JP2019140678A - 情報処理装置、及び情報処理システム - Google Patents
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Abstract
Description
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による情報処理システム1の一例を示すブロック図である。
また、図2は、本実施形態による画像形成装置10の一例を示す外観図である。
なお、本実施形態において、情報処理装置の一例として、画像形成装置10を備える情報処理システム1について説明する。
画像形成装置10と、管理サーバ装置50とは、ネットワークNTを介して接続されている。また、情報処理システム1は、ネットワークNTを介して、企業4が有する情報サーバ装置60と接続できるものとする。
なお、本実施形態において、説明の便宜上、情報処理システム1が、一台の画像形成装置10を備える一例を説明するが、複数の画像形成装置10を備えていてもよい。
なお、原稿搬送部11、スキャナ部12、画像処理部13、給紙部15、画像形成部16、排紙部17、ネットワーク通信部18、及び操作パネル部20のそれぞれは、情報の入出力に関する機能部である。すなわち、画像形成装置10は、情報の入出力に関する複数の機能部を備えている。
管理サーバ装置50(サーバ装置の一例)は、ネットワークNTを介して画像形成装置10と接続されており、上述した貸出サービスに関する情報を管理する。また、管理サーバ装置50は、例えば、取得情報を含む認証情報を画像形成装置10から受信し、当該取得情報に基づく認証結果を画像形成装置10に送信する。管理サーバ装置50は、サーバ制御部51と、サーバ記憶部52と、ネットワーク通信部53とを備えている。
ネットワーク通信部53は、ネットワークNTを介して、例えば、画像形成装置10と通信する。
ここで、「貸出サービスID」は、貸出サービスを識別する識別情報であり、「サービス名称」は、貸出サービスの名称を示している。また、「プログラムID」は、貸出サービスを提供するために実行されるアプリケーションプログラムの識別情報を示している。また、「貸出可能契約者情報」は、当該貸出サービスを利用可能な利用者を識別する利用者識別情報(契約者識別情報)であり、利用者識別情報には、利用者を識別する利用者IDと、利用者が所属するグループ(例えば、企業4など)を識別するグループIDとが含まれる。また、「貸出料金情報」は、当該貸出サービスの貸出料金を示している。なお、貸出料金は、契約者によって異なる場合があり、その場合には、サービス記憶部521は、異なる貸出サービス情報として記憶する。
なお、サービス記憶部521には、図3に示すように、情報処理システム1に登録されている複数の貸出サービス情報が予め記憶されているものとする。
ここで、「装置ID」は、装置を識別する装置識別情報であり、「機種名」は、装置の機種名(例えば、バージョンなども含む)を示している。また、「可能サービスID」は、当該装置が備える機能により提供可能な貸出サービスを示す貸出サービスIDである。また、「コンビニチェーンID」及び「店舗ID」は、当該装置が設置されているコンビニチェーンを識別する識別情報及び店舗を識別する店舗識別情報である。なお、「可能サービスID」は、例えば、サービス記憶部521に貸出サービスが追加される毎に、サーバ制御部51は、「機種名」に基づいて、当該貸出サービスが提供可能か否かを判定し実行可能な貸出サービスの貸出サービスIDを「可能サービスID」に追加させる。
なお、装置情報記憶部522には、図4に示すように、情報処理システム1に登録されている複数の装置情報が予め記憶されているものとする。
ここで、「利用者ID/機器ID」は、利用者を識別する利用者識別情報であり、例えば、「利用者ID」又は利用者が所有(保持)する携帯機器3の識別情報である「機器ID」である。また、「グループID」は、利用者が所属するグループ(例えば、企業、団体、組織など)を識別するグループ識別情報を示している。また、「貸出サービスID」及び「表示内容」は、貸出サービスを識別する識別情報と、当該貸出サービスにおける表示内容(例えば、サービスメニューの表示画面など)を示す識別情報である。また、「利用可能チェーンID」及び「利用可能店舗ID」は、当該「貸出サービスID」に対応する貸出サービスが利用可能なコンビニチェーン(屋号)の「コンビニチェーンID」、及び「店舗ID」を示している。
なお、利用者情報記憶部523には、図5に示すように、情報処理システム1に登録されている複数の貸出利用者情報が予め記憶されているものとする。
ここで、「契約ID」は、契約を識別する識別情報であり、「契約者情報」は、契約者を識別する識別情報である。ここで、契約者とは、利用者又は利用者が所属するグループであり、「契約者情報」には、「利用者ID」と、「グループID」とが含まれる。また、「貸出サービスID」は、当該契約により提供を受ける貸出サービスを示し、「適用料金」は、当該貸出サービスによる利用料金情報(上述した「貸出料金情報」と同様)を示している。
例えば、図6に示す例では、「契約ID」が“X001”の契約は、「契約者情報」が“G01”であり、「貸出サービスID」が“S0001”であることを示している。また、この契約において、“S0001”に対応する貸出サービスの「適用料金」は、“10円/枚”(1枚10円)であることを示している。なお、契約情報記憶部524の契約情報が追加、削除、又は変更された場合には、サーバ制御部51は、当該追加、削除、又は変更に合わせて、サービス記憶部521の記憶内容を変更する。
なお、契約情報記憶部524には、図6に示すように、情報処理システム1に登録されている複数の契約情報が予め記憶されているものとする。
図7は、本実施形態における課金記憶部525のデータ例を示す図である。
例えば、図7に示す例では、「契約者情報」が“G02”(グループ)の「貸出サービスID」が“S0001”である貸出サービスの「課金額」が、“1000円”であることを示している。
表示部22は、例えば、液晶ディスプレイであり、画像形成装置10を操作するための各種情報を表示する。
スキャナ部12は、例えば、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)などのセンサを含み、原稿に形成されている画像を読み取り、読み取った画像の画像データを生成する。スキャナ部12は、画像形成装置10において、スキャナ機能を実現する。
プログラム管理部14は、文書作成プログラムや表計算プログラム、あるいは、代理サービスを提供する種々のアプリケーションプログラムの実行に必要な管理を行う。
画像形成部16は、例えば、トナー式のプリンタであり、さらに、写真プリントするために、昇華式のプリンタを有していてもよい。画像形成部16は、給紙部15によって給紙された用紙に、内部バスBSを介して取得した画像データに対応する画像を形成する。
排紙部17は、画像形成部16によって画像が形成された用紙を排出する。
なお、画像形成装置10は、給紙部15、画像形成部16、及び排紙部17により、画像形成機能を実現する。
プログラム記憶部31は、プログラム管理部14の管理のもとに付加機能としてダウンロードされたアプリケーションプログラム(例えば、貸出サービスを実行させるためのアプリケーションプログラム)を記憶する。プログラム記憶部31は、例えば、プログラムIDと、アプリケーションプログラムとを関連付けて記憶する。プログラム記憶部31が記憶するアプリケーションプログラムは、プログラムIDが指定されることにより、プログラム管理部14の管理のもとに、制御部40に読み出されて実行される。
また、制御部40は、認証処理部41と、サービス制御部42と、通常サービス処理部43と、貸出サービス処理部44と、課金処理部45とを備えている。
このように認証処理部41は、ネットワーク通信部18に対して、取得情報を含む認証情報を管理サーバ装置50に送信させ、ネットワーク通信部18が管理サーバ装置50から受信した取得情報に基づく認証結果を取得する。
このように、サービス制御部42は、管理サーバ装置50の利用者情報記憶部523に、取得情報に含まれる利用者識別情報と一致する貸出利用者情報が記憶されている場合に、当該貸出利用者情報に含まれるサービス識別情報に対応する貸出サービスを提供する。
通常サービスとは、例えば、画像形成装置10の表示部22に表示される初期メニュー画面において利用者が選択することにより、提供されるサービスのことである。通常サービスは、予めデフォルトにより設定されている標準的なサービスであり、予め定められた所定の料金を使用毎に支払うことにより提供される。
具体的に、通常サービスは、初期メニュー画面で選択可能な、例えば、コピー(原稿複写)、文書プリント、画像プリント、ファクシミリ、スキャナ利用、ネットワークプリントなどである。
図8は、第1の実施形態における貸出サービスの提供処理の一例を示すフローチャートである。
なお、提供可能な貸出サービスが複数ある場合には、サービス制御部42は、複数の提供可能な貸出サービスのうちから、利用者に提供する貸出サービスを選択するための選択メニュー画面を表示部22に表示させるようにしてもよい。
図9は、本実施形態における課金処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、まず、画像形成装置10の課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供されたか否かを判定する(ステップS201)。課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供された場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供されていない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS201に戻す。
図10は、本実施形態における情報処理システム1の動作の一例を説明する図である。
図10において、ユーザU1は、貸出サービスを利用する利用者を示している。また、「契約企業A」、「契約企業B」、及び「契約企業C」はそれぞれ貸出サービスを契約している企業4を示している。
これらの契約内容は、契約情報として、管理サーバ装置50の契約情報記憶部524に記憶されている。
次に、(5)企業4(契約企業)が、契約に基づいて、利用料金を管理サーバ装置50に支払い、(6)管理サーバ装置50は、利用料金を店舗2に支払う。
なお、本実施形態による情報処理システム1では、契約情報記憶部524に記憶された契約情報に基づいて、契約者(利用者又はグループ)ごとに異なる利用料金により課金することができる。ここで、契約者ごとに、利用料金が異なるのは、貸出サービスの機能の限定や利用数量(ボリュームディスカウント)などを考慮して、個別に契約されているためである。
図11は、第1の実施形態における画像形成装置10のメニュー画面の表示例を示す図である。
図11(a)は、画像形成装置10における通常サービスを提供する初期メニュー画面(画像G1)の一例を示している。ここで示す例では、画像形成装置10は、通常サービスとして、“コピー”、“ファックス”、“写真サービス”、“プリントサービス”、“スキャンサービス”、及び“行政サービス”を表示部22に表示する。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、初期メニュー画面にない貸出サービスを利用者に提供することが可能になるため、例えば、店舗に設置された場合に、提供されるサービスを柔軟に変更することができる。よって、本実施形態による画像形成装置10は、利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、例えば、利用者が携帯機器3を外部通信部23に接続することで、認証結果に応じた適切な貸出サービスを利用者に提供することができる。よって、本実施形態による画像形成装置10は、さらに利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、例えば、利用者から操作部21を介して取得情報を取得することで、上述した携帯機器3などの特別な機器を用いずに、認証結果に応じた適切な貸出サービスを提供することができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、利用者(契約者)ごとに異なる貸出サービスを適切に提供することができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、管理サーバ装置50を利用した簡易な手段による認証処理が可能になり、適切な貸出サービスを提供することができる。
これにより、利用者は、提供可能な貸出サービスが複数存在する場合に、提供可能な貸出サービスを認識することができ、例えば、複数の提供可能な貸出サービスのうちから、貸出サービスを選択することができる。
これにより、本実施形態による情報処理システム1は、上述した画像形成装置10と同様に、利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、初期メニュー画面にない貸出サービスの利用に対して、適切に課金することができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、例えば、利用料金が異なる貸出サービスの利用に対しても、それぞれの貸出サービスに対応した適切な課金をすることができる。
これにより、本実施形態による情報処理システム1は、貸出サービスを利用した利用明細の作成することが可能になる。また、本実施形態による情報処理システム1は、貸出サービスの利用状況を正確に把握することができるので、例えば、貸出サービスの利用回数制限、貸出サービスの利用のトラッキング(利用追跡)などが可能になる。
これにより、利用者は、貸出サービス以外のサービスも利用可能になるので、本実施形態による画像形成装置10は、さらに利便性を向上させることができる。また、本実施形態による画像形成装置10は、契約していないサービスを利用者に認知してもらうことが可能になり、貸出サービスの新規契約の動機づけとすることができる。
次に、図面を参照して、第2の実施形態による画像形成装置10(情報処理装置)及び情報処理システム1について説明する。
上述した第1の実施形態では、利用者又は携帯機器3から取得する取得情報に、利用者識別情報が含まれる例を説明したが、本実施形態では、取得情報に、利用者識別情報及びサービス識別情報が含まれる場合の一例について説明する。
なお、本実施形態による画像形成装置10及び情報処理システム1は、サービス制御部42及び課金処理部45の処理が異なる点を除いて、第1の実施形態と同様である。
また、サービス制御部42は、管理サーバ装置50の装置情報記憶部522に記憶されている装置情報に基づいて、取得情報に基づく認証結果に応じて提供する貸出サービスが、自装置において提供可能であるか否かを判定する。サービス制御部42は、当該貸出サービスが提供可能である場合に、当該貸出サービスを示す情報を表示部22に表示させる。また、サービス制御部42は、当該貸出サービスが提供可能でない場合に、装置情報記憶部522に記憶されている装置情報に基づいて、当該貸出サービスが提供可能な他装置を抽出し、抽出した他装置が設置されている設置場所に関する情報(例えば、コンビニチェーン名や店舗名)を表示部22に表示させる。
図12は、本実施形態における貸出サービスの提供処理の一例を示すフローチャートである。
次に、認証処理部41は、認証結果を取得する(ステップS308)。すなわち、認証処理部41は、ネットワーク通信部18が管理サーバ装置50から受信した取得情報に基づく認証結果を取得する。なお、管理サーバ装置50は、受信した認証情報に含まれる利用者識別情報及びサービス識別情報と一致する貸出利用者情報が利用者情報記憶部523に記憶されている場合に、認証処理が成功したものとする認証結果を送信する。すなわち、本実施形態による認証処理部41は、認証結果として、利用者識別情報に対応する利用者に対して、指定されたサービス識別情報に対応する貸出サービスを提供可能であるか否かの結果を取得する。
図13は、本実施形態における課金処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、まず、画像形成装置10の課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供されたか否かを判定する(ステップS401)。課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供された場合(ステップS401:YES)に、処理をステップS402に進める。また、課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供されていない場合(ステップS401:NO)に、処理をステップS401に戻す。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、初期メニュー画面にない貸出サービスを予め指定(選択)して提供することができる。そのため、本実施形態による画像形成装置10は、さらに利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、契約者(利用者又は利用者が所属するグループ)ごとに、課金契約(課金条件)が異なる場合であっても、貸出サービスの利用に対して、適切に課金することができる。また、本実施形態による画像形成装置10は、例えば、同一の貸出サービスに対して、契約者ごとに異なる課金設定を行うことが可能になる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、例えば、契約者(利用者)ごとに異なる貸出料金情報を、簡易な手段により確実に取得することができる。よって、本実施形態による画像形成装置10は、契約者(利用者又は利用者が所属するグループ)ごとに、課金契約(課金条件)が異なる場合であっても、貸出サービスの利用に対して、簡易な手段により適切に課金することができる。
次に、図面を参照して、第3の実施形態による画像形成装置10(情報処理装置)及び情報処理システム1について説明する。
上述した第2の実施形態では、画像形成装置10が、貸出サービスに対して、契約者ごとに異なる課金を可能にする例を説明したが、本実施形態では、さらに、課金種別が異なる場合に対応する一例について説明する。
ここで、「課金種別」は、貸出料金の種類を示す課金種別情報であり、例えば、固定料金、従量制、固定料金と従量制との組合せなどである。
図14に示す例では、例えば、「貸出サービスID」の“S0001”に対して、「課金種別」が“従量”であり、“S0003”に対して、「課金種別」が“固定”であることを示している。
図14は、本実施形態における契約情報記憶部524のデータ例を示す図である。
例えば、図14に示す例では、例えば、同じ“S0001”に対して、「契約者情報」が“G02”である場合には、「課金種別」が“固定”であり、契約者情報」が“U0001”である場合には、「課金種別」が“従量”であることを示している。なお、契約情報記憶部524の契約情報が追加、削除、又は変更された場合には、サーバ制御部51は、当該追加、削除、又は変更に合わせて、サービス記憶部521の記憶内容を変更する。
図16は、本実施形態における課金処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、まず、画像形成装置10の課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供されたか否かを判定する(ステップS501)。課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供された場合(ステップS501:YES)に、処理をステップS502に進める。また、課金処理部45は、サービス制御部42によって貸出サービスが提供されていない場合(ステップS501:NO)に、処理をステップS501に戻す。
続くステップS504及びステップS505の処理は、図13に示すステップS404及びステップS405の処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
次に、図面を参照して、第4の実施形態による画像形成装置10a(情報処理装置)及び情報処理システム1aについて説明する。
貸出サービスでは、画像形成装置10aが設置している設置者(店舗2又はコンビニチェーンなど)と、システム提供者(システムメーカなど)と、貸出サービスを実行させるアプリケーションプログラムの作成者(サービス開発者など)とがそれぞれ異なる場合がある。このような場合には、貸出サービスを利用した利用料金は、例えば、設置者、システム提供者、サービス開発者などに配分することが考えられる。本実施形態では、このような場合に対応する一例について説明する。
図17に示すように、情報処理システム1aは、画像形成装置10aと、管理サーバ装置50aとを備えている。
なお、本実施形態による画像形成装置10aの外観図は、図2に示す画像形成装置10と同様である。
なお、図17において、図1に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
ここで、「貸出サービスID」は、貸出サービスを識別する識別情報であり、「配分情報」は、貸出サービスの貸し出し料金の配分に関する配分情報を示している。また、「配分情報」には、例えば、「設置者情報」及び当該「配分率」と、「システム提供者ID」及び当該「配分率」と、「サービス開発者ID」及び当該「配分率」とが含まれる。
なお、配分情報記憶部527には、図18に示すように、情報処理システム1aに登録されている複数の貸出サービス情報に対して配分情報が予め記憶されているものとする。
図19は、本実施形態における配分金記憶部528のデータ例を示す図である。
例えば、図19に示す例では、「配分者情報」の「設置者」である“FC01”には、「配分金総額」が“10000円”配分(課金)されていることを示している。
図20は、本実施形態における課金処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、ステップS601からステップS605までの処理は、上述した図9に示すステップS201からステップS205までの処理と同様であるので、その説明を省略する。
これにより、本実施形態による画像形成装置10aは、例えば、貸出サービスに応じて、利用料金の配分を変更することができる。また、本実施形態による画像形成装置10aは、貸出サービスに関係する複数の配分先に対して、適切に利用料金を配分することができる。
次に、図面を参照して、第5の実施形態による画像形成装置10a(情報処理装置)及び情報処理システム1aについて説明する。
上述した第4の実施形態において、画像形成装置10a及び情報処理システム1aが貸出サービスを利用した利用料金を、例えば、設置者、システム提供者、サービス開発者などに配分する場合の例を説明したが、本実施形態ではさらに、地域ごとに異なる配分率により配分する場合の一例を説明する。
図21は、本実施形態における配分情報記憶部527のデータ例を示す図である。
ここで、「地域情報」は、装置が設置されている設置場所に関する情報の一例であり、例えば、所定の地域を示すエリア情報などである。
図22は、本実施形態における課金処理の一例を示すフローチャートである。
この図において、ステップS701からステップS705までの処理は、上述した図21に示すステップS601からステップS605までの処理と同様であるので、その説明を省略する。
次に、図23を参照して、第6の実施形態による画像形成装置10b(情報処理装置)及び情報処理システム1bについて説明する。
上述した第4及び第5の実施形態では、画像形成装置10aが課金処理部45と、配分処理部46とを備えている一例を説明したが、管理サーバ装置50aがこれらの構成を備えていてもよい。本実施形態では、課金処理部45と、配分処理部46とを画像形成装置10a以外が備える場合について説明する。
図23に示すように、情報処理システム1bは、画像形成装置10bと、管理サーバ装置50bとを備えている。
なお、本実施形態による画像形成装置10bの外観図は、図2に示す画像形成装置10と同様である。
なお、図23において、図17に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
これにより、本実施形態による情報処理システム1bは、上述した第1〜第5の実施形態と同様に、貸出サービスの利用に対して、適切に課金することができる。
これにより、本実施形態による情報処理システム1bは、上述した第4及び第5の実施形態と同様に、貸出サービスに関係する複数の配分先に対して、適切に利用料金を配分することができる。
次に、図24を参照して、第7の実施形態による画像形成装置10(情報処理装置)及び情報処理システム1について説明する。
本実施形態では、貸出サービスの操作画面の表示に関する変形例について説明する。
また、本実施形態による情報処理システム1及び画像形成装置10の構成は、基本的に、第1の実施形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
具体的に、例えば、サービス制御部42は、利用者を識別する利用者識別情報(「利用者ID/機器ID」)と、操作画面に関する情報(「表示内容」)とを対応付けて記憶する利用者情報記憶部523から、利用者に対応する操作画面に関する情報(「表示内容」)を取得する。サービス制御部42は、取得した当該情報(「表示内容」)に基づいて操作画面を表示部22に表示させる。
図24及び図25は、本実施形態による画像形成装置10の操作画面の表示例を示す図である。
図24に示す例では、通常の操作画面では、画像G4→画像G5→画像G6の順に表示が移行するところを、利用者の契約により貸出サービスでは、“フルカラー”に機能が限定され、プリント部数が、“2”に限定されている。そのため、画像形成装置10のサービス制御部42は、画像G5の操作画面の表示を省略して、画像G4→画像G6に移行する操作画面を表示部22に表示させる。
図25に示す例では、通常の操作画面では、画像G7→画像G8→画像G9→画像G10の順に表示が移行するところを、利用者の契約により貸出サービスでは、プリント部数が“L判 2枚”に限定されている。そのため、画像形成装置10のサービス制御部42は、画像G9の操作画面の表示を省略して、画像G7→画像G8→画像G10に移行する操作画面を表示部22に表示させる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、利用者(契約者)に応じて、操作画面を柔軟に変更することができる。よって、本実施形態による画像形成装置10は、利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、利用する際に必要な設定が行われた状態の操作画面を表示するので、利用者が設定する必要がない。そのため、本実施形態による画像形成装置10は、設定による操作の煩雑さを低減することができ、利便性を向上させることができる。また、例えば、企業による契約などで、予め行う作業が決まっている場合など、無駄な作業及びコストを低減することができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、設定のための操作画面を適切に省略することができるので、利便性を向上させるとともに、作業性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、さらに利便性を向上させるとともに、作業性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、貸出サービスの提供において、利用者ごとに操作画面を適切に制限することができる。よって、本実施形態による画像形成装置10は、貸出サービスの提供において、利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による画像形成装置10は、利用者(契約者)ごとに異なるサービスの操作画面を適切に提供することができる。
これにより、本実施形態による情報処理システム1は、画像形成装置10と同様に、利用者(契約者)ごとに異なるサービスの操作画面を適切に提供することができる。よって、本実施形態による情報処理システム1は、利便性を向上させることができる。
この図において、画像G11は、初期メニュー画面を示し、画像G12は、画像G11の初期メニュー画面において、“プリントサービス”が選択された場合の操作画面を示している。また、画像G13は、“プリントサービス”を利用する際の同意を促す操作画面を示している。また、画像G13は、“ユーザ番号”を受け付ける認証処理の操作画面を示している。
なお、画像G13の認証処理は、“ログインID”(利用者識別情報)と“パスワード”により認証するものであってもよい。
例えば、上記の各実施形態は、単独で実施される例を説明したが、これに限定されるものではなく、上記の各実施形態のうちの一部を組み合わせて実施してもよい。例えば、第1の実施形態における貸出サービスの提供処理と、第2の実施形態における貸出サービスの提供処理とを組み合わせて実施するようにしてもよい。また、第1の実施形態において、第2の実施形態における課金処理を適用するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、情報処理システム1(1a、1b)は、一台の管理サーバ装置50(50a、50b)を備える例を説明したが、管理サーバ装置50(50a、50b)の機能を複数のサーバ装置に分散して備えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、画像形成装置10(10a、10b)は、コンビニの店舗2に設置されている例を説明したが、これに限定されるものではない。画像形成装置10(10a、10b)は、企業内や複合オフィス、デパート、公共施設などのオープンスペースに設置されてもよい。例えば、複合オフィスに設置される場合には、貸出サービスは、契約者ごとに、画像形成装置10(10a、10b)は、カスタマイズされたメニュー画面を表示させるような貸出サービスであってもよい。この場合、情報処理システム1(1a、1b)は、一台の画像形成装置10により、それぞれの契約者ごとにカスタマイズしたサービスを提供することができる。
Digital Assistant)などの携帯可能な電子機器であってもよい。
また、上記の各実施形態において、外部通信部23は、例えば、USBインターフェース、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信インターフェースなどである例を説明したが、ワイヤレスLAN(Local Area
Network)などの他のインターフェースであってもよい。
Claims (8)
- 情報の入出力に関する複数の機能部と、
前記複数の機能部のうちの予め選択された少なくとも一部を利用者に貸し出す貸出サービスを提供するメニュー画面を、取得した取得情報に基づく認証結果に応じて表示部に表示させるサービス制御部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記取得情報を携帯機器から取得する外部通信部を備え、
前記サービス制御部は、前記外部通信部を介して前記携帯機器から取得した前記取得情報に基づく認証結果に応じて、前記メニュー画面を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 情報の入力を受け付ける操作部を備え、
前記サービス制御部は、前記操作部を介して取得した前記取得情報に基づく認証結果に応じて、前記メニュー画面を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記取得情報には、利用者を識別する利用者識別情報が含まれ、
前記サービス制御部は、
少なくとも前記利用者識別情報と、前記貸出サービスを識別するサービス識別情報とを対応付けた貸出利用者情報を記憶する利用者情報記憶部に、前記取得情報に含まれる前記利用者識別情報と一致する前記貸出利用者情報が記憶されている場合に、当該貸出利用者情報に含まれる前記サービス識別情報に対応する前記貸出サービスを前記メニュー画面に表示させる
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記取得情報には、さらに前記サービス識別情報が含まれ、
前記サービス制御部は、
前記取得情報に含まれる前記利用者識別情報及び前記サービス識別情報と一致する前記貸出利用者情報が前記利用者情報記憶部に記憶されている場合に、当該貸出利用者情報に含まれる前記サービス識別情報に対応する前記貸出サービスを前記メニュー画面に表示させる
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して通信するネットワーク通信部と、
前記ネットワーク通信部に対して、前記取得情報を含む認証情報を前記ネットワークに接続されているサーバ装置に送信させ、前記ネットワーク通信部が前記サーバ装置から受信した前記取得情報に基づく認証結果を取得する認証処理部と
を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記サービス制御部は、
前記取得情報に基づく認証を必要とせずに提供されるサービスうち、前記貸出サービスによって提供されないサービスを、前記貸出サービスとは異なる表示形態で前記メニュー画面に表示させる
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 情報の入出力に関する複数の機能部と、前記複数の機能部のうちの予め選択された少なくとも一部を利用者に貸し出す貸出サービスを提供するメニュー画面を、取得した取得情報に基づく認証結果に応じて表示部に表示させるサービス制御部とを備える情報処理装置と、
前記取得情報を含む認証情報を前記情報処理装置から受信し、当該取得情報に基づく認証結果を前記情報処理装置に送信するサーバ装置と
を備える情報処理システム。
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