JPWO2018079032A1 - エレベータの乗場戸開検出装置およびエレベータ - Google Patents

エレベータの乗場戸開検出装置およびエレベータ Download PDF

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Abstract

エレベータの乗場戸開検出装置は、各乗場に設けられた乗場戸を開閉動作させ、各乗場戸に対応して設けられる乗場ドア装置と、制御装置と、を備える。乗場ドア装置は、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って動作する開錠時動作部と、開錠時動作部が動作したことを検出する乗場戸開検出スイッチと、かごに設けられたかご戸が開方向に移動するのに伴って開錠時動作部から分離して開方向に移動し、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するとともに開錠時動作部を動作させるかご戸開閉時動作部と、を有する。制御装置は、乗場戸開検出スイッチによる検出結果に基づいて、乗場戸が開いたときに乗場戸がかご戸によって開けられたか否かを検出する。

Description

本発明は、通常と異なる状況で乗場戸が開いたことを検出するエレベータの乗場戸開検出装置およびその乗場戸開検出装置を備えたエレベータに関するものである。
エレベータにおいては、保守員などが昇降路内に侵入したときにかごの動きを制約するために乗場戸およびかご戸の状況が常に監視されている。このようなシステムとして、各階の乗場に設けられたドアセンサから構成される安全回路を、奇数階の乗場のドアセンサから構成される安全回路と、偶数階の乗場のドアセンサから構成される安全回路に分け、両方の安全回路が遮断された場合に、通常と異なる状況で乗場戸が開き、人が昇降路内に侵入したことを検出する検知システムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−509581号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検知システムでは、かごが停止している停止階の乗場のドアセンサと、その停止階の2つ上の階床の乗場のドアセンサとが同じ系統の安全回路となっている。そのため、かごが停止している停止階の2つ上の階床の乗場戸を開けて保守員が昇降路内に侵入した場合、一方の安全回路が遮断されるだけなので、通常の状況で乗場戸が開いたと判断される。よって、この場合、通常と異なる状況で乗場戸が開き、人が昇降路内に侵入したことを検出することができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、通常と異なる状況で乗場戸が開いたことを精度良く検出することができるエレベータの乗場戸開検出装置およびその乗場戸開検出装置を備えたエレベータを得ることを目的とする。
本発明におけるエレベータの乗場戸開検出装置は、各乗場に設けられた乗場戸を開閉動作させ、各乗場戸に対応して設けられる乗場ドア装置と、制御装置と、を備え、乗場ドア装置は、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って動作する開錠時動作部と、開錠時動作部が動作したことを検出する乗場戸開検出スイッチと、かごに設けられたかご戸が開方向に移動するのに伴って開錠時動作部から分離して開方向に移動し、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するとともに開錠時動作部を動作させるかご戸開閉時動作部と、を有し、制御装置は、乗場戸開検出スイッチによる検出結果に基づいて、乗場戸が開いたときに乗場戸がかご戸によって開けられたか否かを検出するものである。
本発明におけるエレベータは、上記のエレベータの乗場戸開検出装置を備えたものである。
本発明によれば、通常と異なる状況で乗場戸が開いたことを精度良く検出することができるエレベータの乗場戸開検出装置およびその乗場戸開検出装置を備えたエレベータを得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸開検出装置が適用されるエレベータの一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における乗場ドア装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における乗場ドア装置が、通常の状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における乗場ドア装置が、通常と異なる状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸開検出装置の検出回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態2における乗場ドア装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態2における乗場ドア装置が、通常の状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態2における乗場ドア装置が、通常と異なる状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態3における乗場ドア装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態3における乗場ドア装置が、通常の状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態3における乗場ドア装置が、通常と異なる状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態4における乗場ドア装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態5におけるエレベータを示す構成図である。 本発明の実施の形態6における乗場ドア装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態6における乗場ドア装置が、通常の状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。 本発明の実施の形態6における乗場ドア装置が、通常と異なる状況で乗場戸が開く場合に行う動作を示す構成図である。
以下、本発明によるエレベータの乗場戸開検出装置およびその乗場戸開検出装置を備えたエレベータを、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一部分または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸開検出装置が適用されるエレベータの一例を示す構成図である。図2は、本発明の実施の形態1における乗場ドア装置25を示す構成図である。
ここで、本実施の形態1における乗場戸開検出装置は、かご9に設けられた係合プレート11と、乗場ドア装置25と、制御装置13とを備える。
エレベータのかご9は、昇降路1内に配置されている。巻上機6は、かご9の昇降を駆動する駆動装置として機能する。すなわち、かご9は、巻上機6に備えられたシーブに巻き掛けられたロープ7により、他端側の釣合おもり8とともにつるべ式に吊持されている。かご9は、巻上機6に備えられたモータによって昇降駆動される。
昇降路1の各階には、乗場2が設けられる。各乗場2の出入口には、乗場戸3が設けられる。各乗場2の昇降路1側には、乗場戸3を開閉動作させる乗場ドア装置25が設けられる。昇降路1の壁部には、各階に対応したプレート5が設けられる。
乗場ドア装置25は、乗場2の出入口上部に固定される。乗場ドア装置25は、接続装置4と、レール16と、乗場戸開検出スイッチ17と、固定片18と、固定片19と、かご戸開閉時動作部20と、開錠時動作部21と、取付け金22と、インターロック装置23と、開錠装置24とを備える。乗場ドア装置25は、各乗場2に設けられた乗場戸3を開閉動作させ、各乗場戸3に対応して設けられる。
かご9の乗場2側には、かご9の出入口に設けられるかご戸10を開閉動作させるかごドア装置(図示せず)が設けられる。かごドア装置は、かご9の出入口上部に固定される。かごドア装置は、かご戸10を吊り下げるレールと、かご戸10の開閉動作を行うためのドアモータとを備える。
かごドア装置上部の乗場2側には、一対の係合プレート11が固定されている。一対の係合プレート11は、かご9が各乗場2に着床したとき、各乗場2に設けられた乗場ドア装置25の接続装置4の両側に位置するように構成されている。かご9には、係合プレート11の上方に位置する着床検出装置12が設けられる。
乗場戸3の動作状態、着床検出装置12の検出状態等は、制御装置13に把握される。制御装置13は、例えば、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、プログラムデータ、固定値データ等のデータを記憶するROM(Read Only Memory)と、格納されているデータを更新して順次書き換えられるRAM(Random Access Memory)とによって実現される。
制御装置13は、乗場戸3の動作状態、着床検出装置12の検出状態等に基づいて、巻上機6の動作を制御する制御部14と、通常と異なる状況で乗場戸3が開いたことを判断する判断部15とを備えて構成されている。
次に、乗場ドア装置25の構成について、図2を参照しながらさらに説明する。乗場2の出入口上部に固定される乗場ドア装置25には、レール16が固定される。レール16には、かご戸開閉時動作部20と開錠時動作部21とが吊り下げられる。乗場戸3は、かご戸開閉時動作部20に固定される。
乗場ドア装置25には、取付け金22が固定される。取付け金22には、固定片18が固定される。取付け金22には、固定片18の上方に位置する乗場戸開検出スイッチ17が固定される。このように、取付け金22には、乗場戸開検出スイッチ17と、固定片18(第1の固定片)とが設けられる。
開錠時動作部21には、インターロック装置23が回転自在に取付けられる。インターロック装置23の先端には、係合部231が設けられる。係合部231は、開錠時動作部21と取付け金22が近接したときに、固定片18の上部に係合するように設けられる。係合部231の先端には接触部232が設けられており、係合部231が固定片18に係合するときに乗場戸開検出スイッチ17の上方に接触するように配置される。開錠時動作部21には、固定片19が固定される。
このように、開錠時動作部21には、固定片18(第1の固定片)と係合する係合部231(第1の係合部)と乗場戸開検出スイッチ17と接触する接触部232とが設けられたインターロック装置23と、固定片19(第2の固定片)とが設けられる。
乗場戸3の上部には、開錠装置24が設けられる。かご戸開閉時動作部20には、接続装置4が回転自在に取付けられる。接続装置4の先端には、係合部401が設けられる。係合部401は、開錠時動作部21とかご戸開閉時動作部20が近接したときに、固定片19の上部に係合するように設けられる。
このように、かご戸開閉時動作部20には、固定片19(第2の固定片)と係合する係合部401(第2の係合部)が設けられた接続装置4が設けられる。
かごドア装置に固定される係合プレート11は、かご9が乗場2に着床したとき、接続装置4の両側に位置する。
次に、乗場ドア装置25の動作について、図3および図4を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態1における乗場ドア装置25が、通常の状況で乗場戸3が開く場合に行う動作を示す構成図である。図4は、本発明の実施の形態1における乗場ドア装置25が、通常と異なる状況で乗場戸3が開く場合に行う動作を示す構成図である。
ここで、「通常の状況で乗場戸3が開く」とは、「乗場戸3がかご戸10によって開けられる」ことを意味する。また、「通常と異なる状況で乗場戸3が開く」とは、「乗場戸3がかご戸10によらずに開けられる」ことを意味する。
まず、図3を参照しながら、通常の状況で乗場戸3が開く場合の乗場ドア装置25の動作を説明する。
通常の状況では、かご9が乗場2に着床し、ドアモータの動力によりかご戸10が開方向に移動する。このかご戸10の移動に応じて、係合プレート11は、図3の右方へ移動する。このとき、係合プレート11の一方は、接続装置4を図3の右側へ押圧する。この押圧により、接続装置4は、図3において時計回りに回動する。この回動により、接続装置4の係合部401は、固定片19との係合から開放される。
係合部401が固定片19との係合から開放されたことで、かご戸開閉時動作部20は、かご戸10とともに開方向に移動する。同時に、かご戸開閉時動作部20に固定されている乗場戸3も開方向に移動することになる。このとき、インターロック装置23により、取付け金22に固定された固定片18に係合部231が係合された状態が維持される。そのため、開錠時動作部21は、かご戸開閉時動作部20の開方向への移動に伴って開方向に移動しないので、インターロック装置23の接触部232と乗場戸開検出スイッチ17との接触も維持される。
かご戸10が開方向に移動した後、閉方向へ移動する場合、係合プレート11は、図3の左側に移動する。この移動によって、係合プレート11は、接続装置4を図3の左側へ押圧する。この押圧により、接続装置4は、図3において反時計回りに回動する。この状態で、かご戸開閉時動作部20は、かご戸10とともに閉方向に移動する。同時にかご戸開閉時動作部20に固定されている乗場戸3も閉方向に移動する。乗場戸3が全閉すると、接続装置4の係合部401は、固定片19と係合する。
続いて、図4を参照しながら、通常と異なる状況で乗場戸3が開く場合の乗場ドア装置25の動作を説明する。ここで、通常と異なる状況で乗場戸3が開く場合としては、例えば、保守員等が、保守作業のために昇降路1内に入るため乗場2側から乗場戸3を開ける場合が挙げられる。
保守員が昇降路1内に入る場合、乗場2で保守員が専用の鍵を乗場2側から開錠装置24に差し入れて開錠装置24を動作させる。開錠装置24の動作により、インターロック装置23は、図4において時計回りに回動する。この回動により、インターロック装置23の係合部231は、固定片18との係合から開放される。そして、保守員は、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させる。このとき、接続装置4の係合部401は、開錠時動作部21に固定された固定片19に係合した状態のため、かご戸開閉時動作部20と開錠時動作部21は、一体となって動作する。
そのため、乗場戸3の移動とともに開錠時動作部21も開方向に移動する。開錠時動作部21が開方向に移動すると、インターロック装置23の接触部232は、乗場戸開検出スイッチ17との接触から開放される。また、開錠装置24の動作後、インターロック装置23は、自重により、図4において反時計回りに回動する。
このように、開錠装置24は、乗場2側から動作させることで、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させることを可能な状態にするように構成されている。
乗場戸3は、開方向に移動後、閉方向に移動する。このとき、かご戸開閉時動作部20は、開錠時動作部21を図4において左側に押圧する。この押圧により、かご戸開閉時動作部20と開錠時動作部21は、一体となって閉方向に移動する。そのため、乗場戸3の閉方向への移動に伴って開錠時動作部21も閉方向に移動する。そして、乗場戸3が全閉すると、インターロック装置23の係合部231は、固定片18と係合する。この際、インターロック装置23の接触部232は、乗場戸開検出スイッチ17と接触する。
このように、開錠時動作部21は、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するように構成されている。また、かご戸開閉時動作部20は、かご9に設けられたかご戸10が開方向に移動するのに伴って開錠時動作部21から分離して開方向に移動し、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるのに伴って開錠時動作部21と一体となって開方向に移動するように構成されている。
具体的には、開錠時動作部21は、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるとき、インターロック装置23が回動することで、係合部231が固定片18との係合から開放されるとともに、接触部232が乗場戸開検出スイッチ17との接触から開放されて、かご戸開閉時動作部20と一体となって開方向に移動するように構成されている。
また、かご戸開閉時動作部20は、かご戸10が開方向に移動するとき、接続装置4が回動することで、係合部401が固定片19との係合から開放されて、開錠時動作部21から分離して開方向に移動するように構成されている。
次に、本実施の形態1における乗場戸開検出装置の検出回路について、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸開検出装置の検出回路を示す回路図である。
図5における検出回路には、複数階(例えば1階〜N階)の各階の乗場2に対応した乗場ドア装置25の乗場戸開検出スイッチ17の接点26が接続されている。これらの接点26は、電源27と制御装置13との間に直列に接続される。このように構成することで、少なくとも1箇所の乗場2において、乗場戸開検出スイッチ17の接点26が開いたときに、電源27から制御装置13への信号が遮断される。
続いて、通常の状況で乗場ドア装置25が動作する場合、すなわち、かご戸10の開閉に伴って乗場戸3が開閉される場合の検出回路の動作を説明する。この場合、開錠時動作部21は開方向に移動せず、インターロック装置23の接触部232と乗場戸開検出スイッチ17との接触も維持されるため、乗場戸開検出スイッチ17の接点26が閉じた状態が維持される。そのため、かご戸10の開閉に伴って乗場戸3が開閉される際には、電源27から制御装置13への信号が遮断されることがない。
続いて、通常と異なる状況で乗場ドア装置25が動作する場合、すなわち、乗場2側から乗場戸3が開閉される場合の検出回路の動作を説明する。この場合、乗場戸3の移動に伴って開錠時動作部21も移動するため、インターロック装置23の接触部232は、乗場戸開検出スイッチ17との接触から開放される。そのため、乗場戸開検出スイッチ17の接点26が開いた状態となる。すなわち、乗場戸開検出スイッチ17は、開錠時動作部21が開方向に移動したとき、接点26が開くように構成されている。
乗場戸開検出スイッチ17の接点26が開いた時点で、電源27から制御装置13への信号が遮断される。つまり、乗場2側から乗場戸3が開閉される際には、電源27から制御装置13への信号が遮断される。
このように、各乗場戸3に対応した乗場ドア装置25の乗場戸開検出スイッチ17の接点26が直列に接続された検出回路において、乗場戸開検出スイッチ17の接点26が開いたとき、電源27から制御装置13への信号が遮断されるように構成されている。
次に、乗場ドア装置25の動作時の制御装置13の動作を説明する。制御装置13の判断部15は、電源27から制御装置13への信号が遮断された場合、通常と異なる状況で乗場戸3が開いたと判断する。この場合、制御部14は、エレベータのかご9が走行できない状態にする。その後、判断部15は、特定のリセット操作がなされたか否かを判断し、リセット操作がなされたと判断された場合、制御部14は、エレベータのかご9が走行できる状態とする。
このように、乗場2側から乗場戸3が開いたときのみ動作するように構成された開錠時動作部21の動作を乗場戸開検出スイッチ17によって検出することで、乗場2側から乗場戸3が開いたことを検出することができる。
すなわち、乗場戸開検出スイッチ17は、開錠時動作部21が開方向に移動したことを検出するように構成されている。具体的には、乗場戸開検出スイッチ17は、開錠時動作部21の接触部232が乗場戸開検出スイッチ17との接触から開放されたとき、開錠時動作部21が開方向に移動したことを検出するように構成されている。また、制御装置13は、乗場戸開検出スイッチ17によって開錠時動作部21が開方向に移動したことが検出されたとき、通常と異なる状況で乗場戸3が開いたこと、すなわち、乗場戸3がかご戸10によらずに開けられたことを検出する。一方、制御装置13は、乗場戸開検出スイッチ17によって開錠時動作部21が開方向に移動したことが検出されなかったとき、通常の状況で乗場戸3が開いたこと、すなわち、乗場戸3がかご戸10によって開けられたことを検出する。このように、制御装置13は、乗場戸開検出スイッチ17による検出結果に基づいて、乗場戸3が開いたときに乗場戸3がかご戸10によって開けられたか否かを検出する。
また、各階の乗場2に対応する乗場戸開検出スイッチ17の接点26から構成される検出回路の系統は1つでよく、余分な配線の引き回しは必要ない。
ここで、通常と異なる状況で乗場戸が開いたことを検出する構成としては、例えば、以下の構成が考えられる。すなわち、各乗場に設けられた乗場戸が開いたことを検出する乗場戸開検出部と、かご戸の戸開開始を検出するかご戸開検出部と、判断部とを備えた構成が考えられる。判断部は、かご戸の戸開が開始されていない場合、すなわち、かご戸開検出部が動作していない場合、かごが着床している乗場に対応する乗場戸開検出部の検出結果を有効にする。一方、判断部は、かご戸の戸開が開始されている場合、すなわち、かご戸開検出部が動作している場合、かごが着床している乗場に対応する乗場戸開検出部の検出結果を無効にする。
上記のように構成することで、通常と異なる状況で乗場戸が開いたことを検出することも考えられる。しかしながら、上記の構成では、例えば通常の状況において、乗場戸が開いたことを乗場戸開検出部が検出する前に、かご戸開検出部がかご戸の戸開開始を検出しなければ、誤作動してしまう。したがって、乗場戸開検出部とかご戸開検出部の検出タイミングを高精度に調整する必要があり、機器の据付および調整が困難となる。また、複数の検出部ごとに配線の引き回しが必要なことからも機器の据付が大変である。
これに対して、本実施の形態1における乗場戸開検出装置では、検出部として乗場戸開検出スイッチ17を用いるだけで良いため、複数の検出部の検出タイミングを調整する必要もなく、かつ余分な配線引き回しも必要ない。したがって、機器の据付および調整を容易に行うことが可能となる。
なお、乗場戸開検出スイッチ17は、開錠時動作部21の動作を検出するものであれば、どのような構成でもよく、例えば、変位計、接触センサ等を用いることができる。
以上、本実施の形態1によれば、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるのに伴って動作する開錠時動作部21と、開錠時動作部21が動作したことを検出する乗場戸開検出スイッチ17と、かご戸10が開方向に移動するのに伴って開錠時動作部21から分離して開方向に移動し、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するとともに開錠時動作部21を動作させるかご戸開閉時動作部20と、制御装置13とを備えて構成されている。また、この構成において、制御装置13は、乗場戸開検出スイッチ17による検出結果に基づいて、乗場戸3がかご戸10によって開けられたか否かを検出するように構成されている。
なお、本実施の形態1では、上記の構成の具体例として、以下のように構成する場合を示している。すなわち、開錠時動作部21は、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動し、かご戸開閉時動作部20は、乗場2側から乗場戸3を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するときに開錠時動作部と一体となって開方向に移動するように構成されている。また、制御装置13は、乗場戸開検出スイッチ17によって開錠時動作部21が開方向に移動したことが検出されたとき、乗場戸3がかご戸10によらずに開けられたこと、すなわち、乗場戸3がかご戸10によって開けられなかったことを検出する。
上記のように、乗場戸3が乗場2側から開くときにのみ開錠時動作部21が動作し、開錠時動作部21の動作を乗場戸開検出スイッチ17によって検出するように構成することによって、通常と異なる状況で乗場戸3が開いたことを精度良く検出することができる。つまり、このように構成することによって、乗場戸3が開いたときに乗場戸3がかご戸10によって開けられたか否かを検出することが可能となる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、先の実施の形態1の乗場ドア装置25と構成が異なる乗場ドア装置25aを備えた乗場戸開検出装置について説明する。なお、実施の形態2では、先の実施の形態1と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1と異なる点を中心に説明する。また、先の実施の形態1と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または、同一符号の後に「a」を付して示し、ここでは詳述を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2における乗場ドア装置25aを示す構成図である。ここで、先の実施の形態1の乗場ドア装置25では、接続装置4の先端に設けられた係合部401は、開錠時動作部21に固定された固定片19と係合するように構成されている。一方、本実施の形態2の乗場ドア装置25aでは、このような構成が採用されていない。
図6において、乗場ドア装置25aは、接続装置4aと、レール16aと、乗場戸開検出スイッチ17aと、固定片18aと、かご戸開閉時動作部20aと、開錠時動作部21aと、取付け金22aと、インターロック装置23aと、開錠装置24aと、一対の磁石28aとを備える。
接続装置4aは、かご戸開閉時動作部20aに回転自在に取付けられる。接続装置4aの先端には、係合部401aが設けられる。
開錠時動作部21aには、インターロック装置23aが回転自在に取付けられる。インターロック装置23aの先端には、係合部231aが設けられている。インターロック装置23aの係合部231aは、開錠時動作部21aと取付け金22aが近接したときに、固定片18aの上部に係合するように設けられる。インターロック装置23aには、固定部233aが設けられる。
接続装置4aの係合部401aは、開錠時動作部21aとかご戸開閉時動作部20aが近接したときに、インターロック装置23aの固定部233aの上部に係合するように設けられる。
かご戸開閉時動作部20aと開錠時動作部21aにはそれぞれ、対向する位置に磁石28aが設けられる。それぞれの磁石28aは、互いの磁石28aを引き付け合う力が作用するように配置される。
このように、取付け金22aには、乗場戸開検出スイッチ17aと、固定片18aとが設けられる。開錠時動作部21aには、固定片18aと係合する係合部231a(第1の係合部)と乗場戸開検出スイッチ17aと接触する接触部232aと固定部233aとが設けられたインターロック装置23aが設けられる。また、かご戸開閉時動作部20には、固定部233aと係合する係合部401a(第2の係合部)が設けられた接続装置4aが設けられる。
次に、乗場ドア装置25aの動作について、図7および図8を参照しながら説明する。図7は、本発明の実施の形態2における乗場ドア装置25aが、通常の状況で乗場戸3aが開く場合に行う動作を示す構成図である。図8は、本発明の実施の形態2における乗場ドア装置25aが、通常と異なる状況で乗場戸3aが開く場合に行う動作を示す構成図である。
まず、図7を参照しながら、通常の状況で乗場戸3aが開く場合の乗場ドア装置25aの動作を説明する。
通常の状況では、かご9が乗場2に着床し、ドアモータの動力によりかご戸10が開方向に移動する。このかご戸10の移動に応じて、係合プレート11は、図7の右方へ移動する。このとき、係合プレート11の一方は、接続装置4aを図7の右側へ押圧する。この押圧により、接続装置4aは、図7において時計回りに回動する。この回動により、接続装置4aの係合部401aは、インターロック装置23aの固定部233aとの係合から開放される。
係合部401aがインターロック装置23aの固定部233aとの係合から開放されたことで、かご戸開閉時動作部20aは、かご戸10とともに開方向に移動する。同時に、かご戸開閉時動作部20aに固定されている乗場戸3aも開方向に移動することになる。このとき、インターロック装置23aにより、取付け金22aに固定された固定片18aに係合部231aが係合された状態が維持される。一対の磁石28aの引き付け合う力よりも、係合部231aが固定片18aに係合されている力の方が強いため、開錠時動作部21aは、開方向に移動しない。そのため、インターロック装置23aの接触部232aと乗場戸開検出スイッチ17aとの接触も維持される。
かご戸10が開方向に移動した後、閉方向に移動する場合、係合プレート11は、図7の左側に移動する。この移動によって、係合プレート11は接続装置4aを図7の左側へ押圧する。この押圧により、接続装置4aは、図7において反時計回りに回動する。この状態で、かご戸開閉時動作部20aは、かご戸10とともに閉方向に移動する。同時にかご戸開閉時動作部20aに固定されている乗場戸3aも閉方向に移動する。乗場戸3aが全閉すると、接続装置4aの係合部401aは、インターロック装置23aの固定部233aと係合する。
続いて、図8を参照しながら、通常と異なる状況で乗場戸3aが開く場合の乗場ドア装置25aの動作を説明する。
乗場2で保守員が開錠装置24aを動作させると、インターロック装置23aは、図8において時計回りに回動する。この回動により、インターロック装置23aの係合部231aは、固定片18aとの係合から開放される。このとき、接続装置4aの係合部401は、インターロック装置23aの固定部233aと係合した状態のため、接続装置4aは、インターロック装置23aの回動に応じて図8において時計回りに回動する。
その後、保守員により乗場戸3aが開方向に移動させられる。このとき、接続装置4aの係合部401aは、インターロック装置23aの固定部233aと係合した状態であり、かつ、磁石28aにより、かご戸開閉時動作部20aと開錠時動作部21aの間には互いに引き合う力が作用している。そのため、かご戸開閉時動作部20aと開錠時動作部21aは、一体となって動作する。
よって、乗場戸3aの移動に伴って開錠時動作部21aも開方向に移動する。開錠時動作部21aが開方向に移動すると、インターロック装置23aの接触部232aは、乗場戸開検出スイッチ17aとの接触から開放される。また、開錠装置24aの動作後、インターロック装置23aおよび接続装置4aは、自重により図8において反時計回りに回動する。
乗場戸3aは、開方向に移動後、閉方向に移動する。このとき、かご戸開閉時動作部20aは、開錠時動作部21aを図8において左側に押圧する。この押圧により、かご戸開閉時動作部20aと開錠時動作部21aは、一体となって閉方向に移動する。そのため、乗場戸3aの閉方向への移動に伴って開錠時動作部21aも閉方向に移動する。そして、乗場戸3aが全閉すると、インターロック装置23aの係合部231aは、固定片18aと係合する。この際、インターロック装置23aの接触部232aは、乗場戸開検出スイッチ17aと接触する。
このように、開錠時動作部21aは、乗場2側から乗場戸3aを開方向に移動させるとき、インターロック装置23aが回動することで、係合部231aが固定片18aとの係合から開放されるとともに、接触部232aが乗場戸開検出スイッチ17aとの接触から開放されて、かご戸開閉時動作部20aと一体となって開方向に移動するように構成されている。
また、かご戸開閉時動作部20aは、かご戸10が開方向に移動するとき、接続装置4aが回動することで、係合部401aが固定部233aとの係合から開放されて、開錠時動作部21aから分離して開方向に移動するように構成されている。
このように、本実施の形態2においても、乗場2側から乗場戸3aが開いたときのみ動作するように構成された開錠時動作部21aの動作を乗場戸開検出スイッチ17aによって検出することで、乗場2側から乗場戸3aが開いたことを検出することができる。つまり、このように構成することによって、乗場戸3aが開いたときに乗場戸3aがかご戸10によって開けられたか否かを検出することが可能となる。
また、本実施の形態2の構成では、固定片18aと係合する係合部231aと、接続装置4aの係合部401aが係合する固定部233aとが、インターロック装置23aに一体的に設けられているので、乗場ドア装置25aの部品点数を削減することができる。その結果、乗場ドア装置25aを小型化し、レイアウト性を向上させることができる。
なお、本実施の形態2では、磁石28aをかご戸開閉時動作部20aと開錠時動作部21aの両方に配置する場合を例示したが、これに限定されるものではなく、これらの一方にのみ磁石28aを配置し、もう一方に磁性体を配置してもよい。
以上、本実施の形態2によれば、上述のように、先の実施の形態1と構成が異なる乗場ドア装置を備えた場合であっても、先の実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3では、先の実施の形態1、2の乗場ドア装置25,25aと構成が異なる乗場ドア装置25bを備えた乗場戸開検出装置について説明する。なお、実施の形態3では、先の実施の形態1、2と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1、2と異なる点を中心に説明する。また、先の実施の形態1と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または、同一符号の後に「b」を付して示し、ここでは詳述を省略する。
図9は、本発明の実施の形態3における乗場ドア装置25bを示す構成図である。図9において、乗場ドア装置25bは、接続装置4bと、レール16bと、乗場戸開検出スイッチ17bと、かご戸開閉時動作部20bと、開錠時動作部21bと、取付け金22bと、開錠装置24bと、固定片29bと、固定片30bと、一対の磁石31bとを備える。
接続装置4bは、かご戸開閉時動作部20bに回転自在に取付けられる。接続装置4bの先端には、係合部401bが設けられる。接続装置4bの係合部401bは、乗場戸3bが閉じたときに、取付け金22bに固定された固定片29bの上部に係合するように設けられる。
開錠時動作部21bの端には接触部32bが設けられており、接触部32bは、開錠時動作部21bと取付け金22bが近接したときに、乗場戸開検出スイッチ17bの上方に接触するように配置される。開錠時動作部21bには、固定片30bが固定される。
開錠時動作部21bと取付け金22bにはそれぞれ、対向する位置に磁石31bが設けられる。それぞれの磁石31bは、互いの磁石31bを引き付け合う力が作用するように配置される。
このように、取付け金22bには、乗場戸開検出スイッチ17bと、固定片29b(第1の固定片)とが設けられる。開錠時動作部21bには、乗場戸開検出スイッチ17bと接触する接触部32bと、固定片30b(第2の固定片)とが設けられる。また、かご戸開閉時動作部20bには、固定片29bおよび固定片30bのそれぞれと係合する係合部401が設けられた接続装置4bが設けられる。
次に、乗場ドア装置25bの動作について、図10および図11を参照しながら説明する。図10は、本発明の実施の形態3における乗場ドア装置25bが、通常の状況で乗場戸3bが開く場合に行う動作を示す構成図である。図11は、本発明の実施の形態3における乗場ドア装置25bが、通常と異なる状況で乗場戸3bが開く場合に行う動作を示す構成図である。
まず、図10を参照しながら、通常の状況で乗場戸3bが開く場合の乗場ドア装置25bの動作を説明する。
通常の状況では、かご9が乗場2に着床し、ドアモータの動力によりかご戸10が開方向に移動する。このかご戸10の移動に応じて、係合プレート11は、図10の右方へ移動する。このとき、係合プレート11の一方は、接続装置4bを図10の右側へ押圧する。この押圧により、接続装置4bは、図10において時計回りに回動する。この回動により、接続装置4bの係合部401bは、取付け金22bの固定片29bとの係合から開放される。
係合部401bが固定片29bとの係合から開放されたことで、かご戸開閉時動作部20bは、かご戸10とともに開方向に移動する。同時に、かご戸開閉時動作部20bに固定されている乗場戸3bも開方向に移動することになる。
一方、開錠時動作部21bは、磁石31bの間に作用するお互いに引き付け合う力により取付け金22bに引き付けられているため、開方向に移動しない。そのため、開錠時動作部21bの接触部32bと乗場戸開検出スイッチ17bとの接触も維持される。
かご戸10が開方向に移動した後、閉方向に移動する場合、係合プレート11は、図10の左側に移動する。この移動によって、係合プレート11は、接続装置4bを図10の左側へ押圧する。この押圧により、接続装置4bは、図10において反時計回りに回動する。この状態で、かご戸開閉時動作部20bは、かご戸10とともに閉方向に移動する。同時にかご戸開閉時動作部20bに固定されている乗場戸3bも閉方向に移動する。乗場戸3bが全閉すると、接続装置4bの係合部401bは、固定片29bと係合する。
続いて、図11を参照しながら、通常と異なる状況で乗場戸3bが開く場合の乗場ドア装置25bの動作を説明する。
乗場2で保守員が開錠装置24bを動作させると、接続装置4bは、図11において時計回りに回動する。この回動により、接続装置4bの係合部401bは、固定片29bとの係合から開放される。
その後、保守員により乗場戸3bが開方向に移動させられる。開錠装置24bの動作後、接続装置4bは、自重により、図11において反時計回りに回動する。そして、接続装置4bは、反時計回りに回動した状態で、乗場戸3bの移動に応じて、図11の右方へ移動する。このとき、接続装置4bの係合部401bは、開錠時動作部21bに固定された固定片30bに係合する。接続装置4bの係合部401bと固定片30bとが係合する力は、磁石31bの間に作用するお互いを引き付け合う力よりも強いため、かご戸開閉時動作部20bと開錠時動作部21bは、一体となって動作する。
そのため、乗場戸3bの移動に伴って開錠時動作部21bも開方向に移動する。開錠時動作部21bが開方向に移動すると、開錠時動作部21bの接触部32bは、乗場戸開検出スイッチ17bとの接触から開放される。
乗場戸3bは、開方向に移動後、閉方向に移動する。このとき、かご戸開閉時動作部20bは、開錠時動作部21bを図11において左側に押圧する。この押圧により、かご戸開閉時動作部20bと開錠時動作部21bは、一体となって閉方向に移動する。そのため、乗場戸3bの閉方向への移動に伴って開錠時動作部21bも閉方向に移動する。そして、乗場戸3bが全閉すると、接続装置4bの係合部401bは、固定片29bと係合する。この際、開錠時動作部21bの接触部32bは、乗場戸開検出スイッチ17bと接触する。
このように、開錠時動作部21bは、乗場2側から乗場戸3bを開方向に移動させるとき、接続装置4bが回動することで、係合部401が固定片29bとの係合から開放されて固定片30bと係合するとともに、接触部32bが乗場戸開検出スイッチ17bとの接触から開放されて、かご戸開閉時動作部20bと一体となって開方向に移動するように構成されている。
また、かご戸開閉時動作部20bは、かご戸10が開方向に移動するとき、接続装置4bが回動することで、係合部401bが固定片29bとの係合から開放されて、開錠時動作部21bから分離して開方向に移動するように構成されている。
このように、本実施の形態3においても、乗場2側から乗場戸3bが開いたときのみ動作するように構成された開錠時動作部21bの動作を乗場戸開検出スイッチ17bによって検出することで、乗場2側から乗場戸3bが開いたことを検出することができる。つまり、このように構成することによって、乗場戸3bが開いたときに乗場戸3bがかご戸10によって開けられたか否かを検出することが可能となる。また、先の実施の形態2と同様に、乗場ドア装置25bの部品点数を削減できるため、レイアウト性を向上させることができる。
以上、本実施の形態3によれば、上述のように、先の実施の形態1、2と構成が異なる乗場ドア装置を備えた場合であっても、先の実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4では、先の実施の形態1〜3の乗場ドア装置25,25a,25bと構成が異なる乗場ドア装置25cを備えた乗場戸開検出装置について説明する。なお、実施の形態4では、先の実施の形態1〜3と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1〜3と異なる点を中心に説明する。また、先の実施の形態1と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または、同一符号の後に「c」を付して示し、ここでは詳述を省略する。
図12は、本発明の実施の形態4における乗場ドア装置25cを示す構成図である。ここで、先の実施の形態3の乗場ドア装置25bでは、磁石31bの引き付け力によって開錠時動作部21bと取付け金22bを拘束するように構成されている。一方、本実施の形態4の乗場ドア装置25cでは、このような構成が採用されていない。
図12において、乗場ドア装置25cは、接続装置4cと、レール16cと、乗場戸開検出スイッチ17cと、固定片18cと、かご戸開閉時動作部20cと、開錠時動作部21cと、取付け金22cと、インターロック装置23cと、開錠装置24cと、固定片29cと、固定片30cとを備える。
インターロック装置23cは、開錠時動作部21cに回転自在に取付けられる。インターロック装置23cの先端には、係合部231cが設けられる。インターロック装置23cの係合部231cは、開錠時動作部21cが取付け金22cに近接したときに、取付け金22cに固定された固定片18cの上部に係合するように設けられる。
また、インターロック装置23cの上部には押圧棒234cが取付けられる。押圧棒234cは、開錠装置24cが動作してインターロック装置23cが図12において時計回りに回動したときに、接続装置4cを図12において時計回りに回動させる。
このように、取付け金22cには、乗場戸開検出スイッチ17cと、固定片18c(第1の固定片)と、固定片29c(第2の固定片)とが設けられる。開錠時動作部21cには、固定片18cと係合する係合部231c(第1の係合部)と押圧棒234cとが設けられたインターロック装置23cと、乗場戸開検出スイッチ17cと接触する接触部32cと、固定片30c(第3の固定片)とが設けられる。また、かご戸開閉時動作部20cには、固定片29cおよび固定片30cのそれぞれと係合する係合部401c(第2の係合部)が設けられた接続装置4cが設けられる。
このように構成することで、開錠装置24cの動作により、インターロック装置23cの係合部231cと固定片18cの係合、および接続装置4cの係合部401cと固定片29cの係合を同時に開放することができる。
このように、開錠時動作部21cは、乗場2側から乗場戸3cを開方向に移動させるとき、インターロック装置23が回動することで、係合部231cが固定片18cとの係合から開放されて押圧棒234cが接続装置4cを押圧し、押圧棒234cによる押圧によって接続装置4cが回動することで、係合部401cが固定片29cとの係合から開放されて固定片30cと係合するとともに、接触部32cが乗場戸開検出スイッチ17cとの接触から開放されて、かご戸開閉時動作部20cと一体となって開方向に移動するように構成されている。
また、かご戸開閉時動作部20cは、かご戸10が開方向に移動するとき、接続装置4cが回動することで、係合部401cが固定片29cとの係合から開放されて、開錠時動作部21cから分離して開方向に移動するように構成されている。
また、図12に示すように、開錠時動作部21cに固定された固定片30cの係合部を多段の係合部としてもよい。同様に、接続装置4cの係合部401cを多段の係合部としてもよい。これによって、乗場2側から乗場戸3cが開けられる場合の乗場ドア装置25cの動作において、接続装置4cが図12の右方に移動するときに、接続装置4cの係合部401cと固定片30cが係合するまでの時間遅れを短縮できる。
ここで、係合部401cおよび固定片30cのそれぞれの係合部を1段の係合部とする場合、接続装置4cが自重で図12において反時計回りに回動するタイミングのずれを考慮して、最も遅い場合でも係合部401cと固定片30cが係合できるように固定片30cの位置を調整する必要がある。これに対して、係合部401cおよび固定片30cのそれぞれの係合部を多段の係合部にすることで、いずれかの段の係合部同士が係合すればよいので、固定片30cの位置を図12においてより左側に配置できる。これによって、接続装置4cの係合部401cと固定片30cが係合するまでの時間遅れを短縮できる。
このように、本実施の形態4の構成においても、乗場2側から乗場戸3cが開いたときのみ動作するように構成された開錠時動作部21cの動作を乗場戸開検出スイッチ17cによって検出することで、乗場2側から乗場戸3cが開いたことを検出することができる。つまり、このように構成することによって、乗場戸3cが開いたときに乗場戸3cがかご戸10によって開けられたか否かを検出することが可能となる。
以上、本実施の形態4によれば、上述のように、先の実施の形態1〜3と構成が異なる乗場ドア装置を備えた場合であっても、先の実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5では、先の実施の形態1と構成が異なるエレベータに対してエレベータの乗場戸開検出装置を適用する場合について説明する。なお、実施の形態5では、先の実施の形態1〜4と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1〜4と異なる点を中心に説明する。また、先の実施の形態1と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または、同一符号の後に「d」を付して示し、ここでは詳述を省略する。
図13は、本発明の実施の形態5におけるエレベータを示す構成図である。なお、図13では、2台のエレベータが昇降路1内に配置されている場合を例示しているが、昇降路1内に配置されるエレベータの台数は2台に限定されるわけではなく、3台以上のエレベータが昇降路1内に配置されていてもよい。また、実施の形態5では、図13に示すエレベータに対して先の実施の形態1の乗場戸開検出装置を適用する場合について説明する。
第1のエレベータのかご9dは、巻上機6dに備えられたシーブに巻き掛けられたロープ7dにより、他端側の釣合おもり8dとともにつるべ式に吊持されている。かご9dは、巻上機6dに備えられたモータによって昇降駆動される。
第2のエレベータも同様に、かご109dは、巻上機106dに備えられたシーブに巻き掛けられたロープ107dにより、他端側の釣合おもり108dとともにつるべ式に吊持されている。かご109dは、巻上機106dに備えられたモータによって昇降駆動される。
かご9dの乗場2側には、かご9dの出入口に設けられるかご戸10dを開閉動作させるかごドア装置(図示せず)が設けられる。同様に、かご109dの乗場2側には、かご109dの出入口に設けられるかご戸110dを開閉動作させるかごドア装置(図示せず)が設けられる。
かご9dのかごドア装置上部の乗場2側には、一対の係合プレート11dが固定されている。かご109dのかごドア装置上部の乗場2側には、一対の係合プレート111dが固定されている。
かご9dには、係合プレート11dの上方に位置する着床検出装置12dが設けられる。同様に、かご109dには、係合プレート111dの上方に位置する着床検出装置112dが設けられる。
昇降路1の各階に設けられた乗場2の出入口上部には、先の実施の形態1の乗場ドア装置25が固定される。
次に、図13に示すエレベータに対して先の実施の形態1の乗場戸開検出装置を適用する場合の乗場ドア装置25の動作について説明する。
まず、通常の状況で乗場戸3が開く場合の乗場ドア装置25の動作を説明する。なお、ここでは、具体例として、第1のエレベータのかご9dが乗場2に着床した場合の乗場ドア装置25の動作について説明する。
通常の状況では、かご9dが乗場2に着床し、ドアモータの動力によりかご戸10dが開方向に移動する。このかご戸10dの移動により乗場ドア装置25が動作する場合、かご戸開閉時動作部20のみが開方向に移動し、開錠時動作部21は移動しない。
よって、インターロック装置23の接触部232と乗場戸開検出スイッチ17との接触が維持される。乗場戸開検出スイッチ17の接点26が閉じた状態が維持されるため、電源27から制御装置13への信号が遮断されることがない。そのため、かご戸110dが開いていないもう一方の第2のエレベータのかご109dに関しては走行が継続される。
続いて、通常と異なる状況で乗場戸3が開く場合の乗場ドア装置25の動作を説明する。乗場2側から乗場戸3が開けられた場合は、乗場戸3の移動に伴って、開錠時動作部21とかご戸開閉時動作部20が一体となって動作する。開錠時動作部21が開方向に移動するため、開錠時動作部21に取付けられているインターロック装置23も移動する。
よって、インターロック装置23の接触部232は、乗場戸開検出スイッチ17との接触から開放される。この場合、乗場戸開検出スイッチ17の接点26が開いた状態となる。乗場戸開検出スイッチ17の接点26が開いた時点で、電源27から制御装置13への信号が遮断される。
電源27から制御装置13への信号が遮断されると、制御装置13の判断部15は、通常と異なる状況で乗場戸3が開いたと判断する。この場合、制御部14は、第1のエレベータのかご9dと第2のエレベータのかご109dの両方が走行できない状態にする。
このように、第1のエレベータのかご戸10dまたは第2のエレベータのかご戸110dによって乗場戸3が開けられたか、乗場2側から乗場戸3が開けられたかを判別することができる。さらに、複数台のエレベータのかごが同一の昇降路1内を走行している場合において、少なくともいずれか一つのエレベータのかご戸によって乗場戸3が開けられたときに、他のエレベータのかごの走行を妨げることを防止できる。そのため、エレベータの輸送効率の低下を防止することができる。
なお、実施の形態5では、図13に示すエレベータに対して先の実施の形態1の乗場戸開検出装置を適用する場合について説明したが、図13に示すエレベータに対して先の実施の形態2〜4のそれぞれの乗場戸開検出装置を適用しても同様の効果が得られる。
以上、本実施の形態5によれば、昇降路内に配置された複数のかごを備えたエレベータに対しても、先の実施の形態1〜4のそれぞれの乗場戸開検出装置を適用することができる。
実施の形態6.
本実施の形態6では、先の実施の形態1〜4の乗場ドア装置25,25a,25b,25cと構成が異なる乗場ドア装置25eを備えた乗場戸開検出装置について説明する。なお、実施の形態6では、先の実施の形態1〜4と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1〜4と異なる点を中心に説明する。また、先の実施の形態1と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または、同一符号の後に「e」を付して示し、ここでは詳述を省略する。
図14は、本発明の実施の形態6における乗場ドア装置25eを示す構成図である。ここで、先の実施の形態4の乗場ドア装置25cでは、インターロック装置23の回動によって接続装置4cの係合部401cが開錠時動作部21cに設けられた固定片30cに係合するように構成されている。一方、本実施の形態6の乗場ドア装置25eでは、このような構成が採用されていない。
図14において、乗場ドア装置25eは、接続装置4eと、レール16eと、乗場戸開検出スイッチ17eと、固定片18eと、かご戸開閉時動作部20eと、取付け金22eと、インターロック装置23eと、開錠装置24eと、開錠時動作部34eとを備える。
取付け金22eには、乗場戸開検出スイッチ17eと、固定片18eと、開錠時動作部34eとが設けられる。開錠時動作部34eには、乗場戸開検出スイッチ17eと接触する接触部342eと、開錠時動作部34eの回動状態を保持する保持機構343eと、固定部344eとが設けられる。開錠時動作部34eは、取付け金22eに回転自在に取付けられる。
かご戸開閉時動作部20eには、インターロック装置23eと、接続装置4eとが設けられる。インターロック装置23eは、かご戸開閉時動作部20eに回転自在に取付けられる。インターロック装置23eの先端には、係合部231eが設けられる。インターロック装置23eの係合部231eは、かご戸開閉時動作部20eが取付け金22eに近接したときに、取付け金22eに固定された固定片18eの上部に係合するように設けられる。
接続装置4eも同様に、かご戸開閉時動作部20eに回転自在に取付けられる。接続装置4eの先端には、係合部401eが設けられる。接続装置4eの係合部401eは、かご戸開閉時動作部20eが取付け金22eに近接したときに、取付け金22eに取付けられた開錠時動作部34eに設けられた固定部344eの上部に係合するように設けられる。
接続装置4eの上部には押圧棒403eが取付けられる。押圧棒403eは、係合プレート11によって接続装置4eが図14において時計回りに回動したときに、インターロック装置23eを図14において時計回りに回動させる。
このように、取付け金22eには、乗場戸開検出スイッチ17eと、固定片18eと、開錠時動作部34eが設けられる。開錠時動作部34eには、乗場戸開検出スイッチ17eと接触する接触部342eと、固定部344eとが設けられる。また、かご戸開閉時動作部20eには、固定片18eと係合する係合部231e(第1の係合部)が設けられたインターロック装置23eと、固定部344eと係合する係合部401e(第2の係合部)と、押圧棒403eとが設けられた接続装置4eが設けられる。
次に、乗場ドア装置25eの動作について、図15および図16を参照しながら説明する。図15は、本発明の実施の形態6における乗場ドア装置25eが、通常の状況で乗場戸3eが開く場合に行う動作を示す構成図である。図16は、本発明の実施の形態6における乗場ドア装置25eが、通常と異なる状況で乗場戸3eが開く場合に行う動作を示す構成図である。
まず、図15を参照しながら、通常の状況で乗場戸3eが開く場合の乗場ドア装置25eの動作を説明する。
通常の状況では、かご9が乗場2に着床し、ドアモータの動力によりかご戸10が開方向に移動する。このかご戸10の移動に応じて、係合プレート11は、図15の右方向へ移動する。このとき、係合プレート11の一方は、接続装置4eを図15の右側へ押圧する。この押圧により、接続装置4eは、図15において時計回りに回動する。この回動により、接続装置4eの係合部401eは、開錠時動作部34eの固定部344eとの係合から開放される。同時に、接続装置4eの押圧棒403eが、インターロック装置23eを図15の上側に押圧する。この押圧により、インターロック装置23eは、図15において時計回りに回動する。この回動動作により、インターロック装置23eの係合部231eは、固定片18eとの係合から開放される。
係合部231eが固定片18eとの係合から開放されたことで、かご戸開閉時動作部20eは、かご戸10とともに開方向に移動する。同時に、かご戸開閉時動作部20eに固定されている乗場戸3eも開方向に移動することになる。一方、開錠時動作部34eは、保持機構343eにより作用する力によって保持されるので、回動しない。そのため、開錠時動作部34eの接触部342eと乗場戸開検出スイッチ17eとの接触が維持される。
かご戸10が開方向に移動した後、閉方向に移動する場合、係合プレート11は、図15の左側に移動する。この移動によって、係合プレート11は、接続装置4eを図15の左側へ押圧する。この押圧により、接続装置4eは、図15において反時計回りに回動する。同時に、接続装置4eの押圧棒403eによって押圧されていたインターロック装置23eも、図15において反時計回りに回動する。この状態で、かご戸開閉時動作部20eは、かご戸10とともに閉方向に移動する。
乗場戸3eが全閉すると、接続装置4eの係合部401eは、開錠時動作部34eの固定部344eと係合し、インターロック装置23eの係合部231eは、固定片18eと係合する。
続いて、図16を参照しながら、通常と異なる状況で乗場戸3eが開く場合の乗場ドア装置25eの動作を説明する。
乗場2で保守員が開錠装置24eを動作させると、インターロック装置23eは、図16において時計回りに回動する。この回動により、インターロック装置23eの係合部231eは、固定片18eとの係合から開放される。このとき、接続装置4eは、回動せず、接続装置4eの係合部401eは、開錠時動作部34eの固定部344eとの係合が維持される。
その後、保守員により乗場戸3eが開方向に移動させられる。このとき、接続装置4eの係合部401eは、開錠時動作部34eの固定部344eと係合した状態となる。そのため、かご戸開閉時動作部20eの開方向への移動に応じて、開錠時動作部34eは、図16において時計回りに回動する。開錠時動作部34eが回動すると、開錠時動作部34eの接触部342eは、乗場戸開検出スイッチ17eとの接触から開放される。
さらにかご戸開閉時動作部20eが開方向へ移動していくと、開錠時動作部34eの回動によって、接続装置4eの係合部401eは、開錠時動作部34eの固定部344eとの係合から開放される。開錠時動作部34eの回動に応じて保持機構343eによって作用する力の方向が変化するため、開錠時動作部34eは、回動した状態で保持される。また、開錠装置24eの動作後、インターロック装置23eは、自重により図16において反時計回りに回動する。
乗場戸3eは、開方向に移動後、閉方向に移動する。乗場戸3eの移動に伴って、かご戸開閉時動作部20eも閉方向に移動する。この移動によって、接続装置4eは、開錠時動作部34eを図16の左側に押圧する。この押圧により、開錠時動作部34eは、図16において反時計回りに回動する。
乗場戸3eが全閉すると、インターロック装置23eの係合部231eは、固定片18eと係合し、接続装置4eの係合部401eは、開錠時動作部34eの固定部344eと係合する。開錠時動作部34eの接触部342eは、乗場戸開検出スイッチ17eと接触する。図16において反時計回りの開錠時動作部34eの回動によって、保持機構343eが発生させる力の方向は、接触部342eが乗場戸開検出スイッチ17eと接触を維持する方向に変化する。
このように、かご戸開閉時動作部20eは、乗場2側から乗場戸3eを開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するときに開錠時動作部34eを回動させる。したがって、開錠時動作部34eは、乗場2側から乗場戸3eを開方向に移動させるのに伴って回動する。つまり、開錠時動作部34eは、乗場2側から乗場戸3eを開方向に移動させるとき、接続装置4eの係合部401eとの係合が維持され、乗場戸3eの移動に伴って回動する。そのため、接触部342eは、乗場戸開検出スイッチ17eとの接触から開放される。また、かご戸開閉時動作部20eは、かご戸10が開方向に移動するとき、接続装置4eが回動することで、係合部401eが固定部344eとの係合から開放されて、開錠時動作部34eから分離して開方向に移動するように構成されている。
このように、本実施の形態6においても、乗場2側から乗場戸3eが開いたときのみ動作するように構成された開錠時動作部34eが、動作したこと、すなわち回動したことを乗場戸開検出スイッチ17eによって検出することで、乗場2側から乗場戸3eが開いたことを検出することができる。つまり、このように構成することによって、乗場戸3eが開いたときに乗場戸3eがかご戸10によって開けられたか否かを検出することが可能となる。
以上、本実施の形態6によれば、先の実施の形態1の構成に対して、開錠時動作部34eは、乗場2側から乗場戸3eを開方向に移動させるのに伴って回動し、かご戸開閉時動作部20eは、乗場2側から乗場戸3eを開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するときに開錠時動作部34eを回動させるように構成されている。上述のように、先の実施の形態1〜4と構成が異なる乗場ドア装置を備えた場合であっても、先の実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、先の実施の形態5における図13に示すエレベータに対して本実施の形態6の乗場戸開検出装置を適用しても同様の効果が得られる。すなわち、昇降路内に配置された複数のかごを備えたエレベータに対しても、本実施の形態6の乗場戸開検出装置を適用することができる。
なお、本実施の形態1〜6について個別に説明してきたが、本実施の形態1〜6のそれぞれで開示した構成例は、任意に組み合わせることが可能である
1 昇降路、2 乗場、3,3a,3b,3c,3e 乗場戸、4,4a,4b,4c,4e 接続装置、5 プレート、6,6d,106d 巻上機、7,7d,107d ロープ、8,8d,108d 釣合おもり、9,9d,109d かご、10,10d,110d かご戸、11,11d,111d 係合プレート、12,12d,112d 着床検出装置、13 制御装置、14 制御部、15 判断部、16,16a,16b,16c,16e レール、17,17a,17b,17c,17e 乗場戸開検出スイッチ、18,18a,18c,18e 固定片、19 固定片、20,20a,20b,20c,20e かご戸開閉時動作部、21,21a,21b,21c 開錠時動作部、22,22a,22b,22c,22e 取付け金、23,23a,23c,23e インターロック装置、24,24a,24b,24c,24e 開錠装置、25,25a,25b,25c,25e 乗場ドア装置、26 接点、27 電源、28a 磁石、29b,29c 固定片、30b,30c 固定片、31b 磁石、32b,32c 接触部、34e 開錠時動作部、231,231a,231c,231e 係合部、232,232a 接触部、233a 固定部、234c 押圧棒、342e 接触部、343e 保持機構、344e 固定部、401,401a,401b,401c,401e 係合部、403e 押圧棒。
本発明におけるエレベータの乗場戸開検出装置は、各乗場に設けられた乗場戸を開閉動作させ、各乗場戸に対応して設けられる乗場ドア装置と、制御装置と、を備え、乗場ドア装置は、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って動作する開錠時動作部と、開錠時動作部が動作したことを検出する乗場戸開検出スイッチと、開錠時動作部と係合しかご戸が開方向に移動するとき開錠時動作部との係合から開放される接続装置が設けられ、かごに設けられたかご戸が開方向に移動するのに伴って開錠時動作部から分離して開方向に移動し、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するとともに開錠時動作部と一体となって移動する、または接続装置によって開錠時動作部を回動させて開錠時動作部と分離して移動するかご戸開閉時動作部と、を有し、制御装置は、乗場戸開検出スイッチによる検出結果に基づいて、乗場戸が開いたときに乗場戸がかご戸によって開けられたか否かを検出するものである。
本発明におけるエレベータの乗場戸開検出装置は、各乗場に設けられた乗場戸を開閉動作させ、各乗場戸に対応して設けられる乗場ドア装置と、制御装置と、を備え、乗場ドア装置は、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って動作する開錠時動作部と、開錠時動作部が動作したことを検出する乗場戸開検出スイッチと、かごに設けられたかご戸が開方向に移動するのに伴って開錠時動作部から分離して開方向に移動し、乗場側から乗場戸を開方向に移動させるのに伴って開方向に移動するとともに開錠時動作部と一体となって移動するかご戸開閉時動作部と、を有し、制御装置は、乗場戸開検出スイッチによる検出結果に基づいて、乗場戸が開いたときに乗場戸がかご戸によって開けられたか否かを検出するものである。

Claims (11)

  1. 各乗場に設けられた乗場戸を開閉動作させ、各乗場戸に対応して設けられる乗場ドア装置と、
    制御装置と、
    を備え、
    前記乗場ドア装置は、
    乗場側から前記乗場戸を開方向に移動させるのに伴って動作する開錠時動作部と、
    前記開錠時動作部が動作したことを検出する乗場戸開検出スイッチと、
    かごに設けられたかご戸が前記開方向に移動するのに伴って前記開錠時動作部から分離して前記開方向に移動し、前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるのに伴って前記開方向に移動するとともに前記開錠時動作部を動作させるかご戸開閉時動作部と、
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記乗場戸開検出スイッチによる検出結果に基づいて、前記乗場戸が開いたときに前記乗場戸が前記かご戸によって開けられたか否かを検出する
    エレベータの乗場戸開検出装置。
  2. 前記開錠時動作部は、前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるのに伴って前記開方向に移動し、
    前記かご戸開閉時動作部は、前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるのに伴って前記開方向に移動するときに前記開錠時動作部と一体となって前記開方向に移動する
    請求項1に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  3. 前記乗場ドア装置は、
    前記乗場戸開検出スイッチと、第1の固定片とが設けられた取付け金をさらに有し、
    前記開錠時動作部には、
    前記第1の固定片と係合する第1の係合部と前記乗場戸開検出スイッチと接触する接触部とが設けられたインターロック装置と、第2の固定片とが設けられ、
    前記かご戸開閉時動作部には、
    前記第2の固定片と係合する第2の係合部が設けられた接続装置が設けられ、
    前記乗場戸開検出スイッチは、
    前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されたとき、前記開錠時動作部が前記開方向に移動したことを検出し、
    前記開錠時動作部は、
    前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるとき、前記インターロック装置が回動することで、前記第1の係合部が前記第1の固定片との係合から開放されるとともに、前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されて、前記かご戸開閉時動作部と一体となって前記開方向に移動し、
    前記かご戸開閉時動作部は、
    前記かご戸が前記開方向に移動するとき、前記接続装置が回動することで、前記第2の係合部が前記第2の固定片との係合から開放されて、前記開錠時動作部から分離して前記開方向に移動する
    請求項2に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  4. 前記乗場ドア装置は、
    前記乗場戸開検出スイッチと、固定片とが設けられた取付け金をさらに有し、
    前記開錠時動作部には、
    前記固定片と係合する第1の係合部と前記乗場戸開検出スイッチと接触する接触部と固定部とが設けられたインターロック装置が設けられ、
    前記かご戸開閉時動作部には、
    前記固定部と係合する第2の係合部が設けられた接続装置が設けられ、
    前記乗場戸開検出スイッチは、
    前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されたとき、前記開錠時動作部が前記開方向に移動したことを検出し、
    前記開錠時動作部は、
    前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるとき、前記インターロック装置が回動することで、前記第1の係合部が前記固定片との係合から開放されるとともに、前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されて、前記かご戸開閉時動作部と一体となって前記開方向に移動し、
    前記かご戸開閉時動作部は、
    前記かご戸が前記開方向に移動するとき、前記接続装置が回動することで、前記第2の係合部が前記固定部との係合から開放されて、前記開錠時動作部から分離して前記開方向に移動する
    請求項2に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  5. 前記乗場ドア装置は、
    前記乗場戸開検出スイッチと、第1の固定片とが設けられた取付け金をさらに有し、
    前記開錠時動作部には、
    前記乗場戸開検出スイッチと接触する接触部と、第2の固定片とが設けられ、
    前記かご戸開閉時動作部には、
    前記第1の固定片および前記第2の固定片のそれぞれと係合する係合部が設けられた接続装置が設けられ、
    前記乗場戸開検出スイッチは、
    前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されたとき、前記開錠時動作部が前記開方向に移動したことを検出し、
    前記開錠時動作部は、
    前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるとき、前記接続装置が回動することで、前記係合部が前記第1の固定片との係合から開放されて前記第2の固定片と係合するとともに、前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されて、前記かご戸開閉時動作部と一体となって前記開方向に移動し、
    前記かご戸開閉時動作部は、
    前記かご戸が前記開方向に移動するとき、前記接続装置が回動することで、前記係合部が前記第1の固定片との係合から開放されて、前記開錠時動作部から分離して前記開方向に移動する
    請求項2に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  6. 前記乗場ドア装置は、
    前記乗場戸開検出スイッチと、第1の固定片と、第2の固定片とが設けられた取付け金をさらに有し、
    前記開錠時動作部には、
    前記第1の固定片と係合する第1の係合部と押圧棒とが設けられたインターロック装置と、前記乗場戸開検出スイッチと接触する接触部と、第3の固定片とが設けられ、
    前記かご戸開閉時動作部には、
    前記第2の固定片および前記第3の固定片のそれぞれと係合する第2の係合部が設けられた接続装置が設けられ、
    前記乗場戸開検出スイッチは、
    前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されたとき、前記開錠時動作部が前記開方向に移動したことを検出し、
    前記開錠時動作部は、
    前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるとき、前記インターロック装置が回動することで、前記第1の係合部が前記第1の固定片との係合から開放されて前記押圧棒が前記接続装置を押圧し、前記押圧棒による押圧によって前記接続装置が回動することで、前記第2の係合部が前記第2の固定片との係合から開放されて前記第3の固定片と係合するとともに、前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されて、前記かご戸開閉時動作部と一体となって前記開方向に移動し、
    前記かご戸開閉時動作部は、
    前記かご戸が前記開方向に移動するとき、前記接続装置が回動することで、前記第2の係合部が前記第2の固定片との係合から開放されて、前記開錠時動作部から分離して前記開方向に移動する
    請求項2に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  7. 前記開錠時動作部は、前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるのに伴って回動し、
    前記かご戸開閉時動作部は、前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるのに伴って前記開方向に移動するときに前記開錠時動作部を回動させる
    請求項1に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  8. 前記乗場ドア装置は、
    前記乗場戸開検出スイッチと、固定片と、前記開錠時動作部とが設けられた取付け金をさらに有し、
    前記開錠時動作部には、
    前記乗場戸開検出スイッチと接触する接触部と、固定部とが設けられ、
    前記かご戸開閉時動作部には、
    前記固定片と係合する第1の係合部が設けられたインターロック装置と、前記固定部と係合する第2の係合部と、押圧棒とが設けられた接続装置が設けられ、
    前記乗場戸開検出スイッチは、
    前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放されたとき、前記開錠時動作部が回動したことを検出し、
    前記開錠時動作部は、
    前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させるとき、前記開錠時動作部が回動することで、前記接触部が前記乗場戸開検出スイッチとの接触から開放され、
    前記かご戸開閉時動作部は、
    前記かご戸が前記開方向に移動するとき、前記接続装置が回動することで、前記第2の係合部が前記固定部との係合から開放されて前記押圧棒が前記インターロック装置を押圧し、前記押圧棒による押圧によって前記インターロック装置が回動することで、前記第1の係合部が前記固定片との係合から開放されて、前記開錠時動作部から分離して前記開方向に移動する
    請求項7に記載のエレベータ乗場戸開検出装置。
  9. 前記乗場ドア装置は、
    前記乗場側から動作させることで、前記乗場側から前記乗場戸を前記開方向に移動させることを可能な状態にする開錠装置をさらに有する
    請求項1から8のいずれか1項に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  10. 各乗場戸に対応した前記乗場ドア装置の前記乗場戸開検出スイッチの接点が直列に接続された検出回路をさらに備え、
    前記乗場戸開検出スイッチは、
    前記開錠時動作部が動作したとき、前記接点が開くように構成され、
    前記検出回路は、
    前記乗場戸開検出スイッチの前記接点が開いたとき、電源から前記制御装置への信号が遮断されるように構成され、
    前記制御装置は、
    前記電源からの前記信号が遮断されたとき、前記乗場戸が開いたときに前記乗場戸が前記かご戸によって開けられなかったことを検出する
    請求項1から9のいずれか1項に記載のエレベータの乗場戸開検出装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のエレベータの乗場戸開検出装置を備えた
    エレベータ。
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