JP5373499B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ用フォーカルプレンシャッタに関する。
最近のカメラ用フォーカルプレンシャッタには、先羽根(群),後羽根(群)といわれている二つのシャッタ羽根を備えたものと、一つのシャッタ羽根を備えたものとが知られており、前者のシャッタは、デジタルカメラにも銀塩フィルムカメラにも採用されているが、後者のシャッタは、デジタルカメラにだけ採用されている。また、いずれのシャッタも、各シャッタ羽根は、一端をシャッタ地板に枢着された複数のアームと、それらの自由端に向けて順に枢支された複数枚の羽根とで構成されていて、シャッタ地板と補助地板(カバー板ともいう)との間に構成された一つ又は二つの羽根室内に配置され、駆動部材の回転に連動して開閉作動を行うようになっている。
また、シャッタ地板には略中央部に撮影光路用の開口部が形成されていて、その開口部の側方領域には、板面をシャッタ地板と平行にし且つシャッタ地板との間に所定の空間を空けて支持板が取り付けられており、上記の駆動部材はその空間に配置されている。また、その空間には、通常、電磁石も配置されているが、その電磁石は、支持板に取付けられており、撮影時において、駆動部材の一方への回転を所定のタイミングで開始させるようにしている。
また、支持板にはプリント配線板が重合されており、そのプリント配線板には、上記の駆動部材の回転によって操作されるスイッチが取り付けられている。そして、下記の特許文献1には、そのスイッチを、フラッシュ同調用のスイッチとして構成したものが記載されているが、特許文献2には、そのようなスイッチを、駆動部材、ひいてはシャッタ羽根の誤動作を検出するスイッチとして用いることも可能であることが記載されている。
ところで、プリント配線板には、通常、硬質のガラスエポキシ銅張積層板(ガラエポ基板ともいう)が多く採用されいる。また、スイッチは、特許文献1にも明記されているように、二つの可撓性を有する接片部材で構成されており、それらの一端をプリント配線板に接合し、他端近傍には接点部を設けている。そして、それらの接片部材は、常態では、自己の弾性によって他端近傍の部位をプリント配線板の別々の端面に接触させ、両者の接点部を非接触状態にさせられており、駆動部材が一方方向へ回転して一方の接片部材を押すと、その接片部材は、プリント配線板の端面から離れてその接点部を他方の接片部材の接点部に接触させ、さらに、そのまま他方の接片部材を押してプリント配線板の端面から離反させるようにするが、その後、駆動部材が逆転すると、それらの接片部材は、各々の弾性によって常態に復帰するようになっている。
即ち、二つの接片部材は、撮影のたびに、プリント配線板の端面に対して接離を繰り返すことになる。ところが、硬質のプリント配線の場合には、ガラスエポキシ銅張積層板を用いているため、その接離の繰り返しにより、接片部材の当接する端面から微細な塵埃を発生させたり、端面の面状態を変えたりすることによって、スイッチの接触不良を生じさせたり、接触のタイミングずれを生じさせたりしてしまうことがある。そのため、そのような問題を解決するために、支持板に、合成樹脂製のスイッチ取付板とフレキシブルプリント配線板とを重合させ、二つの接片部材は、それらの一端をフレキシブルプリント配線板に接合し、他端近傍部をスイッチ取付板の端面に対して接離させるようにした構成が、下記の特許文献3に記載されている。
特開平8−201877号公報 特開2002−55377号公報 特開2004−212877号公報
ところで、言うまでもなく、上記のような構成のスイッチを好適に機能させるためには、二つの接片部材の接点部が、常に所定のタイミングで確実に接触させられるようにする必要がある。その点、特許文献3に記載の構成の場合には、二つの接片部材は、撮影の都度、合成樹脂製のスイッチ取付板の端面に接離するので、ガラスエポキシ銅張積層板を用いた場合のように、接離の繰り返しによって、端面から微細な塵埃を生じさせたり、端面の面状態を変えてしまったりすることがなく、好適に機能させることができる。
しかしながら、周知のように、この種の製品の場合には、部品の加工公差や組立公差によって、組立作業終了時には各々の製品に個体差が生じてしまう。そのため、特許文献3に記載の構成のように、カメラに組み込まれて市販されたあとでは何ら問題が生じない構成であっても、製作時には周知のように個体差が生じるため、組立終了段階で検査をし、必要に応じて調整作業を行う必要がある。その場合、従来は、作業者が接片部材の形状を微妙に調整し、所定の機能が得られるようにしていた。ところが、そのような作業は、部品段階で行うのであればともかくとして、組立状態で行う必要があるため、作業がしにくくて、熟練者でもを時間を要してしまうという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、フラッシュの発光や駆動部材の誤作動の検出などに用いられるスイッチ用の二つの接片部材が、シャッタ羽根の駆動部材の回転に対応して、双方の接点部を所定のタイミングで確実に接触できるようにするために、組立終了段階で行う個体差調整をし易くするようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、撮影光路用の開口部を有していて補助地板との間に少なくとも一つのシャッタ羽根を配置しているシャッタ地板と、前記開口部の側方領域において板面を平行にし所定の空間を空けて前記シャッタ地板に取り付けられている支持板と、前記支持板に重合されているプリント配線板と、前記空間に配置されていて自己の回転によって前記シャッタ羽根を作動させる少なくとも一つの駆動部材と、前記支持板に対して回転可能に取り付けられる取付部と該取付部の回転軸の軸方向に設けられている第1軸部及び第2軸部とを有しており該第1軸部と該第2軸部のうち一方は外周面が該回転軸を中心にした円周面として形成されていて他方は外周面が該回転軸からの距離が変化するカム面として形成されている絶縁材料製の調整軸部材と、一端を前記プリント配線板に接合され他端を自由端としており該自由端近傍には接点部と前記第1軸部の前記外周面に接離する被位置決め部とを有していて自己の弾性により該被位置決め部を前記第1軸部の前記外周面に接触させる習性を有している第1接片部材と、一端を前記プリント配線板に接合され他端を自由端としていてそれらの間に被押動部を有しており該自由端近傍には接点部と前記第2軸部の前記外周面に接離する被位置決め部とを有していて自己の弾性によって該被位置決め部を前記第2軸部の前記外周面に接触させる習性を有していると共に前記駆動部材によって該被押動部を押されたとき該接点部を前記第1接片部材の前記接点部に接触させ前記第1接片部材の前記被位置決め部を前記第1軸部の前記外周面から離反させる第2接片部材と、を備えていて、前記調整軸部材を回転させることによって、前記二つの接点部の接触のタイミングを調整できるようにする。
その場合、前記調整軸部材は、前記第1軸部と前記第2軸部とを前記取付部を間にして設けており、前記第1軸部と第2軸部のうち外周面が前記取付部の回転軸を中心にした円周面として形成されている方の軸部と、前記取付部とは、前記回転軸を中心とした同じ直径の円柱状に形成されているようにすると、加工上、有利になる。また、前記調整軸部材は、前記第1軸部と前記第2軸部とを前記取付部を間にして設けており、前記第1軸部と前記第2軸部のうち少なくとも一方の外周面は、前記回転軸から外周面までの距離が、前記取付部の場合と同じかそれより小さくなるように形成されているようにすると、支持板への取付け構成が好適になる。また、前記調整軸部材は、前記取付部が軸方向の一端側となり、前記第1軸部と前記第2軸部のいずれか一方が他端側となるように形成しても差し支えない。
また、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、前記プリント配線板が硬質のプリント配線板であって、前記調整軸部材が、該プリント配線板に取り付けられているようにしてもよいし、前記プリント配線板がフレキシブルプリント配線板であって、該フレキシブルプリント配線と前記支持板との間には補助板が重合されており、前記調整軸部材は、該補助板に取り付けられているようにしてもよい。
更に、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、また、前記第1接片部材と前記第2接片部材のうち少なくとも一方は、その接片部材の前記接点部と前記被位置決め部とが、それらの作動方向に所定の間隔を有して配置されるように形成されていると、前記被位置決め部が前記調整軸部材に当接したときに生じる微粉末が前記接点部に付着しにくくなる。
以上のように、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、フラッシュの発光や駆動部材の誤作動の検出などに用いることを可能とした二つの接片部材の自由端近傍に設けられている被位置決め部を、シャッタのセット状態では、それらの接片部材の弾性によって調整軸部材に設けられた円周面とカム面とに個別に接触させるようにし、その調整軸部材を回転させることによって、二つの接片部材の自由端近傍に設けられた接点部同士の間隔を変えられるようにしたから、組立終了段階における個体差調整を、熟練を要さずに極めて容易に行えるという特徴がある。
カメラに組み込んだとき、撮影レンズ側から見て左側の約半分を示した実施例の平面図であって、露光作動終了直後の状態を示したものである。 図1の要部を拡大して示した平面図である。 図2においては外形を想像線で示していた部材を実線で示した平面図である。 一部を断面で示し図3の略右側から見た側面図である。 実施例に用いられている調整軸部材を示したものであって、図5(a)は平面図であり、図5(b)は右半分を断面で示した側面図である。 セット状態における実施例を図1と同様にして示した平面図である。 撮影時における露光作動開始直前の状態を図1と同様にして示した平面図である。 実施例におけるスイッチの調整前の状態を示した平面図である。 図8の状態の調整後を示した平面図である。 実施例における調整軸部材の六つの変形例を示したものであって、図10(a)〜図10(c)は、各変形例を平面図で示したものであり、図10(d)〜図10(f)は、各変形例を側面図で示したものである。
本発明の実施の形態を、図示した実施例によって説明するが、その実施例は、特許文献1〜3に記載されているような、二つのシャッタ羽根を備えたフォーカルプレンシャッタとして構成したものである。そこで、実施例の説明後には、実施例のスイッチ機構に用いられている調整軸部材の変形例を説明した後、それらのスイッチ機構が一つのシャッタ羽根を備えたフォーカルプレンシャッタにも、駆動部材の誤動作を検出する機構として適用可能であることに言及する。
先ず、主に図1〜図5を用いて、本実施例の構成を説明するが、上記のように、図1は、カメラに組み込んだとき、撮影レンズ側から見て左側の約半分を示した平面図であって、露光作動終了直後の状態を示したものであり、図2は、図1の要部を理解し易くするために、図1の一部を拡大して示した平面図である。但し、図1及び図2の場合には、要部の構成を理解し易くするために、後述する支持板とプリント配線板については、外形だけを一点鎖線と二点鎖線で示している。そのため、図3では、図2における支持板とプリント配線板を明記した場合を示している。また、図4は、図3の略右側から見て、一部の構成部材を断面で示した側面図である。更に、図5は、本実施例におけるスイッチ機構の調整軸部材を示したものであって、図5(a)は平面図であり、図5(b)は右半分を断面で示した側面図である。
本実施例のシャッタ地板1は、合成樹脂製であって、周知のように、外形が全体として長方形をしていて、カメラ本体への複数の取付孔を有しているが、図1は、撮影レンズ側即ち被写体側から見て約左半分だけを示したものである。そのため、略中央部において長方形に形成されている撮影光路用の開口部1aも、左側の一部だけが示されており、カメラへの取付孔も二つ1b,1cだけが示されている。
シャッタ地板1の背面側には、各々所定の間隔を空けて、中間板2と補助地板3が順に取り付けられていて、シャッタ地板1と中間板2との間に先羽根の羽根室を構成し、中間板2と補助地板3との間に後羽根の羽根室を構成しているが、補助地板3は、図4にだけ示されている。そして、中間板2と補助地板3にも、シャッタ地板1の開口部1aと対向するところに、開口部1aとは形状が異なり、開口部1aよりも若干大きな開口部が形成されているが、図1には、それらのうち、中間板2に形成されている開口部2aの一部だけが示されている。
シャッタ地板1は、開口部1aの左側の領域に、円弧状をした二つの長孔1d,1eを有しており、それらの長さ方向の下端部には、平面形状がC字状をしている周知のゴム製の緩衝部材4,5が取り付けられている。また、中間板2と補助地板3にも、長孔1d,1eと対向するところに、略同じような形状をした長孔が形成されているが、図4においては、長孔1dと対向するところにおいて、中間板2に形成された長孔2bと、補助地板3に形成された長孔3aとが断面で示されている。
また、シャッタ地板1には、軸1f,1g,1h,1i,1j,1k,1mが立設されている。それらのうち、軸1f,1g,1jは、シャッタ地板1の表面側(撮影レンズ側)に立設され、軸1k,1mは、シャッタ地板1の背面側に立設されているが、軸1h,1iは、シャッタ地板1を貫通して表裏に存在するように立設されている。そして、軸1k,1mは、先端を、補助地板3に形成された孔に挿入しているが、図4には、軸1kのそのような状態が示されている。また、軸1h,1iは、シャッタ地板1の背面側では、先端を、補助地板3に形成された孔に挿入しているが、図4には、軸1hのそのような状態が示されている。
シャッタ地板1の表面側に立設されている軸1f,1gの先端には、ビス6,7によって、支持板8とプリント配線板9とが重ねて取り付けられているが、図1及び図2においては、シャッタ地板1側に配置されている支持板8の外形が一点鎖線で示され、撮影レンズ側に配置されているプリント配線板9の外形が二点鎖線で示されている。そして、上記の軸1h,1iの表面側の先端と、軸1jの先端は、各々、支持板8とプリント配線板9の両方に形成している孔に挿入されているが、図4には、それらのうち、軸1hの表面側の先端が、支持板8とプリント配線板9の両方の孔に挿入されている状態が示されている。
支持板8は、合成樹脂製でも構わない。しかし、本実施例の場合は金属製であって、複数の折曲部を有する複雑な形状をしているが、その基本的な形状は周知である。そのため、詳細な説明は省略するが、この支持板8は、シャッタ地板1側に曲げたあと、先端を開口部1a側に曲げて形成した二つのラチェット爪部8a,8bを有しているほか、シャッタ地板1側には先羽根用電磁石と後羽根用電磁石を取り付けている。そして、それらの電磁石は、周知のように、いずれも、二つの磁極部を有するコ字状の鉄芯部材と、その一方の磁極部に巻回したコイルとからなっていて、二つの磁極部がシャッタ地板1の垂直方向に一列に並ぶようにして取り付けられているが、図1においては、それらの鉄芯部材10,11だけが、支持板8と同様に一点鎖線で示され、図2においては、先羽根用電磁石の鉄芯部材10だけが同様にして示されている。
更に、この支持板8には、取付孔8c(図1,図6,図7では、符号を省略)が形成されていて、そこに調整軸部材12が取り付けられている。尚、本実施例では、このように、調整軸部材12が支持板8に取り付けられているが、本実施例の場合には、プリント配線板9が硬質のプリント配線であるため、支持板8に取り付ける場合と同様にして、調整軸部材12を、プリント配線板9に取り付けるようにしても差し支えない。
本実施例の調整軸部材12は、絶縁性を有する合成樹脂製であって、図5に示されているように、取付部12aを間にして、第1軸部12bと第2軸部12cとを有している。そして、取付部12aは、円形の外周面を有していて、その円形の中心を調整軸部材12の回転軸としており、支持板8の取付孔8cに圧入されている。また、第1軸部12bの外周面は、調整軸部材12の回転軸からの距離が変化するカム面として形成されているが、その回転軸からカム面までの距離は、取付部12aの半径よりも大きい。そして、第1軸部12bは、調整軸部材12の一方の端面となる平面部に直線状の溝12dを形成し、取付部12aと隣接するところには環状の溝12eを形成している。更に、第2軸部12cの外周面は、調整軸部材12の回転軸を中心にした円周面として形成されているが、その直径は取付部12aの直径よりも小さい。
そして、このような調整軸部材12は、取付部12aを支持板8の取付孔8cに圧入する際、その圧入によって発生する磨耗粉や、取付部12aの周面や取付孔8cの内面に付着していた微細なゴミを、環状の溝12eに収容するようになっており、圧入後は、回転させて、後述する二つの接片部材13,14間の間隔を調整してから、接着剤で支持板8に固定されている。尚、図面を見易くするために、図1〜図4,図6,図7,図8,図9においては、この調整軸部材12の溝12eの図示と符号を省略し、図1,図6,図7においては、調整軸部材12のその他の各部位の符号を省略してある。
上記した本実施例のプリント配線板9は、ガラスエポキシ銅張積層板を用いて製作されている。そして、そのプリント配線板9には、撮影レンズ側の面に配線パターンが形成されているが、図3においては、その配線パターンの図示を省略してある。そして、このプリント配線板9には、上記した図示していない先羽根用電磁石のコイルの二つの端子ピンと、後羽根用電磁石のコイルの二つの端子ピンが半田で接合されているが、図3の左上方領域には、先羽根用電磁石のコイルの二つの端子ピンの半田付け箇所が、斜線を施した円形で示されている。
また、図3,図4において分かり易く示されているように、このプリント配線板9には、リン青銅製であって可撓性を有する二つの接片部材13,14が取り付けられている。それらのうち、第1接片部材13は、その一端を、2箇所で半田付け(図3における斜線箇所)されていて、他端を自由端としているが、その自由端は二股に分かれていて、一方の先端近傍を接点部13aとし、他方の先端近傍を被位置決め部13bとしている。そして、図4から分かるように、接点部13aは、支持板8よりもシャッタ地板1側に存在しており、被位置決め部13bは、プリント配線板9より撮影レンズ側に存在している。
また、図3から分かるように、接点部13aが、被位置決め部13bよりも調整軸部材12側となるように形成されていて、第1接片部材13は、自己の弾性復元力によって被位置決め部13bを、調整軸部材12の第1軸部12bのカム面に接触させる習性を有している。尚、このように、本実施例では、接点部13aが、被位置決め部13bよりも調整軸部材12側となるように形成されているが、本発明は、このような形状に限定されるものではない。
他方、第2接片部材14は、その一端を、2箇所で半田付け(図3における斜線箇所)されていて、他端を自由端としており、その自由端近傍における隣接する二つの部位を、接点部14aと被位置決め部14bにしている。また、この第2接片部材14には、長さ方向の略中央部に、折り曲げ加工によって被押動部14cが形成されている。そして、この第2接片部材14は、自己の弾性復元力によって被位置決め部14bを、調整軸部材12の第2軸部12cの円周面に接触させる習性を有している。尚、図面を見易くするために、図1,図6,図7においては、二つの接片部材13,14の各部位の符号を省略してある。また、二つの接片部材13,14には、プリント配線板9への取付け部に円形の孔が形成されているが、これらの孔は、プリント配線板9へ接片部材13,14を半田付けするとき、治具のピンに嵌合させるための孔であって、プリント配線板9にも、これらの孔に対向するところに、同じような孔が形成されている。
尚、本実施例の場合には、硬質のプリント配線板9を支持板に重ねて配置している。しかし、硬質のプリント配線板9に代えて、フレキシブルプリント配線板を用いるようにすることも可能である。その場合、二つの接片部材13,14の一端を、単にフレキシブルプリント配線板に取り付けただけでは、二つの接片部材13,14の取付け状態が安定しなくなってしまう。また、フレキシブルプリント配線板が支持板8と完全に重なり合っている領域で取り付ければ、二つの接片部材13,14の取り付け状態は安定するが、本実施例の場合には、支持板8が金属製であるため、二つの接片部材13,14が支持板8に接触するおそれがあって好ましくない。そのため、フレキシブルプリント配線板を用いる場合には、フレキシブルプリント配線板と支持板8の間に絶縁性の補助板を重合させ、フレキシブルプリント配線板が補助板とだけ重なっているところで、二つの接片部材13,14を取り付けるのが好ましい。
次に、シャッタ地板1と支持板8との間において、シャッタ地板1に立設されている軸1h,1i,1jに取り付けられている部材を順に説明する。先ず、シャッタ地板1の軸1hには、図4に示されているように、先羽根用駆動部材15とラチェット車16とが、回転可能に取り付けられており、ラチェット車16の周面に形成されたラチェット歯16aには、図1及び図2に示されているように、支持板8に設けられた上記のラチェット爪部8aの先端が係合している。
また、図4にだけ示されているように、先羽根用駆動ばね17は、一端を先羽根用駆動部材15の図示していないばね掛け部に掛け、他端をラチェット車16に形成されたスリット状のばね掛け部16aに掛けているが、図1及び図2に示されているように、ラチェット車16は、ラチェット爪部8aによって反時計方向への回転を阻止されているため、先羽根用駆動部材15を時計方向へ回転させるように付勢している。そして、周知のように、先羽根用駆動ばね17の付勢力は、ラチェット歯16aとラチェット爪部8aとの係合位置を変えることによって調整が可能になっている。
先羽根用駆動部材15は、合成樹脂製であって、図2に分かり易く示してあるように、被押動部15a,駆動ピン15b,取付部15cを有している。そして、それらのうち、駆動ピン15bは、シャッタ地板1側に設けられていて、シャッタ地板1の長孔1dと中間板2の長孔2bとを貫通し、先端を補助地板3の長孔3aに挿入している。また、取付部15cは、支持板8側に厚く形成されていて、支持板8側の外部には押動部15を有しており、内部には鉄片部材18を備えている。
周知のように、鉄片部材18は、上記した先羽根用電磁石の鉄芯部材10の二つの磁極部に接触して吸着保持される鉄片部18aと、軸部18bと、頭部18cとからなっており、図示していない圧縮ばねの付勢力によって、鉄片部18aを、取付部15cの内部から突き出す方向に付勢されている。そのため、図2に示された状態においては、取付部15cの外側に存在している頭部18cが、その付勢力によって、取付部15cの側面に接触し、鉄片部18aを取付部15cの外部へ大きく突き出させている。尚、図面を分かり易くするために、図1,図6,図7においては、この鉄片部材18の各部位の符号を省略してある。
シャッタ地板1の軸1iには、図1に示されているように、後羽根用駆動部材19とラチェット車20とが、上記の先羽根用駆動部材15とラチェット車16の場合と同様にして、回転可能に取り付けられている。そして、ラチェット車20の周面に形成されたラチェット歯20aには、支持板8に設けられた上記のラチェット爪部8bの先端が係合している。また、図示していない後羽根用駆動ばねが、上記の先羽根用駆動ばね17の場合と同様にして、一端を後羽根用駆動部材19のばね掛け部に掛け、他端をラチェット車20のばね掛け部に掛けていて、後羽根用駆動部材19を時計方向へ回転させるように付勢している。
後羽根用駆動部材19は、合成樹脂製であって、被押動部19a,駆動ピン19b,取付部19cを有している。それらのうち、駆動ピン19bは、シャッタ地板1側に設けられていて、シャッタ地板1の長孔1eと、中間板2の図示していない長孔とを貫通し、先端を補助地板3の図示していない長孔に挿入している。また、取付部19cは、支持板8側に厚く形成されていて、内部に鉄片部材21を備えている。
鉄片部材21は、上記した後羽根用電磁石の鉄芯部材11の二つの磁極部に接触して吸着保持される鉄片部21aと、軸部21bと、頭部21cとからなっており、図示していない圧縮ばねの付勢力によって、鉄片部21aを、取付部21cの内部から突き出す方向に付勢されている。そのため、図2に示された状態においては、取付部21cの外側に存在している頭部21cが、その付勢力によって、取付部19cの側面に接触し、鉄片部21aを取付部19cの外部へ大きく突き出させている。
シャッタ地板1の軸1jには、図1及び図2に示されているように、合成樹脂製のセット部材22が回転可能に取り付けられている。このセット部材22は、先羽根用駆動部材15の被押動部15aを押す押動部22aと、後羽根用駆動部材19の被押動部19aを押す押動部22bと、図示していないカメラ本体側の部材によって押される被押動部22cとを有していて、図示していない復帰ばねによって反時計方向へ回転するように付勢されている。そして、図1及び図2においては、そのセット部材22が、図示していない復帰ばねの付勢力によって反時計方向へ回転させられ、初期位置で、図示していないストッパに当接して停止させられている状態が示されている。
次に、シャッタ地板1の背面側に設けられた二つの羽根室内に配置されている先羽根と後羽根の構成を説明するが、先ず、シャッタ地板1と中間板2の間に配置されている先羽根の構成を説明する。本実施例の先羽根は、二つの細長いアーム23,24と、3枚の羽根25,26,27とを備えている。それらのうち、アーム23は、その一端を、上記の軸1hに回転可能に取り付けられ、他端を自由端としており、明示されていない周知の孔に、上記の駆動ピン15bを嵌合させている。そのため、このアーム23は、先羽根用駆動部材15によって、一緒に往復回転させられる。他方、もう一つのアーム24は、その一端を、上記の軸1kに対して回転可能に取り付けられ、他端を自由端としている。そして、3枚の羽根25,26,27は、二つのアーム23,24の自由端に向けて順に、周知の連結軸部材を介して枢支されており、羽根27を先羽根のスリット形成羽根としている。
また、中間板2と補助地板3の間に配置されている後羽根は、二つの細長いアーム28,29と、3枚の羽根30,31,32とを備えている。それらのうち、アーム28は、その一端を、上記の軸1iに回転可能に取り付けられ、他端を自由端としており、明示されていない周知の孔に、上記の駆動ピン19bを嵌合させている。そのため、このアーム28は、後羽根用駆動部材19によって、一緒に往復回転させられる。他方、もう一つのアーム29は、その一端を、上記の軸1mに対して回転可能に取り付けられ、他端を自由端としている。そして、3枚の羽根30,31,32は、二つのアーム28,29の自由端に向けて順に、周知の連結軸部材を介して枢支されており、羽根32を後羽根のスリット形成羽根としている。尚、図4においては、これらの先羽根と後羽根の図示が省略されている。
次に、主に図1,図2,図6,図7を用いて、本実施例の作動を説明する。上記したように、図1及び図2は、露光作動終了直後の状態を示したものである。このとき、セット部材22は初期位置にある。また、先羽根用駆動部材15と後羽根用駆動部材19は、それらの駆動ピン15b,19bが緩衝部材4,5に当接して、時計方向への回転を停止させられている。そのため、先羽根の3枚の羽根25〜27は、それらの重なりを大きくした重畳状態となっていて、開口部1aの下方位置に格納されされており、後羽根の3枚の羽根30〜32は、それらの重なりを小さくした展開状態となって、開口部1aを覆っている。
また、図2に示されているように、このとき、先羽根用駆動部材15の押動部15dが第2接片部材14の被押動部14cを押しきって第2接片部材14を大きく撓ませているため、第2接片部材14の被位置決め部14bは、調整軸部材12の第2軸部12cから大きく離反させられており、それによって、第1接片部材13も、その接点部13aが第2接点部材14の接点部14aに押されることによって撓まされ、被位置決め部13bが調整軸部材12の第1軸部12bから離反させられている。
シャッタのセット作動は、このような図1及び図2の状態において、図示していないカメラ本体側の部材が、セット部材22の被押動部22cを押し、セット部材22を図示していない復帰ばねの付勢力に抗して時計方向へ回転させることによって行われる。セット部材22は、そのようにして回転させられると、先ず、押動部22aが先羽根用駆動部材15の被押動部15aを押し、先羽根用駆動部材15を、先羽根用駆動ばね17(図4参照)の付勢力に抗して反時計方向へ回転させ始める。
そのため、一方では、先羽根のアーム23が、先羽根用駆動部材15の駆動ピン15bによって反時計方向へ回転させられるので、先羽根の3枚の羽根25〜27は、水平な姿勢を保ったまま、隣接する羽根同士の重なりを小さくしつつ、全体として上方へ移動させられてゆく。また、他方では、先羽根用駆動部材15の押動部15dが第2接片部材14の被押動部14cから退いていくので、二つの接片部材13,14は、自己の弾性復元力で追従することにより、第1接片部材13は、被位置決め部13bを調整軸部材12の第1軸部12bに近づけてゆき、第2接片部材14は、被位置決め部14bを調整軸部材12の第2軸部12cに近づけてゆく。
その後、先羽根のスリット形成羽根である羽根27と、後羽根のスリット形成羽根である羽根32との重なりが所定量に達すると、セット部材22は、押動部22bが後羽根用駆動部材19の被押動部19aを押し、後羽根用駆動部材19を、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させ始める。それによって、後羽根のアーム28が、後羽根用駆動部材19の駆動ピン19bによって反時計方向へ回転させられ、後羽根の3枚の羽根30〜32は、水平な姿勢を保ったまま、隣接する羽根同士の重なりを大きくしつつ、全体として上方へ移動させられてゆく。
そして、その段階になると、先羽根用駆動部材15の押動部15dに追従していた二つの接片部材13,14は順に停止する。即ち、先ず、被位置決め部13bが調整軸部材12の第1軸部12bの周面に当接して、第1接片部材13が停止する。このとき、その当接によって微細な磨耗粉を発生させることがあるが、本実施例の場合には、図2から分かるように、接点部13aが、被位置決め部13bよりも調整軸部材12側となるように形成されているため、そのような磨耗粉が接点部13aに付着するようなことがなく、後述する撮影時において、第2接片部材14の接点部14aと接触不良を起こすようなことがない。このように、第1接片部材13が停止した後も、第2接片部材14は、先羽根用駆動部材15の押動部15dに対する追従を続け、その接点部14aが第1接片部材13の接点部13aから離れて作動を続けるが、その被位置決め部14bが調整軸部材12の第2軸部12cの周面に当接することによって停止する。
このようにして、二つの接片部材13,14が停止した後も、先羽根と後羽根は、各々の駆動部材15,19によって作動を続けていく。そして、後羽根の3枚の羽根30〜32が、それらの重なりを大きくした重畳状態となって、開口部1aの上方位置に格納され、先羽根の3枚の羽根25〜27が、それらの重なりを小さくした展開状態となって、開口部1aを覆った状態になると、二つの駆動部材15,19に取り付けられている鉄片部材18,21の鉄片部18a,21aが相次いで鉄芯部材10,11に接触する。
そのため、それ以後は、鉄片部材18,21は、駆動部材15,19と共に移動することができなくなるが、セット部材22は、その段階では停止せず、その後も、鉄片部材18,21を付勢している上記の図示していない圧縮ばねを圧縮させながら二つの駆動部材15,19を僅かに回転させて停止する。そして、セット部材22は、撮影が行われるまでその状態を保ち続ける。その状態が、図6に示されたセット状態であり、このとき、鉄片部材18,21の頭部18c,21cは、駆動部材15,19の取付部15c,19cから離れ、軸部18b,21bの一部を露出させた状態になっている。
次に、撮影時の作動を説明する。図6の状態において、カメラのレリーズボタンが押されると、先ず、図示していない先羽根用電磁石と後羽根用電磁石のコイルに通電され、鉄片部材18,21が、鉄芯部材10,11に吸着保持される。そして、その直後には、図示していないカメラ本体側の部材が、セット部材22の被押動部22cから退いて行くので、セット部材22は、図示していない復帰ばねの付勢力によって反時計方向へ回転させられ、初期位置で図示していないストッパに当接して停止させられる。
このようなセット部材22の復帰過程において、セット部材22の押動部22a,22bは、駆動部材15,19の被押動部15a,19aから離れていくため、先羽根用駆動部材15は、先羽根用駆動ばね17の付勢力と、セット作動の最終段階で圧縮させられた図示していない圧縮ばねの付勢力とによって時計方向へ回転させられ、後羽根用駆動部材19は、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力と、セット作動の最終段階で圧縮させられた図示していない圧縮ばねの付勢力とによって時計方向へ回転させられるが、それらの回転は、取付部15c,19cが、鉄片部材18,21の頭部18c,21cに当接することによって、直ちに停止させられる。図7は、そのようにして停止させられた状態を示したものであって、この停止位置が、各駆動部材15,19、並びに先羽根,後羽根にとっての露光作動開始位置である。
このような図7の状態が得られると、先羽根用電磁石のコイルに対する通電と、後羽根用電磁石のコイルに対する通電とが順に断たれ、先羽根用駆動部材15と後羽根用駆動部材19が、先羽根と後羽根を伴って露光作動を順に開始することになる。そして、周知のように、一般には、先羽根が開口部1aを全開にする前に、後羽根による閉じ作動を開始させることが多いが、以下においては、必ず先羽根が開口部1aを全開にした後に、後羽根に閉じ作動を行わせるようにした、フラッシュモードでの撮影をする場合で説明する。
図7の状態が得られた後、先ず、先羽根用電磁石のコイルに対する通電が断たれると、鉄片部材18に対する鉄芯部材10の吸着力がなくなるため、先羽根用駆動部材15は、先羽根用駆動ばね17の付勢力によって、時計方向へ急速に回転させられる。そのため、先羽根のアーム23は、駆動ピン15bによって時計方向へ回転させられ、先羽根の3枚の羽根25〜27は、隣接する羽根との重なりを大きくしつつ全体として下方へ移動してゆき、開口部1aを上方から下方へ向けて開いていく。
その後、先羽根が開口部1aを全開にする直前になると、先羽根用駆動部材15の押動部15dが第2接片部材14の被押動部14cを押して、被位置決め部14bを調整軸部材12の第2軸部12cから離反させ、接点部14aを第1接片部材13の接点部13aに接触させる。そして、押動部15dは、その後も第2接片部材14の被押動部14cをさらに押すので、第2接片部材14の接点部14aが第1接片部材13の接点部13aを押ことによって、第1接片部材13の被位置決め部13bを調整軸部材12の第1軸部12bから離反させる。
このようにして、二つの接点部13a,14aが接触すると、フラッシュが発光するが、その発光したときには、既に、先羽根用駆動部材15は、その駆動ピン15bが緩衝部材4に当接して停止させられ、先羽根の3枚の羽根25〜27は、重畳状態になって開口部1aの下方位置で格納状態になっている。従って、フラッシュは、開口部1aが全開状態のときにが発光し、露光むらが生じない。
上記のようにして、フラッシュが発光した後、今度は、後羽根用電磁石のコイルに対する通電が断たれる。そのため、後羽根用駆動部材19が、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力によって時計方向へ回転させられ、駆動ピン19bによって後羽根のアーム28を時計方向へ回転させるので、後羽根の3枚の羽根30〜32は、隣接する羽根との重なりを小さくしつつ全体として下方へ移動してゆき、開口部1aを上方から下方へ向けて閉じていく。そして、3枚の羽根30〜32が展開状態となって開口部1aを完全に閉鎖すると、その直後に、駆動ピン19bが緩衝部材5に当接することによって後羽根用駆動部材19の回転が停止し、それによって後羽根の作動も停止する。その状態が、図1及び図2に示された状態である。
尚、上記の作動説明においては、本実施例におけるスイッチ機構が、フラッシュ同調スイッチとして機能する場合を説明したが、特許文献2にも記載されているように、制御回路の設計次第では、先羽根用駆動部材15の誤動作を検出させるようにすることも可能である。即ち、電池の消耗などによって、図6の状態において、鉄芯部材10が鉄片部材18を吸着保持できない場合には、所定のタイミングよりも早く、先羽根用駆動部材15が回転を開始してしまい、二つの接点部13a,14aを所定のタイミングよりも早く接触させてしまうことになる。従って、そのときの撮影がフラッシュモードであるかないかに関係なく、レリーズ後、所定のタイミングよりも早く二つの接点部13a,14aが接触したことによって、撮影者に誤作動であったことを認識させることができるようになる。
ところで、周知のように、フラッシュは、先羽根が開口部1aを全開にした後であって、後羽根が開口部1aを閉じ始める前の極めて僅かな時間内に発光させる必要がある。そのため、二つの接片部材13,14の接点部13a,14aを接触させるタイミングが非常に重要になる。ところが、既に説明したように、製作時には個体差が生じ、接触のタイミングのずれたものが組み立てられてしまうことがある。しかも、従来は、二つの接片部材は、それらの被位置決め部を、プリント配線板などに当接させるようにしていた。そのため、従来は、組立後において、そのタイミングのずれをなくすためには、ピンセットなどを用いて、接片部材13,14の少なくとも一方を塑性変形させて調整せざるを得なかった。しかしながら、そのような調整方法は、接片部材13,14の取付け位置などから作業がしにくく、しかも、接片部材の性格上、そのような変形作業をそう何回も繰り返すわけにはいかないため、熟練を要するという問題があった。
しかしながら、本実施例の場合には、その調整が簡単に行えるようになっている。そこで、本実施例の場合における調整法方を、シャッタのセット状態で示した図8及び図9を用いて説明する。既に説明したように、本実施例の調整軸部材12は、支持板8の取付孔8cに対し取付部12aを圧入している。また、その圧入時には、微細なゴミなどが、環状の溝12eに収容されることも説明したが、本発明は、そのように、環状の溝12eを形成することは必須でない。
そして、調整軸部材12を圧入するに際しては、どのような回転状態で圧入しても構わない。そこで、とりあえず、調整軸部材12を、圧入によって支持板8に組み付けた状態の一例を図8に示したが、この状態は、第1接片部材13の接点部13aと第2接片部材14の接点部14aとの間隔が一番大きい場合である。そのため、当然のことながら、上記のような撮影時の作動においては、二つの接点部13a,14aの接触するタイミングは、要求されているタイミングよりも遅くなる。
そこで、そのような場合には、例えばマイナスドライバーを溝12dに挿入して、調整軸部材12を回転させ、二つの接点部13a,14aの間隔を小さくする。そして、何回か回転角度を変えてシャッタを作動させ、タイミングの適否を測定器による測定結果で判断しながら、最適な間隔を得た状態が、図9に示されている。本実施例の場合は、この状態を得た後、調整軸部材12を接着剤で支持板8に固定している。尚、このことからも分かるように、本実施例の調整軸部材12は、第2軸部12cの外周面が、調整軸部材12の回転軸(即ち、取付部12aの回転軸)を中心にした円周面として形成され、しかも、第2軸部12cは、取付部12aよりも直径の小さな円筒状に形成されているが、本発明は、このような形状に限定されず、第2軸部12cの直径が取付部12aの直径と同じになるようにし、両者を一つの円柱状となるように形成しても構わない。
このように、本実施例の調整方法によれば、調整軸部材12を回転させるだけで、両者の間隔を変えるようにしているので、従来のように、接片部材を塑性変形させる必要がないので、その調整作業で不良品を出してしまうようなこともなく、また第1軸部12bのカム形状によって間隔が連続的に変化するので調整作業が簡単であり、熟練した作業者でなくても短い時間で調整作業が行えるようになる。また、本実施例の場合には、従来の構成に比べて、調整軸部材12を必要とすることになるが、上記のように、二つの接片部材13,14を両方とも調整軸部材12に接触させるようにし、その状態のままで相対的な間隔調整が行えるようにしているので、従来のように、被位置決め部13b,14bの当接する部位をプリント配線板などに複雑な形状にして設ける必要がなくなり、プリント配線板などのコストは低減される。従って、本実施例の構成は、総合的には、従来よりも低コストになる。
尚、本実施例では、調整軸部材12を支持板8に取り付けるにあたって、調整軸部材12の取付部12aを支持板8の取付孔8cに圧入しているが、取付部12aの外周面に雄ねじを形成し取付孔8cの内周面に雌ねじを形成することによって、両者を螺合させるようにしても構わない。その場合、調整作業によって、調整軸部材12が軸方向へ移動することになるが、その移動量は僅かにすることが可能であるため、実用上は問題がない。また、本実施例では、調整時に、ドライバーなどによって調整軸部材12を回転させることを可能にしているが、ピンセットなどで、第1軸部12bを挟んで回転させるようにしても構わないし、場合によっては指で回転させるようにしても構わない。更に、本実施例では、第1軸部12bの方にカム面を形成しているが、第2軸部12cの方にカム面を形成しても構わない。更にまた、本実施例では、調整軸部材12を撮影レンズ側から圧入しているが、二つの接片部材13,14の形状を変えることによって、シャッタ地板1側から圧入するようにしても構わない。そして、ここで述べたことは、以下に説明する調整軸部材12の変形例についても言えることである。
次に、図10を用いて、上記の実施例に用いられている調整軸部材12の六つの変形例を説明する。先ず、図10(a)に示されている調整軸部材42の場合は、取付部42a,第2軸部42c,溝42dは、実施例の調整軸部材12の場合と実質的に同じ形状であるが、第1軸部42bの形状が、回転軸とは異なる軸を中心にした円形をしている。また、図10(b)に示されている調整軸部材52の場合は、取付部52a,第1軸部52b,第2軸部52cは、実施例の調整軸部材12の場合と実質的に同じ形状であるが、溝52dの形状が、十字状をしている。
また、図10(c)に示されている調整軸部材62の場合も、取付部62a,第1軸部62b,第2軸部62cは、実施例の調整軸部材12の場合と実質的に同じ形状であるが、溝62dの形状が、六角形状をしている。また、図10(d)に示されている調整軸部材72の場合は、第1軸部72b,第2軸部72cは、実施例の調整軸部材12の場合と実質的に同じ形状であるが、取付部72aの半径が、回転中心からの第1軸部72bの最大寸法よりも大きくなっている。
また、図10(e)に示されている調整軸部材82の場合は、取付部82a,第1軸部82b,第2軸部82cは、個々には、実施例の調整軸部材12の場合と実質的に同じ形状であるが、取付部82aと第1軸部82bの形成位置が入れ替っている。尚、この場合には、図10(d)に示された変形例のように、取付部82aの半径を、回転中心からの第1軸部82bの最大寸法より大きくしても構わない。更に、図10(f)に示されている調整軸部材92の場合は、取付部92a,第1軸部92b,第2軸部92cは、個々には、実施例の調整軸部材12の場合と実質的に同じ形状であるが、第2軸部92cが取付部92aと第1軸部92bとの間に形成されている。尚、この場合には、取付部92aの半径を、第2軸部92cの半径より小さくしてもよいし、回転中心からの第1軸部92bの最大寸法より大きくしても構わない。
次に、本発明を、シャッタ羽根を一つだけ備えたフォーカルプレンシャッタとして実施する場合を説明する。この種のフォーカルプレンシャッタは、デジタルカメラに採用されており、周知のように、通常、シャッタ羽根は、撮影前から撮影光路用の開口部を全開にしていて、撮影時には、そのままの状態で撮影が開始され、撮影終了時において、撮影光路用の開口部を閉鎖するようにしている。そのため、シャッタ羽根を一つだけ備えたフォーカルプレンシャッタは、上記の実施例において、作動上で先羽根と関連する構成を取り除いた構成をしているものと考えればよい。
そこで、そのような構成のシャッタに、本発明を適用する場合には、上記の実施例における後羽根用駆動部材19に、先羽根用駆動部材15の押動部15dに相当する押動部を設けると共に、接片部材14がその押動部によって押され得るように、調整軸部材12と二つの接片部材13,14の位置を移動させればよいことになる。それによって、電池の消耗などを原因とした、駆動部材とシャッタ羽根の誤動作を検出できるようになる。
1 シャッタ地板
1a,2a 開口部
1b,1c,8c 取付孔
1d,1e,2b,3a 長孔
1f,1g,1h,1i,1j,1k,1m 軸
2 中間板
3 補助地板
4,5 緩衝部材
6,7 ビス
8 支持板
8a,8b ラチェット爪部
9 プリント配線板
10,11 鉄芯部材
12,42,52,62,72,82,92 調整軸部材
12a,15c,19c,42a,52a,62a,72a,82a,92a 取付部
12b,42b,52b,62b,72b,82b,92b 第1軸部
12c,42c,52c,62c,72c,82c,92c 第2軸部
12d,12e,42d,52d,62d 溝
13 第1接片部材
13a,14a 接点部
13b,14b 被位置決め部
14 第2接片部材
14c,15a,19a,22c 被押動部
15b、19b 駆動ピン
15d,22a,22b 押動部
16,20 ラチェット車
16a,20a ラチェット歯
16b ばね掛け部
17 先羽根用駆動ばね
18,21 鉄片部材
18a,21 鉄片部
18b,21b 軸部
18c,21c 頭部
19 後羽根用駆動部材
22 セット部材
23,24,28,29 アーム
25,26,27,30,31,32 羽根

Claims (7)

  1. 撮影光路用の開口部を有していて補助地板との間に少なくとも一つのシャッタ羽根を配置しているシャッタ地板と、前記開口部の側方領域において板面を平行にし所定の空間を空けて前記シャッタ地板に取り付けられている支持板と、前記支持板に重合されているプリント配線板と、前記空間に配置されていて自己の回転によって前記シャッタ羽根を作動させる少なくとも一つの駆動部材と、前記支持板に対して回転可能に取り付けられる取付部と該取付部の回転軸の軸方向に設けられている第1軸部及び第2軸部とを有しており該第1軸部と該第2軸部のうち一方は外周面が該回転軸を中心にした円周面として形成されていて他方は外周面が該回転軸からの距離が変化するカム面として形成されている絶縁材料製の調整軸部材と、一端を前記プリント配線板に接合され他端を自由端としており該自由端近傍には接点部と前記第1軸部の前記外周面に接離する被位置決め部とを有していて自己の弾性により該被位置決め部を前記第1軸部の前記外周面に接触させる習性を有している第1接片部材と、一端を前記プリント配線板に接合され他端を自由端としていてそれらの間に被押動部を有しており該自由端近傍には接点部と前記第2軸部の前記外周面に接離する被位置決め部とを有していて自己の弾性によって該被位置決め部を前記第2軸部の前記外周面に接触させる習性を有していると共に前記駆動部材によって該被押動部を押されたとき該接点部を前記第1接片部材の前記接点部に接触させ前記第1接片部材の前記被位置決め部を前記第1軸部の前記外周面から離反させる第2接片部材と、を備えていて、前記調整軸部材を回転させることによって、前記二つの接点部の接触のタイミングを調整できるようにしたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記調整軸部材は、前記第1軸部と前記第2軸部とを前記取付部を間にして設けており、前記第1軸部と第2軸部のうち外周面が前記取付部の回転軸を中心にした円周面として形成されている方の軸部と、前記取付部とは、前記回転軸を中心とした同じ直径の円柱状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記調整軸部材は、前記第1軸部と前記第2軸部とを前記取付部を間にして設けており、前記第1軸部と前記第2軸部のうち少なくとも一方の外周面は、前記回転軸から外周面までの距離が、前記取付部の場合と同じかそれより小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  4. 前記調整軸部材は、前記取付部が軸方向の一端側となり、前記第1軸部と前記第2軸部のいずれか一方が他端側となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  5. 前記プリント配線板が硬質のプリント配線板であって、前記調整軸部材が、該プリント配線板に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  6. 前記プリント配線板がフレキシブルプリント配線板であって、該フレキシブルプリント配線と前記支持板との間には補助板が重合されており、前記調整軸部材は、該補助板に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  7. 前記第1接片部材と前記第2接片部材のうち少なくとも一方は、その接片部材の前記接点部と前記被位置決め部とが、それらの作動方向に所定の間隔を有して配置されるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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