JP5668865B2 - エレベータの安全装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの安全装置に関するものである。
エレベータの安全装置として、かごがいずれかの乗場に着床した後、当該かごのかご戸に連動して乗場戸が開放されると、安全回路が遮断されるものが提案されている。この安全装置によれば、乗場戸が開放されている場合は、巻上機が駆動しなくなる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かごが着床している乗場の乗場戸が開放されていると、他の乗場で乗場戸が開放したことを判別することができない。
また、エレベータの安全装置として、複数台のかごが走行するエレベータにおいて、かごが着床した乗場で乗場戸が開放されても、安全回路の短絡が維持されるものが提案されている。この安全装置によれば、かごの一つがいずれかの乗場に着床した後、当該乗場で乗場戸が開いても、他のかごの走行が妨げられることはない(例えば、特許文献2参照)。
日本特開昭61−169487号公報 日本特許第4190626号公報
しかしながら、かごが各乗場を通過する際に安全回路が瞬間的に短絡される。この瞬間に当該乗場の乗場戸を開放されても、安全回路が動作しない。また、かごが着床している乗場でかご戸が開放されていないときに当該乗場の乗場戸が開放されても、安全回路が動作しない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、乗場戸が通常とは異なる状況で開いたことを確実に検出することができるエレベータの安全装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの安全装置は、エレベータの各乗場に設けられた各乗場戸に対応して設けられ、前記各乗場戸の開放を検出する複数の乗場戸開検出部と、前記エレベータのかごに設けられたかご戸の開放の開始を検出するかご戸開検出部と、前記かごが前記各乗場に着床したことを検出する着床検出部と、前記乗場戸開検出部の検出状態に基づいて前記乗場戸のいずれかが開放されたことを判定する際に、前記かご戸の開放が開始されていないときは前記かごが着床している乗場の乗場戸開検出部の検出結果を有効とし、前記かご戸の開放が開始されているときは前記かごが着床している乗場の乗場戸開検出部の検出結果を無効とする判定部と、を備えたものである。
この発明によれば、乗場戸が通常とは異なる状況で開いたことを確実に検出することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置とかごドア装置との正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置とかごドア装置との基本構成の側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置の要部の正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置の要部の正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の回路図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の信号を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の信号を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の動作後のエレベータの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置の正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置の正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの安全装置の回路図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの構成図である。
図1において、1は複数のエレベータに共通して利用される昇降路である。各階の昇降路1手前には、乗場2が設けられる。各乗場2の出入口には、乗場戸3が設けられる。各乗場戸3の上部の昇降路1側には、インターロック装置4が設けられる。昇降路1の壁部には、各階に対応してプレート5が設けられる。
昇降路1の上部には、第1巻上機6aと第2巻上機6bとが設けられる。第1巻上機6aと第2巻上機6bには、それぞれ第1主索7aと第2主索7bとが巻き掛けられる。第1主索7aの端部と第2主索7bの端部とには、それぞれ第1かご8aと第2かご8bとが連結される。第1かご8aと第2かご8bとは、昇降路1内で鉛直方向に並んで配置される。
第1かご8aの乗場2側と第2かご8bの乗場2側には、かご戸9が設けられる。かご戸9の上部の乗場2側には、かご係合プレート10が設けられる。かご係合プレート10の上方では、第1かご8aと第2かご8bとに、着床検出装置11が設けられる。
インターロック装置4の動作状態、着床検出装置11の検出状態は、制御装置12に把握される。制御装置12は、インターロック装置4の動作状態、着床検出装置11の検出状態等に基づいて、第1巻上機6a、第2巻上機6bの動作を制御する。
このエレベータにおいては、第1巻上機6aの動作により、第1かご8aが昇降する。第2巻上機6bの動作により、第2かご8bが昇降する。例えば、第1かご8aが乗場2に着床すると、着床検出装置11がプレート5を検知する。この検知信号には、制御装置12に出力される。当該検知信号に基づいて、制御装置12は、第1かご8aが乗場2に着床したことを検出する。
その後、制御装置12は、かご戸9を開方向に移動させる。この際、かご係合プレート10がインターロック装置4に係合する。当該係合により、インターロック装置4が解除される。この状態で、かご戸9は、さらに開く方向に移動する。当該移動に追従して、乗場戸3も開方向に移動する。この際、制御装置12は、判定部として、インターロック装置4の解除によって、乗場戸3が開放されたことを判定する。
次に、図2と図3とを用いて、乗場ドア装置とかごドア装置とを説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置とかごドア装置との正面図である。図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置とかごドア装置との基本構成の側面図である。
図2に示すように、乗場2の出入口上部には、乗場ドア装置13が固定される。乗場ドア装置13には、レール14が固定される。レール14の上面には、複数のドアローラ15が転動自在に設けられる。複数のドアローラ15には、ハンガープレート16が吊り下げられる。ハンガープレート16には、乗場戸3の上部が固定される。
図3に示すように、第1かご8aと第2かご8bの出入口上部には、かごドア装置17が固定される。かごドア装置17には、レール18が固定される。レール18の上面には、複数のドアローラ19が転動自在に設けられる。複数のドアローラ19には、ハンガープレート20が吊り下げられる。ハンガープレート20には、かご戸9の上部が固定される。かごドア装置17の上部には、ドアモータ21が固定される。
図2に示すように、乗場ドア装置13の一側には、取付金22が固定される。取付金22には、固定片23が固定される。固定片23の上方では、取付金22に乗場戸開検出スイッチ24が固定される。
インターロック装置4は、ハンガープレート16に回動自在に取り付けられる。インターロック装置4の先端側には、係合部が設けられる。係合部は、乗場戸3の全閉時に固定片23の上部に係合するように設けられる。係合部の先端側には、接触部が設けられる。接触部は、乗場戸3の全閉時に乗場戸開検出スイッチ24の上方に接触するように設けられる。乗場戸3の上部には、開錠装置25が設けられる。インターロック装置4の両側には、係合プレート10が配置される。係合プレート10は、ハンガープレート20に固定される。
乗場ドア装置13上部の中央には、かご戸開検出器26とかご戸開検出スイッチ27とが固定される。ハンガープレート20上端の中央には、動作装置28が固定される。
次に、図2と図3とを用いて、かご戸9と乗場戸3の動作を具体的に説明する。
例えば、第1かご8aが乗場2に着床すると、ドアモータ21の動力により、かご戸9は、開方向へ移動する。この際、係合プレート10は、図2の右方へ移動する。当該移動により、係合プレート10の一方は、インターロック装置4を図2の右側へ押圧する。当該押圧により、インターロック装置4は、時計方向へ回動する。当該回動により、インターロック装置4の係合部は、固定片23との係合から解放される。当該解放により、乗場戸3は、かご戸9とともに開方向に移動する。この際、インターロック装置4の接触部は、乗場戸開検出スイッチ24との接触から解放される。当該解放により、制御装置12は、乗場戸3が全閉状態でないことを検出する。
かご戸9が閉方向に移動する場合、係合プレート10は、図2の左側へ移動する。当該移動により、係合プレート10は、インターロック装置4を図2の左側へ押圧する。当該押圧により、インターロック装置4は、時計方向とは反対方向へ回動する。この状態で、乗場戸3は、かご戸9とともに閉方向に移動する。乗場戸3が全閉すると、インターロック装置4の係合部は、固定片23と係合する。この際、インターロック装置4の接触部は、乗場戸開検出スイッチ24と接触する。当該接触により、制御装置12は、乗場戸3が全閉状態であることを検出する。
次に、図4と図5とを用いて、かご戸開検出器26を具体的に説明する。
図4と図5とはこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置13の要部の正面図である。
図4に示すように、かご戸開検出器26は、基体26a、軸26b、一対のローラ26c、接点26d、一対のストッパ26e、ばね26fを備える。
基体26aは、鉛直投影面上で略三角形となるように形成される。軸26bは、基体26aの頂部に設けられる。軸26bは、基体26aを軸支した状態で乗場ドア装置13に固定される。ローラ26cの一方は、基体26a下部の左側角部に設けられる。ローラ26cの他方は、基体26a下部の右側角部に設けられる。接点26dは、ローラ26cの他方の右方外側に固定される。
ストッパ26eの一方は、基体26aの左方外側で乗場ドア装置13に固定される。ストッパ26eの他方は、基体26aの右方外側で乗場ドア装置13に固定される。ばね26fの一端は、乗場ドア装置13に固定される。ばね26fの他端は、基体26aの略中央に固定される。
かご戸9が全閉の状態では、図4に示すように、基体26aは、ばね26fからの付勢力とストッパ26eの一方からの反力とが釣合うことにより止まっている。
かご戸9が開放を開始すると、図5に示すように、動作装置28は、ローラ26cの他方を押圧する。当該押圧により、かご戸開検出器26は、軸26bを中心に時計方向とは反対方向に回転する。当該回転により、接点26dは、かご戸開検出スイッチ27に接触する。
この際、基体26aは、ばね26fからの付勢力とストッパ26eの他方からの反力とが釣合うことにより安定状態となる。このため、かご戸9が開放されている場合は、接点26dは、かご戸開検出スイッチ27との接触を維持する。
かご戸9が閉じる際、全閉直前に、動作装置28は、ローラ26cの一方を押圧する。当該押圧により、かご戸開検出器26は、軸26bを中心に時計方向に回転する。当該回転により、接点26dは、かご戸開検出スイッチ27との接触から解放される。
その後、かご戸9が全閉すると、図4に示すように、基体26aは、ばね26fからの付勢力とストッパ26eの一方からの反力とが釣合うことにより止まる。
次に、図6を用いて、安全回路を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の回路図である。
図6において、29は各階(例えば、1階〜N階)の乗場2に対応した乗場戸開検出スイッチ24の接点である。これらの接点29は、電源(図示せず)と制御装置12との間で直列に接続される。30は各乗場2に対応したかご戸開検出スイッチ27の接点である。これらの接点30は、乗場戸開検出スイッチ24の接点29の各々に並列に接続される。
当該安全回路においては、少なくとも1箇所の乗場2において、乗場戸開検出スイッチ24の接点29とかご戸開検出スイッチ27の接点30の双方が同時に開いたときに制御装置12への信号が遮断される。この際、制御装置12は、第1かご8aと第2かご8bが走行できないように制御する。
次に、図7を用いて、通常時の安全回路の動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の信号を説明するための図である。図7の横軸はかご戸9及び乗場戸3の位置である。図7の上段の縦軸は、乗場戸開検出スイッチ24の接点信号の状態である。図7の下段の縦軸は、かご戸開検出スイッチ27の接点信号の状態である。
図7に示すように、かご戸9と乗場戸3が全閉状態から開方向に移動する場合は、かご戸開検出スイッチ27の接点30が閉じた後、乗場戸開検出スイッチ24の接点29が開く。これに対し、かご戸9と乗場戸3が全開状態から閉方向に移動する場合は、乗場戸開検出スイッチ24の接点29が閉じた後、かご戸開検出スイッチ27の接点30が開く。このため、通常時において、かご戸9と乗場戸3とが開閉する際に安全回路が遮断されることはない。
次に、図8を用いて、保守時の安全回路の動作を説明する。
図8はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の信号を説明するための図である。図8の横軸と縦軸は、図7の横軸と縦軸と同じである。
第1かご8a等が着床していない乗場2で、保守員が専用のキーを乗場2側から開錠装置25に差し入れ回転させることにより乗場戸3を開放すると、乗場戸開検出スイッチ24の接点29が開く。これに対し、当該乗場2には第1かご8a等が着床していないため、かご戸開検出スイッチ27の接点30は、開いた状態を維持する。その結果、乗場戸開検出スイッチ24の接点29が開いた時点で、安全回路が動作する。当該動作により、制御装置12への信号が遮断される。この際、制御装置12は、第1かご8aと第2かご8bが走行できないように制御する。
次に、安全回路の動作後のエレベータの動作を説明する。
図9はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の動作後のエレベータの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御装置12は、安全回路が動作した否かを判定する。安全回路が動作していない場合は、ステップS1が繰り返される。安全回路が動作している場合は、ステップS2に進む。
ステップS2では、制御装置12は、保守員による所定のリセット操作がなされたか否かを判定する。リセット操作がなされていない場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、制御装置12は、エレベータが動作できないようにする。その後、ステップS4に進み、制御装置12は、リセット操作がなされるまでエレベータが動作しない旨を報知させるための信号を出力する。
当該信号に基づいて、各乗場2、第1かご8a、第2かご8bの操作表示器(図示せず)やエレベータの管理室等の表示装置(図示せず)は、リセット操作がなされるまでエレベータが動作しない旨を表示する。その後、ステップS1に戻って、上記動作が行われる。
ステップS2でリセット操作がなされた場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、制御装置12は、エレベータが動作できる状態とする。その後、ステップS1に戻って、上記動作が行われる。
以上で説明した実施の形態1によれば、かご戸9の開放が開始されているときのみ、第1かご8a等が着床している乗場2の乗場戸3の開閉状態の検出結果が無効となる。このため、第1かご8a等が着床している乗場2以外の乗場2の乗場戸3が開放されたことを判定することができる。また、エレベータの安全性を向上することができる。さらに、複数台のかごが走行している場合であっても、他のかごの走行を妨げることを防止できる。また、第1かご8a等が乗場2を通過する際に、かご戸開検出スイッチ27の接点30が閉じることはない。このため、第1かご8a等が乗場2を通過する際に乗場戸3が開放されたことも判定することができる。
なお、かご戸開検出スイッチ27は、かご戸9の開放が開始されたことを検出するものであれば、どのような構成でもよい。また、かご戸開検出スイッチ27は、本効果を有効としたい乗場2のみに設けてもよい。
また、動作装置28は、かご戸9のハンガープレート20に設けられる。すなわち、かご戸9が確実に開放を開始しなければ、かご戸開検出スイッチ27は動作しない。このため、かご戸開検出スイッチ27は、かご戸9の動作を確実に検出することができる。なお、かご戸開検出スイッチ27は、昇降路1に設けてもよい。また、動作装置28は、かご戸9自体に設けてもよい。これらの場合も、かご戸9の動作を確実に検出することができる。
また、かご戸開検出スイッチ27は、乗場戸開検出スイッチ24よりも先に動作を開始する。このため、通常時において、かご戸9と乗場戸3とが開閉する際に安全回路が遮断されることを防止できる。
また、かご戸開検出スイッチ27は、開錠装置25により動作しないように設けられる。この場合、第1かご8a等が着床していない乗場2で、保守員等が開錠装置25でかご戸9を開放した際に安全回路が動作する。その結果、エレベータが動作しなくなる。このため、保守員等の安全を確保することができる。
また、接点29と接点30だけで、安全回路が構成される。このため、単純な回路構成で、乗場戸3が通常とは異なる状況で開いたことを確実に検出することができる。
また、かご戸9のいずれかの開放が判定された際に、所定のリセット操作がなされるまで、エレベータは動作しない。このため、かご戸9のいずれかが開放された際、安全性を確かめてから、エレベータを動作させることができる。
また、リセット操作がなされるまでエレベータが動作しない旨を報知させるための信号が出力される。このため、安全回路が動作したことによって、エレベータが停止していることをエレベータの利用者や所有者に知らせることができる。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置13の正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、動作装置28がかご戸開検出器26を動作させていた。一方、実施の形態2においては、係合プレート10の一方がかご戸開検出器26を動作させる。この際のかご戸開検出器26の動作は、実施の形態1と略同様である。
以上で説明した実施の形態2によれば、係合プレート10及び動作装置28の一方の脱落等による乗場戸開検出スイッチ24の動作とかご戸開検出スイッチ27の動作との不整合が発生しなくなる。このため、より安全性の高い安全装置とすることができる。また、安全装置の部品を削減できる。当該部品の削減により、安全装置のレイアウト性を向上することができる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの乗場ドア装置13の正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1のかご戸開検出器26とかご戸開検出スイッチ27とは、乗場ドア装置13に固定されていた。一方、実施の形態3のかご戸開検出器31は、インターロック装置4の下方で、ハンガープレート16に固定されている。かご戸開検出器31は、水平線に対してインターロック装置4と略対照の構成からなる。また、かご戸開検出スイッチ32は、乗場戸開検出スイッチ24の下方で、取付金22に固定されている。かご戸開検出スイッチ32は、水平線に対して、乗場戸開検出スイッチ24と略対照の構成からなる。
実施の形態3においては、かご戸9が開放を開始すると、係合プレート10は、図11の右方へ移動する。当該移動により、係合プレート10の一方は、かご戸開検出器31を押圧する。当該押圧により、かご戸開検出器31は、時計とは反対方向へ回動する。当該回動により、かご戸開検出器31の接触部31aは、かご戸開検出スイッチ32との接触から解放される。
かご戸9が閉方向に移動する場合、係合プレート10は、図11の左方へ移動する。当該移動により、係合プレート10の他方は、かご戸開検出器31を図11の左方へ押圧する。当該押圧により、かご戸開検出器31は、時計方向へ回動する。当該回動により、かご戸開検出器31の接触部31aは、かご戸開検出スイッチ32と接触する。
次に、図12を用いて、安全装置の回路を説明する。
図12はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの安全装置の回路図である。
図6において、33は各乗場2に対応したかご戸開検出スイッチ32の接点である。これらの接点33は、電源と制御装置12との間で複数の接点29全体と並列に接続される。これらの接点33の各々には、各乗場2に対応してリレー34が直列に接続される。34aは、各乗場2に対応したリレー34の常開接点である。これらの常開接点34aは、各乗場2に対応した乗場戸開検出スイッチ24の接点29の各々に並列に接続される。
当該安全回路においては、かご戸9が開放されると、第1かご8a等が着床している乗場2に対応したかご戸開検出スイッチ32の接点33が開き、当該乗場2に対応したリレー34が動作する。当該動作により、当該リレー34の常開接点34aが閉じる。
以上で説明した実施の形態3によれば、通常使用される強制開離機構のスイッチを利用して、全閉状態のみスイッチを閉じる構成とすることができる。
以上のように、この発明に係るエレベータの安全装置は、乗場戸が通常とは異なる状況で開いたことを確実に検出するシステムに利用できる。
1 昇降路
2 乗場
3 乗場戸
4 インターロック装置
5 プレート
6a 第1巻上機
6b 第2巻上機
7a 第1主索
7b 第2主索
8a 第1かご
8b 第2かご
9 かご戸
10 係合プレート
11 着床検出装置
12 制御装置
13 乗場ドア装置
14 レール
15 ドアローラ
16 ハンガープレート
17 かごドア装置
18 レール
19 ドアローラ
20 ハンガープレート
21 ドアモータ
22 取付金
23 固定片
24 乗場戸開検出スイッチ
25 開錠装置
26 かご戸開検出器
26a 基体
26b 軸
26c ローラ
26d 接点
26e ストッパ
26f ばね
27 かご戸開検出スイッチ
28 動作装置
29 接点
30 接点
31 かご戸開検出器
31a 接触部
32 かご戸開検出スイッチ
33 接点
34 リレー
34a 常開接点

Claims (9)

  1. エレベータの各乗場に設けられた各乗場戸に対応して設けられ、前記各乗場戸の開放を検出する複数の乗場戸開検出部と、
    前記エレベータのかごに設けられたかご戸の開放の開始を検出するかご戸開検出部と、
    前記かごが前記各乗場に着床したことを検出する着床検出部と、
    前記乗場戸開検出部の検出状態に基づいて前記乗場戸のいずれかが開放されたことを判定する際に、前記かご戸の開放が開始されていないときは前記かごが着床している乗場の乗場戸開検出部の検出結果を有効とし、前記かご戸の開放が開始されているときは前記かごが着床している乗場の乗場戸開検出部の検出結果を無効とする判定部と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの安全装置。
  2. 前記かご戸開検出部は、
    前記各乗場又は前記エレベータの昇降路に設けられたスイッチ部と、
    前記かご戸又は前記かご戸を吊るすハンガーに設けられ、前記かご戸が開放を開始した際に、前記スイッチ部と接触して、前記スイッチ部を動作させる動作部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの安全装置。
  3. 前記かご戸開検出部は、
    前記各乗場又は前記エレベータの昇降路に設けられたスイッチ部と、
    前記各乗場戸を前記かご戸と連動させるために前記かご戸に設けられた係合部に取り付けられ、前記かご戸が開放を開始した際に、前記スイッチ部と接触して、前記スイッチ部を動作させる動作部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの安全装置。
  4. 前記かご戸開検出部は、前記かご戸が開放を開始した際に、前記かごが着床している乗場の乗場戸開検出部の検出動作よりも先に検出動作を開始するように設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータの安全装置。
  5. 前記乗場戸開検出部は、前記乗場戸に設けられた開錠装置により動作するように設けられ、
    前記かご戸開検出部は、前記開錠装置により動作しないように設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの安全装置。
  6. 前記乗場戸開検出部が前記各乗場戸の開放を検出した際に開くように前記各乗場に対応して直列に接続された複数の乗場戸開検出用接点と、
    前記かご戸開検出が前記各乗場で前記かご戸の開放の開始を検出した際に閉じるように前記各乗場に対応して前記複数の乗場戸開検出用接点の各々に並列に接続された複数のかご戸開検出用接点と、
    を備えた安全回路を有し、
    前記判定部は、前記安全回路の出力状態に基づいて、前記乗場戸のいずれかが開放されたことを判定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータの安全装置。
  7. 前記乗場戸開検出部が前記各乗場戸の開放を検出した際に開くように前記各乗場に対応して直列に接続された複数の乗場戸開検出用接点と、
    前記かご戸開検出が前記各乗場で前記かご戸の開放の開始を検出した際に開くように前記各乗場に対応して前記複数の乗場戸開検出用接点の全体に並列に接続された複数のかご戸開検出用接点と、
    前記各乗場に対応して前記複数のかご戸開検出用接点の各々と直列に接続された複数のリレーと、
    前記各乗場に対応したリレーが動作した際に閉じるように前記各乗場に対応して前記複数の乗場戸開検出用接点の各々に並列に接続された複数のリレー用接点と、
    を備えた安全回路を有し、
    前記判定部は、前記安全回路の出力状態に基づいて、前記乗場戸のいずれかが開放されたことを判定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータの安全装置。
  8. 前記乗場戸のいずれかの開放が判定された際に、所定のリセット操作がなされるまで前記エレベータを動作できないようにする制御装置、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のエレベータの安全装置。
  9. 前記制御装置は、前記リセット操作がなされるまで前記エレベータが動作しない旨を報知させるための信号を出力することを特徴とする請求項8記載のエレベータの安全装置。
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