JPWO2018138896A1 - エレベーター装置 - Google Patents

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    • B66B13/18Door or gate locking devices controlled or primarily controlled by condition of cage, e.g. movement or position without manually-operable devices for completing locking or unlocking of doors

Abstract

乗場ドアのみに異物を挟んでだ場合でも、かごドアロックを解錠できるエレベーター装置を提供する。このため、戸閉時の乗場ドア間の隙間が、全戸閉時の前記施錠側フック部材と前記固定側フック部材との隙間(間隔L3)から建屋側係合ローラとかご戸当側係合子との隙間(間隔L1)とかごドアロック解錠のためのストローク(間隔L2)を引いた数値(L3−L1−L2)となるまで、かご戸袋側係合子とかご戸当側係合子との間隔を開かないように固定乗上カムを配置し、固定乗上カム形状を逆C形とする。

Description

本発明は、かごドアを解除可能に施錠するかご側ロック機構を備えたエレベーター装置に関する。
従来より、エレベーター装置には、乗場の乗客が昇降路内に転落するのを防止するため、乗場ドアの開閉動作をロック及び解除する建屋側ロック機構が設けられていた。また、近年では、乗りかご内の乗客がかごドアをこじ開けて昇降路内に転落することを防ぐため、かごドアの開閉動作をロック及び解除するかご側ロック機構を備えたものもある。
かご側ロック機構に関する技術としては、例えば、特許文献1に記載のものがある。特許文献1には、同文献の図3、図6、図8等に示されるように、リンクを介してかごドアの施錠装置に接続された戸当たり側ブレード(以下「かご戸当側係合子」と称する)と、リンク機構を介してガイド部材に接続された戸袋側ブレード(以下「かご戸袋側係合子」と称する)と、鉛直線状の上ガイド部と曲線状の下ガイド部を滑らかに接続した略J形のガイド部材(以下「固定カム」と称する)を有する、かごドアロック装置が開示されている。
このかごドアロック装置は、同文献の図6等に示されるように、かごドアが戸開し始め、乗場ドアのインターロックローラ(以下「建屋側係合部材」と称する)とかご戸当側係合子が接触し、それらの間隔Lが0になったときに、乗場ドア14の反力を利用してかごドアのロックが解錠され、かごドアの全開が許容されるものである。
また、同文献の図8等に示されるように、ドアの開閉中は、かご戸袋側係合子、かご戸当側係合子の間隔を狭めて、両者の何れかを建屋側係合部材と当接させることで、かごドアと乗場ドアがガタなく連動できるようにしている。
一方、同文献の図3等に示されるように、戸閉動作時の戸閉端付近では、J形の固定カムのガイドを利用して、かご戸袋側係合子をかご戸袋側に移動させることで、建屋側係合部材とかご戸袋側係合子の隙間を設計寸法に広げることができる構造である。
ここで、同文献の図3におけるリンク48とストッパ49の間隔を、解錠に必要なストロークとして設計された間隔Lとすると、特許文献1のかごドアロック装置は、建屋側係合部材とかご戸当側係合子を接触させて解錠するものであるため、上述した間隔Lと間隔Lを足した長さよりも、全戸閉時の可動施錠子(以下「施錠側フック部材」と称する)と固定施錠子(以下「固定側フック部材」と称する)の間隔Lが大きくなければ、すなわち、L+L<Lの不等式を満たすときにしか、かごドアロックを解錠することができない構造である。
国際公開第2015/008386号公報
エレベーター装置が戸閉指令を受けたとき、かごドアが全閉する一方、乗場ドアが全閉しなかった場合には、乗場ドアの異常が検出され、両ドアに対して再戸開指令が発せられる。
乗場ドアの異常の原因が乗場ドアの異物の挟み込みであった場合、異物の挟み込みにより、乗場ドア側の建屋側係合部材とかごドア側のかご戸当側係合子の隙間である間隔Lが大きくなってしまうため、特許文献1の構造では、上述のL+L<Lの解錠条件が崩れてしまう領域があり、かごドアロックを解錠できない場合があった。
本発明は、上記の問題点を考慮し、乗場ドアのみに異物を挟んでだ場合でもL+L<Lの不等式を崩さずにかごドアロックを解錠できるエレベーター装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のエレベーター装置は、戸閉時の乗場ドア間の隙間がL−L−Lの位置までかご戸袋側係合子とかご戸当側係合子との間隔を開かず、かご戸袋側係合子とかご戸当側係合子との間隔を開く際の戸閉に対する反力が急激に変動しないように固定カム形状を逆C形とする。
これを実現するため、かごドアを解除可能に施錠するかご側ロック機構を備えたエレベーター装置であって、前記かご側ロック機構は、前記かごドアの開閉と連動して移動するとともに、フック部材回動軸と複数のリンク軸が固定された支持板と、前記フック部材回動軸に回動可能に支持された施錠側フック部材と、前記施錠側フック部材と解除可能に係合する固定側フック部材と、乗場ドアを解除可能に施錠する建屋側ロック機構の建屋側係合ローラに接触するかご戸当側係合子と、前記リンク軸に回動可能に支持され、前記かご戸当側係合子を上下方向及び前記かごドアの開閉方向に移動可能に支持する、かご戸当側係合子リンク部材と、前記かご戸当側係合子の動作を前記施錠側フック部材に伝達する伝達部材と、乗り上げローラを回動可能に取り付けたかご戸袋側係合子と、前記乗り上げローラを介して前記かご戸袋側係合子の動きを規制するガイド部を備えた固定乗上カムと、前記リンク軸に回動可能に支持され、前記かご戸袋側係合子を上下方向及び前記かごドアの開閉方向に移動可能に支持する、かご戸袋側係合子リンク部材と、を備え、前記固定乗上カムのガイド部は、上端が戸袋側にあり下端が戸当側にある面で構成された上ガイド部と、上端が戸当側にあり下端が戸袋側にある面で構成された下ガイド部を滑らかに接続した。
本発明により、乗場ドアのみに異物を挟んでだ場合でも、L+L<Lの不等式を崩さずにかごドアロックを解錠することができる。また、係合子間隔を開く際の反力が急激に変動しないためスムーズな戸閉動作を確保できる。
一実施例のエレベーター装置を示す概略構成図。 一実施例の乗りかごが任意の階に停止した状態を示す側面図。 一実施例の乗りかごを建屋側から見た状態示す正面図。 一実施例のかご側ロック機構が施錠された状態を示す正面図。 一実施例のかご側ロック機構が解除された状態を示す正面図。 一実施例の出入り口を乗りかご側から見た状態を示す正面図。 一実施例の建屋側ロック機構を示す正面図。
以下、一実施例のエレベーター装置について、図1〜図6を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[エレベーター装置の構成]
まず、図1、図2を用いて、本実施例のエレベーター装置1の概要を説明する。
図1は、機械室を有しない、いわゆる機械室レスエレベーター装置であるエレベーター装置1の構成例を示す概略構成図である。なお、図1では、機械室レスエレベーター装置を例示するが、昇降路100の上方または下方に機械室を有するエレベーター装置に本発明を適用してもよい。
図1に示すように、エレベーター装置1は、昇降路100内を昇降する乗りかご110と、巻上機120と、釣合錘130と、第1の従動プーリ140と、第2の従動プーリ150と、ロープ170と、を有している。
乗りかご110の下部には、せり上げ用プーリ111が設けられており、そのせり上げ用プーリ111には、ロープ170が巻き掛けられている。なお、乗りかご110の詳細な説明については後述する。
釣合錘130の上部には、錘側プーリ131が設けられており、その錘側プーリ131には、ロープ170が巻き掛けられている。さらに、昇降路100の最下部における釣合錘130の下方には、緩衝部材133が配置されている。緩衝部材133は、釣合錘130が昇降路100の最下部に衝突した場合の衝撃を緩和させるための部材である。なお、昇降路100の最下部における乗りかご110の下方にも同様に不図示の緩衝部材が配置される。
巻上機120は、昇降路100の最下部に配置されており、ロープ170を介して乗りかご110及び釣合錘130をつるべ式に昇降させるものである。巻上機120は、制御部によってその駆動が制御される。
第1の従動プーリ140と、第2の従動プーリ150は、昇降路100の最上部に固定されている。ロープ170の一端171と他端172は、昇降路100の最上部に固定されている。ロープ170は、釣合錘130に設けられた錘側プーリ131から第1の従動プーリ140に装架され、そして巻上機120、第2の従動プーリ150、乗りかご110のせり上げ用プーリ111の順に巻き掛けられている。
図2は、乗りかご110が任意の階に停止した状態を示す側面図である。ここに示すように、建築構造物の各階における乗りかご110が停止する乗り場101には、人や物が乗りかご110へ出入りするための出入り口102が設けられている。出入り口102は、一対の乗場ドア211が設けられている。
一対の乗場ドア211は、出入り口102の上端部に設けられた建屋側ドアユニット212により開閉可能に支持されている。また、出入り口102の下端部には、一対の乗場ドア211を支持する建屋側ドアシル213が設けられている。建屋側ドアユニット212については、図5、図6を用いて後述する。
一方、図3は、乗りかご110を建屋側の出入り口102から見た正面図である。図2及び図3に示すように、乗りかご110は、一面の開口部から人や物が乗り降りするかご室10と、開口部に設けられた一対のかごドア11A、11Bと、かご側ドアユニット12と、かご側ドアシル13と、を有している。
かご側ドアユニット12は、かご室10における開口部の上端部に設けられており、かご側ドアシル13は、開口部の下端部に設けられている。かご側ドアユニット12には、一対のかごドア11A、11Bが水平方向に開閉可能に取り付けられている。また、かご側ドアシル13には、一対のかごドア11A、11Bの開閉を案内するガイド溝を有している。
また、図3に示すように、かご側ドアユニット12は、かごドア11の駆動装置となる、かご側ドアレール15と、駆動部16と、伝達ベルト17と、従動ローラ18と、ドアハンガー21A、21Bと、かご側ロック機構30を有している。第1ドアハンガー21Aは、かごドア11Aの上端部に設けられており、第2ドアハンガー21Bは、かごドア11Bの上端部に設けられている。かご側ドアレール15は、一対のかごドア11A、11Bの開閉方向に沿って延在している。ドアハンガー21A、21Bのそれぞれには、かご側ドアレール15に摺動可能に係合する移動ローラ24が回転可能に取り付けられている。
また、第1ドアハンガー21Aは、上方に突出した第1連結部材22を有しており、第2ドアハンガー21Bは、上方に突出した第2連結部材23を有している。これらの連結部材は、後述する伝達ベルト17に連結される。また、第1ドアハンガー21Aには、一対のかごドア11A、11Bを解除可能に施錠する後述するかご側ロック機構30が設けられている。
駆動部16は、かご側ドアユニット12における水平方向の一側に配置されている。また、従動ローラ18は、かご側ドアユニット12における水平方向の他側に配置されている。駆動部16の駆動ローラと、従動ローラ18には、長手方向の両端部が連結された無端状の伝達ベルト17が巻き掛けられている。そして、駆動部16が駆動すると、伝達ベルト17が従動ローラ18と駆動部16の駆動ローラの間を循環移動する。このとき、伝達ベルト17の上側と下側は、互いに反対方向に向けて移動する。
伝達ベルト17の復路側である下側には、第1連結部材22が連結されており、伝達ベルト17の往路側である上側には、第2連結部材23が連結されている。そのため、駆動部16が駆動して伝達ベルト17が移動すると、一対のかごドア11A、11Bは、連結部材22、23を介して互いに接近する戸閉方向、または、互いに離反する開戸方向に移動する。
[かご側ロック機構]
次に、図4A、図4Bを用いて、かご側ロック機構30について説明する。
図4Aは、乗りかご110が任意の階に停止したときの、施錠状態のかご側ロック機構30を示す正面図であり、図4Bは、乗りかご110が任意の階に停止したときの、戸閉端付近における、解錠状態のかご側ロック機構30を示す正面図である。
図4Aに示すように、かご側ロック機構30は、支持板31と、かご戸当側係合子32と、施錠側フック部材33と、固定側フック部材34と、フック部材回動軸35と、かご戸袋側係合子47と、固定乗上カム48を有している。また、かご側ロック機構30は、施錠側フック部材33を下方に付勢する施錠保持部材39と、かご戸当側係合子32と連結するかご戸当側係合子リンク部材41A、41Bと、かご戸袋側係合子47と連結するかご戸袋側係合子リンク部材49A、49Bを有している。
ここで、図3に示すように、固定側フック部材34は、かご側ドアユニット12に固定されている。また、図4Aに示すように、固定側フック部材34の先端には、フック部34aが設けられている。このフック部34aが、施錠側フック部材33の先端のフック部33aに係合することで、かご側ロック機構30がロックされる。なお、図3、図4A、図4Bでは、固定側フック部材34を、かご側ドアユニット12に固定したが、第2ドアハンガー21Bまたはかごドア11Bに固定する構成としても良い。
また、図3に示すように、平板状の支持板31は、第1ドアハンガー21Aに固定されている。そして、図4Aに示すように、その支持板31には、フック部材回動軸35と、第1ストッパー45と、複数の第2ストッパー46と、かご戸当側係合子リンク部材41A、41Bのリンク軸42A、42Bと、かご戸袋側係合子リンク部材49A、49Bのリンク軸50A、50Bと、第3ストッパー53と、第4ストッパー54が固定されており、施錠保持部材39が取り付けられている。
第1かご戸当側係合子リンク部材41Aの一端は、支持板31の下端側に設けられたかご戸当側係合子リンク軸42Aに回動可能に支持されており、第2かご戸当側係合子リンク部材41Bの一端は、支持板31の上端側に設けられたかご戸当側係合子リンク軸42Bに回動可能に支持されている。また、かご戸当側係合子リンク部材41A、41Bの他端には、それぞれかご戸当側係合子軸部43(43A、43B)が設けられている。
2つのかご戸当側係合子軸部43A、43Bには、かご戸当側係合子32が回動可能に取り付けられている。このかご戸当側係合子32は、乗りかご110の昇降方向に沿って所定の長さで延在する長尺状の部材により形成されている。また、図4Aのように、かご側ロック機構30が施錠状態であるとき、かご戸当側係合子リンク部材41A、41Bは、かご戸当側の端部が、かご戸袋側の端部よりも高くなっており、かご戸当側係合子32が上方に向けて持ち上げられた状態となっている。
乗りかご110が任意の階に停止すると、かご戸当側係合子32のかご戸袋側には、後述する建屋側ロック機構230の建屋側係合ローラ235が配置される。かご側ロック機構30および建屋側ロック機構230が共に施錠状態の場合、かご戸当側係合子32と建屋側係合ローラ235は設計上の位置関係となっているので、図4Aのように、両者は設計上の間隔Lを空けて対向する。
また、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、支持板31下部の第1ストッパー45は、かご戸当側係合子リンク部材41Aのかご戸袋側に当接し、かご戸当側係合子リンク部材41A、41Bの、図4Aにおける反時計方向への回動を規制している。
さらに、図4Aにおける支持板31の右上と右下には、複数の第2ストッパー46が設けられている。かご側ロック機構30が施錠状態の場合、かご戸当側係合子32のかご戸当側の端部と第2ストッパー46は規定の位置関係となるように設計されているので、両者は規定の間隔Lを空けて対向している。この間隔Lは、かご側ロック機構30の解錠に必要とされる、かご戸当側係合子32の水平方向の移動可能範囲(ストローク)となる。そして、かご戸当側係合子リンク部材41A、41Bの時計回りの回動に連動して、かご戸当側係合子32がかご戸当側に移動すると、図4Bのように、第2ストッパー46に当接し、これにより、かご戸当側係合子32と、かご戸当側係合子リンク部材41A、41Bの動作が規制される。
また、図4Aに示すように、かご戸当側係合子32の長手方向の略中間部のかご戸袋側には、L字状の伝達部36が設けられている。この伝達部36は、後述する施錠側フック部材33の伝達ピン37を操作するためのものである。
また、支持板31には、かご戸当側係合子32よりもかご戸袋側に、フック部材回動軸35が配置されている。このフック部材回動軸35には施錠側フック部材33が回動可能に取り付けられている。この施錠側フック部材33は、フック部33aと、回動受け部33bと、接続部33cとを有しており、回動受け部33bが、フック部材回動軸35に回動可能に支持されている。
また、施錠側フック部材33の回動受け部33bには、伝達ピン37が設けられている。この伝達ピン37は、フック部材回動軸35よりもかご戸当側、かつ、下方に位置しており、かご戸当側係合子32から延びる略L字の伝達部36と接触している。そして、かご戸当側係合子32と共に伝達部36がかご戸当側に移動すると、図4Bに示すように、伝達部36が伝達ピン37をかご戸当側に移動させるため、施錠側フック部材33がフック部材回動軸35を軸にして、反時計方向(解除方向)に回動する。なお、伝達部36と伝達ピン37により、伝達部材が構成される。
施錠側フック部材33の回動受け部33bと反対側の端部には、フック部33aが形成されており、接続部33cは、回動受け部33bとフック部33aを接続している。回動受け部33bをフック部材回動軸35に取り付けたとき、フック部33aは、かご戸当側係合子32よりもかご戸当側に突出している。そして、かご側ロック機構30が施錠状態の場合、図4Aに示すように、フック部33aは、固定側フック部材34の上方に位置しており、フック部33aとフック部34aは設計された所定の間隔Lを空けて係合している。この間隔Lは、少なくとも、かご戸当側係合子32と建屋側係合ローラ235の間隔Lと、第2ストッパー46とかご戸当側係合子32の間隔Lを足した長さ以上に設計されている。
ここで、フック部材回動軸35をかご戸当側係合子32よりもかご戸袋側に設け、フック部33aをかご戸当側係合子32よりもかご戸当側に突出させているため、フック部材回動軸35をかご戸当側に設けた場合に比べ、施錠側フック部材33の回動半径を長くでき、かご戸当側係合子32のかご戸当側への移動量である間隔Lが小さく、施錠側フック部材33の回動量が小さくても、フック部33aを上方に大きく移動させることが可能となる。
一方、かご戸袋側係合子47は、上部に回動可能に取り付けた乗り上げローラ52と、中央部、下部の戸袋係合子軸部51A、51Bを有しており、かご戸袋側係合子リンク部材49A、49Bを介して、支持板31の戸袋係合子リンク軸50A、50Bに回転支持されている。固定乗上カム48は、かご側ドアユニット12に固定されており、かごドア11Aが戸閉端付近以外に位置している場合は、乗り上げローラ52は固定乗上カム48から離れているため、かご戸袋側係合子47は自重により下方に移動している。このとき、かご戸袋側係合子リンク部材49A、49Bは、かご戸袋側係合子リンク部材49Bが第3ストッパー53に接するまで時計回りに回転し、図4Bのような水平な配置となっている。なお、第4ストッパー54は、かご戸袋側係合子47が過度にかご戸袋側に移動するのを防止するためのストッパーである。
図4Aに示すように、かごドア11Aの戸閉端付近では、乗り上げローラ52が固定乗上カム48に接している間、かご戸袋側係合子47の左右位置が固定乗上カム48の曲面に倣って規制され、全戸閉位置でかご戸袋側係合子47と建屋側係合ローラ235の間隔が既定の設計上の隙間となる。ここで、固定乗上カム48は、戸閉時の乗場ドア211間の隙間が十分に小さいL−L−Lの大きさとなるまで、かご戸袋側係合子47とかご戸当側係合子32との間隔を開かず、かつ、かご戸袋側係合子47とかご戸当側係合子32との間隔を開く際の戸閉に対する反力が急激に変動しないようなカム形状とした。具体的には、上端が戸袋側にあり下端が戸当側にある外側に凸となる曲面で構成された上ガイド部48aと、上端が戸当側にあり下端が戸袋側にある外側に凸となる曲面で構成された下ガイド部48bを滑らかに接続したカム形状とした。
なお、図4Aでは、かご戸袋側係合子47とかご戸当側係合子32の間隔を開く際の反力の変動を滑らかにして、スムーズな戸閉動作を実現できるカム形状の一例として、逆C形のガイド部を例示したが、カム形状の略中間部が最も戸当側に位置している他の形状のガイド部、例えば、略J字、略L字を傾けたガイド部を備えた固定乗上カム48を用いても良い。
また、施錠側フック部材33の接続部33cの上方には、施錠側フック部材33を下方に付勢する施錠保持部材39が配置されている。施錠保持部材39は、施錠側フック部材33と支持板31との間に若干圧縮された状態で介在されている。また、施錠保持部材39は、かご戸当側係合子32よりもかごドア11Aの閉戸方向側に配置されている。図4Aでは、施錠保持部材39として、圧縮コイルばねを用いているが、板ばねやゴム等その他各種の弾性部材を用いてもよい。
上述のように、本実施例では、戸閉時の乗場ドア211間の隙間がL−L−Lの大きさとなるまで、すなわち、乗場ドア211が略全戸閉されるまで、かご戸袋側係合子47とかご戸当側係合子32との間隔を広げない固定乗上カム48を用いている。これにより、戸閉指令を受けたときに、かごドア11が完全に戸閉する一方、乗場ドア211にのみ異物が挟まり完全に戸閉しない場合であっても、かご戸袋側係合子47とかご戸当側係合子32の間隔が狭いままであり、かご側ロック機構30の解錠条件である、L+L<Lの関係が維持されているので、再戸開指令を受けたときに、かご側ロック機構30を解錠して、かごドア11と、乗場ドア211の両方を戸開することができる。
より具体的には、乗場ドア211のみにL−L−L以上の大きな異物を挟んだ場合は、かご戸袋側係合子47とかご戸当側係合子32との間隔を狭めている状態のため、かごドア、乗場ドア共に閉まり切らない状態で共に解錠のままであり、問題なく再戸開が可能である。また、乗場ドアのみにL−L−Lよりも小さい異物を挟んだ場合は、かごドアのみ全閉してロックされてしまうが、かごドアのロック解錠条件である、L+L<Lの関係が維持されているため、かごドアのロックを解錠し、かごドアを再戸開することが可能となる。
[建屋側ドアユニット]
次に、図5及び図6を参照して、建屋側ドアユニット212の構成について説明する。
図5は、建屋側の出入り口102を乗りかご110側から見た正面図である。
図5に示すように、建屋側ドアユニット212は、建屋側ドアレール215と、第1プーリ216と、第2プーリ218と、伝達ベルト217と、ドアハンガー221A、221Bと、建屋側ロック機構230とを有している。ドアハンガー221は、乗場ドア211の上端部に設けられている。ドアハンガー221には、移動ローラ224が回転可能に取り付けられている。移動ローラ224は、建屋側ドアレール215に摺動可能に係合する。建屋側ドアレール215は、一対の乗場ドア211A、211Bの開閉方向に沿って延在している。
また、2つのドアハンガー221には、それぞれ連結部材222、223が設けられている。連結部材222、223は、後述する伝達ベルト217に連結される。また、2つのドアハンガー221、211のうち乗りかご110の第1ドアハンガー21Aと対向するドアハンガー221には、建屋側ロック機構230が設けられている。建屋側ロック機構230については、後述する。
第1プーリ216は、建屋側ドアユニット212における水平方向の一側に配置されており、第2プーリ218は、建屋側ドアユニット212における水平方向の他側に配置されている。第1プーリ216と第2プーリ218には、伝達ベルト217が巻き掛けられている。伝達ベルト217は、長手方向の両端部が連結された無端状に形成されている。そして、伝達ベルト217の上部と下部は、互いに反対方向に向けて移動する。
伝達ベルト217における復路側である下部には、第1連結部材222が連結されており、伝達ベルト217における往路側である上部には、第2連結部材223が連結されている。そして、伝達ベルト217が移動すると、一対の乗場ドア211A、211Bは、連結部材222、223を介して互いに接近する戸閉方向、または離反する開戸方向に移動する。
[建屋側ロック機構]
図6は、建屋側ロック機構230を示す正面図である。
図5及び図6に示すように、建屋側ロック機構230は、施錠側フック部材231と、回動軸232と、固定側ローラ236と、ベース板237と、施錠保持部材239と、ストッパー241とを有している。また、建屋側ロック機構230は、固定側フック部材234(図5参照)を有している。ベース板237は、略平板状に形成されている。ベース板237は、ドアハンガー221に固定されている。なお、固定側フック部材234は、ベース板237が設けられたドアハンガー221と異なるドアハンガー221または乗り場ドア211に固定されている。
ベース板237には、回動軸232と、固定側ローラ236が固定されている。回動軸232には、施錠側フック部材231が回動可能に設けられている。施錠側フック部材231は、固定側フック部材234と係合するフック部231aと、規制片231bと、軸受け部231cとを有している。
規制片231bは、フック部231aと反対側の端部に形成されている。また、規制片231bの上端部には、ベース板237に固定されたストッパー241が当接する。そして、ストッパー241は、規制片231bに当接することで、施錠側フック部材231における図6における反時計方向への回動を規制する。規制片231bとフック部231aの間には、軸受け部231cが設けられている。
軸受け部231cは、回動軸232に回動可能に支持される。また、軸受け部231cの上端部には、建屋側係合ローラ235が回転可能に取り付けられている。建屋側係合ローラ235は、軸受け部231cにおけるフック部231a側に配置されている。そして、乗りかご110が任意の階に停止した際、建屋側係合ローラ235は、かご戸当側係合子32と所定の間隔Lを空けて対向する。
また、施錠側フック部材231における建屋側係合ローラ235の近傍には、施錠保持部材239が配置されている。施錠保持部材239は、一端がベース板237に固定されており、他端が施錠側フック部材231の上端部に固定されている。そして、施錠保持部材239は、施錠側フック部材231を施錠方向、すなわち下方に向けて付勢する。これにより、建屋側ロック機構230における施錠側フック部材231の施錠状態が保持される。
建屋側ロック機構230における施錠保持部材239が施錠状態を保持する力は、かご側ロック機構30の施錠保持部材39が施錠状態を保持する力よりも大きく設定されている。すなわち、かご側ロック機構30の施錠保持部材39の付勢力は、建屋側ロック機構230の施錠保持部材239の付勢力よりも小さく設定されている。
1 エレベーター装置、10 かご室、11A、11B かごドア、12 かご側ドアユニット、13 かご側ドアシル、15 かご側ドアレール、16 駆動部、17 伝達ベルト、18 従動ローラ、21A、21B ドアハンガー、22、23 連結部材、24 移動ローラ30 かご側ロック機構、31 支持板、32 かご戸当側係合子、33 施錠側フック部材、33a フック部、33b 軸受け部、33c 接続部、34 固定側フック部材、34a フック部、35 フック部材回動軸、36 伝達部(伝達部材)、37 伝達ピン(伝達部材)、39 施錠保持部材、41A、41B かご戸当側係合子リンク部材、42A、42B かご戸当側係合子リンク軸、43A、43B かご戸当側係合子軸部、45 第1ストッパー、46 第2ストッパー、47 かご戸袋側係合子、48 固定乗上カム、49 かご戸袋側係合子リンク部材、50A、50B 戸袋係合子リンク軸、51A、51B 戸袋係合子軸部、52 乗り上げローラ、53 第3ストッパー、54 第4ストッパー、100 昇降路、101 乗り場、102 出入り口、110 乗りかご、111 せり上げ用プーリ、120 巻上機、130 釣合錘、131 錘側プーリ、133 緩衝部材、140、150 従動プーリ、170 ロープ、171 ロープの一端、172 ロープの他端、211、211A、211B 乗場ドア、212 建屋側ドアユニット、213 建屋側ドアシル、215 建屋側ドアレール、230 建屋側ロック機構、231 施錠側フック部材、231a フック部、231b 規制片、231c 軸受け部、232 回動軸、234 固定側フック部材、235 建屋側係合ローラ、236 固定側ローラ、237 ベース板、239 施錠保持部材、241 ストッパー

Claims (4)

  1. かごドアを解除可能に施錠するかご側ロック機構を備えたエレベーター装置であって、
    前記かご側ロック機構は、
    前記かごドアの開閉と連動して移動するとともに、フック部材回動軸と複数のリンク軸が固定された支持板と、
    前記フック部材回動軸に回動可能に支持された施錠側フック部材と、
    前記施錠側フック部材と解除可能に係合する固定側フック部材と、
    乗場ドアを解除可能に施錠する建屋側ロック機構の建屋側係合ローラに接触するかご戸当側係合子と、
    前記リンク軸に回動可能に支持され、前記かご戸当側係合子を上下方向及び前記かごドアの開閉方向に移動可能に支持する、かご戸当側係合子リンク部材と、
    前記かご戸当側係合子の動作を前記施錠側フック部材に伝達する伝達部材と、
    乗り上げローラを回動可能に取り付けたかご戸袋側係合子と、
    前記乗り上げローラを介して前記かご戸袋側係合子の動きを規制するガイド部を備えた固定乗上カムと、
    前記リンク軸に回動可能に支持され、前記かご戸袋側係合子を上下方向及び前記かごドアの開閉方向に移動可能に支持する、かご戸袋側係合子リンク部材と、を備え、
    前記固定乗上カムのガイド部は、上端が戸袋側にあり下端が戸当側にある面で構成された上ガイド部と、上端が戸当側にあり下端が戸袋側にある面で構成された下ガイド部を滑らかに接続したものであることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記固定乗上カムは、戸閉時の乗場ドア間の隙間が、L−L−Lより小さくなるまで、前記かご戸袋側係合子と前記かご戸当側係合子の間隔が広がらないように、前記かご戸袋側係合子の動きを規制するものであることを特徴とするエレベーター装置。
    :建屋側係合ローラとかご戸当側係合子の隙間
    :全戸閉時のかごドアロック解錠のためのストローク
    :全戸閉時の施錠側フック部材と固定側フック部材の隙間
  3. 請求項1または請求項2に記載のエレベーター装置において、
    前記ガイド部は、正面視したときに、略C形、略J形、或いは、略L形の形状であることを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベーター装置において、
    前記かごドアの上方には、前記かごドアの駆動装置を備えたかご側ドアユニットが固定されており、
    前記固定側フック部材、および、前記固定乗上カムは、前記かご側ドアユニットに固定されていることを特徴とするエレベーター装置。
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