JP2000255915A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2000255915A
JP2000255915A JP11065150A JP6515099A JP2000255915A JP 2000255915 A JP2000255915 A JP 2000255915A JP 11065150 A JP11065150 A JP 11065150A JP 6515099 A JP6515099 A JP 6515099A JP 2000255915 A JP2000255915 A JP 2000255915A
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JP
Japan
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car
specific person
elevator
door
relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP11065150A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Matsumoto
年晴 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 痴呆老人などの特定人が、乗りかごを利用し
て行方不明になってしまうのを阻止しえるエレベータを
提供する。 【解決手段】 特定人が乗場用ドアに近づくとその特定
人に取り付けられている発信器14からの信号を乗りか
ご上に設けた受信器12が受信してドアモーター19を
停止させることで、乗場用ドア及び乗りかご用ドアの開
放を阻止し、特定人が乗りかご内に入らないことにより
達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客として夜徘徊
する人などの特定人が存在するところの、たとえば、老
人養護施設などに設備するのに好適なエレベータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、老人養護施設などに設備されたエ
レベータにおいては、夜徘徊する人などの特定人が呼び
釦を操作すると乗りかごを利用することができるもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエレベータ
では、特定人が、エレベータに乗り他の階に移動して行
方不明となってしまうという問題点を有していた。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成により上記問
題点を解決しえるエレベータを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、昇降路内に
設けた乗りかごとこの乗りかごに乗降する乗場と前記乗
りかごの運転を行う運転制御装置とを少なくとも有する
エレベータにおいて、前記乗りかごを利用する乗客のう
ちの特定人に設けられた特定人識別手段と、前記乗場
側、前記乗りかご側または前記昇降路側のいずれかに設
けられた特定人認識手段と、前記特定人認識手段が前記
特定人識別手段の存在を認識すると前記運転制御装置を
停止させる停止手段とを設けることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0007】図1において、エレベータは昇降路2を乗
降する乗りかご3を有している。乗りかごは主ロープ4
を機械室に設けた巻上機(図示せず)により移動させる
ことで、昇降路2内を乗降するようになっている。乗り
かご3の出入口3Aには、乗りかご用ドア5が設けられ
ている。乗場6の出入口6Aには、乗場用ドア7が設け
られている。乗場用ドア7は、乗場6の出入口6Aにお
いて下辺に設けられた乗場敷居8に案内されて開閉する
ようになっている。乗りかご用ドア5は、乗りかご3の
かご床3Bに設けられた乗りかご敷居9に案内されて開
閉するようになっている。乗りかご3内には、図1に示
すように、運転盤10と表示装置11が設けられてい
る。乗りかご3の上面には、特定人認識手段となる、た
とえば受信器12が設けられている。痴呆老人、彷徨性
の精神障害を持っている人あるいは夜徘徊する人などの
特定人13には、図1に示すように特定認識別手段とな
る、たとえば発信器14が取り付けられている。
【0008】エレベータ1の運転制御回路例を図3に示
す。この運転制御回路例では、電源スイッチ15、運転
用リレー16、運転阻止リレー17、ドア開閉用リレー
18及びドアモーター19を備えている。電源スイッチ
15は、図3に示すように、運転用リレー16と直列に
接続されている。運転用リレー16の常開接点16Aと
受信器12と運転阻止リレー17とは直列に接続されて
いる。受信器12には運転阻止リレー17と並列になる
ようにドア開閉用リレー18が接続されている。運転阻
止リレー17の常閉接点17Bがドア開閉用リレー18
と直列に接続されている。ドアモーター19には、ドア
開閉用リレー18の常開接点18Aが直列に接続されて
いる。表示装置11には、ドアモーター19が直列に接
続されている。
【0009】図3の運転制御回路では、運転用リレー1
6が作動すると常開接点16AがONとなる。この状態
のとき、特定人13が乗場用ドア7に接近していないと
受信器12が作動せず、運転阻止リレー17も作動せ
ず、常閉接点17BがONのままであるので、ドア開閉
用リレー18が作動して常閉接点18BがOFFとな
り、ドアモーター19が作動し、しかも表示装置11が
停止している。すなわち受信器12により特定人13が
認識されていないときには、ドアモーター19が作動し
て通常のエレベータの運転が実行される。次に運転リレ
ー16が作動しているときに、特定人13が乗場用ドア
7に接近していると受信器12が作動して運転阻止リレ
ー17が作動して常閉接点17BがOFFするので、ド
ア開閉用リレー18が作動して常開接点18AがOFF
し、かつ常閉接点18BがONすることとなり、ドアモ
ーター19が停止し、しかも、表示装置11が作動して
図2に示すような「乗降阻止運転中」という内容が乗り
かご3内に表示される。換言すれば、受信器12によ
り、特定人13が認識されるときには、ドアモーター1
9が停止して乗場用ドア7及び乗りかご用ドア5が開か
ずに特定人13が乗りかご3に乗降するのを阻止すると
ともに、特定人13以外の乗客に特定人13を乗りかご
3に乗降させるのを阻止する運転中であることを知らせ
るようにしている。
【0010】上記本実施形態では、特定人13が乗場用
ドア13に接近すると、受信器12が作動してドアモー
ター19が停止するので、乗場用ドア7及び乗りかご用
ドア5が閉じた状態のままとなり、特定人13が乗りか
ご3内に乗ることができないので、特定人13がエレベ
ータを利用して行方不明になってしまうことがない。ま
た、乗りかご3内に特定人13以外の乗客がいても、そ
の乗客に特定人13がエレベータを利用するのを阻止す
る運転である旨の表示が表示装置11になされるので、
その乗客は安心してエレベータを利用できる。
【0011】上記本実施形態では、特定認識別手段とし
て発信器14とし、かつ、特定認識別手段として受信器
12としたがこれに限定されるものではなく、特定認識
別手段として各種のセンサー類であってもよく、かつ、
特定人認識手段としては各種の検出装置類であってもよ
い。さらに上記本実施形態では、受信器12に乗りかご
3の上面に設けられているがこれに限定されるものでは
なく、乗場側や昇降路内であってもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によればきわめて
簡単な構成により、痴呆老人などの特定人が乗りかごに
乗っても行方不明になってしまうことを防止でき、老人
養護し性などに設置するのに好適なエレベータが得られ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエレベータの要部縦
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す表示装置の拡大正面
図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すエレベータの要部運
転制御回路図である。
【符号の説明】
1 エレベータ 2 昇降路 3 乗りかご 4 主ロープ 5 乗りかご用ドア 6 乗場 7 乗場用ドア 8 乗場敷居 9 乗りかご敷居 10 運転盤 11 表示装置 12 受信器 13 特定人 14 発信器 15 電源スイッチ 16 運転用リレー 17 運転阻止リレー 18 ドア開閉用リレー 19 ドアモーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に設けた乗りかごとこの乗りか
    ごに乗降する乗場と前記乗りかごの運転を行う運転制御
    装置とを少なくとも有するエレベータにおいて、前記乗
    りかごを利用する乗客のうちの特定人に設けられた特定
    人識別手段と、前記乗場側、前記乗りかご側または前記
    昇降路側のいずれかに設けられた特定人認識手段と、前
    記特定人認識手段が前記特定人識別手段の存在を認識す
    ると前記運転制御装置を停止させる停止手段とを設けた
    ことを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】 前記運転制御装置は、少なくとも乗りか
    ごドア及び乗場ドアを制御するものであることを特徴と
    する請求項1記載のエレベータ。
  3. 【請求項3】 前記特定人識別手段を特定人に取り付け
    た発信器とし、かつ前記特定人認識手段を前記発信器か
    らの信号を受信して作動する受信器とし、さらに前記停
    止手段を前記受信器により作動するドア開閉用リレーと
    したことを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
JP11065150A 1999-03-11 1999-03-11 エレベータ Pending JP2000255915A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007031059A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転制御装置
JP2011526872A (ja) * 2008-06-30 2011-10-20 オーチス エレベータ カンパニー 安全に基づくエレベータ制御
CN104444668A (zh) * 2013-09-16 2015-03-25 株式会社日立制作所 电梯装置

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US8464840B2 (en) 2008-06-30 2013-06-18 Otis Elevator Company Security-based elevator control to address a security violation involving at least one elevator car at a landing
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