JPH08139949A - カラー画像入力装置 - Google Patents

カラー画像入力装置

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JPH08139949A
JPH08139949A JP6272295A JP27229594A JPH08139949A JP H08139949 A JPH08139949 A JP H08139949A JP 6272295 A JP6272295 A JP 6272295A JP 27229594 A JP27229594 A JP 27229594A JP H08139949 A JPH08139949 A JP H08139949A
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JP
Japan
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color
resampling
image data
data
correlation function
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Application number
JP6272295A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
Midori Aida
みどり 相田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明走査中の折り返しミラーや結像レンズの
振動による動的な位置ずれが生じても,的確な補正を実
現し,色みじみや色ずれ等の色の乱れを排除した鮮明な
カラー画像品質を得る。 【構成】 入力された画像データを補間してリサンプリ
ングする補間用メモリ・補間回路209〜211と,補
間用メモリ・補間回路209〜211の任意の1色の補
間された画像データと他色の補間された画像データとの
相関関数を演算し,求められた(読取ライン数−1)個
の相関関数のピーク値,ピーク値位置(補間データのア
ドレス値),および合計値を演算する相互相関関数演算
回路215〜216とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,デジタルカラー複写機
やカラープリンタ等のスキャナ等に用いられるカラー画
像入力装置に関し,より詳細には,副走査方向に並列に
配置された分光感度の異なる複数のCCDセンサでカラ
ー画像を各CCDセンサに対応したR,G,B画素デー
タに分解して入力するカラー画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,分光感度のそれぞれ異なる複数の
並列読取ラインを有するCCDに原稿を照明走査し,結
像レンズによりCCD面上に結像させ,その原稿情報を
サンプリングする方式のカラー画像読取装置において,
それぞれの読取ラインが副走査方向に所定の間隔を隔て
て配置されているため,原稿の任意の1点は所定間隔分
の時間だけずれて画像データとして出力される。すなわ
ち,同一時間に読み取られていない。そのため,同一点
の画像データとするため遅延メモリにより遅延すること
により,同一点の画像データとしている。
【0003】しかしながら,実際には,照明走査中の折
り返しミラーや結像レンズの振動等により上記遅延時間
の間に読取位置は微妙なずれが生じ,同一点を読み取ら
ない場合がある。この読取位置のずれは装置の状態によ
って,周期的なずれが生じる場合もあれば,ランダムに
ずれる場合がある。このように,読取位置のずれが生じ
ると,色ずれや色ずきが発生する。特に,細線や網点画
像等の比較的,高周波成分の多い画像を読み取った場合
のエッジ部分に多く発生する。また,黒文字や絵柄分等
の領域判定処理を行っている場合は,読取位置のずれが
判定エラーを招来させ,鮮明な画像が得られないという
問題点があった。
【0004】このため,例えば,CCDの画素範囲を3
分割し,それぞれの領域に1画素以内のずらし量を設定
し,リサンプリングを行い,該リサンプリングされたデ
ータを対象画素のデータとし,読取時の位置ずれを補正
するカラー画像入力装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来のカラー画像入力装置にあっては,
CCDの分割部分における境界部分において,ずらし量
が急激に変化するため画像の乱れが生じるという問題点
があった。また,ずらし量(リサンプリング位置)が各
領域において固定値であるため,CCDの取付け時の歪
みや結像レンズの倍率色収差等の静的な位置ずれ補正に
は有効であるが,照明走査中の折り返しミラーや結像レ
ンズの振動による動的な位置ずれに対しては補正ができ
ず,色ずき,色ずれ,領域判定エラーの発生を排除する
ことができないという問題点があった。
【0006】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,照明走査中の折り返しミラーや結像レンズの振動
による動的な位置ずれが生じても,的確な補正を実現
し,色みじみや色ずれ等の色の乱れを排除した鮮明なカ
ラー画像品質を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るカラー画像入力装置にあっては,
副走査方向に並列に配置された分光感度の異なる複数の
CCDセンサでカラー画像を各CCDセンサに対応した
R,G,B画素データに分解して入力するカラー画像入
力装置において,入力された画像データを補間してリサ
ンプリングするリサンプリング手段と,前記リサンプリ
ング手段の任意の1色の補間された画像データと他色の
補間された画像データとの相関関数を演算し,求められ
た(読取ライン数−1)個の相関関数のピーク値,ピー
ク値位置(補間データのアドレス値),および合計値を
演算する相互相関関数演算手段とを具備するものであ
る。
【0008】また,請求項2に係るカラー画像入力装置
にあっては,副走査方向に並列に配置された分光感度の
異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセン
サに対応したR,G,B画素データに分解して入力する
カラー画像入力装置において,入力された画像データを
補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,前
記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像デ
ータと他色の補間された画像データとの相関関数を演算
し,求められた(読取ライン数−1)個の相関関数のピ
ーク値,ピーク値位置(補間データのアドレス値),お
よび合計値を演算する相互相関関数演算手段と,前記相
互相関関数演算手段のピーク値位置(補間データのアド
レス値)に基づいてリサンプリングの位置を決定し,他
色画像データをリサンプリングするリサンプリング判定
手段とを具備するものである。
【0009】また,請求項3に係るカラー画像入力装置
にあっては,副走査方向に並列に配置された分光感度の
異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセン
サに対応したR,G,B画素データに分解して入力する
カラー画像入力装置において,入力された画像データを
補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,前
記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像デ
ータと他色の補間された画像データとの相関関数を演算
し,求められた(読取ライン数−1)個の相関関数のピ
ーク値,ピーク値位置(補間データのアドレス値),お
よび合計値を演算する相互相関関数演算手段と,前記相
互相関関数演算手段のピーク値に基づいてリサンプリン
グの位置を決定し,他色画像データをリサンプリングす
るリサンプリング判定手段とを具備するものである。
【0010】また,請求項4に係るカラー画像入力装置
にあっては,副走査方向に並列に配置された分光感度の
異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセン
サに対応したR,G,B画素データに分解して入力する
カラー画像入力装置において,入力された画像データを
補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,前
記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像デ
ータの離散的自己相関関数とその合計値を演算する自己
相関関数演算手段と,前記自己相関関数演算手段の合計
値と所定のしきい値とを比較し,該比較値に基づいて対
象画素が有彩色か無彩色かを判定,あるいは判定レベル
を変更する有彩・無彩判定手段とを具備するものであ
る。
【0011】また,請求項5に係るカラー画像入力装置
にあっては,前記相関関数の主走査方向の演算位置は,
前記CCDセンサの全画素に対して数カ所間引いて行わ
れ,未計算の画素のリサンプリング位置は演算された画
素値を用いて補間されるものである。
【0012】
【作用】本発明のカラー画像入力装置(請求項1)は,
リサンプリング手段により入力された画像データを補間
してリサンプリングし,該リサンプリングデータの任意
の1色の補間された画像データと他色の補間された画像
データとの相関関数を相互相関関数演算手段で演算し,
この求められた(読取ライン数−1)個の相関関数のピ
ーク値,ピーク値位置(補間データのアドレス値),お
よび合計値を相互相関関数演算手段で演算して,動的に
反射ミラーや結像レンズの振動に起因する各色の読取位
置ずれを検出し補正する。
【0013】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項2)は,リサンプリング手段により入力された画像デ
ータを補間してリサンプリングし,該リサンプリングデ
ータの任意の1色の補間された画像データと他色の補間
された画像データとの相関関数を相互相関関数演算手段
で演算し,この求められた(読取ライン数−1)個の相
関関数のピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレ
ス値),および合計値を相互相関関数演算手段で演算
し,前記ピーク値位置に基づいてリサンプリングの位置
を決定し,他色画像データをリサンプリングすることに
より,動的に反射ミラーや結像レンズの振動に起因する
各色の読取位置ずれを検出し補正する。
【0014】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項3)は,リサンプリング手段により入力された画像デ
ータを補間してリサンプリングし,該リサンプリングデ
ータの任意の1色の補間された画像データと他色の補間
された画像データとの相関関数を相互相関関数演算手段
で演算し,この求められた(読取ライン数−1)個の相
関関数のピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレ
ス値),および合計値を相互相関関数演算手段で演算
し,前記ピーク値に基づいてリサンプリングの位置を決
定し,他色画像データをリサンプリングすることによ
り,色ずれに影響しない有彩色の低周波画像での処理を
省略し,処理の簡素化を図る。
【0015】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項4)は,リサンプリング手段により入力された画像デ
ータを補間してリサンプリングし,該リサンプリングデ
ータの任意の1色の補間された画像データの離散的自己
相関関数とその合計値を自己相関関数演算手段で演算
し,有彩・無彩判定手段により前記合計値と所定のしき
い値とを比較し,該比較値に基づいて対象画素が有彩色
か無彩色かを判定,あるいは判定レベルを変更して,高
精度の判定処理を実現させる。
【0016】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項5)は,相関関数の主走査方向の演算位置は,CCD
センサの全画素に対して数カ所間引いて行われ,未計算
の画素のリサンプリング位置は演算された画素値を用い
て補間されることにより,処理回路の構成を簡素化を図
り,この構成で正確な読取位置補正を実現する。
【0017】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は,本発明が適用されるに好適なデジ
タルフルカラー複写機の構成を示す説明図である。この
デジタルフルカラー複写機は,大きくは,カラー画像読
取装置100(以下,カラースキャナという)と,カラ
ー画像記録装置110(以下,カラープリンタという)
とで構成され,さらに,この場合,給紙量を増設するた
めの給紙装置170が装着されている。
【0018】カラースキャナ100は,原稿Pを照明す
るため,ハロゲンランプ101と,原稿原稿Pの反射光
を導く第1ミラー102,第2ミラー103,第3ミラ
ー104と,結像レンズ105と,該結像レンズ105
により結像された光を画像信号に変換するカラーセンサ
機能,すなわち,ブルー(B),グリーン(G),レッ
ド(R)の3色同時読み取り可能な構成の3ラインCC
D(電荷結合素子)106等から構成されている。
【0019】カラープリンタ110は,大きくは,光書
込ユニット111と,作像部112と,給紙部113
と,定着・排紙部114等から構成されている。光書込
ユニット111は,半導体レーザを用いたレーザ115
と,そのレーザ駆動制御板(図示せず)と,ポリゴンミ
ラー116と,ポリゴンミラー116を回転するポリゴ
ンモータ117と,f/θレンズ118と,反射ミラー
119等から構成された箱型のユニットである。
【0020】作像部112は,静電潜像を形成する感光
体ドラム120を中心として以下の各機能が設けられて
いる。121は感光体ドラム120を一様に帯電処理す
る帯電チャージャ,122は感光体ドラム120の表面
電位を検知するための電位センサ,123は黒トナー用
のBk現像器,124はシアントナー用のC現像器,1
25はマゼンタトナー用のM現像器,126はイエロー
トナー用のY現像器,127は感光体ドラム120の残
留トナー等を除去・回収する感光体クリーニングユニッ
トであり,クリーニング前除電器が設けられている。ま
た,128は感光体ドラム120の残留電位を消去させ
るための除電ランプ,129は現像濃度パターン検知器
である。
【0021】また,130は中間転写ベルトユニットで
あり,駆動ローラ131,ベルト転写バイアスローラ1
32,および従動ローラ133により張架されており,
ベルト駆動モータ134により駆動可能に構成されてい
る。この中間転写ベルトユニット130にはベルトクリ
ーニングユニット135が設けられており,該ベルトク
リーニングユニット135は,ブラシローラ136,ゴ
ムブレード137,および中間転写ベルトユニット13
0からの接離機構138等で構成されている。
【0022】また,各現像器123〜126は,感光体
ドラム120の静電潜像を現像するための現像剤の穂を
感光体ドラム120の表面に接触させて回転するBk現
像スリーブ139,C現像スリーブ140,M現像スリ
ーブ141,Y現像スリーブ142と,現像剤を汲み上
げ・攪拌するために攪拌する現像パドル143〜14
6,および現像剤のトナー濃度検知センサ147〜15
0等で構成されている。
【0023】給紙部113は,給紙カセット151,給
紙カセット152,およびOHP用フィルム等の特殊紙
を1枚ずつ給紙させるための手差し給紙トレイ153と
が装備されている。また,154は給紙カセット151
の記録紙を給紙するための給紙ローラ,155は中間転
写ベルトユニット130の画像とタイミングをとりなが
ら記録紙を搬送するレジストローラである。また,15
6は紙転写ユニットであり,この紙転写ユニット156
は,紙転写バイアスローラ157,ローラクリーニング
ブレード158,およびベルトからの接離機構159等
で構成されている。また,160は転写後の記録紙を搬
送するための搬送ベルトである。
【0024】定着・排紙部114は,定着ヒータが内蔵
された定着ローラ161と該定着ローラ161と対向し
て所定圧で付勢されている加圧ローラ162等を備えた
定着ユニット163と,排紙ローラ164,排紙トレイ
165等により構成されている。また,給紙装置170
は,給紙カセット171,172を備えている。
【0025】次に,以上の構成における動作を説明す
る。カラースキャナ100は,カラープリンタ110の
動作とタイミングを取ったスキャナスタート信号を受
け,左矢印方向へ原稿走査し,1回走査毎に1色の画像
データを得る。原稿Pの画像をハロゲンランプ101で
照射し,その反射光を第1ミラー102,第2ミラー1
03,第3ミラー104を介して結像レンズ105によ
り3ラインCCD106に結像させる。この動作を合計
4回繰り返し実行し,順次,4色画像データを得る。そ
して,原稿Pのカラー画像情報を,例えば,ブルー
(B),グリーン(G),レッド(R)の色分解毎に読
み取り,電気的な画像信号に変換する。次に,画像処理
を行うIPU部(図示せず)で色変換処理を行い,Bl
ack(以下,Bkという),Cyan(以下,Cとい
う),Magenta(以下,Mという),Yello
w(以下,Yという)のカラー画像データを得る。
【0026】このカラー画像データは,色毎にその都
度,カラープリンタ110によって,Bk,C,M,Y
に顕像化され,最終的なカラーコピーとなる。以下,詳
細に説明する。光書込ユニット111は,カラースキャ
ナ100からのカラー画像データを光信号に変換し,原
稿画像に対応した光書込を実行して,感光体ドラム12
0上に静電潜像を形成する。
【0027】さて,待機状態では,4個の現像器123
〜126の全てが,現像スリーブ139〜142上の穂
切り(現像不作動)状態になっているが,現像動作の順
序(カラー画像形成順序)が,Bk,C,M,Yの例で
以下説明する。なお,この現像順序はこれに限定される
ものではない。
【0028】コピー動作が開始されると,カラースキャ
ナ100で所定のタイミングからBk画像データの読み
取りがスタートし,この画像データに基づいてレーザ光
による光書き込み,潜像形成が開始される。以下,この
Bk画像データによる静電潜像をBk潜像という。な
お,C,M,Yについても同様に扱うものとする。
【0029】このBk潜像の先端部から現像可能とすべ
く,Bk現像器123の現像位置に潜像先端部に到達す
る前に,Bk現像スリーブ139を回転させて現像剤の
穂立てを行い,Bk潜像をBkトナーで現像する。そし
て,以後,Bk潜像領域の現像動作を続けるが,潜像後
端部がBk現像位置に通過した時点で,速やかにBk現
像スリーブ139の現像剤穂切りを行い,現像不動作状
態にする。これは少なくとも,次のC画像データによる
C潜像先端が到達する前に完了させる。なお,この穂切
りはBk現像スリーブ139の回転方向を現像動作中と
は逆方向に切り換えることで行う。
【0030】感光体ドラム120に形成したBkトナー
像は,感光体ドラム120と等速駆動されている中間転
写ベルトユニット130の表面に転写する。以下,感光
体ドラム120から中間転写ベルトユニット130が接
触状態において,転写バイアスローラ132に所定のバ
イアス電圧を印加することにより行う。なお,中間転写
ベルトユニット130には,感光体ドラム120に順次
形成するBk,C,M,Yのトナー像を同一面に順次位
置合わせして,4色重ねのベルト転写画像を形成し,そ
の後,記録紙に一括転写を行う。
【0031】ところで,感光体ドラム120側では,B
k工程の次にC工程に進むが,所定のタイミングからカ
ラースキャナ100によるC画像データの読み取りが開
始され,その画像データによるレーザ光書込で,C潜像
形成を実行する。C現像器124は,その現像位置に対
して先のBk潜像後端部が通過した後で,かつ,C潜像
の先端が到達する前にC現像スリーブ140を回転開始
させて現像剤の穂立てを行い,C潜像をCトナーで現像
する。以後,C潜像領域の現像を続け,潜像後端部が通
過した時点で,先のBk現像器123と同様にC現像ス
リーブ140上の穂切りを行う。これもやはり次のM潜
像先端部が到達する前に完了させる。また,MおよびY
の工程については,各々の画像データの読み取り・潜像
形成・現像の動作は上記Bk,Cの工程と同様に行われ
るため,この動作の説明は省略する。
【0032】中間転写ベルトユニット130はベルト駆
動モータ134により回転駆動される。また,紙転写ユ
ニット156のバイアスローラ157は,通常,中間転
写ベルトユニット130面から離間しているが,中間転
写ベルトユニット130面に転写形成された4色の重ね
画像を,記録紙に一括転写するときにタイミングをとっ
て接離機構159で押圧され,バイアスローラ157に
所定のバイアス電圧を印加して記録紙に転写処理を行
う。また,この記録紙は,例えば,給紙カセット151
から給紙ローラ154により給紙され,レジストローラ
155によって中間転写ベルトユニット130面の4色
重ね画像の先端部が,紙転写位置に到達するタイミング
に合わせて給紙される。
【0033】さて,上記中間転写ベルトユニット130
面から4色重ねトナー像を一括転写された記録紙は,搬
送ベルト160により定着ユニット136に搬入され
る。該定着ユニット136では,所定温度に制御された
定着ローラ161と所定圧で付勢された加圧ローラ16
2により記録紙上のトナー像を溶融定着する。その後,
この記録紙は排紙ローラ164により排紙トレイ165
に排出され,これにより最終的なフルカラーコピーを得
る。
【0034】一方,ベルト転写後の感光体ドラム120
は,感光体クリーニングユニット127によりその表面
をクリーニングされ,さらに,除電ランプ128により
残留電荷が消去され,次の複写処理に備える。また,記
録紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルトユニット
130は,ベルトクリーニングユニット135を再び接
離機構138で押圧してその表面がクリーニング処理さ
れる。
【0035】リピートコピー時は,カラースキャナ10
0の動作および感光体ドラム120への画像形成は,1
枚目のY(4色目)画像工程に引き続き,所定のタイミ
ングで2枚目のBk(1色目)画像工程に進む。また,
中間転写ベルトユニット130は,1枚目の4色重ね画
像の記録紙への一括転写工程に引き続き,表面をベルト
クリーニングユニット135でクリーニングされた領域
に,2枚目のBkトナー像がベルト転写されるようにす
る。その後は1枚目と同様の動作が実行される。
【0036】なお,上記では4色フルカラーを得るコピ
ーモードを例にとって説明したが,3色コピーモード,
2色コピーモードの場合は,指定された色と回数の分に
ついて上記と同様の動作が行われる。また,単色コピー
モードの場合は,所定枚数が終了するまでの間,その対
象色の現像器のみを現像作動(現像剤穂立て)状態にす
る。また,中間転写ベルトユニット130は,感光体ド
ラム120面に接触したままの状態で往動方向に一定速
駆動する。そして,ベルトクリーニングユニット135
も中間転写ベルトユニット130に接触したままの状態
で単色コピー動作を実行する。
【0037】図2は,本発明に係るカラー画像入力装置
の構成を示すブロック図である。また,図3は,3ライ
ンCCDの配列構成を示す説明図である。図3におい
て,CCDセンサとしての3ラインCCD106は,
R,G,Bの読取ラインが互いに副走査方向にLライン
分の距離を隔てて並列に3つのCCDを配置した構成と
なっている。すなわち,図2において,106Rは副走
査方向にLライン分の間隔を設けて並列に3つのCCD
を配置した3ラインCCD106のうち,カラー原稿の
反射光からR(レッド)成分の光信号をアナログ電気信
号に変換するR・CCD,106Gは同じく,3ライン
CCD106のうち,カラー原稿の反射光からG(グリ
ーン)成分の光信号をアナログ電気信号に変換するG・
CCD,106Bは同じく,3ラインCCD106のう
ち,カラー原稿の反射光からB(ブルー)成分の光信号
をアナログ電気信号に変換するB・CCDである。
【0038】また,201〜203は各R・CCD10
6R,G・CCD106G,B・CCD106Bから出
力されたアナログ電気信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器,204〜206は照明系の光量不均一やC
CDの画素出力のバラツキを補正するためのシェーディ
ング補正回路,207〜208はそれぞれ画像データを
8ライン分遅延させることにより,副走査方向の読取位
置のズレを補正するライン間補正回路である。
【0039】また,209〜211は各R,G,Bに対
応したリサンプリング手段としての補間用メモリ・補間
回路であり,注目画素の前後の画像データN個(本実施
例では6個,図4参照)と,これらの中間値をn分割で
補間(本実施例では8分割,図4参照)したときの補間
値を算出し,該補間値を保持する(N×n)個のメモリ
機能を備えたている。また,212はR・CCD106
Rの画像データをリサンプリング判定回路からのリサン
プリング位置(アドレス)に基づいて補間データを選択
するRドット補正部,213はG・CCD106Gの画
像データをリサンプリング判定回路からのリサンプリン
グ位置(アドレス)に基づいて補間データを選択するG
ドット補正部,214はB・CCD106Bの画像デー
タをリサンプリング判定回路からのリサンプリング位置
(アドレス)に基づいて補間データを選択するBドット
補正部である。
【0040】また,215は補間用メモリ・補間回路2
09および210におけるRデータとGデータとの補間
処理を実行する相互相関関数演算手段としての相互相関
関数演算回路,216は補間用メモリ・補間回路210
および211におけるGデータとBデータとの補間処理
を実行する相互相関関数演算手段としての相互相関関数
演算回路,217はGデータを用いて自己相関関数を演
算する自己相関関数演算手段としての自己相関関数演算
回路,218は各相関関数のピーク値あるいは合計値を
所定値と比較し,リサンプリングの可否を判定するリサ
ンプリング判定手段としてのリサンプリング判定回路,
219はリサンプリング判定回路218からのピーク
値,合計値を入力し,所定のしきい値に基づいて有彩/
無彩を判定する有彩・無彩判定手段としての有彩・無彩
判定回路である。
【0041】次に,動作を説明する。前述したように,
3ラインCCD106に結像した画像光はアナログ電気
信号として出力される。すなわち,各R・CCD106
R,G・CCD106G,B・CCD106Bにおいて
光電変換され,R成分,G成分,B成分の光信号が画像
データ(アナログ電気信号)として出力される。これら
の出力は,A/D変換器201〜203によりデジタル
信号に変換された後,各々シェーディング補正回路20
4〜206に入力される。シェーディング補正回路20
4〜206では,主走査方向の照度ムラ等の光学的歪み
を補正する。次いで,ライン間補正回路207〜208
に入力され,Lライン分の副走査方向の遅れが補正され
る。
【0042】上記処理の後,補間用メモリ・補間回路2
09〜211は,注目画素の前後の画像データN個(本
実施例では,図4に示すように6個とする)と,該N個
のデータの中間値をn分割(本実施例では,図4に示す
ように8分割とする)したときの補間値を算出し,N×
n個のメモリに保持する。例えば,図5に示すような副
走査方向に長い細線を読み取り,各ミラー102〜10
4,結像レンズ105の振動により,1/2ドットの位
置ずれが発生している場合の画像データは,図6に示す
ようになる。このままの状態で,色変換,領域判定処理
が行われると,立ち上がり,立ち下がり等のエッジ部分
の各色のデータの差が大きくなり正確な処理が得られな
い。
【0043】このため,次の説明するような3次関数コ
ンポリュージョン法による補間,あるいは標本化関数に
よる補間方法を用いる。この補間後の画像データを図7
に示す。
【0044】ところで,3次関数コンポリュージョン法
は,例えば,図8に示すように,注目点n1とその先の
点n2,2つ先の点n3,および注目点n1の後の点n
0の4点のデータを用いて,点n1と点n2との間にあ
る求める点(再サンプリング点)のデータn1’を下記
(1)式に基づいて計算する。すなわち, n1’=k0・n0+k1・n1+k2・n2+k3・n3 ・・・(1) により計算する。
【0045】ここで,上記(1)式におけるk0,k
1,k2,k3は補正係数を示し,再サンプリング点の
位置精度を1/8ドット,演算誤差を最大±1ドットと
すると,ずれ量と補正関数との関係は図9に示す表のよ
うに設定することができる。したがって,再サンプリン
グ点の位置,すなわち,注目点からのずれ量が分かれば
図9から補正係数が決まり,上記(1)式を用いて再サ
ンプリング点のデータn’を求めることができる。
【0046】次に,上記補間処理が施された画像データ
に対し,相互相関関数演算回路215,216により,
GデータとRデータ,およびGデータとBデータの相互
相関補間関数を得る。すなわち,この結果,図10およ
び図11に示すようなデータが得られる。また,自己相
関関数演算回路217では,Gデータを用いて図12に
示すような自己相関関数を求める。これにより,ピーク
位置(補間データのアドレス値),ピーク値,および合
計値が求められる。
【0047】図10および図11に示すデータ例では,
ピーク位置がG−B間で−0.03175mm,G−R
間で0.03175mmとして算出される。また,本実
施例では画素密度400dpiを想定していることか
ら,1ドットのピッチは0.0635mmとなる。した
がって,Gデータに対して,Rデータ,Bデータは逆方
向に1/2ドット分のずれがあると(補間データのアド
レス値として注目画素を0番目とすれば±4番目)判断
される。
【0048】次に,Rドット補正部212,Gドット補
正部213,Bドット補正部214では,R,Bのデー
タは,それぞれ補間値のアドレス位置±4の補間データ
が選択される。図13に,このときのR,G,B画像デ
ータを示す。このように位置ずれを動的に測定しながら
リサンプリングの位置を選択しているので,各ミラー1
02〜104,結像レンズ105等の振動によりランダ
ムな方向にずれが生じても,正確な位置ずれ補正を行う
ことができる。
【0049】さらに,リサンプリング判定回路218に
より,相関関数のピーク値あるいは合計値が比較され,
一定レベルより低ければリサンプリングを行わないこと
で,低周波成分の絵柄部分など位置ずれ補正の不要な部
分での処理を省き,処理の高速化を図っている。また,
ピーク値,合計値が低い部分では,位置ずれ量の検出精
度が低くなることから,不要な誤差を排除するために
も,このような場合にリサンプリングを行わないように
してある。
【0050】また,上記におけるピーク値,合計値は,
有彩・無彩判定回路219に送られ,判定のしきい値レ
ベルに反映される。有彩・無彩判定回路219は,一般
的にはR,G,Bのデータ差が一定レベル以下であれば
無彩画素とし,一定レベル以上であれば有彩画素として
判定する。しかし,無彩画像の細線部分のエッジ等で
は,読取データ位置がR,G,B間でずれると,それぞ
れのデータ差が大きくなり,有彩画素と誤判定されやす
い。
【0051】そこで,本発明では,相関関数のピーク値
あるいは合計値が,読取データに相対的な位置ずれがあ
った場合でも,画像データがお互いに類似していれば高
くなることから(無彩色の細線は,位置ずれがあって
も,そのデータ形状は類似している),このような場合
は,無彩色に近いと判定される。その結果を,上記一定
レベルでの有彩・無彩判定に加味することで,より高精
度の判定が実現する。例えば,相関関数のピーク値や合
計値に比例して,有彩・無彩判定レベルの値に,オフセ
ットを加える等の処理が行われる。
【0052】次に,相関関数の計算を間引いて実行する
場合の例を説明する。相関関数の主走査方向における計
算位置は,CCDの全画素(例えば,5000画素とす
る)に対して,数カ所のみ計算される。ここで5ヵ所計
算されるものとすると,CCDの画素番号が0から始ま
るものとして,10,1250,2500,3750,
4990番目の画素に対して相関関数を用いて,ずれ量
が算出される。1ライン分のデータは,ラインメモリ
(図示せず)に蓄えられており,その中から上記アドレ
スでの計算が行われる。このときのずれの一例を図14
に示す。
【0053】次に,適切な補間法によって,未計算の画
素位置(アドレス)の値が補間される。図15に示す例
では,3次関数により補間値を求めている。この補間値
を用い,Rドット補正部212,Gドット補正部21
3,Bドット補正部214において,位置ずれの補正が
実行される。このように,補間値を用いて各画素のリサ
ンプリング位置(ずらし量)を決定するため,境界部分
における位置ずれ補正量の急激な変化がなく,画像の乱
れを排除することができる。
【0054】また,全画素に対して,相関関数の計算を
行う必要がなく,回路の簡素化,高速化を図ることがで
きる。また,実際のずれの測定では,隣接画素間で急激
に位置ずれが変化することがなく,主走査方向の1ライ
ン内で図15に示すような,ピーク値を1〜2個保有す
るなだらかな変化であり,上記のような補間値を用いた
補正でも十分正確な補正が実現する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように,本発明ののカラー
画像入力装置(請求項1)は,本発明のリサンプリング
手段により入力された画像データを補間してリサンプリ
ングし,該リサンプリングデータの任意の1色の補間さ
れた画像データと他色の補間された画像データとの相関
関数を相互相関関数演算手段で演算し,この求められた
(読取ライン数−1)個の相関関数のピーク値,ピーク
値位置(補間データのアドレス値),および合計値を相
互相関関数演算手段で演算して,動的に反射ミラーや結
像レンズの振動に起因する各色の読取位置ずれを検出し
補正するため,色にじみや色ずれを排除した鮮明なカラ
ー画像を得ることができる。
【0056】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項2)は,リサンプリング手段により入力された画像デ
ータを補間してリサンプリングし,該リサンプリングデ
ータの任意の1色の補間された画像データと他色の補間
された画像データとの相関関数を相互相関関数演算手段
で演算し,この求められた(読取ライン数−1)個の相
関関数のピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレ
ス値),および合計値を相互相関関数演算手段で演算
し,前記ピーク値位置に基づいてリサンプリングの位置
を決定し,他色画像データをリサンプリングすることに
より,動的に反射ミラーや結像レンズの振動に起因する
各色の読取位置ずれを検出し補正するため,色にじみや
色ずれを排除した鮮明なカラー画像を得ることができ
る。
【0057】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項3)は,リサンプリング手段により入力された画像デ
ータを補間してリサンプリングし,該リサンプリングデ
ータの任意の1色の補間された画像データと他色の補間
された画像データとの相関関数を相互相関関数演算手段
で演算し,この求められた(読取ライン数−1)個の相
関関数のピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレ
ス値),および合計値を相互相関関数演算手段で演算
し,前記ピーク値に基づいてリサンプリングの位置を決
定し,他色画像データをリサンプリングするため,色ず
れに影響しない有彩色の低周波画像での処理を省略し,
処理の簡素化を図ることができ,かつ,ピーク値が低く
なることによるずれ量検出精度低下に起因する画像の乱
れを排除することができる。
【0058】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項4)は,リサンプリング手段により入力された画像デ
ータを補間してリサンプリングし,該リサンプリングデ
ータの任意の1色の補間された画像データの離散的自己
相関関数とその合計値を自己相関関数演算手段で演算
し,有彩・無彩判定手段により前記合計値と所定のしき
い値とを比較し,該比較値に基づいて対象画素が有彩色
か無彩色かを判定,あるいは判定レベルを変更するた
め,高精度の判定処理を実現することができる。
【0059】また,本発明のカラー画像入力装置(請求
項5)は,相関関数の主走査方向の演算位置は,CCD
センサの全画素に対して数カ所間引いて行われ,未計算
の画素のリサンプリング位置は演算された画素値を用い
て補間されるため,処理回路の構成を簡素化と正確な読
取位置補正を実現することができ,さらに,従来におけ
るCCDセンサ境界部分の位置ずれ補正量の急激な変化
をなくして画像の乱れを排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるに好適なデジタルフルカラ
ー複写機の構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係るカラー画像入力装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】3ラインCCDの配列構成を示す説明図であ
る。
【図4】補間対象の注目画素とその前後のデータおよび
分割状態を示す説明図である。
【図5】副走査方向に細線画像を有した原稿およびその
読取データを示す説明図である。
【図6】図5の原稿を読み取り,1/2ドットの位置ず
れが発生している画像データ例を示すグラフである。
【図7】図6の画像データを補間した後の画像データ例
を示すグラフである。
【図8】再サンプリング方法(3次関数コンポリュージ
ョン法)を示す説明図である。
【図9】ずれ量と補正係数との関係を示す図表である。
【図10】相互補間関数演算回路により得られるG−B
補間関数を示すグラフである。
【図11】相互補間関数演算回路により得られるG−R
補間関数を示すグラフである。
【図12】自己相互補間関数演算回路により得られるG
補間関数を示すグラフである。
【図13】位置補正後のR,G.B画像データを示すグ
ラフである。
【図14】相関関数の計算を間引いた場合における位置
ずれデータ例を示すグラフである。
【図15】図14における補間処理後のデータ例を示す
グラフである。
【符号の説明】
106 3ラインCCD 106R R・CCD 106G G・CCD 106B B・CCD 209〜211 補間用メモリ・補間回路 212 Rドット補正部 213 Gドット補正部 214 Bドット補正部 215,216 相互相関関数演算回路 217 自己相関関数演算回路 218 リサンプリング判定回路 219 有彩・無彩判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 1/48 H04N 1/40 101 H 1/46 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副走査方向に並列に配置された分光感度
    の異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセ
    ンサに対応したR,G,B画素データに分解して入力す
    るカラー画像入力装置において,入力された画像データ
    を補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,
    前記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像
    データと他色の補間された画像データとの相関関数を演
    算し,求められた(読取ライン数−1)個の相関関数の
    ピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレス値),
    および合計値を演算する相互相関関数演算手段とを具備
    することを特徴とするカラー画像入力装置。
  2. 【請求項2】 副走査方向に並列に配置された分光感度
    の異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセ
    ンサに対応したR,G,B画素データに分解して入力す
    るカラー画像入力装置において,入力された画像データ
    を補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,
    前記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像
    データと他色の補間された画像データとの相関関数を演
    算し,求められた(読取ライン数−1)個の相関関数の
    ピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレス値),
    および合計値を演算する相互相関関数演算手段と,前記
    相互相関関数演算手段のピーク値位置(補間データのア
    ドレス値)に基づいてリサンプリングの位置を決定し,
    他色画像データをリサンプリングするリサンプリング判
    定手段とを具備することを特徴とするカラー画像入力装
    置。
  3. 【請求項3】 副走査方向に並列に配置された分光感度
    の異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセ
    ンサに対応したR,G,B画素データに分解して入力す
    るカラー画像入力装置において,入力された画像データ
    を補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,
    前記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像
    データと他色の補間された画像データとの相関関数を演
    算し,求められた(読取ライン数−1)個の相関関数の
    ピーク値,ピーク値位置(補間データのアドレス値),
    および合計値を演算する相互相関関数演算手段と,前記
    相互相関関数演算手段のピーク値に基づいてリサンプリ
    ングの位置を決定し,他色画像データをリサンプリング
    するリサンプリング判定手段とを具備することを特徴と
    するカラー画像入力装置。
  4. 【請求項4】 副走査方向に並列に配置された分光感度
    の異なる複数のCCDセンサでカラー画像を各CCDセ
    ンサに対応したR,G,B画素データに分解して入力す
    るカラー画像入力装置において,入力された画像データ
    を補間してリサンプリングするリサンプリング手段と,
    前記リサンプリング手段の任意の1色の補間された画像
    データの離散的自己相関関数とその合計値を演算する自
    己相関関数演算手段と,前記自己相関関数演算手段の合
    計値と所定のしきい値とを比較し,該比較値に基づいて
    対象画素が有彩色か無彩色かを判定,あるいは判定レベ
    ルを変更する有彩・無彩判定手段とを具備することを特
    徴とするカラー画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記相関関数の主走査方向の演算位置
    は,前記CCDセンサの全画素に対して数カ所間引いて
    行われ,未計算の画素のリサンプリング位置は演算され
    た画素値を用いて補間されることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4いずれか記載のカラー画像入力装置。
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