JP2000214664A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000214664A
JP2000214664A JP11018302A JP1830299A JP2000214664A JP 2000214664 A JP2000214664 A JP 2000214664A JP 11018302 A JP11018302 A JP 11018302A JP 1830299 A JP1830299 A JP 1830299A JP 2000214664 A JP2000214664 A JP 2000214664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
pattern
color
registration mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11018302A
Other languages
English (en)
Inventor
Juntaro Oku
淳太郎 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11018302A priority Critical patent/JP2000214664A/ja
Publication of JP2000214664A publication Critical patent/JP2000214664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補正用マークの形成媒体の速度変動による色
ずれ検出誤差をなくし、高精細な画像を得る。 【解決手段】 画像形成装置は、それぞれ画像担持体と
前記画像担持体上に互いに異なる色の画像を形成する書
き込み手段とを有する複数の画像形成手段と、前記画像
担持体上に形成された画像を転写位置にて転写するべく
移動する移動体と、それぞれ前記移動体の移動方向に対
して互いに同一動向で、且つ、斜め方向に伸びる互いに
異なる2色のパターン画像とを1組とするレジストマー
ク画像を形成するべく前記複数の画像形成手段を制御す
る制御手段と、前記移動体上に転写された前記レジスト
マーク画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手
段の出力に基づいて前記複数の画像形成手段により形成
される各色画像間の位置ずれを補正する補正手段とを備
えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特には、複数の画像形成手段により画像を形成する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の画像形成部により形成
された画像を搬送される記録紙上に重ね合わせて転写す
ることにより高速にカラー画像を得る装置が知られてい
る。
【0003】この種の装置の問題点としては、機械精度
等の原因により、複数の感光ドラムや搬送ベルトの移動
むらや、各画像形成部の転写位置での感光ドラム外周面
と搬送ベルトの移動量の関係等が各色毎に異なってしま
い、各色の画像を重ね合わせた時に一致せず、色ずれ
(位置ずれ)を生じてしまうことが挙げられる。
【0004】色ずれの例を図9に示す。
【0005】図9において、902は本来形成されるべ
き画像の位置を示し、901a〜dは色ずれが発生して
いる場合の画像の位置を示している。図9(a)は傾き
ずれの様子を示し、各画像形成部の光学部と感光ドラム
間に傾きがある場合に発生する。(b)は倍率誤差の様
子を示し、光学部と感光ドラム間の距離のばらつきによ
り発生する。(c)は主走査方向のずれの様子を示し、
(d)は副走査方向(記録用紙搬送方向)のずれの様子
を示している。
【0006】従来の装置では、搬送ベルト上に各色毎の
位置ずれ補正用のマークを形成し、このマークの読み取
り結果に基づいてこれらの位置ずれを検出し、検出され
たずれ量に基づいて光学部を移動したり、あるいは、画
像の書き出しタイミングを電気的に制御することで補正
を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き装置におい
ては、搬送ベルトの駆動ローラの偏心や駆動部の回転む
ら、あるいはベルトのあばれ等によりベルトの移動速度
が常に一定とは限らない。
【0008】そのため、ベルト上に形成される各マーク
の間隔(時間差)が大きいほど、このようなベルトの速
度変動の影響を受けてしまい、それにより色ずれ量の検
出精度が悪化してしまう。
【0009】従来の装置においては、このような速度変
動の影響を考慮して補正用のマークの形成、あるいは読
み取りを行っておらず、正確に色ずれの補正を行うこと
ができなかった。
【0010】本発明は前述の如き問題を解決することを
目的とする。
【0011】本発明の更に他の目的は、補正用マークの
形成媒体の速度変動による色ずれ検出誤差をなくし、高
精細な画像を得る処にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的下におい
て、本発明においては、それぞれ画像担持体と前記画像
担持体上に互いに異なる色の画像を形成する書き込み手
段とを有する複数の画像形成手段と、前記画像担持体上
に形成された画像を転写位置にて転写するべく移動する
移動体と、それぞれ前記移動体の移動方向に対して互い
に同一動向で、且つ、斜め方向に伸びる互いに異なる2
色のパターン画像とを1組とするレジストマーク画像を
形成するべく前記複数の画像形成手段を制御する制御手
段と、前記移動体上に転写された前記レジストマーク画
像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段の出力
に基づいて前記複数の画像形成手段により形成される各
色画像間の位置ずれを補正する補正手段とを備える構成
とした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明が適用される画像形成装置の
構成を示す図である。
【0015】図1の装置は、4色、即ち、イエロー(以
下Y)、マゼンタ(以下M)、シアン(以下C)、及び
ブラック(以下BK)の画像を形成する画像形成部を備
えている。
【0016】図において、101Y,101M,101
C,101BKはそれぞれ、Y,M,C及びBKの静電
潜像を形成するための感光ドラムである。102Y,1
02M,102C,102BKはそれぞれ、画像処理部
108からの画像信号に応じて感光ドラム101Y,1
01M,101C,101BK上にレーザビームを照射
して静電潜像を形成する光学部であり、レーザビームの
光源、反射ミラー等を有する。なお、周知の如く、各感
光ドラムの周囲には、帯電器、現像器等が設けられてい
る。
【0017】また、103は図中矢印A方向に移動し、
記録紙110を各画像形成部に順次搬送する搬送ベル
ト、104はモータ、ギア等でなる不図示の駆動部と接
続され、搬送ベルト103を駆動する駆動ローラ、10
5は搬送ベルト103の移動に従って回転し、かつ、搬
送ベルト103に一定の張力を付与する従動ローラ、1
06a,bはそれぞれベルト端部に対応して設けられ、
後述の如くベルト103上に形成されるレジストマーク
画像を読み取るセンサ、107はセンサ106a,bの
出力に基づいて色ずれを補正すると共に光学部102に
対してレジストマーク画像を形成させる制御部、108
は外部より入力された画像信号を処理し各色の画像信号
を各光学部に出力する画像処理部である。
【0018】次に、図1の装置における通常の画像形成
動作について説明する。
【0019】画像形成時においては、各光学部102に
おいてプリント開始の準備が整ったところで、不図示の
制御部によりレジストローラを駆動して記録紙110を
搬送ベルト103上に送ると共に、この搬送開始タイミ
ングに基づいて各光学部102に対して画像処理部10
6より画像信号が出力される。
【0020】そして、各光学部102により、感光ドラ
ム101上に静電潜像が形成され、不図示の現像器によ
り各色のトナーが現像され、それぞれの転写位置にて不
図示の転写部により記録紙110上に転写される。図1
の装置では、Y,M,C,BKの順に転写される。その
後、記録紙110は搬送ベルト103から分離され、不
図示の定着器によりトナー像が記録紙上に定着され、装
置外部へ排出される。
【0021】次に、本形態における色ずれ補正処理につ
いて説明する。
【0022】なお、この色ずれ補正処理は通常の画像形
成処理とは独立したタイミングで行われ、例えば、電源
投入時に行われるものである。
【0023】本形態では、色ずれ補正時においては、制
御部107により画像処理部108を制御して、画像処
理部108内のメモリに記憶されているマーク画像デー
タを各光学系102に出力することにより図2に示すよ
うなレジストマーク画像を搬送ベルト103上に形成す
る。
【0024】図2は本形態においてベルト103上に形
成されるレジストマーク画像の様子を示す図である。本
形態では、副走査方向の位置ずれ量を検出するためのレ
ジストマーク画像と、主走査方向の位置ずれ量を検出す
るためのレジストマーク画像とを各色毎に、ベルト10
3の両端部にそれぞれ形成するが、図2においては説明
を簡略化するため、4色のうちのBKを基準色とした場
合のBKとYの位置ずれ量を検出するためのマーク画像
について、ベルト左右端のうち一方の側、ここでは図1
中手前側についてのみ示した。
【0025】図2において、201BK、203BKは
それぞれ位置ずれ量の検出の基準色となるBKのパター
ンで、201Y、201Yはそれぞれ位置ずれ量の検出
の対象となる色、ここではYのパターンである。
【0026】また、201BK、201Yはそれぞれ、
副走査方向の位置ずれ量を検出するためのパターンであ
り、副走査方向に略直交する方向に伸びる直線状のパタ
ーンである。また、203BK、203Yはそれぞれ、
主走査方向の位置ずれ量を検出するためのパターンであ
り、ベルト搬送方向に対して斜め方向に伸びる直線状の
パターンで、本形態では、ベルト搬送方向に対して45
度の傾きを有する。本形態では、基準色BKのパターン
201BKと検出色Yのパターン201Yとを1組とし
てレジストマーク画像202を形成し、基準色BKのパ
ターン203BKと検出色Yのパターン203Yとを1
組としてレジストマーク画像204を形成する。
【0027】また、制御部107は、パターン201B
Kとパターン201Yとの間の検出時間間隔と、パター
ン203BKとパターン203Yとの間の検出時間間隔
とが、位置ずれがない場合に同じとなるタイミングでこ
れらのパターン画像を形成するよう画像処理部108を
制御する。
【0028】また、図中106aは図1に示したパター
ン読み取り用のセンサ、矢印Aはベルト103の搬送方
向を示す。また、t1〜t4はそれぞれ、後述の如く制
御部107で検出される各パターン201BK,201
Y,203BK,203Yの検出タイミングを示してい
る。
【0029】図3は本形態における各パターンの読み取
り方法の例を説明するための図である。
【0030】図3(a)はパターンの読み取り出力のポ
ークVpを検出タイミングtaとするもの、(b)は読
み取り出力が一定レベルVbを越える期間の中心tb2
{=(tb3−tb1)/2}を検出タイミングtbと
するもの、(c)はパターン読み取り出力が閾値Vtを
越えた時点tcを検出タイミングtcとするものであ
る。これら図3(a)〜(c)に示した方法のうち、ど
の方法を用いるかは現像特性や回路規模等、要求される
使用に従って決定する。
【0031】次に、具体的な位置ずれの検出動作につい
て説明する。図4は図1の制御部107の構成を示す図
である。
【0032】図4において、CPU411はまず、色ず
れ補正処理が開始されるとタイマ409をリセットする
と共に、図1示したセンサ106a,b及び、パターン
を照射するためのライトを含むパターン検出部401、
A/D変換器403、演算部405及び出力部407に
対してそれぞれ動作を開始する旨の信号を出力する。
【0033】パターン検出部401はタイマ409の出
力に基づいて動作し、所定のタイミングで図2に示した
各パターンの読み取りを行う。パターン検出部401か
ら出力された各パターンの読み取り出力はA/D変換器
403に出力され、A/D変換器403は読み取り出力
をデジタル信号に変換して演算部405に出力する。演
算部405はA/D変換器403の出力とタイマ409
の出力とに基づき、図3に示したいずれかの方法で検出
タイミングtを検出し、各パターン画像の検出タイミン
グに基づいて位置ずれ量を求め、出力部407に出力す
る。出力部407は演算部405からの位置ずれ量に基
づき、画像処理部108に対して各光学部102に対す
る画像信号の出力タイミングを制御するための制御信号
を生成し、出力する。
【0034】次に、演算部405における位置ずれ量の
演算処理について説明する。
【0035】図2では、検出色Yが基準色BKに対し
て、副走査方向について図中下方にずれており、主走査
方向については図中右方向にずれている。
【0036】演算部405は、直線のパターン201B
Kの検出タイミングt1と直線のパターン201Yの検
出タイミングt2とに基づいて副走査方向の位置ずれ量
を求める。搬送ベルト103の移動速度をvmm/s、
パターン間の理論距離をsとすると、副走査方向に関し
て、位置ずれ量δsは、 δs=v×(t2―t1)−s (1) となる。
【0037】また、演算部405は、斜線のパターン2
03BKの検出タイミングt3と斜線のパターン203
Yの検出タイミングt4、及び、前記の副走査方向の位
置ずれ量δsに基づき、主走査方向の位置ずれ量を求め
る。
【0038】主走査方向に関して、位置ずれ量δmは、 δm=v×(t4−t3)−δs (2) となる。
【0039】前述のように、ベルト103の移動速度v
は、駆動ローラ104の偏心、駆動部の回転むら、ベル
トのあばれ等により、常に一定になるとは限らない。
【0040】しかし、本形態によれば、図2に示したよ
うに、基準色のパターンと検出色のパターンとを1組に
したレジストマーク画像を形成し、これら基準色のパタ
ーンの検出タイミングと検出色のパターンの検出タイミ
ングとに基づいて各色画像間の位置ずれ量を検出してい
る。
【0041】そのため、基準色のパターンの形成時及び
読み取り時におけるベルトの移動速度と、検出色のパタ
ーンの形成時及び読み取り時におけるベルトの移動速度
との間の誤差の影響を著しく低減することができ、高精
度な色ずれの補正を行うことが可能となる。
【0042】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。本形態においても、適用される装置の構成は前
述の第1の実施形態と同様である。
【0043】図5は本形態において、色ずれ補正処理時
にベルト103上に形成されるレジストマーク画像の様
子を示す図である。
【0044】前述の実施形態において、副走査方向の位
置ずれ量は図2に示した基準色のパターン201BKと
検出色のパターン201Yからなる1組のレジストマー
ク画像の読み取り結果に基づいて求めることができる。
また、斜線のパターン203BKと203Yの検出結果
は、副走査方向の位置ずれと主走査方向の位置ずれの影
響を受けている。そのため、斜線のパターン203BK
と203Yとの検出結果に加え、副走査方向の位置ずれ
量の検出結果を使って主走査方向の位置ずれ量を検出す
る。
【0045】ここで、前述の通り、感光ドラム101や
搬送ベルト103の駆動むら等により、位置ずれ量その
ものが一定ではない。つまり、斜線の各パターン画像に
含まれる副走査方向の位置ずれ量と、直線の各パターン
画像に含まれる副走査方向の位置ずれ量とが異なる場合
がある。このような、駆動むらによる位置ずれ量の変動
は、連続的に、例えば正弦波状に変動する場合が多い、
そこで、本形態では、図5のように、斜線のパターン2
03BK、203Yの前後に直線のパターン201B
K、201Y及び205BK、205Yを形成する。そ
して、図4の演算部405は、前側の直線のパターン2
01BKと201Yとから以下のように求めた副走査方
向の位置ずれ量δsa δsa=v×(t2−t1)−s (3) と、後側の直線のパターン205BKと205Yとから
以下のように求めた副走査方向の位置ずれ量δsb δsb=v×(t6−t5)−s (4) とから、主走査方向の位置ずれ量δmを以下の通り求め
る。
【0046】 δm=v×(t4−t3)-(δsa+δsb)/2 (5)
【0047】即ち、(5)式では、前後の直線のパター
ンから求めた副走査方向の位置ずれ量の平均値を、これ
らの直線のパターンの間に挟まれた斜線からなるパター
ンに含まれる副走査方向の位置ずれ量としている。
【0048】従って、本形態では、図2において、直線
のパターン201BK、201Yにより求めた副走査方
向の位置ずれ量と斜線のパターン203BK、203Y
に含まれる副走査方向の位置ずれ量とが異なる場合に
も、その影響を抑圧し、高精度な補正を行うことが可能
となる。
【0049】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。本形態においても、適用される装置の構成は前
述の第1、第2の実施形態と同様である。
【0050】図6は、本形態において色ずれ補正処理時
にベルト103上に形成されるレジストマーク画像の様
子を示す図である。
【0051】図6において、601BK、603BKは
それぞれ基準色BKのパターン画像であり、601Y、
603Yはそれぞれ検出色Yのパターン画像である。パ
ターン601BK、601Y及び、603BK、603
Yはいずれも、副走査方向及び主走査方向の位置ずれ量
を検出するためのパターンである。また、パターン60
1BKと601Yを1組とするレジストマーク画像とパ
ターン603BKと603Yを1組とするレジストマー
ク画像とは、ベルト搬送方向に対して互いに反対方向に
斜めに伸びる直線で、本形態では、±45度の傾きを有
する。
【0052】また、パターン601BKと601Yとの
間の検出時間間隔と、パターン603BKと603Yと
の間の検出時間間隔とは、位置ずれがない場合に同じに
なるタイミングで各パターンを形成する。
【0053】t7〜t10はそれぞれ、図4の回路によ
り検出される図6中の各パターンの検出タイミングであ
る。図6では、図2と同様、検出色が基準色に対して、
副走査方向については下方にずれており、主走査方向に
ついては図中右方向にずれている。
【0054】図4の演算部405は、各パターンの検出
タイミングt7〜t10に基づき、副走査方向の位置ず
れ量及び主走査方向の位置ずれ量を求める。
【0055】前述の実施形態と同様、搬送ベルト103
の移動速度をvmm/s、各組のマーク画像におけるパ
ターン間の理論距離をsとすると、副走査方向の位置ず
れ量δsは、 δs=v×{(t10−t9)+(t8−t7)}/2 (6) となり、主走査方向の位置ずれ量δmは、 δm=v×{(t10−t9)−(t8−t7)}/2 (7) となる。
【0056】本形態では、図6に示したように、2組の
レジストマークが共に斜線のパターンであるため、どち
らのマークの位置ずれ検出結果にも副走査方向の位置ず
れと主走査方向の位置ずれとが含まれている。
【0057】従って、前記(6)式、あるいは(7)式
に基づいて副走査方向及び主走査方向の位置ずれ量を検
出することにより、2組のマーク画像の副走査方向の位
置ずれ量と主走査方向の位置ずれ量とを共に平均化して
求めていることになり、前記第2の形態よりも一層簡単
な構成で高精度な位置ずれの補正を行うことが可能とな
る。
【0058】前述の図5、あるいは図6に示した形態で
は、直線のパターン、あるいは斜線のパターンをそれぞ
れ2組設け、これらのパターンの検出結果を使って位置
ずれ量を求めた。しかし、これに限らず、図7、図8に
示す様に3組以上のパターンを使って位置ずれ量を検出
してもよいし、また、直線のパターンと斜線のパターン
とを種々の組み合わせで使うことも可能である。
【0059】即ち、図7においては、701と703と
の組み合わせと、705と707との組み合わせにより
位置ずれを検出してもよいし、701と703との組み
合わせと、703と705との組み合わせにより検出し
てもよいし、また、701と703と705の組み合わ
せと、705と707と709の組み合わせにより検出
してもよい。
【0060】また、図8においては、801と803の
組み合わせと、805と807の組み合わせとから検出
してもよいし、また、801、803、805及び80
7の組み合わせとから検出してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動体の速度変動により位置ずれの検出誤差を低減する
ことができ、高精度な位置ずれの補正を行うことが可能
になる。
【0062】その結果、高精細な画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の構成を示す
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態においてベルト上に形
成するマークの様子を示す図である。
【図3】図1の装置による各パターン画像の読み取り動
作を説明するための図である。
【図4】図1の装置における制御部の構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態においてベルト上に形
成するマークの様子を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態においてベルト上に形
成するマークの様子を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態においてベルト上に形成
するマークの様子を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態においてベルト上に形成
するマークの様子を示す図である。
【図9】位置ずれの様子を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 Fターム(参考) 2C262 AA04 AA05 AA17 AA24 AA26 AB15 FA02 FA10 GA04 GA36 GA40 2H027 DA38 DA50 DE02 EB04 EC03 EC06 EC20 ED06 ED16 ED24 EE02 EE07 EF09 2H030 AA01 AB02 AD05 AD12 AD17 BB02 BB16 BB23 BB44 BB56 2H076 AB05 AB06 AB33 AB67 DA41 EA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ画像担持体と前記画像担持体上
    に互いに異なる色の画像を形成する書き込み手段とを有
    する複数の画像形成手段と、 前記画像担持体上に形成された画像を転写位置にて転写
    するべく移動する移動体と、 それぞれ前記移動体の移動方向に対して互いに同一方向
    で、且つ、斜め方向に伸びる互いに異なる2色のパター
    ン画像とを1組とするレジストマーク画像を形成するべ
    く前記複数の画像形成手段を制御する制御手段と、 前記移動体上に転写された前記レジストマーク画像を読
    み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段の出力に基づいて前記複数の画像形成
    手段により形成される各色画像間の位置ずれを補正する
    補正手段とを備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記2色のパターン画像
    を前記移動体の移動方向に隣接するように形成するべく
    前記複数の画像形成手段を制御することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取り手段は、前記2色のパター
    ン画像を読み取るセンサを有することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は前記レジストマーク画像
    を各色につき前記移動方向についてそれぞれ複数組形成
    するよう前記複数の画像形成手段を制御することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は前記複数組のレジストマ
    ーク画像の読み取り出力を平均化した平均結果に従って
    前記位置ずれを補正することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は前記読み取り手段の出力
    に基づいて主走査方向の前記位置ずれを補正することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ画像担持体と前記画像担持体上
    に互いに異なる色の画像を形成する書き込み手段とを有
    する複数の画像形成手段と、 前記画像担持体上に形成された画像を転写位置にて転写
    するべく移動する移動体と、 それぞれ前記移動体の移動方向に略直交する方向に伸び
    る互いに異なる2色のパターン画像を1組とする第1の
    レジストマーク画像と、それぞれ前記移動体の移動方向
    に対して斜め方向に伸びる互いに異なる2色のパターン
    画像とを1組とする第2のレジストマーク画像とを形成
    するべく前記複数の画像形成手段を制御する制御手段
    と、 前記移動体上に転写された前記第1及び第2のレジスト
    マーク画像を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段の出力に基づいて前記所定色の画像形
    成手段により形成される画像と他の色の画像形成手段に
    より形成される画像間の位置ずれを補正する補正手段と
    を備える画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は前記第1のレジストマー
    ク画像の読み取り出力に基づいて前記各色画像間の副走
    査方向の位置ずれを補正することを特徴とする請求項7
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記補正手段は前記第1のレジストマー
    ク画像及び第2のレジストマーク画像の読み取り出力に
    基づいて前記各色画像間の主走査方向の位置ずれを補正
    することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 それぞれ画像担持体と前記画像担持体
    上に互いに異なる色の画像を形成する書き込み手段とを
    有する複数の画像形成手段と、 前記画像担持体上に形成された画像を転写位置にて転写
    するべく移動する移動体と、 それぞれ前記移動体の移動方向に対して斜め方向に伸び
    る互いに異なる2色のパターン画像とを1組とするレジ
    ストマーク画像を形成するべく前記複数の画像形成手段
    を制御する制御手段と、 共通のセンサを用いて前記移動体上に転写された前記2
    色のパターン画像を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段の出力に基づいて前記複数の画像形成
    手段により形成される各色画像間の位置ずれを補正する
    補正手段とを備える画像形成装置。
JP11018302A 1999-01-27 1999-01-27 画像形成装置 Pending JP2000214664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018302A JP2000214664A (ja) 1999-01-27 1999-01-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11018302A JP2000214664A (ja) 1999-01-27 1999-01-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000214664A true JP2000214664A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11967828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11018302A Pending JP2000214664A (ja) 1999-01-27 1999-01-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000214664A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367381B1 (ko) * 2000-01-24 2003-01-09 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 감광 벨트 상의 레이저 스캔 위치 편차량 검출 방법 및 그보정 방법과 레이저 컬러 화상 형성 장치
US6985679B2 (en) * 2002-02-06 2006-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with cleaning operation for special sheets
JP2007179008A (ja) * 2005-11-30 2007-07-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成動作補正方法、及び画像形成動作補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2009069628A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8073353B2 (en) 2007-12-25 2011-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013180488A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Katsuragawa Electric Co Ltd Ledヘッド調整装置
US10707432B2 (en) 2013-02-22 2020-07-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoelectronic device and image sensor

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367381B1 (ko) * 2000-01-24 2003-01-09 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 감광 벨트 상의 레이저 스캔 위치 편차량 검출 방법 및 그보정 방법과 레이저 컬러 화상 형성 장치
US6985679B2 (en) * 2002-02-06 2006-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with cleaning operation for special sheets
JP2007179008A (ja) * 2005-11-30 2007-07-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成動作補正方法、及び画像形成動作補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2009069628A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8073353B2 (en) 2007-12-25 2011-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013180488A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Katsuragawa Electric Co Ltd Ledヘッド調整装置
US10707432B2 (en) 2013-02-22 2020-07-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoelectronic device and image sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4659182B2 (ja) 画像形成装置
US20070122210A1 (en) Image forming device, image formation operation correcting method, and image formation operation correcting program
US7734234B2 (en) Positional-deviation correction apparatus, method of controlling positional deviation, and image forming apparatus
JP5253049B2 (ja) カラー画像形成装置及びその色ずれ補正方法
US7581803B2 (en) Image forming apparatus, method and computer readable medium for executing predetermined error processes in response to a moveable member error
JP2001228679A (ja) 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体
EP1089131B1 (en) Color shift correcting structure of image forming apparatus
JP2000214664A (ja) 画像形成装置
JP4835706B2 (ja) 画像形成装置
JP2004069801A (ja) カラー画像形成装置
JP2002014505A (ja) 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体
JP2001290327A (ja) カラー画像形成装置
JP2003066677A (ja) カラー画像形成装置及び画像補正制御方法並びに記憶媒体
JP2004198948A (ja) カラー画像形成装置
JP2001272837A (ja) 画像形成装置
JP2001083762A (ja) 多色画像形成装置
JP2009169397A (ja) 位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラム
JP2003162117A (ja) カラー画像形成装置
JP2004069909A (ja) カラー画像形成装置
JP2003149902A (ja) カラー画像形成装置
JP4649013B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2000194176A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2001281956A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2005215482A (ja) 画像形成装置
JP4795481B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219