JP4953216B2 - 美白用の組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳細には、メラノサイトのデンドライト伸長抑制剤及び紫外線カット剤を含有する化粧料などの皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧料などの皮膚外用の組成物は、皮膚のくすみや肌荒れなどの皮膚に好ましくない状況を改善したり、その様な状況が起こらないように予防したりする目的で使用されているが、この様な化粧料の中で特にニーズの高いものは、美白化粧料である。通常美白化粧料は、メラニン産生抑制剤などの化学物質によりこの様な美白作用を発揮するが、この様なメラニン産生抑制剤は光との反応により刺激を発現するものが少なくなかった。この為、この様なメカニズムの美白剤のみでは敏感肌の人に対応するには不都合が存在した。即ち、敏感肌の人であっても、美白などのための皮膚のお手入れは、できうる限りは必要であり、この様な人たちが使用しうる可能性の高い美白用の皮膚外用の組成物の開発が望まれていた。
【0003】
美白剤を光の影響少なく用いる為のメカニズムとして、第一に、紫外線カット剤(サンスクリーン剤)による作用があり、古くから化粧品のクリーム、乳液、化粧水、ファンデーション等に配合される事により紫外線に対して物理的・化学的に肌上の美白剤を変化から守るものであり、これらは、1)紫外線の光エネルギーを吸収して熱や可視光線などの皮膚に障害を起こすことの少ない電磁波にエネルギーを変換する紫外線吸収剤と呼ばれるものがあり、例えば、パラアミノ安息香酸(PABA、商品名:エスロール507)、ケイヒ酸(商品名:パラソールMCX)、サリチル酸(商品名:ホモサレート)及びそのエステルである又、2)紫外線を反射や錯乱させることで皮膚に到達する紫外線の量を少なくする紫外線錯乱剤がある例えば、酸化チタンや酸化亜鉛及びそのエステルなどがある。しかしながら、この様な紫外線カット剤とメラニン産生抑制剤との併用効果は唯単に相加的なものにすぎず、メラニン産生抑制剤の光による変質を防ぐに他ならず、大幅な安全性の向上は望めなかった。
【0004】
美白剤の美白作用のメカニズムとして、メラニン産生抑制剤以外には、チロシナーゼ活性阻害作用、チロシナーゼ類似蛋白生成阻害作用、α―MSH阻害作用などを有する物質が知られており、アスコルビン酸、ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、パントテインとその誘導体及びその塩、又は、マメ科クララ(苦参;クジン)のクジンエキスなどは、チロシナーゼ活性阻害作用をメカニズムとされていることも知られている。これらに於いても、紫外線カット剤との組合せに於いて、その効果は、上記の如く相加的なものに留まっていた。
【0005】
美白剤の美白作用のメカニズムとして考えられている、第三は、メラニンがメラノサイトで産生され、表皮細胞に移動していく事を阻害する物質が考えられている。しかし、メラニンが、どの様な経緯で表皮細胞に移動するかについては、未だ詳細には知られていない。現在、考えられるメカニズムとして、メラニン顆粒の移動には、マクロファージが関与している場合が少なくないことのみが知られているにすぎない。かかるマクロファージの関与については、メラノサイトのデンドライトの伸長因子(DEF)を産生することにより為されていることが指摘されているが、この様な伸長因子の働きを抑制する試みや、抑制することによりメラノサイトのデンドライトの伸長を抑制すること、該デンドライトの伸長抑制により、メラニン顆粒の移動を抑制し、皮膚が黒化するのを防ぐ試みは全く為されていない。従って、この様なデンドライトの伸長抑制剤と紫外線カット剤とを組み合わせる技術も全く知られていないし、かかる組合せにより美白の相乗的な効果が得られることも全く知られていない。
【0006】
他方、紫外線カット剤が光を吸収し、これにより日焼けを防ぐことは知られているが、メラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤との組合せにより、美白に於いて相乗的な効果を発揮し、以て敏感肌の人にも安心して使用できる美白用の皮膚外用剤が提供できることは全く知られていなかった。
【0007】
更に、バラ科(Rosaceae) キョウニン(学名:Prunus armeniaca L. var. ansu axim.の成熟種子乾燥物)、マメ科(Leguminosae)の広豆根及び/又は山豆根(学名:Sophora subprostrataの乾燥根茎)、サトイモ科(Araceae)のショウブ.(学名:Acorus calamus Lの乾燥根茎)、キンポウゲ科(Ranunculaceae)のアキカラマツ(学名:Thalictrum minus var. hypoleucumの乾燥根茎)、キンポウゲ科(Ranunculaceae)のオウレン(学名:Coptis chinensis Franchの乾燥根茎)、マメ科(Leguminosae)の緑豆(学名:Phaseolus radiatus L.の乾燥果実)、オミナエシ科(Valerianaceae)の甘松(学名:Nabostachys jatamanseの乾燥根茎)、オミナエシ科(Valerianaceae)の甘松香(学名:Narbostachys chinesisの乾燥根茎)、ミカン科(Rutaceae)オウバク(学名:Phellodendron chinese Schn.の樹皮)、バラ科(Rosaceae)のモモノハ(Prunus persica Batschの乾燥葉)のエッセンスやベルベリン、ベルベリン誘導体又は生理的に許容されるそれらの塩が、メラノサイトのデンドライトの伸長抑制作用することさえ知られていなかった。
【0008】
更に、メラノサイトのデンドライトの伸長抑制する作用のある生薬のエッセンスやベルベリン、ベルベリン誘導体を上記、紫外線カット剤と共に皮膚外用剤に含有させる技術も、この様な組み合わせにより、美白作用が著しく向上することも全く知られていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこの様な状況下為されたものであり、メラノサイトのデンドライトの伸長を抑制し、かかる作用をメカニズムとする美白作用を増強し、皮膚の美白に好適な、取り分け、敏感肌の人であっても有効な予防或いは改善手段として好適な皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【0010】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、皮膚の美白に好適な、取り分け、敏感肌の人にとっても有効な予防或いは改善手段であるメラノサイトのデンドライト伸長抑制作用を有するエッセンスと紫外線カット剤とを含有し美白作用を増強する物質及び美白作用を有する皮膚外用剤を求め、鋭意研究努力を重ねた結果、バラ科(Rosaceae) キョウニン(学名:Prunus armeniaca L. var. ansu axim.の成熟種子乾燥物)、マメ科(Leguminosae)の広豆根及び/又は山豆根(学名:Sophorasubprostrataの乾燥根茎)、サトイモ科(Araceae)のショウブ.(学名:Acorus calamus Lの乾燥根茎)、キンポウゲ科(Ranunculaceae)のアキカラマツ(学名:Thalictrum minus var. hypoleucumの乾燥根茎)、キンポウゲ科(Ranunculaceae)のオウレン(学名:Coptis chinensis Franchの乾燥根茎)、マメ科(Leguminosae)の緑豆(学名:Phaseolus radiatus L.の乾燥果実)、オミナエシ科(Valerianaceae)の甘松(学名:Nabostachys jatamanseの乾燥根茎)、オミナエシ科(Valerianaceae)の甘松香(学名:Narbostachys chinesisの乾燥根茎)、ミカン科(Rutaceae)オウバク(学名:Phellodendron chinese Schn.の樹皮)、バラ科(Rosaceae)のモモノハ(Prunus persica Batschの乾燥葉)のエッセンス及び/又はベルベリン、ベルベリン誘導体又は生理的に許容されるそれらの塩にメラノサイトのデンドライトの伸長抑制作用を見いだし、更に紫外線カット剤を含有させた皮膚外用剤に著しい美白作用を有する事を見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1) 紫外線カット剤及びキンポウゲ科(Ranunculaceae)のアキカラマツ(学名:Thalictrum minus var. hypoleucumの乾燥根茎)、マメ科(Leguminosae)の緑豆(学名:Phaseolus radiatus L.の乾燥果実)のエッセンスから選ばれる一種乃至は二種のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
(2)紫外線カット剤が、酸化チタン、二酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、カオリン、ベントナイト、炭酸マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、セリサイト、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ケイヒ酸及びそのエステル、パラメトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ケイヒ酸オクチル、アミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、ジメチルアミノ安息香酸及びそのエステル、スリソベンゾン、24−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシー4−メトキシベンゾフェノンー5−スルホン酸、アセチルアセトン、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン及びその塩、サリチル酸アミド、2−(2−ヒドロキシ5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルから選ばれる一種乃至は二種以上であることを特徴とする、(1)に記載の皮膚外用剤。
(3)美白用であることを特徴とする、(1)又は(2)の何れか1つに記載の皮膚外用剤。
(4)化粧料であることを特徴とする(1)〜(3)の何れか1つに記載の皮膚外用剤。
以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。
【0011】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の美白用の皮膚外用剤の必須成分であるメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤
本発明の美白用の皮膚外用剤は、メラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤である各種植物のエッセンスやベルベリン、ベルベリン誘導体を一種乃至は二種以上含有することを特徴とする。メラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤は、起源植物及び/又植物種により抽出される部位が異なり、即ち、該伸長抑制剤をより多く含有する部位からのエッセンスを得るのが効果的である。次に、メラノサイトのデンドライトの伸長抑制物質を多く含有する起源植物体の部位を示す。バラ科(Rosaceae) キョウニン(学名:Prunus armeniaca L. var. ansu axim.)の成熟種子乾燥物、マメ科(Leguminosae)の広豆根及び/又は山豆根(学名:Sophora subprostrata)の乾燥根茎、サトイモ科(Araceae)のショウブ.(学名:Acorus calamus L)の乾燥根茎、キンポウゲ科(Ranunculaceae)のアキカラマツ(学名:Thalictrum minus var. hypoleucum)の乾燥根茎、キンポウゲ科(Ranunculaceae)のオウレン(学名:Coptis chinensis Franch)の乾燥根茎、マメ科(Leguminosae)の緑豆(学名:Phaseolus radiatus L.)の乾燥果実、オミナエシ科(Valerianaceae)の甘松(学名:Nabostachys jatamanse)の乾燥根茎、オミナエシ科(Valerianaceae)の甘松香(学名:Narbostachys chinesis)の乾燥根茎、ミカン科(Rutaceae)オウバク(学名:Phellodendron chinese Schn.)の樹皮、バラ科(Rosaceae)のモモノハ(Prunus persica Batsc)の乾燥葉から得るのが、より多くメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤を有するエッセンスとして好ましい。
【0012】
ここで、エッセンスとは、かかる植物の植物体それ自身、植物体を乾燥或いは細切、粉砕など加工した加工物、植物体乃至はその加工物を溶媒で抽出した抽出物、抽出物の溶媒を除去した、溶媒除去物、抽出物乃至はその溶媒除去物をカラムクロマトグラフィーや液液抽出で精製した精製分画物などの総称を意味する。これらの内、本発明のメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤としては、植物体の溶媒抽出物乃至はその溶媒除去物が好ましく例示でき、かかる溶媒としては、極性溶媒が特に好ましく例示できる。この様な極性溶媒としては、例えば、水、エタノール、メタノール、1,3−ブタンジオール、プロピレングリコールなどのアルコール類、酢酸エチルや蟻酸メチルなどのエステル類、アセトンやメチルエチルケトンなどのケトン類、クロロホルムや塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、ジエチルエーテルやテトラヒドロフランなどのエーテル類から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。これらの内、特に好ましいものは、水及び/又はアルコール類である。この様な抽出物を作成するには、植物体乃至はその加工物に1〜10倍量の溶媒を加え、室温であれば数日、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。しかる後に、不溶物を濾過などで除去し、必要に応じて減圧濃縮や凍結乾燥により溶媒除去することが出来る。例えば、オミナエシ科の甘松(Nabostachys jatamanse)及び/又は、甘松香(Narbostachys chinesis)の乾燥根茎の場合、乾燥根茎部分をメタノール抽出後、濾過紙、減圧濃縮する、そして場合によって凍結乾燥するのがエッセンスとして特に好ましい。それは、甘松と甘松香の場合、根茎の部分がメラノサイトのデンドライドの伸長抑制成分が多く含まれており、特に好ましいからである。かくして得られた、本発明のメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤である、オミナエシ科の甘松(Nabostachys jatamanse)及び/又は、甘松香(Narbostachys chinesis)の乾燥根茎のエッセンスやベルベリン、ベルベリン誘導体はそのままでも塩としても使用することが出来る。
【0013】
塩としては、生理的に許容されるものであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属塩、カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミンやトリエチルアミンなどの有機アミン塩、リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸塩などが好ましく例示できる。特に、ベルベリン誘導体としては、ベルベリン、タンニン酸ベルベリン、硫酸ベルベリン、塩化ベルベリン等は、入手し易さの面、又、医薬品として実績があり、市販されているので、これらを本発明のメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤として用いることが特に好ましい。又、これらベルベリン、ベルベリン酸誘導体及びそれらの生理的に許容される塩は何れも取り分け優れたメラノサイトのデンドライトの伸長抑制作用を有する。
【0014】
本発明のメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤は唯1種を含有させることも出来るし、2種以上を組み合わせて含有させることも出来る。何れも、メラノサイトがデンドライトを伸長するのを抑制する作用に優れ、以て、メラノサイトより皮膚組織へメラニン顆粒が移動するのを抑制し、この様なメラニン顆粒の移動をメカニズムとする、光照射時に生じる、炎症を伴った黒化やソバカスなどの色素異常を予防或いは改善する作用を有する。この様な作用は、マクロファージが放出するメラノサイトのデンドライトの伸長因子がメラノサイトに働きかけるのを阻害することを機序としていると考えられる。勿論、色素異常が、メラニン顆粒の産生にあたってこの様なルートをとることから、本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤は、光照射による炎症を伴った黒化やソバカス以外の色素異常も抑制するが、この様な色素異常は他の手段でも予防や改善が可能であるため、本発明の効果の特徴は前記の光照射時に生じる、炎症を伴った黒化やソバカスなどの色素異常を予防或いは改善する作用と言える。本発明の特徴である美白作用を有する皮膚外用剤として、紫外線カット剤とメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤を組み合わせることにより、美白作用の相乗効果及び相加効果が期待できるので、皮膚外用剤中に組み合わせ配合することも可能であり、本発明の技術的範囲に属する。本発明の皮膚外用剤における、本発明のデンドライトの伸長抑制剤を組成物に含有させる場合、好ましい含有量は、0.001〜10重量%であり、更に好ましくは0.01〜5重量%である。これは少なすぎると効果を発揮しない場合があり、多すぎると効果が頭打ちになり、いたずらに処方の自由度を損なう場合があるからである。
【0015】
(2)本発明の皮膚外用剤の必須成分である紫外線カット剤
本発明の美白用の皮膚外用剤は、紫外線カット剤の一種乃至は2種以上を必須成分として含有することを特徴とする。美白作用を有するものとして、メカニズムを考慮すると、紫外線カット剤(サンスクリーン剤)があり、古くから化粧品のクリーム、乳液、化粧水、ファンデーション等に配合される事により紫外線に対して物理的・化学的に肌を守るものである。第一に、紫外線の光エネルギーを吸収して熱や可視光線などの皮膚に障害を起こすことの少ない電磁波にエネルギーを変換する紫外線吸収剤と呼ばれるものがあり、例えば、パラアミノ安息香酸系、(PABA、商品名:エスかロール507、ジメチルアミノ安息香酸)、ケイヒ酸系(商品名:パラソールMCX)、サリチル酸系(商品名:ホモサレート)及びそのエステル、ベンゾフェノン系として、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、スリソベンゾン及びその塩、アセチルアセトンである、又、第二として、紫外線を反射や錯乱させることで皮膚に到達する紫外線の量を少なくする紫外線錯乱剤がある、例えば、酸化チタン、二酸化チタン酸化亜鉛及びそのエステルなどがある。本発明の紫外線カット剤は、他の薬効を有するメラノサイトのデンドライドの伸長抑制剤と組み合わせて配合させることにより美白効果の相乗作用,相加作用が期待されるので、この様な美白作用の目的で含有させることも、本発明の技術的範囲に属する。本発明の皮膚外用剤における、更に、紫外線カット剤の好ましい含有量は、0.001〜10重量%であり、更に好ましくは、0.05〜5重量%である。これは少なすぎるとデンドライトの伸長抑制剤との相乗作用を発揮しない場合があり、多すぎても相乗効果は頭打ちになり、処方の自由度を損なうことがあるからである
【0016】
(3)美白作用を有する皮膚外用の組成物
本発明の美白作用を有する皮膚外用の組成物は、紫外線カット剤及びメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤の一種乃至は二種以上を含有することを特徴とする。この様な構成を取ることにより、敏感肌の人などに於いても肌トラブルを起こす可能性が低い特質を有している。ここで、本発明で言う、皮膚外用の組成物とは、皮膚に外用で適用される組成物の総称を意味し、例えば、化粧料、皮膚外用医薬、パップ剤等が例示できる。これらの中で、本発明を適用するのに特に好適なものは、化粧料と皮膚外用医薬である。中でも、化粧料はその必要性の面から特に好ましい。本発明の皮膚外用の組成物の好ましい形態としては、更に、親水性の非イオン界面活性剤を含有しないことが挙げられる。これは、上記構成を取ることにより、本発明の皮膚外用の組成物が、それ自体で乳化或いは可溶化の作用を有するからであり、この様な親水性の非イオン界面活性剤を含まないことにより、この様な成分に起因するトラブルの発生を防ぐことが可能であるからである。更に、加えて、本発明の皮膚外用の組成物は、美白作用も有しており、敏感肌でこの様な作用を期待する人に好適である。
【0017】
本発明の紫外線カット剤とメラノサイトとマクロファージが関与する皮膚現象対応用の皮膚外用剤は、抗炎症剤として知られる、プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、インドメタシン、ジクロフェナックナトリウム等を配合させれば相乗効果により日光による炎症を伴う黒化症に有意義である。
【0018】
本発明の皮膚外用の組成物に於いては、上記の必須成分以外に、通常この様な組成物で使用される任意成分を含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等を例示することができる。これらの内、特に好ましい任意成分としては、保湿剤としてグリセリン、増粘剤としてカルボキシビニルポリマー及び/又はその塩が例示できる。グリセリンの好ましい含有量は1〜10重量%であり、更に好ましくは2〜5重量%である。これは、この量範囲に於いてトラブル発生抑制作用が著しく得られるからである。又、カルボキシビニルポリマーの塩としてはアルカリ金属塩と有機アミン塩が好ましく例示でき、中でもカリウム塩とナトリウム塩が安定性への寄与の面で特に好ましい。カルボキシビニルポリマー及びその塩は総量で0.1〜1重量%含有するのが安定化と安全性のバランスから好ましい。これらの任意成分と必須成分とを常法に従って処理することにより、本発明の組成物は製造することができる。
【0019】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定されるものではない。
【0020】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用組成物である乳液(化粧料)を作成した。即ち、イ、ロ及びハの成分を80℃に加熱し、イに徐々にロを攪拌しながら加え、更に、ハを徐々に攪拌しながら加え中和した後、ホモミキサーにより乳化粒子を均一化し乳液を得た。このものの二酸化チタンをスクワランに変えた比較例1とキョウニンのエタノール抽出物の溶媒除去物を水に置換した比較例2も作成した。これらのサンプルを人の上腕内側部を用いた試験で効果を比較した。即ち、上腕内側部に2cm×2cmの部位を4つ作成し、各部位に最少紅斑量の1.2倍の紫外線を照射し、照射後48時間に色素沈着を確認し、これらの部位を1つは実施例1の乳液で、1つは比較例1の乳液で、1つは比較例2の乳液で、残る一つは無処理で、1日1回0.01mlを塗布して、10日間処理した。最後の投与の2週間後に周囲の照射していない部位との色差を求めた。結果を表1に示す。この表より、本発明の皮膚外用剤が優れた美白作用を有しており、この作用が本発明の2種の必須成分の組み合わせに起因することがわかる。

スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
二酸化チタン 1 重量部
ブチルパラベン 0.1重量部

1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
ペムレンTR−1 0.2重量部
(アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー)
メチルパラベン 0.1重量部
キョウニンのエタノール抽出物の溶媒除去物 1 重量部
水 50 重量部

水酸化カリウム 0.1重量部
水 30.4重量部
【0021】
【表1】
Figure 0004953216
【0022】
<実施例2>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用組成物である乳液(化粧料)を作成した。即ち、イ、ロ及びハの成分を80℃に加熱し、イに徐々にロを攪拌しながら加え、更に、ハを徐々に攪拌しながら加え中和した後、ホモミキサーにより乳化粒子を均一化し乳液を得た。このものの酸化亜鉛をスクワランに変えた比較例3とショウブの水抽出物のエッセンスを水に置換した比較例4も作成した。これらのサンプルを人の上腕内側部を用いた試験で効果を比較した。即ち、上腕内側部に2cm×2cmの部位を4つ作成し、各部位に最少紅斑量の1.2倍の紫外線を照射し、照射後48時間に色素沈着を確認し、これらの部位を1つは実施例2の乳液で、1つは比較例3の乳液で、1つは比較例4の乳液で、残る一つは無処理で、1日1回0.01mlを塗布して、10日間処理した。最後の投与の2週間後に周囲の照射していない部位との色差を求めた。結果を表2に示す。この表より、本発明の皮膚外用剤が優れた美白作用を有しており、この作用が本発明の2種の必須成分の組み合わせに起因することがわかる。

スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
酸化亜鉛 1 重量部
ブチルパラベン 0.1重量部

1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
ペムレンTR−1 0.2重量部
(アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー)
メチルパラベン 0.1重量部
ショウブの水抽出物の溶媒除去物 1 重量部
水 50 重量部

水酸化カリウム 0.1重量部
水 30.4重量部
【0023】
【表2】
Figure 0004953216
【0024】
<実施例3〜9>
下記に示す、処方に従って乳液を作成した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれを70℃に加熱し、イにロを加え中和し、これに攪拌しながらハを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、本発明の乳液を得た。これらのサンプルについて上記実施例1、2と同様に検討した結果を表3に示す。比較例5として、メラノサイトのデンドライド伸長抑制剤を水に置換したもの、比較例6として、ジメチルアミノ安息香酸を水に置換したものを用いた。尚、各種生薬のエッセンスは、メタノール抽出後、溶媒を除去したものである。これより、本発明の紫外線カット剤及びメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤を含有する皮膚外用剤は、皮膚の黒化に対して有効であることが分かる。

1,2−ペンタンジオール 5 重量部
ジメチルアミノ安息香酸 1 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 3 重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー 0.6重量部
フェノキシエタノール 0.2重量部
水 30 重量部
メラノサイトのデンドライド伸長抑制剤* 1 重量部

10%水酸化カリウム水溶液 3 重量部
水 35.2重量部

スクワラン 5 重量部
ホホバ油 5 重量部
ジメチコン 6 重量部
* 詳細は表3に示す。
【0025】
【表3】
Figure 0004953216
【0026】
<実施例10〜16>
下記に示す、処方に従って乳液を作成した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれを70℃に加熱し、イにロを加え中和し、これに攪拌しながらハを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、本発明の乳液を得た。これらのサンプルについて上記実施例1、2と同様に検討した結果を表に示す。比較例7として、酸化チタンを水に置換したもの、比較例8として、メラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤である塩化ベルベリンを水に置換したものを用いた。これより、本発明の紫外線カット剤及びメラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤を含有する皮膚外用剤は、皮膚の黒化に対して有効であることが分かる。

1,2−ペンタンジオール 5 重量部
紫外線カット剤* 1 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 3 重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー 0.6重量部
フェノキシエタノール 0.2重量部
水 30 重量部
塩化ベルベリン 1 重量部

10%水酸化カリウム水溶液 3 重量部
水 35.2重量部

スクワラン 5 重量部
ホホバ油 5 重量部
ジメチコン 6 重量部
* 詳細は表4に示す。
【0027】
【表4】
Figure 0004953216
【0028】
<実施例17〜26>
以下に示す処方で化粧水を作成した。即ち、処方成分を室温で攪拌可溶化して化粧水を得た。この化粧水について、シミ、そばかすに悩むパネラー1群3名を用いて、1ヶ月間、朝晩1日2回使用してもらいそのシミ、そばかすの予防及び改善効果を評価してもらった。評価基準は、評点2:著しい改善、評点1:明らかな改善、評点0.5:わずかな改善、評点0:改善なしの基準である。結果の平均評点を表5に示した。本発明の紫外線カット剤及びメラノサイトのデンドライドの伸長抑制効果のあるキョウニンの成熟種子乾燥物、広豆根及び/又は山豆根の乾燥根茎、ショウブ.の乾燥根茎、アキカラマツの乾燥根茎、オウレンの乾燥根茎、緑豆の乾燥果実、甘松の乾燥根茎、甘松香の乾燥根茎、オウバクの樹皮、モモノハの乾燥葉のエッセンスを含有する化粧水は、シミ、そばかすの改善に効果のあることが認められた。ここで言えエッセンスとは、各種植物体の乾燥部位をメタノールで抽出し、溶媒を除去したものである。
メラノサイトのデンドライト伸長抑制剤* 1 重量部
1,3ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 3 重量部
クエン酸ナトリウム 0.1重量部
ケイヒ酸 1 重量部
メチルパラベン 0.2 重量部
エタノール 8 重量部
水 81.7 重量部
*は、表5に示す。
【0029】
【表5】
Figure 0004953216
【0030】
<実施例27〜36>
以下に示す処方で外用医薬組成物を作成した。即ち、処方成分を80℃で加熱し、溶解して、室温で冷却しして外用医薬組成物を得た。この外用医薬組成物について、敏感肌で通常の美白化粧料が使用できない、光による皮膚の黒化現象或いはソバカスに悩むパネラー1群3名を用いて、1ヶ月間、朝晩1日2回使用してもらいそのシミ、そばかすの予防及び改善効果を評価してもらった、表6に示す。評価基準は、評点2:著しい改善、評点1:明らかな改善、評点0.5:わずかな改善、評点0:改善なしの基準である。本発明の紫外線カット剤及びメラノサイトのデンドライドの伸長抑制効果のあるキョウニンの成熟種子乾燥物、広豆根及び/又は山豆根の乾燥根茎、ショウブ.の乾燥根茎、アキカラマツの乾燥根茎、オウレンの乾燥根茎、緑豆の乾燥果実、甘松の乾燥根茎、甘松香の乾燥根茎、オウバクの樹皮、モモノハの乾燥葉のエッセンスを含有する外用医薬組成物は、光による炎症を伴った、光による皮膚の黒化現象或いはソバカスに対して著効のあることが認められた。ここで言えエッセンスとは、各種植物体の乾燥部位をメタノールで抽出し、溶媒を除去したものである。
メラノサイトのデンドライトの伸長抑制剤 1 重量部
プレドニゾロン 1 重量部
ワセリン 97 重量部
オキシベンゾン 1 重量部
* は、表6に示す。
【0031】
【表6】
Figure 0004953216
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、皮膚の美白に好適な、取り分け、敏感肌の人にも有効な予防或いは改善しうる美白作用を有する皮膚外用剤を提供することが出来る。

Claims (4)

  1. 紫外線カット剤及びキンポウゲ科(Ranunculaceae)のアキカラマツ(学名:Thalictrum minus var. hypoleucumの乾燥根茎)、マメ科(Leguminosae)の緑豆(学名:Phaseolus radiatus L.の乾燥果実)のエッセンスから選ばれる一種又は二種のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
  2. 紫外線カット剤が、酸化チタン、二酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、カオリン、ベントナイト、炭酸マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、セリサイト、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ケイヒ酸及びそのエステル、パラメトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ケイヒ酸オクチル、アミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、ジメチルアミノ安息香酸及びそのエステル、スリソベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシー4−メトキシベンゾフェノンー5−スルホン酸、アセチルアセトン、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン及びその塩、サリチル酸アミド、2−(2−ヒドロキシ5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルから選ばれる一種乃至は二種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 美白用であることを特徴とする、請求項1または2に記載の皮膚外用剤。
  4. 化粧料であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
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