JP4980523B2 - ポイントバンクシステム、機器、端末、ポイント蓄積方法、サービス提供方法、及びそのプログラム - Google Patents

ポイントバンクシステム、機器、端末、ポイント蓄積方法、サービス提供方法、及びそのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポイントバンクシステム、画像形成装置、サービス提供方法、及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、コピー機又はコピー機能を搭載したディジタル複合機等は、その販売及び保守管理を行うメーカ側からユーザ側にリースという形かユーザ側が購入する販売という形で提供されている。
【0003】
また、メーカ側は、コピー機やディジタル複合機本体の提供だけでなく、このように提供したコピー機又はディジタル複合機の点検や修理、調整等の保守管理サービスも提供している。
【0004】
この保守管理サービスの代金は、コピー使用回数に応じて係るものであり、一枚あたりいくらという方法で算出される。
【0005】
これを実現するために、上記のように提供されるコピー機又はディジタル複合機には、一般的にカウンタが格納されている。これにより、メーカ側は、ユーザが所定の期間、例えば一月間でどの程度、コピーを使用したかをカウントし、保守管理料を算出している。
【0006】
また、上記のようなカウンタとしては、所謂メカカウンタとソフトカウンタとが存在する。メカカウンタとは、コピー使用回数をカウント値として物理的に保存するものであり、ソフトカウンタとは、これを電気的に保存するものである。
【0007】
近年では、このようなメーカから、保守管理料を減額するサービスが提供されている。このサービスは、ユーザによるコピーの使用回数がある一定の値を超えたことにより、一枚あたりのコピー代金を減額するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在提供されている保守管理料を減額するサービスでは、上述のように、ある一定の使用回数を超えたら、コピー単価を減額するというものであるため、各ユーザに見合ったサービスが受けられないという問題が存在した。
【0009】
また、現在では、長期に渡って顧客となっているユーザや多くの機器を導入しているユーザ、また、メンテナンスの回数が少ないユーザ等の、メーカにとって優良な顧客であるか否かを参考としてサービスが提供されておらず、全てのユーザに対して均等に提供されるものであったため、メーカが個々に対する利益に応じたサービスを各ユーザへ提供するということがなされていないという問題が存在した。
【0010】
更に、現在提供されているサービスでは、ユーザは利用した料金をメーカ側に支払うのみであるため、利用した金額に見合う付加的なサービスが提供されていなかった。
【0011】
更にまた、現在提供されているサービスでは、参考対象がコピー使用回数のみであるため、例えばプリンタやファックスやスキャナ等の機器をプリンタやディジタル複合機の他に導入したとしても、このユーザに対してこれらを使用した回数に応じたサービスを提供することがなされていなかった。
【0012】
従って、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、個々のユーザに見合ったサービスを提供することを可能とするポイントバンクシステム、画像形成装置、サービス提供方法、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
係る目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ユーザ側に設けられた1又は2以上の画像形成装置と、前記画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置とを有するポイントバンクシステムであって、前記画像形成装置は、使用回数をカウント情報として保持するカウント保持手段と、前記カウント情報を前記ポイント管理装置に送信するカウント送信手段とを有し、前記ポイント管理装置は、前記カウント情報に基づいて算出された前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを、前記画像形成装置に送信するアプリケーション送信手段を有し、当該画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴としている。
【0014】
これにより、請求項1記載の発明では、個々のユーザに見合ったサービスを提供することが可能となる。即ち、ユーザ側に設置した機器の使用回数に基づいて、サービスを利用するにあたり必要となるポイントを付与するため、使用回数が多いユーザに対して、多く又は高いサービスを提供することが可能となる。また、機器を提供する保守管理側にとっては、機器の導入台数及び機器の使用回数の増加を見込めるため、利益の向上を期待することが可能となる。
【0015】
更に、請求項2記載の発明は、ユーザ側は、一人以上の個人又は一つ以上の部署を有し、前記ポイント管理装置は、前記個人又は前記部署ごとに前記ポイントを算出することを特徴としている。
【0016】
これにより、請求項2記載の発明では、より詳細にユーザ毎に見合ったサービスを提供することが可能となる。即ち、同一のユーザにおいて、より多く使用した個人又は部署に対して、より多く又は高いサービスを提供することが可能となる。
【0017】
また、請求項3記載の発明は、前記ポイント管理装置に蓄積されているポイントに基づいて提供するサービスの候補であるサービス候補、前記ポイント管理装置が決定する提供サービス候補決定手段と、前記サービス候補に基づいて、前記ポイント管理装置が前記サービスを利用させるためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成手段と、
前記サービス利用画面作成手段により決定された前記サービス利用画面を、前記ポイント管理装置がネットワークを介して前記画像形成装置へ送信するサービス利用画面送信手段と、を有し、前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置により前記サービス利用画面に基づいて選択されたサービスを提供することを特徴としている。
【0018】
これにより、請求項3記載の発明では、蓄積されたポイントをユーザ側の機器において使用して、サービスを利用することが可能となり、容易にサービスを利用できる環境をユーザへ提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0019】
また、請求項4記載の発明は、前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置ごとに前記サービス利用画面が表示可能であるか否かの情報を有し、前記サービス利用画面送信手段は、前記サービス利用画面が表示可能な前記画像形成装置に対し送信されることを特徴としている。
【0020】
これにより、請求項4記載の発明では、ユーザ側の機器において蓄積されたポイントの残高を確認することが可能となり、ユーザの機器使用意欲を促進することが可能となる。
【0021】
また、請求項5記載の発明は、ユーザ側に設けられた1又は2以上の画像形成装置と、前記画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置とを有するポイントバンクシステムにおける前記画像形成装置であって、前記使用回数をカウント情報として保持するカウント保持手段と、前記カウント情報を前記ポイント管理装置に送信するカウント送信手段と、前記ポイント管理装置から、当該ポイント管理装置が管理する管理ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを受信するアプリケーション受信手段とを有し、前記ポイント管理装置は、前記カウント情報と、当該画像形成装置のユーザと同一ユーザの他の画像形成装置から送信されたカウント情報とに基づいて前記管理ポイントを算出し、前記画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴としている。
【0022】
これにより、請求項5記載の発明では、蓄積されたポイントをユーザ側の機器において使用して、サービスを利用することが可能となり、容易にサービスを利用できる環境をユーザへ提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0023】
また、請求項6記載の発明は、前記ポイント管理装置から受信した、前記ポイントに基づいたサービスの一覧であるサービス利用画面を表示するサービス利用画面表示手段を有し、前記サービス利用画面表示手段は、前記カウント情報に基づいて算出された前記ポイントに基づいて、前記画像形成装置において利用可能な前記サービスを表示し、当該画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴としている。
【0024】
これにより、請求項6記載の発明では、ユーザ側の機器においてポイントの残高を管理するため、ポイントの残高が所定の値となった時点で、迅速にユーザにサービスを提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0025】
更に、請求項7記載の発明は、ユーザ側に設けられた他の画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置に接続された画像形成装置であって、使用回数をカウント情報として保持するカウント保持手段と、前記ポイント管理装置において蓄積されている前記ポイントの残高を特定するポイント残高特定手段と、自己の前記カウント情報からポイントを算出する自己使用ポイント算出手段と、該自己使用ポイント算出手段により算出された前記ポイントを、前記ポイント残高特定手段により特定された前記ポイントの残高に加算する自己使用ポイント加算手段と、前記ポイント管理装置から、前記自己使用ポイント加算手段により得られた前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを受信するアプリケーション受信手段とを有し、当該画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴としている。
【0026】
これにより、請求項7記載の発明では、ユーザ側の機器において蓄積されているポイントに基づいて、迅速にサービスを利用することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0027】
また、請求項8記載の発明は、前記自己使用ポイント加算手段により得られた前記ポイントに基づいて、前記ポイント管理装置から提供されるサービスの候補であるサービス候補を決定する提供サービス候補決定手段と、前記サービス候補に基づいて、該サービスを利用するためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成手段と、前記サービス利用画面作成手段により作成された前記サービス利用画面を表示するサービス利用画面表示手段と、を有し、当該画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴としている。
【0028】
これにより、請求項8記載の発明では、機器使用により使用料が発生することを無効とするサービスを提供することが可能となる。
【0029】
また、請求項9記載の発明は、ユーザ側に設けられた1又は2以上の画像形成装置と、前記画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置とを有するポイントバンクシステムにおけるサービス提供方法であって、前記画像形成装置は、使用回数をカウント情報として保持するカウント保持工程と、前記カウント情報を前記ポイント管理装置に送信するカウント送信工程とを有し、前記ポイント管理装置は、前記カウント情報に基づいて算出された前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを、前記画像形成装置に送信するアプリケーション送信工程を有し、当該画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴としている。
【0030】
これにより、請求項9記載の発明では、ユーザ側における任意の端末から、自己のポイント残高を確認することが可能とななり、ユーザの機器使用意欲を促進することが可能となる。
【0031】
また、請求項10記載の発明は、前記ユーザ側は、一人以上の個人又は一つ以上の部署を有し、前記ポイント管理装置は、前記個人又は前記部署ごとに前記ポイントを算出することを特徴としている。
【0032】
これにより、請求項10記載の発明では、ユーザ側における任意の端末から自己のポイント残高に基づいてサービスを利用することが可能となり、ユーザに適した形でサービスを利用する環境を提供することが可能となる。
【0033】
また、請求項11記載の発明は、前記アプリケーション送信工程において、前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置毎及び/又は該画像形成装置が実行したジョブの種類毎及び/又は前記ユーザ側に設けられている前記画像形成装置の台数に基づいて、前記画像形成装置の前記カウント情報から前記ポイントを算出することを特徴としている。
【0034】
これにより、請求項11記載の発明では、個々のユーザに見合ったサービスを提供することが可能となる。即ち、ユーザ側に設置した機器の使用回数に基づいて、サービスを利用するにあたり必要となるポイントを付与するため、使用回数が多いユーザに対して、多く又は高いサービスを提供することが可能となる。また、機器を提供する保守管理側にとっては、機器の導入台数及び機器の使用回数の増加を見込めるため、利益の向上を期待することが可能となる。
【0035】
更に、請求項12記載の発明は、前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置の使用回数に基づくポイントの算出に加えて、前記画像形成装置の新たな導入及び/又は導入済みの前記画像形成装置の入れ換えに基づいてポイントを算出することを特徴としている。
【0036】
これにより、請求項12記載の発明では、使用された機器や機能、及び契約した機器の台数に基づいて、ユーザ毎に的確なサービスを提供・利用することが可能となる。
【0037】
更に、請求項13記載の発明は、導入済みの前記画像形成装置を入れ換えたユーザに設定する所定のポイントは、入れ換える元の前記画像形成装置の契約年数に応じて異なる値であることを特徴としている。
【0038】
これにより、請求項13記載の発明では、新たに機器を導入又は機器を入れ換えたユーザに対して多く又は高いサービスを提供することが可能となり、機器の導入率を高めることが可能となる。また、ユーザ側へ、新規導入や機器入れ換えに見合ったサービスを提供することが可能となる。
【0039】
更に、請求項14記載の発明は、前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置の使用回数に基づくポイントの算出に加えて、サプライ商品の購入又は利用に基づいてポイントを算出することを特徴としている。
【0040】
これにより、請求項14記載の発明では、機器を入れ換えたユーザに対して多く又は高いサービスを提供することが可能となり、機器の入れ換えサイクルが、保守管理側が所望する期間に近づくようにすることが可能となる。また、ユーザ側へ、機器入れ換え時期に見合ったサービスを提供することが可能となる。
【0041】
更に、請求項15記載の発明は、前記ポイント管理装置に蓄積されているポイントに基づいて、提供するサービスの候補であるサービス候補を前記ポイント管理装置が決定する提供サービス候補決定工程と、前記サービス候補に基づいて、前記ポイント管理装置が前記サービスを利用させるためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成工程と、
前記サービス利用画面作成工程において作成された前記サービス利用画面を、前記ポイント管理装置がネットワークを介して前記画像形成装置へ送信するサービス利用画面送信工程と、を有し、当該画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴としている。
【0042】
これにより、請求項15記載の発明では、機器の使用や機器の新規導入又は入れ換えの他に、保守管理側から提供される消耗品や有償の保守点検や修理等の購入や利用に対しても、ポイント加算の対象とすることが可能となり、より多くの購入や利用を考慮してサービスを提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、これらの販売や利用率の増加を見込め、利益の向上を期待することが可能となる。
【0043】
また、請求項16記載の発明は、ユーザ側に設けられた他の画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置に接続された画像形成装置におけるサービス提供プログラムであって、前記画像形成装置に、使用回数をカウント情報として保持するカウント保持処理と、前記ポイント管理装置において蓄積されている前記ポイントの残高を特定するポイント残高特定処理と、自己の前記カウント情報からポイントを算出する自己使用ポイント算出処理と、該自己使用ポイント算出処理により算出された前記ポイントを、前記ポイント残高特定処理により特定された前記ポイントの残高に加算する自己使用ポイント加算処理と、前記ポイント管理装置から、前記自己使用ポイント加算処理により得られた前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを受信するアプリケーション受信処理とを実行させ、前記画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特としている。
【0044】
これにより、請求項16記載の発明では、蓄積されたポイントに基づいたサービスを提供することが可能となり、保守管理側から提供する機器の普及率及び使用率の増加が期待できる。また、ユーザにとっては、保守管理側から導入した機器及びこの機器の使用に応じたサービスを提供することが可能となため、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となり、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0045】
また、請求項17記載の発明は、前記画像形成装置に、前記自己使用ポイント加算手段により得られた前記ポイントに基づいて、前記ポイント管理装置から提供されるサービスの候補を決定する提供サービス候補決定処理と、前記提供サービス候補決定処理により決定された前記サービスに基づいて、該サービスを利用するためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成処理と、前記サービス利用画面作成処理により作成された前記サービス利用画面を表示するサービス利用画面表示処理と、を実行させ、前記画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴としている。
【0046】
これにより、請求項17記載の発明では、ユーザ側の機器においてポイントの残高を管理するため、ポイントの残高が所定の値となった時点で、迅速にユーザにサービスを提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0051】
【発明の実施の形態】
〔本発明の特徴〕
本発明を説明するにあたり、本発明の特徴を先に述べる。
【0052】
本発明は、コピー機やプリンタやスキャナやファクシミリ装置等、並びにこれらの機能を搭載したディジタル複合機又はMFP(マルティファンクションプリンタ)等のメーカである保守管理側が、上記の機器を導入したユーザにおける各機器(機能)の使用回数を管理し、これに見合ったサービスを提供するものである。
【0053】
ここで、使用回数とは、コピー機能やプリンタ機能やスキャン機能やファクシミリ機能等を用いて印刷又はファクシミリ送信/受信又はスキャンした回数等である。但し、これらは枚数で計算するとよい。また、スキャナは、スキャンして得られた1イメージデータを一枚として計算し、ファクシミリは、送信枚数や受信枚数をそれぞれ計算するものとする。更に、本発明では、これらの使用回数を所定のパラメータ(コピー,印刷,スキャン,ファクシミリ送受信毎に設けられたパラメータ等)によりポイントに換算し、これを保守管理側で管理する。
【0054】
また、本発明では、上記の使用回数の他に、保守管理側が提供するサプライ商品等を購入・利用した際も、この購入・利用に応じてポイントを算出し、これを保守管理側で管理する。サプライ商品については、以下において説明する。
【0055】
また、本発明において提供されるサービスとしては、保守管理料の割り引き又は無料化や、用紙やトナーなどの消耗品等の提供(無償又は有償:但し、有償の場合は割り引き価格で提供する)や、修理や部品交換等のメンテナンス等の無償又は有償(但し、有償の場合は割り引き価格で提供する)での提供や、保守サービス・点検サービス等の無償又は有償(但し、有償の場合は割り引き価格で提供する)での提供等とするとよい。
【0056】
また、本発明は、上記のような特徴の他に、以下に挙げるような特徴も有している。
【0057】
まず、本発明は、コピー機やプリンタやスキャナやファクシミリ装置やこれらの機能の何れか一つ以上を備えたディジタル複合機等に設けられたディスプレイを介して、上記に挙げたような各種サービスを利用できる点を特徴としている。即ち、本発明では、保守管理側において管理されているポイントに基づいて各ユーザに提供されるサービスの利用画面が上記のディスプレイに表示され、ユーザは、このディスプレイに表示された利用画面に基づいてサービスを利用する。
【0058】
また、本発明は、サービスの利用画面を、機器(コピー機、プリンタ、ファクシミリ装置、ディジタル複合機等)におけるディスプレイのみでなく、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)等のモニタ上にも表示できる点を特徴としている。これにより、ユーザは、機器からでなく任意の端末等からサービスを利用することも可能となる。
【0059】
更に、本発明は、保守管理側で管理されているポイントを、機器のディスプレイ又はPCのモニタ上で確認できる点を特徴としている。これにより、本発明では、ユーザが現在自己が何ポイントであるかを確認することが可能となり、ユーザの機器の利用意欲等を促進させることが可能となる。
【0060】
以下、上記のような特徴を有する本発明を好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0061】
〔第1の実施形態〕
まず、本発明の第1の実施形態について以下に説明する。
【0062】
本実施形態は、上述や図1にも示すように、ユーザ側200におけるコピー機やプリンタやファクシミリ装置やこれらの機能の何れか1つ以上を搭載したディジタル複合機又はMFP(マルチファンクションプリンタ:以下、ディジタル複合機に含める)等の使用(使用情報又はカウンタ情報という)を保守管理側100へ通知し、これを保守管理側100において保管・管理する。更に、サプライ商品の購入や利用に対しても、これに対応するポイントを付加する。
【0063】
このようにして蓄積したポイントが所定のポイントに達した場合、保守管理側100は、特定のサービスを呈示し、この中からユーザにより選択されたサービスを提供する。
【0064】
以下、図1に示す本実施形態の特徴を具体的に実現する構成例を図2と共に説明する。
【0065】
(第1の実施形態の構成)
図2を参照すると、本実施形態には、保守管理側100とユーザ側200とが存在する。保守管理側100は、ユーザ側200へコピー機201やプリンタ202やファクシミリ装置203やディジタル複合機(MFPも含む)204やスキャナ205等を提供するものであり、ユーザ側200は、これらのうち何れか1つ以上を利用し、保守管理サービスを享受するものである。ここで、保守管理側100は、上記のような機器の製造メーカ等であってもよく、また、ユーザは、個人であっても、法人であってもよい。
【0066】
また、サプライ商品206とは、コピー機201やプリンタ202やファクシミリ装置203やディジタル複合機204やスキャナ205等に対して提供される商品、例えばトナーや用紙等の消耗品又は各種部品や、点検や修理等の各種サポートとするとよいが、これに限定されず、如何なるものを適用してもよい。
【0067】
・保守管理側100
図2に示す本実施形態によるシステム構成では、保守管理側100がポイントバンクシステム110と管理側端末101とを有している。
【0068】
ポイントバンクシステム110とは、ユーザ側200からネットワーク(インターネット10や公衆回線20等)を介して通知された使用情報を管理し、ユーザ側200へ本実施形態によるサービスを提供するためのシステムである。
【0069】
図2に示すポイントバンクシステム110には、管理システム111とユーザ情報データベース(DB)121とカウンタ情報データベース122とサービスデータベース123と機器情報データベース124とが含まれている。
【0070】
この構成において、ユーザ情報データベース121は、保守管理側100と所定の契約を締結したユーザに関する必要な情報を格納するものである。また、カウンタ情報データベース122は、ユーザ200側に設置された機器から通知されたカウンタ情報(使用情報)を格納・管理するものである。また、サービスデータベース123は、ユーザ側200に対して提供するサービスの全ての候補を保持するものである。更に、機器情報データベース124は、ユーザ情報データベース121の機器ID群の項目に含まれ機器IDに対応する機器の機器情報や接続情報(電話番号やIPアドレス等の通信を行うために必要となる情報を含む)を格納するものである。これらのデータベースに関しては、後述において説明する。
【0071】
また、管理側端末101は、ポイントバンクシステム101に対して保守管理側100のスタッフが各種設定や情報を入力するための端末であり、管理システム111とLAN等のネットワークを介して接続されている。
【0072】
・ユーザ側200
また、図2において、ユーザ側200には、コピー機201やプリンタ202やファクシミリ装置203やディジタル複合機204やスキャナ205等が設定されている。本実施形態において、これら全ての機器がユーザ側200に設けられている必要はなく、いずれか1種類が1台以上設置されていればよい。但し、以下の説明では、都合上、ユーザ側200において、これら機器が全種類、1台ずつ設置されているものとする。
【0073】
また、これらユーザ側200に設置されている機器は、ネットワーク(インターネット10や公衆回線20等)を介して保守管理側100におけるポイントバンクシステム110に接続されている。
【0074】
更に、ユーザ側200には、PC等で構成されるユーザ端末210が設置されており、これがインターネット10を介してポイントバンクシステム110と接続される。
【0075】
この構成において、コピー機201、プリンタ202、ファクシミリ装置203、ディジタル複合機204、スキャナ205には、それぞれ自己にユニークな識別情報が割り当てられており、これを内部のメモリ等に格納している。このユニークな識別情報としては、製造番号等を適用すればよい。これを以下、機器IDという。
【0076】
また、コピー機201、プリンタ202、ファクシミリ装置203、ディジタル複合機204、スキャナ205は、それぞれカウンタを搭載しており、ジョブが実行される度に、このジョブの種類(例えば、コピー機201であればコピージョブ、プリンタ202であれば印刷ジョブ、ファクシミリ装置203であればファクシミリ送信/受信ジョブ、ディジタル複合機204であればこれらのいずれかのジョブ、スキャナ205であればスキャンジョブ)毎に使用回数(枚数)をカウントする。以下の説明において、ジョブの種類を識別するための情報をジョブIDという。
【0077】
更に、コピー機201、プリンタ202、ファクシミリ装置203、ディジタル複合機204、スキャナ205は、上記のようにカウントした値(以下、カウンタ値という)を、機器IDとジョブIDと共にネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)を介して管理システム111へ送信する。
【0078】
ここで、コピー機201又はプリンタ202又はファクシミリ装置203又はディジタル複合機204又はスキャナ205が、送信する情報(ジョブIDとカウンタ値とを含む)を一時、各機器の内部又は外部に設けられた記憶装置等に保持し、その後、機器IDと共に送信するよう構成しても、各ジョブを実行する度に機器IDと共に送信するよう構成してもよい。また、この他に、送信する情報に各ジョブが実行された日時の情報(以下、実行日時情報という)を含ませてもよい。
【0079】
上記の構成では、それぞれの機器に内蔵されているカウンタがソフトカウンタ(電子データとしてカウント値を記録しておくカウンタ)で構成された場合であるが、これを例えばメカカウンタ(物理的にカウント値を記録しておくカウンタ)等で構成することも可能である。この場合、カウント値をネットワークを介してポイントバンクシステム110へ送信するよう構成しても、保守管理側100からスタッフが定期的又は必要に応じてユーザ側200へ派遣され、各機器におけるカウンタのカウント値を検知し、これを保守管理側100における管理側端末101よりカウンタ情報データベース122へ入力するよう構成することも可能である。
【0080】
また、ポイントバンクシステム110における管理システム111は、上記のように格納されたカウント値及び各カウント情報のジョブID及び各々のユーザ情報を参考として、ユーザ毎のポイント値を算出し、これをユーザ情報データベース121の対応する項目に格納する。
【0081】
更に、本実施形態において、ユーザ側200で保守管理側100が提供するサプライ商品206が購入・利用された場合、このサプライ商品206に対応するポイントが管理側端末101からポイントバンクシステム110へ入力される。但し、サプライ商品206に対応するポイントは、予め保守管理側100において定義されているものとする。
【0082】
また、本実施形態では、ポイントバンクシステム110で管理・蓄積されているポイントの値を、ユーザ端末210を用いて閲覧できるように構成する。このために、本実施形態では、各ユーザに対してユーザIDとパスワードとを設定し、これを用いてユーザがポイントバンクシステム110にアクセスするよう構成する。また、ポイントバンクシステム110は、ユーザIDとパスワードとを用いてユーザの認証を行った後、要求に応じて各ユーザのポイント値等を管理システム111よりインターネット10を介してユーザ端末210へ送信する。ユーザ端末210では、ブラウザ等のアプリケーションによって受信したポイント値がユーザへ呈示される。
【0083】
但し、ポイントバンクシステム110において管理されているポイントは、ユーザ側200における機器(コピー機201、プリンタ202、ファクシミリ装置203、ディジタル複合機204、スキャナ205等)においても確認できるよう構成する。これは、予め機器に、通知されたポイント値を表示するアプリケーションを組み込むことで実現される。また、ポイントバンクシステム110から各機器へは、それぞれに応じたネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介して所定のプロトコルで送信される。
【0084】
また、ユーザ側200における各機器は、自己におけるカウント値を、予め装備しているディスプレイ(LCDやタッチパネル等)に表示できるよう構成されている。但し、表示されるカウント値としては、累積カウント値であったり、所定期間毎のカウント値であったりする。また、このカウント値を、ジョブの種類毎に表示するよう構成するとよい。
【0085】
更に、本実施形態において、サプライ商品の利用もポイント加算の対象とすることも可能である。これは、例えばユーザ端末210や各機器から管理システム111へ注文された内容に基づき、管理システム111等においてポイントが算出され、加算されるよう構成することも、電話等を介して通知された注文内容から保守管理側100のスタッフが管理側端末101より入力するよう構成することも可能である。
【0086】
(データベース構成)
次に、本実施形態において提供される各データベースの構成について、図面を用いて詳細に説明する。
【0087】
・ユーザ情報データベース121
まず、本実施形態によるユーザ情報データベース121のデータ構造について図3を用いて説明する。
【0088】
図3を参照すると、本実施形態によるユーザ情報データベース121には、ユーザIDと、パスワードと、氏名(ユーザが企業又は企業の部署等であればその担当者)と、住所(ユーザが企業又は企業の部署であればその住所)と、電話番号(ユーザが企業又は企業の部署であればその担当者の電話番号)と、電子メールアドレス(ユーザが企業又は企業の部署であればその担当者の電子メールアドレス)と、機器ID群(保守管理側100から提供されている機器が複数であれば対象となる機器全ての機器ID)と、ユーザ側200と保守管理側200との間で交わされた契約内容と、保守管理側100がユーザ側200から保守管理料その他の諸費用を徴収するために必要となる支払い情報と、各ユーザ毎に蓄積されたポイントの値(ポイント情報:但し、ジョブの種類毎の詳細な情報も含ませておくとよい)と、の項目が含まれている。
【0089】
ここで、ユーザID及びパスワードは、ユーザ側200が保守管理側100と本実施形態によるサービスを利用する契約を結んだ際に保守管理側100から付与(ユーザ側200が選択/指定することできるとよい)されるものである。また、氏名と住所と電話番号と電子メールアドレスと機器ID群と契約内容と支払い情報とは、ユーザ側200が保守管理側100へサービスを利用する申し込みを行う際に、ユーザ側200から送信される情報である。但し、機器ID群は、各ユーザ側200へ提供した機器に付与されている機器IDを保守管理側100において予め管理しておき、これを格納するよう構成するとよい。
【0090】
・カウンタ情報データベース122
次に、本実施形態によるカウンタ情報データベース122のデータ構造を図4を用いて説明する。
【0091】
図4を参照すると、本実施形態によるカウンタ情報データベース122には、機器IDとカウンタ値とジョブ種別とジョブ実行日時との項目が格納されている。
【0092】
カウンタ値は、機器(又はジョブ)毎に設けられたソフト又はメカカウンタにおいてカウントされた値であり、全ての累積値であっても所定の期間の累積値であってもいよい。
【0093】
また、これらの各項目は、ユーザ側200の各機器からネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介して通知されたものである。
【0094】
・サービスデータベース123
また、本実施形態によるサービスデータベース123のデータ構造を図5を用いて説明する。
【0095】
図5を参照すると、本実施形態によるサービスデータベース123には、サービスを個々に識別するためのサービスIDと、このサービスを利用するにあたり必要となる(消費される)ポイント(必要ポイント)と、サービスの名称や内容を説明するコメント(サービス内容説明)と、実際にサービスを提供する動作を実現するための情報(サービス情報)と、の項目が含まれている。ここで、サービス情報とは、提供するサービスがソフトウェアによるものであれば、このソフトウェアであり、その他、例えば保守管理料等を割り引くものであれば、保守管理料を算出するシステムにこの依頼又は動作を実行させるためのソフトウェアであり、有償又は無償でサプライ商品206を提供するものであれば、これを発注するためのソフトウェアである。また、提供されるサービスの例については、後述において詳細に説明する。
【0096】
・機器情報データベース124
また、本実施形態による機器情報データベース124のデータ構造を図6を用いて説明する。
【0097】
図6を参照すると、本実施形態による機器情報データベース124には、管理システム111がユーザ側200に設置された各機器と回線を確立する際に必要となる情報が格納されている。従って、このデータベースには、機器IDと、これに対応して、機器情報と接続情報とが格納されている。機器情報とは、当該機器が製造された年月日や型式等の情報等が含まれるものであり、接続情報とは、管理システム111とネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介して回線を確立する際に必要となる情報である。
【0098】
以上のような構成を有することで、本実施形態では、ユーザ側200に提供した機器の使用回数に基づいて、各種サービスを個々のユーザに見合った形で提供することが可能となる。
【0099】
但し、以上説明したデータベースにおけるデータ構造は、上記構成に限定されず、必要となる情報が格納されている構造であれば如何様にも変形して実施することが可能である。
【0100】
(第1の実施形態の動作)
次に、上記のように構成したシステムを用いて、本実施形態によるサービスを提供する際の動作について、以下に図面を用いて詳細に説明する。
【0101】
本実施形態における動作は、大きく分けて以下に示す5つの工程により成り立っている。
(1)ユーザ登録工程
(2)カウンタ情報収集工程
(3)ポイント蓄積工程
(4)サービス利用画面提供工程
(5)サービス提供工程
ここで、(1)ユーザ登録工程とは、ユーザ側200が新たに本実施形態によるサービス(以下、このサービスをポイントバンクサービスという)を利用する契約を締結する、又は、上記において契約した内容を変更する際の工程であり、図2におけるユーザ情報データベース121に契約したユーザに関するレコードを新たに設けるか、既に登録してある内容を変更する動作が実行される。
【0102】
また、(2)カウンタ情報収集工程とは、ユーザ側200に設置された機器からカウンタ情報を収集し、保守管理側100において保持する工程であり、このカウンタ情報をネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)を介して取得する動作、又は、派遣されたスタッフにより集計されたカウンタ値等(機器IDやその他の情報も含む)を管理側端末101より入力する動作が実行される。
【0103】
また、(3)ポイント蓄積工程とは、個々のユーザに対するポイントを蓄積する工程であり、(2)カウンタ情報収集工程において収集・入力されたカウンタ情報に基づいて、各ユーザの現在までに蓄積されたポイントを算出する動作が実行される。
【0104】
また、(4)サービス利用画面提供工程とは、ユーザ側200に本実施形態によるポイントバンクサービス110を利用するための画面を提供する工程であり、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介してユーザ側200の機器に各種サービスを利用するための画面を送信する動作が実行される。
【0105】
また、(5)サービス提供工程は、(4)サービス利用画面提供工程において提供された画面、又は、ユーザ端末210に呈示されたサービス提供画面例に基づいてユーザがサービスを利用する工程であり、各々のサービスに応じて、これを提供する動作が実行される。即ち、本実施形態によるサービスは、ソフトウェアを提供されるものと、ハードウェア(サプライ商品等)を提供するものとが存在するため、本工程は、これに応じた動作が実行される。以上の各工程における動作について以下に説明する。
【0106】
・(1)ユーザ登録工程
まず、本実施形態による(1)ユーザ登録工程では、本実施形態により提供されるサービスを利用する申し込みをしたユーザに関する各種情報を、ユーザ情報データベース121に登録する動作が実行される。
【0107】
・・新規契約の場合
ここで、ユーザ側200が保守管理側100から新たにコピー機やプリンタやファクシミリ装置やディジタル複合機やスキャナ等の機器(以下、機器という)をリース又は購入し、その際に、ポイントバンクシステム110を利用する契約を締結した場合、本実施形態によるユーザ情報データベース121に格納される各項目は、管理側端末101から保守管理側100のスタッフにより入力される。但し、この際、入力される情報は、ユーザが所定の申し込み用紙、又は、リース又は購入契約の際の用紙に記入した情報に基づいて入力される。
【0108】
・・契約内容変更の場合
また、ユーザ側200が新たに機器を追加した、又は、機器を入れ換え/解約したことにより、現在締結されている契約の内容が変更された場合、この変更内容に基づいて、保守管理側100のスタッフが管理側端末101を用いて登録項目の内容を変更する。この他、ユーザ側200の住所が移転した場合や、担当者が変更された場合についても同様である。
【0109】
但し、(1)ユーザ登録工程は、ユーザ情報データベース121に必要な情報を格納することを目的としているため、この目的が達成できる限り、種々変形して実施することが可能である。
【0110】
・(2)カウンタ情報収集工程
また、本実施形態による(2)カウンタ情報収集工程では、ユーザ側200に設けられた機器における各ジョブのカウンタ情報を収集し、これをカウンタ情報データベース122に格納する動作が実行される。この収集する動作としては、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)を介して収集する方法や、保守管理側100のスタッフがユーザ側200へ出向き、カウンタ情報を検知し、これを管理側端末101からポイントバンクシステム110へ入力する方法等が考えられる。
【0111】
・・ネットワークを介して収集する場合
ここで、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介してユーザ側200に設置された各機器のカウンタ情報を収集する場合、各機器には、各ジョブに関するカウンタ情報が機器の内部又は外部に設けられた記憶装置等に格納されているものとする。従って、本工程では、このように格納されているカウンタ情報を定期的又は所定の時刻に管理システム111が収集し、カウンタ情報データベース122に格納する動作が実行される。
【0112】
ここで、ユーザ側200の各機器よりカウンタ情報をポイントバンクシステム110へ出力する動作を実行する切っ掛けは、各機器から与えられても、管理システム111から与えられてもよい。
【0113】
ここで、各機器において動作開始の切っ掛け与える場合は、機器内部の時計機構を用いて、前回の送信からある一定の期間が経過したこと、又は、所定の時刻となったことを検知し、これを切っ掛けとして各機器が動作を開始する。また、管理システム111より動作開始の切っ掛けを与える場合は、管理システム111における時計機構を用いて、前回の送信からある一定の期間が経過したこと、又は、所定の時刻となったこと、又は、管理側端末101から動作開始の指示が入力されたことを検知し、これを切っ掛けとして動作を開始する。
【0114】
以下、動作開始の切っ掛けを管理システム111が与える場合のカウンタ情報を収集する動作の一例を図7を用いて説明する。但し、本説明では、所定の時刻になったことを管理システム111において検知し、動作が開始される場合を例に挙げる。
【0115】
図7参照すると、本動作において、管理システム111は、内部に設けられた時計機構に基づいて常時時刻を監視している(ステップS101)。ここで、時刻が予め設定されている所定の時刻となった場合(ステップS101のYes)、管理システム111は、ユーザ情報データベース121を参照し、任意のレコードを1つ選択する(ステップS102)。更に、管理システム111に予め設定する所定の時刻は、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)が比較的混雑していない時間帯とすればよい。
【0116】
次に、管理システム111は、ステップS102で選択したレコードにおける機器ID群を特定し、この中から何れか1つを選択する(ステップS103)。
【0117】
また、管理システム111は、ステップS103で選択した機器IDに対応する接続情報を機器情報データベース124から特定し(ステップS104)、特定した接続情報に従って対象の機器と回線を確立し、当該機器へカウンタ情報の送信を要求する(ステップS105)。カウンタ情報の要求がなされた機器は、自己の内部又は外部に設けられた記憶装置(ハードディスク等で構成されたもの)に格納されたカウンタ情報を特定し、これをネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介して管理システム111へ送信する(ステップS201)。ここで送信されるカウンタ情報には、図4に示すカウンタ情報データベース122に格納される項目に該当する情報が含まれる。但し、機器IDは、管理システム111において特定されているため、含まれなくてもよい。
【0118】
また、この動作の結果、ポイントバンクシステム110において同一のカウンタ情報が重複して管理されないよう構成する必要がある。これを実現する方法としては、管理システム111が期間を指定して各機器へカウンタ情報を要求するよう構成する方法や、各機器において送信済みのカウンタ情報を破棄、又は送信済みのカウンタ情報にこれを示す識別子を付すよう構成する方法等が考えられる。但し、これは、上記構成に限定されず、重複した管理がポイントバンクシステム111でなされないことが可能であれば、種々変形して実施することが可能である。
【0119】
以上の動作により、カウンタ情報を受信した管理システム111は、このカウンタ情報を機器IDと対応させてカウンタ情報データベース122に格納する(ステップS106)。
【0120】
その後、管理システム111は、ステップS103で特定した機器ID群に含まれる機器IDの全てを選択済みであるか否か、即ち、この機器ID群に含まれる機器IDに対応する全ての機器からカウンタ情報を収集済みであるか否かを判定し(ステップS107)、収集済みでないと判定された場合(ステップS107のNo)、選択済みでない機器IDを選択し(ステップS108)、ステップS104に帰還する。
【0121】
また、ステップS107の結果、全ての機器IDを選択済みであると判定された場合(ステップS107のYes)、管理システム111は、ユーザ情報データベース121に登録されている全てのレコードを選択済みであるか否か、即ち、サービス利用者としてユーザ情報データベース121に登録されている全てのユーザ側200からカウンタ情報を収集済みであるか否かを判定し(ステップS109)、収集済みでない場合(ステップS109のNo)、選択済みでないレコードを選択し(ステップS110)、ステップS103に帰還する。
【0122】
また、ステップS109の結果、全てのレコードが選択済みであると判定された場合(ステップS109のYes)、管理システム111は、本動作を終了する。
【0123】
但し、上記動作において、回線が確立できない機器に対する処理を管理システム111がスキップするよう構成するとよい。
【0124】
また、以上の動作において、レコード又は機器IDを選択するアルゴリズムは、例えばラウンドロビン的な方法とするとよい。
【0125】
・・スタッフが収集する場合
また、上記ネットワークを介する方法とは異なり、保守管理側100のスタッフがユーザ側100に出向き、各機器のカウンタに格納されたカウンタ情報(カウンタ値)を読み取り、これをカウンタ情報データベース122に格納する場合では、保守管理側100のスタッフが管理側端末101を用いてポイントバンクシステム110へアクセスし、所定の機器ID及びジョブIDを指定して対応するカウンタ情報を入力し、これをカウンタ情報データベース122へ格納する。但し、この場合、実行日時は入力しなくてよい。
【0126】
以上説明したように動作することで、ユーザ登録された全てのユーザ側200において設置されている機器のカウンタ情報を収集し、これをカウンタ情報データベース122に格納することが可能である。
【0127】
(3)ポイント蓄積工程
また、本実施形態による(3)ポイント蓄積工程では、上記(2)カウンタ情報収集工程で収集されたカウンタ情報に基づいて各ユーザ毎のポイントを算出し、これをユーザ情報データベース121に格納されているポイント情報に含まれるポイント値(ポイント残高ともいう)に加算する動作が実行される。
【0128】
この動作は、図7に示す動作が完了したことを切っ掛け(トリガ)として実行されるよう構成しても、管理側端末101等から入力された指示に基づき実行されるよう構成してもよい。
【0129】
この動作の一例を、図8を用いて説明する。図8を参照すると、本動作では、まず、管理システム111がユーザ情報データベース121のレコードのうち、いずれか1つを選択し(ステップS111)、この選択したレコードにおける機器ID群の中からいずれか1つを選択する(ステップS112)。これらステップSにおける選択方法としては、図7における選択方法と同様に、例えばラウンドロビン的に行えばよい。
【0130】
このように機器IDを1つ選択すると、管理システム111は、この機器IDを用いてカウンタ情報データベース122から該当するレコード(カウント値及びジョブIDを含むカウンタ情報)を特定し(ステップS113)、これをジョブID毎に分類して、ジョブID毎のカウント値を特定する(ステップS114)。但し、このステップにおいて、カウンタ情報をジョブID毎に分類する動作は、対象の機器が複数の機能(コピー機能やプリント機能やファクシミリ機能等の内、いずれか2つ以上)を備えるディジタル複合機でなければ、省くことも可能である。また、本動作において対象とするカウンタ情報は、未だポイント算出に用いていないもののみを対象とするとよい。これは、カウンタ情報に対して重複する処理がなされないよう構成するためである。これを実現する方法としては、一度ポイントを算出するために用いられたカウンタ情報(レコード)を破棄又は他のデータベースへ移動するよう構成することでも解決される。
【0131】
次に、ステップS112で選択した機器IDに対応する機器情報とジョブIDとに基づいて、分類されたジョブID毎のパラメータを特定し、このパラメータとカウント値とを用いて機器毎のポイントを算出する(ステップS115)。ここで、機器毎のポイントの算出を、機器情報とジョブIDとに基づくよう構成した理由は、これらの項目の内容に基づいて用いるパラメータを換えるためである。この構成については後述において詳細に説明する。
【0132】
また、管理システム111は、ステップS111で選択したレコードにおける機器ID群に含まれる全ての機器ID毎のポイントを算出するために、機器ID群に含まれる全ての機器IDを選択済みであるか否かを判定する(ステップS116)。ステップS116の結果、選択済みでない機器IDが存在すると判定された場合(ステップS116のNo)、管理システム111は、選択済みでない機器IDの何れか1つを選択し(ステップS117)、ステップS113に帰還する。
【0133】
また、ステップS116の結果、全ての機器IDを選択済みであると判定された場合(ステップS116のYes)、管理システム111は、ステップS111で選択したレコードにおける契約内容に基づいて所定のパラメータを決定し、ステップS112からステップS117の流れにおいて算出したポイントの合計値に、決定した所定のパラメータを乗算した結果を、ステップS111で選択したレコードにおけるポイント情報の項目に含まれるポイント値に加算する(ステップS118)。
【0134】
その後、管理システム111は、ユーザ情報データベース121に登録されている全てのレコードを選択済みであるか否か、即ち、全てのユーザに対して新たに格納されたカウンタ情報に基づいてポイントを加算したか否かを判定し(ステップS119)、選択済みでないレコードが存在すると判定された場合(ステップS119のNo)、この選択済みでないレコードの内、何れか1つを選択し(ステップS120)、ステップS112に帰還する。また、ステップS119の結果、全てのレコードを選択済みであると判定された場合(ステップS119のYes)、管理システム111は、処理を終了する。
【0135】
このように動作することで、新たに格納されたカウント情報に基づいて各ユーザのポイント残高を更新することが可能となる。
【0136】
また、以上の動作において、レコード又は機器IDを選択するアルゴリズムは、例えばラウンドロビン的な方法とするとよい。
【0137】
・(4)サービス利用画面提供工程
次に、本実施形態による(4)サービス利用画面提供工程について、以下に説明する。
【0138】
このサービス利用画面とは、上記のように蓄積されたポイントを利用し、本実施形態において提供されるサービスを利用するための画面であり、ユーザが利用できるサービスの一覧(サービス内容の説明の一覧)や該サービスを利用するために必要なポイント等の情報をユーザへ呈示するための画面である。
【0139】
・・サービス利用画面例
本実施形態によるサービス利用画面の例を図9に示す。このサービス利用画面は、例えば機器のディスプレイ(LCDやタッチパネル等で構成されたもの)等に表示される。以下の説明では、タッチパネルを有して構成されたディスプレイ上にサービス利用画面例を表示する場合を例に挙げて説明する。
【0140】
図9を参照すると、本実施形態によるサービス利用画面例としては、利用可能サービス一覧画面(図9の(a))と選択サービス説明画面(図9の(b))とがある。
【0141】
・・・利用可能サービス一覧画面
ここで、図9の(a)に示す利用可能サービス一覧画面は、ユーザのポイント残高と、現在のポイント残高において利用可能であるサービスの一覧(利用可能サービス一覧)と、利用可能サービス一覧にリストアップされた各サービスを利用する際に必要となる(消費される)ポイント数と、が呈示される。
【0142】
また、本画面において、利用可能サービス一覧が複数ページに渡っている場合、現在のページ番号と、次ページ又は前ページに表示画面を移動するためのボタンと、を呈示するよう構成するとよい。
【0143】
この利用可能サービス一覧画面において、利用可能サービス一覧にリストアップされているサービスの何れかを選択し、『選択』ボタンを選択・入力すると、機器のディスプレイ上には、図9の(b)に示す選択サービス説明画面が表示される。
【0144】
また、本サービス利用画面では、利用可能サービス一覧にリストアップされた各サービスに各々サービスIDが対応付けられている。
【0145】
・・・選択サービス説明画面
この選択サービス説明画面は、選択されたサービスの内容をより具体的に説明するための画面であり、サービス内容説明の欄が設けられている。また、選択サービス利用画面には、選択されたサービスを利用した場合の利用後のポイント残高を表示するよう構成するとよい。
【0146】
この選択サービス説明画面において『サービスを利用する』ボタンを選択・入力すると、実際にサービスを提供する動作が実行される。ここで実行されるサービスの具体例に関しては、後述において説明する。
【0147】
・・サービス利用画面送信動作
次に、上記に例示するようなサービス利用画面をユーザ側200の機器に配信する際の動作について、図10を用いて説明する。但し、この動作は、図8に示す動作が完了したことを切っ掛けとして実行されるものとする。
【0148】
図10を参照すると、本動作において、管理システム111は、ユーザ情報データベース121に登録されたレコードの内、何れか1つを選択する(ステップS121)。
【0149】
次に、管理システム111は、ステップS121で選択したレコードにおけるポイント情報を特定し(ステップS122)、特定したポイント情報に含まれるポイント値(ポイント残高)に基づいて、サービスデータベース123より提供可能な(現在のポイント残高よりも必要ポイントが低い)サービスを特定する(ステップS123)。
【0150】
このようにして提供可能なサービスを特定すると、管理システム111は、特定したサービスに基づいて、上述のようなサービス利用画面を作成し、この作成したサービス利用画面をユーザIDと対応付けて保持する(ステップS124)。ここで、サービス利用画面の格納先としては、ユーザ情報データベース121やその他のデータベースとする。
【0151】
その後、管理システム111は、ステップS121で選択したレコードにおける機器ID群の中から何れか1つを選択し(ステップS125)、この選択した機器IDに対応する接続情報を機器情報データベース124から特定する(ステップS126)。但し、ユーザ側200に設けられている全ての機器がサービス利用画面を表示可能とは限らないため、本実施形態では、ステップS127において、対象の機器がサービス利用画面を表示可能であるか否かを判定する(ステップS127)。この判定は、予め機器情報データベース124の何れかの項目、例えば接続情報の項目に、各機器が表示可能であるか否かを示す情報を格納することにより実現するとよい。
【0152】
ステップS127の結果、対象の機器がサービス利用画面例を表示可能であると判定された場合(ステップS127のYes)、管理システム111は、特定した接続情報に基づき、対象の機器とネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)を介する回線を確立し、ステップS124で作成したサービス利用画面を送信する(ステップS128)。これに対して、ユーザ側200における対象の機器は、受信したサービス利用画面を、内部又は外部に設けられた記憶装置に格納する(ステップS221)。
【0153】
また、ステップS127の結果、対象の機器がサービス利用画面を表示できないと判定された場合(ステップS127のNo)、管理システム111は、サービス利用画面の送信を行わずに、ステップS129へ移行する。
【0154】
また、管理システム111は、ステップS121で選択したレコードにおける機器ID群に含まれる全ての機器IDを選択したか否かを判定し(ステップS129)、全ての機器IDを選択済みでなければ(ステップS129のNo)、選択済みでない機器IDの内、何れか1つを選択し(ステップS130)、ステップS126へ帰還する。また、ステップS129の結果、全ての機器IDを選択済みと判定された場合(ステップS129のYes)、管理システム111は、次に、ユーザ情報データベース121に登録された全てのレコードを選択済みか否かを判定する(ステップS131)。
【0155】
ステップS131の結果、選択済みでないレコードが存在すると判定された場合(ステップS131のNo)、管理システム111は、選択済みでないレコードの内、何れか1つを選択し(ステップS132)、ステップS123へ帰還する。また、ステップS131の結果、全てのレコードを選択済みであると判定された場合(ステップS131のYes)、管理システム111は、処理を終了する。
【0156】
但し、本工程において、サービス利用画面を送信する動作は、図7に示す動作と同様に、比較的ネットワークが混雑しない時間帯に行われるよう構成するとよい。 また、以上の動作において、レコード又は機器IDを選択するアルゴリズムは、例えばラウンドロビン的な方法とするとよい。
【0157】
以上のように動作することで、ユーザ側200の機器においてサービス利用画面例をユーザへ呈示することが可能となる。
【0158】
・(5)サービス提供工程
次に、本実施形態による(5)サービス提供工程について、以下に説明する。
【0159】
・・機器を介して指定されたサービスを提供する場合
この(5)サービス提供工程では、(4)サービス利用画面提供工程においてユーザ側200の機器に提供したサービス利用画面例等を用いてユーザが選択したサービスを保守管理側100が提供する動作が実行される。
【0160】
図11に本動作の一例を示す。図11を参照すると、本動作においてサービス利用画面例を格納している機器は、ユーザが当該機器に接近したことや、ユーザより所定のボタンが押下されたことを検知して、ディスプレイ等にこのサービス利用画面例を表示する(ステップS241)。これを実現するために、機器には、人等が当該機器に接近したことを検知するための手段や、ディスプレイ等にサービス利用画面例を表示するためのボタン等が設けられる。
【0161】
また、このようにして表示されたサービス利用画面例に対して、ユーザより何れかのサービスが選択され、利用を確定する指示が入力されると(ステップS242)、当該機器は、該当するサービスのサービスIDと自己の機器IDとを、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介して管理システム111へ送信する(ステップS243)。
【0162】
これに対し、サービスIDと機器IDとを受信した管理システム111は、受信したサービスIDを用いてサービスデータベース123を参照し、該当するレコードを特定する(ステップS141)。その後、管理システム111は、特定したレコードにおけるサービス情報を参照し、該当するサービスがソフトウェア(実体:以下の説明において、これをサービスソフトウェアという)を提供するものか、それ以外であるかを判定する(ステップS142)。
【0163】
ステップS142の結果、サービスソフトウェアを提供するものと判定された場合(ステップS142のYes)、管理システム111は、このサービスソフトウェアと、ステップS141で受信した機器IDに対応する接続情報と、を特定し(ステップS144)、特定したサービスソフトウェアを接続情報に従って対象の機器へ送信する(ステップS145)。これに対して、ユーザ側200の機器は、管理システム111から受信したサービスソフトウェアを、内部又は外部に設けられた記憶装置に格納し(ステップS244)、格納したサービスソフトウェアを実行する(ステップS245)。これにより、ユーザへサービスが提供される。また、ステップS142の結果、サービスソフトウェアを提供するものでないと判定された場合(ステップS142のNo)、管理システム111は、特定したレコードにおけるサービス情報に従って、ユーザ側200へサービスを提供する処理を開始する(ステップS143)。但し、提供されるサービスについては、後述において説明する。
【0164】
このようにサービスを提供する処理を実行した後、管理システム111は、特定したレコードにおける必要ポイントを特定し、また、受信した機器IDを用いてユーザ情報データベース121から対応するレコードにおけるポイント情報を特定し、特定したポイント情報におけるポイント値(ポイント残高)から必要ポイントを減算し、減算結果で対応するポイント情報のポイント値を更新し(ステップS146)、処理を終了する。
【0165】
・・ユーザ端末210を介して指定されたサービスを提供する場合
また、本実施形態では、上記のように、ユーザ側200の機器においてサービス利用画面を表示し、この画面に基づいて選択されたサービスをユーザへ提供する方法の他に、ユーザがユーザ端末210から管理システム111にアクセスして、ユーザ端末210上にサービス利用画面を表示し、この表示内容に基づいて指定されたサービスを提供する方法も適用可能である。
【0166】
この際の動作を図12に示す。図12を参照すると、本動作において、ユーザは、まず、ユーザ端末210より管理システム111へアクセスし、自己のユーザID及びパスワードを入力する(ステップS251)。これに対して、管理システム111は、インターネット10を介して入力されたユーザIDとパスワードとを用いて、アクセスしたユーザが登録されたユーザであるか否かの認証を行う(ステップS151)。
【0167】
管理システム111は、ユーザが登録されたユーザである認証が取れると、入力されたユーザIDを用いて図10のステップS124で保持したサービス利用画面を特定し、これをユーザ端末210へ送信する(ステップS152)。但し、この際、サービス利用画面がユーザ端末210に組み込まれているブラウザ等に表示できるように、サービス利用画面のファイル形式を変換する。
【0168】
このように送信されたサービス利用画面を受信すると、ユーザ端末210は、これをディスプレイ等に表示する(ステップS252)。ユーザは、表示されたサービス利用画面に基づいて所望するサービスを選択し(ステップS253)、この選択されたサービスに対応付けられているサービスIDをインターネット10を介して管理システム111へ送信する(ステップS254)。
【0169】
その後、管理システム111及びユーザ端末210は、図10のステップS141及びステップS244に示す動作を実行し、ユーザ側200へサービスを提供するための処理を実行する。但し、この動作において、提供するサービスがソフトウェア(サービスソフトウェア)によるものである場合、ユーザ端末210からは、このサービスソフトウェアを送信する機器を指定できるよう構成するとよい。この構成としては、管理システム111がユーザ情報データベース121の対応するレコードにおける機器ID群から、サービスソフトウェアを実行できる機器を特定し、この一覧をユーザ端末210へ提供し、ユーザがこの一覧から選択することができるように構成するとよい。
【0170】
以上、説明した流れにより、保守管理側100からユーザ側200へは、提供可能であるサービスが通知され、これに基づいてユーザ側200が指定したサービスが保守管理側100から提供される。
【0171】
・動作のまとめ
以上、説明した動作により、本実施形態では、保守管理側100からユーザ側200へ、機器の使用回数に基づいて各種サービスが提供される。但し、上記の各工程における動作は、本実施形態を実現するための一例に過ぎず、同様の目的を達成し得る限り、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
【0172】
また、上記のような各動作は、ソフトウェアにより実現されており、これが各機器又はシステム又は端末の内部又は外部の記憶装置に格納され、必要に応じて読み出されて実行される。
【0173】
(第1の実施形態において提供されるサービス)
次に、上記のような動作によりユーザへ提供されるサービスの例について、以下に説明する。
【0174】
本実施形態により提供されるサービスとしては、上述に挙げたような、保守管理料の割り引き又は無料化や、用紙やトナーなどの消耗品等の提供(無償又は有償:但し、有償の場合は割り引き価格で提供する)や、修理や部品交換等のメンテナンス等の無償又は有償(但し、有償の場合は割り引き価格で提供する)での提供や、保守サービス・点検サービス等の無償又は有償(但し、有償の場合は割り引き価格で提供する)での提供等が適用される。
【0175】
ここで、本実施形態の説明において、保守管理料の無料化にあたるコピー代金の無料化は、ソフトウェアで提供されるものである。それ以外のサービスは、保守管理側100における処理を介して提供される。例えば、保守管理料の割り引き等は、割り引きのパラメータ(パーセンテージ)が保守管理料を算出するためのシステムへ入力され、これに応じた割り引き後の請求金額が算出される。また、サプライ商品の有償又は無償での提供等は、保守管理側100の管理システム111又はスタッフにより発注処理がなされ、これがユーザ側200へ提供される。
【0176】
図13にこれらのサービスの流れを示す。但し、以下の説明では、ユーザ側200の機器として、ディジタル複合機204を用いる場合を例に挙げる。
【0177】
本説明では、ユーザ側200よりユーザ端末210又はディジタル複合機204を用いて、ユーザが所望するサービスが保守管理側100のポイントバンクシステム110へ通知される。
【0178】
ポイントバンクシステム110では、このように通知されたサービスの指定に対して、各々のサービスに適した処理が行われる。以下に、サービスの種類毎に処理の流れを示す。
【0179】
・サービスソフトウェアを提供する場合
本実施形態においてサービスソフトウェアで提供されるサービスとしては、ユーザ側200の機器(本説明ではディジタル複合機)の使用、特にコピー機能の使用を無料とするものが例示できる。
【0180】
このサービスは、コピーを実行した際に、発生するカウンタ情報におけるカウンタ値を前回の値からインクリメントしない又は特定の値に置き換える、又は発生したカウンタ情報に無料コピーであることを示す情報を付加する、又はカウンタ情報自体を発生させない等の処理をディジタル複合機において実行させることで、保守管理側100が請求するコピー代金を無料とするものである。
【0181】
このサービスが選択された場合、ポイントバンクシステム110は、指定された機器、例えばディジタル複合機204に所定のサービスソフトウェア(アプリケーション)を送信し、これをディジタル複合機204において実行する。これにより、このサービスソフトウェアを実行したディジタル複合機204では、提供されたサービスにおける所定の枚数分に対するカウンタ情報に、上記のような処理が施され、コピー代金が無料化される。
【0182】
・保守管理料を減額する場合
また、本実施形態により提供されるサービスとしては、上記のように無料コピーを提供するサービスの他に、保守管理側100が請求する保守管理料(コピー代金や点検・修理等のメンテナンス料等)を所定の割合、減額するサービス等も例示できる。
【0183】
このサービスは、選択されたサービスに含まれるパーセンテージを、保守管理側100の保守管理料を算出するシステム(以下、決済システムという)で算出される保守管理料から減算するものである。
【0184】
従って、このようなサービスがユーザ側200から選択された場合、ポイントバンクシステム110は、選択されたサービスにおける減額するパーセンテージを決済システムへ通知する。また、これが通知された決済システムでは、パーセンテージに基づいて、ユーザへ請求する保守管理料を減額する。
【0185】
但し、このサービスは、所定期間、例えば1カ月に発生した保守管理料に対してのみ有効とするとよく、また、所定期間毎に1度しか使用できないよう構成とするとよい。即ち、あるパーセンテージを減額するサービスを利用したユーザには、このサービスが有効な期間に、重複してパーセンテージを減額するサービスを利用することができないよう構成する。
【0186】
・サプライ商品を提供する場合
また、上記各サービスの他に、本実施形態ではサプライ商品206を提供するサービスも適用可能である。
【0187】
このサービスは、用紙やトナー等の消耗品や、点検・修理等のメンテナンスや、その他、あらゆる商品等を、無償又は有償(但し、有償の場合は所定の金額から割り引かれた金額とする)で提供するものである。
【0188】
このサービスが選択された場合、ポイントバンクシステム110が、管理側端末101へこのことを通知し、保守管理側100のスタッフがサービスを提供するため発注等の処理を実行するか、ポイントバンクシステム110が直接、サプライ商品を発注し、ユーザ側200へ提供するよう構成するとよい。
【0189】
(他のサービス利用画面例)
また、以下に、ユーザ側200における機器又はユーザ端末210に表示するサービス利用画面の他の例について説明する。
【0190】
上記の図9に例示するサービス利用画面例では、提供可能であるサービスを一覧として表示していたが、本例では、これを階層的に呈示するよう構成した場合について説明する。
【0191】
図14に、本説明におけるサービス利用画面例の画面例を示す。但し、本画面例は、サービスの種類毎に提供可能サービスを分類することで、階層的にサービスの選択肢を呈示するものである。
【0192】
図14を参照すると、本例におけるサービス利用画面例では、まず、提供するサービスの種類の一覧を示すサービス種類一覧画面(図14の(a))がユーザ側200の機器又はユーザ端末210におけるディスプレイ等に表示され、この画面において選択されたサービス種類における提供可能なサービスの一覧が図14の(b)に示す種類毎提供可能サービス一覧画面に表示される。
【0193】
その後、種類毎提供可能サービス一覧画面において選択されたサービスに基づいて、図9の(b)に示す選択サービス説明画面が表示される。
【0194】
また、階層的に表示するサービス一覧をサービスの種類毎に分類するのでなく、必要ポイント毎に分類するよう構成してもよい。
【0195】
(所定枚数コピー代金無料サービス実行中画面)
また、上記のサービスにおいて、所定枚数のコピー代金を無料とするサービスを利用した場合、このサービスを実行中の機器のディスプレイ等には、残り何枚無料であるか等の情報を、コピー実行中又は待ち受け画面等で表示するとよい。
【0196】
(各種情報の通知)
・電子メール又は電話による通知
また、上記の(3)ポイント蓄積工程にいて蓄積されて得られたポイントの残高を、所定の期間毎に又は所定のポイントに達した場合に、電子メール又は電話等でユーザへ通知するよう構成するとよい。ここで、電子メールで通知する場合は、管理システム111が(3)ポイント蓄積工程における動作において算出したポイント残高を用いて通知するか否かを判断し、通知する場合に電子メールを作成し、これをユーザ情報データベース121における対応する電子メールアドレスへ送信するよう構成することで実現される。また、電話を用いて通知する場合は、管理システム111が(3)ポイント蓄積工程における動作において算出したポイント残高を用いて通知するか否かを判断し、通知する場合にこのことを管理側端末101等へ通知し、これを管理側端末101において表示し、この表示に基づいて保守管理側100のスタッフがユーザ情報データベース121における電話番号へ連絡するよう構成することで実現される。
【0197】
・ポイント残高の印刷出力による通知
更に、ポイントバンクシステム110で管理されているポイント残高を、ユーザ側200における機器で印刷できるよう構成するとよい。これは、上記のサービス利用画面提供工程において提供されたサービス利用画面、又はこのサービス利用画面におけるポイント残高を印刷するよう構成することで実現される。
【0198】
また、ユーザよりポイントを確認する指示が入力された場合に、入力された機器が管理システム111にアクセスし、管理システム111からポイント残高の情報を取得し、これをディスプレイ等に表示するか、印刷出力するよう構成することも可能である。
【0199】
・利用可能サービスの通知
更に、図10に示すステップS124の処理において、新たに利用可能となった、即ち、作成された利用可能サービス一覧画面(又は種類毎利用可能サービス利用一覧画面)に新たにサービスが追加されたことを検知するよう構成し、新たに利用可能となったサービスが増えた場合に、管理システム111よりユーザへ、このことを通知する電子メールを送信するよう構成するとよい。
【0200】
また、保守管理側100から提供する候補となるサービスが追加されたされた場合にも、このことを通知する電子メール又は電話をユーザへ提供するよう構成するとよい。
【0201】
(第1の実施形態におけるポイント算出方法)
次に、本実施形態におけるポイントの算出方法の例について、以下に説明する。
【0202】
本実施形態では、ユーザの契約内容や使用した機能(コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ送信機能、ファクシミリ受信機能、スキャナ機能等)等に基づいてパラメータを決定し、ポイントを算出する。
【0203】
このような算出方法の例を、(式1)及び(式2)を用いて説明する。
【0204】
まず、本実施形態において機器毎に、使用(カウンタ情報)に基づいてポイントを算出する。この際の計算式を(式1)に示す。但し、本説明において、ユーザ側200には、コピー機201とプリンタ202とファクシミリ装置203とディジタル複合機204とスキャナ205とが設置されており、ディジタル複合機204には、コピー機能とプリンタ機能とファクシミリ機能(送信機能及び受信機能)とスキャナ機能とが備えられているとする。
【0205】
【数1】
Figure 0004980523
(式1)において、PoCはコピー機201の使用に対して算出されるポイントであり、PoPRはプリンタ202の使用に対して算出されるポイントであり、PoFはファクシミリ装置203の使用に対して算出されるポイントであり、PoDはディジタル複合機204の使用に対して算出されるポイントであり、PoSはスキャナ205の使用に対して算出されるポイントである。
【0206】
また、Paはコピー機201の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(機器パラメータ)であり、Caはコピー機201を利用したコピー枚数である。
【0207】
また、Pbはプリンタ202の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(機器パラメータ)であり、PRbはプリンタ202を利用したプリント枚数である。
【0208】
また、Pcはファクシミリ装置203の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(機器パラメータ)であり、FScはファクシミリ装置203を利用してファクシミリ送信を行った枚数(ファクシミリ送信枚数)であり、FRcはファクシミリ装置203を利用してファクシミリ受信を行った枚数(ファクシミリ受信枚数)である。
【0209】
また、Pdはディジタル複合機204の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(機器パラメータ)であり、Cdはディジタル複合機204を利用してコピーを行った枚数(コピー枚数)であり、PRdはディジタル複合機204を利用してプリントを行った枚数(プリント枚数)であり、FSdはディジタル複合機204を利用してファクシミリ送信を行った枚数(ファクシミリ送信枚数)であり、FRdはディジタル複合機204を利用してファクシミリ受信を行った枚数(ファクシミリ受信枚数)であり、Sdはディジタル複合機204を利用してスキャンを行った枚数(スキャン枚数)である。
【0210】
また、Peはスキャナ205の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(機器パラメータ)であり、Seはスキャナ205を利用したスキャン枚数である。
【0211】
更に、Cはコピー機能の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(コピー機能パラメータ)であり、PRはプリンタ機能の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(プリンタ機能パラメータ)であり、FSはファクシミリ送信機能の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(ファクシミリ送信機能パラメータ)であり、FRはファクシミリ受信機能の使用に関するカウント値に対する重み付けを行うためのパラメータ(ファクシミリ受信機能パラメータ)であり、Sはスキャン機能の使用に関するカウント値に対応する重み付けを行うためのパラメータ(スキャン機能パラメータ)である。
【0212】
従って、本実施形態では、使用した機器及び機能の種類に応じて、柔軟にポイントを算出する。これにより、保守管理側100では、購入やリース、及び保守・管理等のコストが比較的高い機器の使用、及び使用に比較的高いコストがかかる機能に応じて的確なポイントを算出することが可能となる。
【0213】
また、上記のコピー機能パラメータCは、カラーコピー機能と白黒コピー機能とを区別し、異なるパラメータを割り当てるよう構成することも可能である。
【0214】
このように算出された機器毎のポイントに基づいて、(式2)に示す計算式によりユーザの合計ポイントが算出される。
【0215】
【数2】
Figure 0004980523
(式2)において、Poは対象の期間における使用に対して算出されるポイントである。
【0216】
ここで、本実施形態では、ユーザの契約内容、特に、ユーザが何台の機器を保守管理側100から購入又はリースしているかに基づいて、算出されるポイントを変動させる。即ち、多くの機器を購入又はリースしているユーザに対して、より多くのサービスを提供するために、上記の機器毎に算出されたポイントの合計値に対して、契約台数Nに基づくパラメータKを乗算する。ここで、Kは、Nの増加に基づいて増加するパラメータ(契約台数パラメータ)である。本説明による契約台数パラメータとしては、契約台数が2台目以降、1台毎にk(>0)ずつ増加する場合を例に挙げて説明する。
【0217】
また、上記(式1)による計算は、図8のステップS116で実行されるものであり、(式2)による計算は、図8のステップS118で実行されるものである。
【0218】
これにより、本実施形態では、より多くの機器を契約しているユーザにより多くのサービスを提供することが可能となる。
【0219】
また、本実施形態では、新たに機器を契約する、別の保守管理側と契約していた機器を、改めて保守管理側100が提供する機器に変更する、保守管理側100と契約している機器を別の機器に入れ換える等の契約内容の変更の際に、それぞれに応じたポイントをユーザへ与えることも可能である。
【0220】
即ち、例えば新たに機器を導入するユーザに対してはAポイントを付与し、別の保守管理側が提供する機器から本実施形態による保守管理側100が提供する機器に入れ換えるユーザに対してはBポイントを付与し、現在保守管理側100から導入している機器を、保守管理側100から提供される新型機等に入れ換えるユーザに対してはCポイントを付与する。
【0221】
これにより、本実施形態による保守管理側100から新たに機器を導入するユーザに対してメリットを与えることが可能となり、保守管理側100が多くのユーザを獲得することが可能となる。
【0222】
更に、現在保守管理側100から導入している機器を別の機器、例えば新型機に入れ換えるユーザに対して付与するポイント(Cポイント)を、現在導入している機器の契約年数に応じて変化させることも可能である。即ち、例えば導入してから1〜3年の機器を入れ換えるユーザに対してはXポイント、導入してから4〜5年の機器を入れ換えるユーザに対してはYポイント、導入してから6年以上の機器を入れ換えるユーザに対してはZポイントというように、入れ換える機器の契約年数に応じて付与するポイントを変化させる。これにより、本実施形態では、ユーザに提供する機器のサイクルを保守管理側100にとってメリットのある期間とすることが可能となり、また、付与するポイントを変化させることで、保守管理側100にとってメリットのある期間に機器を入れ換えるユーザに対して、多くのサービスを提供することが可能となる。
【0223】
また、上記のような契約内容の変更に限らず、例えば、所定の期間において修理等のメンテナンスが少ないユーザに対してポイントを付与するよう構成することも可能である。これは、所定期間毎のメンテナンス回数を、例えばポイントバンクシステム110におけるユーザ情報データベース121を用いて管理し、所定の期間においてメンテナンスがなかったユーザに対してはUポイント、1回又は2回であったユーザに対してはVポイント、3回以上であったユーザに対してはポイントを与えない等の処理を、管理システム111が所定の期間毎に実行することで、実現することが可能である。また、メンテナンス回数に関しては、管理側端末101を用いて保守管理側100のスタッフが入力するものとする。
【0224】
(第1の実施形態の応用)
以上説明した第1の実施形態では、契約したユーザ毎に、契約内容及び使用回数等に基づいてポイントを算出し、ポイントの残高に基づいてサービスが提供されている。ここで、契約するユーザが、複数の部署よりなる場合、部署毎に本実施形態によるユーザとなれるよう構成するとよい。これは異なるユーザとしてユーザ情報データベース121に登録することで実現される。
【0225】
また、上記では、ユーザから指示が入力された場合等にユーザのポイント残高を表示するよう構成したが、このポイント残高を常時、ユーザ側200の各機器におけるディスプレイ等に表示するよう構成してもよい。
【0226】
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、ユーザ側200からカウンタ情報を収集し、この収集したカウンタ情報から算出したポイントに基づいたポイント残高が、各サービスに必要なポイントに達したことに基づいて、特定のサービスが利用可能となるよう構成していた。これに対して、本実施形態では、ユーザのポイント残高が所定のポイント値に達した時点で、特定のサービスが利用可能となるよう構成した場合について以下に説明する。
【0227】
本実施形態では、上記のような構成を実現するために、ユーザ側200における機器において、ユーザ側200のポイント情報と提供されるサービスの候補と各種パラメータとを管理する。
【0228】
即ち、例えば図2におけるディジタル複合機204においてこれを実現する場合、ディジタル複合機204の内部又は外部に設けられた記憶装置には、ユーザ側200のポイント情報と提供されるサービスの候補と各種パラメータとが格納される。
【0229】
この構成において、コピー機201やプリンタ202やファクシミリ装置203やスキャナ205等から保守管理側100へ通知されたカウンタ情報に基づいてポイントバンクシステム110で算出されたポイント、及びサプライ商品206の購入・利用に基づいて付与されたポイントは、ディジタル複合機204へ送信され、格納しているポイント情報におけるポイント値に加算される。この際、管理システム111からディジタル複合機204へポイントを送信する時間帯は、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)が比較的混雑していない時間帯とするとよい。
【0230】
また、ディジタル複合機204において提供されるサービスの候補を管理するために、保守管理側100におけるサービスデータベース123に格納されている内容も、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)を介してディジタル複合機204へ送信される。この際、管理システム111からディジタル複合機204へサービスデータベース123の内容を送信する処理は、提供するサービス内容を変更した場合に実行されるとよい。更に、送信する時間帯は、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)が比較的混雑していない時間帯とするとよい。
【0231】
また、ディジタル複合機204は、自己が搭載する機能が使用される度に、自己の内部又は外部の記憶装置に格納しているパラメータに基づいてポイントを算出し、これをポイント情報におけるポイント値に加算する。更に、ディジタル複合機204で管理されているポイント情報をポイントバンクシステム110へ送信し、ポイントバンクシステム110でも管理するよう構成するとよい。
【0232】
即ち、本実施形態による処理は、保守管理側100におけるポイントバンクシステム110が、第1の実施形態と同様に、ユーザ側200に設けられた各機器から通知されたカウンタ情報に基づいて、ポイント情報(ポイント残高)を算出し、これをユーザ情報データベース121に格納する。また、ポイントバンクシステム110(管理システム111)は、上記のように算出して得られたポイント情報を、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20等)を介してユーザ側200の機器に送信する。但し、この送信先となる機器は、予めユーザ又は保守管理側100により指定されているものであり、上記のように、自己のカウンタ情報に基づいてポイントを算出する手段を実現できる(このプログラムを実行できる)機器である。
【0233】
また、上記のようにポイント情報が通知された機器では、自己の内部又は外部における記憶装置において管理しているユーザ側200のポイント情報を、受信したポイント情報で更新する。その後、この機器は、ユーザによる使用に応じて生成したカウンタ情報を、所定のパラメータに基づいてポイントに換算し、これをポイント情報におけるポイント残高に加算する。
【0234】
また、このポイント残高が、所定の値(上記の記憶装置において管理しているサービスにおける必要ポイント)に達した場合に、この機器は、図10のステップS123及びステップS124の動作と同様の動作により、サービス利用画面を作成し、これを記憶装置等に格納する。また、この格納されたサービス利用画面は、必要に応じてディスプレイ等に表示される。
【0235】
即ち、本実施形態によるディジタル複合機204は、例えば上記のように管理しているポイントの残高が所定のポイントに達したこと等をトリガとして、サービス利用画面を作成し、これを記憶装置に格納する。但し、上記の所定のポイント値は、ディジタル複合機204において管理されているサービスに対する必要ポイントとする。
【0236】
また、この動作の詳細は、第1の実施形態による管理システム111の動作の一部又は全部をディジタル複合機204において実行するよう構成することにより実現できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0237】
このように構成することで、ディジタル複合機204において所定のポイントに達した時点で、ユーザは所望するサービスを利用することが可能となる。即ち、第1の実施形態では、ポイントバンクシステム110において管理しているポイント値が所定のポイントとなるまで、特定のサービスを利用することができなかったが、本実施形態では、ディジタル複合機204において管理しているポイントが所定のポイントとなった時点で、特定のサービスを利用することが可能となるため、ユーザへより迅速にサービスを提供することが可能となる。更に、本実施形態では、第1の実施形態によるサービスソフトウェアを利用する場合、ネットワーク(インターネット10又は公衆回線20)を介してディジタル複合機204がポイントバンクシステム110と通信を行う必要がないため、ユーザ側200又は保守管理側100が負担する通信回線料等を削減することが可能となる。
【0238】
更に、本実施形態におけるディジタル複合機204において管理されているポイント残高がある一定の値に達した場合、これをディスプレイ等に表示し、また、新たに利用可能となったサービスが存在する場合、これを同様にディスプレイ等に表示するよう構成するとよい。
【0239】
但し、以上の説明では、ユーザ側200の機器としてディジタル複合機204を用いた場合を例に挙げたが、本実施形態ではこれに限定されず、本実施形態による動作や処理等を実行可能な機器であれば、如何なる機器であってよい。
【0240】
また、この他の構成及び動作等に関しては、第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0241】
〔第3の実施形態〕
また、本実施形態において、コピーカード等を用いてカウンタ情報を管理する場合の例について説明する。
【0242】
本実施形態では、部署毎又は個人(コピーカード)毎又は機器毎にポイントを管理することが可能となる。即ち、契約した全ての機器におけるカウンタ情報を統合してポイントを算出するか、コピーカード毎にカウンタ情報を管理して、コピーカード毎のポイントを算出するか、機器毎にカウンタ情報を管理して、機器毎のポイントを算出するか、をユーザが選択できるよう構成される。この場合、カウンタ情報には、第1の実施形態で例示した情報の他に、コピーカードを識別するためのカードIDも含まれる。
【0243】
また、ユーザ情報データベース121に格納される項目としても、このカードIDの項目(カードID群)が追加され、且つ、契約内容には、上記の何れの方法でポイントを算出するかの選択が含まれる。これは、契約時又はその後の契約内容の変更において指定されるものとする。
【0244】
従って、ポイントバンクシステム110において管理されるポイント情報は、上記の契約内容に基づいて、統合したものであったり、コピーカード毎であったり、機器毎であったりする。
【0245】
また、提供されるサービス利用画面も、共通のものであったり、機器毎又はコピーカード毎に作成されたものであったりする。但し、コピーカード毎にサービス利用画面が作成された場合でも、同一のユーザに対するサービス利用画面であれば、その全てを各機器において格納するよう構成するとよい。これに対して、機器毎にサービス利用画面を作成した場合、対応する機器にのみがサービス利用画面を格納するよう構成するとよい。
【0246】
更に、本実施形態において、コピーカード毎にポイントを管理する場合は、このコピーカードを用いて各機器において自己のポイント残高やサービス利用画面等を確認・利用できるよう構成するとよい。
【0247】
また、本実施形態では、コピーカード毎の管理について説明したが、本実施形態ではこれに限定されず、個人や部署等、所定の分類を区別することを可能にするものであれば、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能である。
【0248】
〔第4の実施形態〕
また、従来、保守管理の対象としない機器又は機能、例えばプリンタやファクシミリ装置又はこれらの機能等の使用回数をポイント算出の対象とする場合を、これらの機器を保守管理の対象とする契約が締結された場合のみとするよう構成することも可能である。
【0249】
これにより、本実施形態では、保守管理側100がコピー機201やディジタル複合機204に対する保守管理料だけでなく、プリンタ202やファクシミリ装置203に対する保守管理料も収入源とすることが可能となり、且つ、ユーザに対して提供するサービスにおいて、無料化する又は割り引く代金をコピー代金やサプライ商品のみでなく、プリント代金やファクシミリ受信代金とすることが可能となる。
【0250】
これにより、本実施形態では、ユーザが各機器の利用に応じた額のみを保守管理側100へ支払えばよく、また、保守管理側100が各機器に対するサポート等のサービスをより充実したものとすることが可能となる。
【0251】
但し、この契約に含ませる機器は、ユーザが任意に選択できるよう構成するとよい。更に、プリンタやファクシミリ装置に対する保守管理料としては、プリント枚数やファクシミリ送信・受信枚数に応じて所定の額を請求するよう構成しても、契約加入時、又は所定の期間毎に一定額を支払うよう構成してもよい。
【0252】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1記載の発明によれば、個々のユーザに見合ったサービスを提供することが可能となる。即ち、ユーザ側に設置した機器の使用回数に基づいて、サービスを利用するにあたり必要となるポイントを付与するため、使用回数が多いユーザに対して、多く又は高いサービスを提供することが可能となる。また、機器を提供する保守管理側にとっては、機器の導入台数及び機器の使用回数の増加を見込めるため、利益の向上を期待することが可能となる。
【0253】
更に、請求項2記載の発明によれば、より詳細にユーザ毎に見合ったサービスを提供することが可能となる。即ち、同一のユーザにおいて、より多く使用した個人又は部署に対して、より多く又は高いサービスを提供することが可能となる。
【0254】
また、請求項3記載の発明によれば、蓄積されたポイントをユーザ側の機器において使用して、サービスを利用することが可能となり、容易にサービスを利用できる環境をユーザへ提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0255】
また、請求項4記載の発明によれば、ユーザ側の機器において蓄積されたポイントの残高を確認することが可能となり、ユーザの機器使用意欲を促進することが可能となる。
【0256】
また、請求項5記載の発明によれば、蓄積されたポイントをユーザ側の機器において使用して、サービスを利用することが可能となり、容易にサービスを利用できる環境をユーザへ提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0257】
また、請求項6記載の発明によれば、ユーザ側の機器においてポイントの残高を管理するため、ポイントの残高が所定の値となった時点で、迅速にユーザにサービスを提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0258】
更に、請求項7記載の発明によれば、ユーザ側の機器において蓄積されているポイントに基づいて、迅速にサービスを利用することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0259】
また、請求項8記載の発明によれば、機器使用により使用料が発生することを無効とするサービスを提供することが可能となる。
【0260】
また、請求項9記載の発明によれば、ユーザ側における任意の端末から、自己のポイント残高を確認することが可能とななり、ユーザの機器使用意欲を促進することが可能となる。
【0261】
また、請求項10記載の発明によれば、ユーザ側における任意の端末から自己のポイント残高に基づいてサービスを利用することが可能となり、ユーザに適した形でサービスを利用する環境を提供することが可能となる。
【0262】
また、請求項11記載の発明によれば、個々のユーザに見合ったサービスを提供することが可能となる。即ち、ユーザ側に設置した機器の使用回数に基づいて、サービスを利用するにあたり必要となるポイントを付与するため、使用回数が多いユーザに対して、多く又は高いサービスを提供することが可能となる。また、機器を提供する保守管理側にとっては、機器の導入台数及び機器の使用回数の増加を見込めるため、利益の向上を期待することが可能となる。
【0263】
更に、請求項12記載の発明によれば、使用された機器や機能、及び契約した機器の台数に基づいて、ユーザ毎に的確なサービスを提供・利用することが可能となる。
【0264】
更に、請求項13記載の発明によれば、新たに機器を導入又は機器を入れ換えたユーザに対して多く又は高いサービスを提供することが可能となり、機器の導入率を高めることが可能となる。また、ユーザ側へ、新規導入や機器入れ換えに見合ったサービスを提供することが可能となる。
【0265】
更に、請求項14記載の発明によれば、機器を入れ換えたユーザに対して多く又は高いサービスを提供することが可能となり、機器の入れ換えサイクルが、保守管理側が所望する期間に近づくようにすることが可能となる。また、ユーザ側へ、機器入れ換え時期に見合ったサービスを提供することが可能となる。
【0266】
更に、請求項15記載の発明によれば、機器の使用や機器の新規導入又は入れ換えの他に、保守管理側から提供される消耗品や有償の保守点検や修理等の購入や利用に対しても、ポイント加算の対象とすることが可能となり、より多くの購入や利用を考慮してサービスを提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、これらの販売や利用率の増加を見込め、利益の向上を期待することが可能となる。
【0267】
また、請求項16記載の発明によれば、蓄積されたポイントに基づいたサービスを提供することが可能となり、保守管理側から提供する機器の普及率及び使用率の増加が期待できる。また、ユーザにとっては、保守管理側から導入した機器及びこの機器の使用に応じたサービスを提供することが可能となため、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となり、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0268】
また、請求項17記載の発明によれば、ユーザ側の機器においてポイントの残高を管理するため、ポイントの残高が所定の値となった時点で、迅速にユーザにサービスを提供することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0269】
更に、請求項18記載の発明によれば、ユーザ側の機器において蓄積されているポイントに基づいて、迅速にサービスを利用することが可能となる。また、保守管理側にとっては、本発明により提供されるサービスの利用価値を高めることが可能となるため、本発明によるサービスに加入するユーザの増加を期待することが可能となる。
【0270】
また、請求項19記載の発明によれば、機器使用により使用料が発生することを無効とするサービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるサービスを説明するための図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるシステム構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるユーザ情報データベース121のデータ構造例を示すテーブルである。
【図4】本発明の第1の実施形態によるカウンタ情報データベース122のデータ構造例を示すテーブルである。
【図5】本発明の第1の実施形態によるサービスデータベース123のデータ構造例を示すテーブルである。
【図6】本発明の第1の実施形態による機器情報データベース124のデータ構造例を示すテーブルである。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるカウンタ情報収集工程において実行される動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態におけるポイント蓄積工程において実行される動作の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施形態によるサービス利用画面例を示す図であり、(a)は利用可能サービス一覧画面の例を示す図であり、(b)は選択サービス説明画面の例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態におけるサービス利用画面提供工程において実行される動作の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施形態におけるサービス提供工程において実行される動作の一例であり、ユーザ側200に設置された機器からサービスを利用する際の動作の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施形態におけるサービス提供工程において実行される動作の一例であり、ユーザ側200の任意のユーザ端末210からサービスを利用する際の動作の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施形態によるサービスの流れの一例を示すブロック図である。
【図14】本発明の第1の実施形態によるサービス利用画面例の他の例であり、(a)はサービス種類一覧画面の例を示す図であり、(b)は種類毎提供可能サービス一覧画面の例を示す図である。
【符号の説明】
10 インターネット
20 公衆回線
100 保守管理側
101 管理側端末
110 ポイントバンクシステム
111 管理システム
121 ユーザ情報データベース
122 カウンタ情報データベース
123 サービスデータベース
124 機器情報データベース
200 ユーザ側
201 コピー機
202 プリンタ
203 ファクシミリ装置
204 ディジタル複合機
205 スキャナ
206 サプライ商品
210 ユーザ端末

Claims (17)

  1. ユーザ側に設けられた1又は2以上の画像形成装置と、前記画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置とを有するポイントバンクシステムであって、
    前記画像形成装置は、使用回数をカウント情報として保持するカウント保持手段と、
    前記カウント情報を前記ポイント管理装置に送信するカウント送信手段とを有し、
    前記ポイント管理装置は、前記カウント情報に基づいて算出された前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを、前記画像形成装置に送信するアプリケーション送信手段を有し、
    当該画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴とする、ポイントバンクシステム。
  2. 前記ユーザ側は、一人以上の個人又は一つ以上の部署を有し、
    前記ポイント管理装置は、前記個人又は前記部署ごとに前記ポイントを算出することを特徴とする、請求項1記載のポイントバンクシステム。
  3. 前記ポイント管理装置に蓄積されているポイントに基づいて提供するサービスの候補であるサービス候補、前記ポイント管理装置が決定する提供サービス候補決定手段と、
    前記サービス候補に基づいて、前記ポイント管理装置が前記サービスを利用させるためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成手段と、
    前記サービス利用画面作成手段により決定された前記サービス利用画面を、前記ポイント管理装置がネットワークを介して前記画像形成装置へ送信するサービス利用画面送信手段と、を有し、
    前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置により前記サービス利用画面に基づいて選択されたサービスを提供することを特徴とする、請求項1又は2記載のポイントバンクシステム。
  4. 前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置ごとに前記サービス利用画面が表示可能であるか否かの情報を有し、
    前記サービス利用画面送信手段は、前記サービス利用画面が表示可能な前記画像形成装置に対し送信されることを特徴とする、請求項3記載のポイントバンクシステム。
  5. ユーザ側に設けられた1又は2以上の画像形成装置と、前記画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置とを有するポイントバンクシステムにおける前記画像形成装置であって、
    前記使用回数をカウント情報として保持するカウント保持手段と、
    前記カウント情報を前記ポイント管理装置に送信するカウント送信手段と、
    前記ポイント管理装置から、当該ポイント管理装置が管理する管理ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを受信するアプリケーション受信手段とを有し、
    前記ポイント管理装置は、前記カウント情報と、当該画像形成装置のユーザと同一ユーザの他の画像形成装置から送信されたカウント情報とに基づいて前記管理ポイントを算出し、
    前記画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、
    又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記ポイント管理装置から受信した、前記ポイントに基づいたサービスの一覧であるサービス利用画面を表示するサービス利用画面表示手段を有し、
    前記サービス利用画面表示手段は、前記カウント情報に基づいて算出された前記ポイントに基づいて、前記画像形成装置において利用可能な前記サービスを表示し、
    当該画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴とする、請求項5記載の画像形成装置。
  7. ユーザ側に設けられた他の画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置に接続された画像形成装置であって、
    使用回数をカウント情報として保持するカウント保持手段と、
    前記ポイント管理装置において蓄積されている前記ポイントの残高を特定するポイント残高特定手段と、
    自己の前記カウント情報からポイントを算出する自己使用ポイント算出手段と、
    該自己使用ポイント算出手段により算出された前記ポイントを、前記ポイント残高特定手段により特定された前記ポイントの残高に加算する自己使用ポイント加算手段と、
    前記ポイント管理装置から、前記自己使用ポイント加算手段により得られた前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを受信するアプリケーション受信手段とを有し、
    当該画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、
    又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記自己使用ポイント加算手段により得られた前記ポイントに基づいて、前記ポイント管理装置から提供されるサービスの候補であるサービス候補を決定する提供サービス候補決定手段と、
    前記サービス候補に基づいて、該サービスを利用するためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成手段と、
    前記サービス利用画面作成手段により作成された前記サービス利用画面を表示するサービス利用画面表示手段と、を有し、
    当該画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴とする、請求項7記載の画像形成装置。
  9. ユーザ側に設けられた1又は2以上の画像形成装置と、前記画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置とを有するポイントバンクシステムにおけるサービス提供方法であって、
    前記画像形成装置は、使用回数をカウント情報として保持するカウント保持工程と、
    前記カウント情報を前記ポイント管理装置に送信するカウント送信工程とを有し、
    前記ポイント管理装置は、前記カウント情報に基づいて算出された前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを、前記画像形成装置に送信するアプリケーション送信工程を有し、
    当該画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴とする、サービス提供方法。
  10. 前記ユーザ側は、一人以上の個人又は一つ以上の部署を有し、
    前記ポイント管理装置は、前記個人又は前記部署ごとに前記ポイントを算出することを特徴とする、請求項記載のサービス提供方法。
  11. 前記アプリケーション送信工程において、前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置毎及び/又は該画像形成装置が実行したジョブの種類毎及び/又は前記ユーザ側に設けられている前記画像形成装置の台数に基づいて、前記画像形成装置の前記カウント情報から前記ポイントを算出することを特徴とする請求項9又は10記載のサービス提供方法
  12. 前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置の使用回数に基づくポイントの算出に加えて、前記画像形成装置の新たな導入及び/又は導入済みの前記画像形成装置の入れ換えに基づいてポイントを算出することを特徴とする請求項9ないし11いずれか一項記載のサービス提供方法
  13. 入済みの前記画像形成装置を入れ換えたユーザに設定する所定のポイントは、入れ換える元の前記画像形成装置の契約年数に応じて異なる値であることを特徴とする請求項12記載のサービス提供方法
  14. 前記ポイント管理装置は、前記画像形成装置の使用回数に基づくポイントの算出に加えて、サプライ商品購入又は利用に基づいてポイントを算出することを特徴とする請求項9ないし11いずれか一項記載のサービス提供方法
  15. 前記ポイント管理装置に蓄積されているポイントに基づいて、提供するサービスの候補であるサービス候補を前記ポイント管理装置が決定する提供サービス候補決定工程と、
    記サービス候補に基づいて、前記ポイント管理装置が前記サービスを利用させるためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成工程と、
    前記サービス利用画面作成工程において作成された前記サービス利用画面を、前記ポイント管理装置がネットワークを介して前記画像形成装置へ送信するサービス利用画面送信工程と、を有し、
    当該画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴とする、請求項9ないし14いずれか一項記載のサービス提供方法。
  16. ユーザ側に設けられた他の画像形成装置の使用回数に基づいて算出されたポイントを管理するポイント管理装置に接続された画像形成装置におけるサービス提供プログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    使用回数をカウント情報として保持するカウント保持処理と、
    前記ポイント管理装置において蓄積されている前記ポイントの残高を特定するポイント残高特定処理と、
    自己の前記カウント情報からポイントを算出する自己使用ポイント算出処理と、
    該自己使用ポイント算出処理により算出された前記ポイントを、前記ポイント残高特定処理により特定された前記ポイントの残高に加算する自己使用ポイント加算処理と、
    前記ポイント管理装置から、前記自己使用ポイント加算処理により得られた前記ポイントに応じたサービスを提供するアプリケーションを受信するアプリケーション受信処理とを実行させ、
    前記画像形成装置に搭載された前記アプリケーションは、所定の使用回数分前記カウント情報を無効とし、
    又は所定の使用回数分前記カウント情報をインクリメントしないことを特徴とする、サービス提供プログラム。
  17. 前記画像形成装置に、
    前記自己使用ポイント加算手段により得られた前記ポイントに基づいて、前記ポイント管理装置から提供されるサービスの候補を決定する提供サービス候補決定処理と、
    前記提供サービス候補決定処理により決定された前記サービスに基づいて、該サービスを利用するためのサービス利用画面を作成するサービス利用画面作成処理と、
    前記サービス利用画面作成処理により作成された前記サービス利用画面を表示するサービス利用画面表示処理と、を実行させ、
    前記画像形成装置は、前記サービス利用画面に基づいて選択したサービスを受けることを特徴とする、請求項16記載のサービス提供プログラム。
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