JP4948367B2 - フォーカルプレーンシャッタ - Google Patents

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Description

本発明は、フォーカルプレーンシャッタに関する。
従来からフォーカルプレーンシャッタには、先羽根群と後羽根群と、それらに連結された駆動アーム、この駆動アームに連結されている駆動部材とが設けられている。(特許文献1参照)駆動部材は、所定の位置を中心に揺動可能に支持されており、駆動部材の揺動に伴って、駆動アームが作動して、先羽根群、又は後羽根群が作動する。この駆動部材(駆動レバー)は、駆動ばねからの付勢力によって作動する。この駆動ばねの一端が、駆動部材に係止されている。また、フォーカルプレーンシャッタには、駆動ばねの付勢力を調整するための調整機構が設けられている。この調整機構は、駆動ばねの他端が係止されたラチェット車と、ラチェット車と接触することによりラチェット車の回転方向や停止位置を決めるラチェット爪とを有している。ラチェット車と駆動ばねとは、所定の軸を中心に同心状に配置されている。ラチェット車を回転させることにより、駆動ばねの付勢力を調整でき、ラチェット爪でラチェット車を任意の停止位置で係止する。これによって、シャッタスピードを調整することができる。
特開2002−296641号公報
上述した、調整機構の組み立て行程は、基板上に立設された軸に対して、同心状に駆動ばねを配置し、その駆動ばねの上にラチェット車を配置する。その次に上方から、ラチェット爪が取り付けられたプリント基板が、軸の上端部に取り付けられる。この際に、ラチェット爪は、ラチェット車の軸方向上方から組みつけられるので、この組み付けの際に、ラチェット爪とラチェット車の外周とが接触することになる。この接触により、ラチェット爪によってラチェット車の外周面が削られて、ゴミが発生する恐れがある。このようなゴミが、先羽根群及び後羽根群を駆動するための機構周辺部に付着すると、シャッタの作動に影響を与える恐れがある。また、このように発生したゴミが、シャッタの内部に付着し、シャッタがカメラボディに取り付けられた後に、シャッタ内部から排出されて、レンズ表面や撮像素子に付着すると、画質が劣化する恐れがある。
そこで、本発明は、組み立て時でのゴミの発生が抑制されたフォーカルプレーンシャッタを提供することを目的とする。
上記目的は、開口を有するシャッタ基板と、前記開口を開閉自在に支持された羽根と、揺動自在に支持され前記羽根を駆動する駆動部材と、前記駆動部材を駆動する駆動ばねと、前記駆動ばねの付勢力を調整する調整機構とを備え、前記駆動ばねは、一端が前記駆動部材に係止され、前記調整機構は、前記駆動ばねの他端が係止されていると共に前記駆動ばねの付勢力を調整すべく回転可能に支持された調整部材と、前記調整部材に接触して前記調整部材の回転を係止する係止部材とを含み、前記調整部材は、前記係止部材との接触を逃がす逃げ部を備えている、ことを特徴とするフォーカルプレーンシャッタによって達成できる。
また、上記構成において、前記駆動部材を前記シャッタ基板に設けた後、前記駆動部材に一端が係止するように前記駆動ばねを前記シャッタ基板に設け、次に、前記駆動ばねの他端と係止するように前記調整部材を前記シャッタ基板に設け、次に、前記係止部材を前記シャッタ基板に設けるものであり、前記調整部材には、前記係止部材を前記シャッタ基板に設けるときに前記係止部材と対向する位置に前記逃げ部が形成されている、構成を採用できる。
調整部材には、係止部材との接触を逃がす逃げ部が形成されているので、係止部材及び調整部材を組み付ける際に、係止部材と調整部材との接触によって、調整部材が削れることを防止することができる。これにより、組み付ける際のゴミの発生を防止できる。
また、調整部材の外周面に第1の歯部とこの第1の歯部と半ピッチ分位相がずれた第2の歯部とが形成されている歯部が2段あるタイプの調整部材は、より係止部材を取り付けるときに接触によって削れる可能性が高いが、逃げ部を形成することにより調整部材が削れることを防止することができる。
また、上記構成において、前記逃げ部は、前記係止部材との接触を逃がすと共に前記駆動ばねの他端が係止可能に切欠状に形成されている、構成を採用できる。このような構成により、単純な構造で、係止部材との係合を逃がすと共に駆動ばねの他端を係止することができる。
また、上記構成において、前記調整部材は、外周面に歯部を有しており、前記係止部材は、前記歯部と係合する爪部を有しており、前記逃げ部は、前記爪部を逃がすように前記調整部材の外周面に形成されている、構成を採用できる。
本発明によれば、組み立て時でのゴミの発生が抑制されたフォーカルプレーンシャッタを提供できる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施例を説明する。
図1は、本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの正面図である。図2は、本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの分解斜視図である。
フォーカルプレーンシャッタは、シャッタ基板10、駆動機構110などから構成される。本実施例では、図1の正面側を被写体側、裏面側を結像面側となるようにフォーカルプレーンシャッタがカメラボディに設けられている。シャッタ基板10には、その中央部に矩形状の開口部11が形成されている。駆動機構110は、開口部11の左側の、被写体側のシャッタ基板10上に設けられている。駆動機構110は、図2に示すように、駆動部材である駆動レバー30a、30b、セットレバー40、駆動ばね50a、50b、調整部材であるラチェット車60a、60b、係止部材であるラチェット爪70a、70b、電磁石ユニット90、プリント基板100などから構成される。駆動レバー30aは、開口部11を開閉する後羽根群(不図示)と連結した駆動アーム(不図示)と連結されている。30bは、開口部11を開閉する先羽根群(不図示)と連結した駆動アーム(不図示)と連結されている。また、駆動レバー30a、30bは、それぞれシャッタ基板10上に立設された軸16a、16bに対して摺動可能に係合しており、それぞれ軸16a、16bを中心に揺動可能に構成されている。また、駆動レバー30a、30bには、それぞれ、鉄片31a、31bが設けられている。鉄片31a、31bは、詳しくは後述するが、電磁石80a、80bの作用によって、吸着されて、これにより、駆動レバー30a、30bは、初期位置で保持される。尚、先羽根群及び後羽根群は、それぞれ複数枚の羽根から構成され、重畳状態となって開口部11を開放し、また展開状態となって開口部11を閉鎖可能に構成されている。
また、セットレバー40は、シャッタ基板10上に形成された軸17を中心として揺動自在に支持されており、駆動レバー30a、30bを初期位置にセットするためのものである。具体的には、図示していないカメラ本体側の部材が、セットレバー40を時計方向に揺動するように作動することにより、セットレバー40は、駆動レバー30a、30bを反時計方向へ揺動させる。図1の状態は、セットされていない状態を示している。電磁石80a、80bは、それぞれ通電されることにより、鉄片31a、31bを吸着して駆動レバー30a、30bを初期位置で保持することができる。また、電磁石80a、80bへの通電が停止されると、駆動レバー30a、30bは、それぞれ駆動ばね50a、50bの付勢力によって駆動終了位置へと駆動する。
駆動ばね50a、50bは、それぞれ、コイル状に形成されており、それぞれ軸16a、16bの周囲をとり巻くように、軸16a、16bと同心状に配置されて設けられている。駆動ばね50a、50bは、それぞれ、駆動レバー30a、30bを、時計方向へ付勢する。詳しくは後述するが、駆動ばね50a、50bの一端51aは、それぞれ、駆動レバー30a、30bに係止され、他端52aは、ラチェット車60a、60bに係止される。また、駆動ばね50a、50bは、それぞれ軸16a、16bが突出した側に向けて、反時計方に巻かれている。
ラチェット車60a、60bは、それぞれ軸16a、16bと同心状に配置されて設けられ、また軸16a、16bへの組み付けの際には、駆動ばね50a、50bが配置されてから、その上方から組み付けられる。このとき、ラチェット車60a、60bの係止部64aに駆動ばね50a、50bの他端52aが入り込むようにラチェット車60a、60bを所定の回転位置にして組み付け、ラチェット車60a、60bと駆動ばね50a、50bとが係止されるようにする。ラチェット車60a、60bは、それぞれ軸16a、16bに回転可能に支持されて設けられている。ラチェット車60a、60bは、それぞれ、駆動ばね50a、50bの付勢力を調整するための調整部材としての機能を有する。また、ラチェット車60aの外周側面には、上段歯61a、下段歯62aが形成されている。上段歯61a、下段歯62aは、それぞれの歯数の総数は略同一であるが、半ピッチ分位相がずれるように形成されている。ラチェット車60bにも同様に、上段歯61b、下段歯62bが形成されている。
ラチェット爪70a、70bは、それぞれラチェット車60a、60bと接触することにより、ラチェット車60a、60bの回転を係止して停止させる係止部材としての機能を有する。ラチェット爪70a、70bは所定の弾性力を有し、薄板状に形成されている。ラチェット爪70a、70bは、詳しくは後述するが、先端が二股状に形成されている。尚、ラチェット爪70a、70b、電磁石80a、80bは、保持板91に取り付けられており、これらは図2に示すように電磁石ユニット90として一体化されている。電磁石ユニット90は、シャッタ基板10上に、駆動レバー30a、30b、セットレバー40、駆動ばね50a、50b、ラチェット車60a、60bが組み付けられた後に、シャッタ基板10に対して組み付けられる。電磁石ユニット90には、シャッタ基板10上に立設された軸15a、15bと嵌合する嵌合孔が形成されている。電磁石ユニット90よりも被写体側の面には、プリント基板100が実装される。電磁石ユニット90がシャッタ基板10に対して組み付けられた後に、保持板91の被写体側からプリント基板100が実装される。
次に、駆動レバー30a周辺の詳細な構成について説明する。図3は、図1の駆動レバー30a周辺の拡大図である。駆動レバー30aの、揺動中心から離れた端部には、駆動レバー30aの裏面から結像面側に向けて突出した駆動ピン32aが形成されている。この駆動ピン32aは、駆動レバー30aの揺動に伴って、円弧状の軌跡を描いて移動する。シャッタ基板10には、この駆動ピン32aの移動を逃がすための逃げ孔13aが形成されている。逃げ孔13aは、半円弧状に形成されている。逃げ孔13aは、後羽根群と連結された駆動アームと連結されている。駆動ピン32aが揺動することにより、後羽根群が、開口部11を閉鎖する展開状態と、開口部11を開放する重畳状態との間を移行する。また、駆動レバー30aには、セットレバー40によって押される被動ローラ33aが設けられている。セットレバー40が、図1に示した状態から、時計方向に揺動すると、セットレバー40の一部分が被動ローラ33aを押して、駆動レバー30aは反時計方向に揺動する。これにより、駆動レバー30aは初期位置に移動する。また、駆動レバー30aは、電磁石80aの作用により鉄片31aが吸着されているため、初期位置で保持される。
前述したように、駆動レバー30aには、駆動ばね50aの一端51aが係止されているので、駆動レバー30aが反時計方向に揺動することにより、駆動ばね50aの他端52aが固定された状態で、一端51aが反時計方向に捻じられる。従って、駆動レバー30aは、駆動ばね50aの付勢力に抗して初期位置に位置付けられることになる。駆動レバー30aが初期位置で保持された状態で、電磁石80aへの通電が停止されると、電磁石80aは鉄片31aに対する吸着力を失い、駆動レバー30aは駆動ばね50aの付勢力により駆動終了位置へと駆動する。逃げ孔13aの端部には、駆動終了位置に駆動される駆動レバー30aのバウンドを防止するゴム部材14aが設けられている。
尚、駆動レバー30b等についても同様に構成されており、図1に示すように、シャッタ基板10には、駆動レバー30bに設けられた駆動ピンを逃がす逃げ孔13b、及び駆動レバー30bのバウンドを防止するゴム部材14bが設けられている。また、駆動レバー30bについても、鉄片31bが取り付けられている。また図3においては、ラチェット爪70aの先端は、ラチェット車60aと接触していないが、通常は、ラチェット車60aの外周面にラチェット爪70aが接触することにより、ラチェット車60aが駆動ばね50aの付勢力によって回転することを防止している。詳しくは後述する。
次に、駆動ばね50aの付勢力の調整方法について説明する。製造中のシャッタは、ばね等の部品精度により個々で駆動部材の駆動速度にバラツキが出てしまう。この個々のバラツキを無くすために付勢力を調整する必要がある。図3に示した状態から、ラチェット車60aを時計方向に回転させると、他端52aが係止部64aに係止されているため、駆動ばね50aの他端52aは時計方向に捻じられることなる。ラチェット車60aが図3に示した状態から時計方向に回転することにより、駆動ばね50aからラチェット車60aに対して反時計方向への付勢力がかかるが、ラチェット爪70aの先端部が上段歯61a又は下段歯62aの何れかと係合することによりラチェット車60aを係止し、ラチェット車60aの反時計方向に回転せずに停止状態に維持される。このように、ラチェット車60aを時計方向に回転することにより,駆動ばね50aの付勢力を強めることができる。尚、一度強めた駆動ばね50aの付勢力を弱めるためには、治具などを用いて、ラチェット爪70aと、上段歯61a又は下段歯62aとの係合を離脱させる。これにより、駆動ばね50aの付勢力によって、ラチェット車60aが反時計方向に回転して取り付け初期の状態へと戻る。以上のように、ラチェット車60a、ラチェット爪70aは、駆動ばね50aの付勢力を調整する調整機構として機能する。尚、駆動ばね50b、ラチェット車60b、ラチェット爪70bなども同様に構成されている。
次に、図3、図4を参照して、ラチェット車60aについて更に詳細に説明する。図4は、ラチェット車60a周辺の縦断面図である。また、図3、図4は、シャッタ基板10に、駆動ばね50a、ラチェット車60aを組み付けて、更に電磁石ユニット90、プリント基板100を組み付けた後の状態を示している。図4に示すように、ラチェット爪70aは、上段爪71a、下段爪72aを有し、上段爪71a、下段爪72aは、それぞれ上段歯61a、下段歯62aと接触可能に形成されている。また、前述したように、上段歯61aと、下段歯62aとは、半ピッチ分位相がずれているので、上段爪71aと上段歯61aとが接触し、又は下段爪72aと下段歯62aとが接触する何れかの状態によって、ラチェット車60aを係止し、回転が停止されている。
図3、図4に示すように、上段爪71a、下段爪72aの先端と対向するラチェット車60aの外周側面には、ラチェット車60aの軸方向に凹部状に伸びた逃げ部63aが形成されている。また、ラチェット車60aの中心を挟んだ逃げ部63aの反対側には、係止部64aが形成されている。係止部64aには、駆動ばね50aの他端52aが係止されている。係止部64aは、駆動ばね50aを収納したラチェット車60aの内部と、外部とを連通するように、ラチェット車60aの軸方向に伸びて切欠状に形成されている。また、図4に示すように、軸16aの先端側に小径部161aが、シャッタ基板10側に大径部162aが形成されている。ラチェット車60aは、小径部161aに嵌合した保持板91と大径部162aとで軸方向の位置決めがなされている。ラチェット車60aの孔66aと、小径部161aとは摺動可能に係合する。また、ラチェット車60aは、大径部162aの先端面によって回転可能に支持されている。
次に、逃げ部63aについて詳細に説明する。図5は、本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタと従来のフォーカルプレーンシャッタとにおける、ラチェット車とラチェット爪とを拡大して比較した図である。図5(A)には、本実施例に係るラチェット車とラチェット爪とを示しており、図5(B)には、従来のラチェット車とラチェット爪とを示している。尚、図5(A)は、図3での逃げ部63a周辺の拡大図であり、図5(B)は、図5(A)に対応した位置の図である。図6は、本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタと従来のフォーカルプレーンシャッタとにおける、ラチェット車とラチェット爪とを比較した側面図である。図6(A)は、本実施例に係るラチェット車とラチェット爪との側面図であり、図6(B)は、従来のフォーカルプレーンシャッタにおける、ラチェット車とラチェット爪との側面図である。尚、図5、図6のいずれの図も、組み立て後にラチェット車による駆動ばねの付勢力の調整が行われていない状態を示している。尚、従来のフォーカルプレーンシャッタの構成については、本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの構成と類似に符号を付することにより、その説明を省略する。
前述したように、フォーカルプレーンシャッタの組み立ては、駆動レバー30a、30bをシャッタ基板10に設けた後、駆動レバー30a、30bに一端を係止して駆動ばね50a、50bをシャッタ基板10に設け、次に、駆動ばね50a、50bの他端と係止するようにラチェット車60a、60bを所定の回転位置にしてシャッタ基板10に設け、次に、ラチェット爪70a、70bをシャッタ基板10に設けるようにする。このとき、ラチェット車60aを軸16aに配置した後に、ラチェット爪70aが、ラチェット車60aの軸方向被写体側から結像面側に移動するようにして、上段爪71a、下段爪72aの先端が、それぞれ上段歯61a、下段歯62aと対向する位置に組み付けられる。図6においては、紙面上方から下方へとラチェット爪70a、70axが移動することになる。
図5(B)、図6(B)に示すように、従来のラチェット車60axの外周面には、逃げ部63aのような凹状の部位は形成されていない。また、ラチェット爪70axは、上段歯61ax又は下段歯62axの何れかと接触することにより、ラチェット車60axを係止し、回転を停止させるので、通常、ラチェット爪70axは、ラチェット車60axと接触する位置に組み付けられる。この組み付け時において、ラチェット爪70axは前述したように、ラチェット車60axの軸方向の上方から下方へと押し込まれるように所定の位置にまで移動して組みつけられるので、上段爪71ax、下段爪72axの先端が、ラチェット車60axの外周側面と接触して、ラチェット車60axの外周側面が削られる恐れがある。特に本実施例のように上下の2段に歯部があるものは、どちらかの歯部にラチェット爪がまともにぶつかり、大きく削ってしまう恐れがある。ラチェット車60axの外周側面が削られると、削られた樹脂粉がゴミとなって、シャッタ機構内に付着する恐れがある。シャッタ機構内にゴミが付着すると、シャッタの作動に影響を与える恐れがある。また、このシャッタを、組み立て完成後にカメラボディなどに組み付けた後、シャッタ内部からこのゴミが排出され撮像素子やレンズ表面に付着する恐れもある。このような場合には、画質が劣化する。
しかしながら、本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタにおいては、図5(A)、図6(A)に示すように、ラチェット車60aの外周側面であって、上段爪71a、下段爪72aの先端と対向する位置に、逃げ部63aが形成されている。これにより、ラチェット車60aの外周面と、上段爪71a、下段爪72aの先端とが接触することを回避することができる。従って、従来のように、組み立て時にゴミが発生することを抑制できる。
次に、ラチェット車60aに対する逃げ部63aが形成されるべき位置について説明する。ラチェット車60aには、前述したように、他端52aが係止される係止部64aが形成されている。組立時に、駆動ばね50aが自然な状態(無付勢の状態)でかつ駆動レバー30aに一端51aを係止した状態でシャッタ基板10に組み付けられている。駆動ばねの形状は同じなため、この組立時には他端52aは決まった所定の位置にくることになる。このため、他端52aを係止部64aに係止すると、ラチェット車60aもシャッタ基板10に所定の回転方向の位置(回転位置)で設けられる。これにより、ラチェット車60aの外周面に対して、上段爪71a、下段爪72aの先端部が対向する位置が決まるので、この位置に逃げ部63aの形成位置を設定する。これにより、ラチェット爪70aを組み付ける際に、上段爪71a、下段爪72aの先端部と、ラチェット車60aとの接触を回避することができる。
次に、変形例に係るフォーカルプレーンシャッタについて説明する。変形例に係るフォーカルプレーンシャッタと同一の構成の部分には、同一の符号を付することにより、その説明を省略する。図7は、変形例に係るフォーカルプレーンシャッタでの、ラチェット車とラチェット爪との拡大図である。尚、図7は、図5(A)と対応している。
図7に示すように、逃げ部65aと他端52aを係止する係止部64aとがラチェット車60aの同じ外周位置に設けられている。このような構成にすると、他端52aを係止するために形成された係止部64aを兼ねた逃げ部65aとすることができる。つまり、逃げ部65aは、ラチェット爪70aの先端部との接触を逃がすと共に、他端52aが係止可能に形成されている。本実施例では、ラチェット車60aの強度を保つため、内部と外部とを連通する係止部64aは、ラチェット車60aの軸方向下方から2/3程度までとしている。詳細には、逃げ部65aは、ラチェット車60aの上方1/3は、ラチェット爪70aの先端部との接触を逃す逃げ部で、残りの2/3が係止部64aと逃げ部とが兼ねられている構成となっている。強度に問題が無ければ、逃げ部65aは、ラチェット車60aの軸方向に伸び、ラチェット車60aの内部と外部とを連通するように切欠状に形成してもよい。このような構成により、単純な構造で、上述したようにゴミの発生を抑制できると共に駆動ばね50aの他端52aを係止することができる。
尚、逃げ部65aが形成されたラチェット車60aを採用するには、駆動ばね50aが自然な状態で駆動レバー30a及びシャッタ基板10に組み付けられており、この状態で他端52aが、上段爪71a、下段爪72aの先端部を向くように設計されている必要がある。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、変形・変更が可能である。例えば、本実施例では、フォーカルプレーンシャッタは、ラチェット車がある側が被写体側になっているが、逆にしてラチェット車がある側が結像面側に配置してもよい。
本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの正面図である。 本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの分解斜視図である。 図1のレバー周辺の拡大図である。 ラチェット車周辺の縦断面図である。 本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタと従来のフロカールプレーンシャッタとにおける、ラチェット車とラチェット爪とを拡大して比較した図である。 本実施例に係るフォーカルプレーンシャッタと従来のフォーカルプレーンシャッタとにおける、ラチェット車とラチェット爪とを比較した側面図である。 変形例に係るフォーカルプレーンシャッタでの、ラチェット車と、ラチェット爪との拡大図である。
符号の説明
10 シャッタ基板
11 開口部
13a 逃げ孔
14a ゴム部材
15a、15b、16a、16b 軸
30a、30b 駆動レバー
31a、31b 鉄片
32a 駆動ピン
33a 被動ローラ
40 セットレバー
50a、50b 駆動ばね
60a、60b ラチェット車(調整部材)
61a、61b 上段歯
62a、62b 下段歯
63a、65a 逃げ部
64a 係止部
70a、70b ラチェット爪(係止部材)
71a 上段爪
72a 下段爪
80a、80b 電磁石
90 電磁石ユニット
91 保持板
100 プリント基板
110 駆動機構

Claims (4)

  1. 開口を有するシャッタ基板と、前記開口を開閉自在に支持された羽根と、揺動自在に支持され前記羽根を駆動する駆動部材と、前記駆動部材を駆動する駆動ばねと、前記駆動ばねの付勢力を調整する調整機構とを備え、
    前記駆動ばねは、一端が前記駆動部材に係止され、
    前記調整機構は、前記駆動ばねの他端が係止されていると共に前記駆動ばねの付勢力を調整すべく回転可能に支持された調整部材と、前記調整部材に接触して前記調整部材の回転を係止する係止部材とを含み、
    前記調整部材は、所定の回転位置にあるときに前記係止部材との接触を逃がす逃げ部を備え
    前記逃げ部は、前記係止部材との接触を逃がすと共に前記駆動ばねの他端が係止可能に切欠状に形成されている、ことを特徴とするフォーカルプレーンシャッタ。
  2. 前記駆動部材を前記シャッタ基板に設けた後、前記駆動部材に一端が係止するように前記駆動ばねを前記シャッタ基板に設け、次に、前記駆動ばねの他端と係止するように前記調整部材を前記シャッタ基板に設け、次に、前記係止部材を前記シャッタ基板に設けるものであり、
    前記調整部材には、前記係止部材を前記シャッタ基板に設けるときに前記係止部材と対向する位置に前記逃げ部が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  3. 前記調整部材は、外周面に第1の歯部と前記第1の歯部と半ピッチ分位相がずれた第2の歯部とが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
  4. 前記調整部材は、外周面に歯部を有しており、
    前記係止部材は、前記歯部と係合する爪部を有しており、
    前記逃げ部は、前記爪部を逃がすように前記調整部材の外周面に形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のフォーカルプレーンシャッタ。
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