JP2002297359A - 機器管理方法およびシステム - Google Patents

機器管理方法およびシステム

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JP2002297359A
JP2002297359A JP2001104405A JP2001104405A JP2002297359A JP 2002297359 A JP2002297359 A JP 2002297359A JP 2001104405 A JP2001104405 A JP 2001104405A JP 2001104405 A JP2001104405 A JP 2001104405A JP 2002297359 A JP2002297359 A JP 2002297359A
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Kazumasa Ishikawa
一正 石川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続された機器の固有情報を
もとに、ユーザの使用状況に応じたきめ細かいサービス
が可能な機器管理方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 ネットワーク28上で、自機の使用状況
に関する情報を記憶した不揮発性メモリまたはバックア
ップ付きメモリを有する複数の機器24〜26と、この
複数の機器24〜26内に蓄積された自機の使用状況に
関する情報をネットワーク28および管理装置22、2
3を介して収集し、収集した情報をデータベース化して
蓄積し、前記機器24〜26の使用状況に関する情報に
もとづいてユーザに対する請求金額を決定するセンタ装
置23とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
配置され、自機の使用状況を示す固有情報を蓄積してい
る機器の管理方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メーカが製造した製品(OA機
器)を販社などを介して購入した場合、顧客(ユーザ)
は、サービス会社とメンテナンス契約を行って定期的に
保守サービスを受け、この保守サービスに対する対価を
支払うことが一般的である。ここで、図7に示すよう
に、ユーザ機器(ファクシミリ装置16、プリンタ1
4、複写機15など)がLANあるいは公衆回線などの
ネットワークに接続されている場合、ファクシミリ装置
16、プリンタ14、複写機15などの機器情報は、保
守管理用のパーソナルコンピュータ(PC)からなる、
サービス会社のセンタ装置11やサーバ装置12、13
に対して送信されていた。具体的には、各機器の用紙切
れやトナー切れなどの情報が、LANなどを介して前記
PCに送信され、サービスマンによるメンテナンス時な
どに活用されていた。
【0003】この種の装置として関連するものには、特
開平5−88425号公報、特開平6−103046号
公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、LANや公衆回線を通して収集、管理さ
れる機器情報が保守情報などに限定されており、こうし
て収集された情報も限定された環境のみで使用されてい
た。例えば、機器の使用状況などの情報は利用されてい
なかった。一方、ネットワークの普及により、これを利
用した情報収集や情報提供が容易となった環境におい
て、ユーザの使用状況に応じたきめ細かいサービスが求
められている。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、ネットワークに接続された機器の固有情報をもと
に、ユーザの使用状況に応じたきめ細かいサービスが可
能な機器管理方法およびシステムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コンピュータを用いて、ネットワーク上の機器に蓄
積された前記機器の使用状況に関する情報を、前記ネッ
トワークを介して収集する情報収集ステップと、収集し
た前記使用状況に関する情報をデータベース化して記憶
・管理する情報記憶・管理ステップとを実行することに
特徴がある。
【0007】ファクシミリ装置、複写機、プリンタなど
のネットワーク機器に蓄積された情報を、LANあるい
は公衆回線などを利用して収集し、データベース化する
ので、サービス会社は前記情報を利用し、ユーザの使用
状況に応じたきめ細かいサービスを提供できることとな
る。ここで、前記LANは有線であっても無線であって
もよく、使用回線は衛星、光ファイバ、同軸ケーブルな
どを問わない。
【0008】請求項2に記載の発明は、コンピュータを
用いて、ネットワーク上の機器に蓄積された前記機器の
使用状況に関する情報を予め設定した時間ごとに、前記
ネットワークの他コンピュータから前記ネットワークを
介して収集する情報収集ステップと、収集した前記使用
状況に関する情報をデータベース化して記憶・管理する
情報記憶・管理ステップとを実行することに特徴があ
る。
【0009】例えば、ネットワーク上の各拠点に設置さ
れた、サービス会社のサーバ(他コンピュータ)など
で、データベース化された情報を一時的に蓄積し、一定
期間ごとに各拠点の機器更新情報をサービス会社の中央
コンピュータ(コンピュータ)に送信して、この中央コ
ンピュータにより一元的に管理することができるので、
システムのダウン時の情報消失を防止できることとな
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記情報収集ステップで、前記他コンピュータに障
害が発生した場合は、前記他コンピュータ以外のバック
アップ用コンピュータから、前記ネットワーク上の機器
に蓄積された前記機器の使用状況に関する情報を、前記
ネットワークを介して収集することに特徴がある。
【0011】サービス会社の子コンピュータ(他コンピ
ュータ)のいずれかに障害が発生した場合は、近隣の子
コンピュータがバックアップするので、収集した機器情
報が中央コンピュータの更新間隔間に消失するのを防止
できることとなる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3において、前記データベース化して記憶した前記機器
の使用状況に関する情報にもとづいて、前記機器のユー
ザに対する請求金額を決定する請求金額決定ステップを
実行することに特徴がある。
【0013】前記中央コンピュータあるいは前記サーバ
などで、ユーザの機器使用状況、過去使用機器、メンテ
ナンス情報、現在のマシン状況などをデータベース化
し、これらの情報をもとにメンテナンス価格、一枚あた
りの価格などを演算してユーザに請求できるので、ユー
ザの使用状況に応じたきめ細かいサービス(例えば、使
用枚数、使用期間に応じた値引きなど)を提供できるこ
ととなる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれかにおいて、前記請求金額決定ステップで決定し
た請求金額をメール送信することに特徴がある。
【0015】Eメールなどの電子郵便を用いることで、
ユーザに対し、前記請求金額などを迅速に通知でき、サ
ービスコストの低減にもつながる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれかにおいて、前記請求金額決定ステップで決定し
た請求金額をファクシミリ送信することに特徴がある。
【0017】ファクシミリ通信を用いることで、ユーザ
がファクシミリ装置を使用している場合には、印字出力
した記録紙が残るので都合がよい。ユーザは、前記記録
紙を保管・参照することで、サービス価格の適否を判断
し、サービス履歴を認識し、あるいはサービス内容につ
いて他サービス会社と比較できることとなる。
【0018】請求項7に記載の発明は、ネットワーク上
で、自機の使用状況に関する情報を記憶した不揮発性メ
モリまたはバックアップ付きメモリを有する複数の機器
と、この複数の機器内に蓄積された前記機器の使用状況
に関する情報を、前記ネットワークを介して収集し、収
集した前記使用状況に関する情報をデータベース化して
蓄積し、前記機器の使用状況に関する情報にもとづいて
前記機器のユーザに対する請求金額を決定するコンピュ
ータとを設けたことに特徴がある。
【0019】前記情報を機器内の不揮発性メモリまたは
バックアップ付きメモリに蓄積することにより、回線状
態が悪い状況でも、回線回復時に取り出すことが可能に
なる。あるいは、サービスマンが保守点検のためにユー
ザを訪問した際にデータを収集できることとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。図1に、本発明の実施の一形態に
係るサービスビジネス環境を示す。図1において、細い
実線は製品または再生部品の流れを示す。ここで、メー
カが販社を通してユーザ200に製品(OA機器)を販
売すると、ユーザ200は販社に製品の対価を支払う。
この後、ユーザ200は、サービス会社100とメンテ
ナンス契約を結び、サービス会社100に対して規定の
サービス料金を支払うことで、定期的あるいはサービス
マンコールによる保守サービスを受けながら前記OA機
器を使用する。なお、前記サービス料金は、サービス会
社100が前記OA機器から直接収集した蓄積情報、お
よび予め設定した条件などによって決定される。さら
に、ユーザ200は、中古品となった前記製品のメーカ
買取り(下取り)を希望する場合、回収会社に依頼して
前記製品を引き取らせ、この製品の下取り金額を回収会
社から受取ることとなる。次いで、回収会社は、中古製
品の分解・廃棄・再生を行う処理会社に対し、前記中古
製品を引き取らせて下取り金額を受取る。次いで、処理
会社は、引き取った中古製品を分解して再生し、再生部
品をメーカに引き渡して、その対価を受取り、OA機器
の部品リサイクルが完了することとなる。
【0021】図2に、本発明の実施の一形態に係る市場
機器管理システムの構成を示す。本実施形態の市場機器
管理システムには、販売あるいはリース契約されて使用
中のプリンタ24、ファクシミリ装置25、複写機26
などのOA機器と、各機器内に蓄積された情報を管理装
置(サーバ)22、23を介して収集し、一元管理する
センタ装置21と、各機器内に蓄積された情報を収集し
て蓄積するとともにセンタ装置21に転送する管理装置
22、23とを備え、これらはネットワーク(公衆回
線、LAN、あるいはインターネット回線)28で互い
に接続されている。なお、プリンタ24、ファクシミリ
装置25、複写機26がユーザ200に相当し、管理装
置(サーバ)22、23、およびセンタ装置21がサー
ビス会社100に相当する。
【0022】センタ装置21は、パーソナルコンピュー
タなどで構成されており、詳細に図示しないが、CPU
などの制御部、RAM/ROMなどのメモリ部、CRT
などの出力部、キーボードなどの入力部、モデムやLA
Nインタフェースなどの通信部を備えている。また、前
記ROM内には、OA機器24〜26内に蓄積された情
報を管理装置22、23を介して収集するためのプログ
ラム、このプログラムによって収集した蓄積情報を一元
管理するセンタ機能を実現するための基本プログラム、
あるいはシステム管理データなどが格納されている。ま
た、前記RAMは、バッテリーバックアップすることに
よって必要情報を保持することも可能であり、プログラ
ム実行に必要な情報を記憶すると共にワークエリアとし
て使用される。さらに、センタ装置21には、公衆回
線、LAN、あるいはインターネット回線および管理装
置22、23を介して収集した各機器内の蓄積情報を管
理するためのデータベース27を備え、このデータベー
ス27は磁気ディスク装置、ハードディスク装置などで
構成されている。
【0023】ここで、データベース27には、管理装置
22、23から送信された、ユーザ別の基本情報(ユー
ザ名、使用機種、メーカ名、製造番号、形式名、製造年
月日など)、構成部品情報(使用機種、部品名称、材
質、材料グレード、質量など)、履歴情報(ユーザ名、
購入年月日あるいはリース開始年月日、通電時間、電源
投入/切断回数、温度履歴、修理/サービス履歴(修理
/サービス日、修理/サービスの種類(例えば、トナー
交換、コンタクトガラスや白基準ローラの清掃))な
ど、各機器の使用状況に関する情報が更新可能に蓄積さ
れている。
【0024】管理装置22、23は、パーソナルコンピ
ュータなどで構成されており、詳細に図示しないが、C
PUなどの制御部、RAMやROMなどのメモリ部、C
RTなどの出力部、キーボードなどの入力部、モデムや
LANインタフェースなどの通信部を備えている。ま
た、管理装置22、23は、ネットワーク28を介して
各機器24〜26と接続されており、予め設定した周期
で各機器24〜26に蓄積された情報(使用状況に関す
る情報)を収集し、データベース化して蓄積するととも
に、センタ装置21の送信要求に応じ、データベース化
して蓄積した前記情報をセンタ装置21に送信するもの
である。
【0025】また、前記ROM内には、各機器24〜2
6に蓄積された情報を収集し、データベース化して蓄積
する機能を実現するためのプログラム、システム管理デ
ータなどが格納されている。また、前記RAMは、バッ
テリーバックアップすることによって必要情報を保持す
ることも可能であり、プログラム実行に必要な情報を記
憶すると共にワークエリアとして使用される。なお、前
記プログラム実行に必要な情報が膨大である場合は、前
記RAMの他に磁気ディスク装置などを搭載し、そこに
格納して利用することも可能である。なお、前記CPU
は、前記ROM内のプログラムに従って前記通信部、前
記入力部、前記出力部などを制御し、各種機能を実行す
る。
【0026】さらに、管理装置22、23には、前記各
機器の使用状況に関する情報をデータベース化して蓄積
するためのデータベース29、30を備え、このデータ
ベース29、30は、磁気ディスク装置、ハードディス
ク装置などで構成されている。また、データベース2
9、30には、各機器24〜26に蓄積された情報をも
とにして、ユーザ別の基本情報(ユーザ名、使用機種、
メーカ名、製造番号、形式名、製造年月日など)、構成
部品情報(使用機種、部品名称、材質、材料グレード、
質量など)、履歴情報(ユーザ名、購入年月日あるいは
リース開始年月日、通電時間、電源投入/切断回数、温
度履歴、修理/サービス履歴(修理/サービス日、修理
/サービスの種類(例えば、トナー交換、コンタクトガ
ラスや白基準ローラの清掃))など、各機器の使用状況
に関する情報が更新可能に蓄積されている。
【0027】プリンタ24、ファクシミリ装置25、複
写機26は、詳細に図示しないが、公衆回線を介して相
手先通信端末と通信するための通信制御部および網制御
部、LANあるいはインターネットを介して相手先通信
端末と通信するためのLANユニット、原稿を読取るス
キャナなどからなる画像読取部、画像データを記録紙に
出力する記録印字部、CPUを備え、装置全体を制御す
るシステム制御部、ROM、RAMなどのシステムメモ
リ、画像データをファイルとして蓄積する画像メモリ、
相手先通信端末との通信を制御するLANユニット、各
種操作キーや表示器(LCD、LEDなど)を有する操
作表示部などを備えている。また、前記ROM内には、
プリンタ、複写機、あるいはファクシミリ装置としての
基本プログラム、自機の使用状況に関する情報(通電時
間、電源投入/切断回数、温度履歴、修理/サービス履
歴など)を前記RAMなどに更新・蓄積するプログラ
ム、前記使用状況に関する情報の送信動作を実行するた
めのプログラム、あるいはシステム管理データなどが格
納されている。
【0028】前記RAMには、前記使用状況に関する情
報が更新可能に記憶されている。また、前記RAMは、
不揮発性メモリで構成するか、あるいはバッテリーバッ
クアップすることが可能であり、プログラム実行に必要
な情報を記憶すると共にワークエリアとして使用され
る。さらに、前記RAMに限らず、着脱および持運び可
能な記憶媒体(例えば、CD、FDなど)に前記使用状
況に関する情報を更新可能に記憶してもよい。この構成
により、機器ダウン時あるいは通信不可時でもサービス
マンなどが前記記憶媒体を回収することで前記使用状況
に関する情報を取得できることとなる。また、前記画像
メモリを磁気ディスク装置で構成する場合には、前記シ
ステムメモリと前記画像メモリを共通化することも可能
である。
【0029】次に、本実施形態の市場機器管理方法を説
明する。前述のように、プリンタ24、ファクシミリ装
置25、複写機26は、自機の前記RAMなどに前記使
用状況に関する情報を更新可能に記憶している。この情
報には、自機種、メーカ名、製造番号、形式名、製造年
月日、部品名称、材質、材料グレード、質量、通電時
間、電源投入/切断回数、温度履歴、修理/サービス履
歴などが含まれる。なお、通電時間、温度履歴などの情
報は予め設定された時間間隔で、図示しないタイマ、温
度センサから取得・更新され、修理/サービスの頻度
(回数)などについては、修理/サービス実行時に更新
されるものとする。
【0030】一方、図3に示すように、管理装置22、
23は予め設定された時間間隔で(s101)、ネット
ワーク28を介してプリンタ24、ファクシミリ装置2
5、複写機26などの機器にアクセスし、各機器に蓄積
されている前記使用状況に関する情報を取得してデータ
ベース化し、データベース29、30に更新可能に蓄積
する(s102、s103)。ここで、管理装置22ま
たは23は、それぞれが担当して管理する機器の蓄積情
報のみを取得して蓄積し、この情報を他の管理装置23
または22に転送する(s104)。さらに、管理装置
22または23は、図4に示すように、他の管理装置2
3または22から更新要求とともに前記使用状況に関す
る情報が転送されると(s201)、この情報を取り込
み、自機が管理担当する機器の情報とともに、データベ
ース29または30に更新可能に蓄積する(s20
2)。こうすることにより、管理装置22、23には各
機器に蓄積されている前記使用状況に関する情報が同期
して蓄積されることとなる。
【0031】また、図5に示すように、センタ装置21
は、予め設定された時間間隔で(s301)、ネットワ
ーク28を介して管理装置22、23のいずれかにアク
セスし(s302)、管理装置22、23のデータベー
ス29、30に蓄積されている前記使用状況に関する情
報を取得して、データベース27に更新可能に蓄積する
(s303)。ここで、センタ装置21がアクセスした
管理装置22または23がダウンし、あるいは通信不可
となった場合、センタ装置21は、他の管理装置23ま
たは22(バックアップ用コンピュータ)にアクセス
し、データベース30または29に蓄積されている、前
記使用状況に関する情報を取得する。
【0032】さらに、図6に示すように、センタ装置2
1は、契約ユーザに対してメンテナンス料金を請求する
際、データベース27を検索して当該ユーザが使用して
いる機器の使用状況に関する情報を取得し(s40
1)、この使用状況および予め設定した係数や演算式に
もとづいてメンテナンス価格、1枚当たりの複写/プリ
ント価格などの請求額を算出し(s402)、契約ユー
ザの使用機器24〜26に直接送信するか、あるいは管
理装置22、23に送信し、この管理装置22、23か
ら前記契約ユーザの使用機器に転送させる(s40
3)。例えば、使用枚数が増加し、あるいは使用期間が
増長するにしたがって、メンテナンス価格を逓減するよ
うに算出する。この場合、前記契約ユーザの指定、ある
いは前記契約ユーザの使用機器に応じて適宜、電子メー
ル(Eメール)通信あるいはファクシミリ通信を用いて
ユーザに通知することとなる。
【0033】なお、本実施形態では、管理装置22、2
3から各機器24〜26に対し、所定の間隔で前記使用
状況に関する情報を問合せているが、これに限らず、各
機器24〜26から管理装置22、23に対し、所定の
間隔で前記使用状況に関する情報を通知するようにして
もよい。また、本実施形態に限らず、各機器24〜26
から直接、センタ装置21に通知するようにしてもよ
い。これらの方法により、管理装置22、23の負荷を
軽減して他の管理サービスを拡充できることとなる。
【0034】また、本実施形態では、公衆回線、LA
N、あるいはインターネット回線を用いてネットワーク
28を構成しているが、これに限らず、LANを有線お
よび/または無線で構成し、あるいは衛星、光ファイ
バ、同軸ケーブルなどの回線を用いてもよい。この構成
により、ユーザ機器の使用環境に応じて機器固有の情報
を取得・蓄積し、この情報にもとづいて、きめ細かいサ
ービスを提供できることとなる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、LA
N、インターネット継由あるいは公衆回線によるポイン
ト・ツー・ポイント接続などで、機器内に蓄積された機
器固有の情報を簡単に収集できるため、サービス会社
は、前記情報を利用してユーザの使用状況に応じたサー
ビスを効率的に提供することが可能である。一方、ユー
ザは自機の使用状況に応じた費用負担で、適切なサービ
スを受けることができる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、データベ
ース化された情報を各拠点に設置されたサービス会社の
サーバ(管理装置)に蓄積し、一定期間ごとに各拠点の
機器更新情報をサービス会社の中央コンピュータ(セン
タ装置)に送り、一元的に管理することにより、サービ
スシステム上のどのコンピュータに障害が発生してもリ
カバリーが可能である。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の効果に加え、更新間隔間の情報消失も防止することが
可能である。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、ユーザに
請求する金額が過去の情報も含めて演算されるので、サ
ービス会社は、よりきめ細かなサービス(例えば、使用
枚数、使用期間に応じた値引きなど)を提供でき、ユー
ザは適切な費用負担でサービスを受けることができる。
さらに、サービス会社は、ネットワークを介してユーザ
に対する請求内容を出力するので、ユーザは明確な請求
根拠を認識できる。
【0039】請求項5に記載の発明によれば、Eメール
などの電子郵便を用いることにより、迅速で自動的な通
知が可能となってサービスコストの低減につながり、ユ
ーザ、サービス会社の双方にとって都合がよい。
【0040】請求項6に記載の発明によれば、ファクシ
ミリ通信を用いることにより、当該機種からの出力が記
録に残るので、ユーザは前記記録によってサービス価格
の適否を判断し、サービス履歴を認識し、あるいは他サ
ービス会社と比較するために用いることができて都合が
よい。
【0041】請求項7に記載の発明によれば、ユーザが
自機の使用状況に関する情報を機器内の不揮発性メモリ
やバックアップ付きメモリに蓄積することにより、サー
ビス会社は、回線状態が悪い場合には回線回復時に蓄積
情報を取り出すことが可能である。また、サービス会社
のサービスマンが保守点検のためにユーザを訪問する
際、前記情報を収集することが可能である。
【0042】以上説明したように、本発明によれば、ネ
ットワークに接続された機器の固有情報をもとに、ユー
ザの使用状況に応じたきめ細かいサービスを行うことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るサービスビジネス
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る機器管理システム
の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る管理装置の機器情
報収集・蓄積動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態に係る管理装置の機器情
報更新動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態に係るセンタ装置の機器
情報収集・更新動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態に係るセンタ装置の請求
金額決定・通知動作を示すフローチャートである。
【図7】従来の機器管理システムの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
21 センタ装置(パーソナルコンピュータ、コンピュ
ータ) 22、23 管理装置(パーソナルコンピュータ、他コ
ンピュータ) 24 プリンタ 25 ファクシミリ装置 26 複写機 27、29、30 データベース 28 ネットワーク(LAN、公衆網、インターネット
など) 100 サービス会社 200 ユーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 332 G06F 17/60 332 G08C 19/00 G08C 19/00 Z Fターム(参考) 2F073 AA19 AA40 AB01 BB01 BB04 BB07 BB20 BC01 CC20 CD11 DD03 DE11 DE16 EE01 EE07 GG01 GG08 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 BB10 NN00 NN19 5B042 GA12 GC16 JJ08 LA27 MB05 MC19 5B085 AC04 AC11 CA01 5B089 JA35 JB14 KA13 KB04 KB12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを用いて、ネットワーク上の
    機器に蓄積された前記機器の使用状況に関する情報を、
    前記ネットワークを介して収集する情報収集ステップ
    と、収集した前記使用状況に関する情報をデータベース
    化して記憶・管理する情報記憶・管理ステップとを実行
    することを特徴とする機器管理方法。
  2. 【請求項2】コンピュータを用いて、ネットワーク上の
    機器に蓄積された前記機器の使用状況に関する情報を予
    め設定した時間ごとに、前記ネットワークの他コンピュ
    ータから前記ネットワークを介して収集する情報収集ス
    テップと、収集した前記使用状況に関する情報をデータ
    ベース化して記憶・管理する情報記憶・管理ステップと
    を実行することを特徴とする機器管理方法。
  3. 【請求項3】前記情報収集ステップで、前記他コンピュ
    ータに障害が発生した場合は、前記他コンピュータ以外
    のバックアップ用コンピュータから、前記ネットワーク
    上の機器に蓄積された前記機器の使用状況に関する情報
    を、前記ネットワークを介して収集することを特徴とす
    る請求項2に記載の機器管理方法。
  4. 【請求項4】前記データベース化して記憶した前記機器
    の使用状況に関する情報にもとづいて、前記機器のユー
    ザに対する請求金額を決定する請求金額決定ステップを
    実行することを特徴とする請求項2または3に記載の機
    器管理方法。
  5. 【請求項5】前記請求金額決定ステップで決定した請求
    金額をメール送信することを特徴とする請求項2〜4の
    いずれかに記載の機器管理方法。
  6. 【請求項6】前記請求金額決定ステップで決定した請求
    金額をファクシミリ送信することを特徴とする請求項2
    〜4のいずれかに記載の機器管理方法。
  7. 【請求項7】ネットワーク上で、自機の使用状況に関す
    る情報を記憶した不揮発性メモリまたはバックアップ付
    きメモリを有する複数の機器と、この複数の機器内に蓄
    積された前記機器の使用状況に関する情報を、前記ネッ
    トワークを介して収集し、収集した前記使用状況に関す
    る情報をデータベース化して蓄積し、前記機器の使用状
    況に関する情報にもとづいて前記機器のユーザに対する
    請求金額を決定するコンピュータとを設けたことを特徴
    とする機器管理システム。
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