JP4941012B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器等の洗浄および乾燥を行う食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器洗い機は、図3および図4に示すように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。図3は、上記特許文献1に記載された従来の食器洗い機の断面図、図4は、同食器洗い機の動作フローチャートである。
図3、4において、従来の食器洗い機の食器洗い機本体30の前方には、開口部30aが設けられ、その開口部30aを通して洗浄槽1が出し入れ自在に取り付けられている。
洗浄槽1の底部中央に、洗浄ノズル2を回転自在に配設するとともにヒータ3を配設し、その上方には、食器4を収容する食器かご5を設けている。また、洗浄槽1は、配管17を介して、その近傍に設けた水位検知槽6と連通しており、水位検知槽6内には、フロート部7が上下方向に移動可能に設けられ、フロート部7の上方には、フロート部7の上下方向の移動に連動して動作するスイッチ8が配設され、フロート部7とスイッチ8とで、水位を検知する水位検知手段が形成されている。
水位検知槽6には、排水配管9から分岐した補助配管10が連通しており、排水時に水位検知槽6内をクリーニングする構成となっている。また、外箱11の底部には、水漏れ検知装置12を設け、水位検知槽6からの水漏れを検知する構成としている。
各運転行程の最初に、給水装置である給水弁13より、洗浄槽1内へ水が供給されると、水位検知槽6内の水位の上昇に伴い、フロート部7が上昇し、所定の水位になるとスイッチ8がオン状態となり、制御手段14によって、給水弁13を閉じ、水の供給が止まる。
その後、洗浄槽1内の洗浄水は、ポンプ装置15(以下「ポンプ15」という)にて、排水口16から吸い込まれ、洗浄ノズル2に圧送され、洗浄ノズル2より勢いよく噴射される洗浄水によって、食器かご5に収容された食器4を洗浄し、再び排水口16より吸い込まれる。このような循環を繰り返しながらヒータ3によって温水化し、洗浄効果を上げるように構成している。
ポンプ15は、上記のように洗浄ポンプとして機能すると共に、洗浄工程、すすぎ工程の各工程終了後、汚れた洗浄水を機外に排出する際に、吐出側を排水配管9に切り換えて、排水装置或いは排水ポンプとしても機能するものである。
また、特に、洗浄工程においては洗剤成分を多く含んだ洗浄水を循環させるため、泡が発生しやすい。したがって、洗浄水の循環による泡の発生を抑えるため、通常は界面活性剤の含有率の低い専用洗剤を用いるが、誤って界面活性剤の高い洗剤を投入して運転させた場合、洗浄水の循環が進むとともに泡が大量に発生する。泡はやがて、洗浄槽1に連通している水位検知槽6に移動し、スイッチ8が5秒間連続してオン状態になった場合には、泡の異常発生と判断し、排水動作および給水動作を行う減泡行程を規定回数実施する。このようにして、水位検知槽6から泡が溢れ、外箱11の底部に設けられた水漏れ検知装置12が働き、水漏れ状態となるのを防止している。
特開2003−220009号公報
しかしながら、このような従来の食器洗い機の構成では、泡の発生度合にかかわらず規定回数だけ減泡工程を行うので、洗浄水中の界面活性剤の濃度が濃い場合は、規定の減泡行程を行っても界面活性剤が十分希釈されず、再び泡が発生するという課題を有していた。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が薄い場合でも、スイッチ8がオンして減泡行程に移行した場合には、規定回数減泡行程を行うので時間がかかり、結果、洗浄時間が長くなるとい課題を有していた。
また、洗浄水中の界面活性剤の濃度によっては、泡が急速に発生し、スイッチ8が5秒オン状態になる前に、洗浄槽1に連通している送風経路(図示せず)に浸入し、さらに泡が発生すると、送風装置(図示せず)に浸入し送風性能の低下、絶縁抵抗の低下を招くという課題を有していた。
また、泡の発生度合にかかわらず規定回数だけ減泡工程を行うので、洗浄水中の界面活性剤の濃度が濃い場合は、減泡行程を行っても界面活性剤が希釈されず、再び泡が発生し、同様に洗浄槽1に連通している送風経路に浸入し、さらに泡が発生すると、送風装置に浸入し送風性能の低下・絶縁抵抗の低下を招くという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転させた場合でも、食器洗い機が使用不可能になるのを防ぐとともに、送風性能の低下を防ぎ、適切な時間で運転する信頼性の高い食器洗い機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、前方に開口部を有する食器洗い機本体内に設けた洗浄槽と、この洗浄槽内に配置した洗浄ノズルと、この洗浄ノズルに洗浄水を圧送するポンプ装置と、前記洗浄槽内への給水を行う給水装置と、前記洗浄槽内の水を排水する排水装置と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記洗浄槽内の泡の異常発生を検知する泡検知手段と、前記複数の装置の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗浄工程の初期に少なくとも1回前記ポンプ装置を停止して、前記洗浄槽の水位が戻るまでに要する時間を検知し、前記時間が所定時間より長いことによって泡の異常発生を検知するようにし、泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、前記洗浄槽内からの排水および前記洗浄槽への給水を行う減泡行程を動作させるようにしたもので、界面活性剤の含有率が高い洗剤ほど、洗浄水の循環による泡の発生が早い傾向にあるため、泡検知判定を洗浄工程の初期に行うことにより、泡の発生度合を知ることができる。そして、泡の異常発生を検知するまでの時間やポンプ装置の停止回数などから、泡の発生量が推量できるので、その泡の発生量に応じて、減泡行程を行うことによって、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転させた場合でも、泡が水位検知手段を備えた水位検知槽等から溢れ、それにより水漏れ検知装置が動作して、食器洗い機本体の運転が停止し、使用不可能状態になることが無い。また、泡の送風経路などへの浸入を防ぐことができるので、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、さらに、泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が低い場合に泡検知を行った場合は、泡の発生量も少ないので、減泡行程の回数を減らすなど、適切な減泡行程を行うことによって、無駄な運転時間を省き、効率的に食器洗い機を運転することできる。
また、本発明の食器洗い機は、前記洗浄槽内の蒸気を排気口より外部に排出する送風装置と、この送風装置と前記洗浄槽を連通させる送風経路とをさらに備え、制御手段は、泡
の異常発生を検知した場合、前記送風装置を所定の時間動作させるようにしたもので、泡の異常発生を検知したときに送風装置を運転することで、送風経路に浸入した泡を洗浄槽内に戻すことができ、それによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、さらに泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。
本発明の食器洗い機は、洗浄工程の初期にポンプ装置を停止して泡の異常発生を検知し、泡の発生量に応じて、減泡行程を行うことによって、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転させた場合でも、泡が水位検知手段を備えた水位検知槽等から溢れ、それにより水漏れ検知装置が動作して、食器洗い機本体の運転が停止し、使用不可能状態になることが無い。また、泡の送風経路などへの浸入を防ぐことができるので、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、さらに、泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が低い場合に泡検知を行った場合は、泡の発生量も少ないので、減泡行程の回数を減らすなど、適切な減泡行程を行うことによって、無駄な運転時間を省き、効率的に食器洗い機を運転することできる。
第1の発明は、前方に開口部を有する食器洗い機本体内に設けた洗浄槽と、この洗浄槽内に配置した洗浄ノズルと、この洗浄ノズルに洗浄水を圧送するポンプ装置と、前記洗浄槽内への給水を行う給水装置と、前記洗浄槽内の水を排水する排水装置と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記洗浄槽内の泡の異常発生を検知する泡検知手段と、前記複数の装置の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗浄工程の初期に少なくとも1回前記ポンプ装置を停止して、前記洗浄槽の水位が戻るまでに要する時間を検知し、前記時間が所定時間より長いことによって泡の異常発生を検知するようにし、泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、前記洗浄槽内からの排水および前記洗浄槽への給水を行う減泡行程を動作させるようにしたもので、界面活性剤の含有率が高い洗剤ほど、洗浄水の循環による泡の発生が早い傾向にあるため、泡検知判定を洗浄工程の初期に行うことにより、泡の発生度合を知ることができる。そして、泡の異常発生を検知するまでの時間やポンプ装置の停止回数などから、泡の発生量が推量できるので、その泡の発生量に応じて、減泡行程を行うことによって、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転させた場合でも、泡が水位検知手段を備えた水位検知槽等から溢れ、それにより水漏れ検知装置が動作して、食器洗い機本体の運転が停止し、使用不可能状態になることが無い。また、泡の送風経路などへの浸入を防ぐことができるので、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、さらに、泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が低い場合に泡検知を行った場合は、泡の発生量も少ないので、減泡行程の回数を減らすなど、適切な減泡行程を行うことによって、無駄な運転時間を省き、効率的に食器洗い機を運転することできる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、洗浄槽内の蒸気を排気口より外部に排出する送風装置と、この送風装置と前記洗浄槽を連通させる送風経路とをさらに備え、制御手段は、泡の異常発生を検知した場合、前記送風装置を所定の時間動作させるようにしたもので、泡の異常発生を検知したときに送風装置を運転することで、送風経路に浸入した泡を洗浄槽内に戻すことができ、それによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、さらに泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の泡検知手段は、水位検知手段の出力により洗浄槽内の泡の異常発生を検知するようにしたもので、シンプルな構成で、洗浄槽内の水位の検知と、泡の異常発生の検知ができるので、信頼性の高い食器洗い機を提供できる。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明の泡検知手段により泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、泡の異常発生時に動作させる送風装置の運転時間を増減させるようにしたもので、例えば、泡の異常発生検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数が少ない場合は、泡の発生が多いと推量し、送風手段の運転時間を長く、また、泡の異常発生を検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数が多い場合は、泡の発生が少ないと推量し、送風手段の運転時間を短くして、送風経路に浸入した泡を確実に洗浄槽に戻すことによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、また、泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下を防止することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の泡検知手段により泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、泡の異常発生時に動作させる減泡行程の回数を増減させるようにしたもので、例えば、泡の異常発生検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数が少ない場合は、泡の発生が多いと推量し、減泡行程の洗浄槽内からの排水および洗浄槽への給水の回数を多くし、泡の異常発生を検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数が多い場合は、泡の発生が少ないと推量し、減泡行程の洗浄槽内からの排水および洗浄槽への給水の回数を少なくすることにより、洗浄槽内の泡の異常発生の度合に応じて減泡行程を行うことができる。したがって、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転した場合でも、泡が水位検知槽等から溢れ、それによって、水漏れ検知装置が動作して、食器洗い機本体の運転が停止し、使用不可能状態になるのを回避することができる。また、泡の送風経路への浸入を防ぐことによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、泡の送風装置の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が低い場合に、泡の発生を検知た場合でも、減泡行程の回数を減らすなど、適切な減泡行程を行うことによって、無駄な運転時間を省き、効率よく食器洗い機を運転することできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の側断面図、図2は、同食器洗い機の動作フローチャートである。尚、従来例と同一部品については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1において、本実施の形態における食器洗い機の洗浄槽1の排水口16は、配管17を介して水位検知槽6と連通している。また、18は、洗浄槽1と連通する送風経路19を経由して洗浄槽1に送風口20から風を流入させる送風装置である。洗浄槽1の上方には、洗浄槽1内と外部を連通する排気口21が設けられている。
乾燥行程において、送風装置18によって、送風口20から洗浄槽1に流入した風は、ヒータ3により温められ上昇し、ヒータ3の上方にある食器かご5に納められた食器4を温め、食器4の水分を蒸発させ、その蒸気とともに洗浄槽1の上方に配置された排気口21より機外へ排出することによって食器4を乾燥させている。
上記のように構成された本実施の形態における食器洗い機の動作について、図2を参照にしながら説明する。
図2において、使用者が電源スイッチ24を入れ、スタートスイッチ25を入れると、給水弁13が開き、洗浄槽1に水が供給される。それによって、洗浄槽1と連通している水位検知槽6内の水位が上昇するため、洗浄槽1の水位の上昇に伴ってフロート部7も上昇する。そして、所定の水位になるとスイッチ8がオン状態となり、制御手段14によって給水弁13を閉じ、水の供給が止まる。その後、洗浄槽1内の洗浄水は、ポンプ15にて排水口16から吸い込まれ、洗浄ノズル2に圧送され、洗浄ノズル2より勢いよく噴射される洗浄水によって、食器かご5に収容された食器4を洗浄し、再び排水口16より吸い込まれる。このような循環を繰り返しながらヒータ3によって温水化し、洗浄効果を上げるように構成されている。
また、ポンプ15が運転されると、洗浄槽1内の水を吸い込むため、洗浄槽1および水位検知槽6内の水位は下がり、スイッチ8はオフ状態になる。このとき、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を用いた場合、洗浄水の循環が進むとともに泡が大量に発生し、泡はやがて洗浄槽1、洗浄ノズル2、ポンプ15、排水口16に浸入する。この状態でポンプ15を停止すると、洗浄槽1および水位検知槽6の水位が戻り、スイッチ8が再びオン状態になるのであるが、ポンプ15の停止からスイッチ8が再びオン状態になるまでに要する時間は、排水口16および配管17が泡で満たされその泡が抵抗となるので、泡が無い場合と比較して長くなる。したがって、泡の有無の判定時間を規定することによって泡検知判定を行うことができる。また、「背景技術」の欄で述べた従来の方法でも泡検知を行うことができる。
以上のように、本実施の形態では、フロート部7とスイッチ8とで、洗浄槽1内の水位を検知する水位検知手段を構成すると共に、洗浄槽1での泡の異常発生を検知する泡検知手段も兼ねており、それぞれの手段の動作の切り換えは、制御手段14によって行なわれるようになっている。
そして、界面活性剤の含有率が高い洗剤ほど、洗浄水の循環による泡の発生が早い傾向にあるため、上記泡検知判定を洗浄工程の初期に複数回(図2ではN回)行うことにより、泡の発生度合を知ることができる。
つまり、泡検知判定1回目で泡発生を検知した場合が、泡の発生量が多量であり、泡検知判定2回目、・・・、N回目で検知するほど泡の発生量が少量であると推定できる。
これにより、洗浄槽1内からの排水および洗浄槽1への給水を行う減泡行程(図2のA〜Bのステップ)の回数C、D、・・・、Xを、泡検知判定1回目の場合に多く、泡検知判定2回目、・・・、N回目で検知するほど少なく、すなわち、C≧D≧・・・≧Xとすれば、泡の発生量が多量である場合は、大量の泡を機外へ排出させ、水位検知槽6等から外箱11内に洗浄水が漏れることによる水漏れ検知装置12の動作を防止することができる。また、洗浄槽1と連通している送風装置18および送風経路19に泡が浸入することも防止することができる。そして、泡の発生量が少量である場合は、減泡行程の回数を少なくすることで、泡の発生を検知た場合でも、通常の洗浄工程に早く戻すことができる。
また、洗浄槽1の泡が多量に発生すればするほど、送風口20から送風経路19を経由して送風装置18に泡が浸入しやすくなるため、泡の発生を検知した後の送風装置18の動作時間を泡検知判定1回目の場合に長く、泡検知判定2回目、・・・、N回目で検知するほど短くすれば、効率良く確実に送風装置18および送風経路19の泡を送風口20か
ら洗浄槽1に戻すことができる。
このように本実施の形態によれば、前方に開口部30aを有する食器洗い機本体30内に洗浄槽1を設け、この洗浄槽1内に配置した洗浄ノズル2と、この洗浄ノズル2に洗浄水を圧送するポンプ15と、洗濯槽1内に給水する給水弁13と、洗浄槽1内の水位を水位検知槽6内のフロート部7が上下してスイッチ8をオンさせることで検知する水位検知手段と、前記複数の装置の動作を制御する制御手段14とを備え、前記制御手段14は、洗浄工程の初期に少なくとも1回、泡の異常発生の有無を検知するように構成し、泡の異常発生を検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数によって、泡の発生量を推量し、その発生量に応じて、前記洗浄槽1内からの排水および洗浄槽1への給水を行う減泡行程を行うことによって、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転させた場合でも、泡が水位検知槽6等から溢れ、水漏れ検知装置12が動作することによる食器洗い機の使用不可能状態を回避することができる。
また、泡の送風経路19への浸入を防ぐことによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、泡の送風装置18の充電部(図示せず)への付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が低い場合に泡検知を行った場合は、少ない回数で減泡行程を行うことによって、無駄な運転時間を省き、効率よく食器洗い機を運転することできる。
また、前方に開口部30aを有する食器洗い機本体30内に設けた洗浄槽1と、この洗浄槽1内に配置した洗浄ノズル2と、この洗浄ノズル2に洗浄水を圧送するポンプ15と、前記洗浄槽1内の蒸気を排気口21より排出する送風装置18と、この送風装置18と前記洗浄槽1を連通させる送風経路19と、前記洗浄槽1内に給水する給水弁13と、前記洗浄槽1内の水位を、水位検知槽6内のフロート部7が上下してスイッチ8をオンさせることで検知する水位検知手段と、前記複数の装置の動作を制御する制御手段14とを備え、前記制御手段14は、洗浄工程の初期に少なくとも1回、泡の異常発生の有無を検知するように構成し、泡の異常発生を検知した場合は、泡検知をした時点で、前記送風装置18を所定の時間動作させるとともに、前記洗浄槽1内からの排水および洗浄槽1への給水を行う減泡行程を動作させるようにしたことにより、送風経路19に浸入した泡を洗浄槽1に戻して、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、泡の送風装置18の充電部などへの付着による電気的絶縁性能の低下も防止することができる。
また、本実施の形態における泡検知手段は、洗浄槽1内の水位を、水位検知槽6内のフロート部7が上下してスイッチ8をオンさせることで検知する水位検知手段の出力により、洗浄槽1内の泡の異常発生を検知するようにしているので、シンプルな構成で泡の異常発生が検知できるので、信頼性の高い食器洗い機を提供できる。
また、泡検知手段が泡の異常発生を検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数によって、泡が異常発生したときに動作させる送風装置18の時間を増減させるように構成し、泡の異常発生を検知するまでの時間、ポンプ装置の停止回数が少ない場合は、泡の発生が多いと推量し、送風装置18による送風時間を長くし、泡の異常発生を検知するまでの時間・回数が多い場合は、泡の発生が少ないと推量し、送風装置18による送風時間を短くして、送風経路19に浸入した泡を確実に洗浄槽1に戻すことによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、また、泡の送風装置18の充電部の付着による電気的絶縁性能の低下を防止することができる。
また、制御手段14を、泡検知手段が泡の異常発生を検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数によって、泡が異常発生したときに動作させる減泡行程の洗浄槽1内からの排
水および洗浄槽1への給水の回数を増減させるように構成し、泡の異常発生検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数が少ない場合は、泡の発生が多いと推量し、減泡行程の洗浄槽1内からの排水および洗浄槽1への給水の回数を多くし、泡の異常発生を検知するまでの時間・ポンプ装置の停止回数が多い場合は、泡の発生が少ないと推量し、減泡行程の洗浄槽1内からの排水および洗浄槽1への給水の回数を少なくすることにより、洗浄槽1内の泡の発生度合に応じて減泡行程を行うことができる。
したがって、使用者が誤って界面活性剤の含有率の高い洗剤を投入して運転させた場合でも、泡が水位検知槽6等から溢れ、水漏れ検知装置12が動作して、食器洗い機が使用不可能状態になるのを回避することができる。
また、泡の送風経路19への浸入を防ぐことによって、泡の浸入による送風量の低下、すなわち、乾燥性能の低下を防ぐことができ、泡の送風装置18の充電部等への付着などによる電気的絶縁性能の低下も防止することができる。また、洗浄水中の界面活性剤の濃度が低い場合に泡検知を行った場合でも、適切な減泡行程を行うことによって、無駄な運転時間を省き、効率よく食器洗い機を運転することができる。
以上のように、本発明に係る食器洗い機は、簡単な構成で、泡の大量発生を検知することができ、なおかつ、効率良く発生した泡を減ずることができる。また、水漏れ検知装置の動作による運転停止の防止、洗浄槽に連通している送風装置等の部品の電気的絶縁性能等を確保することができ、安全で信頼性の高いもので、食器洗い機に限らず、泡を発生させる洗濯機など各種機器に適用できる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側断面図 同食器洗い機の動作フローチャート 従来の食器洗い機の側断面図 同食器洗い機の動作フローチャート
1 洗浄槽
2 洗浄ノズル
4 食器
7 フロート部(水位検知手段、泡検知手段)
8 スイッチ(水位検知手段、泡検知手段)
12 水漏れ検知装置
13 給水弁(給水装置)
14 制御手段
15 ポンプ(ポンプ装置、排水装置)
18 送風装置
19 送風経路
30 食器洗い機本体

Claims (5)

  1. 前方に開口部を有する食器洗い機本体内に設けた洗浄槽と、この洗浄槽内に配置した洗浄ノズルと、この洗浄ノズルに洗浄水を圧送するポンプ装置と、前記洗浄槽内への給水を行う給水装置と、前記洗浄槽内の水を排水する排水装置と、前記洗浄槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記洗浄槽内の泡の異常発生を検知する泡検知手段と、前記複数の装置の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗浄工程の初期に少なくとも1回前記ポンプ装置を停止して、前記洗浄槽の水位が戻るまでに要する時間を検知し、前記時間が所定時間より長いことによって泡の異常発生を検知するようにし、泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、前記洗浄槽内からの排水および前記洗浄槽への給水を行う減泡行程を動作させるようにした食器洗い機。
  2. 浄槽内の蒸気を排気口より外部に排出する送風装置と、この送風装置と前記洗浄槽を連通させる送風経路とをさらに備え、制御手段は、泡の異常発生を検知した場合、前記送風装置を所定の時間動作させるようにした請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 泡検知手段は、水位検知手段の出力により洗浄槽内の泡の異常発生を検知するようにした請求項1または2に記載の食器洗い機。
  4. 泡検知手段により泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、泡の異常発生時に動作させる送風装置の運転時間を増減させるようにした請求項2または3に記載の食器洗い機。
  5. 泡検知手段により泡の異常発生を検知するまでの時間または検知するまでのポンプ装置の停止回数に応じて、泡の異常発生時に動作させる減泡行程の回数を増減させるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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