JP6881521B2 - エレベーターのドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターのドア装置に関する。
特許文献1にエレベーターのドア装置が記載されている。特許文献1に記載されたドア装置は、安全ロープを備える。例えば、かごが他の階の乗場に停止している時に乗場ドアが開けられると、出入口を横切るように安全ロープが配置される。
特開2009−155094号公報
特許文献1に記載されたドア装置では、安全ロープの端にフックが掛けられることにより、安全ロープが引き出される。このフックは、先端がドアの端面から突出する。このため、乗客がかごに乗るために出入口を通過すると、フックの先端が乗客の服等に引っ掛かるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、乗客がかごに乗り降りする時の邪魔にならず、且つかごが停止していない乗場において保守員が不用意に出入口に進入してしまうことを防止できるエレベーターのドア装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターのドア装置は、乗場に形成された出入口を開閉する乗場ドアと、乗場に停止可能なかごのかごドアに設けられた阻止部材と、進入防止装置と、出入口を横断するように進入防止装置を配置するための作動装置と、を備える。作動装置は、乗場ドアの端面から突出し、進入防止装置に連結するための第1位置と進入防止装置から外れ、乗場ドアの端面から突出しない第2位置とに配置可能な連結部材と、連結部材を第2位置で保持し、解除位置に配置されることによって連結部材を第1位置に変位させる保持装置と、保持装置が解除位置に変位するように保持装置に力を加えるばね部材と、乗場ドアが閉じていれば保持装置が解除位置に変位することを阻止し、乗場ドアが開くと保持装置が解除位置に変位することを阻止しない阻止装置と、を備える。乗場ドアがかごドアとともに開く場合は、保持装置の解除位置への変位が阻止部材によって阻止される。
この発明に係るエレベーターのドア装置は、乗場に形成された出入口を開閉する乗場ドアと、解錠操作が行われることによって乗場ドアを解錠する解錠装置と、進入防止装置と、出入口を横断するように進入防止装置を配置するための作動装置と、を備える。作動装置は、乗場ドアの端面から突出し、進入防止装置に連結するための第1位置と進入防止装置から外れ、乗場ドアの端面から突出しない第2位置とに配置可能な連結部材と、連結部材を第2位置で保持し、解除位置に変位すると連結部材が第1位置に変位する保持装置と、保持装置が解除位置に変位するように保持装置に力を加えるばね部材と、乗場ドアが閉じていれば保持装置が解除位置に変位することを阻止し、解錠装置に対して解錠操作が行われると保持装置が解除位置に変位することを阻止しない阻止装置と、を備える。
この発明に係るエレベーターのドア装置であれば、乗客がかごに乗り降りする時の邪魔にならず、且つかごが停止していない乗場において保守員が不用意に出入口に進入してしまうことを防止できる。
実施の形態1におけるドア装置を備えたエレベーター装置の例を示す図である。 図1のA部を拡大した図である。 ドア組立てを昇降路から見た図である。 図3のB−B断面を示す図である。 図4のC部を拡大した図である。 かごが停止していない乗場の乗場ドアが開けられた時の動作を説明するための図である。 図6のD−D断面を示す図である。 乗場出入口を横断するように進入防止装置が配置された例を示す図である。 実施の形態1におけるドア装置の他の例を示す図である。 実施の形態1におけるドア装置の他の例を示す図である。 乗場出入口を横断するように進入防止装置が配置された例を示す図である。 実施の形態1におけるドア装置の他の例を示す図である。 図12のH−H断面を示す図である。 実施の形態2におけるドア装置の例を示す図である。 実施の形態2におけるドア装置の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるドア装置を備えたエレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、かご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。主ロープ4は、かご1及びつり合いおもり2を昇降路3に吊り下げる手段の一例である。
主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。かご1は、巻上機5によって駆動される。巻上機5は、制御装置7によって制御される。図1は、昇降路3の上方の機械室8に巻上機5及び制御装置7が設置される例を示す。巻上機5及び制御装置7は、昇降路3に設置されても良い。巻上機5が昇降路3に設置される場合、巻上機5は、昇降路3の頂部に設置されても良いし、昇降路3のピットに設置されても良い。
図1は、かご1がある階の乗場20に停止している例を示す。かご1は、電動機9、及びドア組立て10を備える。かご1が停止する各乗場20に、ドア組立て21が設けられる。
図2は、図1のA部を拡大した図である。ドア組立て10は、かごドア11、ドアレール12、敷居13、ベーン14、及び阻止部材15を備える。かごドア11は、ドアパネル16、ドアハンガー17、及びドアローラ18を備える。
ドアパネル16は、かご1に形成された出入口を開閉する。以下においては、かご1に形成された出入口のことをかご出入口とも表記する。ドアハンガー17は、ドアパネル16から上方に延びるようにドアパネル16の上部に設けられる。ドアローラ18は、ドアハンガー17に回転可能に設けられる。ドアレール12は、かご出入口の上方に水平に配置される。ドアローラ18がドアレール12の上に乗せられることにより、かごドア11がドアレール12に吊り下げられる。
電動機9は、かごドア11を開閉するための駆動力を発生させる。ドアローラ18がドアレール12の上面を転がることにより、かごドア11の上部の移動が案内される。かごドア11の下部の移動は、敷居13によって案内される。ベーン14は、かごドア11に設けられる。阻止部材15は、かごドア11に設けられる。ベーン14の機能及び阻止部材15の機能については後述する。
図3は、ドア組立て21を昇降路3から見た図である。ドア組立て21は、乗場ドア22、ドアレール26、敷居27、連動装置28、進入防止装置35、及び作動装置40を備える。乗場ドア22は、ドアパネル23、ドアハンガー24、及びドアローラ25を備える。
ドアパネル23は、乗場20に形成された出入口を開閉する。以下においては、乗場20に形成された出入口のことを乗場出入口とも表記する。ドアハンガー24は、ドアパネル23から上方に延びるようにドアパネル23の上部に設けられる。ドアローラ25は、ドアハンガー24に回転可能に設けられる。ドアレール26は、乗場出入口の上方に水平に配置される。ドアローラ25がドアレール26の上に乗せられることにより、乗場ドア22がドアレール26に吊り下げられる。ドアローラ25は、ドアレール26の上面を転がる。これにより、乗場ドア22の上部の移動が案内される。乗場ドア22の下部の移動は、敷居27によって案内される。
本実施の形態では、ドア組立て21が両開き方式の乗場ドア22を備える例を示す。即ち、ドア組立て21は、一対の乗場ドア22を備える。以下において乗場ドア22を個別に特定する必要がある場合、図3に示すように、一方の乗場ドアに関しては符号の後にaを付す。同様に、他方の乗場ドアに関しては符号の後にbを付す。即ち、乗場ドア22aは、ドアパネル23a、ドアハンガー24a、及びドアローラ25aを備える。乗場ドア22bは、ドアパネル23b、ドアハンガー24b、及びドアローラ25bを備える。
連動装置28は、ドアハンガー24に設けられる。連動装置28は、かごドア11の動きに合わせて乗場ドア22を動かすための装置である。例えば、5階の乗場20に設けられた連動装置28は、かご1が5階の乗場20に停止している時にかごドア11の動きに合わせて乗場ドア22を動かす機能を有する。以下においては、乗場20に設けられた機器に関して説明する場合、その機器が設けられた乗場のことを当該乗場とも表記する。連動装置28は、当該乗場20にかご1が停止していなければ、乗場ドア22を施錠する。例えば、連動装置28は、かご1が他の階の乗場20に停止していれば、乗場ドア22を施錠する。
連動装置28は、錠部材29、軸30、ローラ31、腕32、及びローラ33を備える。軸30は、ドアハンガー24aに設けられる。錠部材29は、軸30を介してドアハンガー24aに設けられる。即ち、錠部材29は、軸30を中心に回転する。錠部材29は、施錠位置と解錠位置とに変位可能である。施錠位置は、乗場ドア22を施錠するための位置である。図3は、錠部材29が施錠位置に配置された例を示す。施錠位置に配置された錠部材29は、先端部分が受け部材34に対向する。錠部材29が施錠位置に配置された状態で乗場ドア22が全閉位置から開放方向に移動すると、錠部材29の先端部分が受け部材34に掛かる。これにより、乗場ドア22の開放動作が阻止される。
解錠位置は、乗場ドア22の開閉を可能にするための位置である。錠部材29が解錠位置に配置されていれば、乗場ドア22が開放方向に移動しても、錠部材29は受け部材34に接触しない。なお、錠部材29は、ばね等の部材(図示せず)によって施錠位置に配置されるように常に力を受ける。このため、連動装置28に外力が作用しなければ、錠部材29は施錠位置に配置される。錠部材29が解錠位置に配置されることによって乗場ドア22は解錠される。
ローラ31は、軸30を介してドアハンガー24aに設けられる。即ち、ローラ31は、軸30を中心に回転する。腕32は、錠部材29と一体化されており、軸30を中心に回転する。腕32は、軸30から斜め上方に延びる。腕32の上方の端部に、ローラ33が回転可能に設けられる。例えば、ローラ33の径は、ローラ31の径と同じである。ローラ33の回転中心は、ローラ31の回転中心よりドアハンガー24bに近い位置に配置される。
図3では、かご1が乗場20に停止した直後のベーン14の位置を一点鎖線で示している。かご1が乗場20に停止すると、ローラ31及びローラ33は、ベーン14を構成する2つのプレートの間に配置される。この状態でかごドア11が開放方向に移動すると、ベーン14がローラ33に接触する。ベーン14がローラ33に接触した後もかごドア11が開放方向に移動すると、ローラ33は、ベーン14に押されることによって変位する。これにより、腕32及び錠部材29が軸30を中心に回転し、錠部材29が解錠位置に配置される。即ち、乗場ドア22が解錠される。その後、ベーン14がローラ31に接触するまでローラ33が変位すると、ローラ31がベーン14に押されることによって乗場ドア22の移動が開始される。即ち、乗場ドア22がかごドア11とともに開放方向に移動する。
図4は、図3のB−B断面を示す図である。図5は、図4のC部を拡大した図である。進入防止装置35は、ドアパネル23bに設けられる。図3は、2つの進入防止装置35がドアパネル23bに設けられた例を示す。進入防止装置35は、乗客が昇降路3に立ち入ることを防止するための装置である。例えば、5階の乗場20に設けられた進入防止装置35は、かご1が5階に停止していない時に乗場ドア22が開放されると、乗場出入口を横断するように配置される。進入防止装置35は、当該乗場20にかご1が停止している時に乗場ドア22が開放されても、乗場出入口を横断するようには配置されない。
進入防止装置35は、例えば紐状部材36、及び巻取り機37を備える。巻取り機37は、ドアパネル23bに設けられる。紐状部材36は、巻取り機37に巻取られる。紐状部材36は、巻取り機37に内蔵されたばね部材(図示せず)によって、巻取り機37に巻取られるように常に力を受ける。紐状部材36のうち巻取り機37から引き出された部分は、案内部材38によって90度回転し、縦向きに配置される。紐状部材36は、先端部にピン39を備える。紐状部材36の先端部は、外力が作用しなければドアパネル23bの端面からドアパネル23a側に突出しないように配置される。
図3から図5に示す例では、作動装置40は、ドアパネル23a及び敷居27に設けられる。作動装置40は、乗場出入口を横断するように進入防止装置35を配置するための装置である。作動装置40は、連結部材41、保持装置43、ばね部材49、及び阻止装置50を備える。また、作動装置40は、軸51〜53、及びリンク54〜55を備える。
連結部材41は、乗場出入口を横断するように進入防止装置35を配置するために、進入防止装置35に連結される部材である。連結部材41は、第1位置と第2位置とに配置可能である。第1位置は、進入防止装置35に連結するための位置である。図3に示すように、連結部材41はフック42を備える。フック42がピン39に掛かることにより、連結部材41は、進入防止装置35に連結される。連結部材41が第1位置に配置されていれば、フック42は、ドアパネル23aの端面からドアパネル23b側に突出する。図3では、第1位置に配置された連結部材41を破線で示している。
第2位置は、進入防止装置35から外れる位置である。即ち、連結部材41が第2位置に配置されていれば、フック42はピン39に掛からない。図3では、第2位置に配置された連結部材41を実線で示している。連結部材41が第2位置に配置されていれば、連結部材41は、ドアパネル23aの端面から突出しない。乗場ドア22がかごドア11とともに移動する場合、連結部材41は第2位置に配置される。
保持装置43は、連結部材41を第2位置で保持するための装置である。本実施の形態に示す例では、保持装置43は、径が途中で変わるピンである。保持装置43は、大径部44及び小径部45を備える。大径部44は、小径部45より径が大きい。
保持装置43は、支持部材46に支持される。支持部材46は、ドアパネル23aに設けられる。本実施の形態に示す例では、支持部材46は、平行に配置された板部47及び板部48を備える。板部47及び板部48は、互いに対向するように配置される。板部47は、板部48よりドアパネル23aに近い位置に配置される。板部47に、大径部44の径に合わせた凹部が形成される。大径部44は、板部47に形成された凹部に載せられ、板部47に支持される。板部48に、小径部45の径に合わせた凹部が形成される。小径部45は、板部48に形成された凹部に載せられ、板部48に支持される。
支持部材46は、保持装置43が軸方向に変位可能となるように保持装置43を支持する。保持装置43は、軸方向に変位することにより、連結部材41を第2位置で保持するための保持位置と、連結部材41を第1位置に変位させるための解除位置とに配置可能である。図5は、保持装置43が保持位置に配置されている状態を示す。保持装置43は、先端、即ち小径部45の端がドアパネル23aから離れるように軸方向に変位することにより、保持位置から解除位置に配置される。
例えば、ドアパネル23aに軸51が設けられる。リンク54は、軸51を介してドアパネル23aに設けられる。即ち、リンク54は、軸51を中心に回転する。リンク54の一方の端部は、軸51に支持された部分から斜め上方に延びる。リンク54の一方の端部に、連結部材41の下側の端部が回転可能に設けられる。即ち、連結部材41は、リンク54によって支持される。リンク54のもう一方の端部は、軸51に支持された部分から側方に延びる。リンク54のもう一方の端部に、大径部44の径に合わせた凹部が形成される。
保持位置に配置された保持装置43は、大径部44が板部47からドアパネル23a側に突出する。保持装置43が保持位置に配置されていれば、リンク54の端部に形成された凹部が大径部44のこの突出した部分に下方から嵌まる。これにより、リンク54の回転が阻止される。連結部材41は、リンク54の回転が保持装置43の大径部44によって阻止されることにより、第2位置に保持される。
また、リンク55は、リンク54のうち、軸51に支持された部分から斜め上方に延びる部分と平行に配置される。リンク55の一方の端部に、連結部材41の上側の端部が回転可能に設けられる。リンク55のもう一方の端部は、ドアパネル23aに回転可能に設けられる。
ばね部材49は、保持装置43が解除位置に変位するように保持装置43に力を加える。本実施の形態に示す例では、ばね部材49は、保持装置43がドアパネル23aから離れるように変位させるための力を保持装置43に対して加える。このため、保持装置43に対してばね部材49以外の外力が作用していなければ、保持装置43は、解除位置に配置される。
阻止装置50は、保持装置43が解除位置に変位することを阻止するための装置である。阻止装置50は、乗場ドア22が閉じていれば、保持装置43が解除位置に変位することを阻止する。本実施の形態に示す例では、阻止装置50は、乗場ドア22が開くと保持装置43が解除位置に変位することを阻止しない。
例えば、阻止装置50は、支持部材56、リンク57、及びリンク58を備える。支持部材56は、棒状の部材である。支持部材56の下側の端部は、敷居27に設けられる。支持部材56の上側の端部に、軸52を介してリンク57の一方の端部が回転可能に連結される。
軸53は、ドアパネル23aに設けられる。リンク58は、軸53を介してドアパネル23aに設けられる。即ち、リンク58は、軸53を中心に回転する。リンク58の一方の端部は、軸53に支持された部分から斜め上方に延びる。リンク58の一方の端部に、リンク57のもう一方の端部が回転可能に連結される。リンク58のもう一方の端部は、軸53に支持された部分から側方に延びる。リンク58のもう一方の端部に、小径部45の径に合わせた凹部が形成される。
乗場ドア22が閉じていれば、リンク58の端部に形成された凹部は、保持装置43のうち板部47と板部48との間に配置された小径部45に下方から嵌まる。リンク58の端部に形成された凹部が小径部45に嵌まることにより、保持装置43の解除位置への変位が阻止される。このため、連結部材41は、保持装置43によって第2位置に保持される。
図6は、かご1が停止していない乗場20の乗場ドア22が開けられた時の動作を説明するための図である。図6は、図5に相当する図である。図7は、図6のD−D断面を示す図である。乗場ドア22が開放方向に移動すると、リンク57がE方向に、リンク58がF方向に回転する。これにより、リンク58のうち板部47と板部48との間に配置されていた部分が下方に移動し、リンク58の端部が保持装置43の小径部45から外れる。
リンク58が小径部45から外れることにより、保持装置43の解除位置への変位が阻止されなくなる。このため、保持装置43は、ばね部材49からの力を受けてドアパネル23aから離れるように移動する。保持装置43が解除位置に配置されると、リンク54の直上に保持装置43が配置されなくなる。このため、リンク54の端部が保持装置43の大径部44から外れ、リンク54がG方向に回転する。
リンク54がG方向に回転することにより、連結部材41が斜め下方に移動し、第2位置に配置されていた連結部材41が第1位置に変位する。このため、かご1が当該乗場20に停止していない状態で乗場ドア22が開放されると、フック42がピン39に掛かる。フック42がピン39に掛かった後も乗場ドア22が開放方向に移動すると、ピン39がフック42に引かれ、紐状部材36が巻取り機37から引き出される。これにより、乗場出入口を横断するように紐状部材36がドアパネル23aとドアパネル23bとの間に配置される。図8は、乗場出入口を横断するように進入防止装置35が配置された例を示す図である。
一方、かご1が当該乗場20に停止していれば、電動機9が動作することによって、乗場ドア22はかごドア11とともに開放される。かご1が乗場20に停止している場合も、乗場ドア22が開放方向に移動すると、リンク58がF方向に回転し、リンク58の端部は保持装置43の小径部45から外れる。これにより、阻止装置50は、保持装置43の解除位置への変位を阻止できなくなる。しかし、かご1が乗場20に停止すると、かごドア11に設けられた阻止部材15が保持装置43の先端に対向するように配置される。このため、リンク58の端部が保持装置43から外れても、保持装置43の解除位置への変位は、阻止部材15によって阻止される。
したがって、かご1が乗場20に停止している場合は、乗場ドア22は、連結部材41が第2位置に配置された状態でかごドア11とともに開放される。連結部材41が第2位置に配置されていれば、フック42はピン39に掛からない。このため、ベーン14がローラ31を押すことによって乗場ドア22が開放動作を開始しても、紐状部材36は巻取り機37から引き出されない。
本実施の形態に示す例であれば、かご1が停止していない乗場20において、保守員が不用意に乗場出入口に進入してしまうことを防止できる。また、本実施の形態に示す例であれば、乗客がかご1を乗り降りする際に進入防止装置35及び連結部材41が通行の妨げになることもない。
図9及び図10は、実施の形態1におけるドア装置の他の例を示す図である。図9は、ドア組立て21の要部を昇降路3から見た図である。図10は、図3のB−B断面に相当する図である。図9及び図10に示す例では、進入防止装置35が上述した例と相違する。
図9及び図10に示す例では、進入防止装置35は、棒状部材60、保持部材61、及びばね部材62を備える。保持部材61は、ドアパネル23bに設けられる。保持部材61は、棒状部材60が乗場ドア22の移動方向に変位可能となるように棒状部材60を保持する。ばね部材62は、ドアパネル23aから離れる方向に棒状部材60に常に力を加える。棒状部材60は、先端部にピン39を備える。棒状部材60の先端部は、外力が作用しなければドアパネル23bの端面からドアパネル23a側に突出しないように配置される。
図9及び図10に示す例でも、乗場ドア22が閉じていれば、リンク58の端部に形成された凹部は、保持装置43のうち板部47と板部48との間に配置された小径部45に下方から嵌まる。これにより、保持装置43の解除位置への変位がリンク58によって阻止され、連結部材41は、保持装置43によって第2位置に保持される。
一方、かご1が停止していない乗場20において乗場ドア22が開けられると、リンク58の端部が保持装置43の小径部45から外れる。これにより、保持装置43は、ばね部材49からの力を受けてドアパネル23aから離れるように移動する。保持装置43が解除位置に配置されると、リンク54の端部が保持装置43の大径部44から外れ、連結部材41が斜め下方に移動する。即ち、第2位置に配置されていた連結部材41が第1位置に変位する。
このように、かご1が当該乗場20に停止していない状態で乗場ドア22が開放されると、フック42がピン39に掛かる。フック42がピン39に掛かった後も乗場ドア22が開放方向に移動すると、ピン39がフック42に引かれ、棒状部材60が保持部材61から引き出される。これにより、乗場出入口を横断するように棒状部材60がドアパネル23aとドアパネル23bとの間に配置される。図11は、乗場出入口を横断するように進入防止装置35が配置された例を示す図である。
なお、かご1が当該乗場20に停止している場合は、上述した例と同様に、保持装置43の解除位置への変位は阻止部材15によって阻止される。このため、ベーン14がローラ31を押すことによって乗場ドア22が開放動作を開始しても、棒状部材60は保持部材61から引き出されない。
図9から図11に示す例であっても、かご1が停止していない乗場20において、保守員が不用意に乗場出入口に進入してしまうことを防止できる。また、乗客がかご1を乗り降りする際に、進入防止装置35及び連結部材41が通行の妨げになることもない。
図12は、実施の形態1におけるドア装置の他の例を示す図である。図12は、ドア組立て21を昇降路3から見た図である。図12に示す例では、作動装置40の阻止装置50が上述した例と相違する。図12は、進入防止装置35が紐状部材36と巻取り機37とを備える例を示す。図12に示す例において、進入防止装置35は、棒状部材60、保持部材61、及びばね部材62を備えても良い。
図13は、図12のH−H断面を示す図である。図12及び図13に示す例では、ドア組立て21は、ロープ63、返し車64、おもり65、及びガイド66を更に備える。
ロープ63の一方の端部は、ドアハンガー24aに設けられる。ロープ63の中間部分は、返し車64に巻き掛けられる。返し車64は、ドアハンガー24bに回転可能に設けられる。ロープ63は、返し車64に巻き掛けられた部分から下方に延びる。ロープ63のもう一方の端部に、おもり65が設けられる。おもり65は、ロープ63を介して乗場ドア22に対して閉鎖方向に力を加える。このため、乗場ドア22におもり65以外の外力が作用していなければ、乗場ドア22は閉鎖方向に移動する。ガイド66は、ドアパネル23bに設けられる。おもり65は、乗場ドア22が開放方向に移動するとガイド66に沿って上昇する。おもり65は、乗場ドア22が閉鎖方向に移動するとガイド66に沿って下降する。
図12及び図13に示す例では、阻止装置50は、リンク67、変位部材68、及びカム69を備える。図12及び図13に示す例では、進入防止装置35がドアパネル23aに設けられ、作動装置40が主としてドアパネル23bに設けられる。また、軸53は、ドアパネル23bに設けられる。リンク67は、軸53を介してドアパネル23bに設けられる。即ち、リンク67は、軸53を中心に回転する。リンク67の一方の端部は、軸53に支持された部分から側方に延びる。リンク67の一方の端部に、小径部45の径に合わせた下向きの凹部が形成される。
乗場ドア22が閉じていれば、リンク67の端部に形成された凹部は、保持装置43のうち板部47と板部48との間に配置された小径部45に上方から嵌まる。リンク58の端部に形成された凹部が小径部45に嵌まることにより、保持装置43の解除位置への変位が阻止される。このため、連結部材41は、保持装置43によって第2位置に保持される。
リンク67のもう一方の端部は、軸53に支持された部分から斜め下方に延びる。リンク67のもう一方の端部に、変位部材68が回転可能に設けられる。図12及び図13に示す例では、変位部材68はローラである。カム69は、ロープ63に設けられる。乗場ドア22が全閉している状態で、カム69は、その一部が変位部材68の直下に配置される。
図12及び図13に示す例では、かご1が停止していない乗場20において乗場ドア22が開けられると、カム69がロープ63に引かれておもり65とともに上方に移動する。カム69が変位部材68に下方から接触した後もカム69が上方に移動すると、変位部材68がカム69に押されて変位し、リンク67がJ方向に回転する。これにより、リンク67のうち板部47と板部48との間に配置されていた部分が上方に移動し、リンク67の端部が保持装置43の小径部45から外れる。
リンク67が小径部45から外れることにより、保持装置43の解除位置への変位が阻止されなくなる。このため、保持装置43は、ばね部材49からの力を受けてドアパネル23bから離れるように移動する。保持装置43が解除位置に配置されると、リンク54の直上に保持装置43が配置されなくなる。このため、リンク54の端部が保持装置43の大径部44から外れ、リンク54がG方向に回転する。
リンク54がG方向に回転することにより、連結部材41が斜め下方に移動し、第2位置に配置されていた連結部材41が第1位置に変位する。このため、かご1が当該乗場20に停止していない状態で乗場ドア22が開放されると、フック42がピン39に掛かる。フック42がピン39に掛かった後も乗場ドア22が開放方向に移動すると、ピン39がフック42に引かれ、紐状部材36が巻取り機37から引き出される。これにより、乗場出入口を横断するように紐状部材36がドアパネル23aとドアパネル23bとの間に配置される。
一方、かご1が当該乗場20に停止している場合は、リンク67の端部が保持装置43から外れても、保持装置43の解除位置への変位は、阻止部材15によって阻止される。したがって、かご1が乗場20に停止している場合は、乗場ドア22は、連結部材41が第2位置に配置された状態でかごドア11とともに開放される。連結部材41が第2位置に配置されていれば、フック42はピン39に掛からない。このため、ベーン14がローラ31を押すことによって乗場ドア22が開放動作を開始しても、紐状部材36は巻取り機37から引き出されない。
図12及び図13に示す例であっても、かご1が停止していない乗場20において、保守員が不用意に乗場出入口に進入してしまうことを防止できる。また、乗客がかご1を乗り降りする際に、進入防止装置35及び連結部材41が通行の妨げになることもない。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1で開示した例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態では、実施の形態1で開示した例と同様の点については、その説明を適宜省略する。図14は、実施の形態2におけるドア装置の例を示す図である。図14は、ドア組立て21を昇降路3から見た図である。
ドア組立て21は、実施の形態1で開示した例と同様に、乗場ドア22、ドアレール26、敷居27、連動装置28、進入防止装置35、及び作動装置40を備える。但し、本実施の形態に示す例では、作動装置40の阻止装置50が実施の形態1で開示した例と相違する。図14は、進入防止装置35が紐状部材36と巻取り機37とを備える例を示す。図14に示す例において、進入防止装置35は、棒状部材60、保持部材61、及びばね部材62を備えても良い。
また、本実施の形態に示す例では、ドア組立て21は解錠装置70を更に備える。解錠装置70は、特定の解錠操作が行われることによって、乗場ドア22を解錠するための装置である。例えば、エレベーターの保守員は、専用の工具を用いることにより、解錠装置70に対して乗場20側から手動で特定の解錠操作を行う。
例えば、解錠装置70は、上下に変位可能な棒状部材71を備える。解錠装置70は、ドアパネル23aに設けられる。棒状部材71は、錠部材29の直下に配置される。棒状部材71の上端は、錠部材29の平坦な下向きの面に対向する。保守員は、ドアパネル23aに形成された鍵孔72に専用の工具を挿し込み、例えば工具を特定の方向に回転させる。これにより、工具の先端部分によって棒状部材71が上方に持ち上げられ、錠部材29が解錠位置に配置される。即ち、乗場ドア22が解錠される。
本実施の形態に示す例では、阻止装置50は、ロープ73、及びリンク74を備える。ロープ73は、上方の端部が解錠装置70の棒状部材71に連結される。また、軸53は、ドアパネル23aに設けられる。リンク74は、例えば水平に配置される。リンク74は、一方の端部が軸53を介してドアパネル23aに回転可能に設けられる。リンク74のもう一方の端部には、小径部45の径に合わせた下向きの凹部が形成される。リンク74の中間部分に、ロープ73の下方の端部が連結される。
乗場ドア22が閉じていれば、リンク74の端部に形成された凹部は、保持装置43のうち板部47と板部48との間に配置された小径部45に上方から嵌まる。リンク74の端部に形成された凹部が小径部45に嵌まることにより、保持装置43の解除位置への変位が阻止される。このため、連結部材41は、保持装置43によって第2位置に保持される。
一方、解錠装置70に対して解錠操作が行われると、棒状部材71とともにロープ73が上方に移動し、リンク74がK方向に回転する。これにより、リンク74のうち板部47と板部48との間に配置されていた部分が上方に移動し、リンク74の端部が保持装置43の小径部45から外れる。
リンク74が小径部45から外れることにより、保持装置43の解除位置への変位が阻止されなくなる。このため、保持装置43は、ばね部材49からの力を受けてドアパネル23aから離れるように移動する。保持装置43が解除位置に配置されると、リンク54の直上に保持装置43が配置されなくなる。このため、リンク54の端部が保持装置43の大径部44から外れ、リンク54がG方向に回転する。
リンク54がG方向に回転することにより、連結部材41が斜め下方に移動し、第2位置に配置されていた連結部材41が第1位置に変位する。このため、保守員が解錠装置70に対して解錠操作を行うことにより、フック42がピン39に掛かる。そして、その状態で乗場ドア22が開放方向に移動することにより、ピン39がフック42に引かれ、紐状部材36が巻取り機37から引き出される。これにより、乗場出入口を横断するように紐状部材36がドアパネル23aとドアパネル23bとの間に配置される。
なお、かご1が当該乗場20に停止している場合は、リンク67の端部が保持装置43から外れても、保持装置43の解除位置への変位は、阻止部材15によって阻止される。したがって、解錠装置70に対して解錠操作が行われた場合であっても、かご1が乗場20に停止していれば、乗場ドア22は、連結部材41が第2位置に配置された状態でかごドア11とともに開放される。連結部材41が第2位置に配置されていれば、フック42はピン39に掛からない。このため、乗場ドア22がかごドア11とともに開く場合は、紐状部材36は巻取り機37から引き出されない。
本実施の形態に示す例であっても、かご1が停止していない乗場20において、保守員が不用意に乗場出入口に進入してしまうことを防止できる。また、本実施の形態に示す例であれば、乗客がかご1を乗り降りする際に、進入防止装置35及び連結部材41が通行の妨げになることもない。
図15は、実施の形態2におけるドア装置の他の例を示す図である。図15は、ドア組立て21を昇降路3から見た図である。図15に示す例では、解錠装置70が上述した例と相違する。
図15に示す例では、解錠装置70は、レバー75、及びロープ76を備える。レバー75は、ドアパネル23aに回転可能に設けられる。ロープ76は、レバー75の一方の端部77と連動装置28の腕32との間に連結される。図15に示す例では、保守員は、ドアパネル23aの側方に形成された隙間に専用の工具を挿し込み、例えば工具を押し上げる。これにより、工具によってレバー75のもう一方の端部78が上方に移動し、端部77が下方に移動する。レバー75の端部77が下方に移動することにより、ロープ76を介して腕32が引っ張られ、錠部材29が解錠位置に配置される。即ち、乗場ドア22が解錠される。
図15に示す例では、阻止装置50は、ロープ73、リンク74、及び返し車79を備える。返し車79は、ドアパネル23aに回転可能に設けられる。ロープ73は、一方の端部がレバー75の端部77に連結される。ロープ73は、返し車79に巻き掛けられ、もう一方の端部がリンク74の中間部分に連結される。
図15に示す例では、解錠装置70に対して解錠操作が行われると、レバー75の端部77が下方に移動することにより、ロープ73のうちリンク74に連結された部分が上方に移動する。このため、図15に示す例であっても、図14に示す例が奏する効果と同様の効果を奏することができる。
1 かご、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 7 制御装置、 8 機械室、 9 電動機、 10 ドア組立て、 11 かごドア、 12 ドアレール、 13 敷居、 14 ベーン、 15 阻止部材、 16 ドアパネル、 17 ドアハンガー、 18 ドアローラ、 20 乗場、 21 ドア組立て、 22 乗場ドア、 23 ドアパネル、 24 ドアハンガー、 25 ドアローラ、 26 ドアレール、 27 敷居、 28 連動装置、 29 錠部材、 30 軸、 31 ローラ、 32 腕、 33 ローラ、 34 受け部材、 35 進入防止装置、 36 紐状部材、 37 巻取り機、 38 案内部材、 39 ピン、 40 作動装置、 41 連結部材、 42 フック、 43 保持装置、 44 大径部、 45 小径部、 46 支持部材、 47〜48 板部、 49 ばね部材、 50 阻止装置、 51〜53 軸、 54〜55 リンク、 56 支持部材、 57〜58 リンク、 60 棒状部材、 61 保持部材、 62 ばね部材、 63 ロープ、 64 返し車、 65 おもり、 66 ガイド、 67 リンク、 68 変位部材、 69 カム、 70 解錠装置、 71 棒状部材、 72 鍵孔、 73 ロープ、 74 リンク、 75 レバー、 76 ロープ、 77 端部、 78 端部

Claims (8)

  1. 乗場に形成された出入口を開閉する乗場ドアと、
    前記乗場に停止可能なかごのかごドアに設けられた阻止部材と、
    進入防止装置と、
    前記出入口を横断するように前記進入防止装置を配置するための作動装置と、
    を備え、
    前記作動装置は、
    前記乗場ドアの端面から突出し、前記進入防止装置に連結するための第1位置と前記進入防止装置から外れ、前記乗場ドアの端面から突出しない第2位置とに配置可能な連結部材と、
    前記連結部材を前記第2位置で保持し、解除位置に配置されることによって前記連結部材を前記第1位置に変位させる保持装置と、
    前記保持装置が前記解除位置に変位するように前記保持装置に力を加えるばね部材と、
    前記乗場ドアが閉じていれば前記保持装置が前記解除位置に変位することを阻止し、前記乗場ドアが開くと前記保持装置が前記解除位置に変位することを阻止しない阻止装置と、
    を備え、
    前記乗場ドアが前記かごドアとともに開く場合は、前記保持装置の前記解除位置への変位が前記阻止部材によって阻止されるエレベーターのドア装置。
  2. 前記阻止装置は、
    前記乗場ドアの移動を案内する敷居に設けられた支持部材と、
    前記支持部材に回転可能に連結された第1リンクと、
    前記第1リンク及び前記乗場ドアに回転可能に連結された第2リンクと、
    を備え、
    前記保持装置は、前記乗場ドアが閉じていれば、前記第2リンクによって前記解除位置への変位が阻止される請求項1に記載のエレベーターのドア装置。
  3. ロープと、
    前記ロープに設けられ、前記ロープを介して前記乗場ドアに対して閉鎖方向に力を加えるおもりと、
    を更に備え、
    前記阻止装置は、
    前記ロープに設けられたカムと、
    前記乗場ドアに設けられた軸を中心に回転可能な第3リンクと、
    前記第3リンクに設けられ、前記乗場ドアが開くと前記カムが接触して変位する変位部材と、
    を備え、
    前記保持装置は、前記乗場ドアが閉じていれば、前記第3リンクによって前記解除位置への変位が阻止される請求項1に記載のエレベーターのドア装置。
  4. 前記保持装置は、先端が前記乗場ドアから離れるように変位することによって前記解除位置に配置され、
    前記阻止部材は、前記かごが前記乗場に停止すると、前記保持装置の前記先端に対向する請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベーターのドア装置。
  5. 乗場に形成された出入口を開閉する乗場ドアと、
    解錠操作が行われることによって前記乗場ドアを解錠する解錠装置と、
    進入防止装置と、
    前記出入口を横断するように前記進入防止装置を配置するための作動装置と、
    を備え、
    前記作動装置は、
    前記乗場ドアの端面から突出し、前記進入防止装置に連結するための第1位置と前記進入防止装置から外れ、前記乗場ドアの端面から突出しない第2位置とに配置可能な連結部材と、
    前記連結部材を前記第2位置で保持し、解除位置に変位すると前記連結部材が前記第1位置に変位する保持装置と、
    前記保持装置が前記解除位置に変位するように前記保持装置に力を加えるばね部材と、
    前記乗場ドアが閉じていれば前記保持装置が前記解除位置に変位することを阻止し、前記解錠装置に対して前記解錠操作が行われると前記保持装置が前記解除位置に変位することを阻止しない阻止装置と、
    を備えたエレベーターのドア装置。
  6. 前記乗場に停止可能なかごのかごドアに設けられた阻止部材を更に備え、
    前記解錠装置に対して前記解錠操作が行われても前記乗場ドアが前記かごドアとともに開く場合は、前記保持装置の前記解除位置への変位が前記阻止部材によって阻止される請求項5に記載のエレベーターのドア装置。
  7. 前記進入防止装置は、
    前記第1位置に配置された前記連結部材が先端部に掛かる棒状部材と、
    前記棒状部材を保持する保持部材と、
    前記乗場ドアから離れる方向に前記棒状部材に力を加える第2ばね部材と、
    を備えた請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーターのドア装置。
  8. 前記進入防止装置は、
    前記第1位置に配置された前記連結部材が先端部に掛かる紐状部材と、
    前記紐状部材を巻取る巻取り機と、
    を備えた請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーターのドア装置。
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