JP2003066508A - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

カメラ用フォーカルプレンシャッタ

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JP2003066508A
JP2003066508A JP2001259982A JP2001259982A JP2003066508A JP 2003066508 A JP2003066508 A JP 2003066508A JP 2001259982 A JP2001259982 A JP 2001259982A JP 2001259982 A JP2001259982 A JP 2001259982A JP 2003066508 A JP2003066508 A JP 2003066508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッタ羽根の駆動源となる駆動ばねの付勢力
を好適に調整することができるようにしたカメラ用フォ
ーカルプレンシャッタを提供すること。 【解決手段】シャッタ地板1と支持板6との間に同心的
に配置されている後羽根用駆動部材17とラチェット部
材13に、周知のようにして後羽根用駆動ばねの両端が
掛けられていて、後羽根用駆動部材17に対しては時計
方向へ回転させるように、ラチェット部材13に対して
は反時計方向へ回転させるように付勢している。また、
支持板6には、窓部6uが形成されており、後羽根用駆
動ばねの付勢力を調整する場合には、そこから調整具を
差し込んで操作することによって、折曲部6sの先端の
爪部6sとラチェット部材13の外周面に形成された歯
輪13aとの係合関係を変えることができるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時にシャッタ
羽根を作動させる駆動部材が、駆動ばねの付勢力によっ
て回転させられるカメラ用のフォーカルプレンシャッタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のフォーカルプレンシャッタには、
先羽根(群),後羽根(群)と称されている二つのシャ
ッタ羽根を備えたものと、デジタルカメラ専用に一つの
シャッタ羽根だけを備えたものとがある。そして、個々
のシャッタ羽根は、シャッタ地板に枢着された二つのア
ームに対し複数枚の羽根を長手方向に順に枢支した構成
をしているが、デジタルカメラに用いられるものの場合
は、1枚の羽根だけを枢支したものもある。そして、撮
影時においては、それらのシャッタ羽根は、強力な駆動
ばねの付勢力によって回転させられる駆動部材によって
作動させられる。
【0003】このような構成のフォーカルプレンシャッ
タは、撮影時に、シャッタ羽根が所定の速度で作動する
ようにするために、製作時,修理時において、上記した
駆動ばねの付勢力を調整する必要がある。そこで、その
ような調整をし易くするための周知の構成として、上記
の駆動ばねを、駆動部材と、その駆動部材と同心上で回
転するように配置されているラチェット部材との間に掛
け、ラチェット部材を回転させることによってラチェッ
ト爪との係合位置を変えるようにしたものがあるが、本
発明は、そのような構成を有するフォーカルプレンシャ
ッタに関するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、周知のよう
に、上記の駆動部材,ラチェット部材,駆動ばねは、シ
ャッタ地板と、それに対して板面を平行にして取り付け
られた支持板との間に配置されている。そして、その支
持板にはプリント配線板を重ねて取り付けることが多
い。そのため、従来は、駆動ばねの付勢力を調整する場
合、シャッタ地板と支持板との間に、シャッタユニット
の側方から(光軸とは直交する方向から)ピンセットな
どの調整具を差し込んで行っていた。ところが、シャッ
タユニットをカメラに組み込んだ状態では、その側方位
置に他の構成部材が配置されてしまうため、このような
調整は行うことができないか、できたとしても極めて困
難であった。また、デジタルカメラの場合には、シャッ
タのセット用モータを上記の側方位置に配置して、シャ
ッタユニットに組付けたものも考えられているが、その
ような構成にした場合には、モータを組付けた状態で調
整することは不可能であった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、シ
ャッタユニットをカメラに組付けた状態においても、シ
ャッタユニットの構成部材を駆動部材やラチェット部材
などの側方位置に配置した状態においても、駆動ばねの
付勢力の調整を好適に行えるようにしたカメラ用フォー
カルプレンシャッタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、
ラチェット爪が設けられていてシャッタ地板に対して相
互の板面が平行となるようにして取り付けられている支
持板と、前記シャッタ地板と前記支持板との間において
それらの板面とは垂直な軸上で回転可能に配置されてお
り撮影時にはその回転によってシャッタ羽根を作動させ
る駆動部材と、前記シャッタ地板と前記支持板との間に
おいて前記駆動部材と同心上で回転可能に配置されてお
り外周面には前記ラチェット爪に係合する複数のラチェ
ット歯を有しているラチェット部材と、一端を前記駆動
部材に掛け他端を前記ラチェット部材に掛けており撮影
時にはその付勢力によって前記駆動部材を回転させる駆
動ばねと、を備えていて、前記支持板の板面には、調整
具を差し込んで前記ラチェット爪と前記ラチェット歯と
の係合関係を変えるための窓部が形成されているように
する。
【0007】また、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、前記ラチェット部材が、前記支持
板と対向する面に、前記ラチェット部材の回転中心から
みて略円形の線上に複数の係合部を形成しており、前記
支持板が、前記係合部の少なくとも一つと対向すること
の可能な面に、調整具を差し込んで前記係合部に係合さ
せることの可能なもう一つの窓部を形成しているように
すると、前記ラチェット爪と前記ラチェット歯との係合
関係を容易に変えることが可能になる。そして、その場
合には、前記二つの窓部が、一つの窓部として連続して
形成されているようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
4に示した実施例で説明する。尚、図1は、カメラに組
み込まれた状態において被写体側から視たときの左側の
部分を示した実施例の平面図であって、露光作動終了直
後の状態を示したものである。また、図2は、各構成部
材の重なり関係を理解し易くするために、図1の左側方
向から視て要部のみを示した側面図であって、一部を破
断して示したものである。更に、図3は図1の一部を拡
大して示した平面図であり、図4は図1における支持板
のみを示した平面図である。
【0009】先ず、本実施例の構成から説明するが、そ
の説明にあたっては、被写体側を表面側と称し、結像面
側を背面側と称することにする。図1において、シャッ
タ地板1には、その略中央部に長方形を横長にした開口
部1aが形成されている。しかし、上記したように、図
1はシャッタを被写体側から視て左側の部分だけを示し
たものであるから、その開口部1aについても、左側の
一部だけが示されている。
【0010】また、図2から分かるように、シャッタ地
板1の背面側には、所定の間隔を空けて、中間板2と補
助地板3が順に取り付けられており、シャッタ地板1と
中間板2との間に後羽根の羽根室を形成し、中間板2と
補助地板3との間に先羽根の羽根室を形成している。そ
して、中間板2と補助地板3にも、開口部1aと類似の
開口部が形成されていて、通常は、それらの三つの開口
部を重ね合わせて露光開口を規制するようにしている。
しかし、本実施例においては、開口部1aの形状が露光
開口を規制しているものとして説明する。また、開口部
1aの左側には、円弧状の二つの長孔1b,1cと二つ
の軸受け孔1d,1e(図2参照)が形成されており、
それらのうち、長孔1b,1cの下方端部には、平面形
状がC字状をしている周知の緩衝部材4,5が取り付け
られている。
【0011】シャッタ地板1の表面側には、軸1f,1
g,1hが立設されていて、背面側には、軸1i,1j
(図2参照)が立設されている。そのうち、表面側に立
設された軸1f,1g,1hの先端部は小径部となって
いて、軸1f,1gの先端面には、ねじ孔1f1,1g1
が形成されている。そして、支持板6とプリント配線板
7は、それらに形成された孔を、軸1f,1g,1hの
小径部に嵌合させ、ねじ孔1f1,1g1にビス8,9
(図2参照)を螺合させることによって取付けられてい
る。尚、図1及び図3においては、そのプリント配線板
7の外形を一点鎖線で示してある。
【0012】上記の支持板6は、比較的薄い金属製の板
材で製作されており、その全体形状は、図4に分かり易
く示されている。即ち、支持板6には、7個の孔と、1
0個の折曲部と、1個の窓部が形成されているが、それ
らのうち孔6a,6b,6cは、上記した軸1f,1
g,1hの小径部に嵌合させる孔である。また、折曲部
6d,6e,6f,6gは、図1に示した先羽根用電磁
石10を取り付けるためのものであるが、その取付け方
は公知であるため、詳しい説明を省略する。そして、そ
の先羽根用電磁石10は、鉄芯10aと、ボビン10b
と、コイル10cとで構成されており、コイル10cの
端子ピン10c1,10c2をプリント配線板7に接続さ
せているが、支持板6に形成された孔6hは、その端子
ピン10c 2を挿通させるための孔である。
【0013】また、折曲部6i,6j,6k,6mは、
図1及び図3に示した後羽根用電磁石11を取り付ける
ためのものである。そして、その取付け方は先羽根用電
磁石10の場合と同じである。また、後羽根用電磁石1
1も先羽根用電磁石10と同じ構成をしていて、鉄芯1
1aと、ボビン11bと、コイル11cとで構成されて
おり、コイル11cの端子ピン11c1,11c2をプリ
ント配線板7に接続させている。そして、支持板6に形
成された孔6nは、その端子ピン11c2を挿通させる
ための孔である。
【0014】更に、支持板6には、孔6p,6qと、折
曲部6r,6sが形成されている。このうち、孔6p,
6qは、後述する二つのラチェット部材12,13を取
り付けるために必要なものである。また、折曲部6r,
6sは、上記のラチェット部材12,13の回転止めを
行なうための弾性を有するラチェット爪として形成され
たものであり、図2に示されているように、本実施例に
おいては、夫々、二つずつの爪部6r1,6r2、6s1
6s2を有している。尚、本実施例においては、このよ
うに、ラチェット爪を支持板6の折曲部6r,6sとし
て形成したが、本発明は、このラチェット爪を別部材と
して製作し、それを支持板6に取り付けるようにしても
差し支えない。
【0015】更にまた、支持板6には、窓部6t,6u
が形成されている。これらの窓部6t,6uは、円形を
した第1窓部6t1,6u1と円弧状をした第2窓部6t
2,6u2とを、それらの一部を重ねるようにして合成し
たものであるが、このような形状にしてある理由につい
ては、具体的に後述する。また、支持板6と重ね合わさ
れているプリント配線板7にも、上記の窓部6t,6u
と対応する領域に、それらよりも大きな窓部7a,7b
が形成されていて、窓部6t,6uの背面側に配置され
ているラチェット部材12,13の一部を直視できるよ
うになっている。尚、符号を付けていないが、プリント
配線板7には、支持板6の孔6p,6qに対応する領域
にも、それらより若干大きな孔が形成されている。
【0016】支持板6の孔6p,6qに回転可能に取り
付けられているラチェット部材12,13は、全く同じ
形状をしている。即ち、ラチェット部材12,13は、
図2に示すように、ラチェット輪部12a,13aと、
軸部12b,13bとを有している。そして、ラチェッ
ト部材12,13は、軸部12b,13bに形成されて
いるねじ孔に、プリント配線板7側から抜け止め防止用
のビス14,15を螺合させることによって、支持板6
に対して回転可能となっている。
【0017】また、ラチェット輪部12a,13aの外
周面には、夫々、ラチェット歯の位相を半ピッチずらせ
た二つの歯輪12a1,12a2、13a1,13a2が2
段に形成されていて、歯輪12a1,13a1には上記の
爪部6r1,6s1が係合し、歯輪12a2,13a2には
上記の爪部6r2,6s2が係合している。周知のよう
に、このように歯輪を2段に形成したのは、ラチェット
車12,13の回転止め位置を微細に決定できるように
するためであるが、本発明におけるラチェット部材は、
このような構成に限定されるものではなく、歯輪を一つ
にし、それに伴って上記の爪部を一つにしたものであっ
ても構わない。そして、本実施例の場合は、ラチェット
輪部12a,13aに対する折曲部6r,6sの噛合
が、図1に示すように行なわれるため、ラチェット部材
12,13は反時計方向の回転を阻止されていることに
なる。
【0018】図2から分かるように、このような外形を
したラチェット輪部12a,13aの内側には中空部1
2c,13cが形成されているが、この中空部12c,
13cは断面が円形であって、後述の説明から分かるよ
うに、軸受け用の孔として利用されるものである。ま
た、ラチェット輪部12a,13aの内側には、上記の
中空部12c,13cよりも径方向の位置に、スリット
形状をした周知のばね掛け部が形成されている。図2に
おいては、ラチェット部材12のばね掛け部12dだけ
が示されているが、ラチェット部材13にも、図面上で
は現れていないところに、実質的に同じ形状のばね掛け
部が形成されている。
【0019】更に、支持板6と対向しているラチェット
輪部12a,13aの各面には、夫々複数の係合部が同
様にして形成されているが、図1及び図2においては、
図面が見にくくなるため、それらを示していない。しか
し、図3は図1のラチェット部材13を拡大して示して
いるので、その図3を用いて、ラチェット部材13の係
合部の場合について説明する。ラチェット輪部13aに
形成されている複数の係合部13dは、ラチェット部材
13の回転軸を中心にして等角度間隔で円形状に配列さ
れている。そして、各係合部13dは全て同じ形状のラ
チェット歯として形成されており、一方の歯面は反時計
方向へ向かうにしたがって高く形成され、もう一方の歯
面は回転面に対して垂直に形成されている。そして、そ
れらの一部は、爪部6s1と歯輪13a1との係合状態と
共に、窓部6uを通して直視できるようになっている。
【0020】シャッタ地板1と支持板6との間には、そ
れらの板面に対して垂直な軸上で回転可能となるように
して、先羽根用駆動部材16と後羽根用駆動部材17と
が配置されている。これらのうち先羽根用駆動部材16
は、合成樹脂製であって、被押動部16aと、駆動ピン
16bと、取付部16cとを有している。そして、駆動
ピン16bは、断面形状が小判型をしており、シャッタ
地板1の長孔1bを貫通して、先端部がシャッタ地板1
の背面側に突き出ている。また、取付部16cの内部に
は、図示していないばねを介在させて鉄片部材18が取
り付けられているが、その具体的な取付け構成は周知で
あって、且つ本発明とは直接関係がないので、詳細な説
明を省略する。
【0021】他方、後羽根用駆動部材17は、やはり合
成樹脂製であって、被押動部としてのローラ19を取り
付けており、また、駆動ピン17aと、取付部17bと
を有している。そして、駆動ピン17aは、断面形状が
小判型をしており、シャッタ地板1の長孔1cを貫通し
て、先端部がシャッタ地板1の背面側に突き出ている。
また、取付部17bの内部には、図示していないばねを
介在させて鉄片部材20が取り付けられており、その具
体的な取付け構成は鉄片部材18の場合と同じく周知で
あるから、その説明を省略する。
【0022】また、図2から分かるように、これらの駆
動部材16,17は回転軸を一体的に形成しており、そ
の回転軸の一端の軸部16d,17cは、シャッタ地板
1の軸受け孔1d,1eに軸受けされていて、他端の軸
部16e,17dは、ラチェット部材12,13の中空
部12c,13cに軸受けされている。そして更に、上
記の軸部16d,17cの先端には、それらよりも直径
の小さな軸部16d1,17c1が形成されていて、それ
らをシャッタ地板1の背面側に突き出している。
【0023】上記の先羽根用駆動部材16と後羽根用駆
動部材17は、露光作動時において、先羽根用駆動ばね
21と後羽根用駆動ばね22の付勢力によって、図1に
おいて時計方向へ回転されるようになっている。そし
て、それらの駆動ばね21,22は、そのコイル部を図
2に示すようにして各駆動部材の回転軸部に嵌装し、そ
の一端部を上記した取付部16c,17bの縁に掛け、
他端部を上記したラチェット部材12,13のばね掛け
部(上記したようにばね掛け部12dのみ図示)に掛け
ている。従って、駆動ばね21,22はラチェット部材
12,13を反時計方向へ回転させるようにも付勢して
いることになる。
【0024】シャッタ地板1の軸1hには、合成樹脂製
のセット部材23が回転可能に取り付けられている。こ
のセット部材23は、図示していない復帰ばねの付勢力
によって、被写体側から視て反時計方向へ回転するよう
に付勢されているが、図1の状態は、その回転を図示し
ていないストッパによって阻止されている状態である。
以下、セット部材23のこの位置を初期位置と称するこ
とにする。また、このセット部材23は、押動部23
a,23bと、被押動部23cとを有していて、図1に
おいて時計方向へ回転したとき、押動部23aは先羽根
用駆動部材16の被押動部16aを押し、押動部23b
は後羽根用駆動部材17のローラ19を押すようになっ
ている。
【0025】次に、シャッタ地板1の背面側に配置され
ている先羽根と後羽根の構成を説明するが、本実施例に
おける先羽根と後羽根は、周知の構成をしていて、その
構成自体は本発明と直接関係がないので、図面上では一
部の構成部材の図示が省略されたり、明示されていなか
ったりしている。
【0026】先ず、先羽根は、中間板2と補助地板3の
間に配置されていて、二つのアーム24,25と、図示
していない複数枚の羽根とで構成されている。そして、
アーム24は先羽根用駆動部材16の軸部16d1に回
転可能に取り付けられ、アーム25はシャッタ地板1の
軸1iに回転可能に取り付けられていて、複数枚の羽根
は、それらの長さ方向に順に枢支されており、先端部に
枢支された羽根をスリット形成羽根としている。また、
先羽根用駆動部材16の駆動ピン16bは、アーム24
に形成された図示していない孔に嵌合し、複数枚の羽根
を作動させるようになっているが、図1においては、そ
れらの羽根が開口部1aの下方位置に重畳され、格納状
態となっている。
【0027】他方、後羽根は、シャッタ地板1と中間板
2の間に配置されていて、二つのアーム26,27と、
4枚の羽根28,29,30,31とで構成されてい
る。また、アーム26は後羽根用駆動部材17の軸部1
7c1に回転可能に取り付けられ、アーム27はシャッ
タ地板1の軸1jに回転可能に取り付けられていて、4
枚の羽根28,29,30,31は、それらのアーム2
6,27の長さ方向に順に枢支されている。そして、そ
の先端部に枢支された羽根31がスリット形成羽根とな
っている。また、後羽根用駆動部材17の駆動ピン17
aは、アーム26に形成された図示していない孔に嵌合
し、4枚の羽根28,29,30,31を作動させるよ
うになっているが、図1においてはそれらを展開状態に
して、開口部1aを覆った状態にしている。
【0028】次に、このようにして構成されている本実
施例の作動を説明する。図1は、露光作動終了直後の状
態を示している。従って、先羽根用駆動部材16は先羽
根用駆動ばね21によって時計方向へ回転されていて、
駆動ピン16bを緩衝部材4に当接させることにより、
この停止状態が維持されている。そして、図示していな
い先羽根の複数枚の羽根は重畳され、開口部1aの下方
位置に格納されている。また、後羽根用駆動部材17
は、後羽根用駆動ばね22によって時計方向へ回転さ
れ、駆動ピン17aを緩衝部材5に当接させて、停止状
態が維持されている。そして、後羽根の4枚の歯ね2
8,29,30,31は展開されて開口部1aを覆って
いる。
【0029】この図1の状態から行われるセット作動
は、図示していないカメラ本体側の部材がセット部材2
3の被押動部23cを押すことによって開始され、それ
によって、セット部材23は、図示していない復帰ばね
の付勢力に抗して時計方向へ回転させられる。そして、
先ず、セット部材23の押動部23aが先羽根用駆動部
材16の被押動部16aを押して、先羽根用駆動ばね2
1の付勢力に抗して反時計方向へ回転させていく。ま
た、この回転によって、先羽根用駆動部材16の駆動ピ
ン16bがアーム24を反時計方向へ回転させ、図示し
ていない先羽根の複数枚の羽根を展開させつつ上方へ移
動させていく。その後、先羽根のスリット形成羽根と、
後羽根のスリット形成羽根31との重なり量が所定量に
達すると、セット部材23の押動部23bがローラ19
を押し、後羽根用駆動部材17を反時計方向へ回転させ
ていく。その結果、駆動ピン17aがアーム26を反時
計方向へ回転させ、羽根28,29,30,31を上方
へ重畳させていく。
【0030】そして、その後、各駆動部材16,17に
取り付けられた鉄片部材18,20が、両方とも各電磁
石10,11の鉄芯10a,11aに接触した段階で、
セット部材23の回転が停止され、セット作動が終了す
る。このとき、後羽根の羽根28,29,30,31は
重畳状態となって開口部1aの上方位置に格納されてお
り、図示していない先羽根の複数枚の羽根は展開状態と
なって開口部1aを覆っている。そして、セット部材2
3は、次の撮影が行なわれるまで、その状態を維持させ
られる。
【0031】次の撮影に際して、カメラのレリーズボタ
ンが押されると、先ず、各電磁石10,11のコイル1
0c,11cに通電され、鉄片部材18,20が吸着保
持される。次に、図示していないカメラ本体側の部材
が、セット部材23の被押動部23cに対する押圧力を
解いていくので、セット部材23は、図示していない復
帰ばねの付勢力によって反時計方向へ回転され、初期位
置へ復帰する。その後、最初に先羽根用電磁石10のコ
イル10cに対する通電が断たれ、所定時間後に後羽根
用電磁石11のコイル11cに対する通電が断たれる。
【0032】そのため、先羽根用駆動部材16と後羽根
用駆動部材17が、先羽根用駆動ばね21と後羽根用駆
動ばね22の付勢力によって相次いで急速に時計方向へ
回転させられ、各駆動ピン16b,17aによって各ア
ーム24,26を時計方向へ回転させるので、図示して
いない先羽根のスリット形成羽根と後羽根のスリット形
成羽根31とで形成されるスリットにより、結像面の露
光が行なわれる。そして、露光作動を先に開始した先羽
根用駆動部材16は、その駆動ピン16bが緩衝部材4
に当接して停止し、先羽根の複数枚の羽根は、重畳され
て開口部1aの下方位置に格納状態となる。他方、遅れ
て露光作動を開始した後羽根用駆動部材17は、後羽根
の4枚の羽根28,29,30,31が開口部1aを完
全に覆った段階に、その駆動ピン17aが緩衝部材5に
当接して停止する。このようにして露光作動の終了した
状態が、図1に示された状態である。
【0033】ところで、言うまでもないことであるが、
撮影時におけるシャッタ羽根の作動速度が正確に管理さ
れていないと、所定の露光時間を得ることができなくな
るし、露光むらを生じてしまうこともある。そのため、
従来は、製作時や修理時において、図1の左側から支持
板6の背後に調整具などを差し込んでラチェット部材1
2,13を回転させ、駆動ばね21,22の付勢力を調
整していた。ところが、図3に二点鎖線で示したよう
に、その左側の位置に、モータMが取り付けられた場合
などは、そのモータMを取り外さなければ調整すること
ができなかった。また、カメラに組み込まれているとき
にその位置に他の構成部材が取り付けられている場合
は、その構成部材を外すか、シャッタユニットをカメラ
本体から取り外さない限り調整することができなかっ
た。
【0034】ところが、本実施例の場合には、上記のい
ずれの場合にも、支持板6の窓部6t,6uから調整具
を差し込み、ラチェット部材12,13と折曲部6r,
6sとの係合状態を肉眼で確認しながら容易に調整する
ことが可能である。そこで、その調整の仕方を、図3を
用い、後羽根用駆動ばね22の付勢力を調整する場合で
説明する。既に説明したように、後羽根用駆動ばね22
は、ラチェット部材13を反時計方向へ回転させるよう
に付勢している。そして、その回転を、図3において
は、折曲部6sの爪部6s1がラチェット部材13の歯
輪13a1に係合して阻止している。従って、各歯を半
ピッチずらせて形成されている歯輪13a2は、爪部6
2に係合していない。
【0035】そこで、先ず、後羽根用駆動ばね22の付
勢力を小さくする場合は、窓部6u 1に調整具を差し込
んで、爪部6s1を押して撓ませ、歯輪13a1から外
す。それによって、ラチェット部材13は反時計方向へ
回転させられるが、歯輪13a 2が爪部6s2に係合する
ことによって直ちに停止させられる。更に、付勢力を小
さくしたいときは、今度は、爪部6s2を押して撓ませ
歯輪13a2から外すと、ラチェット部材13は更に反
時計方向へ回転させられ、歯輪13a1が爪部6s1に係
合して停止させられる。また、半ピッチ分だけではな
く、それ以上に回転させたい場合には、予め第2の調整
具を、窓部6u1に差し込んで爪部6s1と係合していな
い歯輪13a1の歯を係止しておくか、窓部6u2に差し
込んで係合部13dを係止しておいてから、上記のよう
にして第1の調整具を窓部6u1に差し込んで爪部6
1,6s2の両方を押して撓ませ、歯輪13a1,13
2から外す。そして、外した後は、所定の歯が係合す
るところまでラチェット部材13を徐々に回転させてい
くようにすればよい。そして、このような方法は、歯輪
と爪部が一つずつしか設けられていない場合にも用いら
れる。
【0036】次に、後羽根用駆動ばね22の付勢力を大
きくする場合は、窓部6u1に調整具を差し込んで、係
止されていない歯輪13a1の歯を押すか、窓部6u2
調整具を差し込んで係合部13dを押すかして、歯輪1
3a1又は歯輪13a2の所定の歯が爪部6s1又は爪部
6s2に係止され得るところまで、ラチェット部材13
を時計方向へ回転させ、その後に調整具を静かに引き抜
けばよい。そして、この方法は、歯輪と爪部が一つずつ
しか設けられていない場合も同じである。
【0037】このような説明からも分かるように、係合
部13dが形成されていなくても、所期の調整を行なう
ことが可能であるが、形成しておいたほうが操作ミスは
少なくなる。また、係合部13dを形成する場合は、特
にラチェット歯である必要はなく、凹部であっても孔で
あっても差し支えない。更に、係合部13dを設ける場
合には、窓部6uを二つに分け、一方は、折曲部6sと
ラチェット部材13とが係合している位置に対応させて
形成する必要があるが、他方は、係合部13dの配列さ
れている円周上であればどこに形成しても差し支えな
い。更にまた、窓部6uは、完全な孔として形成されて
いるのではなく、外周の一部を開放した切欠き部として
形成されていても差し支えない。そして、これらのこと
は、先羽根用駆動ばね21を調整するための構成にも言
えることは勿論である。
【0038】尚、本実施例においては、各駆動部材1
6,17が、一方の軸部16d,17cをシャッタ地板
1に軸受けされ、他方の軸部16e,17dをラチェッ
ト部材12,13に軸受けされて回転可能となっている
が、本発明は、このような構成に限定されず、セット部
材23の場合と同様に、シャッタ地板1に立設された軸
に対して回転可能に取り付けたものにも適用することが
可能である。そして、その場合は、ラチェット部材1
2,13を支持板6に取り付けず、その軸に対して回転
可能に嵌合させただけの構成にしてあっても差し支えな
い。
【0039】また、本実施例は、先羽根と後羽根との二
つのシャッタ羽根を備えたフォーカルプレンシャッタで
あるため、二つの駆動ばねを同じようにして調整できる
ように構成したが、シャッタユニットの全体構成やカメ
ラへの組付け状態によっては必ずしも同じにする必要は
なく、一方を本実施例のように構成して調整し、他方は
従来と同様にして調整するようにしても差し支えない。
また、本実施例においては、プリント配線板にも、支持
板の窓部と対応する領域に窓部を形成しているが、支持
板の窓部の上にはプリント配線板を重ねない場合もある
ので、本発明にとっては、プリント配線板に窓部が形成
されていることは必須でなく、プリント配線板が存在す
ること自体も必須ではない。
【0040】更に、本実施例は、露光作動開始位置で駆
動部材に設けられた鉄片部材が直接電磁石によって吸着
保持される、ダイレクトタイプと称されているフォーカ
ルプレンシャッタの場合で説明したが、露光作動開始位
置で駆動部材が係止部材に係止されていて、電磁石によ
って作動させられた部材がその係止を解除するようにし
た、係止タイプと称されているフォーカルプレンシャッ
タにも適用することが可能である。また、一つのシャッ
タ羽根しか備えていないデジタルカメラ用のフォーカル
プレンシャッタにも適用できることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のフォーカルプレ
ンシャッタによれば、光軸と略平行に調整具を差し込ん
で駆動ばねの付勢力を直視しながら調整することができ
るので、ラチェット部材の側方位置においてシャッタユ
ニットにモータなどの他の部材を取り付けた場合でも容
易に調整をすることができるし、また、カメラに組み込
んだ状態においても容易に調整をすることができるとい
うメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】被写体側から視た場合の左側の部分を示した実
施例の平面図であって、露光作動終了直後の状態を示し
たものである。
【図2】各構成部材の重なり関係を理解し易くするため
に、図1の左側方向から視て要部のみを示した側面図で
あって、一部を破断して示したものである。
【図3】図1の一部を拡大して示した平面図である。
【図4】図1における支持板のみを示した平面図であ
る。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1a 開口部 1b,1c 長孔 1d,1e 軸受け孔 1f,1g,1h,1i,1j 軸 1f1,1g1 ねじ孔 2 中間板 3 補助地板 4,5 緩衝部材 6 支持板 6a,6b,6c,6h,6n,6p,6q 孔 6d,6e,6f,6g,6i,6j,6k,6m,6
r,6s 折曲部 6r1,6r2,6s1,6s2 爪部 6t,6u,7a,7b 窓部 6t1,6u1 第1窓部 6t2,6u2 第2窓部 7 プリント配線板 8,9,14,15 ビス 10 先羽根用電磁石 10a,11a 鉄芯 10b,11b ボビン 10c,11c コイル 10c1,10c2,11c1,11c2 端子ピン 12,13 ラチェット部材 12a,13a ラチェット輪部 12a1,12a2,13a1,13a2 歯輪 12b,13b,16d,16d1,17c,17c1
軸部 12c,13c 中空部 12d ばね掛け部 13d 係合部 16 先羽根用駆動部材 16a,23c 被押動部 16b,17a 駆動ピン 16c,17b 取付部 17 後羽根用駆動部材 18,20 鉄片部材 19 ローラ 21 先羽根用駆動ばね 22 後羽根用駆動ばね 23 セット部材 23a,23b 押動部 24,25,26,27 アーム 28,29,30,31 羽根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラチェット爪が設けられていてシャッタ
    地板に対して相互の板面が平行となるようにして取り付
    けられている支持板と、前記シャッタ地板と前記支持板
    との間においてそれらの板面とは垂直な軸上で回転可能
    に配置されており撮影時にはその回転によってシャッタ
    羽根を作動させる駆動部材と、前記シャッタ地板と前記
    支持板との間において前記駆動部材と同心上で回転可能
    に配置されており外周面には前記ラチェット爪に係合す
    る複数のラチェット歯を有しているラチェット部材と、
    一端を前記駆動部材に掛け他端を前記ラチェット部材に
    掛けており撮影時にはその付勢力によって前記駆動部材
    を回転させる駆動ばねと、を備えていて、前記支持板の
    板面には、調整具を差し込んで前記ラチェット爪と前記
    ラチェット歯との係合関係を変えるための窓部が形成さ
    れていることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシ
    ャッタ。
  2. 【請求項2】 前記ラチェット部材が、前記支持板と対
    向する面に、前記ラチェット部材の回転中心からみて略
    円形の線上に複数の係合部を形成しており、前記支持板
    が、前記係合部の少なくとも一つと対向することの可能
    な面に、調整具を差し込んで前記係合部に係合させるこ
    との可能なもう一つの窓部を形成していることを特徴と
    する請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッ
    タ。
  3. 【請求項3】 前記二つの窓部が、一つの窓部として連
    続して形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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