JP4999554B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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本発明は、ブレーキ操作に応じた液圧を出力する液圧発生手段と、該液圧発生手段の出力液圧よりも高圧の液圧を発生し得る加圧源ならびに複数の車輪ブレーキに作用する液圧を調圧可能な調圧手段を含む液圧制御ユニットとブレーキ操作中に前記加圧源から出力された液圧によって前記車輪ブレーキのうち一部の車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段の出力液圧よりも増圧するとともに残部の非増圧車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段の出力液圧に対応した液圧とすることを可能として前記液圧制御ユニットの作動を制御するコントローラとを備える車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
運転者によるブレーキ操作中に車両の挙動安定制御等を行うために、各車輪ブレーキのうち一部の車輪ブレーキのブレーキ液圧を液圧発生手段の液圧よりも高圧の液圧とするように液圧制御ユニットの作動を制御するようにした車両用ブレーキ液圧制御装置が、たとえば特許文献1で既に知られている。
特開2002−37047号公報
ところで、このような車両用ブレーキ液圧制御装置において、一部の車輪ブレーキのブレーキ液圧を液圧発生手段の液圧よりも高圧の液圧とするように制御する状態で、残部の非増圧車輪ブレーキについては、運転者が要求する制動力を確保するために、ブレーキ操作に応じた液圧を出力する液圧発生手段の出力液圧相当に制御する必要がある。しかしながら液圧制御ユニットの加圧源の吸入脈動等の液圧変動によって、液圧発生手段の出力液圧が変動し、ブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段の検出値も変動するので、残部の非増圧車輪ブレーキの液圧も同様に変動し、制動力や操作フィーリングに変化が生じることがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ブレーキ操作中に車輪ブレーキの一部のブレーキ液圧を液圧発生手段の出力液圧よりも高圧となるように制御する際に、制動力および操作フィーリングの変化を抑えるようにした車両ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、発明は、ブレーキ操作に応じた液圧を出力する液圧発生手段と、該液圧発生手段の出力液圧よりも高圧の液圧を発生し得る加圧源ならびに複数の車輪ブレーキに作用する液圧を調圧可能な調圧手段を含む液圧制御ユニットとブレーキ操作中に前記加圧源から出力された液圧によって前記車輪ブレーキのうち一部の車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段の出力液圧よりも増圧するとともに残部の非増圧車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段の出力液圧に対応した液圧とすることを可能として前記液圧制御ユニットの作動を制御するコントローラとを備える車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記液圧発生手段の出力液圧を検出する液圧センサを含み、前記コントローラは、ブレーキ操作中に一部の車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段の出力液圧よりも増圧するように制御する状態では、前記液圧センサの検出値に基づいて前記液圧発生手段の出力液圧が増加していると判断したときには前記非増圧車輪ブレーキの液圧が前記液圧発生手段の出力液圧となるように前記液圧制御ユニットを制御し、前記液圧センサの検出値に基づいて前記液圧発生手段の出力液圧が減少していると判断したときには前記非増圧車輪ブレーキの液圧が前記液圧発生手段の出力液圧よりも高い減少時目標液圧となるように前記液圧制御ユニットを制御することを特徴とする。
なお実施例のポンプ18が本発明の加圧源に対応し、実施例のマスタシリンダ出力圧検出センサ22が本発明の液圧センサに対応し、実施例のマスタシリンダMが本発明の液圧発生手段に対応する。
本発明によれば、ブレーキ操作中に車輪ブレーキのうち一部の車輪ブレーキの液圧を液圧発生手段の出力液圧よりも増圧するように液圧制御ユニットがコントローラで制御される状態で、残部の非増圧車輪ブレーキの液圧が、液圧発生手段の出力液圧が増加しているときには液圧発生手段の出力液圧となるように液圧制御ユニットがコントローラで制御され、液圧発生手段の出力液圧が減少しているときには液圧発生手段の出力液圧よりも高い減少時目標液圧となるように液圧制御ユニットがコントローラで制御されるので、一部の車輪ブレーキの液圧を増圧すべく加圧源が作動したときに残部の非増圧車輪ブレーキの液圧が、液圧センサの検出値変動に伴って変動することを抑制し、制動力変化や操作フィーリングの変化を抑えることができる。また運転者が要求する制動力を確保すべく液圧発生手段の出力液圧相当に制御されるべき前記非増圧車輪ブレーキの目標液圧を液圧発生手段の出力液圧増加に応じて直ちに増加することができ、運転者の意図する制動力を確実に確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものであり、図1は車両用ブレーキ液圧制御装置の構成を示す液圧系統図、図2はコントローラの一部構成を示すブロック図、図3はマスタシリンダの出力液圧ならびにマスタシリンダの出力液圧に応じた目標液圧の変化を従来のものと対比させて示す図である。
先ず図1において、ブレーキ操作に応じた液圧を出力する液圧発生手段としてのマスタシリンダMには、乗員のブレーキ操作によるブレーキ操作力がブレーキペダル1から入力される。該マスタシリンダMは、タンデム型に構成されるものであり、それぞれディスクブレーキとして構成される左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに対応した第1出力ポート3と、車輪ブレーキである右前輪用車輪ブレーキ(図示せず)および左後輪用車輪ブレーキ(図示せず)に対応した第2出力ポート4とを備え、第1および第2出力ポート3,4は、液圧制御ユニット5を介して前記各車輪ブレーキBA,BB…に接続される。
前記液圧制御ユニット5の第1出力ポート3側の部分と、第2出力ポート4側の部分とは同一の構成を有するものであり、以下、液圧制御ユニット5の第1出力ポート3側の部分だけについて説明し、液圧制御ユニット5のうち第2出力ポート4側の部分についての説明は省略する。
前記液圧制御ユニット5は、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに共通な液圧路6と、該液圧路6および第1出力ポート3間に介設される常開型電磁弁としてのレギュレータ弁7と、前記液圧路6側へのブレーキ液の流通を許容してレギュレータ弁7に並列接続される一方向弁8と、前記液圧路6および左前輪用車輪ブレーキBA間に介設される入口弁9と、前記液圧路6および右後輪用車輪ブレーキBB間に介設される入口弁10と、前記液圧路6側へのブレーキ液の流通を許容して前記入口弁9,10にそれぞれ並列接続される一方向弁11,12と、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに共通な単一のリザーバ13と、左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記リザーバ13間に介設される出口弁14と、右後輪用車輪ブレーキBBおよび前記リザーバ13間に介設される出口弁15と、吸入側が前記リザーバ13に一方向弁16を介して接続される加圧源としてのポンプ18と、該ポンプ18の吐出側に接続されるダンパ19と、該ダンパ19および前記液圧路6間に設けられるオリフィス20と、前記ポンプ18の吸入側および一方向弁16間と第1出力ポート3間に設けられるサクション弁21とを備える。前記ポンプ18は電動モータ17で駆動されるものであり、この電動モータ17は、液圧制御ユニット5の第1出力ポート3側の部分と、第2出力ポート4側の部分とに共通である。
前記レギュレータ弁7および入口弁9,10は、常開型のリニアソレノイド弁であり、前記出口弁14,15は常閉型のリニアソレノイド弁であり、前記サクション弁21は常閉型ソレノイド弁である。また第1出力ポート3およびレギュレータ弁7間には、ブレーキペダル1によるブレーキ操作量を検出すべくマスタシリンダMの出力液圧を検出するブレーキ操作量検出手段としてのマスタシリンダ出力液圧検出センサ22が接続され、前記入口弁9,10と、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBとの間には、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに作用するブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧検出センサ23,24がそれぞれ接続される。
而して入口弁9および出口弁14は、入口弁9を開弁するとともに出口弁14を閉弁することで前記液圧路6および左前輪用車輪ブレーキBA間を接続するとともに前記左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記リザーバ13間を遮断する増圧モード、入口弁9を閉弁するとともに出口弁14を開弁することで前記液圧路6および左前輪用車輪ブレーキBA間を遮断するとともに左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記リザーバ13間を接続する減圧モード、ならびに入口弁9および出口弁14をともに閉弁することで前記液圧路6および前記リザーバ13を左前輪用車輪ブレーキBAから遮断する保持モードを切換え可能な調圧手段25を構成し、増圧モードでは液圧路6の液圧が左前輪用車輪ブレーキBAに作用し、減圧モードでは左前輪用車輪ブレーキBAの液圧をリザーバ13に解放し、保持モードでは左前輪用車輪ブレーキBAの液圧が保持される。
また入口弁10および出口弁15は、入口弁10を開弁するとともに出口弁15を閉弁することで前記液圧路6および右後輪用車輪ブレーキBB間を接続するとともに前記右後輪用車輪ブレーキBBおよび前記リザーバ13間を遮断する増圧モード、入口弁10を閉弁するとともに出口弁15を開弁することで前記液圧路6および右後輪用車輪ブレーキBB間を遮断するとともに右後輪用車輪ブレーキBBおよび前記リザーバ13間を接続する減圧モード、ならびに入口弁10および出口弁15をともに閉弁することで前記液圧路6および前記リザーバ13を右後輪用車輪ブレーキBBから遮断する保持モードを切換え可能な調圧手段26を構成し、増圧モードでは液圧路6の液圧が右後輪用車輪ブレーキBBに作用し、減圧モードでは右後輪用車輪ブレーキBBの液圧をリザーバ13に解放し、保持モードでは右後輪用車輪ブレーキBBの液圧が保持される。
このような液圧制御ユニット5では、サクション弁21を励磁、開弁した状態で電動モータ17を作動せしめることにより、ポンプ18が、マスタシリンダM側から吸入して加圧したブレーキ液を前記レギュレータ弁7および入口弁9,10間の液圧路6に吐出することになる。この際、レギュレータ弁7の作動を制御することにより、液圧路6の液圧を調圧することができる。
すなわちポンプ18およびレギュレータ弁7は、液圧路6に調圧された液圧を作用せしめるものであり、その液圧を切換弁手段25,26の入口弁9,10および出口弁14,15で制御することにより、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに相互に異なるブレーキ液圧を作用せしめることができる。この際、ブレーキペダル1を操作したブレーキ操作時に、ポンプ18を電動モータ17で駆動し、レギュレータ弁7の作動を制御することで、前記両車輪ブレーキBA,BBのうち一方の車輪ブレーキに、マスタシリンダMの出力液圧よりも増圧された液圧を作用せしめ、ブレーキ操作時の挙動安定制御を行うことができる。
前記液圧制御ユニット5のレギュレータ弁7、入口弁9,10、出口弁14,15、電動モータ17およびサクション弁21はコントローラCで制御されるものであり、このコントローラCには、マスタシリンダ出力液圧検出センサ22およびブレーキ液圧検出センサ23,24の検出値がそれぞれ入力される。
図2において、前記コントローラCにおいて、前記左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記右前輪用車輪ブレーキBBのうち一方の車輪ブレーキをブレーキ操作中にマスタシリンダMの出力液圧よりも増圧する状態で、他方の車輪ブレーキを非増圧車輪ブレーキとしてマスタシリンダMの出力液圧に対応した液圧とするように液圧制御ユニット5を制御する部分は、マスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値に基づいてマスタシリンダMの出力液圧が増・減圧のいずれの状態にあるかすなわちブレーキペダル1が増・減圧いずれの側に操作されているかを判断するマスタシリンダ圧増・減圧判断手段27と、前記マスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値に基づいて非増圧車輪ブレーキの目標液圧を演算する非増圧輪目標液圧演算部28とを備える。
非増圧輪目標液圧演算部28は、前記マスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値に基づいてマスタシリンダMの出力液圧が増圧されている状態での非増圧車輪ブレーキの目標液圧を演算する増圧時目標液圧演算手段29と、前記マスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値に基づいてマスタシリンダMの出力液圧が減圧されている状態での非増圧車輪ブレーキの目標液圧を演算する減圧時目標液圧演算手段30と、マスタシリンダ圧増・減圧判断手段27の判断結果に応じて増圧時および減圧時目標液圧演算手段29,30のいずれかの演算結果を目標液圧として選択する選択手段31とで構成される。
ここで増圧時目標液圧演算手段29で演算される増圧時用目標液圧をPTHiとし、減圧時目標液圧演算手段30で演算される減圧時用目標液圧をPTLoとし、前記マスタシリンダ出力液圧検出センサ22で検出されるマスタシリンダMの出力液圧をPRMCとし、非増圧車輪ブレーキの目標液圧の前回値をPTn1、前記マスタシリンダMの出力液圧のヒステリシス量をPTHYSとしたときに、増圧時目標液圧演算手段29では、 PTHi=max(PRMC,PTn1) として、マスタシリンダMの出力液圧PRMCおよび目標液圧の前回値PTn1のうち大きい方の値が、増圧時用目標液圧PTHiとして演算される。また減圧時目標液圧演算手段30では、 PTLo=min(PRMC+PTHYS,PTn1) として、マスタシリンダMの出力液圧PRMCにヒステリシス量PTHYSを加算した値と、目標液圧の前回値PTn1のうち小さい方の値が、減圧時用目標液圧PTLoとして演算される。
一方、マスタシリンダ圧増・減圧判断手段27は、今回のマスタシリンダMの出力液圧PRMCが前回の出力液圧PRMC以上であるときには増圧時と判断し、今回のマスタシリンダMの出力液圧PRMCが前回の出力液圧PRMC未満であるときには減圧時と判断するものであり、選択手段31は、マスタシリンダ圧増・減圧判断手段27が増圧時であると判断したときには目標液圧PTとしてPTHiを選択し、マスタシリンダ圧増・減圧判断手段27が減圧時であると判断したときには目標液圧PTとしてPTLoを選択するものである。
すなわち非増圧輪目標液圧演算部28は、ブレーキ操作量に対応した前記マスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値にヒステリシス特性を付与するようにして非増圧車輪ブレーキの目標液圧PTを演算するものであり、ブレーキ操作量の増加時には前記ヒステリシス量を「0」とすることで、ブレーキ操作量の増加時の応答特性がブレーキ操作量の減少時の応答特性よりも高くなるようにヒステリシス特性が設定されている。
次にこの実施例の作用について説明すると、ブレーキペダル1によるブレーキ操作中に各車輪ブレーキBA,BBのうち一部の車輪ブレーキの液圧を液圧発生手段5の出力液圧よりも増圧するように液圧制御ユニット5がコントローラCで制御される状態では、残部の非増圧車輪ブレーキの液圧が、ブレーキ操作量にヒステリシス特性を付与するようにして非増圧輪目標液圧演算部28で演算された目標液圧となるように液圧制御ユニット5がコントローラCで制御されるので、一部の車輪ブレーキの液圧を増圧すべくポンプ18が作動したときに残部の非増圧車輪ブレーキの目標液圧は、図3(a)で示すように、時刻t0での制御開始以降にマスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値が変動したとしてもその変動に伴って変動することが抑制されることになり、制動力変化や操作フィーリングの変化を抑えることができる。
しかもブレーキ操作量の増加時には、減少時よりも応答性が高くなるようにヒステリシス特性が設定されているので、時刻t2から時刻t3までの間にブレーキペダル1の踏み増し操作が行われたとしても、非増圧車輪ブレーキの目標液圧をマスタシリンダMの出力液圧増加に応じて直ちに増加することができ、運転者の意図する制動力を確実に確保することができる。
これに対し、従来のものでは、図3(b)で示すように、時刻t0での制御開始以降にマスタシリンダ出力液圧検出センサ22の検出値が変動するとその変動に伴って目標液圧が変動し、制動力や操作フィーリングが変化してしまうものである。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
車両用ブレーキ液圧制御装置の構成を示す液圧系統図である。 コントローラの一部構成を示すブロック図である。 マスタシリンダの出力液圧ならびにマスタシリンダの出力液圧に応じた目標液圧の変化を従来のものと対比させて示す図である。
5・・・液圧制御ユニッ
8・・・加圧源であるポンプ
22・・・液圧センサであるマスタシリンダ出力液圧検出センサ
25,26・・・調圧手
A,BB・・・車輪ブレーキ
C・・・コントローラ
M・・・液圧発生手段であるマスタシリンダ

Claims (1)

  1. ブレーキ操作に応じた液圧を出力する液圧発生手段(M)と、該液圧発生手段(M)の出力液圧よりも高圧の液圧を発生し得る加圧源(18)ならびに複数の車輪ブレーキ(BA,BB)に作用する液圧を調圧可能な調圧手段(25,26)を含む液圧制御ユニット(5)とブレーキ操作中に前記加圧源(18)から出力された液圧によって前記車輪ブレーキ(BA,BB)のうち一部の車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段(M)の出力液圧よりも増圧するとともに残部の非増圧車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段(M)の出力液圧に対応した液圧とすることを可能として前記液圧制御ユニット(5)の作動を制御するコントローラ(C)とを備える車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記液圧発生手段(M)の出力液圧を検出する液圧センサ(22)を含み、前記コントローラ(C)は、ブレーキ操作中に一部の車輪ブレーキの液圧を前記液圧発生手段(M)の出力液圧よりも増圧するように制御する状態では、前記液圧センサ(22)の検出値に基づいて前記液圧発生手段(M)の出力液圧が増加していると判断したときには前記非増圧車輪ブレーキの液圧が前記液圧発生手段(M)の出力液圧となるように前記液圧制御ユニット(5)を制御し、前記液圧センサ(22)の検出値に基づいて前記液圧発生手段(M)の出力液圧が減少していると判断したときには前記非増圧車輪ブレーキの液圧が前記液圧発生手段(M)の出力液圧よりも高い減少時目標液圧となるように前記液圧制御ユニット(5)を制御することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
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