JP4018055B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器洗浄機に関する。
食器洗浄機は、洗浄槽内に投入した専用洗剤と温水を混合した洗浄水によって、食器類を洗浄する。洗浄槽内に専用洗剤が投入されている限りは、洗浄工程で洗浄ポンプが作動して温水と洗剤を攪拌しても、ほとんど泡が発生することはない。しかしながら、例えば、使用者が専用洗剤と間違えて台所用中性洗剤等を投入した場合には、洗浄工程で洗浄ポンプが作動すると、ポンプが温水と洗剤を攪拌することによって、洗浄槽内に泡が大量に発生する。泡が大量に発生すると、洗浄水の一部が泡の形成に利用されて洗浄水が減少し、多量の空気がポンプに吸い込まれる。このような状態(エア噛み状態という)では、ポンプが空回りしてポンプの機能が著しく低下してしまう。
このため、特許文献1には、洗浄槽内に発生した泡を除去する技術が開示されている。この技術では、泡の発生を検知したときに、排水工程を行なった後、給水工程・洗浄工程・排水工程のサイクルを所定回数繰り返す消泡処理を実行し、自動的に効率よく泡を除去する。
特開2003−47584号公報
消泡処理でのサイクル数が予め決定されていると、洗浄槽内に想定したよりも大量の泡が発生した場合には、サイクル数だけ消泡処理を実行しても、十分に消泡できないことがある。十分に消泡されず洗浄槽内に泡が残留していると、その後に実行される洗浄工程において、ポンプが作動することによって泡が再び発生してしまい、消泡処理の目的が達成されない。一方、洗浄槽内に想定したよりも少ない量の泡しか発生していない場合には、サイクル数より少ない回数で十分に消泡できることがある。十分に消泡されているのに、さらに消泡処理を繰返してしまうと、洗浄コストや洗浄に要する資源が余分に消費されてしまう。
上記特許文献1に記載の技術では、泡の発生を検知したときに、予め決められたサイクル数によって消泡処理を実行する。このため、泡の発生量に応じてサイクル数を柔軟に調整することはできない。
本発明は、洗浄槽内で泡が発生している状態のときには、泡の発生量に応じて消泡処理のサイクル数を決定する。
これにより、泡の量が非常に多い場合でも十分に消泡ができる一方、それよりも少ない場合には、より簡易かつ短時間で消泡を行うことができ、洗浄コストや洗浄に要する資源が余分に消費されることを防止する。
(課題を解決するための一つの手段)
本発明の食器洗浄機は、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に対して、洗浄工程実行開始後の所定時点で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間h0が占める比率が、洗浄槽内で泡が発生している状態を示す基準値を超えているときに、少なくとも排水工程、給水工程、補水工程を含むサイクルを1回以上行う消泡処理を実行し、
消泡処理の補水工程で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間hnが、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行う制御装置を有する。
(その作用と効果)
洗浄工程実行前では、ポンプが作動しないため、どのような洗剤が投入されていても泡は発生しない。このため、給水を開始してから所定水位に達する時間は、洗剤の種類によらず一定である。
これに対し、洗浄工程実行開始後に補水する時点では、ポンプによって攪拌が行われ、台所用中性洗剤が誤投入されていたり、食器類に生卵等が付着しているときは、泡が発生して洗浄水が減少している。このため、洗浄工程実行開始後の所定時点で、所定水位を回復するための補水を行うと、補水に要する時間はまちまちとなる。泡が発生していない状態であれば、洗浄槽や食器類に付着した水滴分ほどの補水で済むため、短時間で補水が終了する。一方、泡が発生している状態であれば、その泡の形成に利用された水分だけの補水を行わなければならないため、補水に要する時間は長くなる。
したがって、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に対して、洗浄工程実行開始後の所定時点で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間h0が占める比率を求めれば、洗浄槽内で泡が発生している状態を示す基準値を超えているか否かを判定することができる。
そして、基準値を超えているときには、少なくとも排水工程、給水工程、補水工程を含むサイクルを1回以上行う消泡処理を実行する。上記したように、補水に要する時間は、泡の発生の状態によってまちまちとなる。したがって、消泡処理の補水工程で補水を開始してから所定水位に達した時間hnが、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達した時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行えば、泡が十分に消された状態で消泡処理のサイクルを終了することができる。
本食器洗浄機では、洗浄槽内で泡が発生している状態のときには、泡の発生量に応じて消泡処理のサイクルの終了判定を行う。これにより、泡の量が非常に多い場合でも十分に消泡ができる一方、それよりも少ない場合には、より簡易かつ短時間で消泡を行うことができ、洗浄コストや洗浄に要する資源が余分に消費されることが防止される。
(課題を解決するための好ましい手段)
制御装置は、前記時間hnに、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0と消泡処理の給水工程で給水を開始してから所定水位に達するまでの時間knとの差分を加算し、当該加算した時間が前記時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行うことが好ましい。
(その作用と効果)
消泡処理の給水工程では、洗浄槽内の残泡を希釈しながら給水されるため、給水を開始してから所定水位に達した時間knは、泡が消えて洗浄水に変化した分だけk0よりも短くなる。したがって、時間k0と時間knの差分は、泡の量によってまちまちとなり、泡の量が少ないほど小さく、泡の量が多いほど大きくなる。一方、時間hnも、泡の量が少ないほど短く、泡の量が多いほど長くなる。したがって、時間hnに、時間k0と時間knの差分を加えた時間は、泡の量が少なければ短くなり、泡の量が多ければ長くなり、泡の量に対応することとなる。
このように、時間hnに、時間k0と時間knの差分を加えた時間が、時間k0に占める比率を計算すれば、値の小さなhnだけで比率を計算するよりも、消泡処理のサイクルの終了判定を正確に行うことができる。
(課題を解決するための一つの手段)
本発明の他の食器洗浄機は、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に対して、洗浄工程実行開始後の所定時点で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間h0が占める比率が、洗浄槽内で泡が発生している状態を示す基準値を超えているときに、少なくとも排水工程、給水工程を含むサイクルを1回以上行う消泡処理を実行し、
消泡処理の給水工程で給水を開始してから所定水位に達するまでの時間knが、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行う制御装置を有する。
(その作用と効果)
消泡処理の給水工程では、洗浄槽内の残泡を希釈しながら給水されるため、給水を開始してから所定水位に達した時間knは、泡の量が多いほど短く、泡の量が少ないほど長くなり、泡の量に対応する。したがって、時間knの差分が、時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行えば、泡が十分に消された状態で消泡処理のサイクルを終了することができる。
本食器洗浄機では、泡の発生量に応じて消泡処理のサイクルの終了判定を行い、泡の量が非常に多い場合でも十分に消泡できる一方、それよりも少ない場合には、より簡易かつ短時間で消泡を行うため、洗浄コストや洗浄に要する資源が余分に消費されるのを防止することが可能となる。
(課題を解決するための好ましい手段)
制御装置は、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0と消泡処理の給水工程で給水を開始してから所定水位に達するまでの時間knとの差分が、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行うことが好ましい。
(その作用と効果)
時間k0と時間knの差分は、泡の量によってまちまちであり、泡の量が少ないほど小さく、泡の量が多いほど大きくなり、泡の量に対応する。したがって、時間k0と時間knの差分が、時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行うことによっても、泡が十分に消された状態で消泡処理のサイクルを終了することができる。
以下に説明する実施例の主要な特徴を最初に列記する。
(形態1)洗浄水の入れ替え処理では、クリーニング処理を1サイクル実行し、消泡処理では、クリーニング処理を複数サイクル実行する。クリーニング処理の1サイクルには、少なくとも「排水工程」、「給水工程」、「補水工程」が含まれる。
(形態2)洗浄水の入替え処理では、「排水工程」、「給水工程」を実行し、消泡処理では、クリーニング処理を複数サイクル実行する。クリーニング処理の1サイクルには、少なくとも「排水工程」、「給水工程」、「補水工程」が含まれる。
(第1実施例)図1は、第1実施例の食器洗浄機の概略断面図を示す。なおこの図では、通常において食器洗浄機が有する部品が適宜省略されている。
食器洗浄機は、洗浄機本体10によって外枠が構成されている。洗浄機本体10の内部には、洗浄槽12が収容されている。洗浄槽12の前側(図1では左側)には、扉34が取付けられている。扉34の上部には、操作パネル28が設けられている。操作パネル28には、電源スイッチ、スタート/一時停止スイッチ、コース(「標準コース」「念入りコース」等)選択スイッチ等の各種操作スイッチや、報知ランプが備えられており、制御部32に電気的に接続されている。制御部32は、食器洗浄機の各部品の動作を制御する(制御部32のブロック構成については後に詳述する)。
洗浄槽12の背面の中間部の開口12aは、給水管11の一端と繋がっている。給水管11の途中には、給水弁84が設けられている。給水管11の他端11aは、食器洗浄機の外部の給水源82に接続されている。
洗浄槽12の背面の下側の開口12bは、エア抜き管78の一端と繋がっている。エア抜き管78の他端は、後述する排水管56に接続されている。エア抜き管78は、排水管56がサイホンとなって、排水が洗浄槽12に逆流するのを防止する。
洗浄槽12の底部には、開口部49が形成されている。開口部49の下方には、水溜め部52が設けられている。
水溜め部52には、第1管54、第2管55、排水管56の一端が接続されている。第1管54は、洗浄水が循環する管であり、その途中には、洗浄ポンプ59が設けられている。第1管54の他端54aは、洗浄槽12の内部に達している。第1管54の他端54aは、回転ノズル58に接続されている。
第2管55の他端には、水位検知ケース62が取付けられている。水位検知ケース62内には、フロート60が配置されている。フロート60の上方には、水位検知スイッチ64が設けられている。水位検知スイッチ64は、制御部32に電気的に接続されている。
排水管56の途中には、排水ポンプ76が設けられている。排水管56の他端56aは、食器洗浄機の外部の排水部74に接続されている。
図2は、制御部32のブロック構成図である。図2に示すように、制御部32は、制御手段2と、駆動手段4と、レベル判定手段6と、タイマ手段8とを備えている。
制御手段2には、操作スイッチ入力部30から各種スイッチ信号が入力される。操作スイッチ入力部30は、操作パネル28に備えられた各種操作スイッチから使用者の操作によって発せられた信号を入力する。制御手段2にはまた、水位検知スイッチ入力部66から水位検知信号が入力される。水位検知スイッチ入力部66は、フロート60が水位検知スイッチ64を押すことによって発せられた水位検知信号を入力する。
水位検知スイッチ入力部66からは、レベル判定手段6にも水位検知信号が入力される。このレベル判定手段6には、タイマ手段8からも計時実行を指示する計時信号が入力される。レベル判定手段6は、水位検知スイッチ入力部66からの水位検知信号とタイマ手段8からの計時信号に基づき、予め記憶されたプログラムに従って演算を行い、洗浄槽内の泡発生レベルを判定する。泡レベルは、レベル1=正常状態、レベル2=軽度のエア噛み状態(洗浄水の入替え処理を実行すれば泡を除去できる状態)、レベル3=泡漏れ状態(消泡処理を実行すれば泡を除去できる状態)のいずれかに判定される。レベル判定手段6が出した泡発生レベルの判定結果は、制御手段2に入力される。
レベル判定手段6は、泡発生レベルのうち、レベル2かレベル3かを判別するために、図6に示す基準値を記憶している。基準値は、給水圧に応じて決定されている。給水圧は、図3(1)に示す洗浄処理での2番目の「給水工程」での給水時間k0に応じて特定される。本実施例では、給水時間k0が120秒となった場合は、給水圧が0〜0.5kg/cm未満に特定され、給水時間k0が56秒となった場合は、給水圧が0.5〜1.0kg/cm未満に特定され、給水時間k0が41秒となった場合は、給水圧が1.0〜1.5kg/cm未満に特定され、給水時間k0が36秒となった場合は、給水圧が1.5kg/cm以上に特定される。このように特定されるそれぞれの給水圧に応じて、基準値が決定されている。基準値の利用については、後に詳述する。
制御手段2は、上記の各入力に基づき、予め記憶された制御プログラムに従って、駆動手段4に排水ポンプ59、給水弁84、給水ポンプ59を駆動するための駆動制御信号を与える。
次に、食器洗浄機の動作について説明する。図3(1)のタイミングチャートに示すように、食器洗浄機の実行する処理を大きく分けると、「洗浄処理」と複数回の「すすぎ処理」等となる。以下では、使用者のスイッチ操作によって「標準コース」が選択された場合の「洗浄処理」について説明する。
図3(1)のタイミングチャートに示すように、「洗浄処理」においては、「排水工程」「給水工程」「洗浄工程」「待ち工程」「補水工程」「A工程」「洗浄工程」が行われる。このうち「A工程」は、泡発生レベルによって動作態様が異なる(詳細は後述する)。
網掛けされた部分は、各工程において作動する部品を表している。その下には各工程における所要時間が示されている。
図4と図5のフローチャートを参照して、「洗浄処理」の各工程における詳細な手順を説明する。
最初に使用者のスイッチ操作によって、操作スイッチ入力部30から運転スタート信号が制御手段2に入力される。これにより「排水工程」が開始され、駆動手段4によって排水ポンプ76が始動される(ステップS102)。図3(1)に示すように、約40秒後に、排水ポンプ76が停止され(図4のステップS104)、「排水工程」が終了する。
次いで図3(1)に示す「給水工程」が開始され、給水弁84が開かれる(図4のステップS106)。すると、給水源82から給水管11を通じて洗浄槽12内に給水される。同時にタイマ手段8からレベル判定手段6に計時信号が送られ、レベル判定手段6が給水開始から計時を開始する。給水が継続されると、水位検知ケース62内のフロート60が上昇する。洗浄槽12の水位が所定の水位に達し、フロート60の上端が水位検知スイッチ64に当たると、水位検知スイッチ64がONする(ステップS108でYES)。すると、その水位検知信号が、水位検知スイッチ入力部66から、制御手段2とレベル判定手段6に送られる。制御手段2から駆動手段4に駆動信号が送られ、給水弁84が閉じられる(ステップS110)。これにより、「給水工程」が終了する。またレベル判定手段6は計時を終了し、計時した給水時間k0(給水開始から水位検知信号入力までの時間)を記憶する(ステップS112)。
続いて洗浄ポンプ59が始動され(ステップS114)、図3(1)に示す「洗浄工程」が開始される。洗浄ポンプ59が300秒駆動されると、その後一時停止される(図4のステップS116)。
専用洗剤が使用されていても生卵等が付着した食器が洗浄された場合や、台所用中性洗剤が誤投入されている場合は、洗浄ポンプ59の駆動によって、洗浄槽内で水と洗剤が攪拌されて泡が発生し、水位が低下している。水位が低下するのは、洗浄水の一部が泡の形成に利用されて洗浄水が減少するためである。このように泡が発生した場合のために、図3(1)に示す「待ち工程」において洗浄ポンプ59を一時停止する。すると、洗浄槽12と水位検知ケース62の水位の不均衡によって、洗浄槽12から水位検知ケース62へ泡と洗浄水が流入する。10秒程度で均衡水位を回復することができるため(図4のステップS118)、その時点で給水弁84を開き(ステップS120)、図3(1)に示す「補水工程」を開始する。同時にタイマ手段8からレベル判定手段6に計時信号が送られ、レベル判定手段6が補水開始から計時を開始する。
洗浄槽12の水位が所定の水位に達し水位検知スイッチ64がONするまで補水が継続されると(図4のステップS122)、給水弁84が閉じられる(ステップS124)。これにより、図3(1)に示す「補水工程」が終了する。
このとき、レベル判定手段6は計時を終了し、記憶した給水時間k0に対する補水時間h0の比率を計算する(図5のステップS128)。上記したように、泡が発生した場合は、洗浄槽12内の水位が「給水工程」の終了時点よりも低下している。フロート60は、水に対しては浮力が働くが、泡に対しては沈降する。このため、水位検知ケース62内に泡が入り込んでいても、フロート60は洗浄槽12内の水位に応じて低い位置にある。補水によって「給水工程」の終了時点の水位を回復すると、水位検知スイッチ64がONされて「補水工程」が終了するため、補水時間h0を泡の発生量とみなすことができる。すなわち、水位を回復するまでのh0が短いほど泡の発生量が少ないと考えられる。よって、ステップS130において、比率が0.065未満と計算された場合は、専用洗剤が使用されており泡もほとんど発生していない状態(正常状態)と判定される(ステップS130でYES)。この場合は、図3(1)に示す「A工程」においてはレベル1モードの運転が実行される(ステップS132)。図3(2)に示すように、レベル1モードでは、そのまま次の「洗浄工程」に移行するため、図5のステップS140において洗浄ポンプ76が駆動される。
一方、図5のステップS128において、比率が0.065を超えると計算された場合は、泡が発生していると判定され(ステップS130でNO)、図3(1)に示す「A工程」ではレベル2モードの運転が実行される(ステップS134)。
図3(2)に、レベル2モード運転の詳細が示されている。レベル2モードでは洗浄水の入替え処理が実行される。洗浄水の入替え処理では、クリーニング処理が1サイクル行われる。サイクル中の1回目の「排水工程」は泡を排出することを目的とし、1回目の「給水工程」と2回目の「排水工程」は、洗浄槽内の残泡を希釈して排出することを目的とし、2回目の「給水工程」と「洗浄工程」は残留洗剤で泡を生成しておいてから消泡することを目的として行われる。続く「待ち工程」と「補水工程」は、その後にレベル3モード運転に移行するか否かの判定をすることを目的として行われる。このようにクリーニング処理が1サイクル実行されると、洗浄槽12内の洗浄水が入替えられる。
1サイクル終了時点では、図5のステップS136において、{h1+(k0−k1)}/k0を計算する。ここで、h1はレベル2モードでの「補水工程」での補水時間、k0は最初の「給水工程」での給水時間、k1はサイクル中の2回目の「給水工程」での給水時間を示す。この計算によって、泡レベルが正確に判定される。
このように計算された比率が、図6に示す基準値を下回る場合は、泡が発生しているが洗浄槽に収まる量の状態(軽度のエア噛み状態)であったと判定される(図5のステップS136でYES)。この基準値は、エア噛み状態の解消値でもあり、ここで基準値を下回ればエア噛みの状態が軽度であったと考えられるためである。例えば、専用洗剤が使用されているが、生卵等が付着した食器が洗浄されて泡が発生しており、水と空気が混合した状態で洗浄ポンプ59が作動している場合等である。このように軽度のエア噛み状態と判定された場合は、洗浄水の入替え処理を実行するだけで泡をエア噛みしない量に減らすことができるため、ここで「A工程」を終了する。
その後、図5のステップS140において洗浄ポンプ76が駆動され、図3(1)に示す最後の「洗浄工程」に移行する。
一方、図5のステップS136において、計算された比率が基準値を超える場合は、泡が大量に発生し、洗浄槽から漏れるおそれのある状態(泡漏れ状態)と判定される(ステップS136でNO)。例えば、台所用中性洗剤が多量に誤投入された場合等である。この場合は、レベル3モードの運転に移行する(ステップS138)。
レベル3モードでは消泡処理が実行される。図3(2)に示すように、消泡処理では、{hn+(k0−kn)}/k0[n;サイクル数]の値が基準値未満に達するまで、クリーニング処理のサイクルが繰り返し行われる。サイクルを繰り返すにつれて徐々に泡が消えていくので、補水時間hnは短くなる一方、給水時間knは長くなり、{hn+(k0−kn)}/k0の値が小さくなっていく。この値が基準値未満に達すると、仕上げとして更に3サイクルのクリーニング処理が行われる。これにより、泡がエア噛みしない量にまで減らされ、「A工程」が終了する。
その後、図5のステップS140において洗浄ポンプ76が駆動され、図3(1)に示す最後の「洗浄工程」に移行する。
最後の「洗浄工程」が約900秒実行されると、洗浄ポンプ76が停止され(図5のステップS144)、図3(1)に示す「洗浄処理」が終了する。
続いて図3(1)に示す複数回の「すすぎ処理」等が実行され、食器洗浄機が実行する全ての処理が終了する。
以上のように、本実施例の食器洗浄機は、正常状態、軽度のエア噛み状態、泡漏れ状態を区別して判定し、軽度のエア噛み状態と泡漏れ状態では異なるモードの運転を行う。そして泡漏れ状態モードの運転では、クリーニング処理のサイクルを基準値以下になるまで繰り返す。これにより、軽度のエア噛み状態では、1サイクルだけクリーニング処理を実行するだけで泡が除去されて、洗浄コストや洗浄に要する資源が余分に消費されることが防止される一方、泡漏れ状態では、エア噛みしないだけの泡の量になるまでの十分なサイクル数のクリーニング処理を実行して泡が除去される。
(泡レベル判定/終了判定の変形例1)
上記の実施例では、{h1+(k0−k1)}/k0を計算することによって泡レベルがレベル2かレベル3かを判定し(図5のステップS136)、レベル3と判定されると、{hn+(k0−kn)}/k0の値が基準値未満に達したときにクリーニング処理の終了が判定された。
上記したように、泡が少なければ補水時間は短くなり、補水時間h1又はhnを泡の発生量とみなすことができる。したがって、図5のステップS136において、h1/k0を計算することによって、泡レベルがレベル2であるかレベル3であるかを判定し、レベル3と判定されると、hn/k0の値が基準値未満に達したときにクリーニング処理の終了を判定することも可能である。
(泡レベル判定/終了判定の変形例2)
上記したように、泡が少なければ給水時間は長くなり、給水時間k1又はknを泡の発生量とみなすことができる。したがって、図5のステップS136において、k1/k0を計算することによって、泡レベルがレベル2かレベル3かを判定し、レベル3と判定されると、kn/k0の値が基準値以上に達したときにクリーニング処理の終了を判定することも可能である。
(泡レベル判定/終了判定の変形例3)
また、(k0−k1)又は(k0−kn)も泡の量とみなすことができる。泡が消えて洗浄水に変化した分だけk0よりもk1又はknの方が短く済み、その差分を泡の量とみなすことができるためである。したがって、図5のステップS136において、(k0−k1)/k0を計算することによって、泡レベルがレベル2であるかレベル3であるかを判定し、レベル3と判定されると、(k0−kn)/k0の値が基準値未満に達したときにクリーニング処理の終了を判定することも可能である。
(第2実施例)次に、第2実施例について説明する。第2実施例では、「洗浄処理」の泡レベルの判定方法が異なっており、図6の基準値を利用しない。また、レベル別モードの運転態様が第1実施例と異なっている。その他については第1実施例と変わるところがないため、重複説明を省略する。
図7は、第2実施例のタイミングチャートであり、図8と図9は、第2実施例の「洗浄処理」の各工程における詳細な手順を示すフローチャートである。第2実施例では、図7(1)に示す「洗浄処理」のうち、最初の「排水工程」から「補水工程」までは第1実施例と同様に実施されるため、図8のステップS202からステップS224の処理も第1実施例と同様に実行される。以下では、図7(1)に示す「A工程」以降の処理について説明する。
図9のステップS228では、レベル判定手段6が、記憶された給水時間k0に対する補水時間h0の比率を計算する。比率が0.065未満と計算された場合は、専用洗剤が使用されており泡もほとんど発生していない状態(正常状態)と判定される(ステップS230でYES)。この場合は、図7(1)に示す「A工程」においてはレベル1モードの運転が実行される(ステップS232)。図7(2)に示すように、レベル1モードでは、そのまま次の「洗浄工程」に移行するため、図9のステップS240において洗浄ポンプ76が駆動される。
一方、図9のステップS228において、比率が0.065を超えると計算された場合は、泡が発生していると判定される(ステップS230でNO)。この場合は、さらに比率が0.11未満か否かによって軽度の泡噛み状態か泡漏れ状態かが判定される(ステップS234)。ここで0.11は、泡漏れしない上限値である。比率が0.11未満と計算され、軽度の泡噛み状態と判定された場合は、図7(1)に示す「A工程」ではレベル2モードの運転が実行される(ステップS236)。
図7(2)に、レベル2モード運転の詳細が示されている。レベル2モードでは洗浄水の入替え処理が実行される。洗浄水の入替え処理では、「排水工程」と「給水工程」が行われる。「給水工程」は、水位検知スイッチ64がONするまで継続されるが、洗浄水が洗浄槽から溢れてしまうことを防止するために、k0×1.36の時間を上限とする。このように軽度のエア噛み状態と判定された場合は、洗浄水の入替え処理を実行するだけで泡をエア噛みしない量に減らすことができるため、「A工程」を終了する。
その後、図9のステップS240において洗浄ポンプ76が駆動され、図7(1)に示す最後の「洗浄工程」に移行する。
一方、図9のステップS234において、比率が0.11以上の泡漏れ状態とされた場合(YESの場合)は、図7(1)に示す「A工程」ではレベル3モードの運転が実行される(ステップS238)。
図7(2)に、レベル3モード運転の詳細が示されている。レベル3モードでは消泡処理が実行される。消泡処理では、{hn+(k0−kn)}/k0の値が0.1未満に達するまで、クリーニング処理のサイクルが繰り返し行われる。ここで0.1は、エア噛み状態の解消値である。なお上記したように、hnやknや(k0−kn)も泡の量とみなすことができるため、h1/k0または(k0−k1)/k0が0.1未満に達するか否か、あるいは、kn/k0が0.9以上に達するか否かによって、クリーニング処理のサイクルの終了判定を行ってもよい。
この消泡処理においても、洗浄水が洗浄槽から溢れてしまうことを防止するために、「給水工程」ではk0×1.36の時間が上限とされ、「補水工程」ではk0×0.36の時間が上限とされる。
最終的に{hn+(k0−kn)}/k0の値が0.1未満に達すると、仕上げとして更に3サイクルのクリーニング処理が行われる。これにより、泡がエア噛みしない量にまで減らされ、「A工程」が終了する。
その後、図4のステップS140において洗浄ポンプ76が駆動され、図3(1)に示す最後の「洗浄工程」に移行する。
最後の「洗浄工程」が約900秒実行されると、洗浄ポンプ76が停止され(図9のステップS244)、図7(1)に示す「洗浄処理」が終了する。
以上のように、本実施例の食器洗浄機も、正常状態、軽度のエア噛み状態、泡漏れ状態を区別して判定し、軽度のエア噛み状態と泡漏れ状態では異なるモードの運転を行う。そして泡漏れ状態モードの運転では、クリーニング処理のサイクルを基準値以下になるまで繰り返す。これにより、軽度のエア噛み状態では、「排水工程」と「給水工程」だけを実行するだけで泡が除去されて、洗浄コストや洗浄に要する資源が余分に消費されることが防止される一方、泡漏れ状態では、エア噛みしないだけの泡の量になるまでの十分なサイクル数のクリーニング処理を実行して泡が除去される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
・軽度のエア噛み状態や泡漏れ状態と判定された場合は、報知手段によってその旨を報知してもよい。報知手段としては、ランプ光、ブザー音、振動等を発生させるものを採用することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
食器洗浄機の概略断面図である。 制御装置のブロック構成を示す図である。 第1実施例の食器洗浄機の動作についてのタイミングチャートである。 第1実施例の「洗浄処理」の詳細な手順を示すフローチャートである。 第1実施例の「洗浄処理」の詳細な手順を示すフローチャートである。 泡レベルを判定するための基準値を示す図である。 第2実施例の食器洗浄機の動作についてのタイミングチャートである。 第2実施例の「洗浄処理」の詳細な手順を示すフローチャートである。 第2実施例の「洗浄処理」の詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10:食器洗浄機本体、
11:給水管、
12:洗浄槽、
32:制御装置、
54:第1管、
55:第2管、
56:排水管、
59:洗浄ポンプ、
60:フロート、
64:水位検知スイッチ、
76:排水ポンプ、
84:給水弁

Claims (4)

  1. 洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に対して、洗浄工程実行開始後の所定時点で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間h0が占める比率が、洗浄槽内で泡が発生している状態を示す基準値を超えているときに、少なくとも排水工程、給水工程、補水工程を含むサイクルを1回以上行う消泡処理を実行し、
    消泡処理の補水工程で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間hnが、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行う制御装置を有する食器洗浄機。
  2. 制御装置は、前記時間hnに、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0と消泡処理の給水工程で給水を開始してから所定水位に達するまでの時間knとの差分を加算し、当該加算した時間が前記時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行うことを特徴とする請求項1の食器洗浄機。
  3. 洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に対して、洗浄工程実行開始後の所定時点で補水を開始してから所定水位に達するまでの時間h0が占める比率が、洗浄槽内で泡が発生している状態を示す基準値を超えているときに、少なくとも排水工程、給水工程を含むサイクルを1回以上行う消泡処理を実行し、
    消泡処理の給水工程で給水を開始してから所定水位に達するまでの時間knが、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行う制御装置を有する食器洗浄機。
  4. 制御装置は、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0と消泡処理の給水工程で給水を開始してから所定水位に達するまでの時間knとの差分が、洗浄工程実行前に給水を開始してから所定水位に達するまでの時間k0に占める比率に基づいて、消泡処理のサイクルを終了するか否かの判定を行うことを特徴とする請求項3の食器洗浄機。
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