JP4950798B2 - 画像形成装置とその制御方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置とその制御方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置とその制御方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
カラープリンタあるいはカラー複写機等のカラー画像形成装置に用いられる画像記録方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式は、レーザビームを利用して感光ドラム上に潜像を形成して、帯電した記録材(以下、トナーと称する)により現像するものである。画像の記録は、現像されたトナーによる画像を転写紙に転写して定着させることにより行う。
近年、電子写真方式のカラー画像形成装置の画像形成スピード高速化のために、トナーの色数と同数の現像機および感光ドラムを備え、画像搬送ベルト上や、記録媒体上に順次異なる色の画像を転写するタンデム方式のカラー画像形成装置が増えている。このタンデム方式のカラー画像形成装置においては、レジストレーションずれを生じさせる複数の要因が存在することが知られており、各要因に対して様々な対処方法が提案されている。
その1つの要因が、偏向走査装置のレンズの不均一性や取り付け位置ずれ、および偏光走査装置のカラー画像形成装置本体への組み付け位置ずれである。この位置ずれにより、走査線に傾きや曲がりが生じ、その曲がりの度合い(以下、プロファイルと称する)が色毎に異なることとなり、レジストレーションずれとなる。
プロファイルは各画像形成装置、すなわち記録エンジン毎、更には各色で特性が異なる。プロファイルの一例を図22(a)〜(d)に示す。図22において、横軸は画像形成装置における主走査方向位置を示す。主走査方向に直線的に表現している線2201、線2202、線2203、線2204は、曲がりのない理想的な特性であることを示す。また、曲線で示した線2205、線2206、線2207、線2208は、色毎のプロファイルを示している。具体的に、シアン(以下、C)の特性は線2205、マゼンタ(以下、M)は線2206、イエロー(以下、Y)は線2207、ブラック(以下、K)は線2208の特性となっている。縦軸は理想的な特性に対して、副走査方向へのずれ量を示す。図22から分かるように、曲線の変化点は、色毎に異なっており、この異なりが、定着後の画像データにおいて、レジストレーションずれとなって現れる。
この対処方法として、偏光走査装置の組立工程にて、光学センサを用いて走査線の曲がりの大きさを測定し、レンズを機械的に回転させて走査線の曲がりを調整した後、接着剤で固定する方法が提案されている(特許文献1を参照)。
また、偏光走査装置のカラー画像形成装置本体への組付け工程にて、光学センサを用いて走査線の傾きの大きさを測定し、偏光走査装置を機械的に傾かせて走査線の傾きを調整した上で、装置本体に組み付ける方法が提案されている(特許文献2を参照)。
さらに、光学センサを用いて走査線の傾きと曲がりの大きさを測定し、それらを相殺するようにビットマップ画像データを補正し、その補正した画像を形成する方法も提案されている(特許文献3を参照)。この方法によれば、画像データを処理することで電気的に補正をするため、機械的な調整部材や組立時の調整工程が不要になる。よって、カラー画像形成装置の小型化が可能となり、且つ、上述の二通りの機械的な調整方法よりも安価にレジストレーションずれに対処可能である。この電気的なレジストレーションずれ補正は、1画素単位の補正と1画素未満の補間に分かれる。
1画素単位の補正は図23に示すように、傾きと曲がりの補正量に応じて画素を1画素単位で副走査方向へオフセットさせることにより行われる。なお、以後の記載においては、オフセットさせる画素位置を「乗り換えポイント」と称する。つまり、図23(a)においては、P1からP5がそれぞれ乗り換えポイントに相当する。
このようにして図23(b)に示すようにnライン目のデータを再構成するために、オフセットによる各画素の座標変換処理が行われる。画素単位での色ずれ補正をおこなった画像データを像担持体に露光した露光イメージは、図23(c)に示すようになる。
また、1画素未満の補間は図24に示すように、ビットマップ画像データの階調値を副走査方向の前後の画素で調整する。
図24(a)は、正の傾きを有する主走査線を示す。ここでは、主走査方向に5画素進む毎に、副走査方向に1画素のずれが生じている場合が示されている。図24(b)は、濃度変換を行う以前の、水平な直線のビットマップイメージを示している。図24(c)は、(a)の主走査線の傾きによる色ずれを相殺するための補正を行った場合の、補正後のビットマップイメージを示している。このようなイメージを実現するためには、副走査方向の前後のドットの露光量調整をおこなうことが必要である。図24(d)は、副走査方向の前後の画素の露光比率を調整するための濃度変換をおこなったビットマップイメージを示す。図24(e)は、濃度変換されたビットマップイメージの像担持体での露光イメージを示し、主走査ラインの傾きが相殺され、水平な直線が形成されることになる。
つまり、図23(a)のようなプロファイル特性により、上方向に曲がっている場合は、階調補正前のビットマップ画像データを、プロファイルの示す方向と副走査側に逆方向に扱う。このような手法によって、1画素未満の補間を実施することにより、1画素単位の補正により生じる乗り換えポイント境界における不自然な段差を解消し、画像の平滑化を図ることができる。
特開2002-116394号公報 特開2003-241131号公報 特開2004-170755号公報
しかしながら上記の背景技術では、乗り換えポイントにおける1画素未満の画像補間を全ての画像データに施すことにしており、画像データの構成別による1画素未満の補間適用については考慮されていない。画像形成装置に印字出力する画像データは、各フォントにより構成されている文字画像、表に代表される細線画像、グラフィック画像や写真画像に代表されるイメージ画像のように様々なものがある。また、印字出力する原稿画像データに、所定の規則的なパターンにより構成される複写牽制画像(以下、地紋画像と称する)を合成する画像データも存在する。これらの画像データは、乗り換えポイントにおいて、必ずしも1画素未満の補間を行わなければならないということはない。
例えば、乗り換えポイント前後での画素のつながりを重視する画像、具体的には、文字画像や細線画像に関しては、1画素未満の補間の実施は必須である。しかし、グラフィック画像や写真画像、さらには、地紋画像に関しては、むしろ、乗り換えポイントにおいて1画素未満の補間処理を実施しない方が、もともとの階調性を維持するとともに、乗り換えポイント付近の色ムラを抑えることとなる。
そこで、本発明では、画像データにおける画素毎の属性に基づいて、補間処理を実行するか否かを制御可能とすることを目的とする。
像担持体、当該像担持体を露光する露光部、及び、露光によって生成された静電潜像を記録材で顕像化する現像部とを用いて画像形成を行う画像形成部を有する画像形成装置であって、
前記像担持体を主走査方向に走査しながら露光する際の、露光位置の副走査方向におけるずれ量を表すプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、
前記プロファイルに基づいて、前記副走査方向におけるずれ量の補正を行うべき主走査方向の画素位置を決定する決定手段と、
複数の色成分の濃度値と第1の属性データとを画素毎に含む画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
決定された前記画素位置において、読み出し位置を副走査方向にずらして画像データを前記画像データ記憶手段より読み出す読み出し手段と、
読み出された画像データの前記第1の属性データを参照し、特定の属性を示す第1の属性データが存在する場合に、該特定の属性を示す第1の属性データが存在する領域を前記読み出し位置をずらした方向に対応する方向に拡張して、前記画像データの一部の第1の属性データを修正する属性修正手段と、
修正された前記第1の属性データに基づき決定される領域内の画像データについて画素値の補間処理を行う補間処理手段と、
を備え、
前記補間処理を行った画素値を利用して画像形成を行うことを特徴とする。
本発明によれば、画像データにおける画素毎の属性に基づいて、1画素未満の補間処理を実行するか否かを制御できる。
以下、添付する図面を参照して発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に対応する電子写真方式カラー画像形成装置100において、静電潜像作成に関係する各ブロックの構成例を示す図である。カラー画像形成装置100は、画像形成部101と画像処理部102とで構成され、画像処理部102はビットマップ画像情報を生成し、それに基づき画像形成部101が記録媒体上への画像形成を行う。
図2は、発明の実施形態に対応するカラー画像形成装置100の断面の一例を示す図である。図2では、一例として、中間転写体28を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の断面を示している。以下では、図2を参照して、電子写真方式のカラー画像形成装置100の画像形成部101の動作を説明する。
画像形成部101は、画像処理部102が処理した露光時間に応じて露光光を駆動し、静電潜像を形成して、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成する。この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を記録媒体11へ転写してその記録媒体上の多色トナー像を定着させる。
帯電部は、Y,M,C,Kの記録材毎に像担持体である感光体22Y,22M,22C,22Kを帯電させるための4個の注入帯電器23Y,23M,23C,23Kを備える構成で、各注入帯電器はスリーブ23YS,23MS,23CS,23KSを備えている。感光体22Y,22M,22C,22Kは、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体22Y,22M,22C,22Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。
露光部は、感光体22Y,22M,22C,22Kへスキャナ部24Y,24M,24C,24Kより露光光を照射し、感光体22Y,22M,22C,22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像を形成するように構成されている。
現像部は、静電潜像を可視化(顕像化)するために、Y,M,C,Kの色毎に現像を行う4個の現像器26Y,26M,26C,26Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ26YS,26MS,26CS,26KSが設けられている。なお、各々の現像器26は脱着が可能である。
転写機構は、感光体22から中間転写体28へ単色トナー像を転写するために、中間転写体28を時計周り方向に回転させ、感光体22Y等とその対向に位置する一次転写ローラ27Y等の回転に伴って、単色トナー像を転写するように構成される。また、一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体28上に転写する。これを「一次転写」という。
更に転写機構では、ステーション毎に単色トナー像を中間転写体28上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29まで搬送する。その上で、記録媒体11を給紙トレイ21から二次転写ローラ29へ狭持搬送し、記録媒体11に中間転写体28上の多色トナー像を転写する。この二次転写ローラ29に適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを「二次転写」という。二次転写ローラ29は、記録媒体11上に多色トナー像を転写している間、29aの位置で記録媒体11に当接し、印字処理後は29bの位置に離間する。
定着機構は、記録媒体11に転写された多色トナー像を記録媒体11に溶融定着させるために、記録媒体11を加熱する定着ローラ32と記録媒体11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体11に定着させる。
トナー定着後の記録媒体11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。クリーニング部30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体11に転写した後に残った廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
次に図3を参照して、画像形成装置100の色毎の走査線のプロファイル特性に関して説明する。図3において、(a)は画像形成装置100のプロファイル特性として、露光位置が副走査方向の順方向にずれている領域を示す図である。また、(b)は画像形成装置100のプロファイル特性として、露光位置が副走査方向の逆方向にずれている領域を示す図である。
図3の走査線301、303は理想的な走査線であって、感光体22の回転方向に対して垂直に走査が行われる場合の特性を示す。なお、以下、説明におけるプロファイル特性は、画像処理部102で補正がなされるべき方向を前提として行うが、プロファイル特性としての定義は、これに限定されるものではない。つまり、画像形成部101のずれ方向を定義しておき、画像処理部102では、その逆特性の補正を行うように構成しても良い。
図7に、発明の実施形態に対応する、プロファイル定義によるずれ方向と補正方向との相関を示す。図7において、横軸はレーザースキャン方向を示し、縦軸は副走査方向を示している。画像形成部101の曲がり特性として、図7(a)のようにプロファイル特性が示されている場合、画像処理部102で補正がなされるべき方向としては図7(b)のようになる。一方、画像形成部101の曲がり特性として、図7(c)のプロファイル特性が示されている場合、画像処理部102で補正がなされるべき方向としては図7(d)のようになる。
また、プロファイル特性のデータの保持の仕方としては、例えば図9に示すように、乗り換えポイントのレーザースキャン方向(主走査方向)の画素位置と、次の乗り換えポイントまでの変化の副走査方向における方向性とを保持することができる。具体的に図9では、(a)に示すプロファイル特性に対し、乗り換えポイントがP1,P2,P3,・・・,Pmが定義される。各乗り換えポイントの定義は、副走査方向に1画素ずれが発生するポイントである。ずれ方向としては、次の乗り換えポイントまで副走査方向の順方向に変化する場合と、副走査方向の逆方向に変化する場合とがある。
例えば、乗り換えポイントP2は、次の乗り換えポイントP3まで、順方向に乗り換えを行うべきポイントとなる。したがって、P2における乗り換え方向は、(b)で上向き矢印(↑)で示すように順方向となる。同様に、P3においても、次の乗り換えポイントP4までは順方向(↑)となる。乗り換えポイントP4における乗り換え方向はそれ以前の方向とは異なり、下向き矢印(↓)で示すように逆方向となる。この方向のデータの保持の仕方としては、例えば、副走査方向の順方向を示すデータとして"1"、副走査方向の逆方向を示すデータとして"0"とすれば、図9(c)のようになる。この場合、保持するデータ数は乗り換えポイント数と同じだけとなり、乗り換えポイント数がm個であるならば、保持するビット数もmビットとなる。
図3の説明に戻り、走査線302、304は、感光体22の位置精度や径のずれ、および図2に示す各色のスキャナ部24(24C,24M,24Y,24K)における光学系の位置精度に起因した、傾きおよび曲がりの発生した実際の走査線を示す。画像形成装置は、その記録デバイス(記録エンジン)毎にこのプロファイル特性が異なり、更に、カラー画像形成装置の場合は、色毎にその特性が異なる。
次に図3(a)を参照して、プロファイル特性が副走査方向の順方向にずれている領域の乗り換えポイントに関して説明する。本実施形態での乗り換えポイントとは、副走査方向に1画素ずれているポイントのことを示す。つまり、図3(a)においては、上方への曲がり特性302上で副走査方向に1画素ずれているポイントであるP1、P2、P3が乗り換えポイントに相当する。なお、図3(a)においては、P0を基準と想定して記載している。図3(a)から理解されるように、乗り換えポイント間の距離L1、L2は、曲がり特性302が急激に変化している領域においては短くなり、緩やかに変化している領域においては長くなる。
次に図3(b)を参照して、プロファイル特性が副走査方向の逆方向にずれている領域の乗り換えポイントに関して説明する。下方にずれている特性を示す領域においても同様に、乗り換えポイントは、副走査方向に1画素ずれているポイントを意味する。つまり、図3(b)においては、下方への湾曲特性304上で副走査方向に1画素ずれているポイントであるPn、Pn+1が乗り換えポイントに相当する。なお、図3(b)においては、Pnを基準と想定して記載している。図3(b)においても、図3(a)同様、乗り換えポイント間の距離Ln、Ln+1は、曲がり特性304が急激に変化している領域においては短くなり、緩やかに変化している領域においては長くなる。
このように、乗り換えポイントは、画像形成装置が有する曲がり特性302、304の変化度合い密接に関係する。よって、急激な曲がり特性をもつ画像形成装置においては、乗り換えポイント数は多くなり、逆に緩やかな曲がり特性をもつ画像形成装置においては、乗り換えポイント数が少なくなる。
既に説明している通り、画像形成装置がもつ曲がり特性は、色毎にも異なるため、乗り換えポイントの数および位置はそれぞれ異なる。この色間の相違が、中間転写体28上に全色のトナー像を転写した画像においてレジストレーションずれとなって現れることとなる。本発明は、この乗り換えポイントでの処理に関するものであり、詳細に関しては、別図を用いて後述する。
次に、図1を再度参照して、カラー画像形成装置100の画像処理部102の処理について説明する。
まず、画像生成部104は、不図示のコンピュータ装置等から受信する印刷データより、印刷処理が可能なラスターイメージデータを生成し、RGBデータおよび各画素のデータ属性を示す属性データとして画素毎に出力する。なお、画像生成部104は、コンピュータ装置等から受信した画像データではなく、カラー画像形成装置内部に読取部を構成し、読取部からの画像データを扱う構成としても良い。ここでいう読取部とは、少なくともCCD(Chaerged Couple Device)あるいはCIS(Contact Image senSor)を含むものである。そして、読取画像データに対して、所定の画像処理を行う処理部を併せて有するように構成しても良い。また、カラー画像形成装置100内部に構成せず、図示しないインターフェースを介して、当該読取部からデータを受け取るように構成しても良い。
色変換部105は、RGBデータを画像形成部102のトナー色にあわせてCMYKデータに変換し、CMKYデータと属性データとをビットマップメモリ106へ格納する。記憶部106は、画像処理部102に構成された第1の画像データ記憶部であり、印刷処理を行うラスターイメージデータを一旦格納するものである。なお、記憶部106は、1ページ分のイメージデータを格納するページメモリで構成しても良いし、複数ライン分のデータを記憶するバンドメモリとして構成しても良い。
ハーフトーン処理部107C,107M,107Y,107Kは、記憶部106から出力される属性データを用いて各色のデータにハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理部の具体的な構成としては、スクリーン処理によるもの、あるいは誤差拡散処理によるものがある。スクリーン処理は、所定の複数のディザマトリクスおよび入力される画像データ用いて、N値化するものである。また、誤差拡散処理は、入力画像データを所定の閾値と比較することにより、N値化を行い、その際の入力画像データと閾値との差分を以降にN値化処理する周囲画素に対して拡散させる処理である。
記憶部108は、画像処理部102に構成された第2の画像データ記憶部であり、ハーフトーン処理部107(107C,107M,107Y,107K)により処理されたN値化データを記憶する。なお、記憶部108以降の画像処理する画素位置が乗り換えポイントである場合、記憶部108から読み出される時点で、1画素分の乗り換えが行われる。
この乗り換え処理について図8を参照して説明する。図8(a)は、記憶部108が保持しているデータの状態を模式的に示す図である。図8(a)に示す通り、記憶部108が記憶している状態においては、画像処理部102としての補正方向、あるいは画像形成部101の曲がり特性によらず、ハーフトーン処理部107による処理後のデータがそのまま保持されている。
ここで、処理対象の画素ラインのライン番号をNとすると、図中でNより上側に位置する画素ライン(N−1からN−3)はN番目の画素ラインより先に処理され、Nより下側に位置する画素ライン(N+1からN+3)は、後に処理される。図8(a)では、処理対象のNライン目の画素ラインを線801で囲んで示している。この画素ライン801が読み出される場合、画像処理部102での補正方向に応じて、乗り換えポイント802を境界として順方向又は逆方向に1画素分ずらされた状態となる。即ち、乗り換えポイントを境界として1画素分ずらして読み出しを行うこととなる。
例えば、プロファイル特性が副走査方向の順方向にずれている領域については、図8(b)のように、乗り換えポイント802を境界として、ライン番号が減少する方向に1画素分ずらして読み出しを行う。このような読み出し形態を、本実施形態では「上方向乗り換え」と呼ぶ。これにより、処理対象の画素ライン801に含まれる画素のうち順方向にずれていく画素については、1画素分ずつ先のラインで処理されることとなる。具体的に、図8(b)では、画素ライン801内の画素のうち、乗り換えポイント802の右側に位置する画素が1画素分上方向にずらされ、N−1番目の画素ラインに属することとなる。なお、このN−1番目の画素ラインは、N番目の画素ラインよりも先に処理される画素ラインである。一方、画素ライン801内の画素のうち、乗り換えポイント802の左側に位置する画素は、そのままN番目の画素ライン803の一部として処理される。
また、プロファイル特性が副走査方向の逆方向にずれている領域については、図8(c)のように、乗り換えポイント802を境界として、ライン番号が増加する方向に1画素分ずらして読み出しを行う。このような読み出しを、本実施形態では「下方向乗り換え」と呼ぶ。これにより、処理対象の画素ライン801に含まれる画素のうち逆方向にずれていく画素については、1画素分ずつ後のラインで処理されることとなる。具体的に、図8(c)では、画素ライン801内の画素のうち、乗り換えポイント802の右側に位置する画素が1画素分下方向にずらされ、N+1番目の画素ラインに属することとなる。なお、このN+1番目の画素ラインは、N番目の画素ラインよりも後に処理される画素ラインである。一方、画素ライン801内の画素のうち、乗り換えポイント802の左側に位置する画素は、そのままN番目の画素ライン804の一部として処理される。
図1の説明に戻り、属性修正部117は、画像生成部104、色変換処理部105、記憶部106、ハーフトーン処理部107、記憶部108を経由して入力される属性データの修正を行う。属性修正部117は、記憶部108に記憶された属性データに修正を施し、注目画素での1画素未満の補間処理を実施するか否かを判定する後段処理部に対して修正後の属性データを出力する。なお、この属性修正部117における処理は、本実施形態における特徴的事項であり、その詳細に関しては後述する。
補間判定部109C,109M,109Y,109Kは、入力されるN値化データの乗り換えポイント前後の画素の処理として、後段処理で補間を必要とする画素であるか、補間を行わなくても良い画素であるかを判定する。
タイミング調整部110C,110M,110Y,110Kは、記憶部108からのN値化データと補間判定部109の判定結果の同期をとってタイミング調整を行う。転送バッファ111C,111M,111Y,111Kは、補間判定部109とタイミング調整部110の出力データを一時的に保持するための転送バッファである。なお、本実施形態においては、記憶部106、記憶部108、転送用バッファ111を個別の構成として説明したが、画像形成装置内部に共通の記憶部を構成するようにしても良い。
補間処理部112C,112M,112Y,112Kは、転送用バッファ111からのN値化データについて、同じく転送用バッファから転送されてくる補間判定部109による判定結果に基づき補間処理を行う。補間判定部109からの判定結果は、画素毎の判定となるが、補間処理部112での補間処理は、画像形成装置100がもつ曲がり特性に対応した乗り換えポイントの周辺画素を利用する。図4及び図5に乗り換えポイントにおける補間の方法を示す。
図4は、カラー画像形成装置100の曲がり特性が副走査方向の順方向である場合の補間方法を説明する図である。図5は、カラー画像形成装置100の曲がり特性が副走査方向の逆方向である場合の補間方法を説明する図である。
まず、図4において、(a)は、レーザースキャン方向に対する、カラー画像形成装置100の曲がり特性を示す図である。領域401は、乗り換えポイントPaと、乗り換えポイントPbとで特定される領域であり、副走査方向のずれ量は副走査方向の順方向となっている。この場合、画像処理部102は、副走査方向のずれを解消するために上向きの補正を行わなければならない。なお、以降の補間処理の説明においては、説明の便宜上、乗り換えポイント間の最小間隔を16画素とするが、本発明はこれに限られるものではない。つまり、任意の画素数間隔にしても良いし、回路構成縮小のために2のべき乗の画素間隔にしても良い。
図4(b)は、乗り換えポイントPa前後の乗り換え前画像、すなわち、ハーフトーン処理部107の出力画像データ構成を示す。ここでは、N番目の画素ラインを注目ラインとする。図4(c)は、注目ラインに着目した場合の1画素単位の乗り換え処理、すなわち、記憶部108の出力時の画像データ構成を示す。ここでは、乗り換えポイントPaを境として、Paの右側に位置する画素を上方向に、即ちN−1番目の画素ラインに属するように補正した例を示している。1画素以上の乗り換えポイント処理は、記憶部108から読み出す時点で行うため、補間処理部112に入力される時点での乗り換えポイントPa前後の画素構成は、乗り換えポイントPaを境界にして、大きな段差となって現れる。
補間処理部112は、注目ライン上に、段差となって現れる画像データに対して補間処理を行う。領域401における、補正の方向は上向きであるため、注目ラインの補間処理には、注目ラインとその後の画素ラインとの画像データとの重み付け演算により行う。本説明における重み付けは、図4(d)に示す通り、対象となる副走査方向2画素の総和が、乗り換えポイントの最小値に合わせ16となるように記載するが、重み付け係数の総和は16に限定されるものではない。
また、演算に用いる回路の縮小化のために、2のべき乗となるようにしても良いし、より精度を上げるため、任意の係数で演算できるようにしても良い。また、以降の説明のように、重み付けの構成として、1画素単位に重み付け係数を変えるようにしても良いし、図6(a)に示すように、複数画素単位で共通の重み付け係数を用いるようにしても良い。更には、図6(b)のように重み付け係数の値に応じて、対応させる画素数を可変にするようにしても良い。なお、乗り換えポイントの定義は、レーザースキャン方向に対して、副走査方向に1画素ずれる位置が該当するため、補間の際の基準位置は左側として以降の説明をする。
補間に用いる演算式を(式1)に記す。
(補間画素値)=W1×(注目ラインの1ライン前画素値)+W2×(注目ライン画素値)+W3×(注目ラインの1ライン後画素値) ・・・・・(式1)
なお、W1、W2、W3は任意の重み付け係数とする。
本実施形態において、上記(式1)により得られる補間画素値の概念図を図4(e)に示す。図4(e)は、図4(c)のN番目、N−1番目、N−2番目の画素ラインをそれぞれ注目ラインとして計算した補間画素値をそれぞれ示している。なお、図4(e)において、斜線箇所は、図4(b)の注目ライン上に位置する画素の影響の度合いを示している。ここでは、影響の度合いを視覚的に把握しやすくするため、重みが16の場合には1画素分の面積を有し、重みが小さくなるに従って徐々に面積が小さくなり、0の場合には面積を有しないこととしている。
図4(e)から分かるように、式1に基づく補間によれば、乗り換えポイントPaよりも左側の画素は、乗り換えポイントPaに近い画素ほど、注目ラインの後ラインの画素値の影響を受ける。また、乗り換えポイントPaから遠くなる画素ほど、注目ライン、すなわち、黒データラインの影響を強く受けることとなる。また、乗り換えポイントPaよりも右側に位置する画素では、乗り換えポイントPaに近い画素ほど、注目ラインの影響を強く受け、乗り換えポイントPaから遠い画素ほど、注目ラインの後ラインの影響を受ける結果となる。
次に、下向きの補正を行う場合について、図5を参照して説明する。まず、図5において、(a)は、レーザースキャン方向に対する、カラー画像形成装置100の曲がり特性を示す図である。領域501は、乗り換えポイントPcと、乗り換えポイントPdとで特定される領域であり、副走査方向のずれ量は副走査方向の逆方向となっている。この場合、画像処理部102は、副走査方向のずれを解消するために下向きの補正を行わなければならない。なお、乗り換えポイント間については、図4の場合と同様である。
図5(b)は、乗り換えポイントPc前後の乗り換え前画像、すなわち、ハーフトーン処理部107の出力画像データ構成を示す。ここでは、N番目の画素ラインを注目ラインとする。図5(c)は、注目ラインに着目した場合の1画素単位の乗り換え処理、すなわち、記憶部108の出力時の画像データ構成を示す。ここでは、乗り換えポイントPcを境として、Pcの右側に位置する画素を下方向に、即ちN+1番目の画素ラインに属するように補正した例を示している。1画素以上の乗り換えポイント処理は、記憶部108から読み出す時点で行うため、補間処理部112に入力される時点での乗り換えポイントPc前後の画素構成は、乗り換えポイントPcを境界にして、大きな段差となって現れる。
補間処理部112は、注目ライン上に、段差となって現れる画像データに対して補間処理を行う。領域501における、補正の方向は下向きであるため、注目ラインの補間処理には、注目ラインとその前の画素ラインとの画像データとの重み付け演算により行う。本説明における重み付けは、図5(d)に示す通り、対象となる副走査方向2画素の総和が、乗り換えポイントの最小値に合わせ16となるように記載するが、重み付け係数の総和は16に限定されるものではない。
また、演算に用いる回路の縮小化のために、2のべき乗となるようにしても良いし、より精度を上げるため、任意の係数で演算できるようにしても良い。また、以降の説明のように、重み付けの構成として、1画素単位に重み付け係数を変えるようにしても良いし、図6(c)に示すように、複数画素単位で共通の重み付け係数を用いるようにしても良い。更には、図6(d)のように重み付け係数の値に応じて、対応させる画素数を可変にするようにしても良い。なお、乗り換えポイントの定義は、レーザースキャン方向に対して、副走査方向に1画素ずれる位置が該当するため、補間の際の基準位置は左側として以降の説明をする。
下向き補正時に対しても、上述の式1を適用すると、乗り換えポイントPcを境界として、補正画素値が求まる。式1により得られる補間画素値の概念図を図5(e)に示す。図5(e)は、図5(c)のN番目、N+1番目、N+2番目の画素ラインをそれぞれ注目ラインとして計算した補間画素値をそれぞれ示している。なお、図5(e)において、斜線箇所は、図5(b)の注目ライン上に位置する画素の影響の度合いを示している。ここでは、影響の度合いを視覚的に把握しやすくするため、重みが16の場合には1画素分の面積を有し、重みが小さくなるに従って徐々に面積が小さくなり、0の場合には面積を有しないこととしている。
即ち、乗り換えポイントPcの左側では、乗り換えポイントに近い画素ほど、前ラインの画素値の影響を受け、乗り換えポイントPCから遠くなる画素ほど、注目ラインの影響を強く受ける。また、乗り換えポイントPCの後ろの画素では、乗り換えポイントPCに近い画素ほど、注目ラインの影響を受け、乗り換えポイントPCから遠い画素ほど、注目ラインの前ラインの影響を受ける結果となる。
このように、補間処理部112の補間処理により、補間の方向が上方向であっても、下方向であっても、主走査方向に連続する画素データが、1画素を超える乗り換え処理段差によって、大きな段差として現れることが防止される。
113はパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)であり、補間処理部112が出力する色毎の画像データに対して、スキャナ部115C,115M,115Y,115K の露光時間へ変換される。そして、変換後の画像データは、画像形成部101の印字部115により出力される。
なお、図9で既に説明をしたプロファイル特性データに関しては、画像形成部101内部にカラー画像形成装置100がもつ特性として装置内部に保持されている。画像処理部102は、画像形成部101のプロファイル記憶部103に保持されているプロファイル特性に応じて処理がなされるものである(プロファイル116C,116M,116Y,116K)。
次に、図10を参照して、本発明の特徴的部分についてより詳細に説明する。図10は、ハーフトーン処理部107が出力する画素の構成の一例を記載する。1画素を構成するデータ1000は、全40ビットから構成されるものとし、属性データ1001、及び、C,M,Y,K各色の画像データ1002から1005は8ビットでそれぞれ構成される。また、属性データ1001の内部構成は、有意データ4ビットと予備ビット4ビットとが含まれる。有意データの構成は、最下位ビット(LSB)の1ビットを文字属性を示すデータ、下から2ビット目のデータを細線属性を示すデータとする。更に、細線属性を示すビットの上1ビットをイメージ属性を示すデータとし、その上のビット、すなわち、最下位ビットから3ビット上位のビットを地紋属性を示すデータとする。
各属性を示すビットの値と属性との相関は、"1"を有意とする。すなわち、最下位ビットの値が、"1"である場合は、その属性値を示す画素データが、文字データであることを示す。なお、1画素データ1000の構成は、図10に示す構成に限定されるものではない。各色を示すデータ構成が10ビットであっても良いし、属性データ1001のビット構成を縮小あるいは拡張するようにしても良い。また、属性データ1001の各ビットの論理に関しても、"0"を有意とするようにしても良い。
図10に示すように、1画素データ1000は属性データ1001と各色の画素データ1002から1005により構成されるため、属性データ1001自体は、各色のデータに従属するものではなく、画素に全体として従属するものである。属性データ1001を各色について構成しない理由は、カラー画像形成装置100を構成する内部の処理部間、例えば、画像生成部104、色変換処理部105間などを接続する信号数を極力抑え、配線領域としての回路面積(回路規模)の増大を防ぐためである。
更に詳細に属性修正部117の処理内容を説明するが、まずは、属性修正部117による属性データ1001の修正処理を行わなかった場合の、乗り換えポイントでの1画素未満の補間処理に関して説明する。図11、図12、および図13は、画像処理部102の補間判定部109〜補間処理部112の処理内容を説明する図である。
なお、以降の説明においては、乗り換えポイントを中心とした画像データを、説明の便宜上、図11(a)に示すとおり、矩形で示すものを画素とし、主走査方向12画素、副走査方向12画素から構成される画像データとする。主走査方向はX方向として示し、副走査方向はY方向として示す。なお、画素Oを本説明における原点(X,Y)=(0,0)とし、乗り換えポイントPaを画像データのX方向の中心とする。即ち、X方向の6画素目と7画素目との境界が乗り換えポイントPaとなる。このように、乗り換えポイントが図11(a)に示す画像データの中心にあることから、乗り換えポイントPaを境界として、プロファイル特性が副走査方向の順方向にずれている場合は図11(c)となり、逆方向にずれている場合は図11(d)になる。
各画素において、白色の矩形画素は背景色の画素データを示すものとし、本実施形態においては、例えばマセンタで構成される背景画素であるものとする。また、網掛けの矩形画素は、文字画素であるものとし、本実施形態では、例えばシアンで構成される文字データであるものとする。
図11(a)の画像データに対応する属性データ1001を模式的に示した例を図11(b)に示す。なお、図11(b)は、属性データ1001のうちの文字属性の値を、各画素の配列に合わせて配列させたものである。図11(a)の画像データのうち、網掛け画素は文字データであるため、図11(b)では、該当部分が文字画素として白色画素で表され、それ以外の画素は非文字画素として網掛けで表されている。
次に、図11(a)に示した画像データに対して、乗り換えポイントPaに、1画素未満の補間処理を実施した場合を説明する。図12は、乗り換えポイントPaにおいて、上方向に乗り換える場合の画素構成を示す図である。なお、図12においては、説明内容をわかり易くするため、図11(a)の画像データのうち、先頭4ラインの画像データを用いて説明する。
図12(a)は、乗り換え前の上位4ラインの画像データを示す図であり、図12(b)は、属性データ1001のうちの文字属性の値を、各画素の配列に合わせて配列させたものである。プロファイル特性のずれ方向が図11(c)で示す方向の場合、記憶部108から読み出された1画素を超える乗り換え処理により、乗り換えポイントPaを境界とした画像データは図12(c)のようになる。図12では、属性修正部117による修正処理がなされない場合を説明するので、補間判定部109に入力される属性データも図12(d)のように画像データと同じ方向に1画素ずらされて入力される。
上述の通り、画像データが文字データである場合は、乗り換えポイントにおける1画素未満の補間処理は必須である。したがって、補間判定部109は、入力される文字属性データの示す値に応じて、後段処理部である補間処理部112により、1画素未満の補間を実施するか否かの判定をする。すなわち、図12(d)を例にとれば、画素の座標である(2,4),(2,5),(2,6),(2,7),(3,4),(3,5),(3,6),(3,7)の画素を、1画素未満の補間処理対象画素と判定する。
タイミング調整部110および転送用バッファ111を介して入力される画像データおよび、補間判定部109による補間判定結果は、補間処理部に入力される。補間処理部112は、補間判定部109の判定により、文字属性が有意の画素、即ち座標(2,4),(2,5),(2,6),(2,7),(3,4),(3,5),(3,6),(3,7)の画素につき、図4に示す補間処理方法により補間処理を実施する。なお、補間処理時の重み付け係数等、補間方法の詳細に関しては、既に説明済みであるため省略する。
補間該当画素に対して補間処理を行った結果を、図12(e)に示す。図12(e)に示すように、文字属性が有意となっている画素が、入力画素データと一致していることから、補間処理結果として得られた画素データは、1画素未満の補正処理を行わない場合と全く同一のものとなる。
図13は、乗り換えポイントPaにおいて、下方向に乗り換える場合の画素構成を示す図である。なお、図13においても、図12と同様、説明内容をわかり易くするため、図11(a)の画像データのうち、後端4ラインの画像データを用いて説明する。 プロファイル特性のずれ方向が図11(d)で示す方向の場合、記憶部108から読み出された1画素を超える乗り換え処理により、乗り換えポイントPaを境界とした画像データは図13(c)のようになる。図13では、属性修正部117による修正処理が成されない場合を説明するため、補間判定部109に入力される属性データも、図13(d)のように画像データと同じ方向に1画素ずらされて入力される。
乗り換えポイントが下方向であっても、画像データが文字データである場合は、乗り換えポイントにおける1画素未満の補間処理は必須である。したがって、補間判定部109は、入力される文字属性データの示す値に応じて、後段処理部である補間処理部112により、1画素未満の補間を実施するか否かの判定をする。すなわち、図13(d)を例にとれば、画素の座標である(8,4),(8,5),(8,6),(8,7),(8,4),(8,5),(8,6),(8,7)の画素を、1画素未満の補間処理対象画素と判定する。
タイミング調整部110および転送用バッファ111を介して入力される画像データおよび、補間判定部109による補間判定結果は、補間処理部に入力される。補間処理部112は、補間判定部109の判定により、文字属性が有意の座標(8,4),(8,5),(8,6),(8,7),(8,4),(8,5),(8,6),(8,7)の画素について、図5に示す補間処理方法により補間処理を実施する。なお、補間処理時の重み付け係数等、補間方法の詳細に関しては、上方向の補間時と同様、既に説明済みであるため省略する。
補間該当画素に対して補間処理を行った結果を、図13(e)に示す。ここに示すように、文字属性が有意となっている画素が入力画素データと一致していることから、補間処理結果として得られた画素データは、1画素未満の補正処理を行わない場合と全く同一のものとなる。
上記の図12(e)および図13(e)に示すように、乗り換えポイントPaをまたがる画素データであって、該当画素の文字属性データが有意である場合であっても、画素の属性データと画素データとの位置関係が一致している場合は、図4及び図5に示した補間処理方法による1画素未満の補間処理の実施ができない。
そこで、属性修正部117により、入力される属性データの修正を行う。つまり、補間判定部117で判定を行うために必要となる画素の属性データに対して修正を施し、図4及び5で説明した補間方法を適用して、乗り換えポイントPaにおける1画素未満の補正処理が適正に実施されるようにする。
以下、図14、図15及び図16を参照して、属性修正部117における属性修正方法を説明する。図14は、プロファイル特性の順方向ずれが生ずる場合に、上方向乗り換えを行う場合の属性修正方法を説明するための図である。図15は、プロファイル特性の逆方向ずれが生ずる場合に、下方向乗り換えを行う場合の属性修正方法を説明するための図である。図16は、属性修正部117から補間処理部112までの構成により、属性修正方法を実行して補間処理を行う処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態において、属性修正部117の修正内容は、補間処理部112による補間処理が、副走査方向の非文字属性の画素1402及び1403、或いは1502及び1503にも適用されるようにするものである。
そこで、図16の、ステップS1601では、属性データに基づいて補間処理を実行するべきか否かを判定する。より具体的に、属性修正部117に入力される属性データが、乗り換えポイントにおいて補間処理を必要とすることを示す値(文字属性で"1")であるかを判定する。もし、補間処理が必要な場合は(ステップS1601において「YES」)、ステップS1602に移行し、属性データを副走査方向に1画素拡張させる。一方、補間処理が不要な場合は(ステップS1601において「NO」)、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
ステップS1602では、乗り換え方向の判定を行う。もし、プロファイル特性が順方向にずれるために、上方向の乗り換えが必要な場合には(ステップS1602において「上方向」)、ステップS1603に移行する。一方、プロファイル特性が逆方向にずれるために、下方向の乗り換えが必要な場合には(ステップS1602において「下方向」)、ステップS1604に移行する。
ステップS1603では、属性データを上方向に拡張する処理を行う。ここでの処理を図14を参照して、より詳細に説明する。図14(a)に示すような画像データが存在する場合、非文字属性と文字属性の配列は、通常は図12(b)に示す通りである。これに対し、本実施形態では、図14(b)の1401に示す領域内の属性データを非文字属性から文字属性に修正することで、属性データの拡張を行う。修正された属性データに基づいて決定される図14(c)の1402,1403に示す画素が補間処理の対象に含まれることになる。
次に、ステップS1605では、上方向の乗り換えのための補間処理を実行する。ここでの補間処理の詳細は、図4を参照して既に説明したとおりである。補間処理の結果として、図14(e)の補間画素値1404及び1405が得られる。これにより、乗り換えポイントPa付近の連続性が確保される。その後処理を終了する。
また、ステップS1604では、属性データを下方向に拡張する処理を行う。ここでの処理を図15を参照して、より詳細に説明する。図15(a)に示すような画像データが存在する場合、非文字属性と文字属性の配列は、通常は図13(b)に示す通りである。これに対し、本実施形態では、図15(b)の1501に示す領域内の属性データを非文字属性から文字属性に修正することで、属性データの拡張を行う。修正された属性データに基づいて決定される図15(c)の1502,1503に示す画素が補間処理の対象に含まれることになる。
次に、ステップS1606では、下方向の乗り換えのための補間処理を実行する。ここでの補間処理の詳細は、図5を参照して既に説明したとおりである。補間処理の結果として、図15(e)の補間画素値1504及び1505が得られる。これにより、乗り換えポイントPa付近の連続性が確保される。その後処理を終了する。
なお、上記の説明においては、補間処理部112による、1画素未満の補間処理を必要とする属性を文字属性として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。つまり、乗り換えポイント境界において、印字出力画像の品質向上のために、補間処理を必要とする属性であれば対象となることは言うまでもない。具体的には、細線画像をはじめとする、主走査方向に連続的なパターン画像を示す属性であれば該当する。
また、上記内容を実施する構成として、ハードウェア構成に限定されるものではない。つまり、ソフトウェア処理により、上記内容に準じた処理部を構成した場合も該当する。
以上、説明したように、本実施形態によれば、色毎のレーザースキャン方向ずれ特性を持つ画像形成装置の印字出力時の色ずれ補正に対して、乗り換えポイントにおける、1画素未満の補間処理の実施判定に画素に付帯している属性情報を利用できる。また、属性情報が、1画素未満の補間処理を実施することを示す属性の場合、該当する属性情報を副走査方向に拡張する。上記2点の特徴により、補間処理の実施時に、1画素未満の補間処理実行の誤判定を低減し、且つ、乗り換えポイント前後画素を対象とした円滑な補間処理を実施することが可能となる。
[第2の実施形態]
上述の第1の実施形態においては、乗り換えポイントを境界とした周辺画素に対して、1画素未満の補間処理が適用されるように、属性データの修正を行う場合を説明したが、この場合でも更なる課題が存在する。以下、第1の実施形態の課題を解決する第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、乗り換えポイントでの1画素未満の補間処理が必要な場合には、図11(b)に示すような画像データに対応した属性データは副走査方向に拡張されることとなる。しかし、ここで拡張されるのは属性データのみであり、画像データは反映されてない。また、既に説明しているとおり、属性データは、色のデータに付帯するものではなく、画素に対して付帯するものである。
つまり、図11(a)の画像データを例にとれば、シアンの文字画像データ(網掛け表示データ)に対しては、文字を示す属性データが、シアンの色成分に対して1画素未満の補間処理をより好適に行うことができるように拡張される。しかし、背景のマゼンタ(白表示画素)を基準にみると、もともと背景画素であり、乗り換えポイント前後画素で、補間処理部112での補間処理が必要のないデータであるにも関わらず、属性データの拡張の影響を受けることとなる。つまり、マゼンタの色成分においても、乗り換えポイント前後画素で補間処理が行われる。
印字出力画像における、画像の品質に最も影響が出るのは、副走査方向への色毎のずれである。つまり、画像形成部101に保持したプロファイル116において、本来ずれていない特性であるにも関わらず、前後画素を対象として、あたかもずれていることを前提とした補間処理を実施すると、余計な補間処理による色ムラが発生してしまう。
本実施形態は、かかる課題を解決するものであり、以下、詳細に説明する。図17は、本実施形態に対応する電子写真方式カラー画像形成装置1700において、静電潜像作成に関係する各ブロックの構成例を示す図である。なお、同図において、第1の実施形態の説明時に使用した図1と同様の機能を実現する処理部においては、同一の符号を用いて表記している。図1と図17とを比較すると、本実施形態では新たに追加される処理部は存在しない。但し、属性修正部117が、記憶部108から属性データとC,M,Y,Kの各色画像データを取得する点でまず異なる。また、各色の補間判定部109に対して、共通の属性データ(第1の属性データ)を出力するのではなく、色成分毎に個別の属性データ(第2の属性データ)を出力する点でもさらに異なる。
つまり、本実施形態では、属性修正部117が、入力される属性情報の拡張処理に加えて、色成分毎の属性データを生成する点に特徴を有する。
図18は、本実施形態に対応する属性情報の継承条件の一例を説明するための図である。図18(a)は、本実施形態に対応する画素構成の一例を示すものである。ここで、1画素を構成するデータ1800は、全40ビットから構成されるものとし、属性データ1801、及び、C,M,Y,K各色の画像データ1802から1805は8ビットでそれぞれ構成される。また、属性データ1801の最下位ビット(LSB)の1ビットは文字属性を示すデータである。
なお、図18(a)では図10に示した構成と同様に、画素毎の構成は40ビットを前提として説明するが、発明の実施形態が当該ビット数の画素構成に限定されるものではない。また、以下では、文字属性が有意("1")である場合を例として説明を行うが、文字属性以外で1画素未満の補間処理が必要となる属性が有意("1")の場合も、同様に本発明を適用することができる。
以下、文字属性が有意("1")である画素の、C,M,Y,Kの画素値により、各色の補間判定部109に出力される属性がどのよう修正されるかに関して説明する。図18(b)から図18(e)は、C,M,Y,Kの各画素データの濃度と閾値との関係に基づき割り当てられる各画素の文字属性値の例を説明するための図である。各図において、横軸は、C,M,Y,Kは色成分を示し、縦軸は、その濃度を示す。また、第1の閾値TH1、第2の閾値TH2、第3の閾値TH3は、カラー画像形成装置1700について、予め設定された閾値である。
図18(b)は、各色成分のうち1色のみが閾値以上で、他の3色が閾値を下回る場合を説明するための図であり、同図では一例として、Cの色成分値が最大の閾値TH1を上回る場合を示している。また、K、M及びYの色成分値は最小の閾値TH3を下回っている。
属性修正部117は、このように1色の色成分のみが閾値の場合、画素に付帯している文字属性が該1色の色成分のみに付帯するものと判定する。よって、図18(b)の場合は、Cの色成分値に付帯するものと判定される。そして、該当する色成分の補間判定部109にのみ(図18(b)の場合は109C)、属性情報を副走査方向に拡張して有意な値として出力する。そして、その他の色成分の補間判定部109(図18(b)の場合は、109M、109Y、109K)に対しては、属性情報の副走査方向の拡張を行わず、画素に付帯していた文字属性情報を、有意な状態として出力することは行わない。
1画素未満の補間による影響は、補間処理の構成からも、濃度値が大きい方が影響が大きいことは明らかである。したがって、閾値TH1、TH2、TH3による判定により、画素に付帯していた文字属性データを、各色の補間判定部109に振り分けることが有効である。また、画像生成部104から、属性修正部117の入力までの属性情報は、色毎ではなく、画素に付帯させたままとしているため、大きな配線領域や回路規模の変更なく対応できる。
次に、図18(c)は、2次色、すなわち、各色成分のうち2色が所定の閾値を上回り、他の2色が閾値を下回る場合を説明するための図であり、同図では一例として、Cの色成分値が閾値TH1を超え、Mの色成分値が閾値TH2を超えている。この場合、属性修正部117は、画素に付帯している文字属性は、2次色であるものと判定し、CおよびMの色成分の補間判定部109に対してのみ、属性情報の副走査方向の拡張処理と、属性データとして有意なデータを出力する。KおよびYの色成分に関しては、最小の閾値TH3を下回っていることから、KおよびYの補間判定部109に対しては、属性データを有意なものとせず、当然ながら、副走査方向の拡張も行わない。
次に、図18(d)は、3つの色成分が、所定の閾値を上回る場合を説明するための図である。図18(d)では、一例としてC,M,Yの色成分が閾値を上回っている場合を示しており、Cの色成分が中間の閾値TH2を上回り、MおよびYの色成分は、最小の閾値TH3を上回っている。このような場合に、画素に付帯する文字属性を、どの閾値に連動させて割り振るかに関しては、カラー画像形成装置1700毎に調整可能とし、閾値TH3を上回っているかといって、画素に付帯する文字属性を全てに割り振らなくても良い。
つまり、図18(d)において、閾値TH2を基準とするものであれば、Cの色成分の補間判定部109Cに、副走査方向に拡張した、有意な属性データを割り振ることになる。一方、閾値TH3を基準とするものであれば、C,M,Yの3成分の補間判定部109C、109M及び109Yに、副走査方向に拡張した、有意な属性データを出力するようにする。
更に、図18(e)は、全ての色成分が、最小値TH3を下回る場合を説明するための図である。この場合、どの色成分も所定の閾値を超えていないため、上記説明の通りであれば、画素に付帯した文字属性を、どの色成分にも振り分けなくても良いこととなる。しかし、もともと付帯していた文字属性の情報を欠落させることになるため、全ての色成分に文字属性を振り分けるように構成する。
但し、全ての色成分が所定閾値を下回る場合は、上記の説明に限定されるわけではない。例えば、閾値TH3の設定値濃度が著しく低い場合は、乗り換えポイント周辺において1画素未満の補間処理の効果は軽微であると判断し、全ての色成分の文字属性情報を無効なものとして出力させるようにしても良い。
上記処理をフローに示したものを図19に示す。なお、以下では、説明の簡単のためのTH1、TH2、TH3の閾値をひとまとめの所定値として考える。
まず、ステップS1901では、処理する画素の属性データが、文字属性を示している画素であるか否かを判定する。もし、文字属性を示していれば(ステップS1901において「YES」)、ステップS1902に移行する。一方、文字属性を示していない場合は(ステップS1901において「NO」)、ステップS1914に移行する。
ステップS1902では、Cの色成分値が所定値以上かどうかを判定する。もし、所定値以上の場合には(ステップS1902において「YES」)、ステップS1903に移行する。所定値未満の場合には(ステップS1902において「NO」)、ステップS1904に移行する。
ステップS1903では、Cの色成分の属性として、画素に付帯していた文字属性を継承し、副走査方向への属性データの拡張処理を実施する。また、ステップS1904では、Cの属性を文字属性として出力しない。
次にステップS1905において、Mの色成分値が所定値以上かどうかを判定する。もし、所定値以上の場合には(ステップS1905において「YES」)、ステップS1906に移行する。ステップS1906では、Mの色成分の属性として、画素に付帯していた文字属性を継承し、副走査方向への属性データの拡張処理を実施する。一方、所定値を下回る場合は(ステップS1905において「NO」)、ステップS1907に移行する。ステップS1907では、Mの属性を文字属性として出力しない。
同様に、ステップS1908では、Yの色成分値が所定値以上かどうかを判定する。もし、所定値以上の場合には(ステップS1908において「YES」)、ステップS1909に移行する。ステップS1909では、Yの色成分の属性として、画素に付帯していた文字属性を継承し、副走査方向への属性データの拡張処理を実施する。一方、所定値を下回る場合は(ステップS1908において「NO」)、ステップS1910に移行して、Yの属性を文字属性として出力しない。
最後に、ステップS1911では、Kの色成分値が所定値以上かどうかを判定する。もし、所定値以上の場合には(ステップS1911において「YES」)、Kの色成分の属性として、画素に付帯していた文字属性を継承し、副走査方向への属性データの拡張処理を実施する(ステップS1912)。一方、所定値を下回る場合は(ステップS1911において「NO」)、ステップS1913に移行して、Kの属性を文字属性として出力しない。
ステップS1914では、全ての処理画素について処理が終了したか否かを判定する。もし、終了していない場合は、ステップS1901に戻って全ての処理画素について処理が終了するまで上記のステップを繰り返し実行し、属性修正処理を完了させる。
なお、図19では、各色について独立に判定したが、図18(c)や(d)のように2色以上が閾値を超える場合には、個別に判定せず、特定の色成分に優位性をもたせる形で判定しても良い。例えば、第1優勢色としてCを設定し、Cの画素データが、所定の閾値、例えば第1の閾値以上の場合のMの閾値、Yの閾値、Kの閾値を各々設定するように構成しても良い。
図20は、本実施形態における属性データの継承条件の他の一例を説明するための図であり、係る設定例を示す図である。図20では、Cを第1優勢色として、M、Yの判定をする例を示している。図20によれば、Cが閾値TH1以上の場合、Cの色成分の補間判定部109Cに対しては、属性データの副走査方向の拡張と、文字属性として有意情報を出力する。一方、M、Yに関しては、Cが閾値TH1以上の場合の判定閾値を基準として判定される。例えば、Cの色成分が閾値TH1以上の場合のM、Yの成分値の文字属性は、4つのパターンにより判定される。具体的に、M、Yの色成分値が閾値TH1以上の場合、TH1未満TH2以上の場合、TH2未満TH3以上の場合、TH3未満の場合とで判定される。
図20では、Mの色成分値がTH2未満の場合には、文字属性を承継しない例を記載している。また、Yの色成分値がTH3未満の場合には文字属性を承継しない例を記載している。このように、色毎に文字属性を承継する条件を異ならせることができる。また、C以外の他の色を第1優勢色とする場合も、図20と同様にして文字属性を承継させる条件を閾値との大小関係に基づいて設定することができる。
なお、図20には図示していないが、第1優勢色Cの成分値が、例えば、TH1とTH2との間である場合に、Mの成分値を比較する第1乃至第3の閾値(TH1,TH2,TH3)は、Cの成分値がTH1を超える場合と別のものとしても良い。つまり、第1優勢色の値に応じて、それ以外の色成分の閾値を設定するようにしても良い。
また、図21に示すように、色成分毎に第1乃至第3の閾値(TH1,TH2,TH3)を異ならせ、個別に画素に付帯している属性データを振り分けるようにしても良いし、その上で図20とを組み合わせた形で実現するようにしても良い。
なお、本実施形態では、閾値として第1乃至第3の閾値(TH1,TH2,TH3)の3通りを用意する場合を説明したが、発明の実施形態はこれに限定されるものではない。より簡易的に構成する場合においては、閾値を1つにしても良いし、また精度を上げることを目的とし、4つ以上の閾値を構成するようにしても良い。
いずれの方法においても、文字属性を示す画素の属性情報の振り分けに、該当画素の各色成分値を用いて判定を行い、文字属性を継承させるべき色成分に対して、有意な属性情報を出力しているため、第1の実施形態における課題を解決することができる。
つまり、画像データについて、Cの色成分の補間判定部109Cに対しては、文字属性データを副走査方向に拡張して出力し、Mの色成分の補間判定部109Mに対しては、文字属性情報を出力しないように制御することが可能となる。これにより、特定の色成分についてのみ文字属性の拡張による補間処理を実行でき、文字属性の拡張による影響範囲が限定され、2次的な弊害を抑えることがる。
なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、文字属性をもつ画素を前提に説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、乗り換えポイント前後で、1画素未満の補間を必要とする属性であれば適用される。
また、乗り換えポイント周辺で1画素未満の補間を必要としない属性の画像データに対しても適用できる。この場合、例えば属性データが地紋画像を示し、かつ、地紋として印字する色成分が図示しない制御装置から属性修正部117に入力される場合、地紋対象色の補間判定部109にのみ地紋の属性データを出力するように構成してもよい。この処理により、地紋色以外の色成分に関しては、地紋画像データ固有の補間判定処理を実施しなくて済むようになり、補間判定部109による、補間処理の有無の判定精度を向上させることができるようになる。
以上のように、本実施形態によれば、画素に付帯する属性情報、および画素を構成する各色成分値を用いて、画素に付帯する属性情報から、各色成分の属性情報を生成することができる。これにより、属性情報の副走査方向への拡張の影響を軽減することが可能となる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
発明の実施形態に対応するカラー画像形成装置の内部構成の一例を示す図である。 発明の実施形態に対応する電子写真方式のカラー画像形成装置の断面の一例を示す図である。 発明の実施形態に対応するカラー画像形成装置の色毎の走査線のプロファイル特性の一例を示す図である。 発明の実施形態に対応するカラー画像形成装置の曲がり特性が副走査方向の順方向である場合の補間方法を説明する図である。 発明の実施形態に対応するカラー画像形成装置の曲がり特性が副走査方向の逆方向である場合の補間方法を説明する図である 発明の実施形態に対応する重み係数の構成例を示す図である。 発明の実施形態に対応する、プロファイル定義によるずれ方向と補正方向との相関を示す図である。 発明の実施形態に対応する、乗り換え処理を説明するための図である。 発明の実施形態に対応する、プロファイル特性のデータ保持形態の一例を示す図である。 発明の実施形態に対応する、1画素データの構成例を示す図である。 発明の実施形態に対応する、画像データと属性データとの関係を説明するための図である。 発明の第1の実施形態において、属性情報を副走査方向に拡張しない場合の補間効果の一例を説明するための図である。 発明の第1の実施形態において、属性情報を副走査方向に拡張しない場合の補間効果の他の一例を説明するための図である。 発明の第1実施形態に対応する、属性情報を副走査方向に拡張した場合の補間効果の一例を説明するための図である。 発明の第1実施形態に対応する、属性情報を副走査方向に拡張した場合の補間効果の一例を説明するための図である。 発明の第1の実施形態に対応する処理のフローチャートである。 発明の第2実施形態に対応するカラー画像形成装置の内部構成の一例を示す図である。 発明の第2実施形態に対応する、属性データの継承条件の一例を説明するための図である。 発明の第1の実施形態に対応する処理のフローチャートである。 発明の第2実施形態に対応する、属性データの継承条件の他の一例を説明するための図である。 発明の第2実施形態に対応する、色成分毎に設定する閾値を異ならせる場合の一例を説明するための図である。 背景技術の説明図である。 背景技術の説明図である。 背景技術の説明図である。

Claims (11)

  1. 像担持体、当該像担持体を露光する露光部、及び、露光によって生成された静電潜像を記録材で顕像化する現像部とを用いて画像形成を行う画像形成部を有する画像形成装置であって、
    前記像担持体を主走査方向に走査しながら露光する際の、露光位置の副走査方向におけるずれ量を表すプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、
    前記プロファイルに基づいて、前記副走査方向におけるずれ量の補正を行うべき主走査方向の画素位置を決定する決定手段と、
    複数の色成分の濃度値と第1の属性データとを画素毎に含む画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    決定された前記画素位置において、読み出し位置を副走査方向にずらして画像データを前記画像データ記憶手段より読み出す読み出し手段と、
    読み出された画像データの前記第1の属性データを参照し、特定の属性を示す第1の属性データが存在する場合に、該特定の属性を示す第1の属性データが存在する領域を前記読み出し位置をずらした方向に対応する方向に拡張して、前記画像データの一部の第1の属性データを修正する属性修正手段と、
    修正された前記第1の属性データに基づき決定される領域内の画像データについて画素値の補間処理を行う補間処理手段と、
    を備え、
    前記補間処理を行った画素値を利用して画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記属性修正手段は、前記特定の属性を示す第1の属性データを有する画素の前記複数の色成分の濃度値に基づいて該色成分毎の第2の属性データを生成し、前記第2の属性データに基づいて、前記修正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記属性修正手段は、各色成分の濃度値を閾値と比較し、前記閾値以上の濃度値の色成分について前記特定の属性を示す前記第2の属性データを生成し、前記閾値よりも小さい濃度値の色成分について前記特定の属性を示さない前記第2の属性データを生成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記閾値は、色成分毎に設定されることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記特定の属性は、文字属性又は細線属性であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 像担持体、当該像担持体を露光する露光部、及び、露光によって生成された静電潜像を記録材で顕像化する現像部とを用いて画像形成を行う画像形成部と、複数の色成分の濃度値と第1の属性データとを画素毎に含む画像データを記憶する画像データ記憶部とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記像担持体を主走査方向に走査しながら露光する際の、露光位置の副走査方向におけるずれ量を表すプロファイルに基づいて、前記副走査方向におけるずれ量の補正を行うべき主走査方向の画素位置を決定する決定工程と、
    決定された前記画素位置において、読み出し位置を副走査方向にずらして画像データを前記画像データ記憶部より読み出す読み出し工程と、
    読み出された画像データの前記第1の属性データを参照し、特定の属性を示す第1の属性データが存在する場合に、該特定の属性を示す第1の属性データが存在する領域を前記読み出し位置をずらした方向に対応する方向に拡張して、前記画像データの一部の第1の属性データを修正する属性修正工程と、
    修正された前記第1の属性データに基づき決定される領域内の画像データについて画素値の補間処理を行う補間処理工程と、
    前記補間処理を行った画素値を利用して画像形成を行う画像形成工程と
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 前記属性修正工程では、前記特定の属性を示す第1の属性データを有する画素の前記複数の色成分の濃度値に基づいて該色成分毎の第2の属性データを生成し、前記第2の属性データに基づいて、前記修正を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 前記属性修正工程では、各色成分の濃度値を閾値と比較し、前記閾値以上の濃度値の色成分について前記特定の属性を示す前記第2の属性データを生成し、前記閾値よりも小さい濃度値の色成分について前記特定の属性を示さない前記第2の属性データを生成することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 前記閾値は、色成分毎に設定されることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記特定の属性は、文字属性又は細線属性であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. コンピュータに、請求項乃至10のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
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