JP2002014505A - 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体

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JP2002014505A
JP2002014505A JP2000198346A JP2000198346A JP2002014505A JP 2002014505 A JP2002014505 A JP 2002014505A JP 2000198346 A JP2000198346 A JP 2000198346A JP 2000198346 A JP2000198346 A JP 2000198346A JP 2002014505 A JP2002014505 A JP 2002014505A
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Kazuro Yamada
和朗 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置ずれ補正制御とハーフトーン濃度制御の
安定性を維持しながら、制御時間の短縮化を実現するこ
と。 【解決手段】 最大濃度検出パターンをそれぞれ搬送ベ
ルト3上に形成させ濃度検出センサ7による最大濃度検
出パターン検出結果に基づいて最大濃度を適正化する最
大濃度制御処理を実行した後、色ずれ検出パターンをそ
れぞれ搬送ベルト3上に形成させ色ずれ検出センサ6
a,6bによる検出タイミングに基づいて色ずれを補正
を行う色ずれ補正制御処理と、異なる複数のハーフトー
ン濃度の濃度検出パターンをそれぞれ搬送ベルト3上に
形成させ濃度検出センサ7によるハーフトーン濃度検出
パターン検出結果に基づいて前記各画像形成手段のハー
フトーン濃度を適正化するハーフトーン濃度制御処理
と、を同時進行で実行させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
により画像形成を行う複数の画像形成手段を並置し、各
画像形成手段で形成された画像を前記各画像形成手段を
順次通過する無端移動体上または前記無端移動体上に保
持されつつ搬送される記録媒体上に順次重ねて転写して
カラー画像を形成可能な画像形成装置並びに画像形成装
置の制御方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラー画像形成装置にお
いては、高速化のために複数の画像形成部を有し、中間
転写ベルト上に順次異なる色の像を転写しプリント用紙
上に一括転写する方式や、搬送ベルト上に保持されたプ
リント用紙上に順次異なる色の像を転写する方式が各種
提案されている。
【0003】この種のカラー画像形成装置において、各
色の濃度を正確に合わせ所望の色味の画像を得るため
に、まず、各色の最大濃度を補正化する最大濃度制御
(Dmax制御)を行ない、その後、入力画像データと
ハーフトーン画像濃度が良好な直線性を持つようにルッ
クアップテーブルを変更するハーフトーン濃度制御(D
half制御)が行なわれている。
【0004】以下、図7,図8を参照して、この種のカ
ラー画像形成装置の濃度制御について説明する。
【0005】図7は、この種のカラー画像形成装置の濃
度制御における最大濃度検出パターンの一例を示す模式
図である。
【0006】3は用紙を各色の画像形成部に順次搬送す
る転写ベルトを兼ねた無端状の搬送ベルトで、図示しな
いベルトモータにより駆動され、プリント用紙を各色の
画像形成部に順次搬送する。
【0007】また、7は光センサ(濃度検出センサ)
で、搬送ベルト3上に形成された濃度検出パターンの濃
度を検出するもので、搬送ベルト3の搬送方向(図中矢
印で示す)に対して直交する方向(主走査方向)中央に
設けられている。
【0008】13(13a,13b,13c,13d)
は最大濃度の濃度検出パターンであり、a,b,c,d
は各々ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ
(M),イエロー(Y)を示す。
【0009】図8は、この種のカラー画像形成装置の濃
度制御における濃度検出パターンの一例を示す模式図で
あり、図7と同一のものには同一の符号を付してある。
【0010】81(81a,81b,81c,81
d),82(82a,82b,82c,82d),83
(83a,83b,83c,83d)はハーフトーン濃
度検出パターンで、各々、濃度の異なる濃度検出パター
ンであり、a,b,c,dは各々ブラック(Bk),シ
アン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)を示す。
【0011】まず、Dmax制御時には、同一の画像デ
ータ(最大濃度検出パターン13;最大濃度で各々画像
形成されたブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ
(M),イエロー(Y)からなる濃度検出パターン13
a,13b,13c,13d)で現像バイアスを切替え
ながら画像形成する。そして、濃度検出センサ7によっ
て反射濃度を検出し、適正な現像バイアス値を求て設定
し、最大濃度を適正化する。
【0012】次に、Dhalf制御時には、現像バイア
スをDmax制御後に適正化された値に固定して、複数
の画像データ(ハーフトーン濃度検出パターン81(8
1a,81b,81c,81d),82(82a,82
b,82c,82d),83(83a,83b,83
c,83d))で画像形成する。そして、濃度検出セン
サ7によって反射濃度を検出し、所望のハーフトーン濃
度が得られるハーフトーンパターンを選択し、ハーフト
ーン濃度を適正化する。
【0013】また、複数の画像形成部での各色毎の機械
精度などの違いにより発生する色ずれを防止するため
に、まず、各色の色ずれ検出パターンを形成し、その
後、色ずれ量を検出して補正する色ずれ補正制御も行な
われている。
【0014】以下、図9を参照して、この種のカラー画
像形成装置の色ずれ補正制御について説明する。
【0015】図9は、この種のカラー画像形成装置の色
ずれ補正制御における色ずれ検出パターンの一例を示す
模式図であり、図7と同一のものには同一の符号を付し
てある。
【0016】6(6a,6b)は1対の光センサ(色ず
れ検出センサ)で、搬送ベルト3上に形成された位置ず
れ検知用パターンを検出するもので、搬送ベルト3の搬
送方向(図中矢印で示す)に対して直交する方向(主走
査方向)のベルト端側に設けられている。
【0017】9(9a〜9d),10(10a〜10
d)は、プリント用紙搬送方向の色ずれ量を検出するた
めのパターン、11(11a〜11d),12(12a
〜12d)は、プリント用紙搬送方向と直交する主走査
方向の色ずれ量を検出するためのパターンであり、この
例では45度の傾きで、a,b,c,dは各々ブラック
(Bk),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y)を示す。tsf1〜tsf4,tmf1〜tmf
4,tsr1〜tsr4,tmr1〜tmr4は各パタ
ーンの検出タイミングを示し、矢印は搬送ベルト3の移
動方向を示す。
【0018】搬送ベルト3の移動速度をv(mm/
s)、プリント用紙搬送方向の色ずれ検出パターンの各
色とBlackパターン間の理論距離をdsC(m
m)、dsM(mm)、dsY(mm)、各色のプリン
ト用紙搬送方向の色ずれ検知パターンと主走査方向の色
ずれ検知パターン間の実測距離を、左右各々、dmfK
(mm)、dmfC(mm)、dmfM(mm)、dm
fY(mm)、dmrK(mm)、dmrC(mm)、
dmrM(mm)、dmrY(mm)とする。Blac
kを基準色とし、プリント用紙搬送方向に関する、各色
の色ずれ量δesは、 δesY=v×{(tsf4−tsf1)+(tsr4−tsr1)}/2−d sY ……(式1) δesM=v×{(tsf3−tsf1)+(tsr3−tsr1)}/2−d sM ……(式2) δesC=v×{(tsf2−tsf1)+(tsr2−tsr1)}/2−d sC ……(式3) となる。
【0019】主走査方向に関する、左右各々の各色の色
ずれ量δemf、δemrは、 dmfK=v×(tmf1−tsf1) ……(式4) dmfC=v×(tmf2−tsf2) ……(式5) dmfM=v×(tmf3−tsf3) ……(式6) dmfY=v×(tmf4−tsf4) ……(式7) と、 dmrK=v×(tmr1−tsr1) ……(式8) dmrC=v×(tmr2−tsr2) ……(式9) dmrM=v×(tmr3−tsr3) ……(式10) dmrY=v×(tmr4−tsr4) ……(式11) より、 δemfY=dmfY−dmfK ……(式12) δemfM=dmfM−dmfK ……(式13) δemfC=dmfC−dmfK ……(式14) と、 δemrY=dmrY−dmrK ……(式15) δemrM=dmrM−dmrK ……(式16) δemrC=dmrC−dmrK ……(式17) となり、計算結果の正負から色ずれ方向が判断でき、δ
emfから主走査書出し位置を、δemr−δemfか
ら主走査幅を補正する。なお、主走査幅に誤差がある場
合は、主走査書出し位置はδemfだけではなく、主走
査幅補正に伴なって変更した画像クロック周波数の変化
量も考慮して算出する。
【0020】上記した色ずれ補正制御とDmax/Dh
alf制御は、少なくとも、感光ドラム交換時には実行
しなければならない。なぜならば、感光ドラムの交換に
よって、レーザスキャナと感光ドラム間の距離が異なっ
て色ずれが発生する可能性があるのみならず、感光ドラ
ム感度が異なって所望の濃度が得られない可能性が出て
くるからである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、Dmax制御の実行前に色ずれ検知パターン
を形成すると、現像バイアスが適正化されていないた
め、色ずれ検知パターンの線幅が規定されず、正確な色
ずれ検知が実行できないという問題点があった。
【0022】また、Dmax制御の実行後に、色ずれ補
正制御とDhalf制御を順次実行すると、制御に多大
な時間がかかってしまうという問題点もあった。
【0023】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第3の発明
の目的は、電子写真プロセスにより画像形成を行う複数
の画像形成手段により最大濃度の濃度検出パターンをそ
れぞれ無端移動体上に形成させ濃度検出手段による最大
濃度検出パターンの濃度検出結果に基づいて前記各画像
形成手段の最大濃度を適正化する最大濃度制御処理(D
max制御)を実行した後、前記各画像形成手段により
所定の色ずれ検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上
に形成させ色ずれ検出手段による色ずれ検出タイミング
に基づいて前記各画像形成手段の色ずれを補正する色ず
れ補正制御処理と、前記各画像形成手段により異なる複
数のハーフトーン濃度の濃度検出パターンをそれぞれ前
記無端移動体上に形成させ前記濃度検出手段によるハー
フトーン濃度の濃度検出パターンの濃度検出結果に基づ
いて前記各画像形成手段のハーフトーン濃度を適正化す
るハーフトーン濃度制御処理(Dhalf制御)と、を
同時進行で実行させることにより、Dmax制御の実行
後に、色ずれ補正制御とDhalf制御を同時進行させ
て、Dmax制御によって現像バイアスが適正化された
状態で、色ずれ検出パターンとハーフトーン濃度検出パ
ターンを同時形成することにより、現像バイアス適正化
により、線幅と最大濃度が保証され、安定した色ずれ検
出とハーフトーン濃度検出の双方を実現することがで
き、かつ制御時間の短縮を実現することができる画像形
成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体を
提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、電子写真プロセスにより画像形成を行う複数の画像
形成手段(図1に示す感光ドラム1a,1b,1c,1
d,レーザスキャナ2a,2b,2c,2d等から構成
される複数の画像形成ステーション)を並置し、各画像
形成手段で形成された画像を前記各画像形成手段を順次
通過する無端移動体(図1に示す搬送ベルト3)上また
は前記無端移動体上に保持されつつ搬送される記録媒体
上に順次重ねて転写してカラー画像を形成可能な画像形
成装置において、前記無端移動体上に形成される所定の
色ずれ検出パターンを検出する色ずれ検出手段(図1に
示す色ずれ検出センサ6a,6b)と、前記色ずれ検出
手段と前記無端移動体の移動方向と直交する方向におい
て異なる位置に設置され、前記無端移動体上に形成され
る濃度検出パターンの濃度を検出する濃度検出手段(図
1に示す濃度検出センサ7)と、前記各画像形成手段に
より所定の色ずれ検出パターン(図4に示す色ずれ検出
パターン9〜12)をそれぞれ前記無端移動体上に形成
させ、該形成された色ずれ検出パターンを前記色ずれ検
出手段により検出させ、該色ずれ検出手段の色ずれ検出
タイミングに基づいて前記各画像形成手段の色ずれを補
正する色ずれ補正制御処理を制御する色ずれ補正手段
(図2に示すCPU112)と、前記各画像形成手段に
より最大濃度の濃度検出パターン(図7に示す最大濃度
検出パターン13)をそれぞれ前記無端移動体上に形成
させ、該形成された最大濃度の濃度検出パターンの濃度
を前記濃度検出手段により検出させ、該最大濃度の濃度
検出パターンの濃度検出結果に基づいて前記各画像形成
手段の最大濃度を適正化する最大濃度制御処理(Dma
x制御)を制御する最大濃度制御手段(図2に示すCP
U112)と、前記各画像形成手段により異なる複数の
ハーフトーン濃度の濃度検出パターン(図4に示すハー
フトーン検出パターン81〜83)をそれぞれ前記無端
移動体上に形成させ、該形成されたハーフトーン濃度の
濃度検出パターンの濃度を前記濃度検出手段により検出
させ、該ハーフトーン濃度の濃度検出パターンの濃度検
出結果に基づいて前記各画像形成手段のハーフトーン濃
度を適正化するハーフトーン濃度制御処理(Dhalf
制御)を制御するハーフトーン濃度制御手段(図2に示
すCPU112)と、前記最大濃度制御手段による最大
濃度制御処理を実行した後、前記色ずれ補正手段による
色ずれ補正制御処理と前記ハーフトーン濃度制御手段に
よるハーフトーン濃度制御処理とを同時進行で実行させ
る制御手段(図2に示すCPU112)とを有するもの
である。
【0025】本発明に係る第2の発明は、電子写真プロ
セスにより画像形成を行う複数の画像形成手段を並置
し、前記各画像形成手段を順次通過して各画像形成手段
で形成された画像を順次重ねて転写する無端移動体と、
前記無端移動体上に形成される所定の色ずれ検出パター
ンを検出する色ずれ検出手段と、前記色ずれ検出手段と
前記無端移動体の移動方向と直交する方向において異な
る位置に設置され、前記無端移動体上に形成される濃度
検出パターンの濃度を検出する濃度検出手段とを有する
画像形成装置の制御方法において、前記各画像形成手段
により最大濃度の濃度検出パターンをそれぞれ前記無端
移動体上に形成させ、該形成された最大濃度の濃度検出
パターンの濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該
最大濃度の濃度検出パターンの濃度検出結果に基づいて
前記各画像形成手段の最大濃度を適正化する最大濃度制
御処理(Dmax制御)を実行する最大濃度制御工程
(図5のステップS201)と、前記最大濃度制御処理
を実行した後、前記各画像形成手段により所定の色ずれ
検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上に形成させ、
該形成された色ずれ検出パターンを前記色ずれ検出手段
により検出させ、該色ずれ検出手段の色ずれ検出タイミ
ングに基づいて前記各画像形成手段の色ずれを補正する
色ずれ補正制御処理と、前記各画像形成手段により異な
る複数のハーフトーン濃度の濃度検出パターンをそれぞ
れ前記無端移動体上に形成させ、該形成されたハーフト
ーン濃度の濃度検出パターンの濃度を前記濃度検出手段
により検出させ、該ハーフトーン濃度の濃度検出パター
ンの濃度検出結果に基づいて前記各画像形成手段のハー
フトーン濃度を適正化するハーフトーン濃度制御処理
(Dhalf制御)と、を同時進行で実行させる色ずれ
補正,ハーフトーン制御同時進行工程(図5のステップ
S202)とを有するものである。
【0026】本発明に係る第3の発明は、電子写真プロ
セスにより画像形成を行う複数の画像形成手段を並置
し、前記各画像形成手段を順次通過して各画像形成手段
で形成された画像を順次重ねて転写する無端移動体と、
前記無端移動体上に形成される所定の色ずれ検出パター
ンを検出する色ずれ検出手段と、前記色ずれ検出手段と
前記無端移動体の移動方向と直交する方向において異な
る位置に設置され、前記無端移動体上に形成される濃度
検出パターンの濃度を検出する濃度検出手段とを有する
画像形成装置に、前記各画像形成手段により最大濃度の
濃度検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上に形成さ
せ、該形成された最大濃度の濃度検出パターンの濃度を
前記濃度検出手段により検出させ、該最大濃度の濃度検
出パターンの濃度検出結果に基づいて前記各画像形成手
段の最大濃度を適正化する最大濃度制御処理(Dmax
制御)を実行する最大濃度制御工程(図5のステップS
201)と、前記最大濃度制御処理を実行した後、前記
各画像形成手段により所定の色ずれ検出パターンをそれ
ぞれ前記無端移動体上に形成させ、該形成された色ずれ
検出パターンを前記色ずれ検出手段により検出させ、該
色ずれ検出手段の色ずれ検出タイミングに基づいて前記
各画像形成手段の色ずれを補正する色ずれ補正制御処理
と、前記各画像形成手段により異なる複数のハーフトー
ン濃度の濃度検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上
に形成させ、該形成されたハーフトーン濃度の濃度検出
パターンの濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該
ハーフトーン濃度の濃度検出パターンの濃度検出結果に
基づいて前記各画像形成手段のハーフトーン濃度を適正
化するハーフトーン濃度制御処理(Dhalf制御)
と、を同時進行で実行させる色ずれ補正,ハーフトーン
制御同時進行工程(図5のステップS202)とを実行
させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読
み取り可能に記憶させたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて詳細に説明する。
【0028】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示すカラー画像形成装置の一例を説明する概略
斜視図であり、例えば4色すなわち、イエロー(以下、
Y)、マゼンタ(以下、M)、シアン(以下、C)、ブ
ラック(以下、Bk)の画像形成手段(画像形成ステー
ション)を並置したカラー画像形成装置に対応する。
【0029】図において、1(1a,1b,1c,1
d)は静電潜像を形成する感光ドラム(1a,1b,1
c,1dは各々Bk,C,M,Y用の感光ドラム)、2
(2a,2b,2c,2d)は画像信号に応じて露光を
行い感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)上に静電
潜像を形成するレーザスキャナ(2a,2b,2c,2
dは各々Bk,C,M,Y用のレーザスキャナ)、3は
用紙を各色の画像形成部に順次搬送する転写ベルトを兼
ねた無端状の搬送ベルトで、プリント用紙を各色の画像
形成部に順次搬送するものであり、図示しないベルトモ
ータにより駆動される駆動ローラ4により回転駆動す
る。
【0030】なお、駆動ローラ4は、図示しないモータ
とギア等で構成される駆動手段と接続され、搬送ベルト
3を所定速度で駆動する。5は従動ローラで、搬送ベル
ト3の移動に従って回転し、かつ搬送ベルト3に一定の
張力を付与する。6(6a,6b)は1対の光センサ
(色ずれ検出センサ)で、搬送ベルト3上に形成された
色ずれ検出用パターンを検出するもので、搬送ベルト3
の搬送方向(図中矢印で示す)に対して直交する方向
(主走査方向)のベルト端側に設けられている。
【0031】また、7は光センサ(濃度検出センサ)
で、搬送ベルト3上に形成された濃度検出パターンの濃
度を検出するもので、搬送ベルト3の搬送方向(図中矢
印で示す)に対して直交する方向(主走査方向)中央に
設けられている。
【0032】1001はコントローラで、後述する図2
に示すようにCPU,RAM,ROMを備え、該ROM
に記憶される制御プログラムを実行することにより、図
示しない入力ポートを介して入力されるセンサ信号,画
像データなどを処理して、エンジン駆動制御,レーザス
キャナ2の駆動制御等を行う。
【0033】また、後述する図2に示すようにホストコ
ンピュータ(パーソナルコンピュータ,ワークステーシ
ョン)又はスキャナ等の読み取り部からプリントすべき
データがプリンタに送られ、プリンタエンジンの方式に
応じた画像形成が終了しプリント可能状態となると、図
示しない用紙カセットから用紙が供給され搬送ベルト3
に到達し、搬送ベルト3により用紙が各色の画像形成部
に順次搬送される。
【0034】そして、搬送ベルト3による用紙搬送とタ
イミングを合せて、各色の画像信号が各レーザスキャナ
2のそれぞれに送られ、感光ドラム1上に静電潜像が形
成され、図示しない現像器でトナーが現像され、図示し
ない転写部で用紙上に転写される。
【0035】図1では、Y、M、C、Bkの順に順次画
像形成される。その後用紙は搬送ベルト3から分離さ
れ、図示しない定着器で熱によってトナー像が用紙上に
定着され、外部へ排出される。
【0036】図2は、図1に示したカラー画像形成装置
の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0037】図において、112はプリンタCPU(以
下、単にCPUという)で、ROM113のプログラム
用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メ
モリ114又は図示しないその他の記憶媒体に格納され
た制御プログラム等に基づいてシステムバス115に接
続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、印刷部インタフェース116を介して接続される印
刷部(プリンタエンジン)117に出力情報としての画
像信号を出力する。
【0038】また、ROM113のフォント用ROMに
は上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ
等を記憶し、ROM113のデータ用ROMにはハード
ディスク等の外部メモリ114が無いプリンタの場合に
は、ホストコンピュータ上で利用される情報などを記憶
している。CPU112は入力部118を介してホスト
コンピュータとの通信処理が可能となっており、プログ
ラム内の情報等をホストコンピュータに通知可能に構成
され、ホストコンピュータから出力すべき画像情報を取
得することができる。
【0039】また、CPU112は、読み取り部インタ
フェース140を介して読み取り部141から出力すべ
き画像情報を入力することができる。
【0040】119は前記CPU112の主メモリ,ワ
ークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設
ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量
を拡張することができるように構成されている。なお、
RAM119は、出力情報展開領域,環境データ格納領
域,NVRAM等に用いられる。前述したハードディス
ク,IDカード等の外部メモリ114はメモリコントロ
ーラ(MC)120によりアクセスを制御される。
【0041】なお、CPU112は、ROM113のプ
ログラム用ROMまたは外部メモリ114又は図示しな
いその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
各種制御処理を実行するものとする。
【0042】図3は、本発明のカラー画像形成装置の第
1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
最大濃度制御(Dmax制御)、色ずれ補正制御、ハー
フトーン濃度制御(Dhalf制御)の各々の実行順序
に対応し、図2に示したCPU112がROM113又
は外部メモリ114又は図示しないその他の記憶媒体に
格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。
なお、S101〜S103は各ステップを示す。
【0043】まず、ステップS101において、最大濃
度制御(Dmax制御)を行う。
【0044】このDmax制御時には、同一の画像デー
タ(従来の技術の欄で図7に示した最大濃度検出パター
ン13;最大濃度で各々画像形成されたブラック(B
k),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)
からなるパターン13a,13b,13c,13d)で
現像バイアスを切替えながら画像形成する。そして、濃
度検出センサ7によって反射濃度を検出し、適正な現像
バイアス値を求めて設定し、最大濃度を適正化する。
【0045】次に、ステップS102において、ハーフ
トーン濃度制御(Dhalf制御)を行う。
【0046】このDhalf制御時には、現像バイアス
をDmax制御後に適正化された値に固定して、複数の
画像データ(従来の技術の欄で図8に示したハーフトー
ン濃度検出パターン81(81a,81b,81c,8
1d),82(82a,82b,82c,82d),8
3(83a,83b,83c,83d))で画像形成す
る。そして、濃度検出センサ7によって反射濃度を検出
し、所望のハーフトーン濃度が得られるハーフトーンパ
ターンを選択し、ハーフトーン濃度を適正化する。
【0047】次に、ステップS103において、色ずれ
補正制御を行う。
【0048】この色ずれ補正制御では、まず、各色の色
ずれ検出パターン(従来の技術の欄で図9に示した色ず
れ検出パターン9a〜9d,10a〜10d,11a〜
11d,12a〜12d)を形成し、この色ずれ検出パ
ターンを光センサ6a,6bによって検出し、従来の技
術の欄で示したように、(式1)〜(式17)により算
出される補正量により、主走査書出し位置補正,主走査
幅補正等を行う。
【0049】なお、Dmax制御,色ずれ補正制御,D
half制御により設定された各補正値(現像バイアス
値,主走査書出し位置補正値,主走査幅補正値等)は、
図2に示したRAM119内の不揮発性メモリに格納さ
れるものとする。
【0050】このように、本実施形態では、Dmax制
御を実行することで、現像バイアスが適正化されて、線
幅と最大濃度が保証される。このDmax制御の実行後
に、色ずれ補正制御とDhalf制御を実行するため、
安定した色ずれ検出とハーフトーン濃度検出の双方が可
能となる。
【0051】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
Dmax制御の実行後に、順次Dhalf制御、色ずれ
補正制御を行う場合について説明したが、Dmax制御
の実行後に、特に色ずれ補正制御とDhalf制御を同
時進行させて行うように構成してもよい。以下、図4,
図5を参照してその実施形態について説明する。
【0052】図4は、カラー画像形成装置に濃度制御と
色ずれ補正制御を同時実行するための検出パターン(従
来の技術の欄で図8に示したハーフトーン濃度検出パタ
ーンと図9に示した色ずれ検出パターンを混在させた検
出パターン)の一例を示す模式図であり、図8,図9と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0053】図に示すように、主走査幅と走査線傾きの
各々の色ずれを検出するため、色ずれ検出センサ6a、
6bは主走査方向両端に設置され、色ずれ検出パターン
9〜12は色ずれ検出センサ6a、6bに対応する位置
に形成される。
【0054】濃度検出センサ7の設置位置は、主走査方
向の画像領域内であり、かつ、濃度検出パターン81〜
83と色ずれ検出パターン9〜12が重複しない位置で
あれば、特に規定されない。図4では、濃度検出センサ
7を主走査方向中央位置に設置して、濃度検出パターン
(最大濃度検出パターンとハーフトーン濃度検出パター
ン)は濃度検出センサ7に対応する位置に形成される。
【0055】図5は、本発明のカラー画像形成装置の第
2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、
最大濃度制御(Dmax制御)、色ずれ補正制御、ハー
フトーン濃度制御(Dhalf制御)の各々の実行順序
に対応し、図2に示したCPU112がROM113又
は外部メモリ114又は図示しないその他の記憶媒体に
格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。
なお、S201,S202は各ステップを示す。
【0056】まず、ステップS201において、最大濃
度制御(Dmax制御)を行う。
【0057】このDmax制御時には、同一の画像デー
タ(従来の技術の欄で図7に示した最大濃度検出パター
ン13;最大濃度で各々画像形成されたブラック(B
k),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)
からなるパターン13a,13b,13c,13d)で
現像バイアスを切替えながら画像形成する。そして、濃
度検出センサ7によって反射濃度を検出し、適正な現像
バイアス値を求めて設定し、最大濃度を適正化する。
【0058】次に、ステップS202において、ハーフ
トーン濃度制御(Dhalf制御)と色ずれ補正制御を
同時進行で実行する。
【0059】このDhalf制御と色ずれ補正制御を同
時実行では、まず図4に示したハーフトーン濃度検出パ
ターン81〜83と色ずれ検出パターン9〜12が混在
したパターンを同時形成する。次に、図4に示したよう
に、搬送ベルト3の主走査方向両端に設けられた色ずれ
検出センサ6a、6bによって、色ずれ検出パターン9
〜12を検出するとともに、搬送ベルト3の主走査方向
中央に設けられた光センサ7によって、ハーフトーン濃
度検出パターン81〜83の濃度を検出する。
【0060】そして、各検出結果に基づいて、所望のハ
ーフトーン濃度が得られるハーフトーンパターンの選択
(ハーフトーン濃度の適正化)および(式1)〜(式1
7)により算出される補正量に対応した主走査書出し位
置補正,主走査幅補正等を行う。
【0061】なお、Dmax制御,色ずれ補正制御,D
half制御により設定された各補正値(現像バイアス
値,主走査書出し位置補正値,主走査幅補正値等)は、
図2に示したRAM119内の不揮発性メモリに格納さ
れるものとする。
【0062】以上のように、Dmax制御の実行後に、
色ずれ補正制御とDhalf制御を同時進行させて、D
max制御によって現像バイアスが適正化された状態
で、色ずれ検出パターンとハーフトーン濃度検出パター
ンを同時形成することにより、現像バイアス適正化によ
り、線幅と最大濃度が保証されることによって、安定し
た色ずれ検出とハーフトーン濃度検出の双方が可能とな
り、かつ制御時間の短縮が可能となる。
【0063】なお、上記各実施形態では、濃度検出パタ
ーンと色ずれ検出パターンを搬送ベルト3上に形成し、
検出する場合について説明したが、複数の画像形成部よ
り転写される画像を一旦保持した後に記録媒体に転写す
る中間転写ベルトを有する画像形成装置において、濃度
検出パターンと色ずれ検出パターンを前記中間転写ベル
ト上に形成し、検出するように構成してもよい。
【0064】以上により、カラープリンタ、カラー複写
機等の、特に、複数の画像形成部を有する電子写真方式
の画像形成装置に対して、画質向上に必須な、色ずれ検
出とハーフトーン濃度制御に要する時間を短縮化するこ
とができる。
【0065】以下、図6に示すメモリマップを参照して
本発明に係るカラー画像形成装置で読み出し可能なデー
タ処理プログラムの構成について説明する。
【0066】図6は、本発明に係るカラー画像形成装置
で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する
記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0067】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0068】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0069】本実施形態における図3,図5に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0070】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0071】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0072】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0073】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0075】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0076】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜3の発明によれば、電子写真プロセスにより画像形成
を行う複数の画像形成手段により最大濃度の濃度検出パ
ターンをそれぞれ無端移動体上に形成させ濃度検出手段
による最大濃度検出パターンの濃度検出結果に基づいて
前記各画像形成手段の最大濃度を適正化する最大濃度制
御処理(Dmax制御)を実行した後、前記各画像形成
手段により所定の色ずれ検出パターンをそれぞれ前記無
端移動体上に形成させ色ずれ検出手段による色ずれ検出
タイミングに基づいて前記各画像形成手段の色ずれを補
正する色ずれ補正制御処理と、前記各画像形成手段によ
り異なる複数のハーフトーン濃度の濃度検出パターンを
それぞれ前記無端移動体上に形成させ前記濃度検出手段
によるハーフトーン濃度の濃度検出パターンの濃度検出
結果に基づいて前記各画像形成手段のハーフトーン濃度
を適正化するハーフトーン濃度制御処理(Dhalf制
御)と、を同時進行で実行させるので、Dmax制御の
実行後に、色ずれ補正制御とDhalf制御を同時進行
させて、Dmax制御によって現像バイアスが適正化さ
れた状態で、色ずれ検出パターンとハーフトーン濃度検
出パターンを同時形成することにより、現像バイアス適
正化により、線幅と最大濃度が保証され、安定した色ず
れ検出とハーフトーン濃度検出の双方を実現することが
でき、かつ制御時間の短縮を実現することができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すカラー画像形成装
置の一例を説明する概略斜視図である。
【図2】図1に示したカラー画像形成装置の構成を説明
するブロック図である。
【図3】本発明のカラー画像形成装置の第1の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】カラー画像形成装置に濃度制御と色ずれ補正制
御を同時実行するための検出パターン(従来の技術の欄
で図8に示したハーフトーン濃度検出パターンと図9に
示した色ずれ検出パターンを混在させた検出パターン)
の一例を示す模式図である。
【図5】本発明のカラー画像形成装置の第2の制御処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るカラー画像形成装置で読み出し可
能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメ
モリマップを説明する図である。
【図7】この種のカラー画像形成装置の濃度制御におけ
る最大濃度検出パターンの一例を示す模式図である。
【図8】この種のカラー画像形成装置の濃度制御におけ
るハーフトーン濃度検出パターンの一例を示す模式図で
ある。
【図9】この種のカラー画像形成装置の色ずれ補正制御
における色ずれ検出パターンの一例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
3 搬送ベルト 6a,6b 色ずれ検出センサ 7 濃度検出センサ 9〜12 色ずれ検出パターン 13 最大濃度検出パターン 81〜83 ハーフトーン濃度検出パターン 112 CPU 113 ROM 119 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA52 BA66 BA68 BA71 CA08 CA10 CA22 CA23 CA24 CA39 CB73 CB80 2H027 DA09 DE02 DE07 EA05 EA18 EA20 EB01 EB04 EC03 EC07 ED04 ZA07 2H030 AA01 AA03 AB02 AD13 AD17 BB02 BB41 BB56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスにより画像形成を行う
    複数の画像形成手段を並置し、各画像形成手段で形成さ
    れた画像を前記各画像形成手段を順次通過する無端移動
    体上または前記無端移動体上に保持されつつ搬送される
    記録媒体上に順次重ねて転写してカラー画像を形成可能
    な画像形成装置において、 前記無端移動体上に形成される所定の色ずれ検出パター
    ンを検出する色ずれ検出手段と、 前記色ずれ検出手段と前記無端移動体の移動方向と直交
    する方向において異なる位置に設置され、前記無端移動
    体上に形成される濃度検出パターンの濃度を検出する濃
    度検出手段と、 前記各画像形成手段により所定の色ずれ検出パターンを
    それぞれ前記無端移動体上に形成させ、該形成された色
    ずれ検出パターンを前記色ずれ検出手段により検出さ
    せ、該色ずれ検出手段の色ずれ検出タイミングに基づい
    て前記各画像形成手段の色ずれを補正する色ずれ補正制
    御処理を制御する色ずれ補正手段と、 前記各画像形成手段により最大濃度の濃度検出パターン
    をそれぞれ前記無端移動体上に形成させ、該形成された
    最大濃度の濃度検出パターンの濃度を前記濃度検出手段
    により検出させ、該最大濃度の濃度検出パターンの濃度
    検出結果に基づいて前記各画像形成手段の最大濃度を適
    正化する最大濃度制御処理を制御する最大濃度制御手段
    と、 前記各画像形成手段により異なる複数のハーフトーン濃
    度の濃度検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上に形
    成させ、該形成されたハーフトーン濃度の濃度検出パタ
    ーンの濃度を前記濃度検出手段により検出させ、該ハー
    フトーン濃度の濃度検出パターンの濃度検出結果に基づ
    いて前記各画像形成手段のハーフトーン濃度を適正化す
    るハーフトーン濃度制御処理を制御するハーフトーン濃
    度制御手段と、 前記最大濃度制御手段による最大濃度制御処理を実行し
    た後、前記色ずれ補正手段による色ずれ補正制御処理と
    前記ハーフトーン濃度制御手段によるハーフトーン濃度
    制御処理とを同時進行で実行させる制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電子写真プロセスにより画像形成を行う
    複数の画像形成手段を並置し、前記各画像形成手段を順
    次通過して各画像形成手段で形成された画像を順次重ね
    て転写する無端移動体と、前記無端移動体上に形成され
    る所定の色ずれ検出パターンを検出する色ずれ検出手段
    と、前記色ずれ検出手段と前記無端移動体の移動方向と
    直交する方向において異なる位置に設置され、前記無端
    移動体上に形成される濃度検出パターンの濃度を検出す
    る濃度検出手段とを有する画像形成装置の制御方法にお
    いて、 前記各画像形成手段により最大濃度の濃度検出パターン
    をそれぞれ前記無端移動体上に形成させ、該形成された
    最大濃度の濃度検出パターンの濃度を前記濃度検出手段
    により検出させ、該最大濃度の濃度検出パターンの濃度
    検出結果に基づいて前記各画像形成手段の最大濃度を適
    正化する最大濃度制御処理を実行する最大濃度制御工程
    と、 前記最大濃度制御処理を実行した後、前記各画像形成手
    段により所定の色ずれ検出パターンをそれぞれ前記無端
    移動体上に形成させ、該形成された色ずれ検出パターン
    を前記色ずれ検出手段により検出させ、該色ずれ検出手
    段の色ずれ検出タイミングに基づいて前記各画像形成手
    段の色ずれを補正する色ずれ補正制御処理と、前記各画
    像形成手段により異なる複数のハーフトーン濃度の濃度
    検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上に形成させ、
    該形成されたハーフトーン濃度の濃度検出パターンの濃
    度を前記濃度検出手段により検出させ、該ハーフトーン
    濃度の濃度検出パターンの濃度検出結果に基づいて前記
    各画像形成手段のハーフトーン濃度を適正化するハーフ
    トーン濃度制御処理と、を同時進行で実行させる色ずれ
    補正,ハーフトーン制御同時進行工程と、を有すること
    を特徴とする画像形成装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 電子写真プロセスにより画像形成を行う
    複数の画像形成手段を並置し、前記各画像形成手段を順
    次通過して各画像形成手段で形成された画像を順次重ね
    て転写する無端移動体と、前記無端移動体上に形成され
    る所定の色ずれ検出パターンを検出する色ずれ検出手段
    と、前記色ずれ検出手段と前記無端移動体の移動方向と
    直交する方向において異なる位置に設置され、前記無端
    移動体上に形成される濃度検出パターンの濃度を検出す
    る濃度検出手段とを有する画像形成装置に、 前記各画像形成手段により最大濃度の濃度検出パターン
    をそれぞれ前記無端移動体上に形成させ、該形成された
    最大濃度の濃度検出パターンの濃度を前記濃度検出手段
    により検出させ、該最大濃度の濃度検出パターンの濃度
    検出結果に基づいて前記各画像形成手段の最大濃度を適
    正化する最大濃度制御処理を実行する最大濃度制御工程
    と、 前記最大濃度制御処理を実行した後、前記各画像形成手
    段により所定の色ずれ検出パターンをそれぞれ前記無端
    移動体上に形成させ、該形成された色ずれ検出パターン
    を前記色ずれ検出手段により検出させ、該色ずれ検出手
    段の色ずれ検出タイミングに基づいて前記各画像形成手
    段の色ずれを補正する色ずれ補正制御処理と、前記各画
    像形成手段により異なる複数のハーフトーン濃度の濃度
    検出パターンをそれぞれ前記無端移動体上に形成させ、
    該形成されたハーフトーン濃度の濃度検出パターンの濃
    度を前記濃度検出手段により検出させ、該ハーフトーン
    濃度の濃度検出パターンの濃度検出結果に基づいて前記
    各画像形成手段のハーフトーン濃度を適正化するハーフ
    トーン濃度制御処理と、を同時進行で実行させる色ずれ
    補正,ハーフトーン制御同時進行工程と、を実行させる
    ためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶
    した記憶媒体。
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