JP2019016013A - データ出力サービスシステムおよびサーバー - Google Patents

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光一 村上
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Abstract

【課題】プリントやコピー等データ出力のサービスにおいて出力を得る者と別の者が課金に対する支払いを行う。【解決手段】データ取扱装置からデータを取得して出力する画像形成装置を含んでなるデータ出力サービスシステムであって、データの登録、データの出力を実行すべき受領者、データの出力に係る出力設定およびデータの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、取得されたデータを受領者の情報、出力設定および仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、格納されたデータの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、認証データを用いたデータの出力操作を受付ける出力処理部と、データの出力に応じて仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、出力設定は受領者が変更可能であり、課金処理部は、変更されたデータの出力に基づいて仮払いを精算する。【選択図】図2

Description

この発明は、データ出力サービスシステムおよびサーバーに関し、より詳細には画像形成装置を用いて印刷等のデータ出力サービスを提供するシステムおよびサーバーに関する。
コンビニエンスストア等で、不特定多数の人にプリントやコピー等のデータ出力サービスを提供することを前提として、利用者がプリントやコピー等を行う度に課金を行う画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置は、サービスを提供する側および利用者の納得が得られ易い判り易い体系の課金を行うこと、および、課金に対する簡便な支払いの手順が望まれている。
これに関して、例えば、1枚以上の原稿画像の印刷を行う際、印刷に先立って印刷の対象となる原稿の画像を確定し、当該印刷に係る総料金の課金を行うことでコピー機の不正利用を防止しつつ、複数枚に亘る場合であって利用者の負担増を招くことなく課金を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−48338号公報
上述のものを含めて、プリントやコピー等の印刷出力を得るサービス利用者が課金に対する支払いを行うのが通常である。
しかし、印刷出力を得る者以外の第三者が課金に対する支払いを行いたい場合がある。例えば、プリントやコピーのサービスを利用して特定の誰かに印刷出力を贈りたいケースである。その場合、印刷出力を得る者が支払いをするのではなく、印刷出力を贈るものが支払いを行えれば便宜である。
しかし、支払いを行う者と印刷出力を行う者とが同一でない場合、考慮すべき事がいくつかある。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、プリントやコピー等データ出力のサービスにおいて、出力を得る者と別の者が課金に対する支払いを行っても公平で円滑な取引が実現可能な仕組みを提供するものである。
この発明は、出力されるべきデータを生成または格納するデータ取扱装置から前記データを取得して出力する画像形成装置を含んでなるデータ出力サービスシステムであって、前記データの登録、前記データの出力を実行すべき受領者、前記データの出力に係る出力設定および前記データの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、前記データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、取得された前記データを前記受領者の情報、前記出力設定および前記仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、格納された前記データの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、前記認証データを用いた前記データの出力操作を受付ける出力処理部と、前記データの出力に応じて前記仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うデータ出力サービスシステムを提供する。
また異なる観点からこの発明は、出力されるべきデータを生成または格納するデータ取扱装置および前記データを出力する画像形成装置と通信可能に接続され、前記データの登録、前記データの出力を実行すべき受領者、前記データの出力に係る出力設定および前記データの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、前記データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、取得された前記データを前記受領者の情報、前記出力設定および前記仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、格納された前記データの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、前記認証データを用いた前記データの出力操作を受け付ける出力処理部と、前記データの出力に応じて仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うサーバーを提供する。
この発明によるデータ出力サービスシステムにおいて、前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うので、データ出力のサービスにおいて出力を得る者と別の者が課金に対する支払いを行っても公平で円滑な取引が実現できる。
前記サーバーも同様の作用効果を奏する。
この実施形態に係るデータ出力サービスの手順を示す説明図である。 この実施形態によるデータ出力サービスのハードウェア構成の一例を示す説明図である。(実施の形態1) この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第1の説明図である。 この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第2の説明図である。 この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第3の説明図である。 この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第4の説明図である。 この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第5の説明図である。 この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第6の説明図である。 この実施形態において登録者が実行する操作の手順の一例を示す第7の説明図である。 この実施形態において受領者に送付される通知の一例を示す第2の説明図である。 この実施形態においてデジタル複合機の操作部に表示される操作画面の一例を示す説明図である。 この実施形態において印刷条件を確認および選択する画面の一例を示す説明図である。 この実施形態において不足額を精算する画面の一例を示す説明図である。 この実施形態において印刷出力が行われた旨の登録者への通知の一例を示す説明図である。 この実施形態においてサービスの利用履歴を表示する画面の一例を示す説明図である。 この実施形態において決済額と印刷出力の料金とに差額が生じた場合、登録者に送付されるメッセージの一例を示す説明図である。 この実施形態において印刷出力の料金が決済額よりも不足した場合、登録者に送付されるメッセージの一例を示す説明図である。 この実施形態において、データ出力サービスの期限が張架した場合、登録者に送付されるメッセージの一例を示す説明図である。 この実施形態によるデータ出力サービスのハードウェア構成の一例を示す説明図である。(実施の形態2) この実施形態によるデータ出力サービスのハードウェア構成の一例を示す説明図である。(実施の形態3) この実施形態によるデータの登録および出力の手順を示す説明図である。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施の形態1)
この実施形態では、データの出力を得る者と別の者が課金に対する支払いを行う具体的な一例を述べる。ここでは、子供の写真を撮った母親が、遠く離れた実家の祖父母に子供(祖父母の孫)の写真を送るものとする。それを実現する手段として、実家に近いコンビニエンスストアに設置されたデジタル複合機から写真アルバムを印刷出力するデータ出力サービスが提供される。
この実施形態において、写真アルバムを得る受け手、即ち受領者は実家の祖父母であるが、課金に対する支払いを行う者は、子供の母親である。このように、データの出力を得る者と別の者が課金に対する支払いを行うサービスの利用形態を以下、プレゼント課金ともいう。
≪サービスの概要≫
図1は、この実施形態に係るデータ出力サービスの手順を示す説明図である。
図1に示すように、母親は、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの情報処理装置11bを用いて、サービスを提供する者が予め用意したウェブサイト(以下、サービスサイトともいう)にログインし、祖父母に贈りたい孫の写真を、印刷条件と共に仮登録する(図1のSTEP1参照)。印刷条件と共に登録された写真(画像コンテンツ)は、サービス提供者が予め用意したネットワーク・プリントサーバー13bに格納される(図1のSTEP2参照)。前記サービスサイトを提供するウェブサーバー13aは、ネットワーク・プリントサーバー13bにアップロードされた写真およびそれに付加された印刷条件に基づいて課金額を算出し、仮登録の操作を行ったサービスサイト上に決済額として表示する。写真を贈る母親(登録者)は、決済額が表示されたサービスサイト上で決済処理を行う(図1のSTEP3参照)。
決済が完了したら、ウェブサーバー13aは、決済情報をネットワーク・プリントサーバー13bに提供する。ネットワーク・プリントサーバー13bは、仮登録の状態にある写真および印刷条件にその決済情報を付加して格納し、本登録の状態にする。そして、本登録されたコンテンツを識別する登録情報(IDコード)を生成して、ウェブサーバー13aに送る。ウェブサーバー13aは、生成された登録情報をサービスサイト上に提示する。登録情報は、例えば複数の文字列からなる。なお、決済が完了しない場合は登録情報を提示せずに仮登録の状態にある写真を削除する。
登録者である母親は、サービスサイトに提示された登録情報を、贈り先の祖父母に電子メール、ファクシミリあるいは電話等の手段で通知する(図1のSTEP4参照)。
なお、前記STEP4における祖父母への通知は、登録者が自ら行ってもよいが、サービス提供者が行ってもよい。サービス提供者が通知する場合は、ウェブサーバー上で受領者である祖父母への通知先のメールアドレスまたはファクシミリ番号等を登録させるとよい。ウェブサーバー13aは、登録された通知先へ電子メールやファクシミリ等で通知を送る。
通知を受けた祖父母は、通知に従い印刷出力可能な機器が設置されている場所、例えば近くのコンビニエンスストアに行って登録された画像を印刷する(図1のSTEP5参照)。なお、通知は印刷出力すべき機器の場所が具体的に指定されてもよいが、印刷出力可能な機器を唯一つに限定せず、複数の機器の一覧を参照あるいは検索できるようにしてもよい。受領者は、都合のよい機器を選んでその機器が設置された場所へ行き、印刷出力を得る。
印刷の際、受領者の祖父母は通知に含まれた登録情報をデジタル複合機の操作画面を用いて入力する。登録情報が入力されたデジタル複合機は、それに応答して前記プリントサーバーにネットワークを介してアクセスし、登録情報に基づき特定される画像コンテンツ(写真)を付加された印刷条件および課金情報と共に取得する。そして、取得した写真のデータを印刷条件に従って印刷する。
印刷に係る課金は、前述のSTEP3で決済が完了しているので、受領者の祖父母は原則として支払いを行う必要がない。
以上が、この実施形態に係るサービスの基本的な流れである。
≪サービスの提供に係るハードウェア≫
上述のサービスを実現するハードウェアの構成例を述べる。
図2は、この実施形態によるデータ出力サービスを実現するハードウェア構成の一例を示す説明図である。
この実施の形態では、データ取扱装置としての情報処理装置11b、画像形成装置としての1以上のデジタル複合機17、ウェブサーバー13aおよびネットワーク・プリントサーバー13bとから構成される態様について述べる。
登録者が使用する情報処理装置11bは、サービスサイトを提供するウェブサーバー13aおよびネットワーク・プリントサーバー13bとネットワーク19を介して通信可能に接続されている。情報処理装置11bの具体例は、スマートフォン、タブレット端末あるいはパーソナルコンピュータである。
印刷出力を行うデジタル複合機17は、ウェブサーバー13aおよびネットワーク・プリントサーバー13bとネットワーク19を介して通信可能に接続されている。ただし、情報処理装置11bとデジタル複合機17とは、通信可能に接続される必要はない。
図2において、情報処理装置11bは、例えば登録者が所有しており、登録したいデータが格納されたUSBメモリである。
デジタル複合機17は、例えばコンビニエンスストアに設置されており、プリントサービスやコピーサービスを行うものである。デジタル複合機は、操作部17a、画像読取部17b、画像処理部17c、画像形成部17d、画像出力部17fおよび通信部17gを備える。
操作部17aは、例えば表示装置とタッチパネルを有しており、ユーザーの操作を受付ける機構および回路である。画像読取部17bは、例えば原稿送り装置とスキャナを有しており、原稿の画像を読み取る機構および回路である。画像処理部17cは、画像読取部17bが読み取った原稿の画像の調整、変換、編集や通信部17gを介して受信した印刷データのレンダリング、ラスタライズ等の処理を行う回路である。画像形成部17dは、画像のデータを印刷シート上に可視像化する機構および回路である。画像出力部17fは、通信部17gを介して外部の機器へ画像データを送る回路である。通信部17gは、デジタル複合機17が外部の機器とネットワークを介して通信を行うための通信インターフェイス回路である。
制御部18は、デジタル複合機17を構成する各部の機構や回路の動作を制御するCPUを中心とする回路である。
ウェブサーバー13aは、サーバー制御部41a、サーバー記憶部43aおよびサーバー通信部45aを備える。サーバー制御部41aは、CPUを中心として周辺回路を含む回路である。サーバー記憶部43aは、DRAM、ハードディスク装置等の不揮発性メモリ等で構成される記憶装置である。サーバー通信部45aは、外部の機器とやりとりするための通信インターフェイス回路である。
サーバー制御部41aは、サーバー記憶部43aに予め格納されたプログラムを実行することによって登録処理部21、課金処理部31および認証データ生成部27の機能を提供する。
ネットワーク・プリントサーバー13bは、サーバー制御部41b、サーバー記憶部43bおよびサーバー通信部45bを備える。サーバー制御部41bは、CPUを中心として周辺回路を含む回路である。サーバー記憶部43bは、DRAM、ハードディスク装置等の不揮発性メモリ等で構成される記憶装置である。サーバー通信部45bは、外部の機器とやりとりするための通信インターフェイス回路である。
サーバー制御部41bは、サーバー記憶部43bに予め格納されたプログラムを実行することによってデータ取得部23および出力処理部29の機能を提供する。サーバー記憶部43bは、データ格納部25として出力すべきデータを格納する記憶領域を含む。
なお、登録処理部21、データ取得部23、認証データ生成部27、出力処理部29および課金処理部31の所在は一例である。それぞれ、ウェブサーバー13aとネットワーク・プリントサーバー13bのどちらにあってもよいし、一部の機能がウェブサーバー13aにあって残りの機能がネットワーク・プリントサーバー13bにあって両方に分散して存在してもよい。さらに、一部の機能がデジタル複合機17に存在してもよい。
≪登録時の操作UI≫
図3A〜図3Gは、この実施形態において登録者として母親が実行する操作の手順の一例を示す説明図である。
図に沿って登録者の操作手順とその操作に係るUI(ユーザ・インタフェイス)を説明する。
登録者は、印刷すべきコンテンツの登録の操作を実行すべく、サービス提供者が提供するサービスにログインする。この実施形態で、登録者がログインするサービスは、ウェブサイト(サービスサイト)として提供され、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の情報処理装置11bからアクセス可能なものとする。サービスサイトは、ウェブサーバー13aによって管理されている。
なお、登録者は予めサービスへの会員登録を完了しており、サービスの利用に用いるルグイン名とパスワードが指定されているものとする。
図3Aは、この実施形態において情報処理装置11bが有する表示部に表示されるログイン操作画面の一例を示す説明図である。ここでは、情報処理装置11bとして登録者が所有するスマートフォンでサービスサイトにアクセスしているものとする。
図3Aのログイン画面で登録者が、指定された「ログイン名(メールアドレス)」と「パスワード」をそれぞれ入力し、「ログイン」ボタンをタップすると、それに応答して登録処理部21としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、サービスサイトへのログインを処理する。即ち、サービスサイトを提供するネットワーク上のウェブサーバー13aのCPUが、サービスサイトに対する登録者の操作を受付けてログイン認証を行う。
ログイン後、ウェブサーバー13aのCPUは、受付けた操作に応じてサービスサイトの表示を更新したり選択されたファイルのデータを取得したりする処理を実行する。
ログイン後、登録者はサービスサイトに設けられた「ファイルの登録」画面で受領者である祖父母に贈りたいコンテンツを登録する。登録可能なコンテンツは画像に限られず、印刷可能な内容のデータであればよいが、この実施形態では上述のように子供の写真を贈るものとする。
図3Bは、この実施形態において登録するデータを選択する画面の説明図である。登録者は、図3Bの「選択」ボタンをタップして表示されるファイルの一覧(図3Bには不図示)から意図するデータを選択する。あるいはファイルの一覧を別途表示させておき、図3Bに示す画面の領域へ意図するファイルをドラッグ・アンド・ドロップする。これらの操作によって、選択されたファイル、即ち、ネットワーク・プリントサーバー13bにアップロードすべきデータが特定される。1以上のファイルが選択可能である。
登録者が「このファイルを登録」ボタンを押すか、ファイルをドラッグ・アンド・ドロップする操作に応答して、登録処理部21としてのウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、対象のデータを印刷の対象として確定する。そして、サービスサイトに印刷条件の設定を受け付ける画面を表示させる。図3Cに示すように、印刷条件の設定画面は、サービスの登録名、出力すべき用紙のサイズ、カラーまたは白黒の選択、支払方法、決済方法の設定を受け付ける。なお、この実施形態では設定項目がグレイアウトされているが、選択したデータが複数ページを含む場合、印刷出力すべきページ範囲を設定できる。
さらに、「自分以外にもファイル登録完了メールを送る」か否か、ここで設定した内容を印刷時に変更可能とするか否かをチェックボックスにより設定できる。
図3Cに示す例では、「登録名」に「家族旅行」を入力し、「用紙サイズ」に「2L判」を設定し、カラー印刷を選択している。
支払方法および決済方法については、初期設定の「印刷時に支払う」が共に表示されているが、右隣の[変更...]を登録者がタップすると、図3Dに示すように他の選択肢が表示される。
支払い方法については、初期設定の「印刷時に支払う」の他に「ファイル登録時に支払う」、「印刷した枚数だけ後で支払う」が選択できる。
「印刷時に支払う」は、印刷すべきコンテンツのみ先に登録しておき支払いは通常通り印刷を実行する際に先払いで行う選択肢である。通常の支払い方法といえる。
この実施形態において、登録者は「ファイル登録時に支払う」を選択してプレゼント課金を実施する。この選択肢の場合は、登録者が登録の時点で支払いを行うことになる。
「印刷した枚数だけ後で支払う」の選択肢は、データを登録する度に料金を支払うのではなく、例えば一月毎にその月の使用量に応じた金額をまとめて支払う支払い形態に対応する。この支払い方法は、予め使用者との間で支払いの契約をしている場合に有効になる。
また、決済方法については、この実施形態のサービスが対応している決済手段が一覧表示される。この実施形態では、スマートフォンの料金に含めて支払う方法の他、クレジットカード、デビットカード、電子マネーおよびサービスポイントでの支払いが選択できる。サービスポイントについては、現在利用可能なポイント数が表示される。また、サービスポイントについては他の決済方法と併用可能である。
この実施形態において、登録者は「クレジットカード」を選択している。
図3Dの画面の右下の[OK]を登録者がタップすると、サービスサイトは図3Cの画面に戻り、選択した内容に更新される。
また、図3Cの画面で「自分以外にもファイル登録完了メールを送る」の右隣の[詳細...]を登録者がタップすると、図3Eに示すように他の通知先(図3Cの場合はメールアドレス)を入力する画面が表示される。他の通知先は、例えば登録者が複数のメールアドレスを使用する場合にそれぞれの通知先を登録してもよい。
あるいは、登録者が自ら受領者に連絡するのではなく、サービス提供者から通知が送られるようにする場合に用いることができる。登録者が同一のコンテンツを複数の受領者にプレゼントしたい場合のために、複数の通知先が入力可能である。この実施形態では、父方の祖父母と母方の祖父母、合計2つの受領者があり、登録者はそれぞれの受領者を通知先として登録するものとする。
図3Eに示す画面の右下隅には、登録された通知先の数に応じた印刷部数が修正可能に表示されている。例えば、父方と母方の実家の祖父および祖母のそれぞれに通知を送りたい場合は、合計4つのメールアドレスを入力することになる。従って、印刷見込み部数の初期値として4が表示される。しかし、それぞれの祖父母に1部ずつ贈りたいのであれば、印刷見込み部数を2に変更すればよい。
なお、図3Eには図示していないが、通知を受け印刷出力を行うことを想定した主たる通知先と、単に知らせるだけの通知先(CC、あるいはカーボンコピーの通知先)とに入力欄を分類してもよい。その場合の印刷見込み部数は主たる通知先の合計であればよく、通知の文面が両者で異なってもよい。即ち、登録情報は主たる通知先のみに送り、CCの通知先には登録情報を含まない通知が送られてもよい。
図3Eの画面の右下隅の[OK]を登録者がタップすると、サービスサイトは図3Cの画面に戻る。
図3Cの画面で登録者が「印刷時の設定変更を許可する」を選択した場合、登録者により設定された印刷条件を、印刷出力を行う際に受領者が変更したうえで印刷を行うことが許容される。
図3Cの画面の右下隅の[次へ]を登録者がタップすると、登録処理部21および課金処理部31としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、サービスサイトに図3Fの画面をスマートフォンに表示する。
図3Fは、登録者が行った設定を表示して登録者の確認を得る画面である。また、設定内容に基づく課金額を算出して表示し登録者が決済を行う画面である。
図3Fに示すように、最終確認画面には設定された登録名、用紙サイズ、カラーと白黒の選択、印刷すべきページ範囲、印刷時の設定変更を許可するか否か、支払方法、決済方法および印刷見込み部数が表示される。
さらに、決済すべき金額の計算結果が表示される。
図3Fの画面右下の[戻って修正する]を登録者がタップすると、その操作に応答して登録処理部21としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、サービスサイトに図3Cの画面を設定された内容と共に表示させる。登録者は、その画面で設定をやり直すことができる。
一方、図3Fの画面右下の[確定する]を登録者がタップすると、課金処理部31としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、選択された決済方法で決済の処理を実行する。
この実施形態においては、図3Dでクレジットカードの決済が選択されているので、サービスサイトはクレジットの決済を処理するウェブサイトに移行する。その決済サイトで決済が完了すると、登録処理部21および課金処理部31としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aはサービスサイトの画面を、図3Gに示す登録完了を知らせる画面に切り換える。なお、何らかの理由で決済が完了しない場合、ウェブサーバー13aはその旨を知らせる画面に切り換えた後に、サービスサイトの表示を図3Cあるいは図3Dの画面に戻して、他の支払い方法あるいは決済方法を登録者が選択できるようにする。
決済が完了した場合、ウェブサーバー13aは図3Gに示す登録完了の画面を表示するが、その画面には、登録されたコンテンツに対応して認証データ生成部27としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aが生成した登録情報が出力用コードとして表示される。この出力用コードは、プレゼント課金の受領者が印刷出力を行う際に必要とされる情報である。なお、出力用コードは、ウェブサーバー13aが通信可能に接続されたネットワーク・プリントサーバー13bに生成させてもよい。
そして、図3Fで一覧表示された印刷条件、決済情報および出力用コードが、ウェブサーバー13aから情報処理装置11bへ送付される。情報処理装置11bは、ウェブサーバー13aから受信した印刷条件および決済情報を選択されたファイルのデータと共に出力用コードに紐付ける。そして、印刷条件、決済情報、出力用コードが紐付けられたファイルのデータをネットワーク・プリントサーバー13bにアップロードする。ここで、印刷条件は、登録者への通知先を含む。
データ取得部23としてネットワーク・プリントサーバー13bのサーバー制御部41bは、登録されたデータを格納するに際して、出力用コードを用いてそれに紐付けられた印刷条件、決済情報およびファイルを検索可能に格納する。格納先は、サーバー記憶部43bに含まれるデータ格納部25としての記憶領域である。
以上、登録者が登録および決済を行う際の操作手順とUIについて述べた。
≪受領者の操作UI≫
続いて、受領者である祖父母がプレゼント課金を利用した印刷出力を行う際の操作の手順とUIの例について述べる。
サービスサイトでの登録が完了すると、図3Eの画面でメールアドレスが登録された通知先に、通知が送付される。
図4Aは、受領者である祖父母に送付される通知の一例を示す説明図である。図4Aに示すように、通知には、印刷すべきデータが登録された旨の案内と共に、印刷出力に用いる登録情報(出力用コード)、無料で印刷できる旨とその印刷条件、印刷出力できる期限が記載されている。
受領者がその通知の内容に従って出力可能な機器が設置された場所(この実施形態では、最寄りのコンビニエンスストア)へ指定期限内に行き、デジタル複合機17の操作部17aを操作するものとする。デジタル複合機17は、図2に示すようにネットワーク19を介してウェブサーバー13aおよびネットワーク・プリントサーバー13bに接続されている。
受領者が、デジタル複合機17の操作部17aの画面を操作してプレゼント課金による印刷機能を選択すると、デジタル複合機17の制御部18は、出力用コードの入力を求める画面を操作部17aに表示させる。
図4Bは、デジタル複合機17の操作部17aに表示される操作画面の一例を示す説明図である。
図4Bの操作画面で、受領者が通知に含まれている出力用コードを入力し「次へ」キーをタッチすると、デジタル複合機17の制御部18は、ネットワーク19を介してネットワーク・プリントサーバー13bとやり取りする。そして、入力された出力用コードと共にデータに紐付けられデータ格納部25に格納されている印刷条件を取得して、その印刷条件を確認および変更するための画面を操作部17aに表示させる。なお、この時、印刷条件だけでなく、決済情報や対象のデータをダウンロードして印刷に備えてもよい。
図4Cは、この実施形態において印刷条件を確認および選択する画面の一例を示す説明図である。デジタル複合機17からアクセスされたネットワーク・プリントサーバー13bにあっては、出力処理部29がデジタル複合機17とのやり取りに対応して処理を実行する。
この実施形態ではデータの登録時、図3Cの画面において登録者が印刷時の設定変更を許可するように設定している。よって、図4Cの画面には、登録名とデジタル複合機17が実行可能なすべての選択肢が表示される。
即ち、図4Cに示すように、登録名として「家族旅行」が表示され、選択可能な用紙のサイズのA3、B4、A4、B5、A4(光沢紙)、L判および2L判が表示される。それらの用紙サイズのうちで、登録時に選択された用紙サイズの2L判が初期設定として表示されている。
また、初期設定の印刷枚数として1枚が設定されている。
「プリント料金」の項目には、「---円」と表示されている。即ち、決済が完了しているので受領者はプリント料金を支払う必要がないことを示している。初期設定の印刷条件が変更されない限り、受領者は印刷出力の料金を支払う必要がない。
図4Cの画面で受領者が、画面右下隅の[プリントを開始する]にタッチすると、デジタル複合機17の制御部18は、ネットワーク・プリントサーバー13bのデータ格納部25から登録されたファイルのデータをダウンロードして、設定された条件でデジタル複合機17が登録された写真を印刷する。予めファイルのデータをダウンロードしている場合は、そのデータを用いて印刷を行う。
そして、デジタル複合機17の制御部18は、印刷出力が実行されたことを知らせる通知を、印刷を実行した印刷条件および決済情報と共にネットワーク・プリントサーバー13bに送信する。出力処理部29としてネットワーク・プリントサーバー13bのサーバー制御部41bは、さらにその通知をウェブサーバー13aに送信する。なお、デジタル複合機17が直接ウェブサーバー13aに通知を送信してもよい。
通知を受けたウェブサーバー13aは、通知された印刷出力の内容を登録者に係る履歴として管理し記憶する。
また、通知を受けたネットワーク・プリントサーバー13bまたはウェブサーバー13aは、登録者に印刷出力が行われた旨を通知してもよい(図5A参照)。
登録者は、サービスサイトにログインし(図3A参照)、サービスの利用履歴を参照すると、サービスサイトの画面に登録および印刷の履歴が表示される(図5B参照)。
≪印刷条件の変更や印刷出力不実施に伴う通知と決済≫
図4Cの画面で、登録者が設定した印刷条件を受領者が変更して印刷することが起こり得る。例えば、登録者が2L判に設定した印刷条件を受領者がそれより料金の安いL判で印刷した場合である。その場合、料金の差分を何らかの形態で決済を行った登録者に返還する必要がある。
一つの態様として、決済額と印刷出力の料金と差分を、以後このサービスを利用可能なサービスポイントとして登録者に返還することが考えられる。これに限らず、電子マネーとして返還したり、登録者の預金口座に振り込んだりすることも考えられるが返還に際して手数料が発生しない手法が望ましい。手数料分だけ登録者に返還される金額が減るからである。
デジタル複合機17で印刷出力が実行されると、ネットワーク・プリントサーバー13bおよびウェブサーバー13aは、印刷出力が完了された旨の通知をデジタル複合機17から受ける。その通知には、印刷出力の結果、決済額と印刷出力の料金との差分が発生した旨の情報が含まれている。課金処理部31としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、差分が発生したことを知らせる通知を登録者に送る。
図6Aは、決済額と印刷出力の料金とに差額が生じた場合、登録者に送付されるメッセージの一例を示す説明図である。通知には、印刷出力が行われた日時、印刷出力に係る登録名、印刷出力された用紙サイズ、印刷出力に要した料金、決済額と印刷出力の料金に差異が生じた理由および印刷出力の場所が記載されている。図6Aのメッセージは、用紙サイズが変更されたために差額が生じたことを示している。登録された2L判よりも小さくて安価なL判で印刷出力が行われたための差額である。
通知を受けた登録者は、登録されたデータの印刷可能な有効期限が到来した時点で、あるいは、別途規定された期日(例えば月末締めなど)を区切りに、例えばサービスポイントの形態で決済額と印刷出力の料金との差額を受取る。なお、サービスポイントは、決済手段の一つであって、図3Dに「ポイントで支払う」で示された選択肢を選択すると、手持ちのサービスポイントで決済が可能である。課金処理部31としてウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは、差額の精算処理を行う。
一方、印刷出力の料金が、決済額を上回る場合もある。例えば、登録されたサイズよりも大きな用紙や高価な用紙を用いて印刷出力を行う場合である。
その場合、不足する印刷料金を受領者または登録者が負担することによって印刷出力の実行が可能になる。何れが不足分を支払うかは、登録者が登録時に設定できるようにしてもよい。例えば、登録時の印刷条件の設定画面(図3C参照)で「印刷時の設定変更を許可する」設定を選択した場合、決済額を超える印刷条件で印刷出力が行われた際に、不足額を登録者が負担するか、受領者が負担するかを登録者が予め設定できるようにしてもよい。さらに、不足額を負担する上限を設定できてもよい。
不足額を登録者が負担するように設定された場合、印刷出力を開始または完了する時点で、デジタル複合機17の制御部18は、ネットワーク・プリントサーバー13bを介してあるいは直接にウェブサーバー13aと通信する。ウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは課金処理部31として、登録者が設定した決済方法(この実施形態ではクレジットカード決済)に従って不足額の支払い処理を実行する。この処理は、登録時の決済処理と同様の手順であってもよい。印刷出力を開始する前に不足額の決済を行う場合、不足額の支払い処理が完了するとウェブサーバー13aがデジタル複合機17にその旨を通知する。不足額支払い完了の通知を受けたデジタル複合機17は、印刷を開始する。
不足額を登録者が負担しない設定がなされている場合がある。あるいは、不足額を登録者が負担する設定であっても受領者に不足額を負担するか否かを選択させるように設定できてもよい。それらの場合、デジタル複合機17の制御部18は、図4Cの[プリントを開始する]に代えて、[不足額を精算する]の操作ボタンを表示する。その操作ボタンがタッチされると、制御部18は図4Dに示す内容を操作画面に表示させる。登録者が負担するように設定されている場合、不足額を登録者が負担するか受領者が負担するかを受領者に選択させてもよい(図4Dの画面に不図示)。
不足額を登録者が負担しないように設定されている場合は、図4Dの画面で受領者に不足額の支払いを求める。受領者は、デジタル複合機17に設けられた図示しない硬貨投入口に現金を投入したり、電子マネーで不足額を支払ったりする。通常のプリントサービスやコピーサービスを行う際の支払いと同様である。不足額の支払い処理が完了するとデジタル複合機17は、印刷を開始する。
以上の手順を経てデジタル複合機17の制御部18は、変更された印刷条件で印刷を実行する。印刷出力が完了すると、制御部18は、印刷出力完了の通知をネットワーク・プリントサーバー13bまたはウェブサーバー13aに送る。
デジタル複合機17から印刷出力が実行された通知を受けたネットワーク・プリントサーバー13bまたはウェブサーバー13aは、印刷出力の結果、決済額と印刷出力の料金との差分が発生した旨の通知を登録者に送る。
図6Bは、印刷出力の料金が決済額よりも不足した場合、登録者に送付されるメッセージの一例を示す説明図である。図6Aと同様に、通知には印刷出力が行われた日時、印刷出力に係る登録名、印刷出力に要した料金、決済額と印刷出力の料金に差異が生じた理由および印刷出力の場所が記載されている。図6Aの場合、差額が生じた理由は、印刷の用紙サイズが変更され、登録された2L判よりも大きく高価なA3サイズで印刷出力が行われたためである。
通知を受けた登録者は、印刷出力が行われたこと、その際に用紙サイズの変更により料金が不足したこと、受領者が選択した用紙サイズおよび受領者が不足分を支払ったことを知る。登録者が不足額を支払った場合は、受領者が不足額を支払った記載に代えて登録者が店舗で不足額を支払ったことが通知に記載される。
≪期限徒過時の処理≫
この実施形態によるサービスは、印刷出力の期限が設定されており、受領者は期限内に印刷出力を行う。期限を設ける理由の一つは、ネットワーク・プリントサーバー13bに登録可能な画像コンテンツの容量が有限だからである。設定された期限が到来したら、ネットワーク・プリントサーバー13bはその画像コンテンツを削除する。一例で、期限は20日である。
期限内に印刷出力がお行われなかった場合、ネットワーク・プリントサーバー13bは、その旨をウェブサーバー13aに通知する。通知を受けたウェブサーバー13aの課金処理部31は、決済した額を登録者に返還する。そして、期限内に印刷出力が行われなかったこと、および、決済した額を返還する旨の通知を登録者に送る。通知には、登録名、期限、期限内に印刷出力が行われなかった旨および返還する金額が記載されている。
図6Cは、この実施形態において、データ出力サービスの期限が張架した場合、登録者に送付されるメッセージの一例を示す説明図である。図6Cに示すように、前記メッセージは、登録名、決済済みの料金、データ出力サービスが利用された日時と利用に要した料金および残高を含む。
≪印刷出力ができなかった場合の処理≫
デジタル複合機17は、印刷出力の実行に際して、印刷出力に必要な料金が支払われていることを開始前に確認し、不足があれば支払いを求める。プレゼント課金の場合は登録者が事前に料金を支払っている。しかし、印刷条件の変更によって不足する場合があり、その際は登録者、受領者の何れかが不足額を支払ったことを確認した後に印刷出力を開始する。即ち、印刷出力の開始前に印刷出力に要する料金を確保(仮引き落とし)した状態で印刷出力の実行を開始する。印刷出力が完了すると、確保していた料金を収納する。
ところが、何らかの原因で印刷出力が完了しないことが起こり得る。例えば、印刷出力の途中でトナーやインクなどの消耗品が尽きてしまい、その場で補充できない場合である。あるいは、印刷出力の途中で印刷シートが詰まりその印刷シートが無駄になったために印刷シートが不足し、その場で補充できない場合である。その他、印刷出力の途中で故障が発生しその場で復旧できないことも起こり得る。
稀であっても、このような事態が発生した場合に印刷出力されなかった分については確保していた料金を返却し、それによって後日あるいは他の装置で未完了の分を印刷出力できるように考慮しておく必要がある。印刷すべき枚数が1枚の場合、未完了であれば最初からやり直しになる。一方、複数枚の印刷であれば、印刷出力が途中で中断することがある。未完了の分は、印刷が完了した枚数を差し引いたものになり、返却すべき料金はそれに対応した額になる。
デジタル複合機17は、何らかの原因で印刷出力が中断した場合、課金処理部31が完了した分と未完了の分を把握できるように課金処理部31が存在するウェブサーバー13aに情報を送信する。例えば、印刷出力が1枚完了する毎にそれをウェブサーバー13aに知らせてもよいし、印刷出力が中断した際に中断時の状態をウェブサーバー13aに知らせてもよい。あるいは、後述するように印刷出力が途中でキャンセルされた場合にその時点の未完了分をウェブサーバー13aに知らせてもよい。
仕掛中の印刷出力がキャンセルされた場合、デジタル複合機17は印刷出力がキャンセルされたことをウェブサーバー13aに知らせる。ウェブサーバー13aのサーバー制御部41aは課金処理部31として、確保された料金のうちで印刷出力が未完了の分を計算し、返却する。その際、未完了分を返却したことを知らせる通知を、料金を支払った登録者または受領者に送ってもよい。受領者に知らせる場合は、デジタル複合機17の操作部17aにその通知を表示させてもよい。プレゼント課金で受領者が料金を支払うのは、デジタル複合機17で印刷出力を行う際に不足分を支払う場合だからである。
≪印刷出力が受領者に受け入れられなかった場合の処理≫
印刷出力が完了しても、受領者にとって満足できない場合、料金を返金する手順が用意されてもよい。
例えば、印刷出力の画質が受領者に満足できるものでなく、デジタル複合機17が設置された店舗の店員もそれに同意した場合である。例えば、デジタル複合機17が不調の場合や、印刷に用いられた印刷シートが汚れていた場合などが考えられる。
画質の判断は人間の手によらざるを得ないので、店舗の店員の判断に基づいて、店員が料金の返金する操作を行う。返金の操作は、デジタル複合機17の操作部17aを用いてもよいが、店舗に設置されたPOS端末等を操作して行われてもよい。その場合、POS端末がウェブサーバー13aと通信可能であるものとする。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ウェブサーバー13aとネットワーク・プリントサーバー13bとが別体で互いに通信可能に接続されているが、両者が一体に構成されてもよい。
図7Aは、この実施形態によるデータ出力サービスを実現するハードウェア構成の一例を示す説明図である。
この実施の形態では、データ取扱装置としての情報処理装置11b、画像形成装置としてのデジタル複合機17および両者とネットワークを介して接続されたサーバー13とでデータ出力サービスが構成される。
図7Aに示すように、この実施形態においてはサーバー13がサーバー制御部41、サーバー記憶部43およびサーバー通信部45を備える。そして、サーバー制御部41が、登録処理部21、データ取得部23、データ格納部25、認証データ生成部27、出力処理部29および課金処理部31を備える。なお、各部の所在は一例に過ぎない。例えば、サーバー13ではなくデジタル複合機17が出力処理部29の一部の機能を備えてもよく、また、デジタル複合機17が課金処理部31の一部の機能を備えてもよい。
(実施の形態3)
図2は、この実施形態によるデータ出力サービスを実現するハードウェア構成の異なる一例を示す説明図である。
図2に示すのは、データ取扱装置の一例であるデータ記憶装置と画像形成装置の一例であるデジタル複合機からなる最小の構成である。
図2において、データ記憶装置11aは、例えば登録者が所有しており、登録したいデータが格納されたUSBメモリである。
デジタル複合機17は、例えばコンビニエンスストアに設置されており、プリントサービスやコピーサービスを行うものである。デジタル複合機は、操作部17a、画像読取部17b、画像処理部17c、画像形成部17d、画像出力部17fおよび通信部17gを備える。
制御部18は、デジタル複合機17を構成する各部の機構や回路の動作を制御するCPUを中心とする回路である。この実施形態においては、デジタル複合機17の各部の動作を制御するだけでなく、登録処理部21、データ取得部23、認証データ生成部27、出力処理部29および課金処理部31としての処理を実行する部分でもある。
データ格納部25は、フラッシュメモリーやハードディスク装置等の不揮発性メモリで構成され、画像データを格納する。この実施形態においては、出力すべきデータを格納する部分でもある。
実施の形態1、2と異なり、この実施形態におけるデータ出力サービスは、登録者がデジタル複合機17に対して出力すべきデータを登録し、受領者はそのデジタル複合機17からデータを出力する。例えば、地元の自治会やサークルなどでプレゼント課金を使用することを前提とした態様である。
この実施形態において、登録者はデジタル複合機17の操作部17aを用いてデータの登録に係る操作を行う。出力用コードは操作部17aに表示され、その出力用コードを受領者に知らせる処理は、登録者が行うものとする。
変形例として、データ記憶装置11aに代えて実施の形態1、2と同様の情報処理装置11bを用いる態様も考えられる。その場合、情報処理装置11bとデジタル複合機17とは、例えばBluetooth(登録商標)や無線LANを用いて互いに通信しデータを送受できるものとする。
さらなる変形例として、ネットワークを介して複数のデジタル複合機17が接続された態様が考えられる。その場合、登録者がデータを登録するデジタル複合機と、受領者がデータを出力するデジタル複合機とが異なっていてもよい。印刷出力の際、データが登録されたデジタル複合機からデータを出力するデジタル複合機へ登録されたデータがネットワークを介して送られる。
以上、実施の形態1〜3のまとめとして、それらの実施形態によるデータ出力サービスの手順を示す。
図8は、以上の実施形態で述べたデータ出力サービスにおけるデータの登録および出力の処理手順の例を示す説明図である。図8で、手順の1〜7は、データを登録する際の処理手順を示し、手順8〜11は、データを出力する際の処理手順を示す。
各手順において具体例を記載している。さらに、備考欄に好ましい態様や留意事項を記載している。
以上に述べたように、
(i)この発明によるデータ出力サービスシステムは、出力されるべきデータを生成または格納するデータ取扱装置から前記データを取得して出力する画像形成装置を含んでなるデータ出力サービスシステムであって、前記データの登録、前記データの出力を実行すべき受領者、前記データの出力に係る出力設定および前記データの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、前記データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、取得された前記データを前記受領者の情報、前記出力設定および前記仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、格納された前記データの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、前記認証データを用いた前記データの出力操作を受付ける出力処理部と、前記データの出力に応じて前記仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うことを特徴とする。
この発明において、出力されるべきデータは、画像形成装置がそれを処理して印刷したり変換されたデータとして出力したりするためのデータである。
また、データ取扱装置は、データを格納、生成、処理する等、データを扱う装置を広く意味するものである。その具体的な態様は、例えば、USBメモリ等のデータ記憶装置、スマートフォンやコンピュータ等のデータ処理装置である。前述の実施形態におけるデータ記憶装置および情報処理装置は、いずれもこの発明のデータ取扱装置に相当する。
さらにまた、画像形成装置がデータを取得するとは、通信を介して前記データを受領してもよいし、データ取扱装置と接続されて前記データを読み出してもよい。
データの登録は、そのデータを他のデータと識別可能なものとして、画像形成装置を用いて出力可能な状態にする処理である。
また、出力設定は、画像形成装置がデータを出力する際の条件を規定するものである。その具体的な態様は、例えば、データを印刷する際の印刷条件であって、印刷の用紙サイズ、カラーかモノクロかの種別、印刷が複数ページに渡る場合の印刷範囲などである。前述の実施形態における印刷条件は、この発明の出力設定に相当する。
さらにまた、料金の仮払いは、データの登録時に登録者がそのデータの出力がなされていない段階で料金を支払うことを指す。
精算は、データの出力に必要な料金と仮払いの金額とに差額がある場合に差額の分を調整すべく過剰な仮払いの分を登録者に還元するものである。また、仮払いの金額がデータの出力に必要な料金に満たないことも起こり得る。その場合、不足額を登録者または受領者に請求して得る処理も精算に含まれる。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)前記課金処理部は、前記出力設定が前記受領者により変更されて前記データが出力されたことにより仮払金が余る場合に余剰の仮払金を前記データの登録者に返却する処理を行ってもよい。
このようにすれば、出力設定が受領者により変更されたことにより仮払金が余る場合に余剰の仮払金が前記データの登録者に返却されるので、変更に対応した公平で円滑な取引が実現できる。
(iii)前記課金処理部は、変更された設定で前記データを出力すると仮払金が不足する場合に、不足額を登録者が支払うか否かの選択を登録処理時に受け付けてもよい。
このようにすれば、出力設定が受領者により変更されたことにより仮払金が不足する場合に、不足額を登録者が支払うか否かの選択を登録処理時に予め受付けるので、受領者による登録後の変更に対応した公平で円滑な取引が実現できる。
(iv)前記課金処理部は、前記出力設定が前記受領者により変更されたことにより前記データが出力されると仮払金が不足する場合に前記受領者から不足額の支払いを受付けた後、前記データを出力してもよい。
このようにすれば、出力設定が受領者により変更されたことにより仮払金が不足する場合に、出力設定を変更した受領者から不足額の支払いを受けるので、登録後の変更に対応した公平で円滑な取引が実現できる。
(v)前記課金処理部は、前記出力設定が前記受領者により変更されたことにより前記データが出力されると仮払金が不足する場合に前記データの登録者から不足額の支払いを受付けた後、前記データを出力してもよい。
このようにすれば、仮払金が不足する場合に前記データの登録者から不足額の支払いを受付けた後、前記データを出力するので、登録後の変更に対応した公平で円滑な取引が実現できる。
(vi)前記データ取扱装置は、前記画像形成装置にデータを送信可能であり、前記画像形成装置は、前記登録処理部、前記データ取得部、前記データ格納部、前記認証データ生成部、前記出力処理部、前記課金処理部を含んでいてもよい。
この態様によれば、データ取扱装置と画像形成装置とからなる最小限の構成でデータ出力サービスシステムが構成される。
(vii)ネットワークに接続されて前記データ取扱装置と通信可能な1以上のサーバーをさらに含んでなり、前記データ取扱装置は、ネットワークを介して外部の機器と通信可能であり、前記1以上のサーバーは、その何れかに前記登録処理部、前記データ取得部、前記データ格納部、前記認証データ生成部、前記出力処理部、前記課金処理部を含んでいてもよい。
この態様によれば、ネットワークを介して通信可能な1以上のサーバーを含んだ構成でデータ出力サービスシステムが構成される。サーバーは、1台でもよいが複数台でもよく、複数台からなる場合は各部の機能の前部または一部が異なるサーバーに分散して配置されてもよい。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
(viii)また、この発明によるサーバーは、出力されるべきデータを生成または格納するデータ取扱装置および前記データを出力する画像形成装置と通信可能に接続され、前記データの登録、前記データの出力を実行すべき受領者、前記データの出力に係る出力設定および前記データの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、前記データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、取得された前記データを前記受領者の情報、前記出力設定および前記仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、格納された前記データの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、前記認証データを用いた前記データの出力操作を受け付ける出力処理部と、前記データの出力に応じて仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うことを特徴とする。
前記サーバーは、機能が分散され互いに通信可能に接続された複数のサーバーの集合体で構成されてもよい。
この発明による(viii)のサーバーの好ましい態様には、上述した(ii)から(vii)の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
11a:データ記憶装置、 11b:情報処理装置、 13:サーバー、 13a:ウェブサーバー、 13b:ネットワーク・プリントサーバー、 17:デジタル複合機、 17a:操作部、 17b:画像読取部、 17c:画像処理部、 17d:画像形成部、 17f:画像出力部、 17g:通信部、 18:制御部、 19:ネットワーク
21:登録処理部、 23:データ取得部、 25:データ格納部、 27:認証データ生成部、 29:出力処理部、 31:課金処理部
41,41a,41b:サーバー制御部、 43,43a,43b:サーバー記憶部、 45,45a,45b:サーバー通信部

Claims (8)

  1. 出力されるべきデータを生成または格納するデータ取扱装置から前記データを取得して出力する画像形成装置を含んでなるデータ出力サービスシステムであって、
    前記データの登録、前記データの出力を実行すべき受領者、前記データの出力に係る出力設定および前記データの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、
    前記データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、
    取得された前記データを前記受領者の情報、前記出力設定および前記仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、
    格納された前記データの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、
    前記認証データを用いた前記データの出力操作を受け付ける出力処理部と、
    前記データの出力に応じて前記仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、
    前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、
    前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うデータ出力サービスシステム。
  2. 前記課金処理部は、前記出力設定が前記受領者により変更されて前記データが出力されたことにより仮払金が余る場合に余剰の仮払金を前記データの登録者に返却する処理を行う請求項1に記載データ出力サービスシステム。
  3. 前記課金処理部は、変更された設定で前記データを出力すると仮払金が不足する場合に、不足額を登録者が支払うか否かの選択を登録処理時に受け付ける請求項1または2に記載のデータ出力サービスシステム。
  4. 前記課金処理部は、前記出力設定が前記受領者により変更されたことにより前記データが出力されると仮払金が不足する場合に前記受領者から不足額の支払いを受付けた後、前記データを出力する請求項1〜3の何れか一つに記載のデータ出力サービスシステム。
  5. 前記課金処理部は、前記出力設定が前記受領者により変更されたことにより前記データが出力されると仮払金が不足する場合に前記データの登録者から不足額の支払いを受付けた後、前記データを出力する請求項1〜3の何れか一つに記載のデータ出力サービスシステム。
  6. 前記データ取扱装置は、前記画像形成装置にデータを送信可能であり、
    前記画像形成装置は、前記登録処理部、前記データ取得部、前記データ格納部、前記認証データ生成部、前記出力処理部、前記課金処理部を含む請求項1〜5の何れか一つに記載のデータ出力サービスシステム。
  7. ネットワークに接続されて前記データ取扱装置と通信可能な1以上のサーバーをさらに含んでなり、
    前記データ取扱装置は、ネットワークを介して外部の機器と通信可能であり、
    前記1以上のサーバーは、その何れかに前記登録処理部、前記データ取得部、前記データ格納部、前記認証データ生成部、前記出力処理部、前記課金処理部を含む請求項1〜5の何れか一つに記載のデータ出力サービスシステム。
  8. 出力されるべきデータを生成または格納するデータ取扱装置および前記データを出力する画像形成装置と通信可能に接続され、
    前記データの登録、前記データの出力を実行すべき受領者、前記データの出力に係る出力設定および前記データの出力に要する料金の仮払いを受け付ける登録処理部と、
    前記データ取扱装置が生成または格納するデータを取得するデータ取得部と、
    取得された前記データを前記受領者の情報、前記出力設定および前記仮払いの情報と紐付けて格納するデータ格納部と、
    格納された前記データの出力に用いる認証データを生成する認証データ生成部と、
    前記認証データを用いた前記データの出力操作を受け付ける出力処理部と、
    前記データの出力に応じて仮払いの精算処理を行う課金処理部とを備え、
    前記出力設定は前記受領者が変更可能であり、
    前記課金処理部は、変更された前記データの出力に基づいて前記仮払いを精算する処理を行うサーバー。
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