JPH10274804A - カメラのレリーズ装置 - Google Patents

カメラのレリーズ装置

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JPH10274804A
JPH10274804A JP8074297A JP8074297A JPH10274804A JP H10274804 A JPH10274804 A JP H10274804A JP 8074297 A JP8074297 A JP 8074297A JP 8074297 A JP8074297 A JP 8074297A JP H10274804 A JPH10274804 A JP H10274804A
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JP
Japan
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release
lever
gear
mirror
motor
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JP8074297A
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English (en)
Inventor
Takanori Toyoguchi
孝典 豊口
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でタイムラグの小さいレリーズ機
構を得る。 【解決手段】 モータ30に減速輪列31を介して駆動
されるチャージ歯車32が矢示A方向へ一回転すること
により、シャッタチャージカム33及びミラーチャージ
カム35を介してセットレバー23及びミラー上げレバ
ー10をそれぞれチャージし、チャージ完了直前でモー
タ30を急停止させてフリーとする。このとき、減速輪
列31のバックラッシュ分だけ初段歯車60が逆転する
が、初段歯車60と爪車50との間に設けた遊びにより
爪車50が矢示B方向へ回転することはない。レリーズ
操作によりモータ30が僅かに矢示B方向へ回転し爪車
50がサブレリーズレバー44を介してメインレリーズ
レバー41を左旋させることにより、ミラー上げレバー
10が反時計方向へ回動してミラーホルダ2を上昇させ
た後シャッタをレリーズする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータを一方向
に回転させることによりシャッタ等の作動部材をチャー
ジし、反対方向へ回転させることにより上記作動部材の
係止を解除するようにしたカメラのレリーズ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカメラのレリーズ装置と
しては、2軸モータの一方の出力軸に連動する減速輪列
を介してシャッタ等の作動部材をチャージし、他方の出
力軸を係止部材によりチャージ状態で係止し、カメラの
レリーズボタン押圧によりオンされるソレノイドやマグ
ネット等の電磁部材により上記係止部材を係止解除方向
へ駆動して上記作動部材を作動させるようにしたものが
ある。
【0003】また、モータの出力軸に連動する減速輪列
を介してその最終段のチャージ部材によりシャッタ等の
作動部材をチャージして係止部材によりチャージ状態で
係止し、カメラのレリーズボタン押圧に関連して上記モ
ータを逆転させることにより、上記係止部材を係止解除
方向へ駆動して上記作動部材を作動させるようにしたも
のも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカメラのレリーズ装置にあって、前者は、レ
リーズ装置に係止部材駆動用の電磁部材を必要とし、構
成が複雑化してコストアップにつながるとともに、装置
が大形化するという問題点がある。また、後者は、減速
輪列最後段の逆転により係止部材を係止解除方向へ駆動
して作動部材を作動させるようにしたので、カメラのレ
リーズ操作から作動部材の作動までのタイムラグが大き
く、シャッタチャンスを逸するおそれがあった。この発
明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成
でタイムラグの小さいカメラのレリーズ機構を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、一方向に回転させることにより減速輪列
を介して作動部材をチャージするモータを、反対方向へ
回転させることにより上記作動部材の係止を解除するよ
うにしたカメラのレリーズ装置において、上記減速輪列
の初段歯車と同軸で所定の遊びを有して上記初段歯車と
同動回転する爪車と、この爪車に係合しそのチャージ方
向回転時には退避しレリーズ方向回転時には上記爪車に
駆動されて上記作動部材の係止を解くレリーズ手段とを
設けたカメラのレリーズ装置を提供するものである。
【0006】そして、上記の装置において、初段歯車
は、モータの出力軸ピニオンに歯合する駆動部と、この
駆動部にスリップ手段を介して結合する従動部とからな
るようにするのがよく、そのスリップ手段は、駆動部と
従動部との間に係着された摩擦板と、この摩擦板を介し
て上記駆動部と上記従動部とを圧接させるばね部材とか
らなるようにする。また、上記の装置において、爪車
は、初段歯車に突設した突起部に係脱可能な突起部を有
するのが好ましい。
【0007】さらに、上記の装置において、レリーズ手
段は、作動部材をチャージ状態で係止可能なメインレリ
ーズレバーと、このメインレリーズレバーを係止方向へ
付勢する主動ばねと、上記メインレリーズレバーに軸着
され一端を爪車に係合するサブレリーズレバーと、この
サブレリーズレバーを上記爪車方向へ付勢する補助ばね
とからなるようにする。
【0008】この発明は上記のように構成することによ
り、モータをチャージ方向へ回転させると、減速輪列の
初段歯車が爪車を同方向へ回転駆動する。このとき、レ
リーズ部材のサブレリーズレバーは補助ばねの付勢力に
抗して回動するが、メインレリーズレバーは主動ばねの
付勢力により作動部材を係止し得る位置に保持されてい
る。
【0009】減速輪列の最終段による作動部材のチャー
ジが終ると、作動部材はメインレリーズレバーによりチ
ャージ位置で係止された後、モータは回転が停止してフ
リーとなり、減速輪列のバックラッシュ分だけ反動によ
り初段歯車が反対方向に回転するが、爪車は初段歯車と
の遊びにより停止状態に保持され、メインレリーズレバ
ーは作動部材を係止状態に保っている。
【0010】この状態で、カメラ側のレリーズ操作に関
連してモータを僅かに逆転させると、初段歯車が爪車を
レリーズ方向へ駆動してその爪部がサブレリーズレバー
をその回動方向とほぼ垂直の方向すなわち支点方向へ押
圧する。サブレリーズレバーはメインレリーズレバー上
に軸着されているので、サブレリーズレバーが支点方向
へ押圧される力はメインレリーズレバーを主動ばねの付
勢力に抗して係止解除方向へ駆動する力となり、メイン
レリーズレバーが係止解除方向へ回動して作動部材が作
動する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明を複数
のシャッタ羽根を備えた縦走りフォーカルプレンシャッ
タ付一眼レフカメラに実施した一実施形態のチャージ完
了状態を示す斜視図である。
【0012】ミラー1を保持するミラーホルダ2は、図
示しないミラーボックス内に収納され、このミラーボッ
クスの左右両側面の相対応する位置に設けた第1の枢軸
3,3により断面コの字状の第1のミラーアーム4の両
端を枢着し、第2の枢軸5,5により断面コの字状の第
2のミラーアーム6の両端を枢着する。
【0013】第1のミラーアーム4の両腕をミラーホル
ダ2に連結軸7,7(図1ではその一方のみを示す)に
より連結し、第2のミラーアーム6の両腕をミラーホル
ダ2に連結軸8,8により連結して、第1のミラーアー
ム4の左腕にローラ軸9を突設する。このローラ軸9を
上方へ駆動して第1のミラーアーム4を時計方向へ回動
させることにより、第2のミラーアーム6も時計方向へ
回動してミラーホルダ2をスイングバックさせながら上
昇させる。
【0014】ミラーボックスの左側面にミラー作動部材
であるミラー上げレバー10を軸11で枢着し、第1の
腕10aの先端部を第1のミラーアーム4のローラ軸9
に係合し得るようにし、第2の腕10bの先端部にロー
ラ軸12を突設する。ミラー上げレバー10の第3の腕
10cとミラーボックス固定部との間にミラー上げばね
13を係着してミラー上げレバー10を左旋方向へ付勢
するとともに、第4の腕10dと第1のミラーアーム4
との間にミラー下げばね14を係着して第1のミラーア
ーム4を左旋方向へ付勢する。
【0015】一方、複数のシャッタ羽根(図示しない)
を有する縦走りのフォーカルプレンシャッタ20は、シ
ャッタ羽根を収納するシャッタ基板21と、シャッタ作
動部材であるシャッタ駆動部22とからなり、シャッタ
駆動部22のセットレバー23をシャッタチャージレバ
ー24により右旋方向へ押圧することにより、シャッタ
をチャージすることができる。シャッタチャージレバー
24は軸25により図示しないカメラボディ側に軸着さ
れ、先端部に突設したチャージピン26がセットレバー
23に突設した連動ピン27に係合する。
【0016】このように構成したシャッタ及びミラー作
動部材をチャージするチャージ機構はカメラボディ側に
設けられている。駆動源であるモータ30の出力軸に固
設した出力軸ピニオン39の回転を減速輪列31を介し
てその最終段であるチャージ歯車32に伝え、チャージ
歯車32の左側面にシャッタチャージカム33を、右側
面にセットカム34及びミラーチャージカム35を一体
に設ける。
【0017】シャッタチャージカム33の立体カム面を
シャッタチャージレバー24の一端に突設したカムフォ
ロア28に係合させ、セットカム34の段部34aを図
示のチャージ完了状態で係止レバー36により係止可能
とし、この係止レバー36を軸37でカメラボディ固定
部に軸着しばね38により左旋方向へ付勢する。また、
ミラーチャージカム35をミラー上げレバー10のロー
ラ軸12に係合させ、チャージ歯車32の一回転により
ミラー上げレバー10を時計方向へ回動させてミラー上
げばね13をチャージし得るようにする。
【0018】さらに、ミラーボックス左側面に軸40で
メインレリーズレバー41を軸着しばね42により右旋
方向へ付勢して一端折曲部41aでミラー上げレバー1
0の下端部をチャージ状態で係止可能とし、メインレリ
ーズレバー41の他端に設けた軸43によりサブレリー
ズレバー44を軸着し、メインレリーズレバー41との
間に弱いばね45を係着してサブレリーズレバー44を
右旋方向へ付勢する。
【0019】そして、メインレリーズレバー41の腕4
1bを係止レバー36の下端部に係合させ、メインレリ
ーズレバー41の左旋により係止レバー36を係止解除
方向へ右旋させるようにし、これらによりレリーズ手段
を構成する。また、サブレリーズレバー44の一端をメ
インレリーズレバー41の腕41bの基部に係合させる
とともに、サブレリーズレバー44の下端を爪車50の
歯部50aに係合させ、この爪車50を上述した減速輪
列31の初段歯車60と同軸上に設ける。
【0020】初段歯車60は、図2及び図3にその詳細
を示すように、モータ30の出力軸ピニオン39に歯合
する駆動部である駆動歯車61と、この駆動歯車61の
軸孔61aに軸部62aが回転可能に嵌入する従動部で
ある従動ピニオン62とを備え、従動ピニオン62の端
面に突設した突起部62bが爪車50の端面に突設した
突起部50bに適当な回転遊びを有して当接することに
より従動ピニオン62と爪車50の回転伝導を行ってい
る。
【0021】従動ピニオン62の軸部62aにEリング
63を装着して駆動歯車61との間にばね部材として板
ばね64を係着するとともに、駆動歯車61と従動ピニ
オン62の歯部62cとの間に摩擦板65を介装して駆
動歯車61と従動ピニオン62とをスリップ可能に摩擦
伝導させ、モータ30の過回転による駆動歯車61の回
転により爪車50にかかる過大な力を防止するスリップ
手段を構成する。なお、上記の板ばね64はコイルばね
に代えても差支えない。
【0022】次に、上記のような構成からなるこの発明
の実施形態の作用を説明する。図1に示すチャージ完了
状態ではモータ30はフリーとなっている。この状態か
らカメラボディ側のレリーズ操作に連動してモータ30
を回転させ、初段歯車60の駆動部を構成する駆動歯車
61をレリーズ方向(矢示B方向)へ僅かに回転させる
と、従動ピニオン62がそれに伴って回転し、その突起
部62bが爪車50の突起部50bに当接するに及んで
爪車50を矢示B方向へ回転させる。
【0023】爪車50の矢示B方向の回転により、歯部
50aがサブレリーズレバー44を軸43の方向へ押し
上げ、ばね42の付勢力に抗してメインレリーズレバー
41を左旋させ、折曲部41aによるミラー上げレバー
10の係止を解除する。これにより、ミラー上げレバー
10はミラー上げばね13の付勢力により反時計方向へ
回動し、その第1の腕10aがローラ軸9を上方へ押圧
して第1のミラーアーム4を時計方向へ回動させ、ミラ
ーホルダ2が第2のミラーアーム6を回動させてスイン
グバックしながら上昇する。上記の過程において、メイ
ンレリーズレバー41によるミラー上げレバー10の係
止が解除された後、なおモータ30の矢示B方向の回転
が続いた場合には、初段歯車60がスリップして駆動系
の過回転とそれによる機構部の破損を防止する。
【0024】ミラーホルダ2が上昇し終ると、図示しな
いシャッタレリーズ手段によりフォーカルプレンシャッ
タ20が作動して撮影が行われる。これに並行してメイ
ンレリーズレバー41の左旋により、その腕41bが係
止レバー36をばね38の付勢力に抗して右旋させ、セ
ットカム34の段部34aから退避し、チャージ歯車3
2の係止を解いて初段歯車60のチャージ方向(矢示A
方向)の回転を可能とする。
【0025】このとき、爪車50をレリーズ方向へ回転
させる力を減速輪列31の初段歯車60から得ているの
で、レリーズのタイムラグを小さくすることができる。
また、そのレリーズ力量もモータ30の起動トルクその
ものを用いるのではなく、初段歯車60から得ているの
で、初段歯車の減速比の逆数倍の力量が得られ、その減
速比を適当に定めることにより、モータ30は小形のも
ので充分となる。
【0026】フォーカルプレンシャッタ20の作動が終
ると、モータ30が回転を開始し減速輪列31を介して
チャージ歯車32を矢示A方向へ回転させる。これによ
り、チャージ歯車32と一体のミラーチャージカム35
が同方向へ回転し、ローラ軸12を駆動してミラー上げ
レバー10をミラー上げばね13の付勢力に抗して時計
方向へ回動させる。ミラー上げレバー10の時計方向の
回動に追従して第1のミラーアーム4がミラー下げばね
14の付勢力により反時計方向へ回動し、ミラーホルダ
2が下降して図示しないミラー止めに当接して斜在位置
に保持される。
【0027】チャージ歯車32が一回転すると、シャッ
タチャージカム33がカムフォロア28を駆動し、シャ
ッタチャージレバー24を右旋させてセットレバー23
を矢示方向へ回動させてシャッタをチャージした後、カ
ムフォロア28がシャッタチャージカム33の低部へ落
ち込んで図1に示す状態となり、セットカム34の段部
34aが係止レバー36に当接してチャージ歯車32の
回転が係止され、モータ30はチャージ終了直前で急停
止する。
【0028】この状態では、減速輪列31の最終段であ
るチャージ歯車32は停止位置でロックされるが、モー
タ30の回転はフリーとなるので、減速輪列31のバッ
クラッシュ分だけ初段歯車60は反動で矢示B方向へ逆
転する。しかし、初段歯車60と爪車50との間には回
転方向に遊びを設けてあるので、初段歯車60の逆転に
より爪車50が矢示B方向へ回転駆動されることはな
く、この爪車50に駆動されてメインレリーズレバー4
1が反時計方向へ回動するおそれはない。
【0029】なお、上記の実施形態ではこの発明を一眼
レフカメラに実施した場合について説明したが、この発
明はそれに限るものではなく、他の形式のカメラにも何
等支障なく実施することができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
一方向の回転により減速輪列を介して作動部材をチャー
ジするモータを、反対方向へ回転させることにより上記
作動部材の係止を解除するようにしたカメラのレリーズ
装置において、上記減速輪列の初段歯車と同軸に所定の
遊びを有して上記初段歯車と同動回転する爪車と、この
爪車に係合しそのチャージ方向回転時には退避しレリー
ズ方向回転時には上記爪車に駆動されて上記作動部材の
係止を解くレリーズ手段とを設けることにより、レリー
ズ時のタイムラグを小さくしながら、初段歯車の減速比
を適当に定めることにより大形のモータを必要とせず、
レリーズ装置の構成を著しく簡略化することが可能にな
り、同時にチャージ完了時に減速輪列のバックラッシュ
により初段歯車が逆転しても、作動部材がレリーズされ
るおそれもない。
【0031】上記のレリーズ装置において、初段歯車
が、モータの出力軸ピニオンに歯合する駆動部と、この
駆動部にスリップ手段を介して結合する従動部とからな
るようにすると、モータがレリーズ方向へ回転したと
き、レリーズ部材が作動部材の係止を解除した後もなお
モータの回転が続いた場合でも、初段ギヤがスリップし
てモータの過回転によるレリーズ駆動系の破損を防止す
ることができる。
【0032】そして、上記のスリップ手段が、駆動部と
従動部との間に係着した摩擦板と、この摩擦板を介して
上記駆動部と従動部とを圧接させるばね部材とからなる
ようにすると、きわめて簡単な構成で作動確実で破損の
おそれのないスリップ機構を構成することができる。ま
た、上記のレリーズ装置において、爪車が、初段歯車の
突起部に係脱可能な突起部を有するようにすると、簡単
な構成で初段歯車との間に遊びを設けることができる。
【0033】さらに、上記のレリーズ装置において、レ
リーズ手段が、作動部材をチャージ状態で係止可能なメ
インレリーズレバーと、このメインレリーズレバー上に
軸着されたサブレリーズレバー及びこれらを付勢して作
動部材と爪車に係合させる主動ばね及び補助ばねとから
なるようにすると、爪車のチャージ方向への回転時には
サブレリーズレバーが逃げてメインレリーズレバーを静
止状態に保ち、爪車のレリーズ方向への回転時にはサブ
レリーズレバーを介してメインレリーズレバーをレリー
ズ方向へ駆動することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のチャージ完了状態を示
す斜視図である。
【図2】同じくそのチャージ用減速輪列の初段歯車と爪
車との関係を分離した状態で示す斜視図である。
【図3】同じくその断面図である。
【符号の説明】
1:ミラー 2:ミラーホルダ 4:第1のミラーアーム 6:第2のミラーアーム 9,12:ローラ軸 10:ミラー上げレバー 13:ミラー上げばね 14:ミラー下げばね 20:フォーカルプレンシャッタ 21:シャッタ基板 22:シャッタ駆動部 23:セットレバー 24:シャッタチャージレバー 30:モータ 31:減速輪列 32:チャージ歯車 33:シャッタチャージカム 34:セットカム 35:ミラーチャージカム 36:係止レバー 39:出力軸ピニオン 41:メインレリーズレバー 44:サブレリーズレバー 50:爪車 60:初段歯車 61:駆動歯車 62:従動ピニオン 64:板ばね 65:摩擦板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に回転させることにより減速輪列
    を介して作動部材をチャージするモータを、反対方向へ
    回転させることにより上記作動部材の係止を解除するよ
    うにしたカメラのレリーズ装置において、 上記減速輪列の初段歯車と同軸で所定の遊びを有して上
    記初段歯車と同動回転する爪車と、該爪車に係合しその
    チャージ方向回転時には退避しレリーズ方向回転時には
    上記爪車に駆動されて上記作動部材の係止を解くレリー
    ズ手段とを設けたことを特徴とするカメラのレリーズ装
    置。
  2. 【請求項2】 初段歯車は、モータの出力軸ピニオンに
    歯合する駆動部と、該駆動部にスリップ手段を介して結
    合する従動部とからなることを特徴とする請求項1記載
    のカメラのレリーズ装置。
  3. 【請求項3】 スリップ手段は、駆動部と従動部との間
    に係着した摩擦板と、該摩擦板を介して上記駆動部と上
    記従動部とを圧接させるばね部材とからなることを特徴
    とする請求項2記載のカメラのレリーズ装置。
  4. 【請求項4】 爪車は、初段歯車に突設した突起部に係
    脱可能な突起部を有することを特徴とする請求項1記載
    のカメラのレリーズ装置。
  5. 【請求項5】 レリーズ手段は、作動部材をチャージ状
    態で係止可能なメインレリーズレバーと、該メインレリ
    ーズレバーを係止方向へ付勢する主動ばねと、上記メイ
    ンレリーズレバーに軸着され一端を爪車に係合するサブ
    レリーズレバーと、該サブレリーズレバーを上記爪車方
    向へ付勢する補助ばねとからなることを特徴とする請求
    項1記載のカメラのレリーズ装置。
JP8074297A 1997-03-31 1997-03-31 カメラのレリーズ装置 Pending JPH10274804A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072304A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Olympus Imaging Corp 一眼レフカメラ
CN114877201A (zh) * 2022-07-06 2022-08-09 扬州市职业大学(扬州开放大学) 一种人工智能的实时监控装置

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