JP4100763B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラに関し、特にレリーズスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的なカメラのレリ−ズスイッチは、単にシャッタ−動作のためのスイッチだけでなく、シャッタ動作前には測光動作や焦点検出動作を行わせるためのスイッチも備えた、2段押し式のスイッチで構成されている。
【0003】
しかし、この様な2段押し式のレリ−ズスイッチはカメラの操作に慣れていない初心者などが、カメラを操作するような場合には、レリ−ズボタンを半押しすることで、測光動作や焦点検出動作を開始する第1スイッチがONするまでの第1ストロ−クと、その後更にレリ−ズボタンを押し込むことでシャッタ−動作を開始する第2スイッチがONするまでの第2ストロ−クの、両方のストロ−クの量を長く設定する事により、確実な操作が可能となる。
【0004】
しかしながら一方、シャッタ−チャンスを重視するような使用者の場合には、レリ−ズボタン半押し状態のまま(第1スイッチがON)でシャッタ−チャンスを待ち、シャッタ−チャンスの瞬間にシャッタ−を開閉動作する(第2スイッチをON)する必要がある。そのために、レリ−ズボタンを半押しすることで、測光動作や焦点検出動作を開始する第1スイッチがONするまでの第1ストロ−クと、その後更にレリ−ズボタンを押し込むことでシャッタ−動作を開始する第2スイッチがONするまでの第2ストロ−クの内、第2ストロ−クの量は短く設定する事により、俊敏な操作が可能になる。
【0005】
これらの問題を解決するカメラとしては、特開平09−325407号においても開示されている。この特開平09−325407号は図7で示したように、雄ねじ部材134を調整することで、第1の電気接片104と第2の電気接片106の先端部間での間隔、および、第2の電気接片106と第3の電気接片108の先端部間での間隔を変更でき、これにより、半押し状態までのレリ−ズストロ−ク、半押し状態からシャッタ−開閉までのレリ−ズストロ−クををカメラの使用者の好みに応じて調整できるものである。
【0006】
また一方、寒冷地等において手袋をしたままでカメラを操作するような場合などは、外装カバ−に対するレリ−ズボタンの突出量が適度に多い方が好ましく、また、測光動作や焦点検出動作を開始する第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量も、長く設定する事により、この様な状況下でも確実な操作が可能となる。
【0007】
これらの問題を解決するカメラとしては、特開平02−89037号においても開示されている。特開平02−89037号は図8で示したように、レリ−ズボタン210を回転させてレリ−ズボタン軸230から取り外すと、調整部材220を容易に交換する事が可能となり、図9に示したように調整部材220のL1の長さを変更することにより、測光動作や焦点検出動作を開始する第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量の調整が可能となる。また、調整部材220のL2の長さを変更することにより、保持体250(外装カバ−)に対するレリ−ズボタンの突出量も調整が可能となる。
【0008】
つまり、先の問題点でも上げたレリ−ズスイッチのストロ−ク量だけでなく、レリ−ズボタンの突出量においても使用者個々の好みや要求は異なってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような欠点があった。
【0010】
特開平09−325407号における構成では、図7で示したように、ストロ−ク調整を行う雄ねじ部材134の直上にカメラカバ−140が配置されているため、一旦カメラカバ−140をカメラ本体等から取り外してからでないと、雄ねじ部材134は回すことができなかった。さらにストロ−ク調整終了後には再度カメラカバ−140をカメラ本体等に取り付けなくてはならず、また、それらカメラカバ−140を取り外したり、雄ねじ部材134を回転してストロ−ク調整するためには、ドライバ−等の工具も必要であり、結果、上記従来例では容易にストロ−ク調整の作業が行えないだけでなく、ユ−ザ−自身によるストロ−ク調整作業も非常に困難であった。また、この構成ではカメラカバ−140に対するレリ−ズボタンの突出量の調整を行うことも不可能である。
【0011】
一方、特開平02−89037号における構成では、図8で示した様に、調整部材220を交換することにより、保持体250(外装カバ−)に対するレリ−ズボタンの突出量および、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量の調整は可能であるが、第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量の調整を行うことは不可能である。
【0012】
本発明は前記問題点に着目したものであり、従って本発明の目的は、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量および第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量の調整を容易に行えるようにしたカメラを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、レリーズボタンと、導電性の材料によって、第1ストローク調整部、第2ストローク調整部、の順に径が小さくなるように形成され、かつ該第1ストローク調整部と該第2ストローク調整部との径の違いにより段部が形成されていると共に、前記レリーズボタンの押し込みに連動して変位するように交換可能に取り付けられた調整部材と、前記第2ストローク調整部が貫通し、かつ前記段部が当接する大きさの穴が形成された第1の電気接片と、前記第1の電気接片の下方に配置され、前記第2ストローク調整部が貫通する大きさの穴が形成された第2の電気接片と、前記第2の電気接片の下方に配置された第3の電気接片と、を備え、前記レリーズボタンの押し込まれて前記調整部材が変位していく際における、前記第1の電気接片が前記段部の当接により弾性変形されて前記第2の電気接片と接触されるまでの前記レリーズボタンの第1ストローク量が、前記第1ストローク調整部の前記変位方向の長さに応じて設定され、さらに前記レリーズボタンが押し込まれた際における、前記調整部材と前記第3の電気接片とが接触するまでの前記レリーズボタンの第2ストローク量が、前記第2ストローク調整部の前記変位方向の長さに応じて設定されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明によるカメラのレリ−ズスイッチの一実施の形態を示す断面図である。同図において、カメラのレリ−ズスイッチ1は、第1の電気接片11、第2の電気接片12、第3の電気接片13、第1乃至第3の電気接片11、12、13の保持部20、第2、第3の電気接片12、13のストッパをなす指示部材30、レリ−ズボタン40、調整部材50、移動部材60、カメラカバ−70などを含んで構成されている。
【0017】
第1の電気接片11、第2の電気接片12、第3の電気接片13は、導電性および弾性を有する材料により、いずれも略短冊形の板ばねで形成され、先端部板面をレリ−ズボタン40の方向に向け間隔をおいて並べられ、基端部は、各電気接片間に絶縁材料から成るスぺ−サ21を介在させてカメラ本体31にねじ22により締め付け固定されている。第1の電気接片11の接触部11cと、調整部材50の段接触部50cとは常に当接し、調整部材50と一体的に移動するレリ−ズボタン40を上方向へ押し上げるように付勢している。第2の電気接片12はレリ−ズボタン40の方向に付勢されており、支持部材30の規制部30aに、先端部12cが当接することで位置が規制されている。同様に第3の電気接片13はレリ−ズボタン40の方向に付勢されており、支持部材30の規制部30bに、先端部13cが当接することで位置が規制されている。
【0018】
レリ−ズボタン40は、実際に操作される操作部40aとねじ部40bにより構成されている。調整部材50は、導電性を有する材料(または表面処理)にて形成され、第1ストロ−ク、第2ストロ−クおよびレリ−ズボタン40の突出量を調整するために、形状の異なる別の調整部材に交換することが可能である。移動部材60は、その内側に雌ねじ部60bと調整部材50との嵌合部60cを有し、雌ねじ部60bはレリ−ズボタン40のねじ部40bと一対になっており、その外周部60aがカメラカバ−70の穴70aと、上下方向へ移動可能に嵌合されている。またその外周の一部には、止め輪61をはめ込むための溝60eが形成されている。カメラカバ−70はカメラの外装部品(上カバ−)に相当する。
【0019】
図2は、図1に示したカメラのレリ−ズスイッチの平面図であり、同図はレリ−ズボタン40、調整部材50、移動部材60、カメラカバ−70等を省略して示した図であり、図3は同じく調整軸50を拡大して表わした図である。
【0020】
図2に示したX印部が、レリ−ズボタン40、調整部材50、移動部材60の移動軸中心位置であり、第1の電気接片11には、X印の位置に図3に示した調整部材50の先端部の径D2よりも大きく長穴形状をした穴11bが設けられ、第2の電気接片12には、第1の電気接片11の穴11bと同等又はそれ以上の大きさの穴12bが設けられている。また、第1の電気接片11には、穴11bの近傍にエンボス状の接点部11aが設けられている。各電気接片11、12、13にはそれぞれ端子11e、12e,13eが形成され、それぞれに例えばリ−ド線が半田付けにより接続され、不図示のカメラ回路へつながっている。また、保持部20からはピン20aが立設されており、このピン20aが挿通されるように各電気接片11、12、13の基端部にも、孔がそれぞれ形成されている。これにより、ねじ22を中心とした各電気接片11、12、13の回転が阻止されている。
【0021】
図3において、調整部材50は第2ストロ−ク調整部50bの径D2、第1ストロ−ク調整部50dの径D1、レリ−ズボタン突出量調整部50fの径D3の順に径が大きくなっており、段接触部50c、段部50eを有している。段接触部50cは、第1の電気接片11の接触部11cと当接することにより、調整部材50の先端接触部50aでも、第1の電気接片11と等価の信号接点となっている。段部50eは、移動部材60の内側に有するストッパ−部60dへ突き当たり、またレリ−ズボタン40のねじ部40bと移動部材60の雌ねじ部60bにより締めつけてレリ−ズボタン突出量調整部50fをレリ−ズボタン40のストッパ−として調整部材50を固定するようになっている。また、調整部材50は移動部材60のストッパ−部60dに突き当たる段部50eを基準にした段接触部50c迄の長さL1を変えることにより、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−クの調整を可能とし、同じくレリ−ズボタン突出量調整部50g迄の長さL3の長さを変えることにより、レリ−ズボタン40の突出量の調整を可能とする。また段接触部50cを基準にした先端接触部50a迄の長さL2を変えることにより、第2スイッチがONするまでの第2ストロ−クの調整を可能とする。調整時は、調整軸50の前記L1、L2、L3の各長さが異なる調整軸を幾つか用意し、それらの中から使用者の好みに合う調整軸に交換していく。
【0022】
図4は、図1において、レリ−ズボタン40をはずしたときの斜視図であり、移動部材60とカメラカバ−70の回転止めを示す図である。
同図において、移動部材60は、二方取りを有するフランジ部60eを有し、カメラカバ−70は、二方取りの溝70cを形成するように、回転規制座70bを設けてある。レリ−ズボタン40の着脱時は、レリ−ズボタン40を押し込み、移動部材60の前記フランジ60eの二方取り部とカメラカバ−70の二方取りの溝70cを係合させることにより、確実にねじの取り外しおよび締めつけを行うことができる。このような構成により、レリ−ズボタン40は、移動部材60および調整軸50とは見かけ上、一体のものとなり、第1の電気接片11により、上方へばね付勢されている。そして、第1および第2ストロ−ク調整およびレリ−ズボタン突出量調整を行うときは、レリ−ズボタン40のみをはずし、調整軸50を取り出すことが可能となる。
【0023】
図5および図6は本発明の一実施の形態におけるカメラのレリ−ズスイッチの動作を説明するにための断面図であり、上記説明してきた構成のカメラのレリ−ズスイッチについて、図5および図6を用いて動作の説明をする。
【0024】
図5に示すように、レリ−ズボタン40が半押しされると、レリ−ズボタン40と一体的に固定された調整軸50の段接触部50cは、第1の電気接片11の接触部11cと当接しているため、第1の電気接片11が撓み、接点部11aと第2の電気接片12の接点部12aが導通し、測光動作や焦点検出動作を開始する為の第1スイッチがONする。これにより、レンズ絞りの絞り量やシャッタ−の秒時が適切に設定され、また被写体までの距離が演算されて焦点距離が調整される。
【0025】
次に図6に示すように、レリ−ズボタン40が更に押されると、第2の電気接片12は、接点部12aと第1の電気接片部11の接点部11aとが接触しているため第1の電気接片11と共に撓んでいき、調整軸50の先端接触部50aと第3の電気接片13の接触部13aとが導通し、つまり第1の電気接片11と第3の電気接片13が導通することで、シャッタ−動作等を開始する第2スイッチがONし、これによりシャッタ−の駆動装置が作動し、シャッタ−が開閉しフィルム等へ露光が成される。
【0026】
以上のような構成において、図1および図2を用いてストロ−ク量及び突出量の調整方法の説明をする。
【0027】
レリ−ズボタン40を押し込み、移動部材60の前記フランジ部60eの二方取り部とカメラカバ−70の二方取りの溝70cを係合させた状態で、レリ−ズボタン40を回転させるとねじ部40bが緩み、レリ−ズボタン40が取り外せる。これにより、調整軸50も取り外せるので、事前に用意された別調整軸50に交換する。次に、再度レリ−ズボタン40を先とは逆方向に回転させ、レリ−ズボタン40を押し込み、移動部材60の前記フランジ部60eの二方取り部とカメラカバ−70の二方取りの溝70cを係合させた状態で、ねじ部40bを締めつける。
【0028】
ここで例えば、交換前の調整軸50のL2に対して別調整軸50のL2の長さを長くした物に交換すると、調整軸50の先端部接触部50aと第3の電気接片13の接触部13aとの間隔だけを短くできる。従って、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量とカメラカバ−に対するレリ−ズボタンの突出量は変わらず、第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量のみを短く設定することができる。従って、レリ−ズボタン40を半押し状態としてシャッタ−チャンスを待ち、シャッタ−チャンスに撮影を行う場合に有利な設定となる。
【0029】
また例えば、交換前の調整軸50のL1に対して別調整軸50のL1の長さを短くし、更にL2の長さも僅かに短くした物に交換すると、第1の接片の接点部11aと第2の電気接片12の接点部12aとの間隔を長くし、更に調整軸50の先端接触部50aと第3の電気接片13の接触部13aとの間隔も長くできる。従って、カメラカバ−に対するレリ−ズボタンの突出量は変わらす、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量と第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量の両方を長く設定することができる。従って、カメラの操作に慣れていない初心者などが、カメラを操作するような場合に有利な設定となる。
【0030】
また例えば、交換前の調整軸50のL3に対して別調整軸50のL3の長さを長くし、更にL1の長さは短くした物に交換すると、レリ−ズボタン40のカメラカバ−70に対する突出量が多くなり、更に第1の接片の接点部11aと第2の電気接片12の接点12aとの間隔が長くできる。
従って、第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量は変わらず、カメラカバ−に対するレリ−ズボタンの突出量を多く設定でき、また、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量も長く設定することができる。従って、寒冷地等において手袋をしたままでカメラを操作するような場合に有利な設定となる。
【0031】
すなわち、本実施の形態によれば、調整軸50のL1、L2、L3個々の長さを調整することで、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量、第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量、および、カメラカバ−に対するレリ−ズボタンの突出量のそれぞれを、別々に調整できる。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、調整部材だけで、第1スイッチがONするまでの第1ストロ−ク量および第2スイッチがONするまでの第2ストロ−ク量を個々に調整が可能となり、様々なカメラの使用者の微妙な要求に応じることが可能となる。
【0034】
また、カメラカバ−等を外すことなく、更には、ドライバ−等の工具を使うことなく調整を行うことができるので、素早い調整作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によりカメラのレリ−ズスイッチの一例を示す断面図である。
【図2】本発明によるカメラのレリ−ズスイッチの一例を示す平面図である。
【図3】図1の調整部材を拡大して示した正面図である。
【図4】図1のレリ−ズボタンを外した状態を示した一部断面斜視図である。
【図5】本発明によるカメラのレリ−ズスイッチの動作を説明するための断面正面図である。
【図6】本発明によるカメラのレリ−ズスイッチの動作を説明するための断面正面図である。
【図7】従来例のカメラのレリ−ズスイッチの断面正面図である。
【図8】他の従来例のカメラのレリ−ズスイッチの断面正面図である。
【図9】図8の調整部材を拡大して示した正面図である。
【符号の説明】
1 レリ−ズスイッチ
11 第1の電気接片
12 第2の電気接片
13 第3の電気接片
20 保持部
30 指示部材
40 レリ−ズボタン
50 調整部材
60 移動部材
70 カメラカバ−

Claims (3)

  1. レリーズボタンと、
    導電性の材料によって、第1ストローク調整部、第2ストローク調整部、の順に径が小さくなるように形成され、かつ該第1ストローク調整部と該第2ストローク調整部との径の違いにより段部が形成されていると共に、前記レリーズボタンの押し込みに連動して変位するように交換可能に取り付けられた調整部材と、
    前記第2ストローク調整部が貫通し、かつ前記段部が当接する大きさの穴が形成された第1の電気接片と、
    前記第1の電気接片の下方に配置され、前記第2ストローク調整部が貫通する大きさの穴が形成された第2の電気接片と、
    前記第2の電気接片の下方に配置された第3の電気接片と、を備え、
    前記レリーズボタンの押し込まれて前記調整部材が変位していく際における、前記第1の電気接片が前記段部の当接により弾性変形されて前記第2の電気接片と接触されるまでの前記レリーズボタンの第1ストローク量が、前記第1ストローク調整部の前記変位方向の長さに応じて設定され、さらに前記レリーズボタンが押し込まれた際における、前記調整部材と前記第3の電気接片とが接触するまでの前記レリーズボタンの第2ストローク量が、前記第2ストローク調整部の前記変位方向の長さに応じて設定されることを特徴とするカメラ。
  2. 前記レリーズボタンと前記調整部材とを連結し、前記レリーズボタンの押し込みに応じて移動する移動部材を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記調整部材が前記移動部材に挿入された状態で、前記移動部材と前記レリーズボタンとが螺合されることで、前記調整部材、前記移動部材、前記レリーズボタンが連結されることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
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