JP2007191955A - 自動ドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続使用時に、部屋内の人が予期しないドアの開放を防止する自動ドア装置の提供。
【解決手段】部屋2の壁2aにドア16を設け、部屋の内部に内部開釦22oと内部閉釦22cを設け、内部開釦の操作でドアへの開指示が、内部閉釦の操作でドアへの閉指示が、それぞれ発生する。部屋の外部に外部開釦34oと外部閉釦34cを設け、外部開釦の操作でドアへの開指示が、外部閉釦の操作でドアへの閉指示が、それぞれ発生する。コントローラ40が、外部開釦の開指示に応じドアを開き、内部閉ボタンの閉指示に応じドアを閉じ、かつ外部開釦及び外部閉釦の指示を無効とし、内部開釦の開指示に応じドアを開き、かつ外部開釦、外部閉釦の指示を有効とし、外部開釦の閉指示に応じドアを開く。コントローラは、外部開釦の閉指示に応じてドアを閉動作中に内部閉釦から閉指示が与えられると、外部開釦、外部閉釦からの以後の指示を無効とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動ドア装置に関し、特にドアが設けられている部屋の内外にある操作手段への操作によって開閉する自動ドア装置に関する。
上述したような自動ドア装置は、例えば身障者用トイレに取り付けられることがある。この自動ドア装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、身障者用トイレの内部に内部開釦と内部閉釦とを備えた内部操作パネルが設けられ、同じく外部に外部開釦と外部閉釦とを備えた外部操作パネルとが設けられている。ドアが閉じられている初期状態において、身障者トイレを利用しようとする者が外部開釦を操作すると、ドアが開かれ、その利用者がトイレの内部に入る。この状態から、利用者が内部閉釦を操作すると、ドアが閉じられると共に外部開釦及び外部閉釦とが無効とされる。従って、トイレを使用中に外部からの操作によってドアが開くことはない。トイレの利用を終了した者が、内部開釦を操作すると、ドアが開かれ、かつ外部開釦及び外部閉釦が有効となる。トイレ利用終了者が、トイレから出て、外部閉釦を操作すると、ドアが閉じて、初期状態に戻り、以後、上述したような手順でドアが開閉する。
特開2000−210233号公報
しかし、トイレ利用終了者Aがトイレから退出して外部閉釦を操作する前に、次のトイレ利用者Bがトイレ内に入った場合、即ち、連続使用の場合、先に退出したトイレ利用終了者が外部閉釦を操作して、ドアを閉じると、自動ドア装置は初期状態に戻る。従って、別のトイレ利用希望者Cが外部開釦を操作すると、利用者Bがトイレ内にいるにも拘わらず、ドアが開いてしまう。しかも、通常、初期状態では、トイレ内の照明や換気扇はオフになっており、外部開釦の操作によってドアが開く際に、照明や換気扇がオンになるので、トイレ内の利用者Bは、再度、トイレの外部に出て、外部開釦を操作する必要がある。このような形式のトイレは、近年テーマパークなどの人が大勢集まる場所に設置されることが多く、また身障者以外にも乳幼児を連れた人が利用することも多く、連続使用の問題は顕著である。なお、この自動ドア装置は、トイレのみではなく、外部と切り離された空間が必要な部屋、例えば更衣室等にも設置可能であり、このような部屋でも同様な問題が発生する。
本発明は、連続使用時に、部屋の内部にいる人が予期しないドアの開放を防止することを目的とする。
本発明の一態様による自動ドア装置は、部屋の内外の境界部に開閉可能なドアが設けられている。部屋の内部に内部操作手段が、部屋の外部に外部操作手段が設けられている。これらは、操作に応じて前記ドアへの開指示及び閉指示の一方を発生する。内部及び外部操作手段は、開指示を発生する操作手段と、閉指示を発生する操作手段とを個別に設けたものとすることもできるし、操作を繰り返すことによって交互に開指示と閉指示とを発生するものを使用することもできる。これら開指示及び閉指示が制御手段に供給され、制御手段がドアを開閉制御する。制御手段は、例えばドアが閉じている初期状態において、外部操作手段からの開指示に応じて前記ドアを開く。制御手段は、外部操作手段からの開指示の後の内部操作手段からの閉指示に応じて前記ドアを閉じると共に外部操作手段からの指示を無効とする。内部操作手段からの閉指示の後の内部操作手段からの開指示に応じて、制御手段は、ドアを開くと共に外部操作手段からの指示を有効とする。内部操作手段からの開指示の後の前記外部操作手段からの閉指示に応じて、制御手段が前記ドアを開く。例えば、このような順でドアを開閉制御することを繰り返す。制御手段は、更に、外部操作手段からの閉指示に応じてドアを閉動作中に、内部操作手段から閉指示が与えられたとき、外部操作手段からの以後の指示を無効とする。
このように構成された自動ドア装置では、部屋を利用しようとする利用者が、外部操作手段の操作によって開指示を制御手段に与えると、ドアが開かれる。部屋内に入った利用者が内部操作手段を操作して、閉指示を制御手段に与えると、ドアが閉じられ、かつ外部操作手段からの指示を無効にする。従って、部屋内に利用者がいるとき、外部からの操作によってドアが開かれることはない。部屋内の利用者が部屋の使用を完了して、内部操作手段によって開指示を制御手段に与えると、ドアが開かれ、かつ外部操作手段が有効となる。これによって部屋内の利用者が部屋の外部に出ることができ、かつ外部操作手段の操作によってドアの開閉が可能となる。部屋の利用者が外部操作手段によって閉指示を制御手段に与えると、ドアが閉じられる。
部屋内の利用者が部屋の外部に出たのと入れ替わりに、即ち、ドアが完全に閉じる前に新たな利用者が部屋の内部に入った後、即ち連続使用が行われた後、先の利用者が外部操作手段を操作して、ドアが閉じられても、内部操作手段を新たな利用者が操作して閉指示を制御手段に与えると、外部操作手段が無効とされるので、部屋の外部にいる人が外部操作手段を操作しても、ドアが開くことは無い。従って、部屋内に新たな利用者がいる状態で、不用意にドアが開くことを防止できる。
前記部屋内に物体検知手段を設けることができる。この物体検知手段は、部屋内に利用者がいるかいないかを検出することができるものであれば、種々のものを使用することができる。前記外部操作手段から閉指示が与えられているときに前記物体検知手段が物体を検知していると、制御手段が注意喚起動作を行う。
このように構成すると、上述した連続使用が行われたとき、部屋内の新たな利用者が内部操作手段を操作していないと、外部操作手段の操作によってドアが開かれる可能性があるが、注意喚起動作が行われることによって、新たな使用者が内部操作手段を操作して、閉指示を与える可能性が高くなり、不用意にドアが開くことを未然に防ぐことができる。
注意喚起動作は、前記内部操作手段への閉指示を与えるための操作を促す視覚的または聴覚的に認知可能な情報の出力とすることができる。視覚的に認知可能な情報出力としては、例えば表示手段への表示があり、聴覚的に認知可能な情報出力としては、例えば音声によるアナウンスがある。
このように情報が出力されることによって、部屋内の新たな利用者の注意が確実に喚起され、内部操作手段の操作が促される。
注意喚起動作は、前記ドアの開放とすることもできる。この場合、内部操作手段からの閉指示に応じて、制御手段がドアを閉じる。このように注意喚起動作としてドアを開くと、部屋の内部にいる新たな利用者は、ドアを閉じようとして無意識のうちに内部操作手段を操作して、閉指示を制御手段に与える。これに応じて制御手段がドアを閉じ、かつ上述したように外部操作手段を無効とするので、確実に不用意にドアが開くことを未然に防ぐことができる。
以上のように、本発明によれば、連続使用の状態において、ドアが不用意に開かれることを防止することができる。
本発明の1実施形態の自動ドア装置は、図1に示すように、外部と遮断される必要のある部屋、例えば身障者用トイレの便房2に実施されたものである。便房2は、その内部に便器4を備え、その両側に手摺6を備えている。また、その横には、身障者以外に、乳幼児を連れた利用者が、乳幼児のオムツを交換するためのオムツ交換台8も配置されている。オムツ交換台8の横には、洗面台10が配置され、その上部には蛍光灯12が配置されている。
この便房2の壁2aには、トイレの利用者が便房2内を出入りするための開口14が形成されている。開口14は、ドア16によって開閉される。ドア16は、例えば片引きのスライド式で、図2に示す駆動手段、例えば電気モータ18によって開閉駆動される。このドア16は、図2に示す電気錠20によって施錠を行うことができる。
便房2の内部、例えば便房2の1つの壁には、内部操作手段、例えば屋内操作部22が設けられ、これには、内部開釦22oと内部閉釦22cとが設けられている。屋内操作部22には、内部開釦22oと内部閉釦22cの横に施錠中ランプ24が設けられている。この施錠中ランプ24は、電気錠20によってドア16が施錠中であるとき、点灯する。また、屋内操作部22の横の壁には、後述する連続使用状態であることを視覚的に注意を喚起するための注意喚起手段、例えば回転灯26と電光掲示板28とが設けられている。また、図1には示していないが、図2に示すように喚起手段、例えばスピーカ30も設けられている。
また、この便房2の内部に人がいるか否かを検知するための物体検知手段、例えば在室検知センサ32も図2に示すように設けられている。この在室検知センサ32としては種々のものを使用することができ、例えば反射式の光電センサまたは焦電センサを使用することができる。在室検知センサ32は、この実施形態では、図1に一点鎖線で示すように便房2内の壁際のわずかな領域を除く領域内のいずれかに人が存在すれば検知可能な検知領域32aを持つものが使用されている。
便房の外部、例えば壁2aの外面には、外部操作手段、例えば屋外操作部34が設けられ、これには、外部開釦34oと外部閉釦34cとが設けられている。屋外操作部34には、外部開釦34oと外部閉釦34cの横に使用中ランプ36が設けられている。この使用中ランプ36は、後述するように便房2内に利用者がいて、内部閉釦22cを操作したときに点灯する。また、図1には示していないが、屋外操作部34には、図2に示すようにキースイッチ38も設けられている。このキースイッチ38は、例えば便房2内の利用者がドア16を閉じた状態で気分が悪くなって自分で操作不能となったようなときに、外部からドア16を開く指示を与えるためのものである。
図2に示すように、蛍光灯12、モータ18、電気錠20、施錠中ランプ22、使用中ランプ36、回転灯26、電光掲示板28及びスピーカ30は、制御手段、例えばCPUを備えたコントローラ40によって制御される。この制御のために、コントローラ40には、内部開釦220、内部閉釦22c、外部開釦34o、外部閉釦34cからの指示、在室検知センサ32からの検知信号、キースイッチ38からの指示が供給されている。内部開釦220、外部開釦34oは、操作されたときに、コントローラ40にドア16を開く開指示を与え、内部閉釦22c、外部閉釦34cは、コントローラ40にドア16を閉じる閉指示を与える。また、在室検知センサ32は、検知エリア32a内のいずれかに人が存在する場合に、これを検知し、その検知信号をコントローラ40に供給する。また、キースイッチ38が操作されると、緊急開指示がコントローラ40に供給され、ドア16が緊急開放される。
図3乃至図5は、コントローラ40が行う処理のうち、主たるものを示したもので、図3に示すように、この自動ドア装置が起動されると、ドア16を閉鎖し、蛍光灯12、施錠中ランプ24、使用中ランプ36を消灯した初期状態とする(ステップS2)。
外部ドア開釦34oがオンであるか、即ち開指示が与えられているか判断し(ステップS4)、この判断の答えがイエスになるまでステップS4を繰り返す。この判断の答えがイエスになると、モータ18を駆動してドア16の開動作を開始させ、かつ蛍光灯12を点灯させる(ステップS6)。これによって、便房2内に利用者が入ることができる。
ステップS6に続いて外部ドア閉釦34cが所定時間、例えば5秒間オンされたままであるか判断する(ステップS8)。この判断の答えがノーの場合、内部ドア閉釦22cがオンであるか、即ち閉指示が与えられているか判断する(ステップS10)。この判断の答えがノーの場合、ステップS8を再び実行する。
ステップS8の判断の答えがイエスの場合、即ち、外部ドア閉釦34cが5秒間に亘ってオンされた場合、介護者モードを実行する(ステップS12)。
ステップS10の判断の答えがイエスの場合、即ち、外部ドア閉釦34cが5秒間に亘ってオンされずに、内部ドア閉釦22cがオンされた場合、モータ18を駆動してドア16の閉動作が開始され(ステップS12)、かつ使用中ランプ36、施錠中ランプ24を点灯し、かつ外部開・閉釦34o、34cが無効にされる(ステップS14)。なお、図示していないが、ドア16が完全に閉じたとき、電気錠20がドア16を施錠する。また、外部開・閉釦34o、34cが無効にされているので、外部開・閉釦34o、34cが無効にされているので、これらを操作して開指示または閉指示をコントローラ40に与えても、その指示に応じた処理は行われない。これによって、便房2内の利用者が、例えば用便中やオムツ交換台8での乳幼児のオムツ交換時に、突然にドア16が開くことは無い。
次に、内部開釦22oがオンされたか、即ち開指示がコントローラ40に与えられているか判断し(ステップS16)、この判断の答えがイエスになるまで、このステップS16を繰り返す。この判断の答えがイエスになると、図示していないが、電気錠20の施錠が解除され、モータ16の駆動によってドア18の開動作が開始され、使用中ランプ36、施錠中ランプ24が消灯され、かつ外部ドア開・閉釦34o、24cの操作が有効とされる(ステップS18)。このようにしてドア16が開かれるので、便房2内の利用者は、便房2内から外部に出ることができる。
ところで、ステップS12の介護者モードは、例えば身障者に付き添って便房2内に入った介護者のみが便房2から出て、身障者が便房2内に残っている状態において、介護者が外部開釦34oを5秒間に亘ってオンしたときに実行される。開御者モードでは、図5に示すように、開いているドア16がモータ18の駆動によって閉じられ(ステップS122)、また電気錠20によって施錠が行われ、使用中ランプ36、施錠中ランプ24が点灯する(ステップS124)。これに続いて、内部開釦22oがオンされたか判断し(ステップS126)、この判断の答えがノーの場合、外部開釦34oがオンされたか判断し(ステップS128)、この判断の答えがノーの場合、ステップS124を再び実行する。そして、ステップS126またはS128の判断の答えがイエスになったとき、即ち、便房2内の身障者自身が内部開釦22oを操作したときか、身障者自身での操作が不能で、外部の介護者が外部開釦34oを操作したとき、図3に示すステップS18が実行され、ドア18の開動作が開始され、使用中ランプ36、施錠中ランプ24が消灯され、かつ外部ドア開・閉釦34o、22cの操作が有効とされ、介護者の必要な身障者が便房2から出ることができる。
以上のようにして、介護不要な身障者、乳幼児を連れた利用者または介護者の必要な身障者が便房2内から出ることができる。
ステップS18に続いて、図4に示すように外部閉釦34cがオンされたか判断し(ステップS20)、その判断の答えがイエスであると、ドア16の閉動作が開始される(ステップS22)。これに続いて、ドア16が完全に閉じられたか判断し(ステップS24)、この判断の答えがイエスになるのを待って、蛍光灯12を消灯し(ステップS28)、ステップS4から再び実行するのが、通常の場合である。なお、ドア16が完全に閉じられたか否かは、例えばドア16に設けたリミットスイッチ(図示せず)がオンであるかオフであるかを判断することによって行える。
ところで、上記のようにして身障者等が便房2から出た後、まだドア16が閉じていないときに、または、ドア16が閉じかけているときに、新たな利用者が便房2内に入ることがある。即ち、連続使用されることがある。このとき、ステップS26からステップS4を実行するように構成していると、外部にいる別の利用希望者が外部開釦34oをオンすると、ステップS6以降が実行されて、便房18内に利用者がいるにも拘わらず、ドア16が開くことになる。また、便房2内の新たな利用者は蛍光灯12が消灯した状態で、便房2内にいることになる。
そこで、身障者等が便房2から出た後、まだドア16が閉じ動作を開始していないときに、入れ替わりに便房2に新たな利用者が入った場合に対処するために、ステップS20の判断の答えがノーの場合、内部閉釦22cがオンされたか判断する(ステップS28)。即ち、ドア16が開いたままの状態で、入れ替わりに便房2に入った新たな利用者があり、その利用者が内部閉釦22cを操作したか判断する。その判断の答えがイエスの場合、図3に示すステップS12以降が再び実行されて、ドア16が閉じられ、電気錠20が施錠され、使用中ランプ36及び施錠中ランプ24が点灯し、外部開・閉釦34o、34cが無効にされる。従って、新たな利用者が便房2内にいる状態において、ドア16が外部からの操作によって開くことはない。
ステップS28の判断の答えがノーの場合、ステップS20が再び実行される。即ち、外部閉釦34c及び内部閉釦22cのうちいずれかがオンされるまで、ステップS20、S24の処理が繰り返される。
また、ドア16が閉じかけている際に、入れ替わりに新たな利用者が便房2内に入った場合に対処するために、ステップS22に続いて、内部閉釦22cが操作されたか判断する(ステップS30)。即ち、ドア16が閉じかけている最中に、入れ替わりに新たな利用者が便房2内に入り、その利用者が内部閉釦22cを操作したか判断している。この判断の答えがイエスの場合、図3のステップS14以降が実行される。これによって、電気錠20が施錠され、使用中ランプ36及び施錠中ランプ24が点灯し、外部開・閉釦34o、34cが無効にされる。従って、新たな利用者が便房2内にいる状態において、ドア16が外部からの操作によって開くことはない。なお、ステップS22においてドア16の閉動作が開始されているので、ステップS12の実行は不要である。
ステップS30の判断の答えがノーの場合、在室検知センサ32がオンであるか判断する(ステップS32)。即ち、ドア16が閉じかけている最中に、入れ替わりに新たな利用者が便房2内に入ったが、内部閉釦22cを操作しない状態でいるか判断する(ステップS32)。この判断の答えがイエスの場合、ドア16の閉動作を開始させる(ステップS34)。ドア16が開き始めたことにより、内部閉釦34cの操作が必要であることを新たな利用者が認識する。ステップS34に続いて、スピーカ30から内部閉釦34cの操作が必要なことをアナウンスし(ステップS36)、聴覚的に新たな利用者に知らせる。更に、回転灯26を点灯させ、かつ電光掲示板28に内部閉釦34cの操作が必要なこと旨を表示し(ステップS38)、視覚的に新たな利用者に知らせる(ステップS40)。これに続いて、図3に示すステップS8以降が実行される。従って、内部閉釦34cがオンされることによって、上述したようにドア16が閉じられ、ドア16が閉じられ、電気錠20が施錠され、使用中ランプ36及び施錠中ランプ24が点灯し、外部開・閉釦34o、34cが無効にされる。従って、新たな利用者が便房2内にいる状態において、ドア16が外部からの操作によって開くことはない。
なお、ステップS24において、ドア16が完全に閉じていないと判断されたときには、ステップS30以降が再び実行される。
以上のように、この自動ドア装置では、連続使用の場合、内部閉釦22cがオンされると、外部からドア16が開かれることを防止し、かつ内部閉釦22cがオンされていない場合、オンするように注意を喚起することを、ドア16の開動作、音声によるアナウンス及び回転灯26の回転、電光掲示板28の表示によって行っている。
上記の実施の形態では、ドア16は片引きのスライド式のものを使用したが、これに代えて両引きのスライド式のものや、スイング式のものを使用することもできる。上記の実施の形態では、屋内操作部22及び屋外操作部34は、共に開釦22o、340と閉釦22c、34cを備えたものとしたが、屋内操作部22及び屋外操作部34共に、1つだけ釦を設け、その釦を一度操作すると、開指示をコントローラ40に与え、もう一度操作すると閉指示を与え、更に一度操作すると開指示を与えるようにトグル式に構成することもできる。また、上記の実施の形態では、外部閉釦34cを5秒間継続してオンすると、介護者モードが実行されるように構成したが、介護者モードを実行するための釦を別個に設けることもできる。
上記の実施の形態では、回転灯26と電光掲示板28との双方によって閉釦22cの操作を促す注意喚起を視覚的に行ったが、いずれか一方のみで行うことも可能であるし、他の視覚的に注意喚起を促すことができるもの、例えば液晶表示装置等も使用することができる。また、スピーカ30によって聴覚的に注意を喚起し、回転灯26と電光掲示板28とによって視覚的に注意を喚起したが、いずれか一方のみで注意の喚起を行うこともできる。また、ドア16を開くことによっても注意喚起を行ったが、これを中止することもできる。その場合、図4のステップS34を除去し、ステップS38を実行した後、ステップS30を実行するように変更すればよい。
また、上記の実施の形態では、本発明による自動ドア装置を身障者用トイレに実施したが、これに限ったものではなく、例えば更衣室等にも実施することができる。
本発明の1実施形態の自動ドア装置の平面図である。 図1の自動ドア装置のブロック図である。 図1の自動ドア装置の処理の一部を示すフローチャートである。 図1の自動ドア装置の処理の残りの部分を示すフローチャートである。 図3に示す介護者モードの詳細なフローチャートである。
符号の説明
2 便房(部屋)
16 ドア
22o 内部開釦(内部操作手段)
22c 内部閉釦(内部操作手段)
26 回転灯(注意喚起手段)
28 電光掲示板(注意喚起手段)
30 スピーカ(注意喚起手段)
32 在室センサ(物体検知手段)
34o 外部開釦(外部操作手段)
34c 外部閉釦(外部操作手段)
40 コントローラ(制御手段)

Claims (4)

  1. 部屋の内外の境界部に設けた開閉可能なドアと、
    前記部屋の内部に設けられ、操作に応じて前記ドアへの開指示及び閉指示の一方を発生する内部操作手段と、
    前記部屋の外部に設けられ、操作に応じて前記ドアへの開指示及び閉指示の一方を発生する外部操作手段と、
    この外部操作手段からの開指示に応じて前記ドアを開き、前記内部操作手段からの閉指示に応じて前記ドアを閉じると共に前記外部操作手段からの指示を無効とし、前記内部操作手段からの開指示に応じて前記ドアを開くと共に前記外部操作手段からの指示を有効とし、前記外部操作手段からの閉指示に応じて前記ドアを開く制御手段とを、
    具備し、
    前記制御手段は、前記外部操作手段からの閉指示に応じて前記ドアを閉動作中に、前記内部操作手段から閉指示が与えられたとき、前記外部操作手段からの以後の指示を無効とする
    自動ドア装置。
  2. 請求項1記載の自動ドア装置において、前記部屋内に物体検知手段が設けられ、前記外部操作手段から閉指示が与えられているときに前記物体検知手段が物体を検知していると、前記制御手段が注意喚起動作を行う自動ドア装置。
  3. 請求項2記載の自動ドア装置において、前記注意喚起動作は、前記内部操作手段への閉指示を与えるための操作を促す視覚的または聴覚的に認知可能な情報の出力である自動ドア装置。
  4. 請求項2記載の自動ドア装置において、前記注意喚起動作は前記ドアの開放であり、前記内部操作手段からの閉指示に応じて前記制御手段が前記ドアを閉じる自動ドア装置。
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