JP6440920B1 - エレベータのかごドア装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの全体構成を説明する模式図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおける乗り場ドアを昇降路側から見た正面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図、図4はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるドアロック機構が解錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおける戸開動作時のかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるドアロック機構が施錠状態の時のかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおける戸閉動作時にラッチレバーが施錠方向に回転した状態のかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図8はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるラッチレバーが第2のストッパに当接した状態で戸閉動作しているかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。
固定側インターロックローラ29は、インターロッククラッチ28の回転軸と同軸に設けられている。可動側インターロックローラ30は、インターロッククラッチ28に取り付けられ、インターロッククラッチ28と一体に回転可能となっている。
かごドアフレーム31の上部には、ドアモータ40が固定されている。ドアモータ40の回転は、駆動プーリ33に伝達される。ドアモータ40により駆動プーリ33が回転すると、かごドア駆動ロープ35が循環走行するとともに、従動プーリ34が回転する。これにより、第1および第2のかごドア12a,12bが開閉する。
これに対し、第1のかごドア12aが開方向に移動すると、レバー56が図3中時計回りに回転するとともに、戸袋側ブレード53が戸当たり側ブレード46側に変位し、固定側および可動側インターロックローラ29,30が戸当たり側および戸袋側ブレード46,53に把持される。
また、掛け金61、ラッチレバー63、バランスウェイト64、第1のストッパ65、第2のストッパ66、ばね67などにより、ドアロック機構60が構成されている。
図9はこの発明の実施の形態2に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図、図10はこの発明の実施の形態2に係るエレベータにおけるかごドアの動作を説明する要部正面図である。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、上記実施の形態2では、かごドア12が全開位置に位置している時に、ラッチレバー63が第2のストッパ66に接しているが、ラッチレバー63は第1のストッパ65から離間していればよい。
また、上記実施の形態1,2では、ラッチレバー63が第2のかごドア12bのかごドアハンガ37に取り付けられ、掛け金61がかごドアフレーム31に取り付けられているが、掛け金61が取り付けられる場所は、ラッチレバー63が取り付けられた第2のかごドア12bの外部であれば、かごドアフレーム31に限定されない。例えば、掛け金61は、第2のかごドア12bの外部である第1のかごドア12aのかごドアハンガ37に取り付けられてもよい。
図11はこの発明の実施の形態3に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図である。
図12はこの発明の実施の形態4に係るエレベータにおけるドアロック機構が解錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図13はこの発明の実施の形態4に係るエレベータにおけるドアロック機構が施錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態4によれば、ばね67が不要となるので、ドアロック機構60の構成が簡素化され、低コスト化が図られる。
また、上記実施の形態4では、ラッチレバー63が第2のかごドア12bのかごドアハンガ37に取り付けられ、掛け金61がかごドアフレーム31に取り付けられているが、掛け金61は、ラッチレバー63が取り付けられている第2のかごドア12bの外部である第1のかごドア12aのかごドアハンガ37に取り付けられてもよい。
また、上記実施の形態4では、ドアロック機構60をかごドアフレーム31およびかごドアハンガ37に取り付けているが、上記実施の形態3と同様に、ドアロック機構60をかごドアパネル36に取り付けてもよい。
Claims (6)
- かご出入り口の間口方向に移動して上記かご出入り口を開閉するかごドアと、
軸方向を上記かご出入り口の間口方向と直交する水平とする軸周りに上記かごドアに回転可能に取り付けられ、第1の端部にラッチ部を有するラッチレバーと、
上記ラッチレバーが取り付けられた上記かごドアの外部に取り付けられ、上記ラッチ部が係合して上記かごドアの開動作を阻止する掛け金と、
解錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの解錠位置を規定する第1のストッパと、
上記ラッチレバーを解錠方向に付勢する弾性部材と、
上記ラッチレバーに取り付けられ、上記かごドアの開動作時に、上記ラッチレバーを施錠方向に回転させる慣性力が働くバランスウェイトと、を備え、
上記かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度に至るまでは、上記弾性部材の付勢力による第1モーメントが上記慣性力による第2モーメントに勝り、上記ラッチレバーが解錠位置に保持され、上記設定された加速度以上となると、上記第2モーメントが上記第1モーメントに勝り、上記ラッチレバーが施錠方向に回転して上記ラッチ部が上記掛け金に係合し、上記かごドアの開動作が阻止されるエレベータのかごドア装置。 - 上記バランスウェイトは、自重による第3モーメントが、常時、上記ラッチレバーを解錠方向に回転させるように上記ラッチレバーに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかごドア装置。
- かご出入り口の間口方向に移動して上記かご出入り口を開閉するかごドアと、
軸方向を上記かご出入り口の間口方向と直交する水平とする軸周りに上記かごドアに回転可能に取り付けられ、第1の端部にラッチ部を有するラッチレバーと、
上記ラッチレバーが取り付けられた上記かごドアの外部に取り付けられ、上記ラッチ部が係合して上記かごドアの開動作を阻止する掛け金と、
解錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの解錠位置を規定する第1のストッパと、
自重による第3モーメントが、常時、上記ラッチレバーを解錠方向に回転させるように上記ラッチレバーに取り付けられ、上記かごドアの開動作時に、上記ラッチレバーを施錠方向に回転させる慣性力が働くバランスウェイトと、を備え、
上記かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度に至るまでは、上記第3モーメントが上記慣性力による第2モーメントに勝り、上記ラッチレバーが解錠位置に保持され、上記設定された加速度以上となると、上記第2モーメントが上記第3モーメントに勝り、上記ラッチレバーが施錠方向に回転して上記ラッチ部が上記掛け金に係合し、上記かごドアの開動作が阻止されるエレベータのかごドア装置。 - 上記かごドアの開閉移動領域のなかの、上記ラッチレバーの上記ラッチ部が上記掛け金に係合しない領域において、施錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの施錠方向の回転停止位置を規制する第2のストッパを備えている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエレベータのかごドア装置。
- 上記ラッチ部の上記掛け金に相対する面が、上記掛け金に向かうにつれて漸次上方に変位する傾斜面に形成されている請求項4記載のエレベータのかごドア装置。
- 上記かごドアの外部に設けられ、上記かごドアが全開位置に位置している時に、上記ラッチレバー又は上記バランスウェイトに係合し、上記ラッチレバーを上記第1のストッパから離反させる第3のストッパを備えている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエレベータのかごドア装置。
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