JP4997852B2 - スルホン化ポリアリーレン系重合体 - Google Patents

スルホン化ポリアリーレン系重合体 Download PDF

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Description

本発明は、スルホン化ポリアリーレン系重合体に関する。
電解質は、通常、(水)溶液で用いられることが多い。しかし、近年、これを固体系に置き替えていく傾向が高まってきている。その第1の理由としては、たとえば、電気・電子材料に応用する場合のプロセッシングの容易さであり、第2の理由としては、軽薄短小および省電力化への移行である。
従来、プロトン伝導性材料としては、無機化合物からなるもの、および、有機化合物からなるものの両方が知られている。無機化合物としては、たとえば水和化合物であるリン酸ウラニルなどが挙げられる。しかしながら、このような無機化合物からなる伝導層は、基板または電極との界面での接触が十分でないため、該伝導層を基板または電極上に形成するには問題が多い。
一方、有機化合物としては、いわゆる陽イオン交換樹脂に属するポリマー、例えばポリスチレンスルホン酸などのビニル系ポリマーのスルホン化物、ナフィオン(商品名、デュポン社製)を代表とするパーフルオロアルキルスルホン酸ポリマー、パーフルオロアルキルカルボン酸ポリマーや、ポリベンズイミダゾールおよびポリエーテルエーテルケトンなどの耐熱性高分子にスルホン酸基またはリン酸基を導入したポリマー(たとえば、非特許文献1〜3参照)などの有機系ポリマーが挙げられる。
上記有機系ポリマーは、通常、フィルム状で用いられるが、溶媒に可溶性であること、または熱可塑性であることを利用し、電極上に伝導膜を接合加工できる。しかしながら、これら有機系ポリマーの多くは、プロトン伝導度がまだ十分でないことに加え、高温(100℃以上)において耐久性、プロトン伝導性および力学的性質、特に弾性率が大きく低下すること、湿度条件に対する依存性が大きいこと、電極との密着性が十分ではないこと、含水ポリマー構造に起因する稼動中の過度の膨潤による強度の低下や形状の崩壊に至ることなどの問題がある。したがって、これら有機系ポリマーを、電気・電子材料などに応用するには種々問題がある。
さらに、特許文献1には、スルホン化された剛直ポリフェニレンからなる固体高分子電解質が提案されている。このポリマーはフェニレン連鎖からなる芳香族化合物を重合して得られるポリマーを主成分とし、これをスルホン化剤と反応させてスルホン酸基を導入している。しかしながら、スルホン酸基の導入量の増加によって、プロトン伝導度も向上するものの、同時に、得られるスルホン化ポリマーの機械的特性、たとえば、破断伸びおよび耐折曲げ性などの靭性、ならびに、耐熱水性は著しく損なわれる。
米国特許第5,403,675号公報 Polymer Preprints, Japan, Vol.42, No.7, p.2490〜2492 (1993) Polymer Preprints, Japan, Vol.43, No.3, p.735〜736 (1994) Polymer Preprints, Japan, Vol.42, No.3, p.730 (1993)
本発明の課題は、スルホン酸基の導入量を増加しイオン交換容量を高くしても優れた耐熱水性および機械的特性を有するとともに、プロトン伝導度が高く、発電性能に優れた固体高分子電解質を形成することができるスルホン化ポリマーを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意研究した。その結果、特定の構成単位を有するスルホン化ポリアリーレンによって、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係るポリアリーレン系重合体は、下記一般式(1)で表される構成単位と、下記一般式(2)で表される構成単位とを有することを特徴とする。
Figure 0004997852
[式(1)中、Yは−CO−または−SO2−を示し、Zは酸素原子、硫黄原子または直
接結合を示し、ArはSO3H基を有するフェニル基もしくはナフチル基を示し、nは1
以上の整数を示し、mは1〜4の整数を示す。]
Figure 0004997852
[式(2)中、AおよびDは、それぞれ独立に直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO2−、−SO−、−CONH−、−COO−、−(CF2i−(iは1〜10の整数
である)、−(CH2j−(jは1〜10の整数である)、−CR’2−(R’は脂肪族
炭化水素基、芳香族炭化水素基またはハロゲン化炭化水素基を示す。)、シクロヘキシリデン基およびフルオレニリデン基からなる群より選ばれる少なくとも1種の構造を示し、Bは独立に酸素原子または硫黄原子を示し、R1〜R16は、互いに同一でも異なっていて
もよく、水素原子、フッ素原子、アルキル基、一部もしくはすべてがハロゲン化されたハロゲン化アルキル基、アリル基、アリール基、ニトロ基およびニトリル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の原子または基を示し、sおよびtは0〜4の整数を示し、rは0または1以上の整数を示す。]
本発明のポリアリーレン系重合体は複数のスルホン酸基を有する構成単位を含有することにより、高いスルホン酸濃度のポリアリーレン系重合体が得られ、プロトン伝導度の高い材料設計が可能となる。さらに、このような複数のスルホン酸基を有する構成単位と、スルホン酸基を有しない構成単位とを有するポリアリーレン系共重合体とすることで、スルホン酸基を有しない構成単位の含有割合を増加させても、高いスルホン酸濃度を達成することができ、熱水耐性および機械的特性に優れた材料設計が可能となる。
以下、本発明のスルホン化ポリアリーレン系重合体について詳細に説明する。
<スルホン化ポリアリーレン>
本発明のスルホン化ポリアリーレン系重合体は、下記一般式(1)で表される構成単位(以下「構成単位(1)」ともいう)と、下記一般式(2)で表される構成単位(以下「構成単位(2)」ともいう)とを有する。
Figure 0004997852
式(1)中、Yは、−CO−または−SO2−を示し、−CO−が好ましい。
Zは、酸素原子、硫黄原子または直接結合を示し、好ましくは酸素原子または直接結合、特に好ましくは酸素原子である。
ArはSO3H基を有するフェニル基もしくはナフチル基を示し、SO3H基を1個有していても、複数個有していてもよい。
nは1以上の整数を示し、好ましくは1〜2の整数である。また、mは1〜4の整数を示し、好ましくは1または2である。
上記構成単位(1)は、下記一般式(1a)で表される構成単位であることが好ましい。
Figure 0004997852
式(1a)中、Zは、酸素原子、硫黄原子または直接結合を示し、好ましくは酸素原子または直接結合、特に好ましくは酸素原子である。pは1または2を示す。
Figure 0004997852
式(2)中、AおよびDは、それぞれ独立に直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO2−、−SO−、−CONH−、−COO−、−(CF2i−(iは1〜10の整数
である)、−(CH2j−(jは1〜10の整数である)、−CR’2−(R’は脂肪族
炭化水素基、芳香族炭化水素基またはハロゲン化炭化水素基を示す。)、シクロヘキシリデン基およびフルオレニリデン基からなる群より選ばれる少なくとも1種の構造を示す。これらの中では、直接結合、−O−、−CO−、−SO2−、−CR’2−、シクロヘキシリデン基およびフルオレニリデン基が好ましい。R’としては、たとえば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、オクタデシル基、エチルヘキシル基、フェニル基、トリフ
ルオロメチル基、これらの置換基中の水素原子の一部もしくはすべてがハロゲン化された置換基などが挙げられる。
Bは独立に酸素原子または硫黄原子を示し、酸素原子が好ましい。
1〜R16は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、フッ素原子、アルキル
基、一部もしくはすべてがハロゲン化されたハロゲン化アルキル基、アリル基、アリール基、ニトロ基およびニトリル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の原子または基を示す。
上記アルキル基としては、たとえば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基などが挙げられる。
上記ハロゲン化アルキル基としては、たとえば、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、パーフルオロプロピル基、パーフルオロブチル基、パーフルオロペンチル基、パーフルオロヘキシル基などが挙げられる。
上記アリル基としては、たとえば、プロペニル基などが挙げられる。
上記アリール基としては、たとえば、フェニル基、ペンタフルオロフェニル基などが挙げられる。
sおよびtは0〜4の整数を示す。rは0または1以上の整数を示し、上限は通常100、好ましくは1〜80である。
上記構成単位(2)の好ましい構造としては、上記式(2)において
(1)s=1およびt=1であり、Aが−CR’2−、シクロヘキシリデン基またはフル
オレニリデン基であり、Bが酸素原子であり、Dが−CO−または−SO2−であり、R1〜R16が水素原子またはフッ素原子である構造、
(2)s=1およびt=0であり、Bが酸素原子であり、Dが−CO−または−SO2
であり、R1〜R16が水素原子またはフッ素原子である構造、
(3)s=0およびt=1であり、Aが−CR’2−、シクロヘキシリデン基またはフル
オレニリデン基、Bが酸素原子であり、R1〜R16が水素原子、フッ素原子またはニトリ
ル基である構造
が挙げられる。
上記構成単位(2)となりうるモノマーもしくはオリゴマー(以下「化合物(2’)」ともいう)は、たとえば、特開2004−137444号公報に記載の方法を参照することにより合成することができる。
<スルホン化ポリアリーレンの製造方法>
本発明のスルホン化ポリアリーレンは、たとえば、特開2004−137444号公報に記載の方法で合成することができる。
具体的には、まず、上記化合物(1)の前駆体である下記一般式(1’)で表されるスルホン酸エステルと、上記化合物(2)の前駆体である下記一般式(2’)で表される化合物とを触媒の存在下で共重合させ、スルホン酸エステル基を有するポリアリーレンを製造し、該スルホン酸エステル基を脱エステル化して、スルホン酸エステル基をスルホン酸基に変換することにより合成することができる。
Figure 0004997852
式(1’)中、Xは、フッ素を除くハロゲン原子(塩素、臭素、ヨウ素)、−OSO2
CH3および−OSO2CF3からなる群より選ばれる原子または基を示し、塩素または臭
素が好ましい。
Rは独立に炭素数4〜20の炭化水素基を示す。具体的には、t−ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、ネオペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、シクロペンチルメチル基、アダマンチル基、シクロヘキシルメチル基、アダマンチルメチル基、テトラヒドロフルフリル基、2−メチルブチル基、3,3−ジメチル−2,4−ジオキソランメチル基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルメチル基などの直鎖状炭化水素基、分岐状炭化水素基、脂環式炭化水素基などが挙げられる。これらの中では、ネオペンチル基、テトラヒドロフルフリル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、アダマンチルメチル基、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルメチル基が好ましく、ネオペンチル基がより好ましい。
Y、Z、Ar、mおよびnは、上記式(1)中のY、Z、Ar、mおよびnと同義である。
Figure 0004997852
式(2’)中、Xは、フッ素を除くハロゲン原子(塩素、臭素、ヨウ素)、−OSO2
CH3および−OSO2CF3からなる群より選ばれる原子または基を示し、塩素または臭
素が好ましい。A、B、D、R1〜R16、s、tおよびrは、上記式(2)中のA、B、
D、R1〜R16、s、tおよびrと同義である。
上記重合の際に用いられる触媒は、遷移金属化合物を含む触媒系であり、このような触媒系としては、(i)遷移金属塩および配位子となる化合物(以下、「配位子成分」とい
う。)、または、配位子が配位された遷移金属錯体(銅塩を含む)と、(ii)還元剤とを必須成分とし、さらに、重合速度を上げるために「塩」を添加してもよい。
これらの触媒成分の具体例、各成分の使用割合、反応溶媒、濃度、温度、時間等の重合条件などは、特開2001−342241号公報に記載されている化合物および条件等を参考にして使用または設定することができる。
上記のような方法により製造されるスルホン化ポリアリーレンのイオン交換容量は、通常0.3〜5meq/g、好ましくは0.5〜4meq/g、さらに好ましくは0.8〜3.5meq/gである。イオン交換容量が上記範囲よりも低いと、プロトン伝導度が低
く、発電性能が低くなる傾向にあり、上記範囲を超えると、耐水性が大幅に低下する傾向にある。
上記イオン交換容量は、たとえば、上記化合物(1’)および化合物(2’)の種類、使用割合、組み合わせなどを変えることにより、調整することができる。なお、本発明のスルホン化ポリアリーレンは、構成単位(1)を0.5〜100モル%、好ましくは10〜99.999モル%の割合で、構成単位(2)を99.5〜0モル%、好ましくは90〜0.001モル%の割合で含有することが望ましい。
このようにして得られるスルホン化ポリアリーレンの重量平均分子量は、ゲルパーミエションクロマトグラフィ(GPC)によるポリスチレン換算で、1万〜100万、好ましくは2万〜50万、より好ましくは3万〜30万である。
[実施例]
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実施例における各種の測定項目は、下記のようにして求めた。
(分子量)
重合体の分子量は、GPCによってポリスチレン換算の重量平均分子量を求めた。溶媒として臭化リチウムを添加したN−メチル−2−ピロリドンを用いた。
(イオン交換容量)
得られたスルホン化ポリマーの水洗水がpH4〜6になるまで洗浄して、フリーの残存している酸を除去して十分に洗浄し、乾燥した後、所定量を秤量し、THF/水の混合溶剤に溶解させ、フェノールフタレインを指示薬とし、NaOHの標準液にて滴定し、中和点からイオン交換容量を求めた。
(プロトン伝導度)
まず、交流抵抗を、5mm幅の短冊状の試料膜の表面に、白金線(φ=0.5mm)を押し当て、恒温恒湿装置中に試料を保持し、白金線間の交流インピーダンス測定から求めた。すなわち、85℃、相対湿度90%の環境下で交流10kHzにおけるインピーダンスを測定した。抵抗測定装置として、(株)NF回路設計ブロック製のケミカルインピーダンス測定システムを用い、恒温恒湿装置には、(株)ヤマト科学製のJW241を使用した。白金線は、5mm間隔に5本押し当てて、線間距離を5〜20mmに変化させ、交流抵抗を測定した。次いで、線間距離と抵抗の勾配から、膜の比抵抗を算出し、比抵抗の逆数からプロトン伝導度を算出した。
比抵抗R(Ω・cm)=0.5(cm)×膜厚(cm)×抵抗線間勾配(Ω/cm)
<合成例1>
2,5−ジクロロ−4’−フェノキシベンゾフェノン50g(145mmol)を、冷却管、三方コックおよび温度計を取り付けた1Lの三口フラスコにとり、乾燥窒素置換した。ここにクロロスルホン酸263gを加えて攪拌し溶解した。オイルバスで反応液を100℃まで加熱し、10時間攪拌した。反応終了後、室温まで放冷し、反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルによる抽出を行った。得られた有機層を、洗浄液が中性になるまで食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去してクロロスルホン化物70gを得た。
得られたクロロスルホン化物70g(130mmol)を、冷却管、三方コックおよび温度計を取り付けた0.5Lの三口フラスコにとり、ピリジン72gを加えた後、約5℃
に冷却した。ここに2,2−ジメチル−1−プロパノール25g(285mmol)を徐々に加えた後、4時間氷冷下で攪拌した。反応終了後、トルエンで希釈し、塩酸水溶液で2回洗浄した。さらに、有機層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、飽和食塩水で処理した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。メタノール/ヘキサンから再結晶を行い、目的の化合物80gを得た。得られた化合物は下記式(I)で表される化合物であった。
Figure 0004997852
<合成例2>
窒素導入管および攪拌機を取り付けた100mLの三口フラスコに、2,5−ジクロロ−4’−フェノキシベンゾフェノン31.7g、をはかりとり、氷浴で冷却した。これに、濃硫酸30mLを加えた後、60%発煙硫酸32mLを加え、1時間攪拌した。次に、70℃に加温し、15時間攪拌を続けた。反応液を冷却後、400mlの氷水に注ぎ、水酸化ナトリウム水溶液でpHを6〜7に調整してろ過した。ろ液を濃縮し、400mLのジメチルスルホキシドで抽出した。不溶物をろ過後、ろ液を濃縮し、残渣を60mlの水に溶解して60℃に加温した。ここに、沈殿がそれ以上生成しなくなるまで水を加え、生成物をろ過することにより、46.3gのトリスルホン化物を得た。
攪拌機、温度計、窒素導入管、冷却管および滴下ロートを取り付けた2Lの三口フラスコに、トリスルホン化物90.9gおよびスルホラン540gをはかりとり、氷浴で冷却した。これに塩化ホスホリル351gをゆっくり滴下した後、80℃で2時間攪拌した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。次いで、溶媒を留去し、酢酸エチル/n−ヘキサンで再結晶し、45.4gのスルホン酸クロリドを得た。
窒素導入管および攪拌機を取り付けた500mLの三口フラスコに、スルホン酸クロリド31.9g、ネオペンチルアルコール13.2gおよびピリジン70gをとり、室温で12時間攪拌した。反応液をトルエンで希釈し、塩酸水溶液で2回洗浄した。さらに有機層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。メタノールから再結晶を行い、下記式(II)で表されるネオペンチルエステル51.6gを得た。
Figure 0004997852
<合成例3>
攪拌機を取り付けた三口フラスコに、2,5−ジクロロ−4’−フェニルベンゾフェノン3.3g(10mmol)をとり、冷却した。これに濃硫酸4mLを加えて生成物を溶解させた後、60%発煙硫酸4mLを加えて80℃で8時間攪拌した。反応液を100gの氷に注ぎ、10%水酸化ナトリウム水溶液で中和して不溶部をろ過した。ろ液を濃縮後、ジメチルスルホキシドで抽出した。不溶物をろ過し、ろ液を濃縮、乾燥することにより
ジスルホン化物4.7gを得た。
攪拌機、温度計、冷却管および窒素導入管を取り付けた1Lの三口フラスコに、ジスルホン化物53.1gおよびスルホラン280gをとり、氷浴で冷却した。ここに塩化ホスホリル153gを滴下し、次に、温度を80℃に上げ3時間攪拌した。反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、溶媒を留去した。酢酸エチル/n−ヘキサンで再結晶し、スルホン酸クロリド31.5gを得た。
攪拌機および窒素導入管を取り付けた500mLの三口フラスコに、スルホン酸クロリド26.2gおよびピリジン55gをとり、さらにネオペンチルアルコール10.6gを加えた。これを室温で8時間攪拌後、トルエンで希釈し、塩酸水溶液で洗浄した。次いで、溶媒を留去し、酢酸エチル/n−ヘキサンで再結晶することにより、下記式(III)で
表されるスルホン酸エステル26.4gを得た。
Figure 0004997852
参考例1〕
攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた1Lの三口フラスコに、合成例1で得られた式(I)で表される化合物49.7g(77.3mmol)、数平均分子量11,200の[4,4’−ジクロロベンゾフェノン・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物30.5g(2.7mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド1.6g(2.4mmol)、ヨウ化ナトリウム0.36g(2.4mmol)、トリフェニルホスフィン8.4g(32mmol)および亜鉛12.6g(192mmol)をはかりとり、乾燥窒素置換した。ここにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)188mLを加え、反応温度を80℃に保ちながら3時間攪拌した後、DMAc200mLを加えて希釈し、不溶物をろ過した。
得られたろ液を、攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた3Lの三口フラスコに入れ、115℃に加熱攪拌し、臭化リチウム20.1g(232mmol)を加えた。7時間攪拌後、反応溶液をアセトン4Lに注いで生成物を沈殿させた。得られた生成物を、1N塩酸、純水の順に洗浄した後、乾燥して目的のスルホン化ポリマー61gを得た。得られた重合体の重量平均分子量は145,000、イオン交換容量は2.2meq/gであった。得られた重合体は下記式(IV)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
〔実施例2〕
攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた1Lの三口フラスコに、合成例2で得られた式(II)で表される化合物57.9g(77.3mmol)、数平均分子量7,500の[2,6−ジクロロベンゾニトリル・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物53.4g(7.1mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド1.6g(2.4mmol)、ヨウ化ナトリウム0.36g(2.4mmol)、トリフェニルホスフィン8.4g(32mmol)および亜鉛12.6g(192mmol)をはかりとり、乾燥窒素置換した。ここにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)260mLを加え、反応温度を80℃に保ちながら3時間攪拌した後、DMAc200mLを加えて希釈し、不溶物をろ過した。
得られたろ液を、攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた3Lの三口フラスコに入れ、115℃に加熱攪拌し、臭化リチウム22.8g(263mmol)を加えた。7時間攪拌後、反応溶液をアセトン4Lに注いで生成物を沈殿させた。得られた生成物を、1N塩酸、純水の順に洗浄した後、乾燥して目的のスルホン化ポリマー51gを得た。得られた重合体の重量平均分子量は166,000、イオン交換容量は2.3meq/gであった。得られた重合体は、1H−NMRによる解析結果に基づき、下記式(V)で表さ
れるスルホン化ポリマーであると推定される。NMR解析は、得られたポリマーをDMSO−d6に5質量%の濃度で溶解し、500MHz−NMR(ブルカー社製、AVANC
E500型)を用いて行った。1H−NMRのチャートを図1に示す。
Figure 0004997852
〔実施例3〕
攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた1Lの三口フラスコに、合成例3で得られた式(III)で表される化合物47.7g(76.0mmol)、数平均分子量7,5
00の[2,6−ジクロロベンゾニトリル・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物30.0g(4.0mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド1.6g(2.4mmol)、ヨウ化ナトリウム0.36g(2.4mmol)、トリフェニルホスフィン8.4g(32mmol)および亜鉛12.6g(192mmol)をはかりとり、乾燥窒素置換した。ここにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)180mLを加え、反応温度を80℃に保ちながら3時間攪拌した後、DMAc200mLを加えて希釈し、不溶物をろ過した。
得られたろ液を、攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた3Lの三口フラスコに入れ、115℃に加熱攪拌し、臭化リチウム15.8g(182mmol)を加えた。7時間攪拌後、反応溶液をアセトン4Lに注いで生成物を沈殿させた。得られた生成物を、1N塩酸、純水の順に洗浄した後、乾燥して目的のスルホン化ポリマー60gを得た。得られた重合体の重量平均分子量は156,000、イオン交換容量は2.3meq/gであった。得られた重合体は下記式(VI)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
〔実施例4〕
[4,4’−ジクロロベンゾフェノン・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物の代わりに、[2,6−ジクロロベンゾニトリル・9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン]重縮合物を用いたこと以外は、参考例1と同様にしてスルホン化ポリマーを得た。得られた重合体の重量平均分子量は137,000、イオン交換容量は2.1meq/gであった。得られた重合体は下記式(A)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
参考例5〕
[2,6−ジクロロベンゾニトリル・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物の代わりに、[4,4‘−ジクロロベンゾフェノン・9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン・レゾルシノール]重縮合物を用いたこと以外は、実施例2と同様にしてスルホン化ポリマーを得た。得られた重合体の重量平均分子量は103,000、イオン交換容量は2.2meq/gであった。得られた重合体は下記式(B)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
参考例6〕
[2,6−ジクロロベンゾニトリル・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物の代わりに、[4,4’−ジクロロベンゾフェノン・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物を用いたこと以外は、実施例3と同様にしてスルホン化ポリマーを得た。得られた重合体の重量平均分子量は104,000、イオン交換容量は2.3meq/gであった。得られた重合体は下記式(C)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
〔比較例1〕
2,5−ジクロロ−4’−フェノキシベンゾフェノン50g(145mmol)を、冷却管、三方コックおよび温度計を取り付けた1Lの三口フラスコにとり、乾燥窒素置換した。ここにクロロスルホン酸263gを加えて、内温を20℃以下に維持して3時間攪拌した。反応終了後、反応液を氷水に注ぎ、酢酸エチルによる抽出を行った。得られた有機層を、洗浄液が中性になるまで食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去してクロロスルホン化物60gを得た。得られた化合物は合成例1とは異なり、モノクロロスルホン化された化合物であった。
得られたクロロスルホン化物を、冷却管、三方コックおよび温度計を取り付けた0.5L三口フラスコにとり、ピリジン75gを加えた後、約5℃に冷却した。ここに2,2−ジメチル−1−プロパノール13.2g(149mmol)を徐々に加えた後、4時間氷冷下で攪拌した。反応終了後、トルエンで希釈し、塩酸水溶液で2回洗浄した。さらに、有機層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、飽和食塩水で処理した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。メタノール/ヘキサンから再結晶を行い、目的の化合物60gを得た。得られた化合物は下記の式(VII)で表される化合物であった。
Figure 0004997852
次に、攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた1Lの三口フラスコに、得られた式(VII)で表される化合物78.1g(121mmol)、数平均分子量11,200
の[4,4’−ジクロロベンゾフェノン・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物47.8g(4.3mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド2.5g(3.8mmol)、ヨウ化ナトリウム0.56g(3.8mmol)、トリフェニルホスフィン13.2g(50.2mmol)および亜鉛19.7g(301mmol)をはかりとり、乾燥窒素置換した。ここにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)295mLを加え、反応温度を80℃に保ちながら3時間攪拌した後、DMAc300mLを加えて希釈し、不溶物をろ過した。
得られたろ液を、攪拌機、温度計および窒素導入管を取り付けた3Lの三口フラスコに入れ、115℃に加熱攪拌し、臭化リチウム31.6g(364mmol)を加えた。7時間攪拌後、反応液をアセトン5Lに注いで生成物を沈殿させた。得られた生成物を、1N塩酸、純水の順に洗浄後、乾燥して目的のスルホン化ポリマー90gを得た。得られた重合体の重量平均分子量は145,000、イオン交換容量は2.2meq/gであった。得られた重合体は下記式(VIII)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
〔比較例2〕
[4,4’−ジクロロベンゾフェノン・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物の代わりに、[2,6−ジクロロベンゾニトリル・2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン]重縮合物を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてスルホン化ポリマーを得た。得られた重合体の重量平均分子量は144,000、イオン交換容量は2.2meq/gであった。得られた重合体は下記式(D)で表されるスルホン化ポリマーであると推定される。
Figure 0004997852
〔評価〕
実施例および比較例1〜2で得られたスルホン化ポリマーをN−メチルピロリドンに溶解し、PET板上にキャストして、膜厚50μmのフィルムを作製した。各フィルムのイオン交換容量、85℃・90%RHにおけるプロトン伝導度、引張強度、引張伸び、および、120℃の熱水に24時間浸漬した場合の重量保持率を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0004997852
本発明の特定の構造を有するスルホン化ポリアリーレンは、イオン交換容量を高くすることが可能であり、プロトン伝導度を向上できる。また、イオン交換容量を高くしても、引張伸びが高く、靭性に優れるとともに、熱水中での溶出による重量減少がないことから、熱水耐性に優れている。
実施例2で得られたポリマーの1H−NMRのチャートである。

Claims (3)

  1. 下記一般式(1)で表される構成単位と、下記一般式(2)で表される構成単位とを有することを特徴とするポリアリーレン系重合体。
    Figure 0004997852
    [式(1)中、Yは−CO−または−SO2−を示し、Zは酸素原子、硫黄原子または直接結合を示し、ArはSO3H基を有するフェニル基もしくはナフチル基を示し、nは1以上の整数を示し、mは1〜4の整数を示す。]
    Figure 0004997852
    [式(2)中、AおよびDは、それぞれ独立に直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO2−、−SO−、−CONH−、−COO−、−(CF2i−(iは1〜10の整数である)、−(CH2j−(jは1〜10の整数である)、−CR’2−(R’は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはハロゲン化炭化水素基を示す。)、シクロヘキシリデン基およびフルオレニリデン基からなる群より選ばれる少なくとも1種の構造を示し、Bは独立に酸素原子または硫黄原子を示し、R1〜R16は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、フッ素原子、アルキル基、一部もしくはすべてがハロゲン化されたハロゲン化アルキル基、アリル基、アリール基、ニトロ基およびニトリル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の原子または基を示し、sは0であり、tは0〜4の整数を示し、rは1以上の整数を示す。]
  2. 上記一般式(1)で表される構成単位が、下記一般式(1a)で表されることを特徴とする請求項1に記載のポリアリーレン系重合体。
    Figure 0004997852
    [式(1a)中、Zは酸素原子または直接結合を示し、pは1または2を示す。]
  3. 上記式(2)中、tが1であり、Aが−CR’ 2 −、シクロヘキシリデン基またはフルオレニリデン基であり、Bが酸素原子であり、R 1 〜R 16 が水素原子、フッ素原子またはニトリル基であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリアリーレン系重合体。
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