JP4992625B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4992625B2 JP4992625B2 JP2007239545A JP2007239545A JP4992625B2 JP 4992625 B2 JP4992625 B2 JP 4992625B2 JP 2007239545 A JP2007239545 A JP 2007239545A JP 2007239545 A JP2007239545 A JP 2007239545A JP 4992625 B2 JP4992625 B2 JP 4992625B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- resist pattern
- scanning direction
- amount
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
そのうち、主走査方向の位置ずれ量を検出するためのレジストパターンの例を図7により説明する。
各レジストパターン110K、110Cは、それぞれ転写ベルト120の走行方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に伸びる直交線分111K、111Cとこれと45°の角度をなす傾斜線分112K、112Cにより形成される。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像データに基づき異なる色の画像を作像する作像手段を複数備え、それぞれの作像手段で作像された画像を副走査方向に移動する転写対象に多重転写することにより画像を形成する画像形成装置であって、前記各作像手段を制御して、各色について、第1のマークと、主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンと、第2のマークとを、前記対象の移動方向に沿って、この順に形成させるパターン形成制御手段と、通過する各色ごとの前記第1のマーク、レジストパターンおよび第2のマークを検出する検出手段と、前記各色のレジストパターンの検出結果から、各色ごとのレジストパターンの主走査方向における相対的な位置ずれ量を取得する位置ずれ量取得手段と、各色について、第1と第2のマークの検出結果からその検出の時間差を求め、当該検出時間差に対する正規の検出時間差を示す基準時間の比率に基づき、対応する色のレジストパターンの相対的な位置ずれ量を補正する位置ずれ量補正手段と、前記補正された各色の相対的な位置ずれ量に基づき、主走査方向における色ずれが画像形成動作において生じないように補正する画像形成補正手段とを備え、前記パターン形成制御手段は、主走査方向における位置ずれ量を検出するための各色のレジストパターンを形成する際に、前記主走査方向における色ずれ量の補正以外の画像安定化処理のためのパターンを、前記レジストパターンの形成範囲の、転写対象移動方向上流側と下流側に各色ごとに形成し、それらのうち上流側のいずれかと下流側のいずれかのパターンが、それぞれ前記第1と第2のマークを兼ねていることを特徴とする。
また、ここで前記各色の第1と第2のマークは、転写対象の移動方向と直交する線分もしくはエッジを含むことが望ましい。
このようにすれば、第1と第2のマークの転写対象への形成位置が、主走査方向に多少ずれても副走査方向の検出時間差に影響がないからである。
また、本発明は、上記画像形成装置で実行される色ずれ補正方法であってもよい。これによっても、上記画像形成装置と同一の効果が得られる。
[複写機の全体構成]
図1は、複写機1の全体の構成を示す図である。
同図に示すように、複写機1は、スキャナ部2とプリンタ部3とから構成され、原稿画像を読み取ってその画像データに基づいて記録シートに画像を形成するコピージョブ、外部端末からネットワークを介して送られて来た画像データに基づいて記録シートに画像を形成するプリントジョブ、画像データを外部に送信する送信ジョブ等を実行可能な、いわゆる多機能複合機(MFP:Multiple Function Peripheral)と呼ばれるものである。
画像プロセス部4は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およびブラック(K)の各再現色のそれぞれに対応する作像ユニット10Y,10M,10C,10Kと、光学ユニット11と、中間転写ベルト12などを備える。
作像ユニット10Y〜10Kは、中間転写ベルト12に対向してベルト走行方向上流側から下流側に沿って所定間隔で直列に配置されている。
作像ユニット10Yは、像担持体としての感光体ドラム21と、その周囲に配設された帯電部22と、現像部23と、中間転写ベルト12を挟んで感光体ドラム21と対向する一次転写ローラ24と、クリーナ25などを備えている。この構成は、他の作像ユニット10M〜10Kについて同様であり、そられについては符号を省略している。
給紙部5は、記録シートSを収容する給紙カセット41,42、給紙カセット41,42内の記録シートSを1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ43,44、繰り出された記録シートSを搬送する搬送ローラ対45、二次転写位置48に記録シートSを送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対46と、二次転写位置48において中間転写ベルト12を挟んで駆動ローラ31に圧接される二次転写ローラ47などを備えている。
このような構成において、コピー等のジョブの実行指示を受け付けると、スキャナ部2により原稿画像の読み取りが開始され、読み取られた画像データが順次、制御部7に送られる。
制御部7は、受信した画像データを各再現色の画像データに変換し、位置ずれ補正のための必要な画像補正を施した後、各色毎にレーザダイオードの駆動信号を生成する。生成された駆動信号により光学ユニット11の各レーザダイオードが駆動され、レーザビームが出射される。
なお、例えばブラックだけの画像形成をするモノクロモードの場合には、ブラックの作像ユニット10Kだけが駆動されてブラックのトナー像が中間転写ベルト12に一次転写され、そのトナー像が記録シートSに二次転写される動作が実行される。
また、作像ユニット10Kよりも中間転写ベルト12のベルト走行方向において下流側かつ二次転写位置48よりも上流側の位置には、中間転写ベルト12の表面と対向するようにしてレジストセンサ34が配設されている。
(2)制御部7の構成
次に、図2を参照して上記制御部7の構成を説明する。
画像処理部72は、原稿をスキャンして得られたR,G,Bの電気信号をそれぞれ変換して多値デジタル信号からなる画像データを生成し、さらにシェーディング補正やエッジ強調処理などの補正を施した後、Y,M,C,Kの再現色の画像データを生成する。そして、各再現色の画像データは、画像メモリ73に出力され、各色ごとに格納される。
レーザダイオード駆動部75は、上記補正画像の画像データに基づき各レーザダイオードを駆動する。
RAM76は、各種の制御変数および操作パネル8から設定されたコピー枚数やコピーモードなどを一時記憶する。
EEPROM78は、後述する位置ずれ検出動作に基づき、CPU71によって検出された位置ずれ量が格納される。なお、このEEPROM78は、その他の不揮発性メモリ、例えば、電池でバックアップされたSRAMなどでもよい。
さらに、スキャナ部2、プリンタ部3をタイミングを取りながら統一的に制御して円滑な複写動作を実行させる。
(3)レジストパターンの形成と色ずれ量の演算
図3は、色ずれ補正量取得処理の際に中間転写ベルト12上に形成されるレジストパターン群の例を、図1のD方向から見たときの図である。
中間転写ベルト12上に形成されたレジストパターン群561〜568は、中間転写ベルト12の回動と共に、レジストセンサ34により図の一点鎖線の検出ラインL上でそれぞれ検出され、その検出信号がCPU71に送出される。
(主走査方向における色ずれ量演算)
例えば、レジストセンサ34によるブラックのレジストパターン564Kの直交線分と傾斜線分の検出時間差をΔTk1とすると、この値は、上記RAM76に格納された当該線分の検出時刻を示すクロック数の差分により求めることができる。
このように求められた比Rskの値は、上記機械的変動要因の蓄積により生じたレジストパターン561K、568K間距離の、理想的な条件下における同レジストパターン間の正規の距離に対する拡大倍率もしくは縮小倍率(以下、副走査方向倍率」という)の逆数を意味しており、これを補正係数として、上記ΔTk1に乗じることにより、レジストパターン564Kの主走査方向の位置をより正しく反映した位置情報を得ることができるものである。
このような全体倍率補正を、主走査方向色ずれ補正用のレジストパターン群564、565の他の各レジストパターンの直交線分と傾斜線分の検出時間差についても実行し、補正後の値同士の差分を求めることにより、より正確な主走査方向における相対的色ずれ量を得ることができる。
また、レジストパターン群562、563、566〜568の検出値により副走査方向における色ずれ量演算処理が行われるが、本実施の形態における副走査方向の色ずれ量の検出は公知の方法による。
例えば、各副走査方向のレジストパターンも所定のクロック間隔で中間転写ベルト12上に印字するように制御部7により制御されており、当該正規のクロック間隔と、実際の各色のレジストパターン間の検出時間差を比較してその差分を各色の相対的色ずれ量とすればよい。
以下、制御部7で実行される色ずれ補正量取得処理の制御内容を図4、図5のフローチャートに基づき説明する。
図4において、まず、色ずれ補正量を更新すべきタイミングであるか否かを判定する(ステップS1)。
レジストセンサ34は、その検出位置を通過する各レジストパターンの線分を検出ラインLに沿って検出して、その検出信号をCPU71に送信する(ステップS3)。
図5は、当該主走査方向の色ずれ量演算処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、各主走査方向の色ずれ検出用のブラックのレジストパターン564の垂直線分と傾斜線分の検出時間差ΔTk1、ΔTc1、ΔTm1、ΔTy1を求める(図3参照)(ステップS41)。
その後、ROM77から、上記レジストパターン群561と568の対応する色のレジストパターンの予め設定された描画タイミングの正規の検出時間差(基準時間)ΔTsk、ΔTsc、ΔTsm、ΔTsyを読み出して、各色ごとの補正係数Rsk(=ΔTsk/ΔTwk)、Rsc(=ΔTsc/ΔTwc)、Rsm(=ΔTsm/ΔTwm)、Rsy(=ΔTsy/ΔTwy)を求める(ステップS43)。
なお、上記ではレジストパターン群564のみの検出値に基づき主走査方向の色ずれ量を算出したが、同様にして他のレジストパターン群565についても主走査方向の色ずれ量を求め、各色ごとの平均値を求めれば、より正確な色ずれ補正量を得ることができる。
その後、図4のフローチャートにリターンする。
具体的に、例えば、各副走査方向のレジストパターンを所定のクロック間隔ΔThsで中間転写ベルト12上に印字するように制御部7により制御し、レジストパターン群561においてK、C、M、Y間の実際の検出時間差が、それぞれΔThc、ΔThm、ΔThyとすれば、ΔThs−ΔThc、ΔThs−ΔThm、ΔThs−ΔThyを、それぞれブラックの画像に対する副走査方向色の位置ずれ量として求めればよい。
上記主走査方向の色ずれ補正量と副走査方向色ずれ補正量は、それぞれEEPROM78内に格納して更新される。これにより色ずれ補正量取得処理を終了し、複写機1の全体を制御するメインフローチャート(不図示)にリターンする。
もっとも、求められた色ずれ補正量に基づく画像の色ずれ補正の方法は上述のようなメモリアドレス変更の方法に限らず、感光体ドラムへの書き込み時において、副走査方向および主走査方向における感光体ドラムへの書き込み開始のタイミングをそれぞれの補正量だけずらす簡易な方法によって構わないし、あるいは両方を併用するような形でもよく、特に限定されない。
(d)他のハードの追加なしで制御のみによって的確な補正係数を求めることができる。
<変形例>
以上、本発明を種々の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記実施の形態に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることができる。
ここで、画像安定化処理とは、複写機1による再現画像に安定した画質を維持するための処理を意味しており、上記の色ずれ補正もその一種であるが、他に次のような処理も含まれる。
光学ユニット11における各レーザの光量が最適になるように調整する処理である。
(b)最大濃度検出処理:
感光体ドラムや現像装置の電位が最適になるように調整する処理である。
(c)ガンマ検出処理:
再現画像に滑らかな階調特性が得られるように最適なガンマテーブルを選択するための処理である。
図6は、このような場合における中間転写ベルト12上へのパターン形成例を示すものである。
このような複数の種類の安定化処理用のパターンが形成された場合、各色について、例えば、副走査方向色ずれ量検出用のレジストパターン群572と最大濃度検出用のパターン群577の左側エッジ部(もしくは、その中心位置または右側エッジ部)との検出時間差を求めて、対応する基準時間との比から補正係数を求めてもよい。具体的に、例えばブラックについては、副走査方向色ずれ検出用のレジストパターン572Kと、最大濃度検出用の577Kのパターンの左側エッジ部との検出時間差を求め、この値とその基準時間との比により補正係数が求められる。
さらには、副走査方向にレジストパターン群564、565を挟んで、上記画像安定化処理の目的以外の補正係数取得専用のマークを形成しても構わない。この際、当該マークは、副走査方向に直交する線分もしくはエッジを含むのが好ましいのはいうまでもない。そのマークの主走査方向の形成位置がずれても、正確にその間の検出時間差を得ることができるからである。
これと同様に、安定化処理のパターンと別個に補正係数取得用のマークを所定のレジストパターン群の前後に形成する場合でも、その間の距離は、前記周長以内が望ましい。
(4)本実施の形態における全体倍率補正の手法は、特に、局所的なあるいは微少な変動量が徐々に蓄積、もしくは徐々に減少していく場合に特に有効である。このような変動量として例えば、中間転写ベルト12と駆動ローラ31の周面での微少なずれや、作像ユニットにおける感光体ドラムの周速と中間転写ベルト12の走行速度の微少な速度差などが挙げられる。
2 スキャナ部
3 プリンタ部
4 画像プロセス部
5 給紙部
6 定着部
7 制御部
10Y,10M,10C,10K 作像ユニット
12 中間転写ベルト
71 CPU
72 画像処理部
73 画像メモリ
74 位置ずれ補正部
75 レーザダイオード駆動部
76 RAM
77 ROM
78 EEPROM
Claims (7)
- 画像データに基づき異なる色の画像を作像する作像手段を複数備え、それぞれの作像手段で作像された画像を副走査方向に移動する転写対象に多重転写することにより画像を形成する画像形成装置であって、
前記各作像手段を制御して、各色について、第1のマークと、主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンと、第2のマークとを、前記対象の移動方向に沿って、この順に形成させるパターン形成制御手段と、
通過する各色ごとの前記第1のマーク、レジストパターンおよび第2のマークを検出する検出手段と、
前記各色のレジストパターンの検出結果から、各色ごとのレジストパターンの主走査方向における相対的な位置ずれ量を取得する位置ずれ量取得手段と、
各色について、第1と第2のマークの検出結果からその検出の時間差を求め、当該検出時間差に対する正規の検出時間差を示す基準時間の比率に基づき、対応する色のレジストパターンの相対的な位置ずれ量を補正する位置ずれ量補正手段と、
前記補正された各色の相対的な位置ずれ量に基づき、主走査方向における色ずれが画像形成動作において生じないように補正する画像形成補正手段と
を備え、
前記主走査方向における位置ずれ量を検出するための各色のレジストパターンは、前記転写対象の移動方向と直交する第1の線分と、この第1の線分と非平行な第2の線分とを含むことを特徴とする画像形成装置。 - 画像データに基づき異なる色の画像を作像する作像手段を複数備え、それぞれの作像手段で作像された画像を副走査方向に移動する転写対象に多重転写することにより画像を形成する画像形成装置であって、
前記各作像手段を制御して、各色について、第1のマークと、主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンと、第2のマークとを、前記対象の移動方向に沿って、この順に形成させるパターン形成制御手段と、
通過する各色ごとの前記第1のマーク、レジストパターンおよび第2のマークを検出する検出手段と、
前記各色のレジストパターンの検出結果から、各色ごとのレジストパターンの主走査方向における相対的な位置ずれ量を取得する位置ずれ量取得手段と、
各色について、第1と第2のマークの検出結果からその検出の時間差を求め、当該検出時間差に対する正規の検出時間差を示す基準時間の比率に基づき、対応する色のレジストパターンの相対的な位置ずれ量を補正する位置ずれ量補正手段と、
前記補正された各色の相対的な位置ずれ量に基づき、主走査方向における色ずれが画像形成動作において生じないように補正する画像形成補正手段と
を備え、
前記パターン形成制御手段は、主走査方向における位置ずれ量を検出するための各色のレジストパターンを形成する際に、前記主走査方向における色ずれ量の補正以外の画像安定化処理のためのパターンを、前記レジストパターンの形成範囲の、転写対象移動方向上流側と下流側に各色ごとに形成し、それらのうち上流側のいずれかと下流側のいずれかのパターンが、それぞれ前記第1と第2のマークを兼ねていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1と第2のマークとして、前記画像安定化処理のためのパターンのうち、前記主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンを挟んで、その間の距離が一番大きなパターンが各色ごとに選択されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記各色の第1と第2のマークは、転写対象の移動方向と直交する線分もしくはエッジを含むことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記転写対象は、無端状の転写ベルトであって、
各色における前記第1と第2のマーク間の、前記主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンを挟んだ距離の最大値が、前記転写ベルトの周長以内であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 画像データに基づき異なる色の画像を作像する作像手段を複数備え、それぞれの作像手段で作像された画像を副走査方向に移動する転写対象に多重転写することにより画像を形成する画像形成装置で実行される色ずれ補正方法であって、
前記各作像手段を制御して、各色について、第1のマークと、主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンと、第2のマークとを、前記対象の移動方向に沿って、この順に形成させるパターン形成ステップと、
通過する各色ごとの前記第1のマーク、レジストパターンおよび第2のマークを検出する検出ステップと、
前記各色のレジストパターンの検出結果から、各色ごとのレジストパターンの主走査方向における相対的な位置ずれ量を取得する位置ずれ量取得ステップと、
各色について、第1と第2のマークの検出結果からその検出の時間差を求め、当該検出時間差に対する正規の検出時間差を示す基準時間の比率に基づき、対応する色のレジストパターンの相対的な位置ずれ量を補正する位置ずれ量補正ステップと、
前記補正された各色の相対的な位置ずれ量に基づき、主走査方向における色ずれが画像形成動作において生じないように補正する画像形成補正ステップと
を備えており、
前記パターン形成ステップで形成される主走査方向における位置ずれ量を検出するための各色のレジストパターンは、前記転写対象の移動方向と直交する第1の線分と、この第1の線分と非平行な第2の線分とを含むことを特徴とする色ずれ補正方法。 - 画像データに基づき異なる色の画像を作像する作像手段を複数備え、それぞれの作像手段で作像された画像を副走査方向に移動する転写対象に多重転写することにより画像を形成する画像形成装置で実行される色ずれ補正方法であって、
前記各作像手段を制御して、各色について、第1のマークと、主走査方向における位置ずれ量を検出するためのレジストパターンと、第2のマークとを、前記対象の移動方向に沿って、この順に形成させるパターン形成ステップと、
通過する各色ごとの前記第1のマーク、レジストパターンおよび第2のマークを検出する検出ステップと、
前記各色のレジストパターンの検出結果から、各色ごとのレジストパターンの主走査方向における相対的な位置ずれ量を取得する位置ずれ量取得ステップと、
各色について、第1と第2のマークの検出結果からその検出の時間差を求め、当該検出時間差に対する正規の検出時間差を示す基準時間の比率に基づき、対応する色のレジストパターンの相対的な位置ずれ量を補正する位置ずれ量補正ステップと、
前記補正された各色の相対的な位置ずれ量に基づき、主走査方向における色ずれが画像形成動作において生じないように補正する画像形成補正ステップと
を備えており、
前記パターン形成ステップにおいて、主走査方向における位置ずれ量を検出するための各色のレジストパターンを形成する際に、前記主走査方向における色ずれ量の補正以外の画像安定化処理のためのパターンを、前記レジストパターンの形成範囲の、転写対象移動方向上流側と下流側に各色ごとに形成し、それらのうち上流側のいずれかと下流側のいずれかのパターンが、それぞれ前記第1と第2のマークを兼ねていることを特徴とする色ずれ補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239545A JP4992625B2 (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239545A JP4992625B2 (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009069628A JP2009069628A (ja) | 2009-04-02 |
JP4992625B2 true JP4992625B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=40605928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007239545A Expired - Fee Related JP4992625B2 (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4992625B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012112486A1 (de) * | 2012-12-18 | 2014-06-18 | Océ Printing Systems GmbH & Co. KG | Verfahren zum Steuern eines Farbdruckers oder Farbkopierers mit Hilfe von zusätzlich aufgedruckten Positionierungsmarken |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04149459A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH04149458A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2005018094A (ja) * | 1997-09-03 | 2005-01-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像位置ずれと画像濃度の検出方法、及びカラー画像形成装置 |
JPH11311885A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP3496540B2 (ja) * | 1998-11-02 | 2004-02-16 | 松下電器産業株式会社 | カラー画像形成装置及びレジストレーションパターン形成方法 |
JP2000214664A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2001005246A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー画像形成装置 |
JP2001228679A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-24 | Canon Inc | 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体 |
JP2002215001A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2004279448A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、該装置の制御方法、プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体 |
JP4641399B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2011-03-02 | 株式会社リコー | カラー画像形成装置およびその制御方法 |
JP2006163141A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
JP2007086641A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
JP2007163732A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2007232763A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
-
2007
- 2007-09-14 JP JP2007239545A patent/JP4992625B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009069628A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7764897B2 (en) | Color image forming apparatus and control method therefor | |
JP4622206B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP5146494B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4608325B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4038954B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5100174B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006187993A (ja) | 光量調整装置、色ずれ量検出装置及び画像形成装置 | |
US8305637B2 (en) | Image forming apparatus, positional deviation correction method, and recording medium storing positional deviation correction program | |
JP2007155895A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP4983227B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010102122A (ja) | 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム | |
JP2008139336A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4343149B2 (ja) | 画像形成装置,色ずれ補正方法 | |
JP6447137B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4992625B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3496566B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3785805B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000066463A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5251645B2 (ja) | カラー画像形成装置及びその制御方法 | |
JP5107009B2 (ja) | カラー画像形成装置およびプログラム | |
JP2014021242A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2004302308A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005004121A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP4391384B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP4904208B2 (ja) | 画像形成装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120423 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4992625 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |