JP2002162667A - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

カメラ用フォーカルプレンシャッタ

Info

Publication number
JP2002162667A
JP2002162667A JP2000362684A JP2000362684A JP2002162667A JP 2002162667 A JP2002162667 A JP 2002162667A JP 2000362684 A JP2000362684 A JP 2000362684A JP 2000362684 A JP2000362684 A JP 2000362684A JP 2002162667 A JP2002162667 A JP 2002162667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
shutter
arms
base plate
plate member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000362684A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sekizawa
宏治 関澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2000362684A priority Critical patent/JP2002162667A/ja
Publication of JP2002162667A publication Critical patent/JP2002162667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】作動の安定化及び高速化に好適なカメラ用フォ
ーカルプレンシャッタを提供すること。 【解決手段】シャッタ地板1と補助地板2との間に配置
されたシャッタ羽根は、シャッタ地板1に枢着された二
つのアーム3,4と、かしめ軸6,7によってそれらに
枢支された1枚の羽根5で構成されている。また、その
枢支構成は、アーム3,4を羽根5よりシャッタ地板1
側に配置し、それらに形成された孔に対して、かしめ軸
6,7の先端をアーム3,4側から挿入し、羽根5にか
しめている。そのため、かしめ軸6,7の頭部はシャッ
タ地板1側に突き出ている。また、シャッタ地板1の羽
根室側の面には突条1dが形成されていて、その先端部
までの高さは、かしめ軸6,7の頭部がシャッタ地板1
の基準面に接触しないように定められており、アーム
3,4の一部だけが、その先端部に摺接するようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム使用のカ
メラにもデジタルカメラにも適用可能なカメラ用フォー
カルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のフォーカルプレンシャッタは、シ
ャッタ羽根を二つ(先羽根(群)と後羽根(群))備え
ていて、それらを、シャッタ地板,中間板,補助地板と
称されている3枚の板部材で構成された二つの羽根室に
別々に配置している。また、デジタルカメラ用のフォー
カルプレンシャッタの中には、シャッタ羽根を一つしか
備えていないものがあるが、その場合には、上記のうち
の二つの地板だけで一つの羽根室を構成するようにして
いる。そして、いずれの場合にも、各シャッタ羽根は、
一端をシャッタ地板に枢着された二つのアームに対し、
1枚以上の羽根を枢支することによって、平行四辺形の
リンク機構として構成されているのが普通である。
【0003】また、アームと羽根との各枢支部の構成
は、アームと羽根とを重ねておき、それらに形成されて
いる孔に対して、かしめ軸をアーム側から挿入し、その
挿入端を羽根にかしめるようにしている。そのため、ア
ームは、かしめ軸に対して回転可能となっているが、か
しめ軸の先端には軸部よりも大径の頭部が形成されてい
て、抜けないようにされている。そして、各シャッタ羽
根は、アームが回転させられると、各かしめ軸の頭部
を、該頭部の対向している板部材に対して、摺接させる
ようにしている。
【0004】しかしながら、周知のように、かしめ軸の
頭部は、作動中において板部材に対して常に接触し続け
ているとは限らないし、接触している場合でも常に同じ
力で接触させられているとは限らない。その理由は、羽
根が作動しているときには、作動方向のみならず、作動
方向とは異なる様々な方向への力が不規則的に働くから
である。そのため、かしめ軸の頭部が、そのような不規
則な力によって地板に対して当接や摺接を重ねる結果、
両者の接触部が、磨耗したり傷付けられたりして、羽根
の作動を不安定にしたり、破壊の原因となったりするこ
とがある。そこで、このような事態を生じさせないよう
にするためには、板部材側に、かしめ軸の作動軌跡に沿
って、貫通していない長溝を形成したり、貫通した長孔
を形成したりして、かしめ軸の頭部とは接触しないよう
にすることが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような長溝を形成したり長孔を形成した場合には、板部
材に対して、かしめ軸の頭部は接触しなくなるが、何ら
かの対策を講じない限り、今度はアームが、かしめ軸と
の連結部位を除いた略全面にわたって接触してしまうこ
とになり、上記のように、かしめ軸の頭部を接触させる
場合よりも、摺動面積が大幅に大きくなってしまうこと
になる。そのため、摩擦抵抗力が比較的大きくなり、且
つ上記した理由によって常に一定の力が作用するとは限
らないことから、シャッタ羽根の作動速度や安定性に大
きな影響を及ぼし、シャッタの要求仕様によっては、単
に上記のような長溝や長孔を形成しただけでは、十分と
は言えない場合がある。更に、上記のような貫通した長
孔を形成した場合には、何らかの漏光対策を講じなけれ
ばならないということもある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、羽
根室を構成している二つの板部材の一方に対して、アー
ムの作動中に、かしめ軸の頭部には接触することなく、
各アームの一部に対してだけ接触することの可能な突条
を形成したカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、
第1板部材と第2板部材との間に設けられた羽根室内に
シャッタ羽根が配置されていて、該シャッタ羽根は、各
々の一端がそれらの板部材の一方に枢着された二つのア
ームと、前記二つのアームよりも前記第2板部材側に配
置された少なくとも1枚の羽根と、一端部を前記アーム
と前記羽根に形成された孔に対し前記アーム側から挿入
して前記羽根にかしめ他端部を前記アームから前記第1
板部材側に突き出しているかしめ軸と、を備えていて、
前記第1板部材には、前記かしめ軸とは接触せず、前記
各アームの一部にだけ接触し得るようにして、前記アー
ムの作動方向に長い所定の長さの突条が形成されている
ようにする。
【0008】また、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、第3板部材が備えられていて、該
第3板部材と前記第2板部材との間には、もう一つのシ
ャッタ羽根を配置した第2羽根室が設けられており、露
光作動時には、二つのシャッタ羽根が、所定の時間間隔
で同じ方向へ作動を開始させられるように構成すると、
フィルム使用のカメラにも、デジタルカメラにも適用が
可能になる。
【0009】また、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、前記突条が、前記各アームの作動
軌跡に沿って、円弧状に形成されているようにすると、
作動中におけるアームの摺接面積が略均一化し、より安
定した作動が得られる。
【0010】更に、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、前記突条が、その長さ方向に対し
て略直交するようにして切断したとき、その断面が前記
各アームに対して凸状をした略半月形となるように形成
されているようにするか、若しくはその長さ方向に複数
の半球状の突起を配列して形成されているようにする
と、摩擦抵抗力が小さくなり、シャッタ羽根の作動速度
を速くすることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図示した
四つの実施例によって説明する。尚、図1及び図2は第
1実施例を示したものであって、図1は平面図であり、
図2は要部の断面図である。また、図3は第2実施例の
要部断面図である。更に、図4,図5は、各々第3実施
例の平面図と第4実施例の平面図である。
【0012】先ず、図1及び図2を用いて第1実施例を
説明する。本実施例は、ノーマルオープンタイプのデジ
タルカメラ用フォーカルプレンシャッタに適用したもの
である。シャッタ地板1と補助地板2とは、所定の間隔
を空けて相互に取り付けられており、それらの間に羽根
室を構成している。また、両方の地板1,2は、長方形
の開口部1a,2aを有していて、それらを重ねること
によって、露光用開口部が規制されている。
【0013】また、羽根室内には一つのシャッタ羽根が
配置されている。このシャッタ羽根は、二つのアーム
3,4に対し、1枚の羽根5を、かしめ軸6,7によっ
て枢支したものである。そして、二つのアーム3,4
は、各々の一端をシャッタ地板1の軸1b,1cに枢着
されている。また、アーム3,4と羽根5との二つの枢
支構成は全く同じであり、それを図2で説明すると、ア
ーム3を羽根5よりもシャッタ地板1側に配置し、アー
ム3と羽根5に形成された孔に対して、かしめ軸6の先
端をアーム3側から挿入し、羽根5にかしめている。そ
のため、アーム3は、かしめ軸6に対して回転可能であ
り、かしめ軸6の頭部6aはシャッタ地板1側に突き出
ている。
【0014】更に、シャッタ地板1の羽根室側の面に
は、図2から分かるように、先端を平面状に形成した突
条1dが形成されている。そして、突状1dの先端面ま
での高さは、かしめ軸6の頭部6aがシャッタ地板1の
基準面に接触しないように定められている。また、図1
から分かるように、この突状1dは、軸1b,1cを中
心にした二つの円弧を長くつなげた形状をしていて、比
較的、かしめ軸6,7の作動軌跡に近い位置に形成され
ている。
【0015】次に、本実施例の作動を簡単に説明する。
図1は、カメラの電源がオン状態を示している。このと
き、羽根5は開口部1a,2aを覆っていないため、図
示していない固体撮像素子は被写体光にさらされてお
り、モニターで被写体像を観察できるようになってい
る。この状態でレリーズボタンが押されると撮影が開始
され、所定時間後、撮影終了信号によって、図示してい
ない駆動手段がアーム3,4の一方を時計方向へ急速に
回転させ、羽根5によって開口部1a,2aを閉じさせ
る。その閉じ状態が、図1に一点鎖線で示されている。
その後、撮像情報が記憶装置に転送されると、上記の駆
動手段がアーム3,4の一方を反時計方向へ回転させ、
図1の状態に復帰して、次の撮影に備える。
【0016】このような一連の作動において、閉じ作動
は、特に安定且つ急速であることが要求される。ところ
が、本実施例の場合には、かしめ軸6,7の頭部がシャ
ッタ地板1の基準面に対して、当接や摺接を全くしない
ので、シャッタ地板1の基準面やかしめ軸6,7に傷が
付いて作動が不安定になったり、かしめ軸6,7が破壊
されたりするようなことがない。また、アーム3,4
は、細く形成されている突状1dに対し、その一部だけ
が摺接するので、それによって生じる摩擦抵抗力も少な
くて済み、高速で作動することが可能になっている。
尚、突条1dは、本実施例のように、円弧状に形成せ
ず、直線状に形成しても構わないが、本実施例のように
形成した方が好適である。
【0017】次に、第2実施例を説明する。本実施例
は、第1実施例における突条1dの形状を異なる形状に
したものであり、その他の構成は第1実施例の場合と全
く同じである。そして、図3に示されている本実施例の
突状1eも、図1に示された突条1dのように、平面形
状は二つの円弧をつなげたように形成されているが、そ
の長さ方向に直交するように切断した断面形状は、図3
に示すように略半月形に形成されている。従って、第1
実施例の場合よりは、作動時の摩擦抵抗力が一層小さく
なり、高速作動が可能になる。その他の点については、
第1実施例の説明で述べたことが本実施例にも適用さ
れ、また、本実施例の作動も第1実施例の作動に準じて
行われるので、その説明を省略する。
【0018】次に、図4を用いて第3実施例を説明す
る。本実施例は、第1実施例及び第2実施例における突
条1d及び1eとは異なる形状の突条を設けたものであ
り、その他の構成は第1実施例の場合と全く同じであ
る。そして、図4に示された本実施例の突状1fは、複
数の半球状の突起を、図1に示された第1実施例の突条
1dのように配列したものである。従って、第2実施例
の場合よりは、作動時の摩擦抵抗力が更に小さくなり、
より高速作動が可能になる。その他の点については、第
1実施例の説明で述べたことが本実施例にも適用され、
また、本実施例の作動も第1実施例の作動に準じて行わ
れるので、その説明を省略する。
【0019】次に、図5に示された第4実施例を説明す
る。本実施例は、デジタルカメラにも適用することがで
きるが、主にフィルムを使用するカメラに適用される方
が多いフォーカルプレンシャッタであって、先羽根及び
後羽根といわれる二つのシャッタ羽根を備えている。そ
のため、シャッタ地板1と補助地板2との間に中間板8
が設けられ、それらの3枚の板部材によって二つの羽根
室を構成している。また、この場合には、周知のよう
に、中間板8にも長方形の開口部8aが形成されてお
り、3枚の板部材1,2,8の開口部1a,2a,8a
を重ねるようにして露光用開口部が規制されている。
【0020】本実施例の場合には、シャッタ地板1と中
間板8との間が後羽根の羽根室になっていて、中間板8
と補助地板2との間が先羽根の羽根室になっている。そ
して、後羽根の羽根室内の構成は第1実施例における羽
根室内の構成とまったく同じである。即ち、本実施例の
後羽根の構成は第1実施例のシャッタ羽根の構成と同じ
であり、シャッタ地板1の羽根室側の面には第1実施例
の突条1dと全く同じ突条が設けられている。そのた
め、それらの構成については、第1実施例の場合と同じ
符号を付け、詳しい説明を省略する。
【0021】また、中間板8と補助地板2との間に配置
されている先羽根は、後羽根を裏返したような構成をし
ている。即ち、先羽根は、二つのアーム9,10に対
し、1枚の羽根11を、かしめ軸12,13によって枢
支したものである。そして、二つのアーム9,10は、
各々の一端をシャッタ地板1の軸1g,1hに枢着され
ている。また、アーム9,10と羽根11との枢支構成
は第1実施例の場合と全く同じであるが、アーム9,1
0は羽根11よりも補助地板2側に配置されていて、か
しめ軸12,13の頭部は補助地板2側に突き出てい
る。更に、補助地板2の羽根室側の面には、第1実施例
における突条1dと同じ形状の突状2bが形成されてい
て、その先端面までの高さは、かしめ軸12,13の頭
部が補助地板2の基準面に接触しないように定められて
いる。
【0022】次に、本実施例の作動を簡単に説明する。
図5は、撮影開始前のセット状態を示している。そのた
め、先羽根の羽根11が開口部1a,8a,2a(以
下、露光用開口部という)を覆っており、後羽根の羽根
5は露光用開口部の上方位置に格納されている。この状
態でレリーズボタンが押されると、開き作動開始信号に
よって、図示していない駆動手段が、アーム12を時計
方向へ急速に回転させ、羽根11を下方へ作動させる。
そのため、露光用開口部が上方から下方へ向けて開かれ
ていく。先羽根が作動を開始してから所定時間後に、閉
じ作動開始信号によって、図示していないもう一つの駆
動手段が、アーム3を時計方向へ急速に回転させ、羽根
5を下方へ作動させる。そのため、露光用開口部が上方
から下方へ向けて覆われていく。そして、羽根11が、
一点鎖線で示す位置で停止し、羽根5が露光用開口部全
体を覆った位置で停止し、撮影が終了する。
【0023】このような露光作動においては、先羽根も
後羽根も、安定且つ高速で作動することを要求される
が、本実施例の場合には、かしめ軸12,13及び6,
7の頭部がシャッタ地板1及び補助地板2の基準面に対
して、当接や摺接をしないので、シャッタ地板1及び補
助地板2の基準面やかしめ軸12,13及び6,7に傷
が付いて作動が不安定になったり、かしめ軸12,13
及び6,7が破壊されたりするようなことがない。ま
た、9,10及びアーム3,4は、突状2b及び1dに
対し、その一部だけが摺接するので、それによって生じ
る摩擦抵抗力も少なくて済み、高速で作動することが可
能である。尚、本実施例の突条1d,2bを直線状に形
成してもよいことは言うまでもない。以上のようにして
露光作動が終了した後、先羽根を先に作動させ、若干遅
れて後羽根を作動させて、図5に示された状態に復帰さ
せ、次の撮影に備えることになる。
【0024】尚、上記の各実施例におけるシャッタ羽根
は、二つのアームに1枚の羽根しか枢支していないが、
主にフィルム使用のカメラに適用される場合には、アー
ムの長手方向に順に数枚(3〜5枚が多い)の羽根を枢
支しているのが普通である。本発明は、そのような態様
も含むことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明は、作動中に、羽
根室を構成している二つの板部材の一方に対して、かし
め軸の頭部が接触することなく、各アームの一部だけが
突条に摺動するように構成されているため、地板やかし
め軸に傷が付いて作動が不安定になったり、かしめ軸が
破壊されたりすることがなく、且つ作動時の摩擦抵抗力
も少なくて済み、高速で作動することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の平面図である。
【図2】第1実施例の要部の断面図である。
【図3】第2実施例の要部の断面図である。
【図4】第3実施例の平面図である。
【図5】第4実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1a,2a,8a 開口部 1b,1c1g,1h 軸 1d,1e,1f,2b 突条 2 補助地板 3,4,9,10 アーム 5,11 羽根 6,7,12,13 かしめ軸 6a 頭部 8 中間板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1板部材と第2板部材との間に設けら
    れた羽根室内にシャッタ羽根が配置されていて、該シャ
    ッタ羽根は、各々の一端がそれらの板部材の一方に枢着
    された二つのアームと、前記二つのアームよりも前記第
    2板部材側に配置された少なくとも1枚の羽根と、一端
    部を前記アームと前記羽根に形成された孔に対し前記ア
    ーム側から挿入して前記羽根にかしめ他端部を前記アー
    ムから前記第1板部材側に突き出しているかしめ軸と、
    を備えていて、前記第1板部材には、前記かしめ軸とは
    接触せず、前記各アームの一部にだけ接触し得るように
    して、前記アームの作動方向に長い所定の長さの突条が
    形成されていることを特徴とするカメラ用フォーカルプ
    レンシャッタ。
  2. 【請求項2】 第3板部材が備えられていて、該第3板
    部材と前記第2板部材との間には、もう一つのシャッタ
    羽根を配置した第2羽根室が設けられており、露光作動
    時には、二つのシャッタ羽根が、所定の時間間隔で同じ
    方向へ作動を開始させられるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッ
    タ。
  3. 【請求項3】 前記突条が、前記各アームの作動軌跡に
    沿って、円弧状に形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッ
    タ。
  4. 【請求項4】 前記突条が、その長さ方向に対して略直
    交するようにして切断されたとき、その断面が前記各ア
    ームに対して凸状をした略半月形となるように形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  5. 【請求項5】 前記突条が、その長さ方向に、複数の半
    球状の突起を配列して形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ用フォーカルプ
    レンシャッタ。
JP2000362684A 2000-11-24 2000-11-24 カメラ用フォーカルプレンシャッタ Pending JP2002162667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362684A JP2002162667A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 カメラ用フォーカルプレンシャッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362684A JP2002162667A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 カメラ用フォーカルプレンシャッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002162667A true JP2002162667A (ja) 2002-06-07

Family

ID=18833917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000362684A Pending JP2002162667A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 カメラ用フォーカルプレンシャッタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002162667A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102546A (ja) * 2007-11-30 2008-05-01 Nidec Copal Corp 撮像装置及び携帯情報端末機
JP2020016813A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ、及び撮像装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345541A (ja) * 1986-08-13 1988-02-26 Hitachi Ltd 検査方法および装置
JPH09160091A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Copal Co Ltd カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPH09179167A (ja) * 1995-12-21 1997-07-11 Copal Co Ltd カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPH11352544A (ja) * 1998-06-05 1999-12-24 Nippon Densan Copal Kk フォーカルプレンシャッタを内蔵したカメラ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345541A (ja) * 1986-08-13 1988-02-26 Hitachi Ltd 検査方法および装置
JPH09160091A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Copal Co Ltd カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPH09179167A (ja) * 1995-12-21 1997-07-11 Copal Co Ltd カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPH11352544A (ja) * 1998-06-05 1999-12-24 Nippon Densan Copal Kk フォーカルプレンシャッタを内蔵したカメラ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102546A (ja) * 2007-11-30 2008-05-01 Nidec Copal Corp 撮像装置及び携帯情報端末機
JP2020016813A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ、及び撮像装置
JP7197302B2 (ja) 2018-07-27 2022-12-27 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ、及び撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002162667A (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP2002350926A (ja) カメラ用シャッタ
JP2002156685A (ja) デジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP2002148682A (ja) カメラのレンズバリア装置
JP3705854B2 (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP3990903B2 (ja) フォーカルプレンシャッタを備えたデジタルカメラ
JP2003270700A (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP4216395B2 (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
US4227793A (en) Blade type focal plane shutter
JP2007102015A (ja) デジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP3129768B2 (ja) レンズ鏡胴用バリヤ
JP4131759B2 (ja) フォーカルプレンシャッタ及びフォーカルプレンシャッタを内蔵したカメラ
JP2001281728A (ja) カメラ用羽根室構造
JP2002023220A (ja) デジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP5117047B2 (ja) フォーカルプレーンシャッタ
JP3914040B2 (ja) 電子スチルカメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP4450493B2 (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP4334092B2 (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPH0527301A (ja) バリア機構
JP3990823B2 (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP3448347B2 (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JP2002148681A (ja) カメラのレンズバリア装置
JP2000314906A (ja) 二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPS60221734A (ja) フオ−カルプレ−ンシヤツタのシヤツタ枠
JP2003315872A (ja) カメラ用フォーカルプレンシャッタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101227

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110114

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110318