JP2004069909A - カラー画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無端ベルトを用いた搬送ベルト及び中間転写体を使用したカラー画像形成装置において、画像先端のレジストレーションあわせる。
【解決手段】複数のカートリッジが併設されたカラー画像形成装置において、印字開始のtop信号を発生させる前に、ETB(ITB)上に補正用のパターンを形成する。そのパターンを上流にあるセンサ(レジ検センサなど)で読み取り、ETBの速度を画像形成(ジョブ)毎に検知する。その速度とプロセス速度のズレを演算し各色の副走査topをだすタイミングに補正を加え、先端のレジをあわせる。あるいはズレがある場合はETBの速度制御が安定するのを待つ。あるいはETBの駆動速度に補正を加える。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のカートリッジが併設されたカラー画像形成装置において、印字開始のtop信号を発生させる前に、ETB(ITB)上に補正用のパターンを形成する。そのパターンを上流にあるセンサ(レジ検センサなど)で読み取り、ETBの速度を画像形成(ジョブ)毎に検知する。その速度とプロセス速度のズレを演算し各色の副走査topをだすタイミングに補正を加え、先端のレジをあわせる。あるいはズレがある場合はETBの速度制御が安定するのを待つ。あるいはETBの駆動速度に補正を加える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各色成分毎の画像を中間転写体上に順次重ね合わせて形成するカラー画像形成装置および各色成分毎の画像を搬送ベルトにより搬送された印字媒体に直接転写し順次重ね合わせるカラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラーページプリンタの1つである光ビームプリンタの特徴は感光体上に光ビームを主走査方向に走査し各色成分毎の画像を現像した後、中間転写体たとえばモータにより回転駆動されるベルトの上に順次重ねて画像を形成する。このようなベルト上に各色画像を重ね合わせてカラー画像を得るカラー画像形成装置において色ずれや濃度むらのない画像を実現するために装置設置後や装置電源投入直後に一度、中間転写体上にレジストマークを形成し、このマークを読みとりこの検知信号をもとにずれ量を測定し各画像の書き出しタイミングに補正を加えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら無端ベルトを用いた中間転写体あるいは搬送ベルトを備え、複数の現像カートリッジが並置されたカラー画像形成装置では無端ベルトの回転駆動によるベルトの偏りや経時的なベルトののびなどの劣化により一度のレジストマークによる各画像の書き出しタイミングの補正のみで色ずれや濃度むらのない画像を常に安定して出力することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は複数の現像装置を並置し、現像装置内の各像担持体上に各色のトナー像を形成し、そのトナー像を無端ベルト状の中間転写体に転写し、印字媒体へ再転写する、あるいは、無端ベルト状の搬送ベルトにより搬送された印字媒体上へ直接転写する画像形成装置において、無端ベルトに対向し、無端ベルト上に形成された印字パターンを検知する手段を備え、画像形成開始時に正規印字画像を形成する所定時間前に複数色同時にパターンを形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターンを形成したタイミングから検知手段で検知するまでの時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、正規印字画像形成時の画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
【0005】
第2の発明は上記第1の発明の画像形成装置において装置の設置後、最初に電源を入れた際に、複数色同時にパターンを形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターンを形成したタイミングから検知手段で検知するまでの時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、この値を格納手段へ格納し、画像形成開始毎に測定した値と格納手段に格納された値を比較手段により比較し、その差分に応じて画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
【0006】
第3の発明は上記第1、2の発明の構成において複数色同時形成する速度検知用のパターンは同一の画像形成開始信号により形成を開始することを特徴とするカラー画像形成装置。
【0007】
第4の発明は上記第1,2,3の発明の構成において無端ベルトの搬送速度を計測するためのパターンは各ジョブの画像形成毎に形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
【0008】
第5の発明は上記第1,2,3の発明の画像形成装置において、画像書き出しタイミング補正の実行と不実行とを切り換える手段を有し、単色での画像形成時には画像書き出しタイミング補正を行わないことを特徴とする画像形成装置。
【0009】
第6の発明は上記第1,2,3の発明の画像形成装置において、ベルト速度検知のパターン検知手段は無端ベルト両端部に対向して設置されることを特徴とする画像形成装置。
【0010】
第7の発明は上記第6の発明の画像形成装置において、ベルトの両端部に設置された検知手段により無端ベルト上に形成されたパターンを検知し、画像書き出しタイミング補正値を算出する際にそれぞれの検出値の平均を算出しその値に対して補正値を決定することを特徴とする画像形成装置。
【0011】
第8の発明は上記第1の発明の画像形成装置において画像形成開始時に正規印字画像を形成する所定時間前に無端ベルト上に単色のパターンを一定時間間隔で形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターン間隔時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、正規印字画像形成時の画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
【0012】
第1、2、3、4の発明により画像形成ごとに書き出しタイミングを補正することが可能となり無端ベルトの状態に影響されず常に安定した画像形成を行うことが可能である。
【0013】
第5,6,7,8の発明によりずれ量の検知精度を向上させることが可能となりさらに画質の安定化を図る事が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の画像形成装置であるプリンタを図に基づいて説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態をよくあらわした図面であり、図1において1はスキャナユニットであり不図示の半導体レーザと2の回転多面鏡により構成される。3は現像剤格納および4の感光体上の余剰トナーをクリーニングすることにより発生する廃トナーを格納するためのカートリッジ。5は感光体表面の静電潜像をトナー像へと現像する現像スリーブ。6は2,3,4をまとめて現像装置(以下現像カートリッジ)とし、6、7,8,9,はそれぞれイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBKの現像カートリッジであり、特にその順序は問わないものとする。10は各色現像カートリッジにより現像された感光体5上のトナー像を印字媒体へと転写するための転写ローラ。11は印字媒体を搬送するため無端ベルトにより構成された搬送ベルト。12は給紙ユニット。13は給紙ユニット内に搭載された印字媒体を表す。14は印字媒体上のトナー像を印字媒体へ定着させるための定着器、15は定着器内のローラを回転させるための定着ローラ。16,17は11の搬送ベルト上に形成されたトナーマークを検知するためのセンサで読み取り用のセンサは複数であるほど精度が良く図は一例として2ヶ装備したものでそれぞれトナーマーク検知センサA,Bとする。
【0016】
また、図2は図1の主に画像形成系の後半と搬送ベルト及びマーク検知センサである。図2において、18は11の搬送ベルト上に形成されたトナーマークでありベルトの駆動に伴い、11の搬送ベルトに対向した位置に設置されたトナーマーク検知センサC16,17で順次検知される。16,17の検知センサは光学センサやトナーの磁性を検知できる磁気センサが用いられる。上記構成の画像形成装置について動作説明を行う。
【0017】
工場出荷後初めて画像形成装置本体の電源がONされるとCPUは最初の電源オンであることを認識し濃度制御、レジ補正などの一連の処理を終えた後にY、M、C、BKの各色同時に現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ各色同型のマークを形成する。YELLOWにより形成された検知用のマークをYマーク、MAGENTAにより形成された検知用のマークをMマーク、以下同様にCマーク・BKマークとする。図3は検知タイミングを示した図である。
【0018】
搬送ベルトの回転と同期して搬送ベルト11上の各色のマークも16のトナーマーク検知センサAのところまで進行する。16の検知センサにはまずYマークが到来する。このYマークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるMマークを検知するまで行う。この間のカウント数をC1aとして一時格納する。また、カウントの手段はCPUのクロックやモータ駆動のためのパルスあるいは搬送ベルトに設置されたエンコーダのパルスのカウントなどその手段は問わないものとする。
【0019】
同様にしてMマークとCマーク間のカウント値C2a、CマークとBKマーク間のカウント値C3aをカウントしそれぞれ格納する。各マークはそれぞれ同様にトナーマーク検知センサBの17でも検知されそれぞれのカウント値C1b、C2b、C3bとして一時格納される。
【0020】
演算部ではそれぞれの値の平均を取り、例えばC1=(C1a+C1b)/2として平均値C1を最終値としてメモリに格納する。これによりそれぞれの初期値を格納することができる。
【0021】
読み取り部であるセンサは数が増えるほど設置間隔の測定値の精度が高くなるが本例はその一例として読み取り部に2つのセンサを用いた。センサの数をnとするとC1=(C1a+・・・+C1n)/nとなる。
【0022】
以下に実際の画像形成時の画像書き出しタイミング補正法について図4を用いて説明する。
【0023】
画像データを受けると、正規の画像形成前に画像データにかかわらず、まずY、M、C、BKの各色同時に現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ各色同型のマークを形成する。
【0024】
各色のマークは搬送ベルトの搬送へ従いまず、16の検知センサへYマークが到来する。このYマークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるMマークを検知するまで行う。この間のカウント数をC1pとして一時格納する。同様にしてMマークとCマーク間のカウント値C2pをカウントしそれぞれ初期に格納されているC1およびC2との差C1r=(C1−C1P)/C1、C2r=(C2−C2P)/C2を算出しCr=(C1r+C2r)/2をもとめ、この値に応じて正規画像の各色書き出しタイミングに補正を加えた後、12の給紙ユニットにより内部に搭載された13の印字媒体を画像形成系へ搬送する。画像形成系の先頭部へ搬送された印字媒体13は、11の搬送ベルトに吸着され、9のBK現像カートリッジの前縁へ搬送される。ここで9のBK現像カートリッジ内の感光体4上に形成されたBKのトナー像を転写ローラ10により印字媒体上へ転写する。その後、搬送順にCの現像カートリッジによりCのトナー像が印字媒体上へ転写され、Mのトナー像、Yのトナー像と順次印字媒体上で重ね合わせ、最終的にフルカラーのトナー像が印字媒体上で形成される。
【0025】
本実施形態ではC1、C2の2つのサンプルの平均を取ったが、より精度を求めたい場合はC3まで検出し、その平均をとるということも可能であり、また正規画像形成を優先する場合はC1のみの値を採用することも可能である。
【0026】
(第2の実施形態)
図5は第2の実施形態をよくあらわした図面であり、図は図1の主に画像形成系の後半と搬送ベルト及びマーク検知センサを表したものである。図において11は印字媒体を搬送するため無端ベルトにより構成された搬送ベルト、19は11の搬送ベルト上に形成されたトナーマークを検知するためのトナーマーク検知センサCで搬送ベルトに対向した位置でなおかつ搬送ベルトの端部に設置されている。また20は11の搬送ベルト及び19のセンサに対向した位置に設置されている。19、20のトナーマーク検知センサDは光学センサやトナーの磁性を検知できる磁気センサが用いられる。
【0027】
画像形成系にて搬送ベルト11上の両端部に形成されたトナーマークは搬送ベルトの駆動に伴い順次19のトナーマーク検知センサC、20のトナーマーク検知センサDで検知される構成となっている。
【0028】
工場出荷後初めて画像形成装置本体の電源がONされるとCPUは最初の電源オンであることを認識し濃度制御、レジ補正などの一連の処理を終えた後に、ある単色、たとえばYの現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ同型のマークを一定の画像形成タイミング毎に形成する。形成された検知用のマークを順次Y1マーク、Y2マーク、・・・Ynマークとする。図6は検知タイミングを示した図である。
【0029】
搬送ベルトの回転と同期して搬送ベルト11上のマークも19、20の検知センサのところまで進行する。19のトナーマーク検知センサCにはまずY1マークが到来する。このY1マークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるY2マークを検知するまで行う。この間のカウント値をCy1rとして一時格納する。また、カウントの手段はCPUのクロックやモータ駆動のためのパルスあるいは搬送ベルトに設置されたエンコーダのパルスのカウントなどその手段は問わないものとする。同様に同じタイミングで20のトナーマーク検知センサDにてY1マークとY2マークの間隔をカウントしたカウント値をCy1lとして一時格納する。
【0030】
同様にしてY2マークとY3マーク間のカウント値Cy2r、Cy2l、Y3マークとY4マーク間のカウント値Cy3r、Cy3lをカウントしそれぞれ格納する。不図示の演算部ではそれぞれの値の平均を取り、例えばCy1=(Cy1r+Cy12l)/2として平均値Cy1を算出、同様にCy2、Cy3・・・Cynを算出する。この値をさらにCY=(Cy1+Cy2+Cy3+・・・Cyn)/nとし、この値を最終値としてメモリに格納する。これにより初期値を格納することができる。
【0031】
読み取り部であるセンサは数が増えるほど設置間隔の測定値の精度が高くなるが本例はその一例として読み取り部に2つのセンサを用いた。
【0032】
以下に実際の画像形成時の画像書き出しタイミング補正法について図7を用いて説明する。
【0033】
画像データを受けると、正規の画像形成前に画像データにかかわらず、複数色のうちのある単色たとえばYの現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ同型のマークを一定の画像形成タイミング毎に形成する。
【0034】
搬送ベルト11上の各マークは搬送ベルト11の搬送へ従い、19の検知センサへYp1マークが到来する。このYp1マークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるYp2マークを検知するまで行う。この間のカウント数をC1pとして一時格納する。同様にしてYp2マークとYp3マーク間のカウント値C2pをカウント、同様にC3p,C4p・・・Cnpとカウントしその平均を算出Cp=(C1p+C2p+C3p+C4p+・・+Cnp)/n、このCpと初期値のCyとを比較し補正値を算出する。この値に応じて正規画像の各色書き出しタイミングに補正を加えた後、12の給紙ユニットにより内部に搭載された13の印字媒体を画像形成系へ搬送する。画像形成系の先頭部へ搬送された印字媒体13は、11の搬送ベルトに吸着され、9のBK現像カートリッジの前縁へ搬送される。ここで9のBK現像カートリッジ内の感光体4上に形成されたBKのトナー像を転写ローラ10により印字媒体上へ転写する。その後、搬送順にCの現像カートリッジによりCのトナー像が印字媒体上へ転写され、Mのトナー像、Yのトナー像と順次印字媒体上で重ね合わせ、最終的にフルカラーのトナー像が印字媒体上で形成される。
【0035】
補正用のマークはより精度良く各色の画像形成の書き出しを補正したい場合はnを増やし、正規の画像形成前に補正時間を長く取り、画像形成の速度を優先したい場合はnを減らすことで対応することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明により、無端ベルトを用いた中間転写体あるいは搬送ベルトを備え、複数の現像カートリッジが並置されたカラー画像形成装置では無端ベルトの回転駆動によるベルトの偏りや経時的なベルトののびなどの劣化によらず、色ずれや濃度むらのない画像を常に安定して出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置。
【図2】搬送ベルトとトナーマーク検知機構。
【図3】初期搬送ベルト速度検知タイミング図。
【図4】画像形成時画像書き出しタイミング図。
【図5】搬送ベルトとベルト両端部に設置したトナーマーク検知機構。
【図6】単色マークによる初期搬送ベルト速度検知タイミング図。
【図7】単色マークによるプリント時の画像書き出しタイミング図。
【符号の説明】
1 スキャナユニット
2 回転多面鏡
3 カートリッジ
4 感光体
5 現像スリーブ
6 Y現像カートリッジ
7 M現像カートリッジ
8 C現像カートリッジ
9 BK現像カートリッジ
10 転写ローラ
11 搬送ベルト
12 給紙ユニット
13 印字媒体
14 定着器
15 定着ローラ
16 トナーマーク検知センサA
17 トナーマーク検知センサB
18 トナーマーク
19 トナーマーク検知センサC
20 トナーマーク検知センサD
【発明の属する技術分野】
本発明は各色成分毎の画像を中間転写体上に順次重ね合わせて形成するカラー画像形成装置および各色成分毎の画像を搬送ベルトにより搬送された印字媒体に直接転写し順次重ね合わせるカラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラーページプリンタの1つである光ビームプリンタの特徴は感光体上に光ビームを主走査方向に走査し各色成分毎の画像を現像した後、中間転写体たとえばモータにより回転駆動されるベルトの上に順次重ねて画像を形成する。このようなベルト上に各色画像を重ね合わせてカラー画像を得るカラー画像形成装置において色ずれや濃度むらのない画像を実現するために装置設置後や装置電源投入直後に一度、中間転写体上にレジストマークを形成し、このマークを読みとりこの検知信号をもとにずれ量を測定し各画像の書き出しタイミングに補正を加えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら無端ベルトを用いた中間転写体あるいは搬送ベルトを備え、複数の現像カートリッジが並置されたカラー画像形成装置では無端ベルトの回転駆動によるベルトの偏りや経時的なベルトののびなどの劣化により一度のレジストマークによる各画像の書き出しタイミングの補正のみで色ずれや濃度むらのない画像を常に安定して出力することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は複数の現像装置を並置し、現像装置内の各像担持体上に各色のトナー像を形成し、そのトナー像を無端ベルト状の中間転写体に転写し、印字媒体へ再転写する、あるいは、無端ベルト状の搬送ベルトにより搬送された印字媒体上へ直接転写する画像形成装置において、無端ベルトに対向し、無端ベルト上に形成された印字パターンを検知する手段を備え、画像形成開始時に正規印字画像を形成する所定時間前に複数色同時にパターンを形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターンを形成したタイミングから検知手段で検知するまでの時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、正規印字画像形成時の画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
【0005】
第2の発明は上記第1の発明の画像形成装置において装置の設置後、最初に電源を入れた際に、複数色同時にパターンを形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターンを形成したタイミングから検知手段で検知するまでの時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、この値を格納手段へ格納し、画像形成開始毎に測定した値と格納手段に格納された値を比較手段により比較し、その差分に応じて画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
【0006】
第3の発明は上記第1、2の発明の構成において複数色同時形成する速度検知用のパターンは同一の画像形成開始信号により形成を開始することを特徴とするカラー画像形成装置。
【0007】
第4の発明は上記第1,2,3の発明の構成において無端ベルトの搬送速度を計測するためのパターンは各ジョブの画像形成毎に形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
【0008】
第5の発明は上記第1,2,3の発明の画像形成装置において、画像書き出しタイミング補正の実行と不実行とを切り換える手段を有し、単色での画像形成時には画像書き出しタイミング補正を行わないことを特徴とする画像形成装置。
【0009】
第6の発明は上記第1,2,3の発明の画像形成装置において、ベルト速度検知のパターン検知手段は無端ベルト両端部に対向して設置されることを特徴とする画像形成装置。
【0010】
第7の発明は上記第6の発明の画像形成装置において、ベルトの両端部に設置された検知手段により無端ベルト上に形成されたパターンを検知し、画像書き出しタイミング補正値を算出する際にそれぞれの検出値の平均を算出しその値に対して補正値を決定することを特徴とする画像形成装置。
【0011】
第8の発明は上記第1の発明の画像形成装置において画像形成開始時に正規印字画像を形成する所定時間前に無端ベルト上に単色のパターンを一定時間間隔で形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターン間隔時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、正規印字画像形成時の画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
【0012】
第1、2、3、4の発明により画像形成ごとに書き出しタイミングを補正することが可能となり無端ベルトの状態に影響されず常に安定した画像形成を行うことが可能である。
【0013】
第5,6,7,8の発明によりずれ量の検知精度を向上させることが可能となりさらに画質の安定化を図る事が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の画像形成装置であるプリンタを図に基づいて説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態をよくあらわした図面であり、図1において1はスキャナユニットであり不図示の半導体レーザと2の回転多面鏡により構成される。3は現像剤格納および4の感光体上の余剰トナーをクリーニングすることにより発生する廃トナーを格納するためのカートリッジ。5は感光体表面の静電潜像をトナー像へと現像する現像スリーブ。6は2,3,4をまとめて現像装置(以下現像カートリッジ)とし、6、7,8,9,はそれぞれイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBKの現像カートリッジであり、特にその順序は問わないものとする。10は各色現像カートリッジにより現像された感光体5上のトナー像を印字媒体へと転写するための転写ローラ。11は印字媒体を搬送するため無端ベルトにより構成された搬送ベルト。12は給紙ユニット。13は給紙ユニット内に搭載された印字媒体を表す。14は印字媒体上のトナー像を印字媒体へ定着させるための定着器、15は定着器内のローラを回転させるための定着ローラ。16,17は11の搬送ベルト上に形成されたトナーマークを検知するためのセンサで読み取り用のセンサは複数であるほど精度が良く図は一例として2ヶ装備したものでそれぞれトナーマーク検知センサA,Bとする。
【0016】
また、図2は図1の主に画像形成系の後半と搬送ベルト及びマーク検知センサである。図2において、18は11の搬送ベルト上に形成されたトナーマークでありベルトの駆動に伴い、11の搬送ベルトに対向した位置に設置されたトナーマーク検知センサC16,17で順次検知される。16,17の検知センサは光学センサやトナーの磁性を検知できる磁気センサが用いられる。上記構成の画像形成装置について動作説明を行う。
【0017】
工場出荷後初めて画像形成装置本体の電源がONされるとCPUは最初の電源オンであることを認識し濃度制御、レジ補正などの一連の処理を終えた後にY、M、C、BKの各色同時に現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ各色同型のマークを形成する。YELLOWにより形成された検知用のマークをYマーク、MAGENTAにより形成された検知用のマークをMマーク、以下同様にCマーク・BKマークとする。図3は検知タイミングを示した図である。
【0018】
搬送ベルトの回転と同期して搬送ベルト11上の各色のマークも16のトナーマーク検知センサAのところまで進行する。16の検知センサにはまずYマークが到来する。このYマークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるMマークを検知するまで行う。この間のカウント数をC1aとして一時格納する。また、カウントの手段はCPUのクロックやモータ駆動のためのパルスあるいは搬送ベルトに設置されたエンコーダのパルスのカウントなどその手段は問わないものとする。
【0019】
同様にしてMマークとCマーク間のカウント値C2a、CマークとBKマーク間のカウント値C3aをカウントしそれぞれ格納する。各マークはそれぞれ同様にトナーマーク検知センサBの17でも検知されそれぞれのカウント値C1b、C2b、C3bとして一時格納される。
【0020】
演算部ではそれぞれの値の平均を取り、例えばC1=(C1a+C1b)/2として平均値C1を最終値としてメモリに格納する。これによりそれぞれの初期値を格納することができる。
【0021】
読み取り部であるセンサは数が増えるほど設置間隔の測定値の精度が高くなるが本例はその一例として読み取り部に2つのセンサを用いた。センサの数をnとするとC1=(C1a+・・・+C1n)/nとなる。
【0022】
以下に実際の画像形成時の画像書き出しタイミング補正法について図4を用いて説明する。
【0023】
画像データを受けると、正規の画像形成前に画像データにかかわらず、まずY、M、C、BKの各色同時に現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ各色同型のマークを形成する。
【0024】
各色のマークは搬送ベルトの搬送へ従いまず、16の検知センサへYマークが到来する。このYマークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるMマークを検知するまで行う。この間のカウント数をC1pとして一時格納する。同様にしてMマークとCマーク間のカウント値C2pをカウントしそれぞれ初期に格納されているC1およびC2との差C1r=(C1−C1P)/C1、C2r=(C2−C2P)/C2を算出しCr=(C1r+C2r)/2をもとめ、この値に応じて正規画像の各色書き出しタイミングに補正を加えた後、12の給紙ユニットにより内部に搭載された13の印字媒体を画像形成系へ搬送する。画像形成系の先頭部へ搬送された印字媒体13は、11の搬送ベルトに吸着され、9のBK現像カートリッジの前縁へ搬送される。ここで9のBK現像カートリッジ内の感光体4上に形成されたBKのトナー像を転写ローラ10により印字媒体上へ転写する。その後、搬送順にCの現像カートリッジによりCのトナー像が印字媒体上へ転写され、Mのトナー像、Yのトナー像と順次印字媒体上で重ね合わせ、最終的にフルカラーのトナー像が印字媒体上で形成される。
【0025】
本実施形態ではC1、C2の2つのサンプルの平均を取ったが、より精度を求めたい場合はC3まで検出し、その平均をとるということも可能であり、また正規画像形成を優先する場合はC1のみの値を採用することも可能である。
【0026】
(第2の実施形態)
図5は第2の実施形態をよくあらわした図面であり、図は図1の主に画像形成系の後半と搬送ベルト及びマーク検知センサを表したものである。図において11は印字媒体を搬送するため無端ベルトにより構成された搬送ベルト、19は11の搬送ベルト上に形成されたトナーマークを検知するためのトナーマーク検知センサCで搬送ベルトに対向した位置でなおかつ搬送ベルトの端部に設置されている。また20は11の搬送ベルト及び19のセンサに対向した位置に設置されている。19、20のトナーマーク検知センサDは光学センサやトナーの磁性を検知できる磁気センサが用いられる。
【0027】
画像形成系にて搬送ベルト11上の両端部に形成されたトナーマークは搬送ベルトの駆動に伴い順次19のトナーマーク検知センサC、20のトナーマーク検知センサDで検知される構成となっている。
【0028】
工場出荷後初めて画像形成装置本体の電源がONされるとCPUは最初の電源オンであることを認識し濃度制御、レジ補正などの一連の処理を終えた後に、ある単色、たとえばYの現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ同型のマークを一定の画像形成タイミング毎に形成する。形成された検知用のマークを順次Y1マーク、Y2マーク、・・・Ynマークとする。図6は検知タイミングを示した図である。
【0029】
搬送ベルトの回転と同期して搬送ベルト11上のマークも19、20の検知センサのところまで進行する。19のトナーマーク検知センサCにはまずY1マークが到来する。このY1マークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるY2マークを検知するまで行う。この間のカウント値をCy1rとして一時格納する。また、カウントの手段はCPUのクロックやモータ駆動のためのパルスあるいは搬送ベルトに設置されたエンコーダのパルスのカウントなどその手段は問わないものとする。同様に同じタイミングで20のトナーマーク検知センサDにてY1マークとY2マークの間隔をカウントしたカウント値をCy1lとして一時格納する。
【0030】
同様にしてY2マークとY3マーク間のカウント値Cy2r、Cy2l、Y3マークとY4マーク間のカウント値Cy3r、Cy3lをカウントしそれぞれ格納する。不図示の演算部ではそれぞれの値の平均を取り、例えばCy1=(Cy1r+Cy12l)/2として平均値Cy1を算出、同様にCy2、Cy3・・・Cynを算出する。この値をさらにCY=(Cy1+Cy2+Cy3+・・・Cyn)/nとし、この値を最終値としてメモリに格納する。これにより初期値を格納することができる。
【0031】
読み取り部であるセンサは数が増えるほど設置間隔の測定値の精度が高くなるが本例はその一例として読み取り部に2つのセンサを用いた。
【0032】
以下に実際の画像形成時の画像書き出しタイミング補正法について図7を用いて説明する。
【0033】
画像データを受けると、正規の画像形成前に画像データにかかわらず、複数色のうちのある単色たとえばYの現像カートリッジにより画像形成を開始し搬送ベルト11上へ同型のマークを一定の画像形成タイミング毎に形成する。
【0034】
搬送ベルト11上の各マークは搬送ベルト11の搬送へ従い、19の検知センサへYp1マークが到来する。このYp1マークを読み取り、測定を開始する。カウントは次のマークであるYp2マークを検知するまで行う。この間のカウント数をC1pとして一時格納する。同様にしてYp2マークとYp3マーク間のカウント値C2pをカウント、同様にC3p,C4p・・・Cnpとカウントしその平均を算出Cp=(C1p+C2p+C3p+C4p+・・+Cnp)/n、このCpと初期値のCyとを比較し補正値を算出する。この値に応じて正規画像の各色書き出しタイミングに補正を加えた後、12の給紙ユニットにより内部に搭載された13の印字媒体を画像形成系へ搬送する。画像形成系の先頭部へ搬送された印字媒体13は、11の搬送ベルトに吸着され、9のBK現像カートリッジの前縁へ搬送される。ここで9のBK現像カートリッジ内の感光体4上に形成されたBKのトナー像を転写ローラ10により印字媒体上へ転写する。その後、搬送順にCの現像カートリッジによりCのトナー像が印字媒体上へ転写され、Mのトナー像、Yのトナー像と順次印字媒体上で重ね合わせ、最終的にフルカラーのトナー像が印字媒体上で形成される。
【0035】
補正用のマークはより精度良く各色の画像形成の書き出しを補正したい場合はnを増やし、正規の画像形成前に補正時間を長く取り、画像形成の速度を優先したい場合はnを減らすことで対応することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明により、無端ベルトを用いた中間転写体あるいは搬送ベルトを備え、複数の現像カートリッジが並置されたカラー画像形成装置では無端ベルトの回転駆動によるベルトの偏りや経時的なベルトののびなどの劣化によらず、色ずれや濃度むらのない画像を常に安定して出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置。
【図2】搬送ベルトとトナーマーク検知機構。
【図3】初期搬送ベルト速度検知タイミング図。
【図4】画像形成時画像書き出しタイミング図。
【図5】搬送ベルトとベルト両端部に設置したトナーマーク検知機構。
【図6】単色マークによる初期搬送ベルト速度検知タイミング図。
【図7】単色マークによるプリント時の画像書き出しタイミング図。
【符号の説明】
1 スキャナユニット
2 回転多面鏡
3 カートリッジ
4 感光体
5 現像スリーブ
6 Y現像カートリッジ
7 M現像カートリッジ
8 C現像カートリッジ
9 BK現像カートリッジ
10 転写ローラ
11 搬送ベルト
12 給紙ユニット
13 印字媒体
14 定着器
15 定着ローラ
16 トナーマーク検知センサA
17 トナーマーク検知センサB
18 トナーマーク
19 トナーマーク検知センサC
20 トナーマーク検知センサD
Claims (8)
- 複数の現像装置を並置し、現像装置内の各像担持体上に各色のトナー像を形成し、そのトナー像を無端ベルト状の中間転写体に転写し、印字媒体へ再転写する、あるいは、無端ベルト状の搬送ベルトにより搬送された印字媒体上へ直接転写する画像形成装置において、無端ベルトに対向し、無端ベルト上に形成された印字パターンを検知する手段を備え、画像形成開始時に正規印字画像を形成する所定時間前に複数色同時にパターンを形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターンを形成したタイミングから検知手段で検知するまでの時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、正規印字画像形成時の画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
- 上記請求項1記載の画像形成装置において装置の設置後、最初に電源を入れた際に、複数色同時にパターンを形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターンを形成したタイミングから検知手段で検知するまでの時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、この値を格納手段へ格納し、画像形成開始毎に測定した値と格納手段に格納された値を比較手段により比較し、その差分に応じて画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
- 上記請求項1、2の構成において複数色同時形成する速度検知用のパターンは同一の画像形成開始信号により形成を開始することを特徴とするカラー画像形成装置。
- 上記請求項1,2,3の構成において無端ベルトの搬送速度を計測するためのパターンは各ジョブの画像形成毎に形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
- 上記請求項1,2,3記載の画像形成装置において、画像書き出しタイミング補正の実行と不実行とを切り換える手段を有し、単色での画像形成時には画像書き出しタイミング補正を行わないことを特徴とする画像形成装置。
- 上記請求項1,2,3記載の画像形成装置において、ベルト速度検知のパターン検知手段は無端ベルト両端部に対向して設置されることを特徴とする画像形成装置。
- 上記請求項6記載の画像形成装置において、ベルトの両端部に設置された検知手段により無端ベルト上に形成されたパターンを検知し、画像書き出しタイミング補正値を算出する際にそれぞれの検出値の平均を算出しその値に対して補正値を決定することを特徴とする画像形成装置。
- 上記請求項1記載の画像形成装置において画像形成開始時に正規印字画像を形成する所定時間前に無端ベルト上に単色のパターンを一定時間間隔で形成し、無端ベルトの搬送につれて順次検知手段によりパターン間隔時間を計測することにより無端ベルトの搬送速度を検知し、正規印字画像形成時の画像書き出しタイミングに補正を加える事を特徴とする画像形成装置。
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2002
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