JP2873108B2 - ステッピングモ−タ駆動合焦撮影装置 - Google Patents

ステッピングモ−タ駆動合焦撮影装置

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JP2873108B2
JP2873108B2 JP7684991A JP7684991A JP2873108B2 JP 2873108 B2 JP2873108 B2 JP 2873108B2 JP 7684991 A JP7684991 A JP 7684991A JP 7684991 A JP7684991 A JP 7684991A JP 2873108 B2 JP2873108 B2 JP 2873108B2
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drive
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモ−タを
駆動源とし、自動合焦駆動した後シャッタを開閉駆動す
るステッピングモ−タ駆動合焦撮影装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、自動合焦撮影カメラは、レンズ
鏡筒を駆動して焦点調節した後にシャッタを開成するた
めのレリ−ズを外す操作が行なわれるものであり、レン
ズ鏡筒の駆動源とシャッタレリ−ズの駆動源とは別系列
で作動されていた。
【0003】
【従来技術の課題】これらの駆動源を、スプリングの張
力で行なうにしろ、またモ−タによって行なうにしろ、
別々に駆動源を用意することは構造を複雑にするととも
に、両者間の同期化のため組立での調整といった余分の
工程を必要とした。一方、機械的な同期化を避けるため
複数のモ−タを用い、CPUの指令でそれらのモ−タを
定められたシ−ケンスで駆動しようとする試みもある。
しかしながら、これは複数のモ−タとそれに伴う機構部
分により大型化するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の事情に鑑み、本発
のステッピングモ−タ駆動合焦撮影装置は、ステッピ
ングモータにより自動的に合焦した後シャッタを開閉駆
動するステッピングモ−タ駆動合焦撮影装置において、
一方向回転量で鏡筒の合焦位置を制御し、他方向回転量
でシャッタを制御するステッピングモ−タと、このステ
ッピングモ−タに連動してギヤ部を介して回動されるカ
ム部を有する駆動リングと、ラチェット部と係合部を有
し、この係合部を介して前記駆動リングと係合して回動
される合焦リングと、この合焦リングのラチェット部に
係合し合焦位置で前記合焦リングを係止するフック爪
と、前記駆動リングのカム部に係接して回動されるシャ
ッタ駆動レバーと、このシャッタ駆動レバーの回動量に
応じた開口を形成させるシャッタ羽根とを備え、 前記フ
ック爪は揺動可能に設けられ、合焦リングの回動時には
前記フック爪が前記ラチェット部で跳ね飛ばされるよう
に構成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。図1は本発明装置の初期状態を示す構成
図、図2は本発明装置の合焦駆動状態及びシャッタ開閉
状態を示す構成図、図3は駆動リングと合焦リングの復
帰動作を説明するための構成図、図4は一連の動作を説
明するタイムチャ−トである。先ず、構成について説明
すると、ステッピングモ−タ1は、図示しないCPU、
測光装置等により予め測距及び測光演算して定められた
回転ステップ数と駆動停止時間とで回転制御される。こ
のモ−タ1の回転は伝達用ギア群2〜6によって駆動リ
ング7に伝達される。駆動リング7には、合焦機構とシ
ャッタ機構とを作動させるリングで、伝達ギア6と噛合
するギア部7a、後述する合焦リング8を押動するピン
7b、さらに後述するシャッタ駆動レバ−11の回動を
制御するカム部7cとが設けられている。駆動リング7
と同心上を回動する合焦リング8には、合焦位置でフッ
ク爪10によって係止されるラチェット部8aと、駆動
リング7のピン7bに押動される係合部8bと、この8
bとラチェット部8a間に空所8cと、バネによって時
計方向の付勢力が与えられる突端8eと、この8eとラ
チェット部8a間に空所8dとが設けられている。この
合焦リング8は図示しない機構によってレンズ鏡筒を駆
動することができる。回転軸心11aを中心として、バ
ネによって時計方向に付勢されているシャッタ駆動レバ
−11には、駆動リング7のカム部7cと係合して反時
計方向回転するピン11b、シャッタ羽根12と係合し
てシャッタ羽根を回動するピン11cとが設けられてい
る。シャッタ羽根12は軸心12aを中心として、図2
上反時計方向回転して開口部13を開成し、時計方向回
転で閉成するものである。図を簡略化するために一枚の
み図示し、他は省略してある。
【0006】次に動作について、図4のタイムチャ−ト
を用いて説明する。図1の初期状態においては、ステッ
ピングモ−タ1が初期位置にあり、駆動リング7も初期
位置にあって、合焦リング8は係止ピン9に突端8eが
バネにより当接係止され、係合部8bが駆動リング7の
ピン7bに当接、もしくは、ある規定距離を維持して装
置全体が初期位置に維持されている。この状態から、図
示しないレリ−ズボタンが押圧されCPUの指令により
ステッピングモ−タ1が正回転すると、駆動リング7が
反時計方向回転を始める。それによって、駆動リング7
のピン7bが合焦リング8の接合部8bを押動し、合焦
リング8のラチェット部8aがフック爪10を跳ね退け
ながら反時計方向に回動を始める。予め図示しない測距
装置で測距され、CPUで演算された量だけ、あるいは
合焦信号が発生するまでモ−タ1が回転し、駆動リング
7が回動して合焦リング8を回動させ、合焦位置でCP
Uの指令でモ−タ1が停止する(図4、駆動リング及び
合焦リング、T0,T1)。次に、モ−タ1は逆転を始
め、駆動リング7は時計方向に回動を始めるが、合焦リ
ング8はフック爪10によって付勢力に抗して図2に示
すように合焦位置に係止される。駆動リング7が時計方
向に回動し初期位置(T2)に至ると、駆動リング7の
カム部7cがシャッタ駆動レバ−11のピン11bと係
接し、続く時計方向回転でピン11bを介してシャッタ
駆動レバ−11を反時計方向に回動させる。この回動は
ピン11cを介してシャッタ羽根12に伝達され、シャ
ッタ羽根12は軸12aを中心として反時計方向に回転
して開口部13を開成する。予め測光装置で測光され、
CPUで演算された量だけ駆動リング7が回動し、シャ
ッタ駆動レバ−11が駆動するとモ−タ1が停止(T
4)し、ついでモ−タ1が正転し駆動リング7が反時計
方向に回動し、シャッタ駆動レバ−11が付勢力によっ
て時計方向に回転して初期位置に至りシャッタ羽根12
は閉成する(T6)。 駆動リング7が初期位置に至っ
た後も、モ−タ1はさらに正転を続けるため駆動リング
7も反時計方向に回動し、ピン7bが合焦位置で係止さ
れている合焦リング8の接合部8bと当接(T8)して
合焦リング8を更に反時計方向に回動させる。図2の位
置から、合焦リング8はラチェット部8aでフック爪1
0を跳ねとばしながら反時計方向に回動し、合焦リング
8が図3に示すようにフック爪10がラチェット部8a
の端部を外れると空所8cに落込みモ−タ1は停止する
(T10)。その後モ−タ1は逆転し駆動リング7を時
計方向に回動させる。ピン7bに追従して合焦リング8
が付勢力によって時計方向に、ラチェット部8aによっ
てフック爪10を跳ねとばしながら回動する。モ−タ1
は所定のパルス数回転の後停止するので、駆動リング7
と合焦リング8は図1の初期位置に復帰する(T1
3)。尚、シャッタ開閉動作は、測光装置の測光量の多
少により、(A)T2→T4→T6のような閉→全開→
閉の作動の他、(B)T2→T3→T5のように全開に
至る前に閉成する場合、及び(C)T2→T4→T6の
ように全開状態を保持した後閉成する場合等がある。そ
して、前記(B)及び(C)の場合の駆動リング及び合
焦リングの動作は、(B)の場合は、駆動リング7はT
3→T9→T12と、合焦リング8はT7→T9→T1
2と駆動し、(C)の場合は、駆動リング7はT6→T
11→T14と、合焦リング8はT9→T11→T14
と駆動するものである。
【0007】
【効果】以上説明したように、本発明に係るステッピン
グモ−タ駆動合焦撮影装置は、ステッピングモ−タの一
方向回転で鏡筒の合焦位置を制御し、他方の回転でシャ
ッタの駆動を制御しているので、簡単な構成で小型なカ
メラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の初期状態を示す構成図である。
【図2】本発明装置の合焦駆動状態及びシャッタ開閉状
態を示す構成図である。
【図3】本発明装置の駆動リングの復帰動作を説明する
ための構成図である。
【図4】(a),(b),(c)は、本発明装置の一連
の動作を説明するタイムチャ−トである。
【符号の説明】
1 ステッピングモ−タ 2〜6 伝達用ギア 7 駆動リング 8 合焦リング 10 フック爪 11 シャッタ駆動レバ− 12 シャッタ羽根 13 開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステッピングモータにより自動的に合焦し
    た後シャッタを開閉駆動するステッピングモ−タ駆動合
    焦撮影装置において、 一方向回転量で鏡筒の合焦位置を制御し、他方向回転量
    でシャッタを制御するステッピングモ−タと、 このステッピングモ−タに連動してギヤ部を介して回動
    されるカム部を有する駆動リングと、 ラチェット部と係合部を有し、この係合部を介して前記
    駆動リングと係合して回動される合焦リングと、 この合焦リングのラチェット部に係合し合焦位置で前記
    合焦リングを係止するフック爪と、 前記駆動リングのカム部に係接して回動されるシャッタ
    駆動レバーと、 このシャッタ駆動レバーの回動量に応じた開口を形成さ
    せるシャッタ羽根とを備え、 前記フック爪は揺動可能に設けられ、合焦リングの回動
    時には前記フック爪が前記ラチェット部で跳ね飛ばされ
    るように構成した ことを特徴とするステッピングモ−タ
    駆動合焦撮影装置。」
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