JP6586843B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
コンビニエンスストア等に設置された画像処理装置(例えば複合機)には、一般に、硬貨を投入するコインキットが接続されている。ユーザがコインキットにいくらかの金額を投入すると、ユーザが指示した複写等の処理を画像処理装置が実行する。
特許文献1に開示された画像処理装置は、コインキット、電子マネーリーダ、デビットカードリーダ等の、課金の形態が異なる複数種類の課金装置を有する。この画像処理装置には、複数種類の課金装置の優先順位を設定することができる。まず優先順位が最高位の課金装置に投入された金額から利用金額を引き落としていき、利用金額総額を引き落としきれない場合は、残額を次位の課金装置に投入された金額から引き落とす。
また近年、画像処理装置が提供するスキャン機能や印刷機能等のサービスを、インターネット等に設けられた外部サービスと連携させることで、より高度なサービスをユーザに提供することも行われている。例えば、画像処理装置がスキャンした文書の画像をインターネット上のOCR(光学的文字認識)サーバでテキストデータに変換し、そのテキストデータを翻訳サーバで別の言語に翻訳し、翻訳結果のテキストデータを画像処理装置に戻して印刷するというサービスを提供することが可能になっている。
特開2006−072451号公報
画像処理装置とインターネット等に設けられた外部サービスとを連携させて利用する場合に、ユーザは利用する外部サービス毎に決済を行うことが考えられ、ユーザにとって処理が煩雑になることが考えられる。
また、画像処理装置とインターネット等に設けられた外部サービスとを連携させて利用する場合に、利用者が画像処理装置において決済すると、画像処理装置のサービス提供事業者は、徴収した料金から外部サービス提供事業者に利用した対価の支払い処理をしなければならないので、料金徴収者の支払い処理が煩雑になることが考えられる。
本発明は、画像処理装置とインターネット等に設けられた外部サービスとを連携させる画像処理装置のサービスの提供事業者の支払い処理の煩雑さを低減することを目的とする。
請求項1に係る発明は、利用するサービスの指定をユーザから受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で受け付けたサービスのうちに、ネットワークを介して接続される外部サービスであって個人認証が必要な外部サービスを含むとき、複数の決済方式のうちクレジットカード決済の優先順を他の決済方式より高く提示し、当該サービスについての決済方式の選択をユーザから受け付ける選択受付手段と、を含む情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記選択受付手段は、前記指定受付手段で受け付けたサービスが、前記ユーザが決済用のクレジットカードを登録済みの外部サービスを利用するものである場合に、決済方式としてその登録済みのクレジットカードの順位を登録済みではないクレジットカード決済の順位よりも高くした優先順に従って前記複数の決済方式を提示する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記選択受付手段は、前記指定受付手段で受け付けた処理機能が、事業主体が異なる複数のサービスを用いるものである場合に、クレジットカード決済のみの決済方式を提示する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記選択受付手段は、前記複数の決済方式のうち対応する課金装置が使用中であるものを前記サービスに応じた優先順よりも順位を下げた補正後の優先順に従って、前記複数の決済方式を提示する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、コンピュータを、利用するサービスの指定をユーザから受け付ける指定受付手段、前記指定受付手段で受け付けたサービスのうちに、ネットワークを介して接続される外部サービスであって個人認証が必要な外部サービスを含むとき、複数の決済方式のうちクレジットカード決済の優先順を他の決済方式より高く提示し、当該サービスについての決済方式の選択をユーザから受け付ける選択受付手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1又は5に係る発明によれば、情報処理装置において外部サービスを含んだサービスを提供する際に、情報処理装置のサービス提供者の支払い処理の煩雑さを低減できる。
請求項2に係る発明によれば、情報処理装置にて外部サービスを利用するサービスを実行する場合に、外部サービスに対して登録済のクレジットカードで決済しやすくすることができる。
請求項3に係る発明によれば、事業主体の異なる複数のサービスからなるサービスについて、情報処理装置の運営者にとって現金決済による支払い処理の煩雑さ低減することができる。
請求項4に係る発明によれば、すぐには使用できない課金装置に対応する決済方式が選ばれにくくすることができる。
実施形態のシステム構成の一例を示す図である。 画像処理装置の内部構成の一例を示す図である。 サービス情報管理部が管理するサービス情報の例を示す図である。 実施形態の処理手順を示すフローチャートである。 決済方式選択受付部が提示する決済方式選択用の画面の例を示す図である。 決済方式選択用の画面の別の例を示す図である。 サービス情報管理部が管理する連携サービスについてのサービス情報の例を示す図である。 変形例の処理手順を示すフローチャートである。 別の変形例の処理手順を示すフローチャートである。
図1を参照して、本実施形態のシステム構成の例を説明する。
図1に示すシステムは、画像処理装置10、携帯端末20、課金装置30、外部サービス60を含む。
情報処理装置としての画像処理装置10は、例えば、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ装置、またはこれらのうちの1以上を兼ね備える複合機である。ただしこれは一例に過ぎず、印刷のみ、スキャンのみ、ファクシミリのみ、といった単機能の画像処理装置や、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等のうちの2以上の機能を備える装置や、パーソナルコンピュータやモバイル端末のユーザが各種サービスを利用することを可能とする装置等、にも本実施形態の手法は適用可能である。画像処理装置10は、WiFi(登録商標)やWiFi Direct(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の無線通信プロトコルに対応しており、無線通信プロトコルを用いて携帯端末20と通信可能となっている。画像処理装置10は、例えばコンビニエンスストアや図書館、役所等に設置され、ユーザに対して利用のための料金を要求する。また、画像処理装置10はインターネット50に接続されており、インターネット50上の外部サービス60と通信可能である。
画像処理装置10には、自分が有するサービス機能(例えばスキャン、プリント、ファクシミリ送信、電子メール送信等。内部サービスと呼ぶ)、及び外部サービス60が提供するサービス機能のうちのいくつかを組み合わせた連携サービスが登録されている。画像処理装置10は、携帯端末20又は自分の持つ操作部から、内部サービスや連携サービスの実行指示を受け付ける。連携サービスの実行指示を受けた場合、画像処理装置10は、その連携サービスの定義情報に従い、その連携サービスを構成する個々のサービス機能が順に実行されるように制御する。例えば「スキャン翻訳」という連携サービスは、紙原稿をスキャンする内部サービス、スキャン結果の画像に対してOCR処理を行う外部サービス60、(OCR結果の)テキストデータを翻訳する別の外部サービス60、及び(翻訳結果の)テキストデータを印刷する内部サービス、をこの順に実行することで実現される。「スキャン翻訳」の実行を指示された場合、画像処理装置10は、紙原稿をスキャン(内部サービスの1つ)し、スキャン結果の画像データを、「スキャン翻訳」を構成する個々の処理の実行指示とその処理結果の転送先(例えばOCR結果の転送先は翻訳サービス)を示した制御情報と共に、外部サービス60の1つであるOCRサービスに送る。その後、OCRサービスや翻訳サービス及び画像処理装置10が、その制御情報に従って各自の担当する処理を実行することで、「スキャン翻訳」サービスが実現される。
また、画像処理装置10は、ユーザの指示に応じて実行したサービスについての料金を、課金装置30を用いて決済する機能を有する。画像処理装置10には、ユーザが利用可能な決済方式が複数登録されている。画像処理装置10は、それら複数の決済方式を選択肢としてユーザに提示し、ユーザが選択した決済方式に対応する課金装置30を用いて利用料金を決済する。ここで、複数の決済方式には優先順が規定されており、画像処理装置10は、空間的(画面上での並び順)又は時間的(画面上での時間的な提示順序)にその優先順に従って、それら決済方式を選択肢として提示する。特に本実施形態では、決済方式の優先順を、ユーザが実行を指示したサービスを考慮に入れて制御する。この優先順の制御については後で詳しく説明する。
携帯端末20は、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC(パーソナルコンピュータ)等がその一例である。ユーザは、携帯端末20の無線通信機能により画像処理装置10に通信接続を行い、携帯端末20から画像処理装置10に対してジョブの実行指示を送ったり、そのジョブの料金の決済方式の選択等を行ったりする。
課金装置30は、画像処理装置10の利用のための料金をユーザから収受する装置である。課金装置30には、例えば硬貨等の貨幣の投入を受け付けるコインキット、電子マネーリーダ、デビットカード、クレジットカードリーダ等、決済方式(料金を収受する方式)の異なる複数の種類のものがある。本実施形態では、画像処理装置10に対して複数の課金装置30が接続されている。それら複数の課金装置30の中には同じ決済方式のものがあってもよいが、基本的にそれぞれ決済方式が異なっているものとする。各課金装置30は、通信ケーブルによる直接接続や、有線又は無線のローカルエリアネットワーク等のローカルネットワーク40等を介した接続により、画像処理装置10と通信する。
外部サービス60は、インターネット50上に存在する情報処理システムであり、それぞれ個別の情報処理サービスを提供する。外部サービス60の中には、例えば、OCR処理サービス、翻訳サービス、地図画像を提供するサービス、住民票等の証明書を発行するサービス等、様々なものがある。外部サービス60の中には、単体のコンピュータ(サーバ)で構成されるものもあれば、互いに連携して処理を行う複数のコンピュータから構成されたクラウドサービスのようなものもある。
次に、図2を参照して、画像処理装置10の内部構成について更に詳しく説明する。
画像処理装置10は、通信部102、操作部104、ジョブ制御部106、課金装置制御部108、決済方式選択受付部110、サービス情報管理部112、及び決済処理部114を有する。
通信部102は、携帯端末20、課金装置30、外部サービス60等とのデータ通信を行う。操作部104は、画像処理装置10に対するユーザからの操作指示を受け付けるUI(ユーザインタフェース)装置である。操作部104は、タッチパネルやテンキー、スタートボタン等の入出力装置を有しており、例えば、タッチパネルに表示した各種操作のための画面に対するユーザからの入力を受け付ける。ジョブ制御部106は、操作部104や携帯端末20を介してユーザから指示されたサービスのための処理(ジョブ)の実行を制御する。例えば、携帯端末20から文書データを含む印刷指示を受け取った場合、ジョブ制御部106は、画像処理装置10が有する印刷機構(図示省略)を制御して、その文書データを用紙に印刷させる。また例えば連携サービスの実行を指示された場合、ジョブ制御部106は、連携サービスを規定する制御情報を作成し、その制御情報を外部サービス60に送る。
課金装置制御部108は、課金装置30を制御して、画像処理装置10が実行したジョブについての課金(すなわち料金の受領)処理を実行する。このために、課金装置制御部108は、まず画像処理装置100が起動された際、そのときに画像処理装置10に接続されている課金装置30を検知し、検知した各課金装置30が対応している決済方式を認識する。そして、ユーザが選択した決済方式(この選択については後述)に対応する課金装置30を制御して、ユーザからサービスの料金の支払いを受け付ける。
なお、携帯端末20を課金装置30として利用できる場合もある。例えば携帯端末20がNFC(Near Field Communication)等を用いて電子マネーの読み書きができる場合である。この場合、課金装置制御部108の制御のもと、携帯端末20が電子マネー等に対して課金処理を行う。課金装置制御部108は、携帯端末20が画像処理装置10と通信接続した際に、携帯端末20が持つ課金処理機能(アプリ)を確認する。そして、携帯端末20が課金処理機能を持っている場合は、その課金処理機能を課金装置30の1つとして認識し、その課金処理機能による決済を決済方式の選択肢の1つとしてユーザに提示する。
決済方式選択受付部110は、ユーザが実行を指示したサービス(ジョブ)についての料金の決済方式の選択をユーザから受け付ける。決済方式選択受付部110は、画像処理装置10に接続されている各課金装置30が対応している決済方式に優先順を付け、その優先順に従った態様でそれら決済方式を選択肢としてユーザに提示し、ユーザの選択を受け付ける。選択肢の提示における「優先順に従った態様」とは、例えば優先順位が高い選択肢(決済方式)ほどユーザに選ばれやすい態様のことである。例えば多数の選択肢を一列に並べてスクロール表示するUI画面を用いる場合、優先順位が高い選択肢ほどその画面の先頭に近い位置に配置される。このように選択肢のUI画面上での空間的な位置(並び順)を優先順にしたがったものとする他、選択肢を時間的に順に提示していく場合に、優先順位の高いものから順に表示するなどの態様もあり得る。
画像処理装置10には、複数の決済方式についての既定の優先順が登録されている。決済方式選択受付部110は、ユーザが実行を指示したサービスに応じて、決済方式の優先順を既定のものから変更する場合もある。この変更のために、決済方式選択受付部110は、外部サービス60から情報を取得したり、サービス情報管理部112を参照したりする。
サービス情報管理部112は、画像処理装置10がユーザに提供可能な各サービスについて、決済方式の優先順の決定のための判定材料となる情報を保持する。図3に、サービス情報管理部112が持つ情報の例を示す。この例では、サービス情報管理部112は、サービスごとに、サービス名(別の観点ではジョブの種類)、外部サービスのURL、個人認証の要否の情報を保持している。ここで、「クラウドストレージ」は、画像処理装置10でスキャンした画像を、外部サービス60の1つである「クラウドストレージ」サービスに、当該ユーザのアカウントに対応付けて登録するサービスである。「地図印刷」は、外部サービス60の1つである地図情報提供サービスから地図のデータをダウンロードして画像処理装置10で印刷するサービスである。「証明書印刷」サービスは、画像処理装置10が例えば外部サービス60の1つである役所の証明書発行システムから住民票等の証明書のデータを取得して印刷するサービスである。これら例示したサービスはいずれも外部サービス60を利用している。「外部サービスのURL」は、当該サービスで用いられる外部サービス60のURL(Uniform Resource Locator)である。外部サービス60の中には、利用しようとするユーザに個人認証を課すものがある。図示例では、「クラウドストレージ」と「証明書印刷」については、そのサービスに利用する外部サービス60が個人認証を課している。1つの例では、画像処理装置10が実行するジョブにおいて利用する外部サービス60が個人認証を課しているか否かに応じて、決済方式の優先順を変える。
決済処理部114は、決済方式選択受付部110がユーザから受け付けた選択結果の示す決済方式で決済処理を実行する。すなわち、その決済方式に対応する課金装置30に、課金装置制御部108を介して課金処理を実行させ、その課金処理の結果に応じて、サービスの利用料金を決済する。例えば、決済方式(課金装置30)としてコインキットが選択された場合、決済処理部114は、ユーザが投入した貨幣の金額の情報をコインキットから取得し、その金額からサービスの利用料金を引き落とす。また、クレジットカードリーダによるクレジットカード決済が選択された場合、決済処理部114は、課金装置30の1つであるクレジットカードリーダが読み取ったクレジットカード番号と、サービスの利用料金と、その料金の支払先(例えば画像処理装置10の運営事業者や外部サービス60の運営事業者)との情報をクレジットカード会社に送り、決済を行う。
図4を参照して、決済方式選択受付部110の処理手順の一例を説明する。
まず決済方式選択受付部110は、画像処理装置10が起動した後、例えば定期的に、画像処理装置10に接続中の課金装置30を課金装置制御部108に検知させる。そして、課金装置制御部108が接続を検知した各課金装置30の決済方式を、登録されている既定の優先順に従って並べることで、選択可能な決済方式についての既定優先順情報を作成する(S100)。例えば、画像処理装置10に登録された既定の優先順が「1位:コインキット、2位:電子マネー、3位:クレジットカード」である場合において、課金装置制御部108がコインキットとクレジットカードリーダを検知した場合、既定優先順情報は「1位:コインキット、2位:クレジットカード」となる。
決済方式選択受付部110は、携帯端末20又は操作部104を介してユーザからサービスの実行指示が入力されるのを待つ(S102)。ユーザは、画像処理装置10が操作部104や携帯端末20に提供するメニュー画面から、所望のサービスを選択し、実行を指示する。決済方式選択受付部110は、サービス実行指示が入力されたのを検知すると(S102がYes)、指示されたサービスの情報をサービス情報管理部112(図3参照)から取得する(S104)。そして、取得した情報に基づいて、そのサービスに個人認証が必要か否かを判定する(S106)。
個人認証が不要なサービスの場合、決済方式選択受付部110は、ユーザに提示する決済方式の優先順として、S100で決定した既定優先順を採用し(S108)、S118に進む。
個人認証が必要なサービスの場合、S100で決定した既定優先順に対して、クレジットカード決済の順位を最高位に上げるという調整を加える(S110)。これは、個人認証が必要なサービスを用いる場合、クレジットカードで決済した方が、何のためにいくら支払ったかという決済履歴の管理がそのユーザにとって容易なので、ユーザの利便性が高いためである(逆にコインキット等の現金決済では支払い履歴が残らないので自分で記録する必要がある)。
またこのとき、操作部104又は携帯端末20は、そのサービスのための外部サービス60のURLにアクセスし、これに応じて外部サービス60から提供されるサービスを利用するために認証情報入力画面を表示する。ユーザは、その画面に対してユーザID、パスワードを入力するなどの方法で認証を受ける。認証が成功した場合、決済方式選択受付部110は、その外部サービス60に対して、そのユーザの決済手段として登録済みのクレジットカードがあるかどうかを問い合わせる(S112)。これに対する外部サービス60からの応答を判定し(S114)、応答が「登録済クレジットカードがある」ことを示す場合は、S110で調整済の優先順の最高位(この時点では「クレジットカード」)よりも更に上位の決済方式として、その登録済クレジットカードを追加する(S116)。ユーザが指示したサービスにて利用する外部サービス60にクレジットカードが登録済である場合、そのクレジットカードを用いて決済する方が、外部サービス60での決済方式が統一され、ユーザの決済履歴の管理が容易になる。また、登録済クレジットカードで決済を行えば、ユーザは、外部サービス60に対して別のクレジットカードの情報を提示しなくて済み、個人情報の管理の点でも有益である。S116での優先順の調整の後、処理はS118に進む。S114で登録済クレジットカードが無いことが分かった場合は、S116をスキップしてS118に進む。
S118では、決済方式選択受付部110は、課金装置制御部108から、接続中の各課金装置30の使用状態(誰かが使用しているか否か)の情報を取得し、その情報に基づき現在他の利用者により使用されている課金装置30を特定する。そして、S120では、現在の優先順に対して、現在使用中の課金装置30の順位を最下位に下げる補正を行う。なお、優先順の情報中の、使用中の課金装置30には、使用中の旨を示す情報が付加される。S118で、接続中の課金装置30に使用中のものがなければ、S120はスキップされる。コインキットやクレジットカードリーダ等の課金装置30は、画像処理装置毎に対応して提供されている場合は、S118からS120の処理は不要であるが、一つの課金装置30を複数の画像処理装置で共有している場合に、S118からS120の処理を行うことによりサービスの利用者と課金の決済処理を行う利用者が一致する。
決済方式選択受付部110は、上述のS100〜S120の処理により求められた優先順の情報に従い、決済方式の選択を受け付けるためのUI画面を生成し、そのUI画面を操作部104(S102のユーザからの指示が操作部104になされた場合)又は携帯端末20(その指示が携帯端末20からなされた場合)に表示させる(S121)。そして、ユーザの選択を待つ(S122)。ユーザが決済方式を選択すると、決済方式選択受付部110は、選択された決済方式を決済処理部114に通知する。決済処理部114は、通知された決済方式に対応する課金装置30を、課金装置制御部108を介して制御することで、課金の決済を実施する(S124)。このとき、課金装置制御部108は、選択された決済方式に対応する課金装置30の状態を「使用中」へと変更し、その課金装置30に対してユーザが支払い処理(コインの投入、クレジットカードの挿入及び提示された金額をクレジット決済する旨の確認、など)を行うのを待つ。支払いが行われると、課金装置30は支払いの情報(例えば投入された金額、あるいはクレジットカード番号等)を課金装置制御部108に送る。課金装置制御部108は、受け取った支払いの情報を決済処理部114に渡す。決済処理部114は、受け取った支払い情報に従って決済を行う。そして、この課金(決済)の後、ジョブ制御部106は、S102で指示されたサービスのための処理(ジョブ)を実行する(S126)。以上の流れにより、ユーザが実行を指示したサービスを、画像処理装置10が実行することとなる。なお、図4の流れは、料金を前払いした後、ジョブが実行されたが、本実施形態の制御は、ジョブの実行後に料金を支払う後払い方式の決済を行う画像処理装置10にも適用可能である(この点は、後述する各変形例も同様)。
なお、S122でユーザが決済方式の選択の取りやめを明示的に指示した場合や、ユーザが選択操作をしないままタイムアウトした場合、S122の判定結果が否定(N)となる。この場合、決済方式選択受付部110は、料金が投入されないので指示されたサービスが実行できない旨のメッセージを、操作部104又は携帯端末20に表示させ(S128)、処理を終了する。
図4の処理の具体例を説明する。例えば、S100で決定した既定優先順が「1位:コインキット、2位:電子マネー、3位:クレジットカード」である場合を考える。この場合において、ユーザが指示したサービスがS106で個人認証を要すると判定された場合、まずS110でその既定優先順に対してクレジットカードの順位を最高位に上げる調整が行われ、調整後の優先順は「1位:クレジットカード、2位:コインキット、3位:電子マネー」となる。さらにそのサービスで用いる外部サービス60に対してそのユーザが決済手段として用いるクレジットカードを登録している場合は、現在の優先順に対してS116で登録済クレジットカードを最高位に付け加える調整が行われる。この調整の後の優先順は「1位:登録済クレジットカード、2位:クレジットカード、3位:コインキット、4位:電子マネー」となる。そして、S118で現在コインキットが使用中である(他の課金装置30は使用されていない)と分かった場合、現在の優先順に対してS120でコインキットを最下位に移す補正が加えられる。その結果、最終的にユーザに提示する優先順は「1位:登録済クレジットカード、2位:クレジットカード、3位:電子マネー、4位:コインキット(使用中)」となる。
この最終的な優先順に従って提示される、決済方式選択用のUI画面の例を図5に示す。図5の例では、決済方式選択用のUI画面500は、タブ形式のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)画面であり、タブ502をタッチ操作等で選択すると、そのタブ502につながるページ504がアクティブ状態となって画面に表示される。図5の例では、最終的に求めた優先順「1位:登録済クレジットカード、2位:クレジットカード、3位:電子マネー、4位:コインキット(使用中)」に従って、画面500の左から右に、それぞれの決済方式のタブ502−1、502−2、502−3、502−4が順に並んでいる。このUI画面500が開いたときには、優先順が第1位の「登録済みクレジットカード」のタブ502−1及び504−1がアクティブ状態となって画面500に表示される。このページ504−1には、クレジットカードリーダに対して、外部サービス60の1つであるクラウドストレージサービスに対して登録したクレジットカードを挿入するよう案内するメッセージが表示されている。なお、挿入すべき登録済みのクレジットカードがどれなのかをユーザに特定しやすくするために、そのクレジットカードの番号の一部をそのページ504−1に表示してもよい。この場合、登録済みクレジットカード番号は、クラウドストレージサービスから取得すればよい。ユーザは、この第1位の決済方式を選択する場合には、そのページ504−1の表示に従い、クラウドストレージサービスに登録済みのクレジットカードを、課金装置30の1つであるクレジットカードリーダに挿入する。これにより、そのジョブのための料金がクレジットカードで支払われる。支払われる料金には、画像処理装置10の処理についての料金と、クラウドストレージサービスの処理についての料金が含まれており、決済処理部114は、それら各々の料金について決済を行う。
また別の決済方式を使いたい場合、ユーザは、残りの3つのタブ502−2〜502−4の中から、希望する決済方式のタブ502を選択し、その選択により画面表示されるその希望する決済方式のページ504の表示に従い、支払いのための操作を行う。ここで、この例では、最下位(第4位)の決済方式(課金装置30)であるコインキットのタブ504−4には、コインキットが「使用中」であることが明示されている。これにより、ユーザは、コインキットを用いて支払いを行うには、現在使用中の人が支払いを終えるまで待つ必要があることが認識でき、この点を考慮した上で、どの決済方式を用いるかを選択する。
図5の例では、ページ504−1は、登録済みのクレジットカードの挿入を求めるメッセージを表示しているが、これは一例である。この代わりに、ページ504−1として、その登録済みのクレジットカードで決済を行うことを確認する確認ボタンを表示したものを用いてもよい。ユーザは、そのクレジットカードで決済を行う場合、その確認ボタンを押下すればよい。そのクレジットカードの番号は、クラウドストレージサービスから画像処理装置10に通知し、その番号で決済をすればよい。
また別の具体例として、S100で決定された既定優先順が「1位:コインキット、2位:電子マネー、3位:クレジットカード」であり、ユーザが指示したサービスに個人認証が不要であり(S106がN)、使用中の課金装置30がない場合の決済方式選択用のUI画面の例を図6に示す。このUI画面520は、その既定優先順に従って左から右に各決済方式のタブ522−1〜3が並んでいる。最初に開く画面では、最上位のコインキットでの決済を説明するページ504−1を表示している。このページ504−1には、コインキットに投入すべき料金の額(図示例では「30円」)と、既に投入済みの金額(図示例では「投入金額 0円」)が表示される。この表示の後コインキットに硬貨が投入されるごとに、その硬貨の額だけ画面上の投入金額の値が増えていく。
次に、変形例について説明する。この変形例では、ユーザが実行を指示したサービスが、上述の連携サービスであるか否かに従って、ユーザに提示する決済方式の優先順を制御する。
この変形例のシステム構成は、図1及び図2に示したものと同様でよい。
この変形例では、サービス情報管理部112は、連携サービスに関しては、図7に示すような管理情報を有する。この管理情報は、連携サービスごとに、その連携サービスの識別名、その連携サービスを構成する要素サービスの識別名、各要素サービスを実行する事業者(要素サービスの料金の支払先)、及び、各要素サービス(事業者)への課金按分割合、の情報を含む。また、各要素サービス(事業者)への課金按分割合ではなく、各要素サービスの利用単価の情報であってもよい。例えば、文書1ページ毎のスキャン、OCR、翻訳、プリント出力の各処理の利用単価であってもよい。なお、サービス情報管理部112は、個々の要素サービスについて、図3に示したのと同様の情報を保持していてもよい。
図8を参照して、この変形例における決済方式選択受付部110の処理手順を説明する。この手順では、まず決済方式選択受付部110は、携帯端末20又は操作部104を介してユーザからサービスの実行指示が入力されるのを待ち(S202)、サービス実行指示が入力されると、指示されたサービスの情報をサービス情報管理部112から取得する(S204)。次に決済方式選択受付部110は、取得したサービスの情報に基づき、そのサービスが複数の要素サービスから構成されているか(すなわち連携サービスであるか)を判定する(S206)。
ユーザが指示したサービスが連携サービスである場合、決済方式選択受付部110は、決済方式の優先順を示す空のリストに対して、「クレジットカード決済」を追加する(S208)。すなわち、S208が実行された時点では、決済方式の優先順には「クレジットカード決済」のみが存在する。次に、決済方式選択受付部110は、その連携サービスを構成する要素サービスを提供する事業者が同一であるか否かを判定する(S210)。連携サービスが同一事業者の要素サービスのみからなる場合、S210の判定結果がYとなる。この場合、決済方式選択受付部110は、優先順のリストの2位以下に、現金決済に該当する決済方式(例えばコインキット、電子マネー)を、あらかじめ定められた順序づけで追加する(S212)。S212が実行された時点では、例えば優先順は「1位:クレジットカード、2位:コインキット、3位:電子マネー」となる。この後、決済方式選択受付部110はS216に進む。
ユーザが実行を指示した連携サービスが、異なる複数の事業者が提供する複数の要素サービスから構成されていると判定された場合、S210の判定結果がNとなる。この場合、決済方式選択受付部110は、S212をスキップして、S216に進む。この場合、決済方式の優先順のリストには、クレジットカード決済のみが含まれることになるので、ユーザはクレジットカード決済を選ぶこととなる。
なお、ユーザが実行を指示したサービスが単一の要素サービスである場合、S206の判定結果はNとなる。この場合、決済方式選択受付部110は、決済方式の優先順として、あらかじめ設定されている既定の優先順を採用する(S214)。その後、決済方式選択受付部110はS216に進む。
S210、S212又はS214の後、決済方式選択受付部110は、決済方式の選択肢を優先順に従ってユーザ(操作部104又は携帯端末20)に提示し(S216)、ユーザからの選択を待つ(S218)。ユーザが決済方式を選択すると、決済処理部114が、その決済方式に対応する課金装置30を、課金装置制御部108を介して制御することで、課金の決済を実施する(S220)。この決済処理では、実行するサービスが事業者の異なる複数の要素サービスから構成されている場合、ユーザが課金装置30に対して払い込んだ金額を、実行するサービスのサービス情報に示される課金按分割合(図7参照)に従って按分した上で、決済する。この場合、決済方式はクレジットカードに限定されているので、決済処理部114は、クレジットカード会社に対して、その連携サービスを構成する要素サービスを提供する事業者ごとに、決済処理を行う。すなわち、事業者に対して、その連携サービスについての課金額を当該事業者の課金按分割合に従って按分した額を、そのクレジットカード番号から支払うとして決済を行う。なお、実行するサービスが連携サービスでない場合や、連携サービスであっても料金支払先が同一事業者である場合は、課金の按分は行わなくてよい。決済処理の後、ジョブ制御部106により、ユーザが指示したサービスのための処理が実行される(S222)。なお、S218でユーザが決済方式の選択の取りやめを指示した場合や、選択がないままタイムアウトした場合、決済方式選択受付部110は、指示されたサービスが実行できないことを操作部104等に表示させ(S224)、処理を終了する。
例えば図7に例示した「スキャン翻訳」サービスの実行が指示された場合、このサービスは異なる複数の事業者の要素サービスから構成されているので、決済方式としてクレジットカードが選択されることとなる。そして、決済の際、課金額をA社(スキャンとプリント)50%、B社(OCR)25%、C社(翻訳)25%の按分割合で按分し、事業者ごとにユーザのクレジットカードで決済を行う。
この変形例では、複数の要素サービスからなる連携サービスに対する決済方式として、クレジットカードが最優先の選択肢としてユーザに提示される。特に、それら複数の要素サービスの提供事業者が異なる場合には、必ずクレジットカード決済が採用される。電子マネー等の現金決済の場合、画像処理装置10を運営する事業者が、いったん全額を受領し、後でその額を課金按分割合に従って按分し、個々の要素サービスの事業者に支払うという多段階の作業ステップが必要となる。これに対し、クレジットカード決済ならば、決済処理部114が、サービスの実行の時点で、事業者ごとにクレジットカード会社に決済を行えばよいので、画像処理装置10の運営事業者の決済作業が簡素化される。
次に、図9を参照して別の変形例を説明する。この変形例では、画像処理装置10の設置場所がプライベートエリアか否かに応じて、決済方式の選択肢の優先順を切り替える。プライベートエリアとは、当該エリア内に立ち入れる人が特定の人々に限定されているエリアのことである。これに対して、コンビニエンスストアや図書館その他の公共の場所のように、不特定の人々が出入りできる場所はプライベートエリアではない。
この変形例のシステム構成は、図1及び図2に示すものと同様のものでよい。
まず決済方式選択受付部110は、画像処理装置10に接続中の各課金装置30の決済方式を、登録されている既定の優先順に従って並べることで、選択可能な決済方式についての既定優先順情報を作成する(S300)。そして、ユーザからサービスの実行指示が入力されるのを待つ(S302)。サービス実行指示が入力されると、決済方式選択受付部110は、指示されたサービスの情報をサービス情報管理部112(図3参照)から取得する(S304)。また、決済方式選択受付部110は、当該画像処理装置10の設置場所がプライベートエリアか否かを判定する(S306)。この判定は、画像処理装置10が保持している設置場所情報(図示省略)に基づいて行う。ここで、設置場所情報は、例えば、画像処理装置10が設置されている場所がプライベートエリアか否かを示す情報である。この情報は、例えば、画像処理装置10を設置した際等に設置者が設定する。また別の例では、設置場所情報は、設置場所の住所表記や緯度・経度などの位置情報である。この場合、決済方式選択受付部110は、その位置情報を、各位置がそれぞれプライベートエリアであるか否かを特定できる情報を保持したデータベースと突き合わせることで、その画像処理装置10の設置場所がプライベートエリアかどうかを判定する。
S306でプライベートエリアでないと判定した場合、決済方式選択受付部110は、既定優先順の中のクレジットカード決済を下げる(例えば最下位とする)(S308)。これは、不特定多数の人が出入りする可能性のある場所では、クレジットカード決済は保安上の懸念(例えば番号の盗み見、スキミングなど)があるためである。この後、決済方式選択受付部110は、図4のS121以降の処理と同様の処理を行う。
一方、S306でプライベートエリアと判定した場合、決済方式選択受付部110は、S308をスキップし、図4のS121以降の処理と同様の処理を行う。プライベートエリアでは、保安上の懸念が低いので、クレジットカード決済を控える必要性が低い。なお、この場合、優先順においてクレジットカード決済の順位を上げるようにしてもよい。
以上に例示した画像処理装置100の情報処理機構は、汎用のコンピュータに当該装置の各機能モジュールの処理を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサ、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ(一次記憶)、HDD(ハードディスクドライブ)を制御するHDDコントローラ、各種I/O(入出力)インタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバスを介して接続された回路構成を有する。また、そのバスに対し、例えばI/Oインタフェース経由で、CDやDVDなどの可搬型ディスク記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのディスクドライブ、フラッシュメモリなどの各種規格の可搬型の不揮発性記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのメモリリーダライタ、などが接続されてもよい。上に例示した各機能モジュールの処理内容が記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク等の通信手段経由で、ハードディスクドライブ等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。
10 画像処理装置、20 携帯端末、30 課金装置、40 ローカルネットワーク、50 インターネット、60 外部サービス、100 画像処理装置、102 通信部、104 操作部、106 ジョブ制御部、108 課金装置制御部、110 決済方式選択受付部、112 サービス情報管理部、114 決済処理部。

Claims (5)

  1. 利用するサービスの指定をユーザから受け付ける指定受付手段と、
    前記指定受付手段で受け付けたサービスのうちに、ネットワークを介して接続される外部サービスであって個人認証が必要な外部サービスを含むとき、複数の決済方式のうちクレジットカード決済の優先順を他の決済方式より高く提示し、当該サービスについての決済方式の選択をユーザから受け付ける選択受付手段と、
    を含む情報処理装置。
  2. 前記選択受付手段は、前記指定受付手段で受け付けたサービスが、前記ユーザが決済用のクレジットカードを登録済みの外部サービスを利用するものである場合に、決済方式としてその登録済みのクレジットカードの順位を登録済みではないクレジットカード決済の順位よりも高くした優先順に従って前記複数の決済方式を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選択受付手段は、前記指定受付手段で受け付けた処理機能が、事業主体が異なる複数のサービスを用いるものである場合に、クレジットカード決済のみの決済方式を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択受付手段は、前記複数の決済方式のうち対応する課金装置が使用中であるものを前記サービスに応じた優先順よりも順位を下げた補正後の優先順に従って、前記複数の決済方式を提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    利用するサービスの指定をユーザから受け付ける指定受付手段、
    前記指定受付手段で受け付けたサービスのうちに、ネットワークを介して接続される外部サービスであって個人認証が必要な外部サービスを含むとき、複数の決済方式のうちクレジットカード決済の優先順を他の決済方式より高く提示し、当該サービスについての決済方式の選択をユーザから受け付ける選択受付手段、
    として機能させるためのプログラム。
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