JP2009298537A - エレベータのかごドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、地震による振動によりかごドアが開くのをより確実に防止することができるエレベータのかごドア装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】振動感知ロック装置39は、ドア桁3に取り付けられたロック装置本体40と、第1のドアハンガ8に取り付けられた係合部材41とを有している。ロック装置本体40は、係合部材41に係合して第1のかごドア5の開放を機械的に阻止するロック片を有している。ロック装置本体40は、所定の水平振動力以上の振動を感知したときにロック片を自動的にロック位置に変位させ、振動が治まるとロック片を自動的にロック解除位置に戻す。
【選択図】図1

Description

この発明は、かごに設けられ、かご出入口を開閉するエレベータのかごドア装置に関するものである。
従来のエレベータのかごドア装置では、かごの走行中にいたずら等によりかごドアがかご室内から開けられるのを防止するため、かごドアの全閉時には、ばねや錘などによる機械的な戸閉力や、ドアモータの駆動力を利用した電気的な戸閉力がかごドアに加えられている。
また、かごの走行中にかごドアが強制的に開かれると、ドアスイッチがオフとなり、かごが緊急停止される(例えば、特許文献1参照)。
さらに、従来のエレベータでは、かごの走行中に地震に遭遇すると、地震管制運転装置により揺れの大小に応じてかごが緊急停止される。このように、地震によりかごが緊急停止された場合でも、震度が基準以下であれば地震の揺れが無くなった後にかごが自動的に再起動される。
特開昭61−174084号公報
上記のような従来のエレベータでは、地震時に、戸閉力を超える水平地震力がかごドアに作用し、振動でかごドアが一瞬でも開くと、ドアスイッチがオフとなり、かごが強制的に緊急停止される。この場合、戸開による緊急停止であるため、震度が基準以下であってもかごを自動的に再起動させることができず、かご内の乗客の救出に時間がかかってしまう。また、地震により、かごドアが半開きの状態のままかごが走行すると、かごドアの係合機構(ベーン)が乗場ドアの係合機構(ローラ)に衝突して損壊し、かごの再起動にさらに時間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、地震による振動によりかごドアが開くのをより確実に防止することができるエレベータのかごドア装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかごドア装置は、かご出入口を開閉するかごドア、及びかごドアとかご室側の部材との間に設けられ、所定の水平振動力以上の振動を感知したときにかごドアの全閉位置からの開放を機械的に阻止する振動感知ロック装置を備えている。
この発明のエレベータのかごドア装置は、所定の水平振動力以上の振動を感知したときにかごドアの全閉位置からの開放を機械的に阻止する振動感知ロック装置を、かごドアとかご室側の部材との間に設けたので、地震による振動によりかごドアが開くのをより確実に防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア装置を示す正面図であり、片開き式のかごドア装置を示している。図において、かご室1のかご出入口2の上部には、ドア桁3が固定されている。ドア桁3には、かご出入口2の幅方向に平行なドアレール4が固定されている。ドアレール4には、第1のかごドア(高速ドア)5と第2のかごドア(低速ドア)6とが吊り下げられている。かご出入口2は、第1及び第2のかごドア5,6により開閉される。
第1のかごドア5は、第1のドアパネル7と、第1のドアパネル7の上部に固定された第1のドアハンガ8とを有している。第2のかごドア6は、第2のドアパネル9と、第2のドアパネル9の上部に固定された第2のドアハンガ10とを有している。各ドアハンガ8,10には、ドアレール4に沿って転動される一対のローラ11が設けられている。
ドア桁3の長手方向一端部近傍には、第1及び第2のかごドア5,6を開閉動作させるドアモータ12が固定されている。ドア桁3上には、ドアモータ12を制御するドア制御装置13が固定されている。ドア制御装置13は、かごの運行を制御する運行制御装置(制御盤)14からの信号に応じてドア制御装置13を制御し、かごドア5,6を開閉動作させる。
ドアモータ12の回転軸には、駆動プーリ15が設けられている。ドア桁3の長手方向他端部近傍には、従動プーリ16が設けられている。駆動プーリ15と従動プーリ16との間には、ループ状の駆動ベルト17が巻き掛けられている。第1のドアハンガ8は、ベルト掴み18を介して駆動ベルト17に接続されている。
第2のドアハンガ10の上端部には、ドアレール4に平行な帯状の支持板19が固定されている。支持板19の長手方向両端部には、第1及び第2の動滑車20,21が取り付けられている。第1及び第2の動滑車20,21には、連動ロープ22が巻き掛けられている。連動ロープ22の両端部は、共通のロープ端固定金具23に接続されている。これにより、連動ロープ22は、ループ状となっている。第1のドアハンガ8は、ロープ掴み24を介して連動ロープ22に接続されている。
ドアモータ12により駆動プーリ15が回転されると、駆動プーリ15と従動プーリ16との間で駆動ベルト17が循環され、ベルト掴み18を介して駆動ベルト17に接続された第1のかごドア5が開閉動作される。
第1のかごドア5が開閉動作されると、第1及び第2の動滑車20,21の間で連動ロープ22が循環され、第2のかごドア6が開閉動作される。このとき、第2のかごドア6は、第1のかごドア5に連動して、第1のかごドア5の1/2の速度で開閉動作される。そして、第1のかごドア5が全開位置まで移動したときには、第2のかごドア6も全開位置、即ち乗場側から見て第1のかごドア5に重なる位置まで移動する。
ドア桁3には、第1のかごドア5が全閉位置に達したことを検出するドアスイッチとしてのゲートスイッチ25が固定されている。第1のドアハンガ8には、ゲートスイッチ25を操作する操作片としてのカム26が固定されている。第1のかごドア5が全閉位置に移動すると、カム26によりゲートスイッチ25の操作部が操作され、ゲートスイッチ25の内部接点が閉じられる。
ドア桁3には、第2のかごドア6が全閉位置に達したことを検出するとともに、第1及び第2のかごドア5,6が全開位置に達したことを検出する戸開閉リミットスイッチ27が設けられている。第2のドアハンガ10には、第2のかごドア6が全閉位置に達したときに戸開閉リミットスイッチ27と重なる全閉遮蔽プレート28が取り付けられている。支持板19には、第1及び第2のかごドア5,6が全開位置に達したときに戸開閉リミットスイッチ27と重なる全開遮蔽プレート29が取り付けられている。
ゲートスイッチ25及び戸開閉リミットスイッチ27は、ドア制御装置13に接続されている。ドア制御装置13は、ゲートスイッチ25の内部接点が閉じ、かつ戸開閉リミットスイッチ27の内部接点が閉じたときに、第1及び第2のかごドア5,6が全閉位置に達したと判断する。また、ドア制御装置13は、ゲートスイッチ25の内部接点が開き、かつ戸開閉リミットスイッチ27の内部接点が閉じたときに、第1及び第2のかごドア5,6が全開位置に達したと判断する。
さらに、ゲートスイッチ25は、運行制御装置14の安全回路に接続されている。運行制御装置14は、ゲートスイッチ25の内部接点が閉じているときにのみ、かごの走行を許可する。また、かごの走行中にゲートスイッチ25の内部接点が開くと、運行制御装置14によりかごが緊急停止される。
第1のドアハンガ8の反戸袋側端部(戸当たり側端部)には、全閉ストッパ30が取り付けられている。ドア桁3には、第1及び第2のかごドア5,6の全閉時に全閉ストッパ30が当接する当接部材31が取り付けられている。
ドア桁3と第1のドアハンガ8との間には、第1のかごドア5を全閉位置に保持する全閉保持装置32が設けられている。全閉保持装置32は、当接部材31に取り付けられたカム33と、第1のドアハンガ8に取り付けられたレバー軸34と、レバー軸34を中心に揺動可能なレバー35と、レバー35の一端部に回動自在に設けられカム33に係合するローラ36と、ローラ36がカム33に当接する方向へレバー35を付勢するばね37とを有している。
カム33の形状は、第1のかごドア5が全閉位置に近付きローラ36がカム33に乗り上げるとばね37の付勢力が増し、全閉位置でばね37の付勢力が元に戻るように設定されている。このため、全閉状態では、第1及び第2のかごドア5,6に作用する戸開方向への外力に対して、ばね37の付勢力が抵抗する。
また、ドア制御装置13は、運行制御装置14から戸開指令を受けたとき以外は、戸開方向への外力に抵抗するようにドアモータ12の戸閉方向への駆動力を維持する。
第1のドアハンガ8の反戸袋側端部とドア桁3との間には、地震等の振動を感知して第1のかごドア5の開放を規制する振動感知ロック装置39が設けられている。図1では、振動感知ロック装置39のロック解除状態(安静時)が示されている。図2は図1の振動感知ロック装置39のロック状態を示す正面図である。
振動感知ロック装置39は、かご室1側の部材であるドア桁3に取り付けられたロック装置本体40と、第1のドアハンガ8に取り付けられた係合部材41とを有している。ロック装置本体40は、係合部材41に係合して第1のかごドア5の開放を機械的に阻止するロック片42(図2)を有している。
ロック片42は、ロック装置本体40内に収容されたロック解除位置(図1)と、ロック装置本体40から突出して係合部材41に係合するロック位置(図2)との間で変位可能となっている。係合部材41には、ロック片42が挿入される係合孔が設けられている。ロック装置本体40は、所定の水平振動力以上の振動を感知したときにロック片42を自動的にロック位置に変位させ、振動が治まるとロック片42を自動的にロック解除位置に戻す。
このようなロック装置本体40の構造としては、市販されている耐震ラッチ(例えば特開2000−325167号公報等参照)と同様の構造を用いることができる。例えば、ロック装置本体40には、複数の可動子(球体等)と、安静時に可動子を平衡位置に案内する案内部と、ロック片42と、ロック片42をロック解除位置に復帰させる復帰ばねとが設けられている。そして、地震等による振動により、可動子が平衡位置から外れると、可動子の自重によりロック片42が復帰ばねに抗してロック位置に変位される。また、振動が治まると、可動子が案内部により案内されて平衡位置に戻り、復帰ばねによりロック片42がロック解除位置に復帰される。
このような構造では、振動が治まった際に、ドア制御装置13が第1及び第2のかごドア5,6に一旦全閉動作を行わせることにより、ロック片42をロック解除位置に戻すようにし、これにより可動子が平衡位置に戻るようにしてもよい。
他の構造として、例えば、ロック装置本体40には、複数の可動子(球体等)と、安静時に可動子を平衡位置に案内する案内部と、ロック片42とが設けられている。この構造では、ロック片42は、常時ロック位置に突出されているが、ロック位置にロックされておらず、第1のかごドア5の開閉時には係合部材41により押し上げられて第1のかごドア5の開閉を妨げない。しかし、地震等の振動により、可動子が平衡位置から外れると、可動子によりロック片42がロック位置にロックされ、第1のかごドア5の開放が規制される。また、振動が治まると、可動子が案内部により案内されて平衡位置に戻り、ロック片42のロックが解除され、第1のかごドア5の開放が可能となる。
このようなエレベータのかごドア装置では、かごの走行中に地震に遭遇し、所定の大きさ以上の水平地震力がかごに作用すると、振動感知ロック装置39により第1及び第2のかごドア5,6の開放が機械的に阻止される。即ち、地震による振動により第1及び第2のかごドア5,6が開くのをより確実に防止することができる。
このため、地震管制運転でかごが最寄り階に向かっているときに、第1及び第2のかごドア5,6が開放されてかごが緊急停止されるのが防止され、かご内の乗客の救出が長引くのを防止することができる。また、第1及び第2のかごドア5,6が半開きの状態のままかごが走行することによる機器の損壊が防止され、かごの再起動までの時間が長くなるのを防止することができる。
また、振動感知ロック装置39は、ゲートスイッチ25を操作するカム26が設けられた第1のかごドア5の開放を規制するように設けられているので、地震管制運転中にゲートスイッチ25の内部接点が開いてかごが緊急停止されるのをより確実に防止することができる。
なお、上記の例では、第1のかごドア5とドア桁3との間にのみ振動感知ロック装置39を設けたが、第2のかごドア6とドア桁3との間にも振動感知ロック装置39を設けてもよい。
また、上記の例では、ドア桁3にロック装置本体40を設け、第1のドアハンガ8に係合部材41を設けたが、逆であってもよい。
さらに、上記の例では、第1のかごドア5とドア桁3との間に振動感知ロック装置39を設けたが、第1のかごドア5の他の部分(例えば第1のドアパネル7等)と、かご室1側の他の部材(例えばかご室壁の外面等)との間に振動感知ロック装置39を設けてもよい。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータのかごドア装置を示す正面図であり、両開き式のかごドア装置を示している。図において、かご室1のかご出入口2の上部には、ドア桁3が固定されている。ドア桁3には、かご出入口2の幅方向に平行なドアレール4が固定されている。ドアレール4には、第1のかごドア51と第2のかごドア52とが吊り下げられている。かご出入口2は、第1及び第2のかごドア51,52により開閉される。
第1のかごドア51は、第1のドアパネル53と、第1のドアパネル53の上部に固定された第1のドアハンガ54とを有している。第2のかごドア52は、第2のドアパネル55と、第2のドアパネル55の上部に固定された第2のドアハンガ56とを有している。各ドアハンガ53,55には、ドアレール4に沿って転動される一対のローラ11が設けられている。
ドア桁3の長手方向一端部近傍には、第1及び第2のかごドア51,52を開閉動作させるドアモータ12が固定されている。ドア桁3上には、ドアモータ12を制御するドア制御装置13が固定されている。ドア制御装置13は、かごの運行を制御する運行制御装置(制御盤)14からの信号に応じてドア制御装置13を制御し、かごドア51,52を開閉動作させる。
ドアモータ12の回転軸には、駆動プーリ15が設けられている。ドア桁3の長手方向他端部近傍には、従動プーリ16が設けられている。駆動プーリ15と従動プーリ16との間には、ループ状の駆動ベルト17が巻き掛けられている。第1のドアハンガ54は、第1のベルト掴み57を介して駆動ベルト17に接続されている。第2のドアハンガ56は、第2のベルト掴み58を介して駆動ベルト17に接続されている。
ドアモータ12により駆動プーリ15が回転されると、駆動プーリ15と従動プーリ16との間で駆動ベルト17が循環され、第1及び第2のベルト掴み57,58を介して駆動ベルト17に接続された第1及び第2のかごドア51,52が互いに逆方向へ同じ速度で開閉動作される。
ドア桁3には、第2のかごドア52が全閉位置に達したことを検出するゲートスイッチ25が固定されている。第2のドアハンガ56には、ゲートスイッチ25を操作する操作片としてのカム26が固定されている。第2のかごドア52が全閉位置に移動すると、カム26によりゲートスイッチ25の操作部が操作され、ゲートスイッチ25の内部接点が閉じられる。
ドア桁3には、第1のかごドア51が全閉位置に達したことを検出するとともに、第1のかごドア51が全開位置に達したことを検出する戸開閉リミットスイッチ27が設けられている。第1のドアハンガ54には、第1のかごドア51が全閉位置に達したときに戸開閉リミットスイッチ27と重なる全閉遮蔽プレート28と、第1のかごドア51が全開位置に達したときに戸開閉リミットスイッチ27と重なる全開遮蔽プレート29とが取り付けられている。
ゲートスイッチ25及び戸開閉リミットスイッチ27は、ドア制御装置13に接続されている。ドア制御装置13は、ゲートスイッチ25の内部接点が閉じ、かつ戸開閉リミットスイッチ27の内部接点が閉じたときに、第1及び第2のかごドア51,52が全閉位置に達したと判断する。また、ドア制御装置13は、ゲートスイッチ25の内部接点が開き、かつ戸開閉リミットスイッチ27の内部接点が閉じたときに、第1及び第2のかごドア51,52が全開位置に達したと判断する。
さらに、ゲートスイッチ25は、運行制御装置14の安全回路に接続されている。運行制御装置14は、ゲートスイッチ25の内部接点が閉じているときにのみ、かごの走行を許可する。また、かごの走行中にゲートスイッチ25の内部接点が開くと、運行制御装置14によりかごが緊急停止される。
第1及び第2のドアハンガ54,56の反戸袋側端部には、第1及び第2のかごドア51,52の全閉時に互いに当接する全閉ストッパ30a,30bがそれぞれ取り付けられている。
ドア桁3には、アーム59の基端部が回動可能に連結されている。アーム59の先端部には、おもり60が取り付けられている。アーム59の中間部には、リンク61の一端部が回動可能に連結されている。リンク61の他端部は、第2のドアハンガ56に回動可能に連結されている。
おもり60に作用する重力は、アーム59及びリンク61を介して、戸閉方向の力として第2のかごドア52に作用する。このため、全閉状態では、第1及び第2のかごドア51,52に作用する戸開方向への外力に対して、おもり60に作用する重力が抵抗する。
また、ドア制御装置13は、運行制御装置14から戸開指令を受けたとき以外は、戸開方向への外力に抵抗するようにドアモータ12の戸閉方向への駆動力を維持する。
第2のドアハンガ56の反戸袋側端部とドア桁3との間には、地震等の振動を感知して第2のかごドア52の開放を規制する振動感知ロック装置39が設けられている。振動感知ロック装置39の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのかごドア装置では、かごの走行中に地震に遭遇し、所定の大きさ以上の水平地震力がかごに作用すると、振動感知ロック装置39により第1及び第2のかごドア51,52の開放が機械的に阻止される。即ち、地震による振動により第1及び第2のかごドア51,52が開くのをより確実に防止することができる。
また、振動感知ロック装置39は、ゲートスイッチ25を操作するカム26が設けられた第2のかごドア52の開放を阻止するように設けられているので、地震管制運転中にゲートスイッチ25の内部接点が開いてかごが緊急停止されるのをより確実に防止することができる。
なお、上記の例では、第2のかごドア52とドア桁3との間にのみ振動感知ロック装置39を設けたが、第2のかごドア52とドア桁3との間にも振動感知ロック装置39を設けてもよい。
また、上記の例では、ドア桁3にロック装置本体40を設け、第2のドアハンガ56に係合部材41を設けたが、逆であってもよい。
さらに、上記の例では、第2のかごドア52とドア桁3との間に振動感知ロック装置39を設けたが、第2のかごドア52の他の部分(例えば第2のドアパネル55等)と、かご室1側の他の部材(例えばかご室壁の外面等)との間に振動感知ロック装置39を設けてもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。 図1の振動感知ロック装置のロック状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。
符号の説明
1 かご室、2 かご出入口、3 ドア桁(かご室側の部材)、5,51 第1のかごドア、6,52 第2のかごドア、25 ゲートスイッチ(ドアスイッチ)、26 カム(操作片)、39 振動感知ロック装置。

Claims (2)

  1. かご出入口を開閉するかごドア、及び
    上記かごドアとかご室側の部材との間に設けられ、所定の水平振動力以上の振動を感知したときに上記かごドアの全閉位置からの開放を機械的に阻止する振動感知ロック装置
    を備えていることを特徴とするエレベータのかごドア装置。
  2. 上記かごドアは複数枚設けられており、
    上記かごドアのうちの1枚には、上記かごドアが全閉位置に達したことを検出するためのドアスイッチを操作する操作片が設けられており、
    上記振動感知ロック装置は、上記操作片が設けられたかごドアと上記かご室側の部材との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかごドア装置。
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