JP4977424B2 - グラファイト複合フィルム - Google Patents
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Description
実際にグラファイトフィルムを機器に組み込む場合、何らかの方法で発熱体、放熱部品と固定する必要がある。一般的な方法は、接着フィルム、両面テープ、粘着フィルムのような接着剤、粘着材を用いて固定する方法がある。
グラファイトフィルムを保護層や粘着層と複合した場合、保護層・粘着層の熱伝導性はグラファイトフィルムよりも劣るため、熱拡散性を落とすことになる。そのため、グラファイトフィルム単体の熱拡散性は高ければ高いほどよい。
グラファイトフィルム、保護層、粘着層から構成されるグラファイト複合フィルムにおいて、グラファイトフィルムの端部の少なくとも一部分が保護層と粘着層で被覆されていることを特徴とするグラファイト複合フィルム。
前記保護層が前記グラファイトフィルムからはみ出しており、そのはみ出し幅が2mm以下であることを特徴とするグラファイト複合フィルム。
(前記保護層の面積−前記グラファイトフィルムの面積)/(前記グラファイトフィルムの面積)で定義されるはみ出し面積の割合が50%以下であることを特徴とする上記グラファイトフィルム(1)(2)記載のグラファイト複合フィルム。
(前記グラファイトフィルムの端部が被覆されている長さ)/(前記グラファイトフィルムの端部長さ)で定義される被覆割合が10%以上であることを特徴とする上記グラファイト複合フィルム(1)〜(3)記載のグラファイト複合フィルム。
前記グラファイト複合フィルムの厚みが100μm以下であることを特徴とする上記グラファイト複合フィルム(1)〜(4)記載のグラファイト複合フィルム。
前記グラファイトフィルムの厚みが70μm以下であることを特徴とする上記グラファイト複合フィルム(1)〜(5)記載のグラファイト複合フィルム。
前記保護層の厚みが40μm以下であることを特徴とする上記グラフィト複合フィルム(1)〜(6)記載のグラファイト複合フィルム。
前記粘着層の厚みが40μm以下であることを特徴とする上記グラファイト(請求項1〜7のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
前記グラファイト複合フィルムの熱伝導率が400W/m・K以上であることを特徴とする上記グラファイト複合フィルム請求項1〜8のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
前記グラファイトフィルムが、高分子フィルムおよび/または炭素化した高分子フィルムからなる原料フィルムを、電圧を印加し直接通電可能な容器内に接触して保持し、該容器に電圧を印加し通電しながらグラファイト化するグラファイト化工程を経て得られたグラファイトフィルムであることを特徴とする上記(1)〜(9)記載のグラファイト複合フィルム。
前記グラファイトフィルムが、前記グラファイト化工程の後にさらに、グラファイトフィルムを面状に加圧して得られたグラファイトフィルムであることを特徴とするグラファイト複合フィルム(10)記載のグラファイト複合フィルム。
前記炭素化した高分子フィルムが、高分子フィルムを600〜1800℃の温度で熱処理する炭素化工程により得られる炭素化高分子フィルムであることを特徴とする請求項10、11のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
前記高分子フィルムが、ポリイミドフィルムであることを特徴とする前記グラファイト複合フィルム(10)〜(12)記載のグラファイトフィルムの製造方法。
本発明のグラファイトフィルムは、熱拡散性、放熱性、固定性、取り扱い性、を改善するために、少なくとも片面および/または両面に保護層、粘着層を形成すると良い。
グラファイトフィルムの端部の少なくとも一部分が保護層と粘着層で被覆されている構造としては、図1〜図5が挙げられる。図1と図2は、グラファイトフィルムの端部の全てが保護層と粘着層で被覆された構造である。図3〜図5は、グラファイトフィルムの端部の一部分が保護層と粘着層で被覆された構造である。図6〜7のようにグラファイトフィルムの全体を覆う必要はなく、グラファイトフィルムの周辺端部のみを保護層と粘着層で被覆する方法でもよい。
グラファイトフィルムの周辺端部を保護層・粘着層で被覆した場合、保護層・粘着層がはみ出した構造となる。保護層のはみ出し幅は2mm以下、好ましくは1mm以下であるとよい。
(前記保護層の面積−前記グラファイトフィルムの面積)/(前記グラファイトフィルムの面積)で定義されるはみ出し面積の割合は50%以下、好ましくは30%以下、さらに好ましくは10%以下である。
(前記グラファイトフィルムの端部が被覆されている長さ)/(前記グラファイトフィルムの端部長さ)で定義される被覆割合は10%以上、好ましくは20%以上、さらに好ましくは30%以上である。
本発明のグラファイト複合フィルムの厚みは、100μm以下、好ましくは90μm、さらに好ましくは80μm以下である。
本発明のグラファイト複合フィルムの熱伝導率は、400W/m・K以上、好ましくは500W/m・K以上、さらに好ましくは600W/m・K以上であると良い。400W/m・K以上になると、熱伝導性が高いために、発熱機器から熱を逃がしやすくなり、発熱機器の温度上昇を抑えることが可能となる。ここで言う熱伝導率は、熱拡散率と熱容量と密度の積から算出した値である。
本発明のグラファイトフィルムのMIT(R1mm)は、100,000回以上、好ましくは200,000回以上、さらに好ましくは300,000回以上であると良い。MIT(R1mm)が100,000回以上になると、携帯電話のヒンジや小型電子機器の折り曲げ部分で使用する場合でも、機能を落とすことなく使用することが可能になる。
本発明のグラファイトフィルムの製造方法を以下に例示しつつ説明する。
本発明で用いることができる原料フィルムは、高分子フィルムまたは炭素化した高分子フィルムである。
本発明に用いることができる高分子フィルムとしては、特に限定はされないが、ポリイミド(PI)、ポリアミド(PA)、ポリオキサジアゾール(POD)、ポリベンゾチアゾール(PBT)、ポリベンゾビスチアゾール(PBBT)、ポリベンゾオキサゾール(PBO)、ポリベンゾビスオキサゾール(PBBO)、ポリパラフェニレンビニレン(PPV)、ポリフェニレンベンゾイミダゾール(PBI)、ポリフェニレンベンゾビスイミダゾール(PPBI)、ポリチアゾール(PT)等が挙げられる。
ポリイミドフィルムは、他の有機材料を原料とする原料フィルムよりもフィルムの炭化、黒鉛化が進行しやすいため、フィルムの電気伝導度が低温で均一に高くなりやすく、かつ電気伝導度そのものも高くなりやすい。その結果、電圧を印加し直接通電可能な容器内に、該原料フィルムを容器壁面に接触して保持し、該容器に電圧を印加し通電しながらグラファイト化する場合には、フィルム部分に炭素化の進行に伴って均一に電流が流れ、表面及び内部での均一な発熱が起こり、厚みが薄い場合に加え、厚い場合においても熱伝導性の高いグラファイトとなる。また、出来上がるグラファイトの結晶性が優れ、耐熱性にも優れたものとなるため、電界が集中し局所的な加熱が生じたとしても破損することなく、品質の高いグラファイトとなる。
本発明で用いられる炭素化した高分子フィルムとしては、出発物質である高分子フィルムを減圧下もしくは不活性ガス中で予備加熱処理して得られるものが好ましい。
本発明に用いられるポリイミドフィルムにおいて、分子の面内配向性に関連する複屈折Δnは、フィルム面内のどの方向に関しても0.08以上、好ましくは0.10以上、さらに好ましくは0.12以上、最も好ましくは0.14以上である。
複屈折が高くなるほど、フィルムの炭化(炭素化)、黒鉛化が進行しやすいため、フィルムの電気伝導度が高くなりやすい。その結果、電圧を印加し直接通電可能な容器内に、該原料フィルムを容器壁面に接触して保持し、該容器に電圧を印加し通電しながらグラファイト化する工程では、フィルム部分に炭素化の進行に応じた電気抵抗の変化に応じて均一に電流が流れ、また炭素化の進行に伴いフィルムに流れる電流量が増え、表面及び内部での均一な発熱が起こるため、均一な黒鉛化が進行しやすくなる。またフィルム面内で均一に電気伝導度が高くなるため、フィルム内で部分的な電界集中を起すことなく、局所的な発熱が起こらず、結果として表面及び内部で均一な黒鉛化が進行する。
ここでいう複屈折とは、フィルム面内の任意方向の屈折率と厚み方向の屈折率との差を意味し、フィルム面内の任意方向Xの複屈折Δnxは次式(数式1)で与えられる。
また、本発明に用いられるグラファイトフィルムの原料となるポリイミドフィルムは、100〜200℃の範囲において2.5×10-5/℃未満の平均線膨張係数を有しているとよい。線膨張係数が2.5×10-5/℃未満であれば、熱処理中の伸びが小さく、スムースに黒鉛化が進行し、脆くなく、種々の特性に優れたグラファイトを得ることができる。このようなポリイミドフィルムを原料に用いることで、グラファイトへの転化が2400℃から始まり、2700℃で十分結晶性の高いグラファイトに転化が生じ得る。
<ポリイミドフィルムの弾性率>
また、本発明に用いられるポリイミドフィルムは、その弾性率が2.5GPa以上、好ましくは3.4GPa以上であれば、グラファイト化をより容易に行い得るということから好ましい。すなわち、弾性率が2.5GPa以上、好ましくは3.4GPa以上であれば、熱処理中のフィルムの収縮によるフィルムの破損を防止することができ、種々の特性に優れたグラファイトを得ることができる。
フィルムの吸水率は、下記のごとく測定した。
本発明で用いられるポリイミドフィルムは、ポリイミド前駆体であるポリアミド酸の有機溶液をイミド化促進剤と混合した後、エンドレスベルトまたはステンレスドラムなどの支持体上に流延し、それを乾燥および焼成してイミド化させることにより製造され得る。
本発明においてポリイミドの合成に用いられ得る酸二無水物は、ピロメリット酸二無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,1−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、オキシジフタル酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、エチレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、ビスフェノールAビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、およびそれらの類似物を含み、それらを単独でまたは任意の割合の混合物で用いることができる。
本発明においてポリイミドの合成に用いられ得るジアミンとしては、4,4’−オキシジアニリン、p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルプロパン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、ベンジジン、3,3’−ジクロロベンジジン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(4,4’−オキシジアニリン)、3,3’−ジアミノジフェニルエーテル(3,3’−オキシジアニリン)、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル(3,4’−オキシジアニリン)、1,5−ジアミノナフタレン、4,4’−ジアミノジフェニルジエチルシラン、4,4’−ジアミノジフェニルシラン、4,4’−ジアミノジフェニルエチルホスフィンオキシド、4,4’−ジアミノジフェニルN−メチルアミン、4,4’−ジアミノジフェニル N−フェニルアミン、1,4−ジアミノベンゼン(p−フェニレンジアミン)、1,3−ジアミノベンゼン、1,2−ジアミノベンゼンおよびそれらの類似物を含み、それらを単独でまたは任意の割合の混合物で用いることができる。
グラファイト化処理では、熱処理により炭素化した後、グラファイト構造に転化させられるが、その際には炭素−炭素結合の開裂と再結合が起きなければならない。グラファイト化をできる限り起こしやすくするためには、その開裂と再結合が最小のエネルギーで起こるようにする必要がある。出発原料フィルム(例えば、上記に列記した高分子フィルム、特にポリイミドフィルム)の分子配向は炭素化フィルム中の炭素原子の配列に影響を与え、その分子配向はグラファイト化の際に炭素−炭素結合の開裂と再結合化のエネルギーを少なくする効果を生じ得る。したがって、高度な分子配向が生じやすくなるように分子設計を行うことによって、比較的低温でのグラファイト化が可能になる。この分子配向の効果は、フィルム面に平行な二次元的分子配向とすることによって一層顕著になる。
本発明のグラファイト化工程は、炭素化工程により炭素化した高分子フィルムを一度炭素化工程用の炉から取り出した後、黒鉛化用の炉に移し変えてからおこなっても良いし、炭素化工程、及びグラファイト化工程を連続的に同一の炉でおこなっても良い。
グラファイト化工程は、減圧下もしくは不活性ガス中でおこなわれるが、不活性ガスとしてはアルゴン、ヘリウムが適当である。
本発明のグラファイトフィルムの製造方法においてその熱処理温度としては、最低でも2000℃以上が必要で、最終的には2400℃以上、より好ましくは、2600℃以上さらに好ましくは2800℃以上であり、このような熱処理温度にすることにより、熱伝導性に優れたグラファイトを得ることができる。熱処理温度が高いほど良質のグラファイトへの転化が可能であるが、経済性の観点からはできるだけ低温で良質のグラファイトに転化できることが好ましい。2500℃以上の超高温を得るには、通常はグラファイトヒーターに直接電流を流して、そのジュ−ル熱を利用した加熱が行なわれる。グラファイトヒーターの消耗は2700℃以上で進行し、2800℃ではその消耗速度が約10倍になり、2900℃ではさらにその約10倍になる。したがって、原材料の高分子フィルムの改善によって、良質のグラファイトへの転化が可能な温度を例えば2800℃から2700℃に下げることは大きな経済的効果を生じる。なお、現状一般に入手可能な工業的炉において、熱処理可能な最高温度は3000℃が限界である。
本発明に係るグラファイト化工程においては、原料フィルムを積層して用いるのが良く、その積層枚数は、100枚以上、好ましくは120枚以上、さらに好ましくは150枚以上である。
本発明に係るグラファイト化工程において、グラファイトフィルム積層体の厚みは、原料フィルム積層体の厚みに対し、2.5倍以上、3.0倍以上である、さらに好ましくは3.5倍以上である。
グラファイト化工程においては、高分子フィルムおよび/または炭素化した高分子フィルムを積層してなる原料フィルム積層体を電圧を印加し直接通電可能な容器(直接通電容器)内に接触して保持し、該容器に交流電圧および/又は直流電圧を印加し通電しながらグラファイト化する(通電加熱)方式とすることが好ましく、容器自体を発熱させると同時に、結果として原料フィルムに電圧を印加し通電して加熱する方式となるため、原料フィルムそのものの発熱が寄与する。つまり、通電方式によりグラファイト化工程を実施する場合、フィルムは発熱した容器からの直接熱伝導、及びフィルムの自己発熱の2つの手段で加熱されるので、フィルムの内部と表面で均一に加熱され、またフィルム周辺からも十分均一に加熱が行なわれるため、結果として表面及び内部で均一な黒鉛化が進行し、結晶性に優れ、品質の良いグラファイトフィルムとなる。また、通電加熱方式によるグラファイト化工程を経て得られるグラファイトフィルムは、グラファイト層が面内で均一に成長するので、密度、熱拡散率に優れ、圧延処理や加圧処理を施しても、表面の傷、皺、凹みがなく平坦な、また、従来よりも電気伝導性、熱伝導性に優れたグラファイトフィルムとなり易い。 このような電圧を印加し直接通電可能な容器内に、原料フィルムを接触して保持する方法とは、例えば、原料フィルムを金属板やグラファイト板で挟んだ上で、金属板やグラファイト板の自重以外には特には加圧しない状態で容器壁や容器底に接するように接触して保持する方法が有るが、必ずしもこれらの方法だけに制約を受けるものではない。また、直接通電可能な容器及び製造されるグラファイトフィルムの電気伝導性から考えて、サンプルの大きさにもよるが、通電の結果、例えば原料フィルムには10mA以上の電流が流れる。特に、初期原料フィルムが絶縁体で途中から導電体に変化するような場合であっても、投入電力を制御することにより急激な温度上昇を防止することで、安定的に高品質のグラファイトフィルムを製造できる。
本発明に係る通電加熱によるグラファイト化工程は、例えば、黒鉛製容器内に原料フィルムを保持しこの黒鉛製容器自体に電圧を印加し通電する方法、黒鉛製容器内に原料フィルムを保持しこの黒鉛製容器の外部周辺をカーボン粉末で覆い(充填し)カーボン粉末を介し、黒鉛製容器自体に電圧を印加し通電する方法、黒鉛製容器内にカーボン粉末で覆った原料フィルムを保持し(黒鉛製容器と原料フィルムとの間に、カーボン粉末が充填されている状態で、保持し)この黒鉛製容器自体に電圧を印加し通電する方法、及び黒鉛製容器内に、カーボン粉末で覆った原料フィルムを保持し(黒鉛製容器と原料フィルムとの間に、カーボン粉末が充填されている状態で、保持し)さらに該黒鉛製容器をカーボン粉末で覆い(黒鉛製容器の外部周辺にカーボン粉末が充填されてい状態で)カーボン粉末を介して黒鉛製容器自体に電圧を印加し通電する方法等が考えられる。一態様として、原料フィルムを後述する電圧を印加し直接通電可能な容器A内に1枚以上積層した状態で接触して保持し、さらにこの容器Aを同様に通電可能な容器B内に保持し、全体に通電しながらグラファイト化する工程を含むことが好ましい。このような工程で用いられる保持方法としては、例えば図12〜14のいずれかで示されている保持方法がある。
このような容器A、Bの材質としては、例えば、タングステン、モリブデン、黒鉛が挙げられるが、本発明のような2500℃の温度領域まで通電によって加熱されるような用途では、取り扱いの容易さや、工業的な入手の容易さ等を勘案すると、黒鉛が特に好ましい。ここでいう黒鉛とは、上記の温度領域まで加熱することができる限りにおいて、黒鉛を主に含むような材料までを含む広い概念であるが、例えば、等方性黒鉛、押出製黒鉛、が挙げられ、電気伝導性、熱伝導性に優れ、均質性にも優れる等方性黒鉛が、電流を流しまた繰り返し用いる場合には好ましい。
容器の形状としては単純な平板形状や円筒状の容器を用いることができる。円筒形状の容器を用いる場合には、原料フィルムを巻きつけて容器内に格納することができる。容器の形状は、原料フィルムを接触して保持できる限りにおいて、特に制約を受けないが、作製の容易さ、工業的入手の容易さという点から、例えば、直方体や立方体の形状のものや、ブロック状、蓋などが有る弁当箱状などの形状のものが好ましい。
本発明において用いられるカーボン粉末は、本発明のように2500℃の温度領域まで(通電によって)加熱されるものであって、例えば、カーボン粒子や、黒鉛粒子である。つまり、ここでいうカーボン粒子とは、炭素を主に含む粉末である限りにおいて、特に限定されるものではない、広い概念である。例えば、有機物を主に含む物質や粉末や繊維を熱処理した後、粉末状に粉砕したものや、造粒したものでもよい。熱処理の温度は、200℃以上、好ましくは、500℃以上、さらに好ましくは1000℃以上や1500℃以上である。また、天然および/または人工のピッチ、コークス、カーボンブラックのような炭素を主に含む物質を用いてもよい。また、カーボン粉末は黒鉛粒子であっても良い。ここでいう黒鉛粒子とは、上記の温度領域まで加熱することができる限りにおいて、黒鉛を主に含むような材料までを含む広い概念であるが、例えば、グラファイトクロスを粉砕したもの、等方性黒鉛を粉砕したもの、押出製黒鉛を粉砕したもの、カーボンブラック等が挙げられる。カーボン粉末の粉末形状、粒子径、粒子径分布などは、特に制限されるものではない。
このような本発明に係る通電において、通電方向と原料フィルム面の法線との成す角度は0度より大きく180度未満であればよいが、好ましくは60度以上120度以下、さらに好ましくは75度以上105度以下、最も好ましくは90度である。成す角が90度であれば、通電方向が原料フィルム面内であるので原料フィルムは均一に通電され、また、通電距離が長いので原料フィルム自身の発熱が促進されるので、品質の優れたグラファイトフィルムが得られ易い。一方、通電方向と原料フィルム面の法線との成す角度が0度に近い場合、すなわち、通電方向が原料フィルムの厚み方向である場合、原料フィルム自体の抵抗により通電が妨げられる場合がある。
また、本発明のグラファイト化工程においては、同時に処理する原料フィルムの枚数は、100枚以上、好ましくは120枚以上、さらに好ましくは150枚以上でもよい。そして、これらの複数枚の原料フィルムを積層した(積層)状態でグラファイト化することが特に好ましい。このような積層した状態は、単に原料フィルムを重ねた状態であってよく、積層するフィルムの方向(例えば、積層する炭素化した高分子フィルムを1枚おきに90度ずつすらして積層するなど)、また積層する方法に特に制限はない。また、積層する原料フィルムの面積は、すべて同面積でなくともよい。
後述する通電加熱を用いたグラファイト化方法においては、単体の原料フィルムを用いた場合よりも複数枚積層した原料フィルムを用いた場合の方が、出来上がったグラファイトフィルムは熱伝導性に優れたものが得られる。これは、通電加熱により得られるグラファイトフィルムの熱伝導性、電気伝導性が非常に優れたものであるため、積層した原料フィルムを通電可能な容器に接触して保持して通電加熱してグラファイト化した場合には、単体の原料フィルムを用いた場合に比べて、容器に占める原料フィルムの割合が増え、容器よりも原料フィルムに通電が良く起こり、熱伝導性の優れたフィルムなりやすいと推定している。また、単体の原料フィルムを通電加熱して得たグラファイトフィルムよりも複数枚積層した原料フィルムを通電加熱して得たグラファイトフィルムは、出来上がったグラファイトフィルムを圧延及び圧縮処理等を施すことによって、非常に柔軟なグラファイトフィルムが得られる。この第一の理由としては、面方向にグラファイトの層が発達したことが考えられる。通電加熱においては、熱処理中、原料フィルムおよび/または黒鉛容器は、後述するカーボン粒子に覆われている。原料フィルムを積層した状態で熱処理した場合、熱処理中に、カーボン粒子、黒鉛容器、外部から侵入する金属のような不純物や外部からのガスによって、侵食、劣化を受けにくくなり、より熱伝導性、電気伝導性、柔軟性に優れ、面内(特にフィルム中央部と端部)での品質の差が小さい、グラファイトフィルムを大量に作成することが可能となる。
また、炭素化高分子フィルムを積層した状態で、容器に電圧を印加すると、フィルムは既に炭素化しているために炭素化の進行に応じた電気抵抗の変化に応じて電流が流れ、黒鉛化の進行に伴い、抵抗が低くなるために、より電流が流れ、積層したフィルム全体にわたって、フィルム自体が発熱する。特に、電流は積層した各フィルムの表層及び内部の両方に流れるため、発熱は表層及び内部の両方で同時に進行する。その結果、均一な黒鉛化が起こる。
本発明に係るグラファイトフィルムの製造方法においては、前記グラファイト化工程を経てグラファイト化した原料フィルム、つまりグラファイトフィルムを、さらに、面状に加圧する(後面状加圧工程)を含むことが好ましく、熱拡散率に優れ、密度が高く、表面に傷、凹みがなく、皺のない、平坦性に優れたグラファイトフィルムが得られる。このような(後面状加圧工程)は室温でも行うことができる。
前記グラファイトフィルム以外のフィルム状媒質としては、天然黒鉛から得られたグラファイトフィルムや、樹脂フィルムや、金属箔等が例示される。具体的には、天然黒鉛から得られたグラファイトフィルム、緩衝ゴム材、鉄板、テフロン(登録商標)フィルム等が挙げられる。
例えば、(グラファイトフィルム以外の媒質/1枚の前記グラファイトフィルム/グラファイトフィルム以外の媒質/1枚の前記グラファイトフィルム/グラファイトフィルム以外の媒質/・・・)などのようにサンドイッチ状に挟む場合、
(グラファイトフィルム以外の媒質/複数枚の前記グラファイトフィルム/グラファイトフィルム以外の媒質/複数枚の前記グラファイトフィルム/グラファイトフィルム以外の媒質/・・・)などのようにサンドイッチ状で挟む場合、
などである。
本発明に係るグラファイトフィルムの製造方法においては、前記後面状加圧工程を経た複数のグラファイトフィルムを、1枚1枚に独立なグラファイトフィルムとして回収する独立回収工程を含むことが好ましい。具体的には、この独立回収工程は、平板状の先端を有するピンセットの先端をグラファイトフィルム同士の界面に差込入れる方法、2枚以上の前記フィルム状媒質の端部をそれぞれ把持して、グラファイトフィルムの平面方向と平行にずらす方法等により実施することができる。このように、本発明は1枚づつ独立なグラファイトフィルムを作製する技術を主な目的としており、2枚以上のグラファイトフィルムを圧着するようなこと自体を、その目的とするものでは無い。
本発明のグラファイトフィルムの厚みは70μm以下、好ましくは50μm以下、さらに好ましくは30μm以下である。
本発明に係るグラファイトフィルムの密度の具体的レベルは、1.2g/cm3以上、好ましくは1.5g/cm3以上、さらに好ましくは1.6g/cm3以上である。このように、グラファイトフィルムの層間に含む空気層が減り、均一に密度が高いグラファイトとなるため、熱拡散性のばらつきが小さくなり、熱拡散性に優れたグラファイトフィルムとなる。このような本発明に係るグラファイトフィルムは、表面に凹み、傷、縦スジがなく、皺も入っていないため、発熱部品や放熱部品との接触が改善され、グラファイトの優れた熱拡散性を発現できる。
本発明に係るグラファイトフィルムの熱拡散率は、5.0×10-4m2/s以上、好ましくは8.0×10-4m2/s以上、さらに好ましくは9.0×10-4m2/s以上であると良い。5.0×10-4m2/s以上になると、熱伝導性が高いために、発熱機器から熱を逃がしやすくなり、発熱機器の温度上昇を抑えることが可能となる。
本発明に係るグラファイトフィルムの電界・磁界の遮蔽効果は、500MHz以上の周波数において、40dB以上、好ましくは50dB以上、さらに好ましくは60dB以上であると良い。40dB以上になると、電磁波の遮蔽効果が高いために、熱を逃がす効果に加え、電磁波遮蔽の効果も付与することができるため好ましい。フラットケーブルやフレキシブル基板のような電気配線が長く、電磁波が発生しやすく、フレキシブル性が必要な部分に使用する場合、グラファイトフィルムは高熱拡散性、電磁波遮蔽特性、柔軟性があるために適している。本発明に使用されるグラファイトフィルムの電界・磁界の遮蔽効果は、図23〜図25に示すとおりである。
本発明のグラファイトフィルムに保護層、粘着層を形成したり、他材料と複合化、接着したりする場合、グラファイトフィルムは他材料との密着性を改善するために、表面処理を施しても良い。表面処理の方法としては、コロナ処理、プラズマ処理、フレーム処理、サンドブラスト処理、カップリング剤処理等が挙げられる。グラファイトフィルムの一部分を貫通させ、他材料がグラファイトフィルムに入り込むような処理を施すことも好ましい。貫通方法としては、レーザー、ドリル等の一般的な穴あけ方法で良い。
本発明の保護層は、グラファイトフィルムを取り扱ったり、電子機器に取り付けたりする際に、表面に傷や皺が入るのを保護するものである。またグラファイトは表面から黒鉛粉末が剥がれ落ちる場合があり、その粉落ちを防止するために、保護層を形成する。また、本発明の粘着層は、グラファイトフィルムを発熱部品、放熱部品、筐体等との密着をとるためのものである。
本発明の保護層・粘着層の厚みは40μm以下、好ましくは30μm以下、さらに好ましくは20μm以下である。
本発明の保護層としては、絶縁層、導電層が挙げられる。
導電層の材料としては、銅、アルミニウム等が挙げられ、これら材料は、耐熱性に優れ、発熱部品や放熱部品と複合化して使用した場合にも、十分な長期信頼性が得られる。
本発明の粘着層の材料としては、アクリル系粘着材、シリコーン系粘着材等が挙げられ、これら材料は、耐熱性に優れ、発熱部品や放熱部品と複合化して使用した場合にも、十分な長期信頼性が得られる。また、取り付け位置の間違いや使用後の修理において、一度取り付けたグラファイト複合フィルムを取り外さなければならない場合がある。アクリル系粘着材、シリコーン系粘着材は、繰り返し使用や長期信頼性に優れるため、このような再利用性、再剥離性にも優れる。
本発明に係るグラファイトフィルム及びグラファイト複合フィルムは、熱伝導性に優れるため、あらゆる熱に関わる用途に使用することが可能である。さらに、柔軟性、電気伝導性にも優れるため、この特徴を活かした用途には特に適している。
本発明に係るグラファイトフィルムを実際に発熱体、ヒートシンク、ヒートパイプ、水冷冷却装置、ペルチェ素子、筐体、ヒンジ等に適用する場合には、それらとの固定性、熱拡散性、放熱性、取り扱い性を改善するために、片面及び/または両面に接着材層、樹脂層、セラミック層、金属層、絶縁層、導電層等を形成することが好ましい。
4,4’−オキシジアニリン1当量を溶解したDMF(ジメチルホルムアミド)溶液にピロメリット酸二無水物1当量を溶解してポリアミド酸溶液(18.5wt%)を得た。
ポリイミドフィルムAを黒鉛板に挟んだものを電気炉内に設置し、窒素雰囲気下で、1000℃まて昇温し、その状態で1時間熱処理することで炭化処理(炭素化処理)を実施し炭素化高分子フィルムを得た。このようにして、75μm厚みのポリイミドフィルムAから炭素化高分子フィルムAを得た。
130枚の前記炭素化高分子フィルムA(縦200mm×横200mm)を前記板状の平滑なグラファイトで上下から挟み、図19に示す直方体状の直接通電可能な黒鉛容器(容器(A))内に接触して保持して、積層した炭素化高分子フィルムAに面状に板状のグラファイトの重みが加わった状態とした。炭素化高分子フィルムの容器内寸高さの1/3を投入しており、容器内には、膨張分の空隙を有する。但し、容器運搬中に、フィルムがずれないように防止処置を施している。
厚さ75μmのポリイミドフィルム(ポリイミドフィルムA)を厚さ50μmのポリイミドフィルム(ポリイミドフィルムB)に変更した以外は、グラファイトフィルムAの作製と同様にしてグラファイトフィルムBを作製した。
一般に入手可能な松下電器産業(株)製のPGSグラファイトシート「EYGS182310」(厚み80μm)であり、公知文献等の記載から、ポリイミドフィルムである東レデュポン(株)製KAPTОN(登録商標)300Hを雰囲気加熱によりグラファイト化したものであると推定される。
一般に入手可能なジャパンマテックス(株)製の膨張黒鉛シート「M/#8100−S」(厚み200μm)であり、公知文献等の記載から、天然黒鉛を酸処理して得られた膨張黒鉛をシート状に成型したしたものであると推定される。
図1のように、グラファイトフィルムA(厚み40μm)に、保護層としてPET(ポリエチレンテレフタレート)テープA(寺岡製作所(株)631S:PET12μm/アクリル系18μm)、粘着層としてアクリル系両面テープA(日東電工(株)No.5601:アクリル系4μm/PET2μm/アクリル系4μm)をラミネーターで貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図2のように、グラファイトフィルムA、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図3のように、グラファイトフィルムA、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。 (実施例4)
図4のように、グラファイトフィルムA、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。 (実施例5)
図5のように、グラファイトフィルムA、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図8のように、グラファイトフィルムA、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図1のように、グラファイトフィルムB(厚み25μm)、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図4のように、グラファイトフィルムA(厚み40μm)に、保護層としてポリイミドテープB(寺岡製作所(株)650S:PI12μm/アクリル系23μm)、粘着層としてアクリル系両面テープAをラミネーターで貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図4のように、グラファイトフィルムA(厚み40μm)に、保護層としてPETテープA、粘着層としてアクリル系両面テープAアクリル系両面テープB(寺岡製作所(株)707:アクリル系13μm/PET4μm/アクリル系13μm)をラミネーターで貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図7のように、PGSグラファイトシート(松下電器産業(株))、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図8のように、PGSグラファイトシート、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図9のように、PGSグラファイトシート、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図10のように、膨張黒鉛シート(ジャパンマテックス(株)製)、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
図11のように、膨張黒鉛シート(ジャパンマテックス(株)製)、保護層としてPETテープA、粘着層として両面テープAを貼り合せ、グラファイト複合フィルムを作製した。
グラファイトフィルム周辺端部を被覆した状態で、保護層・粘着層を形成したグラファイト複合フィルムにおいては、グラファイトフィルム端部で段差ができるため、保護層と粘着層が密着していない部分が発生する場合がある。このグラファイトフィルムで発生する保護層と粘着層との隙間を目視により観察し、グラファイト複合フィルムに目視で確認できる端部隙間があるものを「×」、端部隙間がないものを「○」とした。
グラファイト複合フィルムの(1)剥離紙からの引き剥がし性、(2)リワーク性は外観を目視で確認した。
粘着層が形成されたグラファイト複合フィルムを発熱部品・放熱部品に取り付ける場合、取り付ける前に、粘着層を保護している剥離ライナーをはがす必要がある。この際、粘着材の密着性が強いと、グラファイトが層で剥離したり、皺や傷が入ったりする。これら取り扱い後の外観を目視により観察し、グラファイト複合フィルムに目視で確認できる層剥離があるものを「×」、層剥離がないものを「○」とした。
一度、発熱部品・放熱部品に取り付けたグラファイト複合フィルムを、貼る位置を間違った場合や修理をおこなうために、一旦取り除き、その後再び取り付けるといったリワーク性が要求される。このように一旦取り付けたものを取り外した際の層剥離、皺、傷を目視で確認した。グラファイト複合フィルムに目視で確認できる層剥離があるものを「×」、層剥離がないものを「○」とした。
グラファイト複合フィルムのMIT耐揉疲労試験は、1.5×10cmにカットした25μmポリイミドフィルム(カネカ(株)製 アピカル25AH)の中央部に、グラファイト複合フィルムを貼り付け、東洋精機(株)製のMIT耐揉疲労試験機型式Dを用いて、試験荷重100gf(0.98N)、速度90回/分、折り曲げ半径R1mmで行った。折り曲げ角度については左右へ90°で試験した。折り曲げ後の外観を目視で確認し、グラファイト複合フィルムに目視で確認できる層剥離があるものを「×」、層剥離がないものを「○」とした。
グラファイト複合フィルムの面方向の熱伝導率は、熱拡散率と熱容量と密度の積から算出した。熱拡散率は、光交流法による熱拡散率測定装置(アルバック理工(株)社から入手可能な「LaserPit」)を用いて実施した。具体的には、グラファイトフィルムを4×40mmのサンプル形状に切り出し、20℃の雰囲気下、10Hzにおいて測定した。
2 くさび形シート
3 くさび形シートの幅
4 ナトリウム光
5 干渉縞
11 原料フィルムを接触して保持するための、平滑な通電可能な平板
12 容器(A)
13 原料フィルムを接触して保持した容器(A)
21 円筒の容器(B)
22 蓋
31 容器(A)と容器(B)の間に充填された、カーボン粉末
32 容器(B)の外部周辺に充填された、カーボン粉末
51 グラファイトフィルム
52 保護層
53 粘着層
55 隙間
Claims (20)
- グラファイトフィルム、保護層、粘着層から構成されるグラファイト複合フィルムにおいて、
グラファイトフィルムの端部の少なくとも一部分が保護層と粘着層で被覆されており、
試験荷重100gf(0.98N)、速度90回/分、折り曲げ半径R5mmのMIT耐揉疲労試験において300,000回以上を示すものであることを特徴とするグラファイト複合フィルム。 - 試験荷重100gf(0.98N)、速度90回/分、折り曲げ半径R2mmのMIT耐揉疲労試験において300,000回以上を示すものであることを特徴とする請求項1に記載のグラファイト複合フィルム。
- 試験荷重100gf(0.98N)、速度90回/分、折り曲げ半径R1mmのMIT耐揉疲労試験において300,000回以上を示すものであることを特徴とする請求項1に記載のグラファイト複合フィルム。
- グラファイトフィルム、保護層、粘着層から構成されるグラファイト複合フィルムにおいて、
グラファイトフィルムの端部の少なくとも一部分が保護層と粘着層で被覆されており、
前記グラファイトフィルムが、高分子フィルムおよび/または炭素化した高分子フィルムからなる原料フィルムを、電圧を印加し直接通電可能な容器内に接触して保持し、該容器に電圧を印加し通電しながらグラファイト化するグラファイト化工程を経た後、さらに、当該グラファイトフィルムを面状に加圧して得られたグラファイトフィルムであることを特徴とするグラファイト複合フィルム。 - 前記炭素化した高分子フィルムが、高分子フィルムを600〜1800℃の温度で熱処理する炭素化工程により得られる炭素化高分子フィルムであることを特徴とする請求項4に記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記高分子フィルムが、ポリイミドフィルムであることを特徴とする請求項4又は5に記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記保護層が前記グラファイトフィルムからはみ出しており、そのはみ出し幅が2mm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- (前記保護層の面積−前記グラファイトフィルムの面積)/(前記グラファイトフィルムの面積)で定義されるはみ出し面積の割合が50%以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- (前記グラファイトフィルムの端部が被覆されている長さ)/(前記グラファイトフィルムの端部長さ)で定義される被覆割合が10%以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記グラファイト複合フィルムの厚みが100μm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記グラファイトフィルムの厚みが70μm以下であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記保護層の厚みが10μm〜40μm以下であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記粘着層の厚みが10μm〜40μm以下であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記グラファイト複合フィルムの熱伝導率が400W/m・K以上であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記保護層の材料が、ポリイミド、ポリエチレンテレプタレート、エポキシ、銅、アルミニウムから選択されるいずれかであることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記粘着層の材料が、アクリル系粘着材又はシリコーン系粘着材であることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- グラファイトフィルム、保護層、粘着層から構成されるグラファイト複合フィルムの製造方法において、
グラファイト化工程の後に、グラファイトフィルムを面状に加圧する加圧工程を有することを特徴とするグラファイト複合フィルムの製造方法。 - 前記加圧工程の前に、高分子フィルムおよび/または炭素化した高分子フィルムからなる原料フィルムを、電圧を印加し直接通電可能な容器内に接触して保持し、該容器に電圧を印加し通電しながらグラファイト化するグラファイト化工程を有することを特徴とする請求項17に記載のグラファイト複合フィルムの製造方法。
- 前記グラファイト化工程の前に、高分子フィルムを600〜1800℃の温度で熱処理する炭素化工程を有することを特徴とする請求項17又は18に記載のグラファイト複合フィルムの製造方法。
- 前記高分子フィルムが、ポリイミドフィルムであることを特徴とする請求項18または19に記載のグラファイト複合フィルムの製造方法。
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