JP2000112206A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000112206A
JP2000112206A JP10285677A JP28567798A JP2000112206A JP 2000112206 A JP2000112206 A JP 2000112206A JP 10285677 A JP10285677 A JP 10285677A JP 28567798 A JP28567798 A JP 28567798A JP 2000112206 A JP2000112206 A JP 2000112206A
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Yoshinobu Namita
芳伸 波田
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    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の原因に基づいて発生する色ズレに対応
して、精度良く補正することを可能とし、もって高品質
の画像を形成することができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
の各再現色に対応して形成した、それぞれ主走査方向に
位置の異なる2個以上のレジストマークの検出結果に基
づいて取得された各再現色の位置ズレ量から、画像を構
成する各画素の書き込み位置を算出する補正近似関数を
生成し、当該補正近似関数に基づいて、画像書き込み手
段による画像書き込み位置を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザプ
リンタなどの画像形成装置に関し、特に画像の位置ズレ
を補正する技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、カラー画像用の画像形成装置
では、形成する画像をシアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に分解し、各色
ごとにトナー画像を形成した後に、これらを多重転写す
ることによりカラー画像を形成している。従って、各色
で形成されたトナー画像を転写する際に、転写位置のズ
レが生じると色ズレとなり、画像品位が極端に悪くなっ
てしまう。
【0003】特に、各色の画像を形成する作像ユニット
を、転写ベルト上を搬送される転写材の搬送方向に並列
に設け、各色の画像形成のタイミングをずらしながら転
写材上に各色の画像を多重転写することによりカラー画
像を得る、いわゆるタンデム型の画像形成装置では色ズ
レが生じやすく、これをいかに低減させるかが最大の課
題となっている。
【0004】ところで、このような色ズレとしては、画
像全体の形成位置が一律にずれることにより発生するも
のの他、作像ユニットにおける光学系の走査レンズの屈
折特性の不均一や、折り返しミラーの角度調整の不十
分、さらには温度変化による各位置決め部材の膨張によ
る変位などにより、レーザビームによる感光体ドラム上
への走査ラインが傾いたり(スキュー)、湾曲したり
(ボウ)、あるいは倍率変動などが生じ、これらが各色
の作像ユニットごとに異なることに起因するものがある
と考えられる。
【0005】そこで、上記色ズレの原因と考えられる各
要素に対応して、画像形成位置の補正に関する種々の技
術が考案されている。例えば、主走査方向、副走査方向
とも、全体的に画像形成位置がずれる現象に対しては、
それぞれの方向に対して露光タイミング、画像形成タイ
ミングを変更することにより対処することができる。し
かし、一律に露光タイミングや画像形成タイミングを制
御するだけでは、上記スキュー、ボウの発生や倍率変動
に起因する色ズレに対処することができない。
【0006】従って、主走査方向に倍率変動が発生する
ことに起因するものに対しては、プリントヘッド内のミ
ラーの位置を変化させて露光距離を制御することにより
倍率を制御する方法や、露光のためのレーザクロックを
変調することにより主走査倍率補正を行う方法(例え
ば、特開昭63−64473号公報に開示されてい
る。)等が提案されている。
【0007】一方、各色の傾き(スキュー)が異なるた
めに起こるものに対しては、各色の画像形成部、特に感
光体ドラムの傾きを実際に調整して、機械的に画像形成
位置を補正する方法や、実機内の主走査方向の二箇所で
各色の画像のズレ量を検出し、検出結果に応じて、プリ
ントヘッド内のミラーを移動制御することにより、画像
形成位置を修正する技術が実用化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、主走査
方向の倍率変動に対してプリントヘッド内のミラーの位
置を変化させる方法では、装置が複雑となるうえに振動
等の影響を受けやすくなるため、振動に強くするため装
置の剛性を高める必要があり、装置が大型化する他、高
価になりやすい。また、レーザのクロック変調にて主走
査倍率を補正する方法では変調を非常に高速に行う必要
があるため、処理速度の速いCPUを用いる必要があ
り、やはり高価となる。さらに、いずれの方法を用いて
も、その安定性の面から1走査ライン内での可変制御は
困難である。
【0009】一方、副走査方向の傾き(スキュー)に対
して、感光体ドラムの傾きを実際に調整する方法では、
感光体ドラムの交換時等に調整を行う必要があるため自
動化が難しい。また、プリントヘッド内部のミラーを移
動制御する方法は、やはり振動の影響を受けやすくなる
ため、装置の大型化を招くという問題点がある。さら
に、いずれの方法も、各色の傾き(スキュー)による色
ズレに対する補正は可能であるが、歪み(ボウ)に対す
る補正はできない。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、種々の原因に基づいて発生する色ズレに対
応して、精度良く補正することを可能とし、もって高品
質の画像を形成することができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、画像書き込み手段により
形成した画像を転写材に転写して画像を形成する画像形
成装置であって、前記画像書き込み手段を制御して、主
走査方向の異なる位置に2個以上のレジストマークを形
成させる制御手段と、形成されたレジストマークをそれ
ぞれ検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果
に基づいて、正規の位置に対するレジストマークの位置
ズレ量を取得する位置ズレ量取得手段と、前記位置ズレ
量取得手段により取得された位置ズレ量から、画像を構
成する各画素の書き込み位置を算出する補正近似関数を
生成する補正近似関数生成手段と、前記補正近似関数に
基づいて、前記画像書き込み手段による画像書き込み位
置を補正する画像書き込み位置補正手段とを備えること
を特徴とする。
【0012】ここで、「正規の位置」とは、形成する画
像に位置ズレが存在しない場合のレジストマークの形成
位置を意味する。また、画像書き込み位置補正手段は、
補正前の各画素に着目して、補正近似関数に基づき補正
後の書き込み位置のアドレスを求めるようにしてもよい
し、補正近似関数から逆写像係数を求めておき、補正後
の各画素に着目して、逆写像係数に基づき、対応する補
正前の画素を求めるようにしてもよい。
【0013】また、前記画像書き込み位置補正手段は、
前記補正近似関数に基づいて、画像メモリ上の一の画素
の濃度レベルが、所定の複数の画素に分配されるよう
に、補正後の画素の濃度値を決定する濃度分配手段を含
み、前記濃度分配手段により決定された濃度値に従っ
て、画像が書込まれるように、前記画像書き込み手段に
よる画像書き込み位置を補正するようにすることもでき
る。
【0014】さらに、前記補正近似関数生成手段は、位
置ズレ量から求められた補正近似関数に対して、主走査
方向及び副走査方向の少なくとも一方に、値が周期的に
変化する関数を重畳した関数を補正近似関数として生成
することもできる。ここで、前記画像書き込み位置補正
手段は、前記補正近似関数に基づく画像書き込み位置の
補正に加えて、主走査方向及び副走査方向の少なくとも
一方に、値が周期的に変化する関数に基づく画像書き込
み位置の補正を行うようにすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の一適用例として、本発明をデジタルカラー複写機(以
下、単に「複写機」という。)に適用した場合の、本発
明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。 <実施の形態1> (1)複写機の構成 図1に、本実施の形態に係る複写機の概略断面図を示
す。この複写機は転写ベルトに沿って配置された複数の
画像形成ユニットにより、画像を多重転写することによ
ってカラー画像を形成するタンデム型の複写機である。
【0016】同図に示されるように、本実施の形態の複
写機は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部100
と、イメージリーダ部100で読み取った画像を転写材
上に再現するプリンタ部200とからなる。これらの各
部は制御部300により制御される。イメージリーダ部
100は、プラテンガラス上の原稿をCCDカラーイメ
ージセンサにより読み取ってR、G、Bの多値電気信号
を得る公知のものである。ここで得られた電気信号は、
制御部300において、さらにシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の8ビット階
調データに変換された後、再現性を向上させるために色
補正等の処理が施される。
【0017】プリンタ部200は、プリンタヘッドユニ
ット(PH)35、作像系36、搬送系37より構成さ
れる。プリンタ部200では、制御部300から出力さ
れる信号に基づき、プリンタヘッドユニット35内の各
色ごとのレーザダイオード(不図示)が駆動されてレー
ザ光が出射され、作像系36内の回転駆動される感光体
ドラム1C〜1K上を露光走査する構成となっている。
【0018】感光体ドラム1C〜1Kは、露光を受ける
前に帯電チャージャー2C〜2Kにより一様に帯電され
ており、この露光により静電潜像が形成される。各静電
潜像は、現像器4C〜4KによりそれぞれC、M、Y、
Kの各色トナーの供給を受けて可視像化され、可視像化
されたトナー像は、転写ブラシ5C〜5Kからの転写電
界を受けて、転写ベルト10により搬送される転写材に
順次重ね合わせるようにして転写されていく。
【0019】トナー像が転写された転写材は、転写ベル
ト10から分離され、定着器19により定着される。そ
の後、転写材は、排紙トレイ20上に排出される。な
お、ここでは転写ベルト10としては、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)等の透明の材質のものを用いて
いる。また、転写ベルト10の搬送方向最下流の位置に
は、複数(本実施の形態では3つのユニットが等間隔で
配置されているものとする。)の光学センサユニット2
5s、25c、25eが設けられており(以下、3つの
光学センサユニットを合わせて、単に「光学センサユニ
ット25」と表記することもある。なお、添え字のsは
start、cはcenter、eはendをそれぞれ表す。)、この
光学センサユニット25の検出値を用いてレジスト補正
が行われる。光学センサユニット25としては透過型の
光学センサが使用され、本実施の形態では発光部にはL
EDが、受光部にはフォトダイオード(PD)が用いら
れている。受光部としてはCCDを用いることも可能で
ある。また、転写ベルト10が不透明のものである場合
は光学センサとして反射型のものを用いてもよい。な
お、この光学センサユニット25を用いて行われるレジ
スト補正の詳細については後述する。 (2)制御部300の構成 次に、図2の機能ブロック図に基づき、制御部300の
構成を説明する。
【0020】同図に示すように、制御部300は、画像
処理制御部310と、パターン生成制御部320と、印
字データ制御部330と、本体制御部340と、レジス
ト検出制御部350とからなり、各制御部310〜35
0は、CPUを中心にして制御プログラムや各種の初期
データを格納するROM、および制御変数を一時的に格
納するRAMなどが接続されて構成される。
【0021】画像処理制御部310は、さらにMTF補
正部311や、画像メモリ部312や、レジスト補正部
313を内部に備える。イメージリーダ部100で原稿
を読み取って得られたR、G、Bの画像データは、画像
処理制御部310に入力され、A/D変換やシェーディ
ング補正を経た後、再現色であるC、M、Y、Kの濃度
データに変換される。これらの濃度データは、さらにM
TF補正部311においてエッジ強調処理や平滑化処理
などの画質改善のための公知のデータ処理を施された
後、画像メモリ部312に各再現色毎に格納される。
【0022】印字データ制御部330は、画像処理制御
部310から出力される印字データに基づき、プリンタ
ヘッド制御部(PHC)331を介してプリンタヘッド
ユニット35を駆動制御し、レーザビームを発光させて
各感光体上を露光走査させる。一方、パターン生成制御
部320は、レジスト補正時においてレジストマークの
印字データを生成する。画像処理制御部310は、これ
を所定のタイミングで印字データ制御部330に送り出
し、印字データ制御部330は、上記のようにプリンタ
ヘッド制御部331などにより、各色のレジストマーク
を転写ベルト10上に形成させる。
【0023】レジスト検出制御部350は、各光学セン
サユニット25s、25c、25eのON・OFF動作
を制御すると共に、当該各光学センサユニット25s〜
25eからのレジストマークの検出信号を一定時間ごと
にサンプリングする。さらにサンプリングした検出信号
をA/D変換することによりサンプリング値を求め、こ
のサンプリング値をRAM351に一旦格納する。レジ
スト検出制御部350は、サンプリング値により形成さ
れる波形の重心位置を求め、これを当該レジストマーク
の位置情報として画像処理制御部310に送信する。
【0024】画像処理制御部310のレジスト補正部3
13は、上記レジストマークの位置情報に基づき各色の
レジストマークの相対的な位置ズレ量を算出し、画像メ
モリ部312に格納された各色の画像データのアドレス
を当該位置ズレ量に対応する分だけ変更する。本発明の
画像形成装置におけるアドレスの補正の方法については
後に詳細に説明する。印字データ制御部330は、アド
レスが変更された画像データに基づいてプリンタヘッド
制御部331などを介し画像を形成する。
【0025】また、本体制御部340は、上記印字デー
タ制御部330のほか、イメージリーダ部100、プリ
ンタヘッドユニット35、搬送系37などをタイミング
を取りながら統一的に制御して円滑な画像形成動作を実
行させる。次に、上記レジストマークの具体的な形状
と、このレジストマークの位置検出の動作について説明
する。
【0026】パターン生成制御部320は、本体制御部
340からレジスト補正をするように指示を受けると、
内部のROMから当該レジストマークの印字データを読
み出して印字データ制御部330に送る。印字データ制
御部330は、この印字データに基づき、プリンタヘッ
ド制御部331、プリンタヘッドユニット35および作
像系36と協同して各色のレジストマークを所定のタイ
ミングで転写ベルト10上に形成する。
【0027】図3は、転写ベルト10上に形成されたレ
ジストマークの一例を示す図である。本実施の形態で
は、各色のレジストマーク50Ks〜50Cs、50K
c〜50Cc、50Ke〜50Ceは、それぞれ同一の
V字形状をしており、転写材搬送方向と直交するCD
線、およびこのCD線と45°の角度をなす斜め線とよ
り構成される。これらのレジストマークは各感光体ドラ
ム1C〜1Kに対する画像書き込み位置、及び転写位置
が正しく設定されている場合、すなわち色ズレが発生し
ない状態では、転写材搬送方向と直交する方向(主走査
方向)においてパターンの中心位置が光学センサユニッ
ト25s、25c、25eのそれぞれの検出位置(図の
破線上)と同一で、かつ、転写材搬送方向と平行な方向
(副走査方向)において相互に距離Dをもって転写ベル
ト10上に形成されるようになっている。
【0028】これらのレジストマークは、転写ベルト1
0の移動に伴って順次各光学センサユニット25により
所定のサンプリング間隔で検出され、検出信号がレジス
ト検出制御部350に送られる。レジスト検出制御部3
50は当該検出信号をA/D変換して、得られたサンプ
リング値をRAM351に格納する。さらにレジスト検
出制御部350は、当該サンプリング値により形成され
るサンプリング波形の重心位置を求める。
【0029】上記重心位置は、サンプリング点間の補間
データを求めることによりサンプリング波形を求めた
後、当該サンプリング波形の両側から順次積分してい
き、双方の面積が等しくなったときにそのときの境界の
位置を重心位置とすることで求めることができる。本実
施の形態では、各光学センサユニット25による検出方
向(すなわち、転写ベルト10のフィード方向)におけ
る、レジストマークの線幅LWと各光学センサユニット
25の検出幅(センサ開口幅)SWとの関係を、一定の
条件となるように設定することにより、サンプリング点
間の補間が容易なサンプリング波形を得るようにしてい
る。図4に、本実施の形態における線幅LWと検出幅S
Wとの関係を模式的に示す。
【0030】図5は、本実施の形態で得られるサンプリ
ング波形の一例を示すものである。同図に示すように、
当該波形は、最低値からピーク値までなだらかに立ち上
がる左右対称の波形をしている。なお、図の点Q1〜Q
10は、サンプリング点の例である。このように滑らか
に変化するピーク波形状であれば、サンプリング点間に
大きく変化するところがないので、サンプリング点間の
形状を容易に推測することができ正確に補間できる。こ
のようなサンプリング波形は、図4に示したように光学
センサユニット25の検出幅SWをレジストマークの線
幅LWに対して比較的大きくすることにより得ることが
できる。
【0031】レジスト検出制御部350は、このように
して求めらた各色のレジストマークのCD線、斜め線の
重心位置に関するデータをレジスト補正部313に送
る。 (3)レジスト補正制御の動作 次に上記構成を有する複写機におけるレジスト補正の制
御動作について説明する。
【0032】図6は、当該レジスト補正動作を示すフロ
ーチャートである。このレジスト補正は、必要に応じて
実行されるようにプログラムされており、特に複写機の
電源を入れたときや、所定枚数コピーした後などに実行
される。まず、最初にレジスト検出制御部350により
各光学センサユニット25のスイッチがオン状態にされ
る(S10)。次に、センサ出力を校正するための前処
理が行われる(S20)。具体的には、まず、光学セン
サユニット25の光源(LED)を消灯させ、このとき
の出力値を0レベル時の値とする校正を行う。
【0033】次に、光源を所定の光量で発光させ、この
発光により透明な転写ベルト10を介して光学センサユ
ニット25の受光部を照射して得られる出力値を下地レ
ベルとして読み込み、この値を検出最大レベルとする校
正を行う。これらの0レベル、最大レベルの校正値はR
AM351に格納され、以後の光学センサユニット25
の検出値が当該値により校正される。
【0034】以上の前処理が終わると、各色のレジスト
マーク(以下、これらの各色のレジストマークをまとめ
て、単に「パターン」という。)を転写ベルト10上に
形成するパターン作成処理が行われる(S30)。この
パターン作成処理では、まず、プロセス条件、すなわ
ち、グリッド電圧値やバイアス電圧値等が本体制御部3
40にセットされる。これらのプロセス条件は、各色ご
とに画像濃度が適正な値になるように予め求められ内部
のROM内に格納されている。
【0035】続いて、印字データ制御部330内のRO
Mに記憶されている各色のレジストマークの印字データ
を読み出して、書き込むべき画像データとして内部のラ
インメモリにセットし、画像形成部の各部の動作を開始
する。すなわち、本体制御部340の制御により感光体
ドラム1C〜1K、転写ベルト10を回転駆動させた
り、現像器4C〜4Kの運転を開始させるなど作像系3
6および搬送系37の動作を開始させる。
【0036】次に、セットされたパターンのデータに基
づきプリンタヘッドユニット35により各感光体ドラム
1C〜1Kを所定タイミングで露光して、各感光体ドラ
ム上にレジストマークの静電潜像を書き込み、これらを
現像器4C〜4Kにより現像した後に転写ベルト10上
に転写する。以上のパターン作成処理が終了すると、パ
ターンプロフィール検出処理へ移行する(S40)。こ
のステップでは、光学センサユニット25の検出信号に
補正を加えて、各レジストマークのサンプリング波形
(以下、補正後のサンプリング波形を「パターンプロフ
ィール」ともいう。)を検出する処理を実行する。この
処理では、まず、一定サンプリング間隔ごとに光学セン
サユニット25により転写ベルト10表面の濃度を検出
し、これをデジタル値へ変換する。
【0037】図3に示すように各レジストマーク、例え
ば50Cs〜50Ksは、光学センサユニット25sの
検出位置と主走査方向において重なるように形成されて
いるので、レジストマークのCD線および斜め線が光学
センサユニット25sの直下をそれぞれ横切るごとに濃
度が変化し、これらのCD線および斜め線の位置が検出
されることになる。レジストマーク50Cc〜50K
c、50Ce〜50Keについても同様である。
【0038】次に、レジストマークの検出値を所定の出
力増幅率により増幅して、さらに検出値に補正をかける
(増幅率補正)。最後に、検出値に対してローパスフィ
ルターなどにより高周波成分のノイズ除去が行われる。
その結果がRAM351に記録され、図5に示すような
パターンプロフィールが生成される。
【0039】以上の動作により転写ベルト上のレジスト
マークの濃度値のサンプリングが終了すると、このサン
プリング結果から各レジストマークのCD線と斜め線の
位置情報として、該当するサンプリング波形の重心位置
を求める(S50)。この重心位置は、上述したよう
に、まず、一定レベル値以上のサンプリング点間の補間
点の値を算出して、各サンプリング点および補間点を結
ぶ波形に囲まれる部分について両側から積分していき、
丁度面積が等しくなる境界を重心位置とすることにより
求められる。
【0040】本実施の形態では、図5に示すような理想
的なピーク波形状が得られるように各光学センサユニッ
ト25の検出幅SWとレジストマークの線幅LWを設定
しているので、各色ともに重心位置を求めるために適切
なサンプリング波形が得られ、正確に重心位置を求める
ことが可能となっている。各レジストマークのCD線と
斜め線の検出位置(重心位置)が定まると、次に、各C
D線と斜め線間および隣接するCD線間の検出時間間隔
に転写ベルト10の搬送速度を乗じることにより、各レ
ジストマークの検出位置におけるCD線と斜め線の距
離、および副走査方向に隣接するレジストマークのCD
線間の距離を算出する(S60)。
【0041】その後、主走査位置の確定処理を行う(S
70)。主走査位置確定処理とは、具体的には、ブラッ
ク(K)のレジストマーク50Ks、50Kc、50K
eにおけるCD線と斜め線との間の距離を主走査位置と
して定めることをいう。この点について図7を用いて詳
説する。図7は、転写ベルト10上に形成されたブラッ
ク(K)のレジストマーク50Ksとイエロー(Y)の
レジストマーク50Ysの近傍を拡大した図である。同
図においてレジストマーク50Ksと50Ysとの相対
的な主走査方向のズレ量は、光学センサユニット25s
の検出ライン(図の破線部分)を基準にして、レジスト
マーク50Ksの当該検出位置からCD線と斜め線との
交わりまでの距離a*と、レジストマーク50Ysの当該
検出位置からCD線と斜め線との交わりまでの距離b*と
の差a*−b*で表せる。
【0042】一方、斜め線はCD線に対して45°の角
度で形成されているので、a*、b*はそれぞれ各レジスト
マーク50Ks、50Ysの検出ライン上のCD線と斜
め線との間隔a、bと等しく、レジストマーク50Ks
と50Ysとの主走査方向のズレ量a*−b*はa−bに等
しい。すなわち、各色のレジストマークの主走査方向の
相対的な位置ズレ量はCD線と斜め線との間隔の差によ
って表せる。従って、ブラックのレジストマーク50K
sにおけるCD線と斜め線間の間隔aを基準にして、他
の色の主走査方向の相対的位置ズレ量(色ズレ量)を算
出することができる。従って、主走査位置確定処理で
は、ブラック(K)の各レジストマーク50Ks、50
Kc、50Keについて、それぞれCD線と斜め線間の
間隔を取得する。
【0043】次に、主走査方向の色ズレ量を算出する
(S80)。ブラック以外の3色のレジストマーク50
Cs〜50Ysのブラックのレジストマーク50Ksに
対する主走査方向の相対的位置ズレ量は、上述した説明
より、それぞれのCD線と斜め線間の距離とブラックの
レジストマーク50KsにおけるCD線と斜め線間の距
離との差より得ることができる。これらの処理について
は、レジストマーク50Cc〜50Yc、50Ce〜5
0Yeについても同様である。
【0044】次に、副走査方向の色ズレ量を算出する
(S90)。各レジストマーク50Cs〜50Ks、5
0Cc〜50Kc、50Ce〜50Keは、上述したよ
うに副走査方向に所定距離Dの間隔をもって形成されて
いるはずであるが、副走査方向にズレが生じている場合
は、隣接するレジストマークの間隔は距離Dとはならな
い。すなわち、ズレ量の分だけ距離Dと異なることにな
る。そこで、距離Dと、副走査方向に隣接するレジスト
マーク間のCD線の間隔として検出された値との差を、
副走査方向のズレ量として算出する。
【0045】シアン、マゼンタ、イエローのレジストマ
ーク50Cs〜50Ys、50Cc〜50Yc、50C
e〜50Yeの、ブラックのレジストマーク50Ks、
50Kc、50Keに対する主走査方向及び副走査方向
におけるズレ量がそれぞれ算出されると、これらのズレ
量から、補正近似関数を求め、求められた関数を用いた
近似により、主走査方向及び副走査方向の補正量を求め
る(S100)。
【0046】図8は、補正近似関数の求め方、及び求め
られた関数を用いた補正量の算出について説明するため
の図である。同図において、60Ks、60Kc、60
Keの3点を結んだ線分が主走査方向に平行となってい
ないのは、ブラック(K)の感光体ドラム1Kに対して
傾き(スキュー)を発生させる要因が存在することを意
味するものである。
【0047】ここで、ブラック(K)のスキューについ
てもアドレス補正を行い直線性を確保することも可能で
あるが、本実施の形態では、当該ブラックのスキューは
そのままにしておいて、他の再現色については、ブラッ
クの位置情報を基準として補正量を算出するものとして
説明を進める。ブラックを基準とした各再現色のズレ分
だけ補正量を算出すれば、結局各色とも、ブラックと同
程度のスキューを含む画像を再現して、それを多重転写
することとなり、色ズレという形で顕在化することはな
いからである。
【0048】同図8におけるPs、Pc、Peは、それ
ぞれ、光学センサユニット25s、25c、25eの位
置にて検出された、ブラックを基準としたイエローの主
走査方向の位置ズレ量を表す。また、Qs、Qc、Qe
は、同様に検出された副走査方向の位置ズレ量をそれぞ
れ表す。本実施の形態では、補正量算出の例として、ブ
ラックのレジストマークの位置を基準とした、イエロー
の補正量の算出について説明するが、他のシアン、マゼ
ンタについても、ブラックを基準として同様に考えるこ
とができる。
【0049】本実施の形態における補正量の算出では、
前述の如く、まず補正近似関数を求める。以下に、補正
近似関数の求め方について説明する。補正近似関数を求
めるにあたっては、ブラックのレジストマーク60Ks
及び60Kcの画像書き込み位置にそれぞれ対応する補
正前の画像における画素の主走査方向のアドレス間の距
離をLで表す。なお、本実施の形態では、前述の如く、
光学センサユニット25s、25c、25eがそれぞれ
等間隔で配置されていることから、60Kc及び60K
eの画像書き込み位置に対応する補正前の画素の間につ
いても、同様に距離がLに等しいものとする。
【0050】ここで、主走査方向のアドレスがxである
イエローの画素について、ブラックとの間の色ズレを解
消するための補正量(ΔX,ΔY)をそれぞれΔX=a
12+b1x+c1、ΔY=a22+b2x+c2という二
次関数で近似するものとし、上記の如く検出された位置
ズレ量Ps、Pc、Pe、及びQs、Qc、Qeを、そ
れぞれの位置における主走査方向及び副走査方向の補正
量と考えて、上記の二次関数近似式に代入することで、
以下に示す連立方程式が得られる。即ち、60Ysのア
ドレスを(XYS,YYS)、60Ycのアドレスを
(XYC,YYC)、60Yeのアドレスを(XYE,YYE
とし、60Ksのアドレスを(XKS,YKS)、60Kc
のアドレスを(XKC,YKC)、60Keのアドレスを
(XKE,YKE)とすると、上記の各位置ズレ量は、以下
の(数1)に示す式で表せることになる。
【0051】
【数1】
【0052】次に、本実施の形態では、上述の如く60
Ksと60Kc、及び60Kcと60Keにそれぞれ対
応する位置の画素の主走査方向におけるアドレス間の距
離をLとしたが、当該距離はアドレス間の距離であるか
ら、イエローのレジストマークについても同様に考える
ことができる。即ち、60Ysと60Yc、及び60Y
cと60Yeとの間についても同様にアドレス間の距離
がLになるものとすると、下記の(数2)に示す関係が
成立する。
【0053】
【数2】
【0054】従って、上記(数2)の関係と上記(数
1)の関係とより、下記の(数3)の関係が導き出せ
る。
【0055】
【数3】
【0056】次に、本実施の形態では、位置ズレ量が
(Pc,Qc)で表される位置の主走査方向のアドレス
が0であるものとする。即ち、上記XKSの位置の主走査
方向のアドレスが−Lで表せるものとすると、下記の
(数4)に示す式がそれぞれ成立する。
【0057】
【数4】
【0058】上記(数4)の関係を(数3)に示された
式にそれぞれ導入することにより、下記の(数5)に示
した式が、それぞれ得られる。
【0059】
【数5】
【0060】上記(数5)より、上記係数a1、b1、c
1、a2、b2、c2をそれぞれ求めると、以下の(数6)
に示すような値となる。ここで、上述の如く、位置ズレ
量が(Pc,Qc)で表される位置の主走査方向のアド
レスを0としているので、c 1、及びc2はそれぞれPc
及びQcと一致する。
【0061】
【数6】
【0062】以上に説明したように、主走査方向のアド
レスがxであるイエローの画素の、主走査方向の補正量
ΔX、及び副走査方向の補正量ΔYは、それぞれ、下記
の(数7)に示す(式1)及び(式2)を用いることに
より、それぞれ求めることができる。なお、本実施の形
態では、補正量の算出にあたっては、各画素のアドレス
値を、主走査方向中央の画素のアドレス(上述の如く、
補正量がPc及びQcとなる位置の画素のアドレス)が
0となるようにして補正量の算出を行うようにしてい
る。
【0063】
【数7】
【0064】なお、本実施の形態では、アドレス補正値
を、二次関数近似式を用いて算出したが、必ずしも二次
の関数である必要はなく、一次の関数としてもよいし、
三次以上の関数とすることも可能である。上記(式1)
により近似される各画素ごとの主走査方向の補正量ΔX
が画像メモリ上の主走査方向のアドレス量に換算される
(S110)。そして、算出されたアドレス量だけ画像
メモリのアドレスをずらすことにより主走査方向の画像
形成位置の補正がなされる(S120)。
【0065】また、上記(式2)により算出された副走
査方向のズレ量ΔYは、画像メモリの副走査方向のアド
レス量に換算され副走査方向の補正量とされる(S13
0)。そして、算出されたアドレス量だけ画像メモリの
アドレスを副走査方向にずらすことにより副走査方向の
画像形成位置の補正がなされる(S140)。以上によ
りレジスト補正動作を終了し、複写機全体の動作のメイ
ンルーチン(不図示)にリターンする。
【0066】以上に説明したように、本実施の形態の画
像形成装置は、一次以上、特に二次の補正近似関数を用
いて、各アドレス位置における補正量を算出し、算出さ
れた補正量に基づいて画像形成位置の補正を行うため、
種々の原因に基づいて発生する色ズレに対応することが
できる。 <実施の形態2>上記第1の実施の形態では、補正近似
関数に基づいて算出された補正量を画像メモリのアドレ
ス位置に変換するに際し、単に1画素単位での移動、即
ち画素のオン/オフを切り替えるようにしたが、かかる
方法により補正を行うと、画素のオン/オフが切り替わ
る位置で画像ノイズが発生する場合がある。即ち、オン
/オフの切り替わりの際に発生する段差が転写材上に再
現されるからである。
【0067】そこで、本実施の形態では、画像形成位置
の補正を行うに際し、単に画素のオン/オフを切り替え
るだけでなく、複数の画素間において濃度分配処理を行
うことにより、擬似的に1画素以下の単位の移動補正を
実現し、より良好な画像を形成できるようにする場合の
処理内容について説明する。図9は、本実施の形態にお
ける濃度分配処理について説明するための図である。第
1の実施の形態でも説明したように、本発明に係る画像
形成装置においては、主走査方向及び副走査方向の補正
量が(式1)及び(式2)で求められるのであるが、当
該補正量(ΔX,ΔY)として算出される値は必ずしも
整数で求められるとは限らない。
【0068】即ち、第1の実施の形態の方法は、例えば
上記の各式にて求められた補正量の小数点以下の部分の
値が、一定の閾値を越えた場合等に隣接する画素のオン
/オフを切り替えるようにすることで実現することがで
きるが、本実施の形態では、上記各式にて求められた補
正量における小数点以下の値に基づいて、複数の画素間
での濃度分配処理を行うようにしたものである。
【0069】図9(a)は、補正近似関数により表され
る補正量を示す曲線と、補正の対象となる画素との関係
の一例を図示したものである。例えば同図においてAに
示される一画素の如く、補正量を表す曲線Fがほぼ画素
の中央を通過するような場合であれば、当該画素Aの濃
度レベルを対応する補正前の画素の濃度の100%とし
て画像書き込みを行えばよい。
【0070】しかしながら、同図においてBに示される
六画素分の領域の如く、曲線Fが画素の中央を外れて通
過するような場合には、単に画素のオン/オフで制御し
ようとすると、図9(b)に示されるように、当該オン
/オフが切り替わる部分において段差が出現することに
なる。そこで、濃度分配処理により上記段差が明瞭とな
らないようにした例を示すのが図9(c)である。同図
の例は、図9(a)におけるB部分の六画素を拡大した
ものであり、例えば副走査方向の補正量ΔYの小数点以
下の部分が、0.75、若しくは0.25となった場合
に、それらの値に基づいて、副走査方向に隣接する2画
素において濃度分配を行った場合の例を示すものであ
る。
【0071】図9(c)に示されるように、補正の対象
となる画素の濃度レベルを副走査方向に2画素に分配
し、それぞれに対応する濃度レベルで、徐々に分配する
割合を変更しながら表示することで、単に画素のオン/
オフにより制御した場合に生じる段差の出現を防止する
ことができる。ここで、以上に説明したような濃度分配
処理を行う場合の実施の形態では、補正後の画像データ
におけるそれぞれの画素に着目して、対応する補正前の
画素を検出することで、出力画像を構成するそれぞれの
画素の濃度値を決定する。より具体的には、前記補正近
似関数を表す各式から、主走査方向及び副走査方向への
逆写像係数を求めておき、当該逆写像係数に従って対応
する補正前の画素を特定し、逆写像係数に応じた分配、
統合を行うことにより補正後の画素の濃度値を決定す
る。
【0072】図10は、上記逆写像係数を用いて、対応
する補正前の画素(以下、「参照画素」という。)を検
出する方法について説明するための図である。同図にお
いては、一つの四角のマス目が一つの画素を表すものと
する。同図において黒く塗りつぶされた画素が補正後の
画像における注目画素であるとすると、既に別途求めら
れている逆写像係数(図示)より、当該画素に対応する
主走査逆写像係数Sは−1.5、副走査逆写像係数は−
2.0となる。これは、副走査方向には2画素前の画素
が参照画素となり、主走査方向には1.5画素前の画素
が参照画素となることを示している。しかしながら、主
走査方向において1.5画素前というのでは一つの画素
を特定できないため、図に示すように1画素前と、2画
素前との二つの画素が参照画素となり、この場合であれ
ば、逆写像係数の小数点以下の値は0.5であるから、
両者の平均の濃度値が注目画素の濃度値となる。
【0073】以上のような処理を行うことにより、全体
として適切な濃度値を再現しながら、1画素分の段差の
発生を防止した画像書き込み位置の補正を行うことがで
きる。 <実施の形態3>本実施の形態では、上記第1の実施の
形態で説明した方法によって得られた補正近似関数に対
して、所定の補助関数を重畳した関数を用いて補正量を
算出する場合の処理方法について説明する。本実施の形
態の処理方法は、例えば上記第2の実施の形態でも説明
したような1画素分の段差が、各再現色ごとに多重転写
された場合に発生し得る筋状の画像ノイズを防止するた
めのものである。
【0074】ここで、上記筋状の画像ノイズについて説
明する。図11は、当該画像ノイズの発生の理由につい
て説明するための図である。なお、同図に示す例では、
第2の実施の形態で説明した濃度分配処理を行っていな
いものとする。また、どの再現色であるかについては
C、M、Yのいずれでもよいが、いずれか一色の場合で
あるものとする。
【0075】同図においては、一つのマス目が一画素を
表すものとし、、、、と表示されている部分に
それぞれ画素の書き込みが行われるものとする。同図1
0においてで示される部分は、1回目の走査で画素が
書込まれ、以下、、、の順に書き込みが行われる
とすると、同図に示す例、即ち補助関数を重畳しない場
合には、どのラインの走査においても補正近似関数が同
一であるから、1画素分の段差がどの走査ラインにも発
生することになる。その結果として、同図のRに示す位
置に筋状の画像ノイズが発生する場合が生じると考えら
れる。
【0076】この問題は、どのラインについても補正近
似関数が同一であるために生じるものと考えられること
から、補正近似関数に補助関数を重畳した関数を用いて
補正量を求めるのが、本実施の形態の内容である。ここ
で、補助関数としてどのような関数を用いるかが問題と
なるが、上記図11に示した例より、走査ラインごとに
ノイズの発生位置(Rの近辺)を分散させるという考え
方に基づけば、重畳すべき補助関数としては、副走査方
向のアドレスに対して周期的に変化する周期関数を用い
ることが考えられる。かかる周期関数を重畳させること
により、走査ラインごとに画素の段差が出現する主走査
方向の位置を分散させるようにすることができれば、上
記筋状の画像ノイズを目立たなくすることができるから
である。
【0077】従って、まず、本実施の形態では、主走査
方向の補正量ΔXを求める補正近似関数に対して、補助
関数として、副走査方向のアドレスを変数とする周期関
数を重畳した関数を用いる場合について説明する。な
お、後述の如く補助関数の内容や、重畳の方法には種々
のものが考えられる。下記に、第1の実施の形態で求め
た(式1)に、副走査方向のアドレスに基づいて、主走
査方向に周期的に変化する補助関数を重畳した場合の補
正近似関数を表す式の一例を示す。この例では周期関数
として正弦関数を用いるが、周期関数としては後述の如
く正弦関数に限定されるわけではなく、種々の周期関数
を重畳することが可能である。
【0078】
【数8】
【0079】ここで、周期関数の振幅A及び周期Bをど
の程度に設定するかが問題となる。振幅、周期等に関し
ては、装置の解像度や階調特性、画像データの種類な
ど、種々の条件により変化させる必要がある場合も生じ
るので、一般的に規定することはできない。しかし、振
幅は上下それぞれ1画素程度とし、周期としては数10
画素から数百画素ごとに振幅の上下間を変化するように
すれば、上記筋状ノイズの解消には有効であると考えら
れる。また、振幅、周波数等、特に振幅をあまり大きい
ものとしては補正が意味をなさないものとなるので注意
が必要である。
【0080】以上に説明したように、本実施の形態の方
法を用いれば、より少ない処理量で画像ノイズの解消を
図ることが可能となる。即ち、濃度分配処理を行うこと
なく筋状ノイズの低減を図ることも可能であるし、周期
関数の振幅を上下1画素以下として濃度分配処理を行う
ようにした場合においても、濃度分配の分配率を粗くす
ることが可能である。
【0081】なお、前述の如く、補助関数としては、一
般的な周期関数であれば、正弦関数に限定されるわけで
はなく種々の関数を用いることが可能である。また、本
実施の形態では、上記(数8)の例の如く、主走査方向
の補正量ΔXを求める補正近似関数に対して、副走査方
向のアドレスを変数とする周期関数を重畳させる場合に
ついて説明したが、重畳の方法にも種々の方法が考えら
れる。具体的には、下記(数9)にその例を示すよう
に、主走査方向の補正量ΔXを求める補正近似関数に対
して、主走査方向のアドレスを変数とする周期関数(例
えばAsinBx)を重畳させることや、副走査方向の補正量
ΔYを求める補正近似関数に対して、主走査方向、又は
副走査方向のアドレスを変数とする周期関数を重畳させ
ることもでき、また、それらを組み合わせて画像書き込
み位置の補正を行うようにすることも容易にできる。
【0082】
【数9】
【0083】さらに、本実施の形態においても、第2の
実施の形態において説明したように、補助関数を重畳し
た後の補正近似関数について、予め逆写像係数を求めて
おき、補正後の画像におけるそれぞれの画素に着目し
て、対応する補正前の画素を検出するようにすることも
可能である。一方、上記に説明した如く補正近似関数に
補助関数を重畳した関数を用いて補正を行う方法の他、
一旦補正近似関数を用いて補正を行った後に、さらに上
記補助関数に基づく補正を行うようにすることも可能で
ある。より具体的には、図6のフローチャートにおい
て、補正近似関数に基づいて主走査方向及び副走査方向
のアドレス補正を行った後に(S100〜S140)、
さらに補助関数に基づいてアドレス補正を行う処理を追
加するようにしてもよい。また、処理の順序について、
先に補助関数を用いた処理を行った後に、補正近似関数
を用いた処理を行うようにすることもできる。 <変形例>以上、本発明の第1〜第3の実施の形態、及
びそれぞれの実施の形態に対応する変形例等について説
明したが、本発明の技術的範囲は、上記各実施の形態に
限定されるものではないことは言うまでもなく、例え
ば、各実施の形態について次のような変形例を考えるこ
とが可能である。 (1)上記各実施の形態では、V字状のレジストマーク
を用いる場合について説明したが、レジストマークとし
ては、V字状のものに限られず、種々の形状のものを用
いることが可能である。例えば、CD線と斜め線との間
の角度は45°に限らず他の角度としてもよい他、レジ
ストマークの大きさ等についても変更することが可能で
ある。
【0084】さらに、本実施の形態では、主走査方向に
位置の異なる複数のレジストマークを、主走査方向に平
行に形成するようにしたが、光学センサユニット25に
よる検出の後、適切な補正を加えるようにすれば、主走
査方向に平行に配置しなくてもよい。ただし、補正近似
関数を求めるためには、少なくとも主走査方向の位置の
異なる2個以上のレジストマークを形成する必要はあ
る。 (2)上記実施の形態ではブラックのレジストマーク5
0Ksを基準にして、他のブラックのレジストマーク5
0Kc及び50Ke、及び他色のレジストマークの相対
的位置ズレ量を算出したが、ブラックのレジストマーク
50Ksについても、自身の位置ズレ量を検出して画像
書込位置を補正することも可能である。具体的には、何
か基準となる信号、例えば、レジストローラの駆動開始
信号の発生時からブラックのレジストマーク50Ksを
検出するまでのクロックをカウントし、これと予め設定
されていた基準クロックとを比較することにより当該ブ
ラックのレジストマーク50Ksの副走査方向の位置ズ
レ量を知ることができる。
【0085】また、レジストマーク50Ksの主走査方
向の位置ズレ量についても、基準となる主走査方向検出
量を設定しておいて、これとブラックのレジストマーク
50Ksの主走査方向検出量との差分を取ることにより
求めることが可能である。この場合に実行される他色の
レジストマークの位置ズレ検出量についても同様であ
る。 (3)また、レジストマークは、上述の如く転写ベルト
上に形成する以外に、当該転写ベルトにより搬送される
記録シート上に転写して、これを検出するようにしても
よい。また、転写ドラムを利用する画像形成装置では、
当該転写ドラム上に形成してもよい。 (4)また、上記各実施の形態においては、タンデム型
のデジタル複写機を例に挙げて説明したが、本発明はタ
ンデム型のデジタル複写機に限らずカラー画像を形成す
るものであれば、プリンタ、ファクシミリ装置等の種々
の画像形成装置に適用することが可能である。さらに、
直接転写方式の画像形成装置に適用することもできる。 (5)また、本実施の形態では、感光体ドラムを介して
転写ベルト上にレジストマークを形成するようにした
が、レジストマークを形成する場所は上記に限定され
ず、例えば転写ドラムや転写紙上に形成することもでき
る。
【0086】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成装置によれば、主走査方向の異なる位置に2個以上の
レジストマークを形成し、形成されたレジストマークを
検出した結果から取得した正規の位置に対するレジスト
マークの位置ズレ量から補正近似関数を求め、当該補正
近似関数に基づいて画像書き込み位置の補正を行うの
で、種々の原因に基づいて発生する色ズレに対応して、
精度良く補正することができるという効果がある。
【0087】また、画像書き込み位置の補正に際して、
前記補正近似関数に基づいて、画像メモリ上の一の画素
の濃度レベルが、所定の複数の画素に分配されるように
すれば、1画素単位での画像書き込み位置の補正を行っ
た場合において、画素のオン/オフの切り替わり時に出
現し得る段差の発生を防止することができるという効果
がある。
【0088】さらに、上記位置ズレ量から求めた補正近
似関数に対して、主走査方向及び副走査方向の少なくと
も一方に、値が周期的に変化する関数を重畳した関数を
補正近似関数として用いるようにすれば、補正後の画像
に出現し得る筋状の画像ノイズの発生を防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルカラー複写
機の概略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るデジタルカラー複写
機の制御部の機能ブロック図である。
【図3】転写ベルト上に形成されたレジストマークの一
例を示す図である。
【図4】検出方向における光電センサの検出幅とレジス
トマークの線幅との関係を示す図である。
【図5】レジストマークのサンプリング波形の一例を示
す図である。
【図6】レジスト補正の制御動作を示すフローチャート
である。
【図7】レジストマークの検出位置に基づく、主走査方
向・副走査方向における位置ズレ量の算出を説明するた
めの図である。
【図8】補正近似関数の算出の方法について説明するた
めの図である。
【図9】濃度分配処理について説明するための図であ
る。
【図10】濃度分配処理に際し、逆写像係数を用いる場
合について説明するための図である。
【図11】筋状の画像ノイズの発生する理由について説
明するための図である。
【符号の説明】
1C〜1K 感光体ドラム 2C〜2K 帯電チャージャー 4C〜4K 現像器 10 転写ベルト 25s〜25e 光学センサユニット 35 プリンタヘッドユニット(PH) 36 作像系 37 搬送系 50Cs〜50Ks レジストマーク 50Cc〜50Kc レジストマーク 50Ce〜50Ke レジストマーク 100 イメージリーダ部 200 プリンタ部 300 制御部 310 画像処理制御部 311 MTF補正部 312 画像メモリ部 313 レジスト補正部 320 パターン生成制御部 330 印字データ制御部 331 プリンタヘッド制御部(PHC) 340 本体制御部 350 レジスト検出制御部 351 RAM
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA32 DE02 DE07 DE09 EA02 EB04 EC03 EC06 EC07 EC09 EC18 ED06 EE08 EF01 EF06 2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB16 BB23 BB36 BB43 5C072 AA03 BA17 BA19 FA16 HA02 QA17 RA03 RA07 UA09 UA11 UA17 WA10 XA01 XA05 9A001 JJ35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像書き込み手段により形成した画像を
    転写材に転写して画像を形成する画像形成装置であっ
    て、 前記画像書き込み手段を制御して、主走査方向の異なる
    位置に2個以上のレジストマークを形成させる制御手段
    と、 形成されたレジストマークをそれぞれ検出する検出手段
    と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、正規の位置に
    対するレジストマークの位置ズレ量を取得する位置ズレ
    量取得手段と、 前記位置ズレ量取得手段により取得された位置ズレ量か
    ら、画像を構成する各画素の書き込み位置を算出する補
    正近似関数を生成する補正近似関数生成手段と、 前記補正近似関数に基づいて、前記画像書き込み手段に
    よる画像書き込み位置を補正する画像書き込み位置補正
    手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像書き込み位置補正手段は、 前記補正近似関数に基づいて、画像メモリ上の一の画素
    の濃度レベルが、所定の複数の画素に分配されるよう
    に、補正後の画素の濃度値を決定する濃度分配手段を含
    み、 前記濃度分配手段により決定された濃度値に従って、画
    像が書込まれるように、前記画像書き込み手段による画
    像書き込み位置を補正することを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記補正近似関数生成手段は、 位置ズレ量から求められた補正近似関数に対して、主走
    査方向及び副走査方向の少なくとも一方に、値が周期的
    に変化する関数を重畳した関数を補正近似関数として生
    成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像書き込み位置補正手段は、 前記補正近似関数に基づく画像書き込み位置の補正に加
    えて、主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方に、
    値が周期的に変化する関数に基づく画像書き込み位置の
    補正を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画
    像形成装置。
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