JP6440920B1 - エレベータのかごドア装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、かごドアのこじ開け動作時に、かごドアの開動作を確実に阻止できるエレベータのかごドア装置を得る。この発明によるエレベータのかごドア装置は、ドアハンガに回転可能に取り付けられたラッチレバーと、ドアフレームに取り付けられた掛け金と、ラッチレバーに当接して、ラッチレバーの解錠位置を規定する第1のストッパと、ラッチレバーを解錠方向に付勢するばねと、ラッチレバーに取り付けられたバランスウェイトと、を備え、かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度に至るまでは、ばねの付勢力による第1モーメントがバランスウェイトに働く慣性力による第2モーメントに勝り、ラッチレバーが解錠位置に保持され、設定された加速度以上となると、第2モーメントが第1モーメントに勝り、ラッチレバーが施錠方向に回転して掛け金に係合し、かごドアの開動作が阻止される。

Description

この発明は、こじ開けなどによる戸開を阻止するロック機構を備えたエレベータのかごドア装置に関するものである。
従来のエレベータのかごドア装置におけるロック機構では、ラッチは、全閉時には、施錠位置に位置しておらず、戸開動作中に、重力によって施錠位置に移動して施錠具と係合するように構成されていた(例えば、特許文献1,2参照)。
国際公開第2006−097997号 国際公開第2016−059685号
しかしながら、従来のロック機構では、かご戸と乗り場戸の係合成立範囲外において、かご内からかごドアをこじ開けると、かごドアの開方向の速度が瞬間的に速くなり、ラッチが施錠位置に到達する前にかごドアが開いてしまうという課題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、かごドアのこじ開け動作時に、かごドアの開動作を確実に阻止できるエレベータのかごドア装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのかごドア装置は、かご出入り口の間口方向に移動して上記かご出入り口を開閉するかごドアと、軸方向を上記かご出入り口の間口方向と直交する水平とする軸周りに上記かごドアに回転可能に取り付けられ、第1の端部にラッチ部を有するラッチレバーと、上記ラッチレバーが取り付けられた上記かごドアの外部に取り付けられ、上記ラッチ部が係合して上記かごドアの開動作を阻止する掛け金と、解錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの解錠位置を規定する第1のストッパと、上記ラッチレバーを解錠方向に付勢する弾性部材と、上記ラッチレバーに取り付けられ、上記かごドアの開動作時に、上記ラッチレバーを施錠方向に回転させる慣性力が働くバランスウェイトと、を備え、上記かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度に至るまでは、上記弾性部材の付勢力による第1モーメントが上記慣性力による第2モーメントに勝り、上記ラッチレバーが解錠位置に保持され、上記設定された加速度以上となると、上記第2モーメントが上記第1モーメントに勝り、上記ラッチレバーが施錠方向に回転して上記ラッチ部が上記掛け金に係合し、上記かごドアの開動作が阻止される。
この発明によれば、かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度以上となると、バランスウェイトに働く慣性力による第2モーメントが弾性部材の付勢力による第1モーメントに勝り、ラッチレバーが施錠方向に回転してラッチ部が上記掛け金に係合し、かごドアの開動作が阻止される。これにより、かごドアのこじ開け動作時に、かごドアの開動作を確実に阻止できる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータの全体構成を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおける乗り場ドアを昇降路側から見た正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるドアロック機構が解錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおける戸開動作時のかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるドアロック機構が施錠状態の時のかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおける戸閉動作時にラッチレバーが施錠方向に回転した状態のかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるラッチレバーが第2のストッパに当接した状態で戸閉動作しているかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータにおけるかごドアの動作を説明する要部正面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータにおけるドアロック機構が解錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータにおけるドアロック機構が施錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの全体構成を説明する模式図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおける乗り場ドアを昇降路側から見た正面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図、図4はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるドアロック機構が解錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおける戸開動作時のかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるドアロック機構が施錠状態の時のかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおける戸閉動作時にラッチレバーが施錠方向に回転した状態のかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図8はこの発明の実施の形態1に係るエレベータにおけるラッチレバーが第2のストッパに当接した状態で戸閉動作しているかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。
図1において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3、そらせ車4、エレベータ制御装置である制御盤5が設けられている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータ(図示せず)と、駆動シーブ6の回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)と、を有している。
主ロープ7が、駆動シーブ6とそらせ車4と巻き掛けられて、昇降路1内に垂下されている。主ロープ7の一端には、かご8が接続されている。主ロープ7の他端には、つり合いおもり9が接続されている。昇降路1内には、かご8の昇降を案内する一対のかごガイドレール(図示せず)と、つり合いおもり9の昇降を案内する一対のかごガイドレール(図示せず)と、が設けられている。かご8およびつり合いおもり9は、巻上機3の駆動力により、かごガイドレールおよびつり合いおもりガイドレールに案内されて、昇降路1内を昇降する。制御盤5は、巻上機3の駆動を制御することにより、かご8の運行を制御する。
かご8は、主ロープ7が接続されたかご枠10と、かご枠10に支持されたかご室11と、を有している。かご室11の前面には、互いに反対方向に水平にスライド移動することにより、かご出入り口を開閉するかごドア12が設けられている。かご室11の上には、かごドア12の開閉動作を制御するドアコントローラ13が設けられている。
各階の乗り場には、互いに反対方向に水平にスライド移動することにより、乗り場出入り口を開閉する乗り場ドア14が設けられている。乗り場ドア14は、かご8の着床時に、かごドア12の開閉動作に連動して開閉動作する。
つぎに、乗り場ドア装置について図2を参照しつつ説明する。
乗り場出入り口の上部には、乗り場ドアフレーム15が固定されている。乗り場ドアフレーム15には、乗り場ドアレール16が乗り場出入り口の幅方向、すなわち間口方向に平行に設けられている。一対の乗り場ドアプーリ17,18が、乗り場ドアフレーム15の長手方向の両端部に、設けられている。無端状の連動ロープ19が、一対の乗り場ドアプーリ17,18に巻かれ、乗り場ドアレール16の上部側に設けられている。
乗り場ドア14は、第1の乗り場ドア14aと第2の乗り場ドア14bとを備える。第1および第2の乗り場ドア14a,14bは、それぞれ、乗り場ドアパネル20と、乗り場ドアパネル20の上部に固定された乗り場ドアハンガ21と、を有している。乗り場ドアハンガ21には、乗り場ドアレール16上を転がりながら移動する複数の乗り場ドアローラ22が設けられている。乗り場ドアハンガ21は、乗り場ドアローラ22を乗り場ドアレール16上に載置して、乗り場ドアレール16に取り付けられている。これにより、第1および第2の乗り場ドア14a,14bが、乗り場ドアレール16に吊り下げられ、乗り場ドアレール16に沿って移動可能となっている。
第1の乗り場ドア14aの乗り場ドアハンガ21が、第1の乗り場ドア連結金具23を介して連動ロープ19に接続されている。第2の乗り場ドア14bの乗り場ドアハンガ21が、第2の乗り場ドア連結金具24を介して連動ロープ19に接続されている。
乗り場連動機構25は、第1および第2乗り場ドアプーリ17,18、連動ロープ19、第1および第2乗り場ドア連結金具23,24を有している。乗り場連動機構25は、第1の乗り場ドア14aの開閉動作に連動して、第2の乗り場ドア14bが第1の乗り場ドア14aと逆方向に移動するように、構成されている。
第1の乗り場ドア14aと乗り場ドアフレーム15との間には、かご8が着床していないときに、乗り場側から第1および第2の乗り場ドア14a,14bが開放されるのを防止するためのインターロック装置26が設けられている。インターロック装置26は、掛け金27、インターロッククラッチ28、固定側インターロックローラ29、可動側インターロックローラ30を有している。
掛け金27は、乗り場ドアフレーム15に固定されている。インターロッククラッチ28は、第1の乗り場ドア14aの乗り場ドアハンガ21に回転可能に取り付けられている。第1および第2の乗り場ドア14a,14bが全閉状態の時に、インターロッククラッチ28の先端部が掛け金27に引っ掛かることにより、第1および第2の乗り場ドア14a,14bの開方向への移動が阻止される。
固定側インターロックローラ29は、インターロッククラッチ28の回転軸と同軸に設けられている。可動側インターロックローラ30は、インターロッククラッチ28に取り付けられ、インターロッククラッチ28と一体に回転可能となっている。
つぎに、かごドア装置について図3および図4を参照しつつ説明する。
かご出入り口の上部には、かごドアフレーム31が固定されている。かごドアフレーム31には、かごドアレール32がかご出入り口の間口方向に平行に、すなわち水平に設けられている。かごドアフレーム31の長手方向の第1の端部には、駆動プーリ33が設けられている。かごドアフレーム31の長手方向の第1の端部と反対側である第2の端部には、従動プーリ34が設けられている。無端状のかごドア駆動ロープ35が、駆動プーリ33と従動プーリ34とに巻かれている。
かごドア12は、第1のかごドア12aと、第2のかごドア12bと、を備える。第1および第2のかごドア12a,12bは、それぞれ、かごドアパネル36と、かごドアパネル36の上部に固定されたかごドアハンガ37と、を有している。各かごドアハンガ37は、かごドアレール32につり下げられている。これにより、第1および第2のかごドア12a,12bは、かごドアレール32に沿って移動可能となっている。
第1のかごドア12aのかごドアハンガ37が、第1のかごドア連結金具38を介してかごドア駆動ロープ35に接続されている。第2のかごドア12bのかごドアハンガ37が、第2のかごドア連結金具39を介してかごドア駆動ロープ35接続されている。
かごドアフレーム31の上部には、ドアモータ40が固定されている。ドアモータ40の回転は、駆動プーリ33に伝達される。ドアモータ40により駆動プーリ33が回転すると、かごドア駆動ロープ35が循環走行するとともに、従動プーリ34が回転する。これにより、第1および第2のかごドア12a,12bが開閉する。
第1のかごドア12aのかごドアパネル36には、支持板44が固定されている。支持板44には、第1の平行リンク機構45介して断面L字形の戸当たり側ブレード46が取り付けられている。戸当たり側ブレード46は、長手方向が鉛直となるように配置されている。第1の平行リンク機構45は、棒状の第1の上部リンク47と、L字形の第1の下部リンク48と、を有している。
第1の下部リンク48の中間部は、回転軸48aを中心として回転可能に支持板44に取り付けられている。第1の下部リンク48の第1の端部は、戸当たり側ブレード46の下端部に回転可能に連結されている。第1の下部リンク48の中間部から第2の端部までの部分は、戸当たり側ブレード46と交差している。これにより、第1の下部リンク48の第2の端部は、戸当たり側ブレード46に対して回転軸48aとは反対側に突出している。
第1の下部リンク48の第2の端部には、フック状の施錠部分48bが設けられている。また、第1の下部リンク48の戸当たり側ブレード46と交差している部分と施錠部分48bとの間には、案内ローラ41が回転可能に取り付けられている。第1の下部リンク48は、戸当たり側ブレード46の動きに連動して、解錠位置と施錠位置との間で回転変位可能となっている。
第2のかごドア12bには、固定施錠子42および案内カム49が固定されている。案内カム49の上面には、水平な案内面が形成されている。図3に示されるように、かごドア12が全閉状態にあるとき、案内ローラ41は案内カム49の案内面上に位置し、施錠部分48bは解錠位置に位置している。
第1の下部リンク48に外力を与えずにかごドア12を開こうとすると、案内ローラ41が案内カム49から離れ、施錠部分48bが固定施錠子42に引っ掛かり、かごドア12の開方向への移動が阻止される。
戸当たり側ブレード46は、第1の上部リンク47および第1の下部リンク48の回転により、解錠対応位置と施錠対応位置との間で、長手方向を鉛直として、水平方向に移動可能となっている。
戸当たり側ブレード46は、自重により、戸袋側、すなわち施錠対応位置側への力を常時受けている。しかし、かごドア12が全閉状態にあるときには、案内ローラ41が案内カム49上に位置しており、戸当たり側ブレード46は戸当たり側、すなわち解錠対応位置に側に保持されている。そして、戸当たり側ブレード46は、戸袋側に変位し、固定側および可動側インターロックローラ29,30から離れている。
支持板44には、第2の平行リンク機構52介して断面L字形の戸袋側ブレード53が取り付けられている。戸袋側ブレード53は、長手方向が鉛直となるように配置されている。第2の平行リンク機構52は、第2の上部リンク54と、第2の下部リンク55と、を有している。
第2の上部リンク54の中間部は、回転軸54aを中心として回転可能に支持板44に取り付けられている。第2の上部リンク54の第1の端部は、戸袋側ブレード53の中間部に回転可能に連結されている。第2の下部リンク55の第1の端部は、回転軸55aを中心として回転可能に支持板44に取り付けられている。第2の下部リンク55の第2の端部は、戸袋側ブレード53の下端部に回転可能に連結されている。
戸袋側ブレード53は、戸当たり側ブレード46に平行、すなわち鉛直に配置されている。戸袋側ブレード53は、第2の上部リンク54および第2の下部リンク55の回転により、長手方向を鉛直として、水平方向に移動可能となっている。
第1のかごドア12aのかごドアハンガ37には、回転軸56aを中心として回転可能なレバー56が設けられている。回転軸56aはレバー56の中間部に配置されている。レバー56の第1の端部には、レバー用ローラ57が設けられている。かごドアフレーム31には、第1のかごドア12aが全閉位置にあるときに、レバー用ローラ57が当たるガイド部材58が固定されている。レバー56の第2の端部と第2の上部リンク54の第2の端部とが、連結棒59により連結されている。戸袋側ブレード53は、重力により、戸当たり側に常時押されている。
第1のかごドア12aが全閉位置にあるときには、レバー用ローラ57がガイド部材58に当たり、戸袋側ブレード53は、戸袋側に変位し、固定側および可動側インターロックローラ29,30から離れている。
これに対し、第1のかごドア12aが開方向に移動すると、レバー56が図3中時計回りに回転するとともに、戸袋側ブレード53が戸当たり側ブレード46側に変位し、固定側および可動側インターロックローラ29,30が戸当たり側および戸袋側ブレード46,53に把持される。
なお、戸袋側ブレード53は、水平方向に変位可能にする構成は必須ではなく、支持板44に固定されてもよい。
かごドアフレーム31の第1および第2のかごドア12a,12bのかごドアハンガ37の間の中間位置には、施錠具としての掛け金61が固定されている。第2のかごドア12bのかごドアハンガ37には、略L字形に構成されたラッチレバー63が、第1の端部側を第1の端部側を戸当たり側に突出させ、第2の端部側を上方に向けて、基部を、軸方向をかご出入り口の間口方向と直交する水平とする軸62周りに回転可能に取り付けられている。ラッチレバー63の第1の端部には、掛け金61に係合するラッチ部63aが下方に突出するように形成されている。さらに、ラッチ部63aの戸当たり側を向く端面が、戸当たり側に向かって漸次上方に変位する傾斜面に形成され、ガイド面63bを構成している。ラッチレバー63の第2の端部には、バランスウェイト64が固定されている。
かごドアハンガ37には、第1のストッパ65および第2のストッパ66が設けられている。第1のストッパ65は、解錠方向に回転するラッチレバー63に当接して、ラッチレバー63の解錠方向の回転を阻止し、ラッチレバー63の解錠位置を規定している。弾性部材としてのばね67が、ラッチレバー63を解錠方向に付勢するようにかごドアハンガ37に設けられている。ラッチレバー63は、ばね66の付勢力により第1のストッパ65に当接され、解錠位置に保持される。ラッチレバー63は、かごドア12の全閉位置およびその近傍領域では、ラッチ部63aを掛け金61に係合させて、施錠方向の回転が阻止される。また、ラッチレバー63は、かごドア12の開閉移動領域のなかの、施錠方向に回転するラッチレバー63のラッチ部63aが掛け金61に係合しない領域では、第2のストッパ66に当接して、施錠方向の回転が阻止される。
なお、図4中、ラッチレバー63の軸62を中心とする時計回りの回転が解錠方向の回転であり、反時計回りの回転が施錠方向の回転である。
また、掛け金61、ラッチレバー63、バランスウェイト64、第1のストッパ65、第2のストッパ66、ばね67などにより、ドアロック機構60が構成されている。
このように構成されたエレベータにおいて、かご8が適正な位置に着床すると、固定側および可動側インターロックローラ29,30が、図3に示されるように、戸当たり側および戸袋側ブレード46,53間に位置する。これにより、かごドア装置と乗り場ドア装置とが係合する。このように、かごドア装置と乗り場ドア装置との係合が成立する範囲が、係合成立範囲となる。この係合が成立した時点では、かごドア12および乗り場ドア14は全閉状態であり、インターロッククラッチ28は施錠位置に位置し、第1の下部リンク48は解錠位置に位置している。さらに、ラッチレバー63は、図4に示されるように、解錠位置に位置している。
ついで、ドアモータ40が駆動され、かごドア12が開動作する。このかごドア12の開動作により、固定側および可動側インターロックローラ29,30が戸当たり側および戸袋側ブレード46,53に把持される。ついで、インターロッククラッチ28が図2中回転軸回りに時計回りに回転し、解錠される。そして、乗り場ドア14がかごドア12の開動作に連動して開動作する。かごドア12の開動作では、戸当たり側ブレード46が戸当たり側に変位し、第1の下部リンク48が解錠位置に保持されている。そこで、第1の下部リンク48の施錠部分48bが固定施錠子42に引っ掛かることなく、かごドア12が開動作し、全開状態となる。このかごドア12の開動作においては、ラッチレバー63は、図5に示されるように、解錠位置に保持されている。
ついで、ドアモータ40が駆動され、かごドア12が閉動作する。そして、乗り場ドア14がかごドア12の閉動作に連動して閉動作する。そして、かごドア12および乗り場ドア14が全閉状態となると、レバー用ローラ57がガイド部材58に当たり、固定側および可動側インターロックローラ29,30と戸当たり側および戸袋側ブレード46,53との間に隙間が生じる。これにより、インターロッククラッチ28が図2中回転軸回りに半時計回りに回転し、施錠される。
かご8が適正でない位置、例えば階床間に停止した場合、固定側および可動側インターロックローラ29,30は、戸当たり側および戸袋側ブレード46,53間に位置していない。このように、かごドア装置と乗り場ドア装置との係合が成立しない範囲が、係合成立範囲外となる。この係合成立範囲外において、第1の下部リンク48に外力を与えずにかごドア12を開こうとすると、案内ローラ41が案内カム49から離れ、施錠部分48bが固定施錠子42に引っ掛かり、かごドア12の開動作が阻止される。
しかし、かご8内からかごドア12をこじ開けると、かごドア12の開方向の速度が瞬間的に速くなる。ここで、ドアロック機構60がない場合には、案内ローラ41が案内カム49から離れ、施錠部分48bが自重により落下して固定施錠子42に引っ掛かる前に、かごドア12が開いてしまう。
ドアロック機構60においては、かご8内からかごドア12をこじ開けて、かごドア12の開方向の加速度が瞬間的に速くなると、バランスウェイト64に働く慣性力Fが大きくなる。この慣性力Fにより、バランスウェイト64が第2のかごドア12bの反対側に変位する。これにより、ラッチレバー63が、図6中、軸62周りに反時計回りに回転する。そこで、ラッチ部63aが掛け金61に係合し、第2のかごドア12bの開動作が阻止され、かごドア12のこじ開けが阻止される。
ここで、F×Lm>K×Lkが成立することで、ラッチレバー63が、図6中、軸62周りに反時計回りに回転することができる。Fはバランスウェイト64に働く慣性力、Kはばね67のばね力、Lmは軸62の軸心とバランスウェイト64の重心との間の距離、Lkは軸62の軸心とばね67の中心との間の距離である。また、かごドア12の加速度をa、バランスウェイト64の重量をmとすると、慣性力F(=m×a)がバランスウェイト64に働く。
なお、(K×Lk)はばね67のばね力による第1モーメントであり、ラッチレバー63を軸62周りに解錠方向に回転させるように作用する。(F×Lm)はバランスウェイト64に働く慣性力による第2モーメントであり、ラッチレバー63を軸62周りに解錠方向に回転させるように作用する。
これにより、係合成立範囲外において、乗客がかご8内からかごドア12をこじ開けようとした場合には、ラッチレバー63が掛け金61に引っ掛かり、かごドア12のこじ開けが確実に阻止される。また、かご8内からのかごドア12のこじ開けがない場合には、ラッチレバー63がばね67の付勢力により第1のストッパ65に当接した状態に保持される。そこで、かご8の昇降時における、ドアロック機構60に起因する騒音の発生が抑制される。
ドアロック機構60においては、第2のストッパ66を有している。そこで、かごドア12の閉動作時に、ばね67の損傷などの原因で、ラッチレバー63が施錠方向に回転した場合には、図7に示されるように、ラッチレバー63は、第2のストッパ66に当接し、それ以上の回転が阻止される。したがって、ラッチレバー63が施錠方向に過度に回転して、解錠方向に戻らなくなるような故障の発生が抑制される。
また、ラッチ部63aの戸当たり側を向く端面が、戸当たり側に向かって漸次上方に変位するガイド面63bに形成されている。そこで、ラッチレバー63が第2のストッパ66に当接した状態で、かごドア12が閉動作する場合には、かごドア12は、図8に示されるように、ガイド面63bが掛け金61に接して、ラッチレバー63が解錠方向に回転しながら、閉動作することになる。したがって、ラッチレバー63が掛け金61に当たって損傷するような事態を回避できる。
なお、上記実施の形態1において、ラッチレバー63が第1のストッパ65に接する解錠位置と第2のストッパ66に接する施錠側位置との間の回転範囲内において、バランスウェイト64の重心を、軸62の軸心に対して、鉛直方向の上方、かつ水平方向の第1のストッパ65側に位置するように設定してもよい。この場合、バランスウェイト64の自重による第3モーメントが、常時、ラッチレバー63を解錠方向に回転させるように作用する。そこで、ばね67が損傷して、ばね力が減少し、あるいは消滅し、ラッチレバー63が何らかの原因で一旦施錠方向に回転しても、ラッチレバー63は第3モーメントにより解錠方向に回転し、第1のストッパ65に接する解錠位置に復帰できる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図、図10はこの発明の実施の形態2に係るエレベータにおけるかごドアの動作を説明する要部正面図である。
図9において、第3のストッパ68が、かごドア12が全開位置に位置しているときにラッチレバー63が第2のストッパ66に接するように、ラッチレバー63に係合可能にかごドアフレーム31に設けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態2では、かごドア12の開動作において、かごドア12の全開手前で、第3のストッパ68がラッチレバー63に当たる。そして、かごドア12の開動作とともに、ラッチレバー63が解錠位置から施錠側位置に回動する。そして、かごドア12が全開位置となると、ラッチレバー63は、図10に示されるように、第2のストッパ66に接する施錠側位置に保持される。
このように、かごドア12の開閉動作の度に、ラッチレバー63が強制的に回転されるので、軸62に塗布されたグリスの固着などによるラッチレバー63の回転動作不調の発生が抑制される。
なお、上記実施の形態2では、第3のストッパ68がラッチレバー63に係合するものとしているが、第3のストッパ68をバランスウェイト64に係合させてもよい。
また、上記実施の形態2では、かごドア12が全開位置に位置している時に、ラッチレバー63が第2のストッパ66に接しているが、ラッチレバー63は第1のストッパ65から離間していればよい。
また、上記実施の形態1,2では、ラッチレバー63が第2のかごドア12bのかごドアハンガ37に取り付けられ、掛け金61がかごドアフレーム31に取り付けられているが、掛け金61が取り付けられる場所は、ラッチレバー63が取り付けられた第2のかごドア12bの外部であれば、かごドアフレーム31に限定されない。例えば、掛け金61は、第2のかごドア12bの外部である第1のかごドア12aのかごドアハンガ37に取り付けられてもよい。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3に係るエレベータにおけるかごドアを乗り場側から見た正面図である。
図11において、ラッチレバー63が、第1の端部側を第1のかごドア12aのかごドアパネル36の側に突出させ、第2の端部側を上方に向けて、基部を、軸62周りに回転可能に第2のかごドア12bのかごドアパネル36に取り付けられている。ラッチレバー63の第2の端部には、バランスウェイト64が固定されている。掛け金61が、ラッチレバー63が取り付けられている第2のかごドア12bの外部である第1のかごドア12aのかごドアパネル36に取り付けられている。これにより、ラッチレバー63のラッチ部63aが掛け金61に係合可能になっている。
第2のかごドア12bのかごドアパネル36には、第1のストッパ65および第2のストッパ66が設けられている。第1のストッパ65は、解錠方向に回転するラッチレバー63に当接して、ラッチレバー63の解錠方向の回転を阻止し、ラッチレバー63の解錠位置を規定している。ばね67が、ラッチレバー63を解錠方向に付勢するようにかごドアパネル36に設けられている。ラッチレバー63は、ばね66の付勢力により第1のストッパ65に当接され、解錠位置に保持される。ラッチレバー63は、かごドア12の全閉位置およびその近傍領域では、ラッチ部63aを掛け金61に係合させて、施錠方向の回転が阻止される。また、ラッチレバー63は、かごドア12の開閉移動領域のなかの、施錠方向に回転するラッチレバー63のラッチ部63aが掛け金61に係合しない領域では、第2のストッパ66に当接して、施錠方向の回転が阻止される。
実施の形態3では、ドアロック機構60が第1および第2のかごドア12a,12bのかごドアパネル36に設けられている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、実施の形態3においても、第3のストッパ68を設け、かごドア12の開閉動作の度に、ラッチレバー63が強制的に回転されるようにしてもよい。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4に係るエレベータにおけるドアロック機構が解錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図、図13はこの発明の実施の形態4に係るエレベータにおけるドアロック機構が施錠状態のときのかごドアを乗り場側から見た要部正面図である。
図12および図13において、ラッチレバー63が、第1の端部側を戸当たり側に突出させ、第2の端部側を上方に向けて、基部を、軸62周りに回転可能に第2のかごドア12bのかごドアハンガ37に取り付けられている。バランスウェイト64が、ラッチレバー63の第2の端部に固定されている。第1のストッパ65がかごドアハンガ37に設けられている。掛け金61が、第2のかごドア12bの外部であるかごドアフレーム31の第1および第2のかごドア12a,12bのかごドアハンガ37の間の中間位置に取り付けられている。
ラッチレバー63は、かごドア12が全閉位置に位置しているときに、第1のストッパ65に接する解錠位置と、掛け金61に係合する施錠位置と、の間を回転可能となっている。ラッチレバー63の解錠位置と施錠位置との間の回転範囲内において、バランスウェイト64の重心Owが、軸62の軸心Osに対して、鉛直方向の上方、かつ水平方向の第1のストッパ65側に位置している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態4では、ラッチレバー63の解錠位置と施錠位置との回転範囲内において、バランスウェイト64の重心Owが、軸62の軸心Osに対して、鉛直方向の上方、かつ水平方向の第1のストッパ65側に位置している。そこで、バランスウェイト64の自重Wによる第3モーメントが、常時、ラッチレバー63を軸62周りに解錠方向に回転させるように作用している。かごドア12の通常の開閉動作においては、ラッチレバー63は、図12に示されるように、第3モーメントにより、第1のストッパ65に当接し、解錠位置に保持される。
また、乗客がかご8内からかごドア12をこじ開けると、かごドア12の開方向の加速度aが瞬間的に速くなり、バランスウェイト64に働く慣性力Fが大きくなる。この慣性力Fによる第2モーメントが、バランスウェイト64の自重Wによる第3モーメントより大きくなると、バランスウェイト64が第1のかごドア12aの側に変位する。これにより、ラッチレバー63が、図13中、軸62周りに反時計回りに回転する。そこで、ラッチ部63aが掛け金61に係合し、第2のかごドア12bの開動作が阻止され、かごドア12のこじ開けが阻止される。
したがって、実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態4によれば、ばね67が不要となるので、ドアロック機構60の構成が簡素化され、低コスト化が図られる。
なお、実施の形態4では、第2のストッパ66や第3のストッパ68が省略されているが、第2のストッパ66や第3のストッパ68を設けてもよい。
また、上記実施の形態4では、ラッチレバー63が第2のかごドア12bのかごドアハンガ37に取り付けられ、掛け金61がかごドアフレーム31に取り付けられているが、掛け金61は、ラッチレバー63が取り付けられている第2のかごドア12bの外部である第1のかごドア12aのかごドアハンガ37に取り付けられてもよい。
また、上記実施の形態4では、ドアロック機構60をかごドアフレーム31およびかごドアハンガ37に取り付けているが、上記実施の形態3と同様に、ドアロック機構60をかごドアパネル36に取り付けてもよい。
また、上記各実施の形態では、ラッチレバー63、バランスウェイトな64どの部材を第2のかごドア12bに設けているが、ラッチレバー63、バランスウェイト64などの部材を第1のかごドア12aに設けてもよい。
12 かごドア、60 ドアロック機構、61 掛け金、62 軸、63 ラッチレバー、63a ラッチ部、63b ガイド面、64 バランスウェイト、65 第1のストッパ、66 第2のストッパ、67 ばね(弾性部材)、68 第3のストッパ。

Claims (6)

  1. かご出入り口の間口方向に移動して上記かご出入り口を開閉するかごドアと、
    軸方向を上記かご出入り口の間口方向と直交する水平とする軸周りに上記かごドアに回転可能に取り付けられ、第1の端部にラッチ部を有するラッチレバーと、
    上記ラッチレバーが取り付けられた上記かごドアの外部に取り付けられ、上記ラッチ部が係合して上記かごドアの開動作を阻止する掛け金と、
    解錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの解錠位置を規定する第1のストッパと、
    上記ラッチレバーを解錠方向に付勢する弾性部材と、
    上記ラッチレバーに取り付けられ、上記かごドアの開動作時に、上記ラッチレバーを施錠方向に回転させる慣性力が働くバランスウェイトと、を備え、
    上記かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度に至るまでは、上記弾性部材の付勢力による第1モーメントが上記慣性力による第2モーメントに勝り、上記ラッチレバーが解錠位置に保持され、上記設定された加速度以上となると、上記第2モーメントが上記第1モーメントに勝り、上記ラッチレバーが施錠方向に回転して上記ラッチ部が上記掛け金に係合し、上記かごドアの開動作が阻止されるエレベータのかごドア装置。
  2. 上記バランスウェイトは、自重による第3モーメントが、常時、上記ラッチレバーを解錠方向に回転させるように上記ラッチレバーに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかごドア装置。
  3. かご出入り口の間口方向に移動して上記かご出入り口を開閉するかごドアと、
    軸方向を上記かご出入り口の間口方向と直交する水平とする軸周りに上記かごドアに回転可能に取り付けられ、第1の端部にラッチ部を有するラッチレバーと、
    上記ラッチレバーが取り付けられた上記かごドアの外部に取り付けられ、上記ラッチ部が係合して上記かごドアの開動作を阻止する掛け金と、
    解錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの解錠位置を規定する第1のストッパと、
    自重による第3モーメントが、常時、上記ラッチレバーを解錠方向に回転させるように上記ラッチレバーに取り付けられ、上記かごドアの開動作時に、上記ラッチレバーを施錠方向に回転させる慣性力が働くバランスウェイトと、を備え、
    上記かごドアの全閉状態からの開動作時の加速度が、設定された加速度に至るまでは、上記第3モーメントが上記慣性力による第2モーメントに勝り、上記ラッチレバーが解錠位置に保持され、上記設定された加速度以上となると、上記第2モーメントが上記第3モーメントに勝り、上記ラッチレバーが施錠方向に回転して上記ラッチ部が上記掛け金に係合し、上記かごドアの開動作が阻止されるエレベータのかごドア装置。
  4. 上記かごドアの開閉移動領域のなかの、上記ラッチレバーの上記ラッチ部が上記掛け金に係合しない領域において、施錠方向に回転する上記ラッチレバーに当接して、上記ラッチレバーの施錠方向の回転停止位置を規制する第2のストッパを備えている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエレベータのかごドア装置。
  5. 上記ラッチ部の上記掛け金に相対する面が、上記掛け金に向かうにつれて漸次上方に変位する傾斜面に形成されている請求項4記載のエレベータのかごドア装置。
  6. 上記かごドアの外部に設けられ、上記かごドアが全開位置に位置している時に、上記ラッチレバー又は上記バランスウェイトに係合し、上記ラッチレバーを上記第1のストッパから離反させる第3のストッパを備えている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエレベータのかごドア装置。
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