JP2004338897A - エレベータの防犯運転装置 - Google Patents

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Kimiyoshi Hayasaka
公芳 早坂
Satoru Fukuda
哲 福田
Takashi Tamura
貴史 田村
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Abstract

【課題】不審者が乗かご内に潜むこと抑止し、不審者と利用者が鉢合わせとなる状況を回避できるエレベータの防犯運転装置の提供。
【解決手段】乗かご2内の乗客を検出する検出手段8、乗かご2内に設置されるブザー9、ホール6a〜6nに据え付けられる使用ランプ10a〜10nおよび警報ランプ11a〜11n、かごドア4の強制開放開始から所定時間を計測するタイマ手段12を備え、制御手段3aは、乗客検出に応じ使用ランプ10a〜10nを点灯し、かご呼びの登録までかごドア4を強制開扉するとともに、タイマ手段12が所定時間を計測すると、ブザー9および警報ランプ11a〜11nを動作し、かつ乗かご2を所定階床に強制運転して検出信号の消磁までかごドア4を強制開扉し、ブザー9および警報ランプ11a〜11nの動作を継続する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータの防犯運転装置に係り、特に、乗かご内の乗客を検出する検出手段を備え、乗かご内での犯罪発生を防止するエレベータの防犯運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータの防犯運転装置として、乗かご内の乗客を検出する超音波発信装置と受信装置とを備え、乗客の検出から一定の時間内にかご呼びが登録されない場合、かごドアを強制開扉し、かご内照明を点滅させることにより、乗かご内が死角となる時間を短くして乗かご内の犯罪を抑止するものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、これ類する防犯運転装置として、乗かご内の乗客を検知してから一定の時間内にかご呼びがない場合、乗かごを他の階床に強制運転させ、他の階床に人がいるかもしれないといった心理を不審者に抱かせることにより、犯罪を抑止するものがある。(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭63−180686号公報 (第1頁、第1図)
【0005】
【特許文献2】
実開昭61−157576号公報 (第1頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した従来技術の前者のものでは、乗かごが着床している階床が利用者の少ない階床であった場合、かごドアを強制開扉しても第三者から見つかりにくい状態であるため、犯罪が発生する可能性があるといえる。
【0007】
また、後者のものでは、強制運転で着床した階床が、利用者の少ない階床であった場合、前者と同様、犯罪が発生する可能性があるとともに、別の利用者が乗かごの着床先の階床にいた場合、不審者と鉢合わせする危険性がある。
【0008】
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、不審者が乗かご内に潜むことを抑止するとともに、不審者と利用者が鉢合わせとなる状況を回避することのできるエレベータの防犯運転装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明は、かごドアおよびかご呼びを登録するかご呼び登録釦が備えられる乗かご内に設けられ、乗客を検出するとともに検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号に応じてエレベータを制御可能な制御手段とを備えたエレベータの防犯運転装置において、前記乗かご内に設置されるブザーと、エレベータホールに据え付けられる使用ランプと、前記エレベータホールに据え付けられる警報ランプと、前記かごドアの強制開扉開始から所定時間を計測するタイマ手段とを備え、前記制御手段は、前記検出信号に応じて前記使用ランプを点灯し、前記かご呼び登録釦の操作によるかご呼びの登録まで前記かごドアを強制開扉するとともに、前記タイマ手段による前記所定時間の計測に応じて前記ブザーを鳴動するとともに前記警報ランプを点灯し、かつ前記かごドアを強制閉扉して前記乗かごを所定階床に強制運転し、前記乗かごの前記所定階床への着床後、前記検出信号の消磁まで前記かごドアを強制開扉するとともに前記ブザーの鳴動および前記警報ランプの点灯を継続する構成にしてある。
【0010】
前記のように構成した本発明によれば、乗かご内に設けられた検出手段が乗客を検出し検出信号を出力すると、制御手段は使用ランプを点灯するとともに、かご呼びの登録までかごドアを強制開扉する。これにより利用者は乗かご内に他の乗客がいることを事前に認知することができるとともに、かごドアが開扉されることにより乗かご内が死角となる状況を避けることができる。また、乗かご内に乗込んだ乗客が継続してかご呼び登録を行なわず、タイマ手段がかごドアの強制開扉開始から所定時間を計測すると、制御手段はブザーを鳴動するとともに警報ランプを点灯し、かつかごドアを強制閉扉して乗かごを所定階床、例えば利用者の多い玄関階床に強制運転する。そして、乗かごが所定階床へ着床した後も、乗客が乗かごから降り、検出信号が消磁するまでかごドアを強制開扉するとともにブザーの鳴動および警報ランプの点灯を継続する。これにより犯罪を目的として不審者が乗かご内に潜むことを抑止できるとともに、他の利用者はブザーの鳴動および警報ランプの点灯により不審者がエレベータ或いはその近隣にいることを認知して避難することができ、したがって不審者と鉢合わせとなる状況を回避することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエレベータの防犯運転装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0012】
図1はエレベータの防犯運転装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【0013】
エレベータは図1に示すように、建屋に形成される昇降路1内を昇降する乗かご2と、この乗かご2の運転を制御する制御手段3aを備えた制御装置3と、乗かご2の出入口に立設されるかごドア4と、乗かご2内に設けられ、かご呼びを登録するかご呼び登録釦5と、乗かご2が着床するエレベータホール6a〜6nに設けられ、ホール呼びを登録するホール呼び登録釦7a〜7nとを有している。
【0014】
そして、本実施形態のエレベータの防犯運転装置は、乗かご2内に設けられ、乗客を検出するとともに検出信号を出力する検出手段8と、乗かご2内に設置されるブザー9と、エレベータホール6a〜6nに据え付けられる使用ランプ10a〜10nと、エレベータホール6a〜6nに据え付けられる警報ランプ11a〜11nと、制御装置3に設けられ、かごドア4の強制開放開始から所定時間を計測するタイマ手段12とを備えている。また、前記の制御手段3aは、検出信号に応じて使用ランプ10a〜10nを点灯し、かご呼び登録釦5の操作によるかご呼びの登録までかごドア4を強制開扉するとともに、タイマ手段12による所定時間の計測に応じてブザー9を鳴動するとともに警報ランプ11a〜11nを点灯し、かつかごドア4を強制閉扉して乗かご2を所定階床、例えば玄関階床となる1階に強制運転し、乗かご2の所定階床への着床後、検出信号の消磁までかごドア4を強制開扉するとともにブザー9の鳴動および警報ランプ11a〜11nの点灯を継続するようになっている。
【0015】
この実施形態にあっては、例えば不審者がn階床から1階床のエレベータホール6a付近を監視してエレベータを利用しようとする利用者を見つけ、犯罪を目的として乗かご2内に潜もうとし、ホール呼び登録釦7nを押下すると、n階床のホール呼びが登録され制御手段3aは乗かご2をn階床へ移動する。乗かご2の着床およびかごドア4の開扉に応じて不審者が乗かご2に乗込むと、検出手段8は不審者を検出し検出信号を出力する。これに応じて制御手段3aは使用ランプ10a〜10nを点灯するとともに、かごドア4を強制的に開扉し、かつタイマ手段12は計測を開始する。これにより、例えば利用者が1階床でホール呼びを登録するのを待つため乗かご2に乗込んだ後もかご呼び登録を行なわなかった不審者が、かごドア4が閉まらないことに不信感を持ち、乗かご2からエレベータホール6nに出た場合は、検出手段8が検出信号を消磁することに応じて、運転手段3aはかごドア4を閉扉するとともに、使用ランプ10a〜10nを消灯する。
【0016】
一方、不審者が乗かご2に乗込んだ後、かご呼び登録釦5により1階床のかご呼びを登録した場合は、かごドア4は閉扉し、乗かご2は1階床へと移動するものの、使用ランプ10a〜10nは点灯したままなので、1階床にいる利用者は乗かご2内に乗客がいることを事前に認知しエレベータの利用を回避することが可能である。
【0017】
また、不審者が乗かご2に乗込んだ後、継続してかご呼び登録釦5を操作しないでいると、制御手段3aはタイマ手段12による計測を継続する。そして、タイマ手段12が所定時間を計測すると、制御手段3aはブザー9を鳴動するとともに警報ランプ11a〜11nを点灯し、かつかごドア4を強制閉扉し、乗かご2を利用率の多い玄関階床へ移動する。1階床にいた利用者は警報ランプ11aが点灯したことにより乗かご2内に不審者がいることがわかるため、犯罪に巻き込まれないよう事前に避難することができる。また、乗かご2が1階床に着床した後も、不審者が乗かご2から降りるまで、すなわち検出手段8による検出信号の消磁までかごドア4は開扉状態を維持するとともに、ブザー9の鳴動および警報ランプ11a〜11nの点灯が継続されることから、不審者は犯罪を断念しその場から立ち去るものと考えられる。
【0018】
このように構成した実施形態では、乗かご2内の乗客の検出に応じて使用ランプ10a〜10nが点灯するとともに、かご呼びの登録までかごドア4を強制開扉することにより、利用者は乗かご2内に他の乗客がいることを事前に認知することができるとともに、かごドア4が開扉されることにより乗かご2内が死角となる状況を避けることができる。また、乗かご2内に乗込んだ不審者が継続してかご呼び登録を行なわない場合、所定時間の経過に応じて、ブザー9を鳴動するとともに警報ランプ11a〜11nを点灯し、かつかごドア4を強制閉扉して乗かご2を利用者の多い玄関階床に強制運転し、乗かご2が所定階床へ着床した後も、不審者が乗かご2から降りるまでかごドア4を強制開扉するとともにブザー9の鳴動および警報ランプ11a〜11nの点灯を継続することにより、犯罪を目的として不審者が乗かご2内に潜むことを抑止できるとともに、他の利用者は不審者がエレベータ或いはその近隣にいることを認知して避難することができ、したがって不審者と鉢合わせとなる状況を回避することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、使用ランプおよび警報ランプの点灯、ブザーの鳴動、かごドアの強制開扉、および所定階床への強制運転により不審者が乗かご内に潜むことを抑止するとともに、不審者と利用者が鉢合わせとなる状況を回避することができ、したがって防犯性の高い、一般利用者が安心してエレベータを利用できる環境を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータの防犯運転装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 昇降路
2 乗かご
3 制御装置
3a 制御手段
4 かごドア
5 かご呼び登録釦
6a〜6n エレベータホール
7a〜7n ホール呼び登録釦
8 検出手段
9 ブザー
10a〜10n 使用ランプ
11a〜11n 警報ランプ
12 タイマ手段

Claims (1)

  1. かごドアおよびかご呼びを登録するかご呼び登録釦が備えられる乗かご内に設けられ、乗客を検出するとともに検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号に応じてエレベータを制御可能な制御手段とを備えたエレベータの防犯運転装置において、
    前記乗かご内に設置されるブザーと、エレベータホールに据え付けられる使用ランプと、前記エレベータホールに据え付けられる警報ランプと、前記かごドアの強制開扉開始から所定時間を計測するタイマ手段とを備え、前記制御手段は、前記検出信号に応じて前記使用ランプを点灯し、前記かご呼び登録釦の操作によるかご呼びの登録まで前記かごドアを強制開扉するとともに、前記タイマ手段による前記所定時間の計測に応じて前記ブザーを鳴動するとともに前記警報ランプを点灯し、かつ前記かごドアを強制閉扉して前記乗かごを所定階床に強制運転し、前記乗かごの前記所定階床への着床後、前記検出信号の消磁まで前記かごドアを強制開扉するとともに前記ブザーの鳴動および前記警報ランプの点灯を継続することを特徴とするエレベータの防犯運転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007284243A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Hitachi Ltd エレベータ
KR20150086679A (ko) * 2014-01-20 2015-07-29 (주)현성컨버전스 엘리베이터 안전강화용 led 조명 시스템

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