JP2007022682A - エレベータ防犯運転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯対策が必要な人の乗車を検出して防犯対策運転を行うエレベータ防犯運転装置を提供する。
【解決手段】エレベータの運転を通常運転または防犯対策運転のいずれかに切り替えるエレベータ防犯運転装置において、防犯対策が必要な人の所持品に配置されるRFIDタグ14と、エレベータの各乗場におけるRFIDタグ14の存在を検出するRFIDリーダと、呼びが行われた乗場にRFIDタグ14が在る場合、エレベータの運転を防犯対策運転に切り替える運転制御装置とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータ防犯運転装置に関する。
マンションなどの集合住宅に設置されているエレベータにおいて、夜間に女性や子供だけが乗っているときに、入居者以外の人間が乗り込み悪さをするという犯罪が発生している。これらの犯罪を抑止する方法として階床毎に強制的に停止し、扉を開閉する方法が提案されている。そして、エレベータの乗りかご内に設けられたスイッチの切り替えやタイマーによる動作により各階停止運転が選択され、目的階に停止するまで途中のすべての階に停止し、扉の開閉がなされる(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−228372号公報
しかし、スイッチを切り替えて各階停止運転を選択する場合、管理者や点検者などが誤ってスイッチの切り替えを行わないまま、女性や子供が乗っているときに犯罪者が乗り込んできて犯罪が発生することが危惧される。
また、時間帯によりエレベータの運転を通常運転から各階停止運転に切り替えると、男性が乗り込んでいても各階に停止し、扉の開閉が行われるので、急いで移動したい人に対して使い勝手が悪いという問題がある。
この発明の目的は、防犯対策が必要な人の乗車を検出して防犯対策運転を行うエレベータ防犯運転装置を提供することである。
この発明に係わるエレベータ防犯運転装置は、エレベータの運転を通常運転または防犯対策運転のいずれかに切り替えるエレベータ防犯運転装置において、防犯対策が必要な人の所持品に配置されるRFIDタグと、エレベータの各乗場における上記RFIDタグの存在を検出するRFIDリーダと、呼びが行われた乗場に上記RFIDタグが在る場合、エレベータの運転を防犯対策運転に切り替える運転制御装置と、を備える。
この発明に係わるエレベータ防犯運転装置の効果は、各乗場にRFIDリーダのアンテナが備えられ、防犯対策の必要な人であることを識別する情報がその人の所持品に内蔵されているRFIDタグに記憶され、乗場で呼びが行われたとき呼びを行った人が際防犯対策の必要な人であることを示す防犯識別情報を読み取ったとき、行先階まで各階床に停車して、その度に扉の開閉を行うことにより、長い時間に亘り乗りかご内が密室にならないようにして防犯効果を増進する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置の構成図である。図2は、実施の形態1に係わる運転制御装置の機能ブロック図である。図3は、実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置の動作の手順を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置1は、集合住宅や事務所などの建物に設置され、それを利用する人が予め分かっているエレベータ2の運転に適用される。
そして、エレベータ2は、一般的に昇降路3内を昇降する乗りかご4、乗りかご4を昇降するかご駆動機構5、各階床の乗場に配置されている乗場操作盤6、乗りかご4内に配置されているかご操作盤7、各階床で昇降路3に面する乗場扉8、乗りかご4のかご扉9、エレベータ2の運転を制御する運転制御装置10を備えている。
乗場操作盤6、かご操作盤7、かご駆動機構5、乗場扉8、かご扉9は、それぞれ運転制御装置10と通信線11により接続されている。乗場操作盤6には、呼び釦12が設けられており、呼び釦12が押されると、呼び信号が運転制御装置10に送られる。また、かご操作盤7には、行先階釦13および図示しない扉閉釦が設けられており、希望の行先階の行先階釦13が押されると、行先階の情報が運転制御装置10に送られる。
実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置1は、識別情報が記憶され、情報送信要求があったときに識別情報を発信するRFIDタグ14、RFIDタグ14に対して情報送信要求を行い、対応して送られてきた識別情報を受信するRFIDリーダ15、防犯時間帯でRFIDリーダ15において防犯識別情報を受信したとき、防犯対策運転モードに、それ以外は通常運転モードに従ってエレベータ2を運転する運転制御装置10を備える。
ここで、防犯対策運転モードとは、乗りかご4内が長い間に亘って密室にならないようにして運転することである。その一例である各階停止運転モードでは、乗車階から行先階に昇降する場合に、行先階までの各階床で停止し、扉を一旦開閉して運転する。また、通常運転モードとは、乗車階から行先階に昇降する場合に、行先階に直行運転することである。
RFIDタグ14は、REIDリーダ15との間で無線により非接触に情報の送受信を行えるものであり、荷札と同様に、添付された物を区別する識別情報が記憶されている。
また、RFIDタグ14は、エレベータ2を利用する人のうち防犯対策の必要な人、例えば、女性や子供に渡されているキーホルダ16に内蔵されている。そして、RFIDタグ14には、RFIDタグ14を区別するためのユニークIDと防犯対策が必要な人であることを示す防犯識別情報が記憶されている。このRFIDタグ14はアクティブ式であり、図示しない電池を内蔵しているので、RFIDリーダ15から数m以内に入るとRFIDリーダ15との間で通信が行える。なお、RFIDタグ14をキーホルダ16に内蔵させた例についてこれ以降説明していくが、防犯対策の必要な人が所持するものであれば、いかなるものであってもよい。
RFIDリーダ15は、各階床の乗場に配置されているアンテナ17、アンテナ17のいずれかを送受信可能に切り替えるアンテナ切替回路18、RFIDタグ14に向けてRFIDタグ14に記憶されている防犯識別情報を送信するように要求指令を送信するとともにRFIDタグ14が要求指令に対応して発信した防犯識別情報を受信し、運転制御装置10に防犯識別情報を受信したことを送信する送受信装置19を備えている。
運転制御装置10は、図2に示すように、予め定められた防犯時間帯のときRFIDリーダ15を稼動状態にしてRFIDタグ14に対して防犯識別情報の送信要求を行うシステム起動停止手段21、呼びを行った人が防犯対策が必要な人であるか否かを判断する対象判断手段22、呼びを行った人が防犯対策の必要でない人のとき直行運転を行う直行運転手段23、呼びを行った人が防犯対策の必要な人のとき各階停止運転を行う各階停止運転手段24を有する。そして、運転制御装置10は、CPU、ROM、RAM、インタフェース回路を有するコンピュータから構成されている。
システム起動停止手段21は、内部時計の時刻を計時して、現時刻が予め定められた防犯時間帯に該当するか否かを判断し、現時刻が防犯時間帯に該当しているときRFIDリーダ15を起動し、現時刻が防犯時間帯に該当していないときRFIDリーダ15を停止する。
対象判断手段22は、呼びがあったときRFIDリーダ15から防犯識別情報が読み込まれたか否かを判断し、防犯識別情報が読み込まれた場合、各階停止運転指令を発し、防犯識別情報が読み込まれていない場合、直行運転指令を発する。
直行運転手段23は、直行運転指令を受けると、呼びが行われた呼び階に乗りかご4を配車するようにかご駆動機構5に指令し、呼び階に到着したら乗場扉8およびかご扉9を開放して乗客の乗車を待つ。乗客が乗車してから所定の時間が経過した後またはかご操作盤7の扉閉釦が押されたとき乗場扉8およびかご扉9を閉めて、かご操作盤7から入力される行先階に乗りかご4を直行するようにかご駆動機構5に指令を発する。そして、行先階に到着したら乗場扉8およびかご扉9を開放し、所定の時間経過後乗場扉8およびかご扉9を閉める。
各階停止運転手段24は、各階停止運転指令を受けると、呼びが行われた呼び階に乗りかご4を配車するようにかご駆動機構5に指令し、呼び階に到着したら乗場扉8およびかご扉9を開放して乗客の乗車を待つ。乗客が乗車してから所定の時間が経過した後またはかご操作盤7から扉閉釦が押されたとき乗場扉8およびかご扉9を閉めて、かご操作盤7から入力される行先階に向いて隣接する階床に乗りかご4を運行するようにかご駆動機構5に指令を発する。そして、呼び階に隣接した階床に到着したとき乗場扉8およびかご扉9を開放し、所定の時間経過後乗場扉8およびかご扉9を閉め、行先階に向いて隣接する階床に乗りかご4を運行するようにかご駆動機構5に指令を発する。これらを繰り返して行先階に到着したら、乗場扉8およびかご扉9を開放し、所定の時間経過後乗場扉8およびかご扉9を閉める。
次に、実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置1の動作の手順を図3を参照して説明する。
S101で、内部時計で計時されている現時刻が防犯時間帯に該当しているか否かを判断する。現時刻が防犯時間帯に該当していないときはS102へ進み、現時刻が防犯時間帯に該当しているときはS106へ進む。
S102で、乗場呼び釦12からの呼びの有無を判断する。呼びがあるときS103へ進み、呼びがないときS101へ戻る。
S103で、乗りかご4を呼びのあった階床まで配車する。
S104で、呼び階に到着したら乗場扉8およびかご扉9を開放して乗客の乗車待ちする。
S105で、所定の時間経過後またはかご操作盤7の扉閉釦の操作後乗場扉8およびかご扉9を閉めて、指定された行先階に乗りかご4を直行運転し、S101へ戻る。
S106で、RFIDリーダ15の作動を開始する。
S107で、乗場操作盤6の呼び釦12からの呼びの有無を判断する。呼びがあるときS108へ進み、呼びがないときS101へ戻る。
S108で、呼びのあった階床のアンテナ17を選択し、防犯識別情報の送信要求をRFIDタグ14に向けて行い、防犯識別情報を受信したら運転制御装置10に受信した旨送信する。
S109で、RFIDリーダ15が防犯識別情報を受信したか否かを判断する。防犯識別情報を受信したとき、S110へ進む、防犯識別情報の受信がないときS114へ進む。
S110で、エレベータ2の運転モードを各階停止運転モードに設定し、S111へ進む。
S111で、乗りかご4を呼びのあった階まで配車する。
S112で、呼び階に到着したら乗場扉8およびかご扉9を開放して乗客の乗車待ちする。
S113で、所定の時間経過後またはかご操作盤7の扉閉釦の操作後乗場扉8およびかご扉9を閉めて、指定された行先階に乗りかご4を各階床で停止し、乗場扉8およびかご扉9の開閉を繰り返しながら各階停止運転し、S101へ戻る。
S114で、エレベータ2の運転モードを直行運転モードに設定し、S115へ進む。
S115で、乗りかご4を呼びのあった階床まで配車する。
S116で、呼び階に到着したら乗場扉8およびかご扉9を開放して乗客の乗車待ちする。
S117で、所定の時間経過後またはかご操作盤7の扉閉釦の操作後乗場扉およびかご扉9を閉めて、指定された行先階に乗りかご4を直行運転し、S101へ戻る。
このようなエレベータ防犯運転装置1は、各乗場にRFIDリーダ15のアンテナ17が備えられ、防犯対策の必要な人であることを識別する情報がキーホルダ16に内蔵されているRFIDタグ14に記憶され、乗場で呼びが行われる際に防犯識別情報を読み取ったとき、行先階まで各階床に停車して、その度に扉の開閉を行うことにより、長い時間に亘り乗りかご4内が密室にならないようにして防犯対策が施されているので、利用者が意識しなくても防犯対策の必要な人が乗車するとき各階停止運転が行われる。
また、予め定められた時間帯のときだけ防犯対策を行い、例えば、朝の通勤、通学の時間帯では防犯対策を行わないので、利用者が頻繁に利用するときの妨げにはならない。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係わるエレベータ防犯運転装置の構成図である。図5は、実施の形態2に係わるエレベータ防犯運転装置の動作の手順を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態2に係わるエレベータ防犯運転装置1Bは、実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置1の乗りかご4内にRFIDリーダ15のアンテナ17を追加することが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
乗りかご4内のアンテナ17は、図4に示すように、乗りかご4のかご操作盤7の上方に配置されている。
実施の形態2のアンテナ切替回路18Bでは、乗客が乗車した後、乗場扉8およびかご扉9が閉まった時点で、乗りかご4内のアンテナ17を選択し、乗りかご4内におけるRFIDタグ14の有無を検出できるようにしている。
次に、実施の形態2に係わるエレベータ防犯運転装置1Bの動作の手順について図5を参照して説明する。
図5のS201〜S212、S222〜S225は、それぞれ図3のS101〜S112、S114〜S117と同じ動作であるので、同様な動作の説明は省略する。
S213で、所定の時間経過後または乗りかご4内かご操作盤7の扉閉釦の操作後乗場扉8およびかご扉9を閉める。
S214で、乗りかご4内のアンテナ17を経由してRFIDタグ14からの防犯識別情報の受信の有無を判断する。防犯識別情報を受信したとき、S215へ進み、防犯識別情報の受信がないときS225へ進む。
S215で、行先階が現在停車している階より上か否かを判断する。上の場合S216へ進み、下の場合S219へ進む。
S216で、行先階が現在停車している階の1つ上の階か否かを判断する。1つ上の階のときS218へ進み、2つ以上上の階のときS217へ進む。
S217で、乗りかご4を一階だけ上昇し、その階で乗場扉8およびかご扉9を開閉し、S214へ戻る
S218で、乗りかご4を一階だけ上昇し、その階で乗場扉8およびかご扉9を開放し、乗客の降車を待ってS201へ戻る。
S219で、行先階が現在停車している階の1つ下の階か否かを判断する。1つ下の階のときS221へ進み、2つ以上下の階のときS220へ進む。
S220で、乗りかご4を一階だけ下降し、その階で乗場扉8およびかご扉9を開閉し、S214へ戻る
S221で、乗りかご4を一階だけ下降し、その階で乗場扉8およびかご扉9を開放し、乗客の降車を待ってS201へ戻る。
このようなエレベータ防犯運転装置1Bは、乗りかご4内にRFIDリーダ15のアンテナ17が備えられ、RFIDタグ14からの送信ができないように乗りかご4に乗車した乗客が電磁波的にRFIDタグ14を遮蔽することにより、運転モードを変えることができるので、状況により通常運転モードまたは各階停止運転モードを選択することができる。
例えば、急用があって、行先階まで直行したいときは、RFIDタグ14を遮蔽すればよい。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3に係わる乗りかご内部の様子を表す図である。図7は、実施の形態3に係わる運転制御装置の機能ブロック図である。
この発明の実施の形態3に係わるエレベータ防犯運転装置は、実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置1に各階停止運転を行うときに乗客にその旨周知する手段が追加されたことが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態3に係わる乗りかご4Cは、図6に示すように、かご操作盤7またはその近くにスピーカ31およびディスプレイ32が備えられている。そして、このスピーカ31およびディスプレイ32は運転制御装置10Cに接続されている。
実施の形態3に係わる運転制御装置10Cは、図7に示すように、実施の形態1に係わる運転制御装置10に各階停止運転手段24と連動してスピーカ31およびディスプレイ32に防犯のために各階に停止する運転を行っている旨を周知する周知手段33が追加されており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
周知手段33は、各階停止運転手段24により乗りかご4Cが各階に停止しているときに、スピーカ31を通じて「今防犯のために各階に停止する運転を行っています。ご理解のほどよろしくお願いします」と放送する。また、ディスプレイ32に「防犯中」と色鮮やかに表示する。
このようなエレベータ防犯運転装置は、各階停止運転に先だって各階停止運転を行う旨を周知するので、犯行を計画している人への抑止効果がある。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4に係わる乗りかご内部の様子を表す図である。図9は、実施の形態4に係わる運転制御装置の機能ブロック図である。
この発明の実施の形態4に係わるエレベータ防犯運転装置は、実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置1に各階停止運転を手動で取り消す手段が追加されたことが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態4に係わる乗りかご4Dには、図8に示すように、かご操作盤7に指紋情報を取得するための指紋取得装置35が備えられ、運転制御装置10Dに接続されている。
実施の形態4に係わる運転制御装置10Dは、図9に示すように、実施の形態1に係わる運転制御装置10に指紋記憶部36および各階停止運転中止手段37が追加されており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ記号を付記して説明は省略する。
指紋記憶部36には、防犯対策が必要な人の指紋情報が予め記憶されている。
各階停止運転中止手段37は、指紋取得装置35から指紋情報が送られてくると、指紋記憶部36に記憶されている指紋情報と照合して該当する指紋情報が記憶されているか否かを判断する。そして、該当する指紋情報が見つかったときには、直行運転指令を発する。
このようなエレベータ防犯運転装置は、防犯対策が必要な人により手動で各階停止運転が取り消されて通常運転に変えることができるので、家族連れのように多人数や安全と見なせる場合、目的階到達までの時間短縮ができる。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置の構成図である。 実施の形態1に係わる運転制御装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係わるエレベータ防犯運転装置の動作の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係わるエレベータ防犯運転装置の構成図である。 実施の形態2に係わるエレベータ防犯運転装置の動作の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係わる乗りかご内部の様子を表す図である。 実施の形態3に係わる運転制御装置の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態4に係わる乗りかご内部の様子を表す図である。 実施の形態4に係わる運転制御装置の機能ブロック図である。
符号の説明
1 エレベータ防犯運転装置、2 エレベータ、3 昇降路、5 かご駆動機構、6 乗場操作盤、7 かご操作盤、8 乗場扉、9 かご扉、10 運転制御装置、11 通信線、12 呼び釦、13 行先階釦、14 RFIDタグ、15 RFIDリーダ、16 キーホルダ、17 アンテナ、18 アンテナ切替回路、19 送受信装置、21 システム起動停止手段、22 対象判断手段、23 直行運転手段、24 各階停止運転手段、31 スピーカ、32 ディスプレイ、33 周知手段、35 指紋取得装置、36 指紋記憶部、37 各階停止運転中止手段。

Claims (5)

  1. エレベータの運転を通常運転または防犯対策運転のいずれかに切り替えるエレベータ防犯運転装置において、
    防犯対策が必要な人の所持品に配置されるRFIDタグと、
    エレベータの各乗場における上記RFIDタグの存在を検出するRFIDリーダと、
    呼びが行われた乗場に上記RFIDタグが在る場合、エレベータの運転を防犯対策運転に切り替える運転制御装置と、
    を備えることを特徴とするエレベータ防犯運転装置。
  2. 上記RFIDリーダは、
    エレベータの乗りかごの扉が閉じられたとき上記乗りかご内の上記RFIDタグの存在を検出し、
    上記運転制御装置は、上記乗りかごの扉が閉じたときに上記乗りかご内に上記RFIDタグが無い場合、エレベータの運転を通常運転に切り替えることを特徴とする請求項1に記載するエレベータ防犯運転装置。
  3. 上記運転制御装置は、時刻が予め定められた時間帯に該当するときだけ防犯対策運転を可能にすることを特徴とする請求項1または2に記載するエレベータ防犯運転装置。
  4. 乗りかご内にスピーカまたはディスプレイの少なくともいずれか一方を備え、
    上記運転制御装置は、防犯対策運転を行うときその旨を周知することを特徴とする請求項1に記載するエレベータ防犯運転装置。
  5. 乗りかご内に指紋情報を収得する指紋収得装置を備え、
    上記運転制御装置は、予め登録されている指紋情報が取得されたときエレベータの運転を通常運転に切り替えることを特徴とする請求項1に記載するエレベータ防犯運転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100913127B1 (ko) * 2008-03-12 2009-08-19 최성규 범죄예방 엘리베이터 영상감시 시스템

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