JP4439130B2 - シャッタ用スイッチの製造方法。 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシャッタ用シャッタのスイッチの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、開放羽根と閉鎖羽根により露出制御するシャッタがある。レリーズスイッチが押されて露出の際には、シャッタ駆動機構中の開放レバーの揺動に連動して、まず、開放羽根がシャッタ開口から退避して開口を開け、次に閉鎖レバーの揺動に連動して閉鎖羽根がシャッタ開口を覆って露出を終了させる。この開放レバーによる開放動作を、シャッタ用スイッチにより検知して、フラッシュをたくタイミングや、これに続いて閉鎖レバーを駆動して閉鎖羽根によりシャッタ開口を閉鎖するタイミングを検出する基準とする。
【0003】
このシャッタ用スイッチは、図6及び図7に示しているように、固定接片13と可動接片14とからなる。固定接片13及び可動接片14の接点部13a,14aは、固定部13b,14bから延伸させて弾性変形可能に形成してある。固定部13b,14bは固定ピン15,16で回路基板12に固定してあり、立ち曲げ部13c,14cを回路基板12の所定の配線パターンにはんだ付けして導通部19,18としてある。
【0004】
可動接片14の接点部14aを固定接片13の接点部13aに弾接させるために、開放羽根を駆動する開放レバー17に接点駆動ピン17aを設ける。図7に示すように開放レバー17を揺動させて駆動部20を介して開放羽根をシャッタ開口から退避させた際には、この接点駆動ピン17aによって可動接片14の接点部14aを撓ませて固定接片13の接点部13aに弾接させ、スイッチをオン状態にする。
【0005】
スイッチのオン位置を微調整可能な構成として、回路基板12には偏心ピン11aを突設させた調整部材11が回路基板12にかしめて設けられている。そして、固定接片13と可動接片14は固定ピン15,16と導通部19,18とで回路基板12に固定して設けられている。位置調整に際して、まず、接点調整用機器から回路基板12の適切な配線パターンに通電して導通部18,19を介して固定接片13、可動接片14を通電状態にしておく。そして、マイナスドライバのような治具を使い調整部材11を回転させて偏心ピン11aの位置を移動させて、接点部13aを押して接点部13aを揺動する。接点部13aと14aとの弾接位置を所望の位置に微調整できたら、治具及び接点調整用機器を外す。調整部材11は回路基板12にある程度きつくかしめられているので、治具を外してもその位置で固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構成では、調整時に、固定接片及び可動接片には導通する必要があるので導通部18,19をはんだ付けして固定部13b、14bを回路基板12に固定する必要があった。このため、固定接片13の位置を微調整するための構成として、偏心ピン11aを突設させた調整部材11を用いている。つまり、シャッタの駆動には直接には関係しない調整部材11を設ける必要があった。この調整部材11は、高価であり、取り付けの構造も複雑になり、調整部材用のスペースも必要であるという問題点がある。
そこで本発明は、偏心ピンを突設させた調整部材を用いないで、簡単な構成により固定接片と可動接片との両接点部の接触位置の調整を可能にし、コストの低減を達成する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のシャッタ用スイッチの製造方法は、配線パターンが設けられている取り付け板と、接点部を有し配線パターンに導通してある固定接片と、接点部を有し配線パターンに導通してある可動接片と、両接点部を接触させるためにシャッタ羽根の作動に伴って作動される接点駆動部とが備わっており、接点駆動部は、露光時のシャッタ羽根の作動に伴って可動接片の接点部を固定接片の接点部に接触させるものであり、固定接片には、取り付け板に係合可能な位置決め用の立ち曲げ部が設けてあり、固定接片は、立ち曲げ部が取り付け板に係合する状態で固定部材により取り付け板に揺動可能に取り付けられ、この取り付け状態で揺動されて両接点部の接触位置を調整し、調整後に立ち曲げ部を配線パターンに導通させた状態で取り付け板に固定されることを特徴としている。この構成により接点部の接触位置の調整を低コストで達成できる。固定部材は導電性部材で形成してあり、両接点部の接触位置の調整時に固定接片に導通されることが好ましい。立ち曲げ部は、固定接片に複数設けられており、立ち曲げ部の少なくとも1つを配線パターンに導通させることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、シャッタ開口1aを有する基板1には、所定の間隔をおいて取り付け板である回路基板2が対向し、この回路基板2の上面に配線パターン2a(図4,5図示)を形成してある。シャッタ用スイッチはこの回路基板2に設けてあり、固定接片3と可動接片4とからなる。
【0009】
図4に示すように、固定接片3はL字状に屈曲させてあり、下方に延伸する部分を接点部3aとし、回路基板2に対接する部分を固定部3bとしている。可動接片4も同様にL字状に屈曲させてあり、下方に延伸する部分を接点部4aとし、回路基板2に対接する部分を固定部4bとしている。固定接片3及び可動接片4は、図1に示すように固定部材5,6により回路基板2にそれぞれ固定され、接点部3aと接点部4aとを所定の間隔をおいて対向位置させている。固定接片3には相互に離れた位置に立ち曲げ部3c,3dが設けてあり、位置決めと同時にいずれか一方を導通部にしてある。可動接片4にも相互に離れた位置に立ち曲げ部4c,4dが設けてあり、位置決めと同時にいずれか一方を導通部にしてある。即ち、立ち曲げ部4c,4dはいずれも回路基板2を貫通しており、いずれか一方の立ち曲げ部、例えば立ち曲げ部4cが配線パターン2aの所定の端子部にはんだ付けされて導通部8(図4図示)となっている。
【0010】
図1に示すように、可動接片4の接点部4aを固定接片3の接点部3aに接触させるために、例えば開放レバー7aの作動に伴って作動される接点駆動部7が備わっている。接点駆動部7は、開放羽根を開閉駆動する開放レバー7aに立設してある。開放レバー7aを揺動させて開閉レバー7a図示しない羽根駆動部を介して開放羽根をシャッタ開口1aから退避させた露光時には、図3に示すようにこの接点駆動部7によって可動接片4の接点部4aを前進させ、固定接片3の接点部3aに接触させ、スイッチをオン状態にする。
【0011】
スイッチのオン位置、即ち両接点部3aと4aとの接触位置を調整する構成について説明する。図2に示すように、固定接片3は、最初、導電性部材で形成してある固定部材5により回路基板2に揺動可能にかしめられている。1点でかしめられている部材は、ある程度以上の力を加えるとかしめ部分を中心に回転可能となるので、この段階では固定接片3は揺動可能である。回路基板2には、位置決め用の凹部2c,2dが形成してあり、固定接片3の立ち曲げ部3c,3dを、この凹部2c,2dに接してはいないが係合状態で位置させてある。
【0012】
固定接片3の位置調整は、可動接片4が固定部材6により回路基板2に設けられ、立ち曲げ部4c,4dがはんだ付けされて回路基板2に固定され、固定接片3が固定部材5により回路基板2に揺動可能に設けられている状態で行う。位置調整のために図示しない調整用機器を用いて固定接片3及び可動接片4に導通する必要があるが、可動接片4はすでに回路基板2にはんだ付けにより導通可能に固定されているため、回路基板2の適切な配線パターンから可動接片4に電流を流すことができる。また、固定接片3は調整段階ではまだ、回路基板2の配線パターンとは導通していないが、固定部材5が導電性部材であるためこの固定部材5に通電することにより固定接片3と可動接片4とを導通可能にしている。
このため、固定接片3の位置調整時には、調整用機器を可動接片4に導通可能な適切な配線パターンと固定部材5とに導通させている。
【0013】
開放レバー7aを揺動させて接点駆動部7により可動接片4の接点部4aを前進させ、固定接片3の接点部3aに接触させる。図3に示すように通電状態で固定接片3を固定部材5中心に揺動させ、接点部4aと接点部3aの接触状態が最適の位置を見つける。この位置で固定接片3の立ち曲げ部3c,3dをはんだ付けして回路基板2に固定すると共に、立ち曲げ部のいずれか一方、例えば立ち曲げ部3cは、配線パターン2aの所定の端子部にはんだで導通されており、これが固定接片3の導通部9となる。
【0014】
このように固定接片3を位置調整して固定すると、図3のように開放レバー7aを揺動させて駆動ピン7により可動接片4を前進させ、固定接片3の接点部3aに接触させた際には、図5のように接点部3a,4aが最適の状態で接触するので、配線パターン2aから、導通部8、可動接片4、固定接片3、導通部9を経て配線パターン2aに至る回路を、接点部3a,4aからなるシャッタ用スイッチで閉じるタイミングを常に均一にできる。したがってフラッシュをたくタイミングやシャッタ開口を閉じるタイミング等の撮影動作のタイミングが正確に行える。
【0015】
本実施の形態では、固定接片3の立ち曲げ部3c,3dのいずれか一方を配線パターンと導通させたが、これに限るものではなく、立ち曲げ部3c、3d共に配線パターンに導通させるようにしてもよい。このようにすると、固定接片3自身を回路パターンの1部として利用することができ、配線パターンの引き方に自由度が増す。また、配線パターンも固定接片分ひかなくてすむのでその分スペースを縮小でき回路基板2の小型化に寄与することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明のシャッタ用スイッチの製造方法により製造されたシャッタ用スイッチは、固定接片と可動接片との両接点部の接触位置の調整を簡単な構成により可能にでき、撮影動作のタイミングを常に均一にできる。また、偏心ピンを突設した調整部材を用いないのでコストを低減でき、小型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるシャッタ用スイッチを備えたシャッタ駆動機構の平面図である。
【図2】同、シャッタ用スイッチがオフ状態の拡大平面図である。
【図3】同、シャッタ用スイッチがオン状態の拡大平面図である。
【図4】同、シャッタ用スイッチがオフ状態の拡大正面図である。
【図5】同、シャッタ用スイッチがオン状態の拡大正面図である。
【図6】従来のシャッタ用スイッチがオフ状態の拡大平面図である。
【図7】従来のシャッタ用スイッチがオン状態の拡大平面図である。
【符号の説明】
2 取り付け板(回路基板)
2a 配線パターン
3 固定接片
3a 接点部
3c,3d 立ち曲げ部
4 可動接片
4a 接点部
5 固定部材
7 接点駆動部

Claims (3)

  1. 配線パターンが設けられている取り付け板と、接点部を有し前記配線パターンに導通してある固定接片と、接点部を有し前記配線パターンに導通してある可動接片と、前記両接点部を接触させるためにシャッタ羽根の作動に伴って作動される接点駆動部とを有するシャッタ用スイッチの製造方法において、
    前記接点駆動部は、露光時の前記シャッタ羽根の作動に伴って前記可動接片の接点部を前記固定接片の接点部に接触させるものであり、
    前記固定接片には、前記取り付け板に係合可能な位置決め用の立ち曲げ部が設けてあり、
    前記固定接片は、前記立ち曲げ部が前記取り付け板に係合する状態で固定部材により前記取り付け板に揺動可能に取り付けられ、この取り付け状態で揺動されて前記両接点部の接触位置を調整し、調整後に前記立ち曲げ部を前記配線パターンに導通させた状態で取り付け板に固定されることを特徴とするシャッタ用スイッチの製造方法
  2. 請求項1において、前記固定部材は導電性部材で形成してあり、前記両接点部の接触位置の調整時に前記固定接片に導通されることを特徴とするシャッタ用スイッチの製造方法
  3. 請求項1または2において、前記立ち曲げ部は、前記固定接片に複数設けられており、前記立ち曲げ部の少なくとも1つを前記配線パターンに導通させることを特徴とするシャッタ用スイッチの製造方法
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