JP4721547B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルムを使用するカメラにもデジタルカメラにも用いることのできるカメラ用のフォーカルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のフォーカルプレンシャッタは、シャッタ羽根を二つ(先羽根(群)と後羽根(群))備えていて、それらを、シャッタ地板,中間板,補助地板と称されている3枚の板部材で構成された二つの羽根室に別々に配置している。また、デジタルカメラ用のフォーカルプレンシャッタの中には、シャッタ羽根を一つしか備えていないものがあるが、その場合には、上記のうちの二つの地板だけで一つの羽根室を構成するようにしている。そして、いずれの場合にも、各シャッタ羽根は、一端をシャッタ地板に枢着された二つのアームに対し、1枚以上の羽根を枢支することによって、平行四辺形のリンク機構を応用した構成にしている。
【0003】
そして、シャッタ地板には、露光開口の一方の側方領域において、所定の間隔をあけて支持板が取り付けられており、それらのシャッタ地板と支持板との間には、駆動部材やセット部材などの回転部材が配置されている。そのうち、駆動部材は、上記した二つのアームの一方を往復作動させることによって、シャッタ羽根に露光開口の開閉作動を行わせるものであり、電磁石によって露光作動開始位置での保持力を解除されたときには、駆動ばねの付勢力によって急速に回転され、シャッタ羽根に露光作動を行わせるようになっている。従って、このような駆動部材は、シャッタ羽根を二つ備えているシャッタの場合には二つ備えられていることになる。また、セット部材は、カメラ本体側の部材によって操作され、駆動部材を、駆動ばねの付勢力に抗してセット位置まで回転させるものである。
【0004】
ところで、駆動部材を露光作動開始位置に保持しておくための構成としては、係止タイプと称されているものと、ダイレクトタイプと称されているものとがあるが、本発明はダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタに関するものである。周知のように、ダイレクトタイプの構成は、駆動部材に鉄片部材を取り付けておき、露光作動の直前においては、電磁石が、その鉄片部材を吸着することによって、駆動部材を露光作動開始位置に保持するようにしたものである。そのため、構成部品が少なく、低コスト化,コンパクト化に有利である反面、製作上の理由から、種々の特別な対策手段も講じられている。
【0005】
そこで、先ず、周知ではあるが、その対策手段のうちの必須の構成を説明する。上記したように、セット時には、セット部材が初期位置から回転して、駆動部材をセット位置まで回転させるが、そのセット部材の回転を、駆動部材に設けられた鉄片部材の被吸着面と電磁石の吸着面とが好適な接触関係となった瞬間に停止するように製作することは極めて困難である。また、セット部材が二つの駆動部材をセット位置まで回転させる場合には、二つの鉄片部材の被吸着面と夫々の電磁石の吸着面とを全く同時に接触させ且つその瞬間にセット部材を停止させるように製作することは至難である。そのため、ばねを駆動部材と鉄片部材との間に介在させ、鉄片部材と電磁石との好適な接触関係が確実に得られた後、そのばねを緊張させた位置で、セット部材を停止させるようにしている。
【0006】
そして、このような構成を採用しているが故に、電磁石への供給電流を少なくして省電力化を図ろうとすると、また別の問題が生じてくる。即ち、駆動部材の露光作動開始位置は、そのセット作動において鉄片部材と電磁石とが好適に接触した瞬間の位置である。しかし、セット部材が、上記のようにしてセット位置で停止したときには、駆動部材は、露光作動開始位置を越えて、鉄片部材との間に介在させたばねを緊張させ、且つ駆動ばねをオーバーチャージさせた位置にある。他方、電磁石に対する電流の供給は、撮影に際して、レリーズボタンが押されたときである。そのため、次の撮影が行なわれるまで、セット部材は初期位置に復帰せず、セット位置にとどまっている。
【0007】
そこで、次の撮影に際してレリーズボタンが押されると、電磁石が鉄片部材を吸着保持してから、セット部材が初期位置へ復帰することになるが、このとき、駆動部材は、オーバーチャージされていた駆動ばねの付勢力と、鉄片部材との間に介在させられていてそれまで緊張されていたばねの付勢力とによって、露光作動開始位置まで回転し、鉄片部材に当接して停止させられることになる。この露光作動開始位置までの駆動部材の回転は僅かなものである。しかし、このときに働く駆動ばねの付勢力は、オーバーチャージされた分だけ大きくなっている。また、それに加えて、鉄片部材との間に介在させたばねの付勢力も働いている。更に、駆動部材やシャッタ羽根の慣性も働いている。そのため、鉄片部材に掛かる力は、駆動部材が上記のようにして露光作動開始位置で停止する瞬間の方が、その後、駆動部材が露光作動開始位置に保持されている場合よりも遥かに大きい。
【0008】
従って、省電力化を図ろうとして電磁石に対する電流の供給を少なくしようとすると、駆動部材を露光作動開始位置に保持するだけであれば問題ないが、駆動部材が露光作動開始位置で停止するときには、そのときの衝撃で鉄片部材が電磁石から離れてしまい、電磁石の通電が制御回路からの信号によって断たれる前に、駆動部材がシャッタ羽根を伴って作動してしまうことがある。また、それだからといって、駆動ばねの付勢力を小さくすると、シャッタ羽根の露光作動が遅くなって、高速での好適な撮影ができなくなる。そこで、このような問題点を解消するために、種々の対策手段が提案されているが、その一つとして、駆動部材と鉄片部材との間にゴム等の緩衝部材を介在させ、駆動部材が鉄片部材に当接したときの衝撃を吸収するようにしたものが、特許第2620390号公報に第1実施例(以下、従来例という)として開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来例の構成においては、駆動部材と鉄片部材の当接し合う部位間にゴム等の弾性を有する緩衝部材を配置しているから、確かに当接時の衝撃を緩和することができ、鉄片部材が電磁石から離脱するのを防止することが可能になる。しかしながら、このような構成にした場合には、また、別の問題を考慮する必要が生じてくる。即ち、ゴム等の弾性材料からなる部材は、温度等の環境変化によって弾性変化を生じることがある。また、長期にわたる使用や過酷な使用によっても弾性に変化が生じてしまうことがある。
【0010】
そのため、上記の従来例のように、駆動部材と鉄片部材との当接部位間に、ゴム等の弾性を有する緩衝部材を単に配置しただけの構成にすると、緩衝部材の弾性が変化した場合には、上記の緩衝機能の変化は何とか許されるとしても、露光作動開始位置における駆動部材と鉄片部材との当接部位間の距離が変化してしまうことになる。そして、その場合には、鉄片部材と電磁石との接触関係は変わらないから、駆動部材の露光作動開始位置が変わってしまうことになり、それに伴ってシャッタ羽根の露光作動開始位置も変化してしまうという、重大な現象を引き起こしてしまうことになる。
【0011】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、露光作動開始前に駆動部材が露光作動開始位置で鉄片部材に当接する際の衝撃力を緩和するために、駆動部材と鉄片部材の当接部位間にゴム等の弾性材料からなる緩衝部材を配置するようにしても、その緩衝部材の弾性変化によって駆動部材やシャッタ羽根の露光作動開始位置が変化しないようにしたダイレクトタイプのカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、露光作動時には駆動ばねの付勢力によって露光作動開始位置からシャッタ羽根を伴って作動させられる少なくとも一つの駆動部材と、撮影の初期段階に通電され制御回路からの信号によって該通電を断たれる少なくとも一つの電磁石と、軸部の一端側には前記電磁石に接触する鉄片部を有し他端側には前記駆動部材に当接し得るフランジ状の頭部を有していて前記駆動部材に対し相対位置を変え得るようにして取り付けられており第1の弾性部材によって該頭部が前記駆動部材に当接するように付勢されている鉄片部材と、セット作動時には初期位置から作動して前記駆動部材を前記鉄片部が前記電磁石に接触した後も前記第1の弾性部材を圧縮させてセット位置まで作動させ前記電磁石の通電後に初期位置へ復帰するときには前記駆動部材が前記頭部に当接した露光作動開始位置まで作動することを可能にするセット部材と、前記駆動部材と前記頭部とのに配置されていて前記第1の弾性部材よりも小さな付勢力を有しており前記セット部材が初期位置へ復帰するときには前記駆動部材が前記頭部に直接当接するまで前記駆動部材によって圧縮弾性変形させられ該当接後は前記駆動部材と前記頭部の少なくとも一方に形成された凹部内に埋没状態にさせられる第2の弾性部材と、を備えているようにする。
【0013】
また、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記第1の弾性部材と第2の弾性部材が、ゴムで一体的に成形されているようにするか、ばねで一体的に製作されているようにすると、コスト的に極めて有利なものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図示した三つの実施例によって説明する。尚、図1はカメラに組み込まれた状態において被写体側から視た場合の約左半分を示した第1実施例の平面図であって、露光作動終了直後の状態を示したものである。図2は図1と同様にして視た第1実施例の平面図であって、セット状態を示したものであり、図3はその図2の要部断面図である。図4は図1と同様にして視た第1実施例の平面図であって、露光作動開始直前の状態を示したものであり、図5はその図4の要部断面図である。また、図6はセット状態における第2実施例の要部を図3と同じようにして示した断面図であり、図7は露光作動開始直前における第2実施例の要部を図5と同じようにして示した断面図である。更に、図8は緩衝部材を示した斜視図であって、図8(a)は第2実施例の緩衝部材を示したものであり、図8(b)はその変形例を示したものである。そして、図9は、図3及び図6と同じ状態を同じようにして視た第3実施例の断面図である。
【0015】
[第1実施例]
先ず、本実施例の構成を、主に図1及び図3を用いて説明するが、その説明に際しては、被写体側を表面側と称し、その反対側を背面側と称することにする。図1において、シャッタ地板1は、その略中央部に長方形を横長にした開口部1aを形成しているが、図1は被写体側から見て約左半分だけを示したものであるから、開口部1aはその一部だけが示されている。また、図3に示すように、シャッタ地板1の背面側には、所定の間隔を空けて、中間板2と補助地板3が順に取り付けられており、シャッタ地板1と中間板2との間に先羽根の羽根室を形成し、中間板2と補助地板3との間に後羽根の羽根室を形成している。そして、中間板2と補助地板3にも、開口部1aと類似の開口部が形成されていて、通常は、それらの三つの開口部を重ね合わせて露光開口を規制するようにしているが、本実施例においては、開口部1aの形状が露光開口を規制しているものとして説明する。
【0016】
図1において、開口部1aの左側には、円弧状の二つの長孔1b,1cが形成されており、それらの下方端部には、平面形状が略C字状をした図示していない周知の緩衝部材が取り付けられている。また、シャッタ地板1に立設された軸1d,1eは同じ形状をしていて、図3に示された軸1eを見ても分かるように、シャッタ地板1の表面側だけではなく背面側にも軸部を有している。また、シャッタ地板1の表面側には軸1fが立設されていて、上記の二つの軸1d,1eと共に、それらの先端に、支持板4とプリント配線板5とを重ねて取り付けている(図3参照)。しかし、図1においては、それらの支持板4,プリント配線板5の図示を省略されている。更に、シャッタ地板1の背面側には、軸1g,1hが立設されている。
【0017】
上記の支持板4は、比較的薄い金属製の板材で製作されていて、図示していないが、シャッタ地板1側に折り曲げられた沢山の折曲部が設けられている。そして、それらの折曲部の一部には、特開平9−133944号公報に記載されている方法に準じて、先羽根用電磁石と後羽根用電磁石が取り付けられているが、図1においては、図面を見やすくするため、それらの電磁石の鉄芯6,7だけが一点鎖線で示されている。また、先羽根用電磁石と後羽根用電磁石は全く同じ構成をしており、図3に示された後羽根用電磁石からも分かるように、鉄芯6,7は、各々コ字状に形成されて二つの磁極部を有していて、一方の磁極部にはコイルを巻回したボビンを嵌装している。
【0018】
また、上記の軸1d,1eには、全く同じようにして、夫々、周知のラチェット部材が回転可能に取り付けられているが、それらの取付け構成を、図3に示されたラチェット車8の場合で説明する。軸1eの先端側には小径部が設けられており、ラチェット部材8は、その小径部において回転可能となっている。また、ラチェット部材8は、外周面にラチェット歯を形成していて、支持板4に設けられた図示していない可撓性の折曲部を噛合させ、回転を阻止されるようになっている。更に、シャッタ地板1側の面には、後述する駆動ばねの一部を受け入れる凹部が環状に形成されていて、図示していないが、その内部には周知のように該駆動ばねの一端を支承するばね掛け部が形成されている。
【0019】
シャッタ地板1の表面側において、軸1d,1eには、先羽根用駆動部材9と後羽根用駆動部材10が回転可能に取り付けられている。これらの駆動部材9,10は、その殆どが合成樹脂製であるが、軸1d,1eに嵌合するスリーブ9a,10aだけは金属製となっている。また、各駆動部材9,10は、被押動部9b,10bと、駆動ピン9c,10cと、取付部9d,10dとを有している。そして、駆動ピン9c,10cは、背面側に設けられており、根元部の断面形状が円形をし、先端部の断面形状が小判型をしていて、その最先端部は、補助地板3に形成された長孔に挿入されている。
【0020】
図1は、取付部9d,10dの一部を破断し、内部を分かりやすく示しているが、これらの取付部9d,10dには、鉄片部材11,12が取り付けられている。鉄片部材11,12は、鉄芯6,7に吸着保持される鉄片部11a,12aと、取付部9d,10dに対してスライド可能な軸部11b,12bと、フランジ状をした抜け止め用の頭部11c,12cとで構成されていて、取付部9d,10dの内部に配置された圧縮コイルばね13,14によって、鉄片部11a,12aを取付部9d,10d内から突き出すように付勢されている。
【0021】
更に、取付部9d,10dには、鉄片部材11,12の頭部11c,12cと対向する面に、環状をした凹部が形成されていて、それらの凹部には、ゴム(シリコン樹脂等の合成ゴムを含む)等の弾性材料で製作されたリング状の緩衝部材15,16が配置されている。そして、図3に示された一方の緩衝部材16の場合からも分かるように、これらの緩衝部材15,16は、断面が楕円形をしていて、鉄片部材11,12の頭部11c,12cが取付部9d,10dから離れているときには、その一部を凹部の外に突き出している。
【0022】
上記した後羽根用駆動部材10のスリーブ10aには、図3に示すようにして、強力な付勢力を有する駆動ばね17が嵌装されており、その一端を、上記したようにラチェット部材8に掛け、他端を、後羽根用駆動部材10に設けられた図示していないばね掛け部に掛けている。そして、駆動ばね17は後羽根用駆動部材10を、図1において時計方向へ回転させるように付勢している。そのため、その付勢力は、ラチェット部材8に対しては反時計方向へ回転させるように作用しているが、その反時計方向への回転は、支持板4に設けられた上記の図示していない折曲部によって阻止されている。他方、先羽根用駆動部材9のスリーブ9aにも、図示していない駆動ばねが嵌装されていて、上記の駆動ばね17の場合と全く同じようにして、先羽根用駆動部材9と図示していないラチェット部材との間に掛けられている。従って、その図示していない駆動ばねは、先羽根用駆動部材9を、図1において時計方向へ回転させるように付勢していることになる。
【0023】
また、上記したシャッタ地板1の軸1fには、合成樹脂製のセット部材18が回転可能に取り付けられている。このセット部材18は、図1においては、図示していない復帰ばねの付勢力によって、反時計方向へ回転するように付勢されているが、その回転を図示していないストッパによって阻止されている。以下、セット部材18については、この位置を初期位置と称することにする。また、このセット部材18は、押動部18a,18bと、被押動部18cとを有していて、図1において時計方向へ回転したとき、押動部18aは先羽根用駆動部材9の被押動部9bを押し、押動部18bは後羽根用駆動部材10の被押動部10bを押すようになっている。
【0024】
次に、シャッタ地板1の背面側に配置されている先羽根と後羽根の構成を説明する。先ず、先羽根は、シャッタ地板1と中間板2の間に配置されていて、二つのアーム19,20と、それらの長さ方向に順に枢支された複数枚の羽根で構成されているが、それらの構成は周知であるため、図面を見やすくするために、それらの羽根のうち、アーム19,20の最先端に枢支されているスリット形成羽根21だけを図示している。また、アーム19は、軸1dに対して、そのスリーブを回転可能に嵌合させており、小判型に形成された孔には、先羽根用駆動部材9の駆動ピン9cの先端部を嵌合させている。そして、もう一つのアーム20は、軸1gに対して、そのスリーブを回転可能に嵌合させている。
【0025】
他方、後羽根は、中間板2と補助地板3の間に配置されていて、二つのアーム22,23と、それらの長さ方向に順に枢支された複数枚の羽根で構成されているが、先羽根の場合と同様に、アーム22,23の最先端に枢支されているスリット形成羽根24だけを図示している。また、アーム22は、軸1eに対して、そのスリーブを回転可能に嵌合させており、小判型に形成された孔には、後羽根用駆動部材10の駆動ピン10cの先端部を嵌合させている。そして、もう一つのアーム23は、軸1hに対して、そのスリーブを回転可能に嵌合させている。
【0026】
次に、本実施例の作動を説明する。図1は、露光作動終了直後の状態を示している。従って、先羽根用駆動部材9は、図示していない駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されているが、駆動ピン9cが、長孔1bの下端に取り付けられている周知の図示していない緩衝部材に当接して、この停止状態が維持されている。また、このとき、鉄片部材11は、圧縮コイルばね13の付勢力が緩衝部材15の付勢力よりも大きいので、緩衝部材15を取付部9dの凹部内に完全に埋没させ、頭部11cを取付部9dに接触させている。そして、先羽根の複数枚の羽根は重畳され、開口部1aの下方位置に格納されている。
【0027】
他方、後羽根用駆動部材10は、駆動ばね17によって時計方向へ回転するように付勢されているが、駆動ピン10cが、長孔1cの下端に取り付けられている周知の図示していない緩衝部材に当接して、この停止状態が維持されている。また、このとき、鉄片部材12は、圧縮コイルばね14の付勢力が緩衝部材16の付勢力よりも大きいので、緩衝部材16を取付部10dの凹部内に完全に埋没させ、頭部12cを取付部10dに接触させている。そして、後羽根の複数枚の羽根は展開され、開口部1aを覆っている。
【0028】
本実施例のセット作動は、図示していないカメラ本体側の部材がセット部材18を時計方向へ回転させることによって行なわれる。即ち、カメラ本体側の部材がセット部材18の被押動部18cを押し、図示していない復帰ばねの付勢力に抗して時計方向へ回転させると、先ず、セット部材18の押動部18aが先羽根用駆動部材9の被押動部9bを押し、図示していない駆動ばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させていく。また、この回転によって、先羽根用駆動部材9の駆動ピン9cがアーム19を反時計方向へ回転させ、先羽根の複数枚の羽根を展開させつつ上方へ移動させていく。
【0029】
その後、先羽根のスリット形成羽根21と、後羽根のスリット形成羽根24との重なり量が所定量に達すると、セット部材18の押動部18bが被押動部10bを押し、後羽根用駆動部材10を反時計方向へ回転させていく。そのため、駆動ピン10cがアーム22を反時計方向へ回転させ、後羽根の複数枚の羽根を重畳させつつ上方へ移動させていく。そして、その後、各駆動部材9,10に取り付けられた鉄片部材11,12が、各電磁石の鉄芯6,7に接触するが、セット部材18は、鉄片部材11,12が停止した後も駆動部材9,10を若干回転させたところで停止し、セット作動が終了する。
【0030】
このようにして行なわれたセット作動の終了状態、即ちセット状態が図2及び図3に示されているが、このとき、後羽根の複数枚の羽根は重畳状態となって開口部1aの上方位置に格納されており、先羽根の複数枚の羽根は展開状態となって開口部1aを覆っている。また、上記のように、鉄片部材11,12が停止してからも、駆動部材9,10が若干回転させられているので、圧縮コイルばね13,14が圧縮されて、鉄片部材11,12の頭部11c,12cが取付部9d,10dから離れている。そのため、緩衝部材15,16は、圧縮させられる力が解かれていて、その一部が取付部9d,10dに形成された凹部から外へ突き出ている。図3においては、そのときの状態が理解し易いように示されている。そして、このような状態が得られた後も、セット部材18は、次の撮影が行なわれるまで、この状態を保っている。
【0031】
次の撮影に際して、カメラのレリーズボタンが押されると、先ず、各電磁石のコイルに通電され、鉄片部材11,12が鉄芯6,7に吸着保持される。その後、図示していないカメラ本体側の部材が、セット部材18の被押動部18cに対する押圧力を解いていくと、セット部材18は、図示していない復帰ばねの付勢力によって反時計方向へ回転され、初期位置へ復帰する。このようにしてセット部材18が初期位置へ復帰するとき、鉄片部材11,12は作動しないが、駆動部材9,10は、鉄片部材11,12の頭部11c、12cと取付部9d,10dとが離れたいる分だけ、オーバーチャージされている各駆動ばねの付勢力によって作動させられることになる。
【0032】
従って、本実施例のように緩衝部材15,16が設けられていない場合には、取付部9d,10dが頭部11c,12cに当接したときの衝撃で、鉄片部材11,12が鉄芯6,7から引き離され、作動すべきタイミングではないにもかかわらず、駆動部材9,10が図1の状態まで作動させられてしまうことになる。そこで、このようなことが生じないようにするために、従来は、その衝撃に耐え得るように、電磁石へ供給する電流を大きくして、鉄片部材11,12に対する吸着保持力を大きくしたり、セット状態における取付部9d,10dと頭部11c,12cとの間隔を、出来るだけ小さくするように製作していた。そのため、消費電力が大きくなったり、加工精度を上げるためにコストが高くなってしまうという問題点があった。
【0033】
しかしながら、本実施例の場合には、このとき、緩衝部材15,16の一部が、取付部9d,10dの凹部から突き出ているため、最初はそれらが頭部11c,12cに当接して圧縮変形させられて行き、緩衝部材15,16の殆どが取付部9d,10dの凹部に埋没するか、完全に埋没した後になって、取付部9d,10dが頭部11c,12cに当接する。そのため、そのときの衝撃力は著しく軽減されており、供給電流を大きくしたり、製作精度を上げなくても、鉄片部材11,12を確実に吸着保持し、駆動部材9,10を停止させることが可能となっている。
【0034】
尚、本実施例においては,緩衝部材15,16はゴム製であるが、コイルばねや板ばねのようなばね材料で製作しても構わない。また、本実施例の場合には、セット状態において緩衝部材15,16が鉄片部材11,12の頭部11c,12cに接触しないようになっているが、接触しているようにしても構わない。更に、本実施例においては、緩衝部材15,16の埋没する凹部が、駆動部材9,10の取付部9d,10dに形成されているが、設計仕様上で許される場合には、鉄片部材11,12の頭部11c,12cに形成してもよいし、取付部9d,10dと頭部11c,12cとの両方に形成してもよい。
【0035】
このようにして、駆動部材9,10の停止させられた状態が、図4及び図5に示されている。そして、駆動部材9,10と先羽根,後羽根にとっては、この状態の位置が露光作動開始位置であって、緩衝部材15,16は、取付部9d,10d内に完全に埋没状態となっている。そのため、上記の特許第2620390号公報に開示された従来例とは異なり、この露光作動開始位置で、取付部9d,10dと頭部11c,12cとが必ず接触しているから、温度変化や経時変化によって緩衝部材15,16、の機能が多少変動するようなことがあったとしても、駆動部材9,10の露光作動開始位置が変化してしまうようなことが絶対になく、所期の好適な作動が確実に得られるようになっている。
【0036】
そして、図4に示された状態が確実に得られた後、最初に先羽根用電磁石に対する通電が断たれ、所定時間後に後羽根用電磁石に対する通電が断たれる。そのため、先羽根用駆動部材9と後羽根用駆動部材10が、各々の駆動ばねの付勢力によって相次いで急速に時計方向へ回転させられ、各駆動ピン9c,10cによって、各アーム19,22を時計方向へ回転させ、先羽根のスリット形成羽根21と後羽根のスリット形成羽根24とで形成されるスリットにより、結像面の露光が行なわれていくことになる。
【0037】
そして、露光作動を先に開始した先羽根用駆動部材9は、その作動の終了段階で、駆動ピン9cが、長孔1bの下端部に取り付けられている緩衝部材に当接して停止させられ、続いて、後羽根用駆動部材10も、その作動の終了段階になると、駆動ピン10cが、長孔1cの下端部に取り付けられている緩衝部材に当接して停止させられる。従って、その停止状態においては、先羽根の複数枚の羽根は重畳されて開口部1aの下方位置に格納され、後羽根の複数枚の羽根は展開されて開口部1aを覆った状態となるが、その露光作動終了直後の状態が、図1に示された状態である。
【0038】
[第2実施例]
本実施例の構成は、第1実施例における圧縮コイルばね13,14と緩衝部材15,16とを、ゴム(シリコン樹脂等の合成ゴムを含む)等の同一弾性材料で一体的に製作した点が第1実施例と異なり、他の構成は実質的に第1実施例の場合と同じである。そのため、図6及び図7においては、緩衝部材26以外の部材,部位に、全て第1実施例の場合と同じ符号を付けてある。また、本実施例の緩衝部材26は、図8(a)に拡大した斜視図として示しているが、それから分かるように、全体として鉄亜鈴のような形状をしている。そして、中央には、鉄片部材12の軸部12bを嵌合させるための円柱状の孔26aが形成されていて、その軸方向の両側には、第1実施例における圧縮コイルばね14の役目をする大径部26bと、緩衝部材16の役目をする小径部26cとが形成されている。
【0039】
図6及び図7は、第1実施例の図3及び図5と同じようにして、それらと同じ状態を示したものであるが、図6と図7を比較して分かるように、図6のセット状態においては、緩衝部材26の大径部26bが圧縮変形されて、後羽根駆動部材10の取付部10dから鉄片部材12の頭部12cが離れている。そして、取付部10dに形成された凹部から緩衝部材26の小径部26cがその一部を突き出しているが、このとき、小径部26cが頭部12cに接触状態となるようにしても構わない。また、図7に示されているように、後羽根用駆動部材10の露光作動開始位置においては、緩衝部材26の大径部26bは圧縮変形を解かれており、代わりに小径部26cが圧縮変形されて取付部10dに形成された凹部に埋没し、取付部10dを鉄片部材12の頭部12cに接触させている。
【0040】
本実施例のように構成すると、緩衝部材26に柔軟性があるため、それを変形させて、小径部26cを取付部10dの孔に貫通させることによって、簡単に取り付けることが可能であり、しかも、第1実施例における圧縮コイルばね14と緩衝部材16とを一部品で済むようにしたことになるので、コスト的に極めて有利となる。また、図8(b)には本実施例における緩衝部材26の変形例が示されているが、このように、大径部26bを部分的に切除した形状にすると、大径部26bの方を変形させて、取付部10dの孔に貫通させるようにすることも可能となる。尚、そのほかのことは、第1実施例の説明で述べたことが本実施例についても適用される。
【0041】
[第3実施例]
本実施例の構成は、第1実施例における圧縮コイルばね13,14と緩衝部材15,16とを、各々、一つの材料で一体的に製作するようにした点で、第2実施例と同じである。しかしながら、第2実施例の場合には、材料がゴム等の弾性材料で製作されていたのに対して、本実施例の場合には、ばね材料を用いコイルばねとして製作されている。他の構成は実質的に第1実施例の場合と同じであるため、図9においては、そのようにしてコイルばねで製作された緩衝部材36を除き、全ての部材,部位に、第1実施例の場合と同じ符号を付けてある。
【0042】
本実施例の緩衝部材36は、図9から推察することができるように、装着前の全体形状が樽状をしている。そして、図9における左側の約半分が、第1実施例における圧縮コイルばね14の役目をし、右側の約半分が緩衝部材16の役目をするようになっている。また、図9の状態において、この緩衝部材36は、鉄片部材12の頭部12cに接触しているが、接触していないようにしても構わない。但し、その場合であっても、緩衝部材36の一部が取付部10dの凹部から突き出ていて、後羽根用駆動部材10が露光作動開始位置にあるときには、圧縮変形させられて凹部内に埋没させられているようにすることは、言うまでもない。
【0043】
また、この緩衝部材36を取り付ける場合には、取付部10d内の孔にコイルばねの一端をくぐり抜かせておき、回転させながら前進させて、図示の状態に装着する。従って、本実施例の緩衝部材36は、上記のように樽状をしているから、図9において右側から装着することも左側から装着することも可能であるうえに、挿入端をいちいち確認して挿入する必要がないという利点がある。しかしながら、本発明の課題を解決する機能が得られるのであれば、他の形状にしても構わないし、挿入端を限定させられる形状にしても一向に差し支えない。更に、緩衝部材36の取付け方も、本実施例のように取付部10dの孔に対して軸方向から挿入するのではなく、例えば取付部10dに、取付部10dの孔の中心から径方向へすり割り溝を形成しておき、孔に対して径方向から挿入するようにしても差し支えない。
【0044】
尚、上記の各実施例は、先羽根と後羽根という二つのシャッタ羽根を備え、且つ先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材とを備えているシャッタの場合で説明した。このようなシャッタは、フィルムを用いるカメラにも使用することが可能であるが、デジタルカメラにも使用することが可能である。また、デジタルカメラに使用されるシャッタの場合には、一つのシャッタ羽根しか備えていないものがあり、しかも、その場合であっても、1枚の羽根しか有していないものがある。従って、そのような場合には、当然のことながら、駆動部材は一つしか備えられていないことになるが、本発明は、そのようなシャッタにも適用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、露光作動開始前に駆動部材が露光作動開始位置で鉄片部材に当接する際の衝撃力を緩和するために、駆動部材と鉄片部材との間に緩衝手段を介在させるようにしても、最終的には駆動部材が鉄片部材に直接当接できるようにしたから、該緩衝手段の弾性変化によって駆動部材やシャッタ羽根の露光作動開始位置が変化しないという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラに組み込まれた状態において被写体側から視た第1実施例の平面図であって、露光作動終了直後の状態を示したものである。
【図2】図1と同様にして視た第1実施例の平面図であって、セット状態を示したものである。
【図3】図2の要部断面図である。
【図4】図1と同様にして視た第1実施例の平面図であって、露光作動開始直前の状態を示したものである。
【図5】図4の要部断面図である。
【図6】セット状態における第2実施例の要部を図3と同じようにして示した断面図である。
【図7】露光作動開始直前における第2実施例の要部を図5と同じようにして示した断面図である。
【図8】図8(a)は第2実施例の緩衝部材を示した斜視図であり、図8(b)はその変形例を示した斜視図である。
【図9】セット状態における第3実施例の要部を図3及び図6と同じようにして示した断面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板
1a 開口部
1b,1c 長孔
1d,1e,1f,1g,1h 軸
2 中間板
3 補助地板
4 支持板
5 プリント配線板
6,7 鉄芯
8 ラチェット部材
9 先羽根用駆動部材
9a,10a スリーブ
9b,10b,18c 被押動部
9c,10c 駆動ピン
9d,10d 取付部
10 後羽根用駆動部材
11,12 鉄片部材
11a,12a 鉄片部
11b,12b 軸部
11c,12c 頭部
13,14 圧縮コイルばね
15,16,26、36 緩衝部材
17 駆動ばね
18 セット部材
18a,18b 押動部
19,20,22,23 アーム
21,24 スリット形成羽根
26a 孔
26b 大径部
26c 小径部

Claims (3)

  1. 露光作動時には駆動ばねの付勢力によって露光作動開始位置からシャッタ羽根を伴って作動させられる少なくとも一つの駆動部材と、撮影の初期段階に通電され制御回路からの信号によって該通電を断たれる少なくとも一つの電磁石と、軸部の一端側には前記電磁石に接触する鉄片部を有し他端側には前記駆動部材に当接し得るフランジ状の頭部を有していて前記駆動部材に対し相対位置を変え得るようにして取り付けられており第1の弾性部材によって該頭部が前記駆動部材に当接するように付勢されている鉄片部材と、セット作動時には初期位置から作動して前記駆動部材を前記鉄片部が前記電磁石に接触した後も前記第1の弾性部材を圧縮させてセット位置まで作動させ前記電磁石の通電後に初期位置へ復帰するときには前記駆動部材が前記頭部に当接した露光作動開始位置まで作動することを可能にするセット部材と、前記駆動部材と前記頭部とのに配置されていて前記第1の弾性部材よりも小さな付勢力を有しており前記セット部材が初期位置へ復帰するときには前記駆動部材が前記頭部に直接当接するまで前記駆動部材によって圧縮弾性変形させられ該当接後は前記駆動部材と前記頭部の少なくとも一方に形成された凹部内に埋没状態にさせられる第2の弾性部材と、を備えていることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記第1の弾性部材と第2の弾性部材が、ゴムで一体的に成形されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記第1の弾性部材と第2の弾性部材が、ばねで一体的に製作されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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