JP5230173B2 - 撮像装置及び携帯情報端末機 - Google Patents
撮像装置及び携帯情報端末機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5230173B2 JP5230173B2 JP2007310110A JP2007310110A JP5230173B2 JP 5230173 B2 JP5230173 B2 JP 5230173B2 JP 2007310110 A JP2007310110 A JP 2007310110A JP 2007310110 A JP2007310110 A JP 2007310110A JP 5230173 B2 JP5230173 B2 JP 5230173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- shooting
- state
- energized
- electromagnetic actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
一方、このような機械式のシャッタが、例えば、携帯電話機、携帯型パーソナルコンピュータ等に搭載のモバイルカメラに適用された場合、一般のデジタルカメラに比べて使用頻度が高いことから、誤って落下あるいは他のものと衝突させたりして外部からの衝撃力等を受ける機会が多くなる。
したがって、撮影待機状態において、外部からこのような衝撃力等が加わると、開き状態に保持されていたシャッタがその衝撃力で勝手に閉じてしまい、撮影が行えないという不都合を生じる場合がある。
この構成によれば、電源が投入されると、制御手段により、電磁アクチュエータに開き通電が行われて、シャッタが開き状態に位置付けられ、動画を撮影可能な動画撮影状態及び画像情報を得られる撮影待機状態になる。そして、レリーズ動作がなされると、制御手段により、撮影待機状態からシャッタを開き方向へ作動させるように撮影前に先ず電磁アクチュエータに開き通電が行われ、続いて閉じ通電が行われてシャッタが閉じ動作を行うことで撮影が終了し、さらに開き通電が行われてシャッタが開き動作を行って撮影前の開き位置に復帰し撮影待機状態になる。
このように、撮影待機状態から撮影を行う毎に、シャッタが開き状態又は閉じ状態のいずれの状態にあっても、必ず電磁アクチュエータが開き通電される(シャッタを単に位置決めするのではなく完全な開き動作を行わせるのに十分な通電がなされる)ため、シャッタは開き状態にあるときはそのまま開き状態に保持され又閉じ状態にある場合は開き動作を行う。
したがって、撮像装置が外部からの衝撃力等で、開き状態に保持されていたシャッタが勝手に閉じてしまっても、撮影前に必ずシャッタが開き状態となるため、確実に撮影を行うことができる。特に、シャッタの状態を判別することなく必ず開き通電がなされるため、制御を簡略化できる。
この構成によれば、電源が投入されると、制御手段により、電磁アクチュエータに開き通電が行われて、シャッタが開き状態に位置付けられ、動画を撮影可能な動画撮影状態及び画像情報を得られる撮影待機状態になる。そして、レリーズ動作がなされると、制御手段により、撮影待機状態からシャッタを開き方向へ作動させるように撮影前に先ず電磁アクチュエータに開き通電が行われ、続いて閉じ通電が行われてシャッタが閉じ動作を行うことで撮影が終了し、さらに開き通電が行われてシャッタが開き動作を行って撮影前の開き位置に復帰し撮影待機状態になる。
このように、撮影待機状態から撮影を行う毎に、シャッタが開き状態又は閉じ状態のいずれの状態にあっても、必ず電磁アクチュエータが開き通電される(シャッタを単に位置決めするのではなく完全な開き動作を行わせるのに十分な通電がなされる)ため、シャッタは開き状態にあるときはそのまま開き状態に保持され又閉じ状態にある場合は開き動作を行う。
したがって、携帯情報端末機が外部からの衝撃力等で、開き状態に保持されていたシャッタが勝手に閉じてしまっても、撮影前に必ずシャッタが開き状態となるため、確実に撮影を行うことができる。特に、シャッタの状態を判別することなく必ず開き通電がなされるため、制御を簡略化できる。
特に、シャッタの状態に拘わらず必ず開き通電を行うため、制御を簡略化できる。また、レリーズ動作がなされたときに開き通電がなされるため、少なくとも1回の制御だけで撮影の直前に必ずシャッタを開き状態に位置付けることができる。
図1は、本発明に係る撮像装置を搭載した携帯情報端末機(携帯電話機)を示す外観図、図2はその構成及び制御回路を示すブロック図である。
この携帯電話機は、図1に示すように、本体10の表面に種々の操作を行う操作釦11及び種々の情報を表示するモニター12が配置され、本体10の上端に信号の送受信を行うアンテナ13が伸縮自在に設けられ、本体10の表面でモニター12の近傍には撮影窓14が設けられている。
また、本体10の内部には、撮影窓14の背後に撮像装置としてのカメラユニット20が設けられ、他の領域には制御回路等を構成する種々の電子部品を実装した回路基板が配置されている。
また、非通電の状態においては、ロータは回動範囲の両端位置にてそれぞれ磁気的付勢力により保持されて、シャッタ24を開き状態あるいは閉じ状態に保持するようになっている。
また、制御部31は、操作者のレリーズ動作によりレリーズスイッチ37がオンとされると、撮影毎に、モータ25に対して閉じ通電を行う前に予め開き通電を行うようにモータ駆動回路34に制御信号を発する。
一方、メインスイッチ36がオフの状態においては、モータ駆動回路34がモータ25に対して閉じ通電を行ってシャッタ24を閉じ状態に位置付けた後、通電が断たれて磁気的付勢力によりシャッタ24の閉じ状態が保持される。したがって、この閉じ状態においては、CCD23による撮影は不可である。
このとき、携帯電話機を落下させることなく又他のものと衝突させることなく、すなわち、本体10が外部から何ら衝撃力を受けていない状態のときは、シャッタ24は既に開き状態にあるためそのままの状態に保持される。
一方、携帯電話機を落下あるいは衝突させ本体10が所定レベル以上の衝撃力を受けてシャッタ24が勝手に閉じ状態に移動している場合は、シャッタ24はモータ25により本来の開き状態に位置付けられる。これにより、撮影可能な状態となる。
この実施形態において、制御回路には、図5に示すように、本体10に設けられた衝撃センサ38、この衝撃センサ38から出力される信号に基づき衝撃力を検出する衝撃検出回路39が追加されている。
仮に、所定レベル以上の衝撃力を受けたにも拘わらず、シャッタ24が開き状態にあった場合は、モータ25に対して開き通電を行っても、シャッタ24はそのまま開き状態に保持される。
上記実施形態においては、本発明を適用する撮像装置(カメラユニット)を搭載する携帯情報端末機として、携帯電話機を示したが、これに限定されるものではなく、落下等により衝撃力を受けるものであれば携帯型パーソナルコンピュータ等その他のものであってもよい。
11 操作釦
12 モニター
13 アンテナ
14 撮影窓
20 カメラユニット(撮像装置)
21,22 レンズ(レンズ光学系)
23 CCD(撮像素子)
24 シャッタ
25 モータ(電磁アクチュエータ)
31 制御部(制御手段)
32 CCD駆動回路
33 画像信号処理回路
34 モータ駆動回路
35 記憶部
36 メインスイッチ
37 レリーズスイッチ
38 衝撃センサ
39 衝撃検出回路
Claims (2)
- レンズ光学系と、
被写体の画像信号を出力する撮像素子と、
前記撮像素子の前方に配置されて光路を開閉するシャッタと、
開き通電により前記シャッタに開き動作及び閉じ通電により前記シャッタに閉じ動作を行わせる電磁アクチュエータと、
前記電磁アクチュエータの通電制御を行う制御手段と、を備えた撮像装置であって、
前記制御手段は、
電源投入により、前記電磁アクチュエータに開き通電を行うことで前記シャッタを開き状態に位置付けて動画撮影状態及び画像情報を得られる撮影待機状態とし、
レリーズ動作がなされたとき、前記電磁アクチュエータに対して、撮影前に先ず開き通電を行い、続いて閉じ通電を行うことで撮影を終了させ、最後に開き通電を行うことでシャッタを撮影前の開き位置に復帰させて撮影待機状態とする、
ことを特徴とする撮像装置。 - レンズ光学系と、
被写体の画像信号を出力する撮像素子と、
前記撮像素子の前方に配置されて光路を開閉するシャッタと、
開き通電により前記シャッタに開き動作及び閉じ通電により前記シャッタに閉じ動作を行わせる電磁アクチュエータと、
前記撮像素子により撮影された画像情報を含む種々の情報を表示する表示部と、
種々の操作を行う操作部と、
前記電磁アクチュエータの通電制御を行う制御手段と、を備えた携帯情報端末機であって、
前記制御手段は、
電源投入により、前記電磁アクチュエータに開き通電を行うことで前記シャッタを開き状態に位置付けて動画撮影状態及び画像情報を得られる撮影待機状態とし、
レリーズ動作がなされたとき、前記電磁アクチュエータに対して、撮影前に先ず開き通電を行い、続いて閉じ通電を行うことで撮影を終了させ、最後に開き通電を行うことでシャッタを撮影前の開き位置に復帰させて撮影待機状態とする、
ことを特徴とする携帯情報端末機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007310110A JP5230173B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 撮像装置及び携帯情報端末機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007310110A JP5230173B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 撮像装置及び携帯情報端末機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002343156A Division JP2004177626A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | カメラ用シャッタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008102546A JP2008102546A (ja) | 2008-05-01 |
JP5230173B2 true JP5230173B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=39436856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007310110A Expired - Fee Related JP5230173B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 撮像装置及び携帯情報端末機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5230173B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217558A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置及びこの撮像装置のシャッタ駆動制御方法 |
JP5842445B2 (ja) * | 2011-08-03 | 2016-01-13 | 株式会社リコー | 撮像装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02107127A (ja) * | 1988-10-17 | 1990-04-19 | Hokuei:Kk | 紙筒育苗容器の展開装置 |
JP4533485B2 (ja) * | 1999-12-24 | 2010-09-01 | 日本電産コパル株式会社 | デジタルカメラ用シャッタ |
JP2001350173A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-21 | Nidec Copal Corp | カメラ用シャッタ |
JP2002162667A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Nidec Copal Corp | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
JP4721547B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2011-07-13 | 日本電産コパル株式会社 | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
-
2007
- 2007-11-30 JP JP2007310110A patent/JP5230173B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008102546A (ja) | 2008-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004177626A (ja) | カメラ用シャッタ | |
JP2005086669A (ja) | カメラ | |
US7753601B2 (en) | Mechanical shutter control method and image sensing apparatus | |
JP2007298741A (ja) | ライブビュー可能な一眼レフカメラ | |
JP4101221B2 (ja) | シャッタ装置及び撮像装置 | |
US20120320256A1 (en) | Digital photographing apparatus | |
JP5230173B2 (ja) | 撮像装置及び携帯情報端末機 | |
JP4743868B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2002116476A (ja) | 手振れ補正機能付き撮像装置 | |
JP6162443B2 (ja) | 撮像装置及びフォーカルプレーンシャッタ | |
JP2010096790A (ja) | 撮像装置 | |
JP2004184817A (ja) | 携帯情報端末装置 | |
JP4574633B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2008053844A (ja) | カメラ | |
JP2008256844A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP2007312197A (ja) | ライブビュー可能なカメラ | |
US7720365B2 (en) | Photographic device with anti-shake function | |
JP2006349804A (ja) | 撮像装置 | |
JP2009194643A (ja) | 撮影装置 | |
JP2004187134A (ja) | 携帯情報端末装置 | |
KR20090072503A (ko) | 카메라 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP2010016762A (ja) | カメラ | |
JP2005167899A (ja) | カメラ | |
JP2023128190A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム | |
JP2003043570A (ja) | 撮影装置および撮影システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |