこで、群管理装置40は、乗籠11に乗り降りする利用者の人数、利用者が乗籠11に乗り降りするのに要する乗降時間、ドア装置13を開け閉めするのに要する作動時間、サービス完了時間などの交通需要情報を設定された時間帯毎に記憶媒体30から抽出する。抽出された交通需要情報は、エレベータの運転パターンを調整する学習機能に利用される。
なお、利用実績を時間帯毎および階床ごとにその都度仕分けし、乗降客人数、ドア装置の作動時間、各階における利用者の入替時間、建物内の滞在者人数、交通需要情報など、直ぐに活用できる有益な情報として記憶媒体30に記録されるようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータシステム、10A,10B,10C,10D…エレベータ、11(11A,11B,11C,11D)…乗籠、12(12A,12B,12C,12D)…制御盤、13(13A,13B,13C,13D)…ドア装置、14(14A,14B,14C,14D)…籠呼び登録装置、20(20A,20B,20C,20D)…人数計測装置、21(21A,21B,21C,21D)…ステレオカメラ、22(22A,22B,22C,22D)…画像解析装置、30…記憶媒体、40…群管理装置、101…乗場、102…乗場呼び登録装置。

Claims (17)

  1. 並設された複数のエレベータと、
    建物の各階の乗場に設置され複数の前記エレベータに対して共通の乗場呼びを登録する乗場呼び登録装置と、
    前記エレベータの個々の乗籠に設置されたステレオカメラで当該乗籠の内部からドア装置越しに見える着床した階の乗場までの範囲を撮影し、その映像を基に画像解析装置で前記乗籠に乗り降りする利用者の三次元位置情報を算出して前記利用者の乗降人数を計測し、この人数情報と階床情報と移動方向と時刻とを関連付けた利用実績として記憶媒体に記録する人数計測装置と、
    前記エレベータのそれぞれの前記利用実績、及び、乗場呼びが登録されたときの各エレベータの運転状況に基づいて、前記乗場呼びに対応させるエレベータを決定する群管理装置と
    を備えることを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記運転状況は、前記乗場呼びが登録されたときの各前記エレベータの、前記乗籠の位置、前記乗籠の移動方向、前記乗籠に乗っている搭乗客人数、前記乗場呼びが登録された階へ前記乗籠が到達するまでの間に既に登録されている着床予定階、の情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  3. 前記着床予定階は、前記乗場に設置された乗場呼び登録装置から入力された乗場呼び登録階と、前記乗籠内に設置された籠呼び登録装置から入力される籠呼び登録階とを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載されたエレベータシステム。
  4. 前記群管理装置は、前記利用実績および前記運転状況に基づいて、前記エレベータの前記乗籠が前記乗場呼び登録された階へ到着するまでにかかる時間を見積もった予測応答時間を含む応答評価値を算出し、前記乗場呼びに対応させるエレベータを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  5. 前記予測応答時間は、前記着床予定階の間を移動するために要する走行時間、前記着床予定階においてドア装置を開け閉めするために要するドア作動時間、前記着床予定階で前記利用者が乗り降りするために要する入替時間の総和である
    ことを特徴とする請求項4に記載されたエレベータシステム。
  6. 前記群管理装置は、前記乗場呼びが登録されたときの時刻に対応した前記着床予定階の前記利用実績に基づいて前記着床予定階で乗り降りすると推定される前記利用者の乗降予定人数を見積もる
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  7. 前記画像解析装置は、前記ステレオカメラで撮影された映像を基に前記ドア装置が開放されてから閉じられるまでの間に前記乗場から前記乗籠に移動しなかった利用者を積み残し人数として計測する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  8. 前記群管理装置は、前記画像解析装置が計測した前記積み残し人数が予め設定された人数を超えた場合に前記積み残し人数が発生した階に2台目のエレベータを割当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載されたエレベータシステム。
  9. 前記群管理装置は、前記画像解析装置が計測した前記積み残し人数が過去の前記利用実績に基づいて予測される積み残し人数を超えた場合に前記積み残し人数が発生した階に2台目のエレベータを割当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載されたエレベータシステム。
  10. 前記群管理装置は、前記乗籠が満員状態である場合、籠呼び登録によって着床した階で前記ステレオカメラによって撮影された映像から前記画像解析装置が計測した前記乗降人数および前記積み残し人数を基に、サービスが低下している階を認定し、当該階へ別のエレベータを割り当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載されたエレベータシステム。
  11. 前記群管理装置は、サービスが低下している階へ割当てられた前記別のエレベータに対して新たな乗場呼び登録を割当てない
    ことを特徴とする請求項10に記載されたエレベータシステム。
  12. 前記群管理装置は、乗場呼び登録を検出したときに前記画像解析装置によって計測される最新の搭乗客人数、および前記乗籠内に設置された籠呼び登録装置から入力される籠呼び登録階情報、を基に前記乗籠に乗り合わせる利用者が少なくなる組み合わせに前記エレベータをそれぞれ割当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  13. 前記画像解析装置は、前記ステレオカメラで撮影された映像から前記乗籠に乗込む利用者の外見的特徴を三次元情報として検出してこれを利用者情報として出力し、
    前記群管理装置は、前記ドア装置を開放した後に前記利用者が前記ドア装置に向かって移動し始めたことを検出た場合、前記利用者情報および前記利用者が前記乗籠に乗込んだときに要した時間を基に前記利用者が前記乗籠から降りる際の前記ドア装置の開放時間を延長する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  14. 前記群管理装置は、前記画像解析装置によって検出される個々の利用者が前記乗籠に乗ってから降りるまでの経過時間と、前記乗場呼びに対する未応答時間と、の総和によって、前記エレベータのサービスを完了する時刻を算出する機能を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  15. 前記群管理装置は、設定された時間の間におけるすべての前記エレベータの前記画像解析装置によって検出された前記利用実績を階床ごとに積算し、建物内の各階の滞在者人数を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  16. 前記群管理装置は、前記画像解析装置によって検出されて前記記憶媒体に記録された過去の前記利用実績から指定する時間帯の前記利用実績を抽出し、各階における乗降実績、各階において一定以上の乗降客人数が発生する時間帯、各利用者の階間移動方向に基づく人の流れ、前記エレベータの運転パターンを調整する学習機能に利用する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
  17. 前記群管理装置は、前記画像解析装置によって検出されて前記記憶媒体に記録された過去の前記利用実績から指定する時間帯の前記利用実績を抽出し、建物を管理するために提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータシステム。
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