JP2009219694A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短時間で洗浄槽内における泡の発生を検出することができる食器洗浄機を提供する。
【解決手段】 食器洗浄機10は、洗浄槽14と、洗浄水を洗浄槽14内に噴射する洗浄ノズル22と、洗浄槽14内の洗浄水を吸引して洗浄ノズル22に送り込む洗浄ポンプ28と、洗浄槽14内に空気を送り込むファン52と、洗浄槽14と連通している水位室45と、水位室45内の水位を検出する水位検出手段46と、制御装置60を備えている。制御装置60は、洗浄槽14への給水後に、洗浄ポンプ28を作動させて洗浄ノズル22から洗浄槽14内に洗浄水を噴射する噴射行程S6と、噴射行程S6後に、ファン52を作動させて洗浄槽14内に空気を送り込む送風処理S10と、送風処理S10後に、水位室45内の水位が基準速度以上の速度で低下するか否かを判定する水位低下速度判定処理S14を含む泡検出処理を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、食器洗浄機の洗浄槽内に泡が発生していることを検出する技術に関する。
食器洗浄機は、洗浄水を洗浄槽内に溜めておき、洗浄ポンプによって洗浄槽内の洗浄水を食器に向けて噴射して食器を洗浄する。通常、食器洗浄機に用いる洗剤には、泡立ち難い洗剤(以下では、洗浄機用洗剤という)が用いられる。しかしながら、ユーザが誤って台所用洗剤等の泡立ち易い洗剤(以下では、一般洗剤という)を食器洗浄機に投入すると、洗浄時に洗浄槽内に多量の泡が発生する。洗浄槽内に多量の泡が発生すると、泡が洗浄槽に通じる水路や空気通路等に流入して、食器洗浄機が誤作動を起こす場合がある。例えば、洗浄槽と連通している水位室(水位を検出するための空間)が形成されている場合には、水位室内に泡が流入して食器洗浄機が誤作動を起こす場合がある。
特許文献1には、洗浄槽内での泡の発生を検出する食器洗浄機が開示されている。この食器洗浄機は、基準水位まで洗浄槽内に洗浄水を溜めた状態で、洗浄ポンプにより洗浄槽内に洗浄水を噴射する噴射行程を実行する。ここで、食器洗浄機に洗浄機用洗剤が投入されている場合には、洗浄槽内の食器や洗浄槽の壁面(以下では、食器等という)に洗浄水が付着するため、洗浄槽内の水位が下がる。また、食器洗浄機に一般洗剤が誤って投入されている場合には、食器等に洗浄水が付着するのに加えて、洗浄槽内に多量の泡が発生するため、洗浄槽内の水位が大きく下がる。先の噴射行程の実行後、泡の発生の有無を検出するために、食器洗浄機は一定時間だけ洗浄槽に給水する(給水行程)。そして、給水行程の後に、洗浄槽内の水位が基準水位に達しているか否かを検出する。噴射行程における水位の低下量が少なければ(すなわち、洗浄槽内に多量の泡が発生していなければ)、給水行程によって洗浄槽内の水位が基準水位に達する。噴射行程における水位の低下量が多ければ(すなわち、洗浄槽内に多量の泡が発生していれば)、給水行程を実行しても洗浄槽内の水位が基準水位に達しない。したがって、給水行程後の洗浄槽内の水位が基準水位に達しているか否かによって、洗浄槽内に多量の泡が発生しているか否かを検出することができる。
特開2001−327454号公報
上述したように、特許文献1の食器洗浄機の噴射行程では、水位の低下量に差はあるものの、洗剤の種類に関わらず洗浄槽内の水位が低下する。洗浄機用洗剤が投入されている場合の水位の低下量は、洗浄槽に収容する食器の量(すなわち、食器に付着する洗浄水の量)等により変動する。また、噴射行程後の給水行程の給水量には誤差がある。したがって、これらのバラツキ要因によって、給水行程後の洗浄槽内の水位にバラツキが生じる。この水位のバラツキの量に比べて、泡の有無による水位の低下量の差(すなわち、一般洗剤使用時と洗浄機用洗剤使用時との水位の低下量の差)が少ないと洗浄槽内に泡が発生しているか否かを検出することはできない。すなわち、特許文献1の食器洗浄機では、泡の有無による水位の低下量の差を大きくして泡の発生を見極め易くするために、噴射行程を長時間(例えば、10分間)実行する必要があった。すなわち、特許文献1の食器洗浄機は、洗浄槽内における泡の発生を検出するまでに長時間を要し、引いては、泡が乾燥ファンまで到達したり、排気口から流出する場合があった。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、短時間で洗浄槽内における泡の発生を検出することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明の食器洗浄機は、洗浄槽と、洗浄水を洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、洗浄槽内の洗浄水を吸引して洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、洗浄槽内に空気を送り込むファンと、洗浄槽と連通している水位室と、水位室内の水位を検出する水位検出手段と、制御装置を備えている。制御装置は、噴射行程と、送風処理と、水位低下速度判定処理を含む泡検出処理を実行する。噴射行程は、洗浄槽への給水後に、洗浄ポンプを作動させて洗浄ノズルから洗浄槽内に洗浄水を噴射する。送風処理は、噴射行程後に、ファンを作動させて洗浄槽内に空気を送り込む。水位低下速度判定処理は、送風処理後に、水位室内の水位が基準速度以上の速度で低下するか否かを判定する。
この食器洗浄機では、水位室が洗浄槽に連通している。したがって、給水により洗浄槽内に洗浄水を貯めると、水位室内にも洗浄槽と同じ水位まで洗浄水が貯まる。制御装置は、給水後に噴射行程を実行する。噴射行程では、洗浄槽に一般洗剤が投入されている場合には洗浄槽内に多量の泡が発生し、洗浄槽に洗浄機用洗剤が投入されている場合には洗浄槽内に泡がほとんど発生しない。次に、制御装置は、ファンを作動させて洗浄槽内に空気を送り込む(送風処理)。これによって、洗浄槽内の空気の圧力が上昇する。すると、洗浄槽内の空気の圧力によって洗浄槽内の洗浄水の水面が押し下げられ、水位室内の水位が上昇する。送風処理を終了すると(すなわち、ファンを停止すると)、洗浄槽内の空気の圧力が低下するので、洗浄槽内の水位が上昇し、水位室内の水位が低下する。このときに洗浄槽内で泡が発生していなければ、送風処理の終了後すぐに洗浄槽及び水位室内の水位が元に戻る。すなわち、水位室内の水位の低下速度は速い。一方、洗浄槽内で泡が多量に発生している場合には、泡が抵抗となって洗浄槽内の水位の上昇速度が遅くなる。すなわち、水位室内の水位の低下速度が遅くなる。したがって、制御装置は、送風処理後に、水位室内の水位が基準速度以上の速度で低下するか否かを判定する(水位低下速度判定処理)。これによって、洗浄槽内に泡が発生しているか否かを判定することができる。
このように、この食器洗浄機は、送風処理後の水位室の水位の低下速度に基づいて泡の発生を検出する。したがって、給水量の誤差や食器に付着する洗浄水の量によって生じる水位のバラツキの影響を受けることなく泡の発生の有無を検出することができる。よって、噴射行程を長時間実行する必要がなく、短時間で泡の発生の有無を検出することができる。
上述した食器洗浄機は、水位検出手段として、水位室内の水位が基準水位に達しているか否かを検出する手段を用いて構成することもできる。この場合、制御装置が、以下のように泡検出処理を実行することが好ましい。すなわち、噴射行程後かつ送風処理前に、水位室内の水位が基準水位に達しているか否かを判定する水位判定処理を実行する。送風処理は、水位判定処理で水位室内の水位が基準水位に達していないと判定した場合に実行する。送風処理では、水位室内の水位が基準水位に達するか否かを判定する。水位低下速度判定処理は、送風処理で水位室内の水位が基準水位に達したと判定した場合に実行する。水位低下速度判定処理では、送風処理終了時から一定時間内に水位室内の水位が基準水位を下回るか否かを判定する。
このような構成によれば、水位室内の水位が基準水位未満の状態で送風処理が開始される。また、送風処理中に水位室内の水位が基準水位に達した場合に水位低下速度判定処理が実行される。したがって、水位室内の水位が基準水位に達している状態で送風処理を終了すると、基準水位以上であった水位室の水位が、基準水位未満の水位に低下する。このとき、洗浄槽内に泡が発生していれば水位室内の水位の低下速度が遅くなるので、水位室内の水位が基準水位を下回るまでに要する時間が長くなる。したがって、送風処理終了時から一定時間内に水位室内の水位が基準水位を下回るか否かを判定することで、洗浄槽内での泡の発生を検出することができる。すなわち、一定時間内に水位室内の水位が基準水位を下回るか否かを判定することは、水位室内の水位が基準速度以上の速度で低下するか否かを判定することに等しい。
以上に説明したように、このような構成によれば、簡易な水位検出手段(水位室内の水位が基準水位に達しているか否かを検出する水位検出手段)を用いて泡の発生を検出することができる。
基準水位に達しているか否かを検出する水位検出手段を用いる場合は、制御装置が、送風処理中に水位室内の水位が基準水位に達したと判定したときに送風処理を終了することが好ましい。
このような構成によれば、送風処理開始前の水位室内の水位にかかわらず、送風処理終了時の水位室内の水位が基準水位と略等しくなる。したがって、送風処理終了時から一定時間内に水位室内の水位が基準水位を下回るか否かを判定することで、水位室内の水位の低下速度を正確に判定することができる。すなわち、洗浄槽内における泡の発生をより正確に検出することができる。
基準水位に達しているか否かを検出する水位検出手段を用いる場合は、制御装置が、洗浄槽内の水位を基準水位に調整した状態で噴射行程を開始することが好ましい。
このような構成によれば、噴射行程で洗浄槽の水位が低下した場合に、水位室内の水位が基準水位よりわずかに低い水位となる。したがって、送風処理中に水位室内の水位が基準水位に達し易くなる。
基準水位に達しているか否かを検出する水位検出手段を用いる場合は、制御装置が、泡検出処理を繰り返し実行することが好ましい。そして、各泡検出処理における水位判定処理、送風処理、及び、水位低下速度判定処理の判定結果に基づいて泡判定指標値を算出することが好ましい。
このように、泡検出処理を繰り返し実行し、各泡検出処理における判定結果に基づいて泡判定指標値を算出することで、泡の検出精度を高めることができる。
一般洗剤が投入された状態でポンプを作動させる場合、洗浄槽内に泡が多く存在しているときほど新たな泡の発生量が多くなる。すなわち、泡がほとんどない状態では、洗浄ノズルから噴射された洗浄水が洗浄槽内の壁面や水面に衝突することで泡が発生する。一方、泡が存在している状態では、泡が洗浄ポンプに巻き込まれることによって洗浄ポンプ内でも泡が生成されるようになり、泡の単位時間当たりの発生量(以下では、泡の発生速度という)が増える。すなわち、泡検出処理を繰り返し実行する場合には、後で実行する噴射行程ほど洗浄槽内の泡が増え、泡の発生速度が速くなる。
したがって、泡検出処理を繰り返し実行する場合は、制御装置が、後で実行する噴射行程ほど実行時間を短くすることが好ましい。
上述したように、後で実行する噴射行程では、一般洗剤投入時の泡の発生速度が速いので、実行時間が短くても十分な量の泡が発生する。したがって、噴射行程の実行時間が短くても、泡の発生を検出することができる。また、このような構成によれば、より短時間で泡の発生を検出することができる。
本発明の食器洗浄機によれば、短時間で洗浄槽内における泡の発生を検出することができる。
(実施例)
本発明の食器洗浄機の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例の食器洗浄機10の概略断面図を示している。
食器洗浄機10は、ケース12とケース12内に収容された洗浄槽14を備えている。洗浄槽14の前側(図1の左側)には、扉15が一体的に取付けられている。扉15を引き出すことで、洗浄槽14がケース12内から引き出されて、洗浄槽14内に食器が載置できる。図示するように、ケース12内に洗浄槽14を収容した状態では、洗浄槽14の上部が蓋56によって塞がれる。
扉15の上部には、操作パネル16が設けられている。操作パネル16の近くには制御装置60が設置されている。制御装置60は、食器洗浄機10の各部の動作を制御する。
扉15には、扉15の前面と洗浄槽14とを連通する排気通路18が形成されている。排気通路18の途中には、排気ダンパー19が設置されている。
扉15には、洗剤貯留槽62が設置されている。洗剤貯留槽62には、洗剤が貯留される。洗剤貯留槽62には、扉15の前面から洗剤を補充するための投入口(図示しない)が設けられている。洗剤貯留槽62への洗剤の補充は、ユーザによって行われる。洗剤貯留槽62は、洗剤供給路64によって洗浄槽14に連通している。洗剤供給路64の途中には、洗剤供給弁66が設置されている。洗剤供給弁66を開くと、洗剤貯留槽62内の洗剤が、洗剤供給路64を通って洗浄槽14内に供給される。洗剤供給弁66は、制御装置60によって制御される。
洗浄槽14内には、食器かご61と洗浄ノズル22が設置されている。
食器かご61には、食器を載置することができる。
洗浄ノズル22は、後述するインペラ収容室31から供給される洗浄水を、複数の噴射口から洗浄槽14内に噴射する。これによって、食器かご61に載置される食器に洗浄水がかかり、食器が洗浄される。
洗浄槽14の底面には、凹部29が形成されている。凹部29の上側開口部は、残菜フィルタ17によって覆われている。残菜フィルタ17はメッシュ状に形成されている。
洗浄槽14と扉15の間には、水位室45が設置されている。水位室45は、連通路50によって洗浄槽14に連通している。連通路50は、一端が洗浄槽14の底部(凹部29の壁面)に開口しており、他端が水位室45の底部に開口している。水位室45の上部は、図示しない位置で大気に開放されている。したがって、洗浄槽14内に洗浄水が溜められると、水位室45内には洗浄槽14と略同じ水位まで洗浄水が溜まる。
水位室45には、水位室45内の水位を検出する水位検出装置46が設置されている。水位検出装置46は、フロート47と、シャフト48と、水位検出スイッチ49(例えば、リードスイッチ)によって構成されている。シャフト48は、水位室45の上部に形成された孔に挿通されており、上下にスライド移動可能とされている。フロート47は、シャフト48の下端に固定されている。フロート47は、水に浮遊する。したがって、水位室45内に洗浄水が溜まると、洗浄水の水位に応じて、フロート47とシャフト48は上下動する。水位検出スイッチ49は、シャフト48の上端と対向する位置に設置されている。水位室45内の水位が一定の水位に上昇すると、シャフト48が水位検出スイッチ49に接触する。これによって、水位検出スイッチ49がオンする。すなわち、水位検出装置46がオンする。以下では、水位検出装置46がオンする水位を基準水位という。水位検出装置46のオン−オフは、制御装置60によって読み取られる。
洗浄槽14の背面には、給水管43の一端が接続されている。給水管43は他端がケース12の外部に引き出されており、給水源40に接続されている。給水管43の途中には、給水弁44が設けられている。給水弁44を開くと、洗浄槽14内に水道水が導入される。給水弁44は、制御装置60によって制御される。
洗浄槽14の下方には、水路32が形成されている。水路32は、一端が凹部29の壁面に開口しており、他端がインペラ収容室31に開口している。インペラ収容室31内には、洗浄ポンプ28のインペラ27が設置されている。インペラ収容室31の上部には洗浄ノズル22が接続されている。インペラ収容室31の下部には排水管36が接続されている。洗浄ポンプ28は、内蔵する電気モータによってインペラ27を回転する。洗浄ポンプ28は、インペラ27を一方向に回転することもできるし、逆方向に回転することもできる。洗浄ポンプ28がインペラ27を前記一方向に回転させると、水路32から洗浄ノズル22に洗浄水が送り込まれ、洗浄ポンプ28がインペラ27を前記逆方向に回転させると、水路32から排水管36に洗浄水が送り込まれる(逆方向への回転時は排水ポンプとして機能する)。洗浄ポンプ28は、制御装置60によって制御される。
排水管36は、一端がインペラ収容室31の下部に接続されており、他端がケース12の外部に引き出されて、排水部34に接続されている。洗浄ポンプ28がインペラ27を前記逆方向に回転させると、洗浄槽14内の洗浄水が、水路32と排水管36を通って排水部34に排出される。排水管36には、屈曲部33が形成されている。洗浄水を排出していない状態では、屈曲部33に水が溜まる。したがって、洗浄水を排出していない状態では、屈曲部33に溜まっている水によって排水管36は塞がれており、排水管36内を空気が流れないようになっている。
洗浄槽14の背面には、エア抜き管37の一端が開口している。エア抜き管37の他端は、排水管36の途中に接続されている。エア抜き管37は、排水管36がサイホンとなって、洗浄槽14内の水が排水管36から排出されるのを防止する。
洗浄槽14の背面には、給気管54が接続されている。給気管54の他端には、ファン52が設置されている。ファン52を作動させると、給気管54から洗浄槽14内に空気が送り込まれる。
洗浄槽14内の給気管54の接続部の下方には、ヒータ30が設置されている。洗浄槽14内に洗浄水が溜まっている状態でヒータ30を作動させると、洗浄水が加熱される。洗浄槽14内に洗浄水が溜まっていない状態でヒータ30を作動させると、洗浄槽14内の空気が加熱される。
次に、食器洗浄機10が洗浄工程の開始時に実行する泡を検出する処理について説明する。図2は、制御装置60が実行する処理を示すフローチャートである。制御装置60は、図2のフローチャートの各ステップを進める中で、洗浄槽14内で泡が発生している可能性を示すカウント値C1をカウントする。そして、カウント値C1に基づいて、洗浄槽14内の泡の発生を検出する。
ステップS2では、制御装置60は、食器洗浄機10内に残留している洗浄水を排出する。すなわち、制御装置60は、洗浄ポンプ28のインペラ27を前記逆方向に回転させる。凹部29や排水管36内に、前回の使用時の洗浄水が残留している場合には、ステップS2で残留している洗浄水が排出される。洗浄ポンプ28を所定時間作動させると、制御装置60は洗浄ポンプ28を停止する。
ステップS4では、洗浄槽14内に洗浄水と洗剤を供給する。すなわち、制御装置60は、給水弁44を開くとともに、洗剤供給弁66を開く。給水弁44を開くと、給水管43から洗浄槽14内に水道水(すなわち、洗浄水)が導入される。洗剤供給弁66を開くと、洗剤貯留槽62から洗浄槽14内に洗剤が供給される。したがって、洗浄槽14内に洗浄水と洗剤が混合した水(以下では、単に洗浄水という)が溜まる。また、水位室45は洗浄槽14と連通しているので、洗浄槽14内に洗浄水が溜まると、水位室45内にも洗浄槽14と略同じ水位まで洗浄水が溜まる。ステップS4では、水位検出装置46がオンするまで、洗浄槽14内に洗浄水を溜める。制御装置60は、水位検出装置46がオンしたら、給水弁44と洗剤供給弁66を閉じる。したがって、ステップS4の終了時には、洗浄槽14内に基準水位まで洗浄水が溜まっている状態となる。
なお、ユーザが誤って洗剤貯留槽62に一般洗剤を補充している場合には、ステップS4で洗浄槽14内に一般洗剤が投入される。
ステップS5では、カウント値C1を0に設定する。
ステップS6では、制御装置60は、洗浄ポンプ28を作動させる(インペラ27を前記一方向に回転させる)。それとともに、ヒータ30を作動させる。洗浄ポンプ28及びヒータ30を作動させると、洗浄槽14内に溜まっている洗浄水が水路32内に流入し、洗浄ポンプ28から洗浄ノズル22へと送られる。洗浄ノズル22に送られた洗浄水は、洗浄ノズル22の噴射口から洗浄槽14内に噴射される。これによって、食器が洗浄される。最初のステップS6は、約30秒間実行する。
ステップS6の実行中には、洗浄槽14内の水位が低下する。洗浄槽14に洗浄機用洗剤が投入されている場合には、噴射された洗浄水が食器等に付着することにより洗浄槽14内の水位が低下する。ステップS6の実行後の水位は、ステップS6実行中の条件によって種々に異なる。例えば、ステップS4における給水量の誤差により、ステップS6の開始時に比較的多くの洗浄水が洗浄槽14に溜められている場合(すなわち、基準水位より若干高い水位まで洗浄水が溜められている場合)には、ステップS6の実行後の水位は比較的高くなる。また、洗浄槽14内に比較的多くの食器を収容している場合には、ステップS6において食器への洗浄水の付着量が多くなるため、ステップS6の実行後の水位は比較的低くなる。また、食器が誤って上向きに載置されている場合には、食器内に洗浄水が貯まることによっても洗浄槽14内の水位は低下する。したがって、洗浄機用洗剤が投入されている場合には、ステップS6の実行後の洗浄槽14内の水位が、基準水位を下回る場合と、基準水位に達している場合とがある。また、一般洗剤が投入されている場合には、洗浄水が食器等に付着するのに加えて、洗浄槽14内に泡が発生することによっても水位が低下する(すなわち、洗浄水が泡の液膜となるために、洗浄槽14内の水位が低下する)。この場合には、洗浄機用洗剤を投入している場合に比べて水位の低下量が多くなる。一般洗剤が投入されている場合には、ステップS6実行後の洗浄槽14内の水位は基準水位を下回る。
ステップS8では、制御装置60は、水位検出装置46がオンしているか否かを検出する。上述したように、一般洗剤が投入されている場合には洗浄槽14内の水位が基準水位を下回っているので、ステップS8においては水位検出装置46のオフが検出される。一方、洗浄機用洗剤が投入されている場合には洗浄槽14内の水位が基準水位に達している場合と達していない場合とがあるので、ステップS8においては水位検出装置46のオンまたはオフが検出される。
すなわち、ステップS8での水位検出装置46のオンは、洗浄槽14内に泡が発生していないことを示す。この場合(ステップS8でYES)、制御装置60は、ステップS10〜S16を実行することなく、ステップS18を実行する。
一方、ステップS8での水位検出装置46のオフは、洗浄槽14内に泡が発生している可能性があることを示す。この場合(ステップS8でNO)、制御装置60は、ステップS10以降の処理を実行し、洗浄槽14内の泡の有無をさらに判定する。
ステップS10では、制御装置60は、ファン52を作動させる。すると、洗浄槽14内に給気管54から空気が送り込まれ、洗浄槽14内の空気の圧力が上昇する。洗浄槽14内に送り込まれた空気は排気通路18から外部に放出されるが、ファン52が洗浄槽14内に空気を送り続けるので洗浄槽14内の高圧状態が維持される。洗浄槽14内の空気の圧力が上昇すると、図3に示すように、空気の圧力によって洗浄槽14内の洗浄水の水面が押下げられ、水位室45内の水位が上昇する。制御装置60は、水位検出装置46がオンするまで(すなわち、水位室45内の水位が基準水位に達するまで)ファン52を作動させる。但し、洗浄槽14内に非常に多くの泡が存在している場合には、給気管54が泡で塞がれたり、ファン52を作動させる前の状態における洗浄槽14内の水位が極端に低くなるために、水位検出装置46がオンしない場合がある。水位検出装置46がオンしない場合には、制御装置60は、ファン52を作動してから30秒後にファン52を停止する。
ステップS10で水位検出装置46がオンした場合には(すなわち、ステップS10でYES)、制御装置60はステップS12を実行する。
ステップS10で水位検出装置46がオンしなかった場合には(すなわち、ステップS10でNO)、制御装置60はステップS16を実行する。
ステップS10を終了すると(すなわち、ファン52を停止すると)、洗浄槽14内の空気の圧力が元に戻るので、洗浄槽14内及び水位室45内の水位が元に戻る。すなわち、洗浄槽14内の水位が上昇し、水位室45内の水位が低下して基準水位以下となる。したがって、ステップS10で水位検出装置46がオンした場合には、水位検出装置46が再びオフする。このときに、洗浄槽14内に多量の泡が発生していなければ、水位が短時間で元の水位に戻る。したがって、ファン52を停止してすぐに水位検出装置46がオフする。一方、洗浄槽14内で多量の泡が発生して洗浄水の水面が泡で覆われている場合には、泡が抵抗となるために、水位が元の水位に戻るのに時間を要する。すなわち、洗浄槽14内の水位がゆっくりと上昇し、水位室45内の水位がゆっくりと低下する。したがって、ファン52を停止してから水位検出装置46がオフするまでに時間がかかる。
図2に示すように、制御装置60は、ステップS10で水位検出装置46がオンした場合には、ステップS10を終了してから(すなわち、ファン52を停止してから)約10秒間待機する(ステップS12)。そして、待機後に、ステップS14で水位検出装置46がオンしているか否かを判定する。
洗浄槽14内に多量の泡が発生していなければ、10秒間の待機の間に水位室45内の水位が基準水位未満となる。したがって、ステップS14で水位検出装置46のオフが検出される。この場合には(ステップS14でNO)、制御装置60は、ステップS18を実行する。
一方、洗浄槽14内に多量の泡が発生している場合には、10秒間待機しても水位室45内の水位が基準水位未満とならない。したがって、ステップS14で水位検出装置46のオンが検出される。この場合には(ステップS14でYES)、制御装置60は、ステップS16を実行する。
以上に説明したように、ステップS8でYESまたはステップS14でNOと判定した場合には、洗浄槽14内にそれほど多くの泡が発生していないと判断することができる。また、ステップS10でNOまたはステップS14でYESと判定した場合には、洗浄槽14内に多量の泡が発生していると判断することができる。したがって、これらの判定結果によって、洗浄槽14内における泡の発生を検出することができる。
しかしながら、制御装置60は、泡の発生の検出精度をさらに高めるために、以下の処理を引き続き実行する。
図2に示すように、ステップS10でNOまたはステップS14でYESと判定した場合には、制御装置60は、ステップS16でカウント値C1に「1」を加算する。カウント値C1は、洗浄槽14内に泡が発生している可能性を示す値であり、カウント値C1が大きいほど洗浄槽14内に泡が発生している可能性が高いことを意味する。ステップS5でカウント値C1が「0」に設定されているので、ここではカウント値C1が「0」から「1」に変更される。
ステップS18では、制御装置60は、カウント値C1を判定する。カウント値C1の判定については後に詳述する。
最初のステップS18では、制御装置60は、図2の矢印Xに示すように進んでステップS20で洗浄槽14内に給水する。ステップS20では、水位検出装置46がオンするまで洗浄槽14内に給水する(既に水位検出装置46がオンしている場合には給水しない)。そして、再度、ステップS6からの処理を実行する。
以上に説明したように、制御装置60は、ステップS6〜S20の処理を繰り返し実行する。これによって、それぞれの回での判定結果に基づいてカウント値C1が変更される。すなわち、洗浄槽14内で泡が発生している可能性が高いほど、カウント値C1が大きい値に変更される。
上述したように、制御装置60は、ステップS18でカウント値C1を判定する。以下に、ステップS18の判定について詳述する。
上述したように、1回目のステップS18では、制御装置60は、カウント値C1が何れの値であっても、再度、ステップS6からの処理を実行する(図2の矢印X)。
2回目のステップS18では、制御装置60は、カウント値C1が「0」であるか、「1」であるか、「2」であるかを判定する。
カウント値C1が「2」であることは、1回目の処理(すなわち、ステップS6〜S14の処理)と2回目の処理の何れでも洗浄槽14内に泡が発生していることを示す判定結果となったこと意味する。すなわち、洗浄槽14内に泡が発生している可能性が極めて高いことを意味する。したがって、カウント値C1が「2」である場合には、制御装置60は、ステップS24の消泡運転を実行する(図2の矢印Z)。消泡運転は、洗浄槽14内の洗浄水の略全てを排水する排水運転と、洗浄槽14内に新たな洗浄水を導入する給水運転を、繰り返し4回行う運転である。消泡運転によって、洗浄槽14内の泡がなくなる。消泡運転を実行すると、制御装置60は運転を終了する。
カウント値C1が「1」であることは、洗浄槽14内に泡が発生している可能性と発生していない可能性があることを意味する。例えば、洗浄槽14内の泡の発生量が許容範囲ぎりぎりの量である場合には、1回目の処理と2回目の処理で異なる判定結果となる場合がある。このように、カウント値C1が「1」である場合には、制御装置60は、再度、ステップS6からの処理を実行する(図2の矢印X)。
カウント値C1が「0」であることは、1回目の処理と2回目の処理の何れでも洗浄槽14内に泡が発生していないことを示す判定結果となったことを意味する。すなわち、洗浄槽14内に泡が発生していない可能性が極めて高いことを意味する。したがって、カウント値C1が「0」である場合には、制御装置60は、ステップS22の洗浄運転(洗浄ポンプ28とヒータ30を作動させて、継続的に食器を洗浄する運転)を実行する(図2の矢印Y)。洗浄運転を実行した後は、すすぎ運転、乾燥運転を実行する。
3回目のステップS18では、制御装置60は、カウント値C1が「2」であるか否かを判定する。カウント値C1が「2」である場合には、制御装置60は、ステップS24の消泡処理を実行する(図2の矢印Z)。カウント値C1が「2」でない場合(すなわち、カウント値C1が「1」である場合)には、制御装置60は、再度、ステップS6からの処理を実行する(図2の矢印X)。
4回目のステップS18では、制御装置60は、カウント値C1が「2」であるか否かを判定する。カウント値C1が「2」である場合には、制御装置60は、ステップS24の消泡処理を実行する(図2の矢印Z)。カウント値C1が「2」でない場合(すなわち、カウント値C1が「1」である場合)には、制御装置60は、ステップS22の洗浄運転を実行する(図2の矢印Y)。
このように、制御装置60は、ステップS6からの処理を繰り返し実行し、各回の処理における判定結果に基づいてカウント値C1を算出する。そして、算出したカウント値C1に基づいて、洗浄槽14内に泡が発生しているか否か(すなわち、消泡運転に移行するか、洗浄運転に移行するか)を判定する。したがって、洗浄槽14内での泡の発生を正確に検出することができる。
また、上述したように、一般洗剤が投入されている場合には、ステップS6の実行中に洗浄槽14内で泡が発生する。洗浄槽14内で発生した泡は短時間では消滅しないので、ステップS6が実行される度に洗浄槽14内に泡が蓄積される。したがって、先に実行されるステップS6よりも、後で実行されるステップS6の方が、洗浄槽14内に泡が多い状態で実行されることになる。洗浄槽14内に泡が多いと、その泡が洗浄ポンプ28に巻き込まれるために、洗浄ポンプ28内で泡が生成されるようになる。すると、泡の発生速度が速くなる。すなわち、後で実行されるステップS6の方が泡の発生速度が速くなる。
したがって、制御装置60は、後で実行するステップS6ほど、その実行時間を短時間にする。具体的には、上述したように、1回目のステップS6では、洗浄ポンプ28を30秒間作動させる。2回目のステップS6では、洗浄ポンプ28を20秒間作動させる。3回目のステップS6では、洗浄ポンプ28を15秒間作動させる。4回目のステップS6では、洗浄ポンプ28を10秒間作動させる。このように、後で実行するステップS6の実行時間を短時間にしても、一般洗剤投入時には後で実行するステップS6では泡の発生速度が速くなるので、泡の発生を正確に検出することができる。また、後に行うステップS6ほど実行時間を短くすることで、図2の処理全体の実行時間が短縮される。したがって、短時間で泡の発生の有無を検出することができる。
以上に説明したように、本実施例の食器洗浄機10は、ファン52を作動させて水位室45内の水位を上昇させた後にファン52を停止し、ファン52の停止後の水位室45内の水位の低下速度に基づいて洗浄槽14内での泡の発生を検出する。したがって、ステップS6の噴射行程後の洗浄槽14内の水位のバラツキの影響をほとんど受けることなく泡の発生を検出することができる。このため、ステップS6の噴射行程を長時間実行する必要がない。短時間で泡の発生を検出することができる。
また、上述した食器洗浄機10では、ステップS6の噴射行程後に水位検出装置46がオフしている場合にステップS10の送風処理を実行し、送風処理で水位検出装置46がオンした場合にステップS12、S14で10秒以内に水位検出装置46がオフするか否か(すなわち、水位の低下速度が一定速度以上であるか否か)を判定する。したがって、水位室45内の水位が基準水位に達しているか否かを検出する簡易な水位検出手段を用いて泡の発生を検出することができる。
また、上述した食器洗浄機10は、ステップS10で水位検出装置46がオンしたときにステップS10を終了する(すなわち、ファン52を停止する)。したがって、ステップS12の開始時の水位室45内の水位が基準水位よりわずかに高い水位となる。すなわち、ステップS12の開始時の水位室45内の水位のバラツキが少ない。したがって、ステップS14の判定によって、水位の低下速度が一定速度以上であるか否かを正確に検出することができる。泡の発生をより正確に検出することができる。
また、上述した食器洗浄機10は、洗浄槽14内の水位を基準水位に調整し(ステップS4またはS20)、その後にステップS6の噴射行程を開始する。したがって、ステップS6で水位が低下した場合には、水位室45内の水位が基準水位よりわずかに低い水位となる。これによって、ステップS10の送風処理中に水位室45内の水位が基準水位に達しやすくなる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
食器洗浄機10の概略断面図。 泡を検出する処理を示すフローチャート。 水位室45内と洗浄槽14内の水位の説明図。
符号の説明
10:食器洗浄機
12:ケース
14:洗浄槽
15:扉
22:洗浄ノズル
28:洗浄ポンプ
36:排水管
43:給水管
45:水位室
46:水位検出装置
49:水位検出スイッチ
50:連通路
52:ファン
54:給気管
56:蓋
60:制御装置

Claims (6)

  1. 洗浄槽と、
    洗浄水を洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、
    洗浄槽内の洗浄水を吸引して洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、
    洗浄槽内に空気を送り込むファンと、
    洗浄槽と連通している水位室と、
    水位室内の水位を検出する水位検出手段と、
    制御装置を備えており、
    制御装置が、
    洗浄槽への給水後に、洗浄ポンプを作動させて洗浄ノズルから洗浄槽内に洗浄水を噴射する噴射行程と、
    噴射行程後に、ファンを作動させて洗浄槽内に空気を送り込む送風処理と、
    送風処理後に、水位室内の水位が基準速度以上の速度で低下するか否かを判定する水位低下速度判定処理、
    を含む泡検出処理を実行することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 水位検出手段は、水位室内の水位が基準水位に達しているか否かを検出する手段であり、
    制御装置は、前記泡検出処理において、
    噴射行程後かつ送風処理前に、水位室内の水位が基準水位に達しているか否かを判定する水位判定処理を実行し、
    水位判定処理で水位室内の水位が基準水位に達していないと判定した場合に、送風処理を実行し、
    送風処理では、水位室内の水位が基準水位に達するか否かを判定し、
    送風処理で水位室内の水位が基準水位に達したと判定した場合に、水位低下速度判定処理を実行し、
    水位低下速度判定処理では、送風処理終了時から一定時間内に水位室内の水位が基準水位を下回るか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 制御装置は、送風処理中に水位室内の水位が基準水位に達したと判定したときに送風処理を終了することを特徴とする請求項2に記載の食器洗浄機。
  4. 制御装置が、洗浄槽内の水位を基準水位に調整した状態で噴射行程を開始することを特徴とする請求項2または3に記載の食器洗浄機。
  5. 制御装置が、前記泡検出処理を繰り返し実行し、各泡検出処理における水位判定処理、送風処理、及び、水位低下速度判定処理の判定結果に基づいて泡判定指標値を算出することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の食器洗浄機。
  6. 制御装置が、後で実行する噴射行程ほど実行時間を短くすることを特徴とする請求項5に記載の食器洗浄機。
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